JP2000029451A - 表計算シ―トの表示方法 - Google Patents

表計算シ―トの表示方法

Info

Publication number
JP2000029451A
JP2000029451A JP16439799A JP16439799A JP2000029451A JP 2000029451 A JP2000029451 A JP 2000029451A JP 16439799 A JP16439799 A JP 16439799A JP 16439799 A JP16439799 A JP 16439799A JP 2000029451 A JP2000029451 A JP 2000029451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
cells
spreadsheet
constraint
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16439799A
Other languages
English (en)
Inventor
Polle T Zellweger
ティ ゼルウエガー ポル
Jock D Mackinlay
ディ マッキンレー ジョック
Bay-Wei Chang
ウェイ チャン ベイ
Igarashi Taeko
イガラシ タエコ
Gregory Niemeyer
ニエメイヤー グレゴリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/098,903 external-priority patent/US6256649B1/en
Priority claimed from US09/098,904 external-priority patent/US6185582B1/en
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2000029451A publication Critical patent/JP2000029451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines
    • G06F40/18Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines of spreadsheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示された二個以上のセルが制約式と論理的
にリンクしているセルのアレイとして表示された主デー
タ本体にユーザ焦点の領域を選択する際に拡張された表
示方法。 【解決手段】 表示された二個以上のセルのカラーを動
的に調整できるようにしてマウスまたは他の手段で操作
されるカーソル58で選択されたユーザ焦点57に応答
する。表示された二個以上のセル各々は、僅かに異なる
カラーに彩色され、その濃淡カラーの形成によってセル
の制約式へのリンクが示される。他に、制約式関係また
は数式を示す注釈52も、マウスで過渡的に焦点を合わ
すことによって起動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの表
計算ソフト(コンピュータスプレッドシート:computer
spreadsheets)の表示に関する。特に、本発明は、コ
ンピュータの表計算シートにおいて補足的な制約式情報
と表計算セル関係とをユーザが制御して表示する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術および課題】財務情報の多次元アレイを構
成・作成する電子表計算ソフト(エレクトロニックスプ
レッドシート:electronic spreadsheets)が広く用い
られている。普通、電子表計算ソフトでは行と列とに配
列されたセルの表が表示され、各セルにはユーザが容易
に変えることができる諸々の数字データが入力される。
ユーザは、セル各々の間またはセルの行と列との間に多
種多様の数学的または論理的な関係(普通「関数」また
は「数式」として知られる)を定義し、セルのとり得る
内容を限定する制約式を形成することができる。例え
ば、セル(C)を制約して、セル(A)とセル(B)と
を加算した結果を表示するようにできる。例えば、セル
(A)が値3を表示し、セル(B)が値4を表示すると
すれば、セル(C)は値7を表示する。ユーザがセル
(A)の値を3から5へ変えると、セル(C)が表示す
る値は、制約式式:(C)=(A)+(B)に従って再
計算され、9に変わる。このように、制約式は、複数の
セル間の関係を論理的にリンクさせるものである。
【0003】普通、表計算の表示レイアウトでは制約式
の基底にある(潜在する)式や構造についてはキュー
(手がかり;cue)がある。例えば、紙上で行われる
従来の会計用表計算の標準慣行では、隣接のセルは加減
算される関係にあることが多い。しかし、ある種のアプ
リケーションでは、単純な表形式のレイアウトとは異な
る複雑な制約式を定義するのが望ましいことも多い。こ
のような表計算を理解するためには、注釈がたくさん必
要である。さもなければ、ユーザ側で、表計算シートの
各セルをよく調べ、表計算の制約式を形成しているセル
諸式を探索・読出する必要がある。残念なことに、これ
は認識論的に困難な仕事である。ユーザが、レイアウト
に関して利用できるキューを誤解したり、表計算シート
が大きかったり、セルの間の関係や制約式を形成する数
式が複雑な時があるからである。
【0004】従って、表計算ソフトの説明力を向上させ
る多彩な試みが行われてきたことが理解される。例え
ば、マイクロソフト社(Microsoft Cor
p.)販売の表計算ソフトであるエクセル97(商標)
では、所与のセルに対して制約式を限定つきではあるが
可視表示できる。マウス操作のカーソルでセルを選択す
ると、対応する数式が、別に備えられた「数式バー」に
表示される。数式バーをクリックすると、該数式に関係
しているセルが、カラーで縁取られてハイライトされ
る。セルの縁のカラーは、数式内のセル参照(数式内で
参照しているセル)のカラーとマッチしている。すなわ
ち、該当するセルのカラーは数式内のセルの表示のカラ
ーと同じにされている。これらカラーの長方形枠を移動
・調整して、対応する式を編集することができる。しか
し、マイクロソフトエクセル97(商標)では、一度に
は一個のセルに対して入っている制約式だけしか示さな
い。他のセルに対する関係を見るためには、新しいセル
をクリックしなければならないが、そうすると、前のセ
ルの制約式が見えなくなってしまうという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】必要なことは、表計算シ
ートの他にセル間の論理的関係を規定する制約式情報も
効果的に表示することである。このような制約式情報
は、静止画表示、アニメーション画表示、あるいは多種
多様な彩色や網かけ技法に基づく表示などで示すことが
できる。従って、本発明は、画面に表示可能な主データ
本体(通常は数値)とこれを部分的に定義する制約デー
タの双方を動的に表示する方法を提供する。ユーザの焦
点領域(注目している領域)が主データ本体を選択され
ている時、(ユーザ焦点が維持されている限り)、制約
データは動的に表示されると共に、主データ本体に存在
する個々のデータが同時的に変形され、制約データのプ
レゼンテーションを強調する。ユーザー焦点が変わる
と、制約データのプレゼンテーションは自然に消え、主
データ本体は最初の表示形式に戻ることができる。
【0006】理解されるように、制約を受ける側の主デ
ータ本体は普通は数字であり、一方、制約する側のデー
タは主としてテキスト、グラフィックであり、場合によ
ってはテキストとグラフィック要素の混合とすることが
できる。普通、制約する側のデータは、表計算シートの
特定のセルを(マウスまたはキーボードを用いてカーソ
ルを動かして)ユーザ焦点として選択することによって
一時的に呼び込まれ、適切な制約データまたはデータフ
ローパス(データの流れを表す道筋)が静的または動的
に発生され、表示されている表計算シートに付加され
る。ある種のアプリケーションでは、主データ本体が入
力されているセルのレイアウト、テキストのサイズ、ま
たは他の空間特性を調整し、新しく表示された制約デー
タを収容することができる。すなわち、主データ本体の
大きさを小さくしたり、表を動かしたりして、制約デー
タについての表示するスペースを作りそこに制約データ
についての表示を行うことができる。別法としては、デ
ータを示すためにセルにカラー濃淡差を付けることがで
きる。例えば、加算の元になるセルとその結果のセルに
ついての濃淡をつけて表示することができる。ユーザ焦
点の適切な決定は、従来のように画面に表示されたポイ
ンタ位置をマウスまたはキーボードで制御して追跡した
り、タッチに鋭敏なオーバーレイを画面に用いたり、ア
イまたはヘッド追従システムを用いたり、あるいは画面
の表示領域を信頼性をもって決定する他の従来のメカニ
ズムを用いたりして行うことができる。ユーザ焦点に位
置する支援制約データの動的表示の開始は、ユーザが開
始するマウスクリック、キーボード入力、指のタップ、
保持(例えば、注釈タグ(票;tag)上または近くに
マウスでカーソルを2秒間を超えて置いておくこと)、
または支援制約データを見るというユーザの意図を確認
する他の適切な入力手段に応答して行うことができる。
【0007】カラーコーディング、アニメーション、ラ
イン、または他のグラフィック要素に加えて、多種多様
な注釈タグを付け加えて、主データ本体に関する補足情
報を示すことができる。考えられる注釈タグとしては、
セルのコーナーに配置した数式、ギリシャ文字や、読め
ないほど小さな行間またはマージンのテキスト、シンボ
ル(例えば、*)、またはマージンに置いたサムネイル
(縮小画像;thumbnail)グラフィックスまた
は図が挙げられる。ある種の好ましいアプリケーション
では、注釈タグは、極めて小さいが、それでも読める表
計算の制約数式でもよい。他のアプリケーションではラ
イン、カーブ、またはグラフィックやテキストのアニメ
ーションを用いて、ユーザが主データ本体をレビュー
し、補足する支援データが在るかどうか確かめることが
可能となっている。ビジュアルのキューとしては普通で
あるが、ある種のアプリケーションでは、ポインタやユ
ーザ焦点を示す他の指示手段が注釈タグの近くの領域に
向けられて始めて、ユーザが注釈タグをビジュアルに認
識できるようになっている。ある種のアプリケーション
では、注釈タグを聴覚または触覚フィードバックに基づ
いて行うこともできる。例えば、音や力フィードバック
マウスの操作や触覚ディスプレイ装置を用いて聴覚また
は触覚注釈が付与される。
【0008】最良の結果を得るには、注釈または制約デ
ータを受け入れる際は、主データ本体と「折衝(ネゴシ
エーション:negotiations)」して、主データ本体の位
置、配置、サイズ、彩色、または他の印字上あるいはグ
ラフィック上の特性に対して好適な調整を決定しなけれ
ばならない。折衝して受け入れるようにすれば、従来の
ハイパーテキストウィンドウまたは「バルーンヘルプ」
に関する主な問題が克服される。しかし、そのような注
釈法では、主データ本体の上に小さなグラフィックまた
はウィンドウを単にオーバーレイするに過ぎないので、
主データ本体の必要な情報を覆ってしまうことがよくあ
る。対照的に、本発明では主データ本体と注釈または制
約データとの間に折衝が行われ、主データ本体と注釈ま
たは制約データとをどのように配置し、移動し、あるい
は変えるかを決定し、主データ本体の大事な部分をユー
ザが最もよく見えるように維持し、同時に制約データも
見ることができるようにする。
【0009】表計算シート上に制約データを受入れたり
注釈を示したりするのは、主データ本体のオーバーレイ
または空間形態素(空間的モーフィング)処理を通じて
行うことができる。オーバーレイ表示では、好適な呼出
し(コールアウト)、ライン、マーカ、またはアニメー
ションによって主データ本体の注釈領域が認識され、注
釈はマージン、行間、またはパラグラフ間の領域に置か
れる一方で、ユーザの視点を主データ本体の関連領域に
向けさせて置くようにしている。別法としては、カラー
やフォントの変化で主データ本体の注釈領域を認識する
ようにすることもできる。こうすると、例えば、主デー
タ本体の特定の領域を「グレー化」または退色させ、注
釈の支援データ部をグレー化した領域の上部に重ねて配
置することができる。オーバーレイ表示では、表計算シ
ートでセルやグラフィック要素を再配置することは一般
に必要ではない代わり、表計算シートの利用可能のスペ
ース(例えば、「空の」マージンスペースまたは「グレ
ー化」テキストで作成されたスペース)を用いる必要が
ある。
【0010】対照的に、主データ本体の空間形態素処理
では、ユーザ焦点に合った注釈タグ近傍のラインやワー
ドを置換したりサイズ差を付けて変更したりすることが
一般に必要である。主データ本体のワード、ライン、パ
ラグラフまたはグラフィック要素の位置が必要に応じて
(過渡的にアニメーション化されて)調整され、制約デ
ータが受け入れられる。こうすると、制約データまたは
注釈文は、読めるフルサイズで表示されると同時に主デ
ータ本体の内容もそのまま保持しておくことが可能とな
る。この場合は、注釈タグ近くの領域のラインの印字サ
イズを動的に小さくしたり、附属のシンボルやワードや
センテンスをライン内またはライン間で差し込んだりす
ることが行われる。ナンバー、ワード、ライン、パラグ
ラフ、グラフィック要素、表計算セル、またはマージン
などを除去して、制約データおよび注釈が入る余地を作
ることもできる。
【0011】当業者ならば分かるように、本発明の方法
は、制約式または主データ本体を作成または変更するの
を支援し、あるいは表計算ソフト構造に対するユーザ理
解に資する多種多様なマージン注記、ライン間書き込
み、グラフィックス、手書き文、表計算シートに対する
他の好適な注釈を作成するのを支援するのに用いること
ができる。主データ本体は画面上に表示可能であるの
で、ユーザはここにユーザ焦点の領域を選択し、注釈を
入れることが可能である。ユーザはキーボード、ペン操
作のタッチパッド、音声制御ソフト、または他の好適な
入力装置を用い、ユーザ焦点の領域に関連する支援デー
タ部を入力する。注釈文の作成や制約データの修正を支
援するために、画面表示の主データ本体を一部変更し、
ユーザ変更可能の制約データが提供される。上記の一部
変更の中に、注釈文を表示する領域(すなわち、ユーザ
が入力する支援データ部に関連した領域)がハイライト
されたり、グレー化されたりするオーバーレイ型表示を
含むことができるし、あるいは別法としては、主データ
本体の表示ラインを移動させてテキストまたは手書きの
入力を位置合わせして受け入れる空間形態素処理表示方
法を含むこともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に関して示されているよう
に、コンピュータ装置10は、コンピュータ20と、こ
れに接続された少なくとも一基の陰極線管(CRT)モ
ニタ15またはフラットパネルディスプレイ装置14と
を備える。コンピュータ20は、本発明の商用またはカ
スタムソフトウェアアプリケーションを運用するに好適
な従来のパソコンまたはワークステーションであって、
プロセッサ21、電子メモリ22、長期記憶装置23を
備える。入力モジュール28は、ペン装置13、従来の
キーボード16、自由度2または3のマウス装置17、
ペン操作または他のジェスチュア操作の入力装置、ペー
パースキャン装置、オーディオ入力用のマイクロフォン
18、または他の支援入力機構を用いてコンピュータ2
0へ入力する。モニタ15またはフラットパネル14を
通過するビジュアルディスプレイ出力に加えて、多種多
様の非ビジュアルコンピュータ出力が出力モニタ29に
は可能である。非ビジュアルコンピュータ出力には、オ
ーディオ出力、触覚出力、力フィードバック出力(力フ
ィードバックマウスまたはジョイスティックを用い
て)、テキストまたはグラフィックプリンタ、または他
の好適な出力機構が挙げられるが、これらに限定されな
い。コンピュータ20には、関連オペレーティングまた
はアーカイバ(アーカイブ)記憶装置25と一緒にロー
カルネットワーク24に接続できるし、更にはデータの
検索または伝送のために従来のインターネット網26に
接続することもできる。
【0013】本発明の目的を果たすために、ディスプレ
イ装置14、モニタ15としては高品質CRTモニタ;
パッシブまたはアクティブマトリクス液晶フラットパネ
ルディスプレイ;多種多様なプラズマ、光電子、または
マイクロオプトメカニカルディスプレイ;または他の従
来のディスプレイを用いることができる。良好な結果
は、1280×1024画素をサポートできる対角線1
9インチ(約48.3cm)以上のCRTモニタを用い
て得られる。これより良好な結果は、カルフォルニア州
パロアルト(Palo Alto)のディーピックス社
(dpiX,Inc.)販売にかかわるアモルファスシ
リコン使用のアクティブマトリクス液晶フラットパネル
ディスプレイを用いて得られる。例えば、好適なdpi
Xフラットパネルディスプレイの一つは、13.5イン
チ(約34.3cm)対角線サイズ、可視ディスプレイ
面積276mm×200mm、約300dpiの解像度
サポートの3072×2240画素、16グレーレベル
を有する。このような高解像度ディスプレイは、3ポイ
ントと低いフォントピッチでテキスト情報を正確に表示
することができるが、眼精疲労を最小限に抑える最小限
のフォントサイズとして、より普通には4または5ポイ
ントのテキストが用いられる。これらのディスプレイ
は、コンピュータ20に結合されたPCIコントローラ
カードに接続することができ、ウィンドウズNTコンピ
ュータOSに現在はサポートされている。理解されるよ
うに、前記のディスプレイ装置はどれでも、多種多様の
絶対または相対位置感応のタッチパッドまたは書き込み
タブレット(これは、選択的にディスプレイ上にオーバ
ーレイしてもよいし、コンピュータ20に別々に接続し
てもよい)と一緒に用い、従来のペン操作入力法でスク
リーンに直接注釈を書き込むことができる。
【0014】図2に見られるように、フラットパネルデ
ィスプレイ装置14(前に図1で示されている)に、潜
在する制約式により論理的に結合している多数の表計算
シートセルを備えているコンピュータ制御の拡張表計算
シート40が表示されている。表示されている拡張表計
算シート40の作成は、部分的には、主データ本体(ボ
ックス34で示される)と支援データ部(ボックス35
で示される)との折衝(図1のコンピュータ上で実行す
るソフトウェアモジュールの一つである折衝モジュール
36を用いて)によって行われる。主データ本体は、表
計算シートデータと制約式情報を備え、支援データ部
は、主データ本体に選択的に関連する付加的なグラフィ
ックまたはテキスト情報を備える。マウスを用いて表計
算セルの第一セル(マウス制御の矢印58で示される)
へカーソルを動かすと、多種多様のシンボルコネクタ、
カラーコード、または制約式に従ってセルを概念的に結
合するアニメーションが発生する。示されたセルから離
して表計算セルの第二セルへカーソルを動かすと、第一
セルに関連したシンボルコネクタ、カラーコード、また
はアニメーションが閉じ、第二セルに関連したシンボル
コネクタ、カラーコード、またはアニメーションが発生
する。普通、制約式関連の情報を表示するには、マウス
でカーソルを動かし、ある限定された時間だけ(例え
ば、約1/10秒から数秒であるが約1秒が普通)セル
へカーセルを置きさえすればよい。本発明のある種の態
様では、他にマウスのクリック、キーボード入力信号、
キーボードまたは音声を用いたモードスイッチ、または
他の好適な制御スキームなどが必要である。
【0015】拡張(強調された)アニメーション、カラ
ー変化、またはグラフィックシンボルなど、表計算シー
ト40の選択部分の制約式を解釈するキューを提供する
ものに加えて、読出し可能の注釈とその注釈の作成双方
が本発明の範囲と考えられる。図2に見られるように、
表計算シートに関連する注釈タグ52は、注釈タグ52
の近くのユーザー焦点領域57へマウス操作のカーソル
58を移動することによって選択することができる。そ
うすると、アニメーション発生シーケンスが始まり、テ
キスト注釈56が表示される。マウス操作のカーソル5
8をユーザー焦点領域に置くと、これに応答して、呼出
ライン54が付いた「呼出」注釈56が注釈タグ52か
ら外側に膨張し、表計算シートは分離・移動し(離れて
いくように移動する空間形態素(モーフィング)処
理)、拡張表計算シート40の行間にテキスト注釈文
(制約式数式、作成した注釈文、または表計算ソフト設
計を評価するのに有用な他の説明情報など)を収容・表
示する。
【0016】注釈文が膨張してくるアニメーションは、
普通、約1/4秒から約2秒継続する(かかる)ので、
ユーザは膨張してくる注釈文をビジュアルに追跡し続
け、その内容に適切な焦点を合わせ続けることができ
る。マウス操作のカーソルが移動してユーザ焦点が変わ
ると、注釈タグが置き換わり、逆の、収縮するアニメー
ションによって主データ本体が最初のフォーマットに戻
る。理解されるように、アニメーション速度は完全に制
御可能であり、例えば、高速の「ポップ−アップ」表示
の注釈文は簡単な注釈に対して表示され、注釈タグから
遠く離れた位置まで膨張する複雑な注釈文に対しては、
より長時間のアニメーションが用いられる。
【0017】理解されるように、表計算シートディスプ
レイ40に示される制約式情報(支援データ部)35
は、テキスト、グラフィックス、またはテキストとグラ
フィックス要素との混合を含むことができる。支援デー
タ部35は、マージンに、または表示のテキスト主デー
タ本体の行間に配置された簡単な説明文から構成される
注釈を必要に応じて含むことができる。注釈は、ハイパ
ーテキストリンクの宛先の説明、リンク宛先からの実際
の抜粋、リンク宛先の送元に対する関係、送元に関する
注釈、作成者や作成日付などのメタ情報、ハイパーリン
クの人気度または推薦データ、およびこれらの組み合わ
せや他の情報などを含むことができる。ユーザ側が作成
する注釈文は、例えば、脚注、相互参照、括弧付き文
章、参考文献、現在のセクション、ページ番号、図、
表、サイドバー、テーブル、コピーライト、または定義
などである。パーソナル注釈は、修正、添加、削除、
注、校閲者のコメント、ページ内のブックマーク、数学
の証明のような階層的情報、アウトライン副見出し、目
次、ダイアグラム読み出しなどであるが、本発明の幾つ
かの態様では逐次指示も好適である。ある種の態様で
は、キャラクタまたはパラグラフフォーマット、または
表計算シート制約式情報によって付与されるような論理
的またはリレーショナル構造を用いて、主データ本体3
4の理解を向上させることができる。
【0018】同様に、注釈タグは、主としてテキスト、
主としてグラフィックス、またはテキストとグラフィッ
クス要素とのある混合を含むことができる。考えられる
注釈タグとしては、数字タグ(例えば、脚注の数字)、
ギリシャ文字、あるいは読めないほど小さな行間または
マージンテキスト、シンボル(例えば、*(アスタリス
ク)つまり星形シンボル)またはマージンのサムネイル
グラフィックスまたは図面が挙げられる。ある種の好ま
しいアプリケーションでは、注釈タグは、支援データ部
の極めて小さいが、それでも読めるバージョンでもよ
い。例えば、この注釈は、支援データ部のクリップバー
ジョンで、主データ本体部を12ポイント印字で表示す
る場合、最初の行または最初の数ワードを小さい3,
4,5ポイント印字で示すようなものでもよい。スケー
ル拡大アニメーションの際には、支援データ部が重要に
なればなるほど、フォントサイズが(次第に、あるいは
1秒か2秒の間に)大きくなってフォントのポイントサ
イズが大きくなった行が多くなる。別法としては、情報
を要約して、例えば、要約のフレーズやタイトルを示す
こともできる。また、支援データ部がユーザ焦点に応じ
てサイズが大きくなったり、要約がフルテキストで置換
されたりする。
【0019】ある種のアプリケーションでは、ポインタ
やユーザ焦点を示す他の指示手段が注釈タグの近くの領
域に向けられて始めて、注釈タグがユーザにビジュアル
に認識できるようになっていることもある。例えば、注
釈タグが、図1の非ビジュアル出力モジュール29によ
って提供されるような聴覚または触覚フィードバックに
基づいて行われることもできる。例えば、音や力フィー
ドバックマウスの操作や触覚ディスプレイ装置を用いて
聴覚または触覚注釈を付与することもある。
【0020】マウスまたはキーボードで制御されたポイ
ンタまたはカーソルをディスプレイするに加えて、ユー
ザ焦点は、入力モジュール28および選択的に関連して
いるタッチに感応するオーバーレイをスクリーンに用い
たり、アイまたはヘッド追従システムを用いたり、ある
いは他の従来のメカニズムを用いたりして、スクリーン
表示領域を信頼性をもって決定することによって行うこ
とができる。ユーザ焦点に位置する支援情報の動的ディ
スプレイの開始は、ユーザが開始するマウスクリック、
キーボード入力、指のタップ、保持(例えば、注釈タグ
上または近くにマウスでカーソルを1/10秒から数秒
間、普通は約1秒間置いておくこと)、あるいは支援制
約データを見るというユーザの意図を確認する他の適切
な入力手段に応答して行うことができる。
【0021】技術に熟達した者ならば理解するように、
主データ本体を一部修正して、制約式情報や注釈ととも
に支援データ部を拡張表示するためには、主データ本体
内に支援データ部を収める必要がある。このようなデー
タ収容には、支援データ部が主データ本体と「折衝し」
(折衝モジュール36を用いて)、位置、配置、サイ
ズ、彩色、または主データ本体または支援データ部の他
の印字上あるいはグラフィック上の特性に対して好適な
調整を決定する必要がある。ユーザが注釈タグに興味を
示した後は簡単なアニメーションが表示されるが、この
アニメーションには、普通、注釈の拡大表示や表示され
た主データ本体の同時オーバーレイまたは空間および位
置的形態素処理が伴う。
【0022】有利なことに、このようなデータ収容を行
えば、支援データ部を読み出しできるフルサイズで表示
しながらも、主データ本体の内容を保持することが可能
である。つまるところ、本発明の方法では主データ本体
と支援データ部の相対的重要性が熟慮される。最初は、
主データ本体がユーザ焦点であり、スペースの大部分と
ユーザの注意の大部分とがこれに取られる。支援データ
部は、グラフィックのキュー(例えば、表計算シートの
レイアウト、または制約式数式の小印字バージョンであ
る注釈タグ)がヒントとなっている。ユーザが支援デー
タ部に焦点を合わせると、それ自体がグラフィック的に
変化し、より明快になり、サイズが大きくなり、よく見
える位置に移動し、太文字で表示されるなどになる。同
時に、主データ本体の方は、それ自体が変化し、明快さ
を欠くようになり、サイズが小さくなり、真ん中から端
の方へ移動し、淡い文字で薄く表示される。
【0023】理解されるように、主データ本体と支援デ
ータ部の間で折衝中に用いられる具体的な処理や設計パ
ラメータは、特定のアプリケーションに依存し、グラフ
ィックデザインの領域である。主データ本体(例えば、
表計算シート自体)と支援データ(例えば、制約式情報
または多種多様な注釈)は多彩なオーバーレイ技法、ま
たは多彩な空間形態素処理技法で一部変更することがで
きる。オーバーレイ技法では、主データ本体はそのオリ
ジナルのサイズ、スペース、または位置は実質的に変わ
らないので、主データ本体の表示変化を最小限に抑える
ことによってユーザの戸惑いを最小限にするという利点
がある。空間形態素処理技法では、主データ本体はその
オリジナルのサイズ、スペース、または位置が実質的に
変わるので、支援データ部の認識性を向上させるととも
に、主データ本体と支援データ部双方から、より多くの
情報を同時にディスプレイ装置上に表示することが可能
となる。
【0024】本発明の理解に資することであるが、主デ
ータ本体と支援データ部とを選択的に修正するために多
彩な戦略を用いることができる。例えば、スペースは以
下の修正を行って作ることができる。
【0025】1)配置・・・主データ本体が出ていっ
て、支援データ部が置き換わる。
【0026】2)サイズ・・主データ本体が縮小し、支
援データ部が同時に拡大する。
【0027】3)カラー・・主データ本体が淡く薄く表
示されて、支援データ部がスケールアップ(サイズが)
されると共に濃色になる。支援データ部はオーバーラッ
プ表示が可能となる。
【0028】4)変形・・・主データ本体が垂直方向ま
たは水平方向に伸びたり、縮んだり、あるいは任意に変
形して、支援データ部が入る余地を作る。
【0029】主データ本体テキストに要するスペース
は、ローカル領域でも(全体の変動を少なくするため)
あるいはリモート領域でも(恐らく興味領域であるロー
カル領域を容易に認識できるようにし、ここの変動を少
なくするため)変えることができる。表示画面への変更
(例えば、マージンの呼び出しが拡大するアニメーショ
ンや注釈テキストのサイズ変更)は、ペン先/マウスを
用いて支援データ部をクリックし、拡大させることによ
って開始することができる。ペン先/マウス操作のポイ
ンタが支援データ部に置いてある限り支援データ部は拡
大する(サイズが大きくなるのは勿論のこと、より多く
の情報が現れる可能性がある)。ペン先/マウス操作の
ポインタをディスプレイ装置上で動かし、一点に留まっ
ていると、支援データ部は拡大始める(ユーザ焦点の移
動)。ペン先/マウス操作のポインタが移動した後もデ
ータを拡大したままにしておくと、ユーザ焦点を複数に
することができる。データは再び縮小させるには、適当
な終了動作をしたり、ユーザ焦点を変えたり、あるいは
他の適当なユーザ制御操作を行ったりする。
【0030】理解されるように、表計算シートのコンテ
ンツや関連注釈にアクセスする前述の方法は、多種多様
な過渡的でモード依存のユーザ制御可能のメカニズムを
用いて実施することができる。制約式やアニメーション
を見る特に有用なメカニズムの一つは、「過渡的」画面表
示と名付けられるものである。過渡的画面表示法を用い
ると、ユーザが操作して接続している現在のセルに関連
した制約式の全部または一部をユーザが見ることができ
る。現在のセルに影響する入力セル(incomingcell)と
現在のセルが影響する出力セル(outgoing cell)は、
ユーザ焦点がその現在セルにある限りビジュアル化でき
る。入力セルは、現セルに入っている数式(すなわち、
制約式の特定の部分)が参照するセルで、出力セルは、
現セルの値が参照されるセルである。これら二種類のセ
ルの区別は、カラーの違いやラインの太さやユーザが認
識できる他の特性(シンボル要素、カラー、ライン、聴
覚、触覚)を用いて行うことができる。例えば、処理の
一つでは、入力セルの各グループは長方形の枠で囲ま
れ、出力セルはグレーで埋まる。有利には、ユーザはマ
ウス操作のカーソルをセルに移動することによって現在
セルを特定することができる。カーソルがセルに来る
と、セル(すなわち、入力セルと出力セルで、両者一緒
で表計算シートに対する制約式の一部分となる)に関連
したデータフローグラフが画面に次第に現れ(フェード
イン)、カーソルがセルから離れて移動すると、次第に
消える(フェードアウト)。ユーザは、表計算シートの
周りでカーソルを単に動かすことによって表計算シート
のデータフロー(データの流れを示す)グラフ構造を探
り出すことができる。普通、過渡的相互作用モードは、
ユーザがセルをクリックすると終了する。現在セルがセ
ル上に固定され、系は編集モードに入り、制約式式を編
集したり、あるいは当該セルに関連した制約式のデータ
フロー構造を修正したりする。
【0031】過渡的表示は多くの利点を有するけれど
も、ユーザは単にセル一個(あるいはカーソルがセルか
ら移動した後でも像が残っているように直列的に呼び出
された少数個のセル)に関連したデータフローグラフを
見るに過ぎないという制限がある。ある種の態様では、
表計算シートの各セルにカーソルを持ってこなくても表
計算シートの制約式構造を一度に見るのが有用なことも
ある。例えば、他のユーザが作成した表計算ソフトを渡
された時は全部の構造を直ぐに見たいと思うことであろ
う。「全構造画面表示」を用いれば、各セルの表示され
た入力セルと出力セル双方全ての制約式構造が全て画面
に現れる。例えば、垂直または水平データフロー構造を
綺麗に示すために、行と列に異なるカラーを付けること
ができる。その結果として、ユーザはシートがどのよう
な構造になっているかを直ぐに見ることができ、表計算
ソフト全体の制約式構造やデータまたは制約式の編集を
理解するのが容易となる。
【0032】全構造画面表示法は、簡単に設計された表
計算ソフトの全体構造を可視化するには有効に機能する
が、多重のセルが多重の制約条件にある他の表計算ソフ
ト、または制約式が多数重なり合ってビジュアル的に混
乱が起こるような他の表計算ソフトでは、この全構造画
面表示法は有用でない恐れがある。このような複雑な表
計算ソフトでは、アニメーションを用いれば、表計算シ
ートの制約式構造の全部または一部の理解を非常に高め
ることができる。セルの値の流れは、最初のセルで始ま
り、中間のセルで結合したり、分離したりして、最後の
セルで終了する(普通、行または列で加算または減算が
行われる)。このシーケンスはデータフローグラフの
「ストーリー(筋;story)」と称することがで
き、一連のカラーまたはシンボルのアニメーションとし
て表示できる。ストーリー(すなわち、データフローグ
ラフのアニメーション体制)を選択することは、セル制
約式、セルのコンテンツ、表計算シートの注釈とレイア
ウト、または他の好適なメカニズムに基づいて行うこと
ができ、表計算シートセルの諸関係が明確化され、興味
あるグラフィック効果や楽しいグラフィック効果が得ら
れる。
【0033】過渡的表示法や全構造画面表示法やアニメ
ーション法によって制約式情報や注釈を表示するこれま
で述べてきた多彩な方法を、よりよく理解するために以
下図3〜22について議論する。図3に見られるよう
に、表計算シート100は、主データ本体である数字デ
ータ102を備える。数字データ102は潜在する制約
式によって全部または一部が規定されている。制約式の
一部は、セルの端に小さな印字の式として存在する注釈
数式104で示されている。この注釈数式は、連続的に
表示しても、マウスまたは他の入力装置で過渡的にトリ
ガされた時に表示しても、あるいは適当なキーボード入
力で起動されたときに表示してもよい。好ましい態様で
は、高解像度ディスプレイ装置を用いて、数式104が
3,4,5ポイント印字で読めるように表示され、数字
データは普通の12ポイント印字で表示される。しか
し、よく理解されるように、数字データを大きな18ポ
イント印字で表示する場合は、現在利用可能なCRTモ
ニタまたは他の好適なディスプレイ装置で読める8ポイ
ント活字で数式104を表示することも可能である。
【0034】図4に見られるように、ユーザ制御マウス
カーソル105を特定のセル(すなわち、セルE3)に
過渡的に動かすと、セルについて潜在する制約構造がグ
ラフィックで表示される。マウス選択のセルに制約式で
リンクされている列番号(列E)が、長方形枠に太字で
表示されている。行番号(行3)は二番目の長方形枠に
細字で表示されている。更に、選択されたセルが制約式
メンバーである総計セル(E5)は、カラー付かグレー
網掛けかである。マウスが矢印106で示される位置に
ポインタを動かすと、制約式数式を過渡的にオーバーレ
イすることによって注釈情報を付加することができる。
小さな活字の注釈は活字がセル(A5)にぎりぎり入る
まで大きくされる。理解されるように、セルの大きさ
は、大きな数式104と数字データ102との収容が必
要ならば、空間形態素処理方式を用いて拡大することが
できる。
【0035】当業者ならば分かるように、図4に関連し
て議論されたような制約構造のグラフ表示は、セルに関
連した直接の入力・出力に限定される必要はない。並列
的に多重におよび/または直列的に順次親からその親
へ、あるいは子からその子へと、恐らく異なるカラー変
化または前と後との各々のレベルを区別できる他のグラ
フィック機能を用いて示すこともできる。ユーザには、
所与の時間に望み通りの数のレベルを制御できる方法が
与えられ、次々にクリックして行くことによって所望の
ように次々と表示を加えたり、減らしたりすることがで
きる。
【0036】例えば、ユーザ制御のマウス操作カーソル
105をセルE3に過渡的に動かすと、行3の入力セル
各々に数式が含まれていることがある。所与のセルE3
には、表計算シートのセル全部を代表する制約構造のサ
ブ構造があり、セルE3の数式の計算に最終的には値が
入力される。E3の出力セルにも同じ様なサブ構造があ
る。これらのサブ構造の全部または一部はグラフィック
的に表示できる。更に、これらのサブ構造の部分ではな
い制約構造の一部さえグラフィック的に表示できる。例
えば、セルE3が加算をするところならば、同じ様な構
造を有する表計算シートの他の加算のところも、ユーザ
制御のマウス操作カーソルをセルE3に過渡的に動かす
と、表示することができる。
【0037】図5に見られるように、表計算シート10
0の全構造画面表示は、セル全ての表示された到着およ
び出力セル全部のデータフローグラフ構造全てを示す。
行列各々にある異なるカラー109は垂直または水平の
データフロー構造を示す。その結果として、ユーザはシ
ートがどのような構造になっているかを直ぐに見ること
ができ、表計算ソフト全体の制約式構造やデータまたは
制約式の編集を理解するのが容易となる。
【0038】図6は、濃淡カラー119を用いて表計算
シート110上のデータフローパスを表示する別法を示
す。ユーザ制御のマウスカーソル115がセル(E0)
を選択すると、選択されたセル(E0)に関連する入力
セル群(行0)と出力セル群(列E)とが濃淡カラーで
オーバーレイされる。カラーの濃淡は色調、グレーレベ
ル、飽和度、またはユーザが認識できる他のカラー変化
でスムーズに増加するようにする。例えば、セル(A
0)が淡いブルーで、セル(E0)が濃いブルーで、制
約式を決めるデータパスのA0〜E0間のセルが次第に
増加する飽和度のブルーを有するものでよい。
【0039】表計算シート120上のデータフローパス
を表示する更に別の方法を図7に関して示す。ユーザ制
御のマウスカーソル125がセル(E5)を過渡的に選
択すると、セル関連の全ての制約式が矢印128でリン
クされ、注釈の数式124が同時に表示される。有利な
ことに、このような図を用いると、ユーザは、マウスを
何度もクリックしたり、マウスを動かしたり、各表計算
セルの文脈とは離れた数式ボックスの数式を見る必要な
く、複雑な対角または任意の表計算セル制約式数式を即
座に理解できるようになる。
【0040】図8は、データフローパス(行3と列3の
下に沿った)を強調するために行われる数字データ13
2の形態素処理をサポートする表計算シート130を示
す。マウスカーソル135によるセル(E3)の過渡的
選択に応答して、データフローパスを含むセルのサイズ
が拡大し、含まれている数字データの印字サイズも対応
して増加する。データフローパス138の大事さをユー
ザーが更に分かるように、残りのセルサイズは縮小す
る。データフローパス138から空間的に最も遠い位置
にあるセルのサイズが最も小さくなる。この表計算シー
トには注釈説明文を付けて更に便利にすることができ
る。例えば、グレー化オーバーレイを行って手書きの説
明文131を注釈として入れるスペースを設けることが
できる。例えば、マージン呼出オーバーレイ133を行
って表計算ディスプレイのマージンに注釈を入れること
ができる。
【0041】前に議論したように、ユーザ焦点を過渡的
に動かすことによって発生したアニメーションも表計算
ソフトの構造を認識する支援を行うことができる。例え
ば、図9と図10(表計算シート140の過渡的表示図
を示す)に見られるように、制約数式の注釈144を有
する表計算シートも、カラーのアニメーション進行波1
49をサポートする。列(E)を選ぶと、入力セルと出
力セルとが濃淡カラーの進行波となって現れ、表計算シ
ート140に潜在する制約構造にユーザの注意を促す。
【0042】同様に、図11と図12(表計算シート1
50の過渡的表示図を示す)も移動する矢じり158を
サポートする。セル(D5)を選ぶと、制約式をリンク
するセル全てがライン157でリンクされ、矢じり15
8がアニメーションとなって動き、表計算シート150
に潜在する制約式構造にユーザの注意を促す。
【0043】図13〜図20は更に別のアニメーション
「ストーリー」であり、アニメーションリンクを用いて
複雑な制約式が示され、表計算シートセルのカラーまた
はシンボルのアニメーションがあり、制約式の多種多様
の選択されたパスを過渡的に進行する。図13に見られ
るように、制約式を有する表計算シート160の全体像
を尋ねるユーザ開始の選択に対応して、多種多様のカラ
ーのセル169が過渡的に作成される。カラーのセル列
の配列に基づいて、ユーザは、例えば、カラーのセルは
潜在する制約式により結びつけられているということを
理解する。アニメーションが図14へ進むと、ユーザ
は、列(A,B,C,D)の関係が行(5)に流れ、そ
の中のどのセルが上のセルの列の和であるか積であるか
が分かる。図15ではストーリーが進んで、行(0,
1,2,3,4)にそれぞれ沿って配置されるセルの制
約式リンクが示される。この間、列のアニメーションも
継続する。図16では、列のアニメーションは殆ど消滅
し、行のアニメーションが進行し、行の列(E)に対す
る関係を示す。図17では、列のアニメーションが消滅
し、行のアニメーションが進行する。図18では、列
(E)のアニメーションが始まり、図19と20はそれ
ぞれセル(E5)の制御グラフを示す。理解されるよう
に、アニメーションのこのオーバーラップシーケンス
は、終わるまで3、4秒経過するだけであるが、表計算
シート160を定義するのを支援する制約式リンクを全
体的にユーザが理解するのに効果的である。更に、前述
のアニメーション(または今まで議論した他のアニメー
ション)の過渡的進行に好適な修正を加えることもでき
る。例えば、二個以上の制御グラフを同時または実質的
同時に表示することや逐次的な非オーバーラップアニメ
ーションなどである。アニメーションの表示時間も、必
要に応じて2、3秒より長くしたり、2、3秒より短く
したりすることもできる。
【0044】図13〜図20および図5に例示した本発
明の操作を更に理解するために、特定の態様の処理を説
明する疑似コードを以下に記載する。
【0045】//表計算シートの全構造を表示すること 構造表示()を定義:類似性テスト()を用いて、数式
を類似クラスタにグループ化 表計算シートの各数式fに対して oc =数式の出力セル fcs=数式の入力セル fcsの空間的に隣接のグループ各々に対して:グルー
プの周りに新しい長方形拡張枠を形成 拡張幅をセル幅の10%に設定 数式に特有な透明カラーを拡張枠に付ける 拡張枠に接続されるラインをocに描く 類似性テスト(f1,f2)の定義:操作が同じならば
f1とf2とは類似、 f1に関係するセルのセットはグループとして解釈され f2に関係するセルのセットを形成 //表計算シートの全構造を示すアニメーションを表示
すること アニメーション構造()を定義:表計算シートにデータ
を含むセルを全て探索、しかし、数式は除くこれらのセ
ルから始まる制約式と、これらのセルが関与する数式を
作成:各ノードはセルを示し、グラフの各エッジは数式
の入力と数式の出力を示す。(従って同じ数式は、多重
の、各入力に対して一つのエッジに沿って示される。)
グループの順序付けられたリストに数式を揃える。揃え
方は、グループgのどれに対しても、グループg(i)
の数式への入力は、データセル(数式セルではない)か
前のグループの数式のアウトセルかのいずれかである可
能ならばグループを一緒にして、グループの順序付けら
れたリストを最適化すること各グループgに対して:類
似性テスト()を用いて、グループgの数式を類似クラ
スタにグループ化すること 長方形枠={} gの各数式に対して: oc =数式の出力セル fcs=数式の入力セル fcsの空間的に隣接のグループ各々に対して:グルー
プの周りに新しい長方形拡張枠を形成 拡張幅をセル幅の10%に設定 数式に特有な透明カラーを拡張枠に付ける 拡張枠を長方形枠に加える 長方形枠中の長方形r各々に対して、同時に:長方形を
縮退することによってアニメーションを動かし始め、関
連する数式の出力セルの方向へこれを動かし、長方形が
セルのサイズに近くなり、出力セル到着点に近くに配置
されるまで、長方形のアニメーションを続け、次のグル
ープgを始め、現在のアニメーションは、長方形がアウ
トセル到着点に来ると、終わって消去できるようにす
る。
【0046】図21は、アニメーションをリンクして表
計算の表示を拡張するのに好適な別のグラフィックアニ
メーション法を示す。図21で分かるように、表計算シ
ート170は、アニメーションが行われている(濃淡の
色179で)セル178をサポートし、三次元の「ドロ
ップシャドウ」を有するように見える。カーソル175
によるユーザーのセル選択に応答して、表計算シート1
70上に浮いているカードのように今見えているもの
が、他のセルの下または上を動いてそれらの関係を示す
ことができる。これらは、関係していないセルの上を滑
って移動するが、関係しているセルや結果を示すセルの
下を潜って移動する。この移動自体は、異なるデータ関
係を示すように振り付けし、タイミングをとるようにで
きる。図21では、総和の計算プロセスを示すのにセル
を重ねる。先ず、データセルが時間総計セル(G)から
始まり、時間総計セルが時給セル(H)と一緒に動い
て、働いた時間に対する総賃金を最終結果として出す。
この移動はアーチ形に起こるので、セルが移動しても表
計算シートの関係部分を覆ってしまうことはない。アー
チ移動は、数式の第一部に対する行の下と、数式の第二
部に対する行の上を交互する。
【0047】別法として図22に見えるように、濃淡色
189でアニメーション化されたドロップシャドウセル
188をサポートすることもできる。カーソル185に
よるユーザーのセル選択に応答して、セル188が前後
に「ピコピコ」動き、この動きは次第にその周波数を下
げて安定するまで続く。ユーザの注意はこの動きで促さ
れ、この過渡的なアニメーションと同時に起こるカラー
の濃淡変化とによって、アニメーション化されているセ
ル188が制約式にリンクされていることが示される。
【0048】本発明の前述の態様の多彩な操作を更に理
解するために、本発明の特定の態様の処理を説明する疑
似コードを以下に記載する。
【0049】 //過渡的ローカル表示法、 //マウス操作のカーソルをセルに動かすと、制約式の三つのレベルが示される 、 //現在セルの回りの中心に「このセル」を置く: //(a)直近の入力セル(すなわち、値がこれに直接影響するセル)を、 // 「インセル」と名付ける; //(b)直近の出力セル(すなわち、これが値に直接影響するセル)を、 // 「アウトセル」と名付ける; //(c)各々(b)の式に関与する他のセルを「フェローセル」と名付ける //これらの関係が示す作用は、 // アウトライン、コネクト、濃淡、波、ダッシュなどである。
【0050】 オン マウス オーバー(作用、このセル)を定義: i1=イン 数式 リスト(このセル)//i1はこのセルに直接影響するセ ルのセット gi1={} i1の空間的に隣接のグループ各々に対して: グループの周りに新しい長方形拡張枠を形成 この拡張枠をgi1に加える o1=アウト 数式 リスト(このセル)//o1はペア(フェローセル、ウ トセル)のセット //アウトセルはこのセルを備える数式を含む //フェローセルは、アウトセルの数式に関与するセルのセット go1={} o1のペアp各々に対して: p.フェローセルの空間的に隣接のグループ各々に対して: グループの周りに新しい長方形拡張枠を形成 この拡張枠をgo1に加える スイッチ: ケース 作用=アウトライン: gi1の各gに対して: gの周りにカラーは入力カラーで長方形アウトラインを描く カラーはこのカラーをこのセルに付ける go1の各gに対して: gの周りにカラーはフェローカラーで長方形アウトラインを描く o1の各ペアpに対して: oc=p.アウトセル//pで示される数式の出力セル カラーは出力カラーをp.アウトセルに付ける ケース 作用=コネクト: gi1の各gに対して: gの周りにカラーは入力カラーで長方形アウトラインを描く gのエッジからこのセルへラインを描く このセルの周りにカラーはこのカラーで長方形アウトラインを描く o1の各ペアpに対して: oc=p.アウトセル//pで示される数式の出力セル ocの周りにカラーは出力カラーで長方形アウトラインを描く このセルのエッジからocへラインを描く ケース 作用=濃淡: gi1の各gに対して: 白色から入力カラーまでの濃淡をgに付ける。濃淡方向としてgからこの セルまでの空間方向を用いる。
【0051】 カラーはこのカラーをこのセルに付ける go1の各gに対して: oc=gで部分的に示される数式の出力セル 白色からフェローカラーまでの濃淡をgに付ける。濃淡方向としてgから ocまでの空間方向を用いる カラーは出力カラーをocに付ける ケース 作用=波: gi1の各gに対して: gにパターンは入力パターンを付ける dir=gからこのセルまでの空間方向 gの範囲方向dir内でパターンを移動することから成る連続アニメーシ ョンを開始 カラーはこのカラーをこのセルに付ける go1の各gに対して: oc =gで部分的に示される数式の出力セル dir=gからocまでの空間方向 gにパターンはフェローパターンを付ける gの範囲方向dir内でパターンを移動することから成る連続アニメー ションを開始 カラーは出力カラーをocに付ける ケース 作用=ダッシュ: gi1の各gに対して: gの周りにカラーは入力カラーで長方形アウトラインを描く i1の各sに対して: sの一部分であるgi1の各gを通過して、このセルの上の矢じりで終わ るように流れる連続ダッシュラインを描く ダッシュを矢じりの方向へ時間的に連続に移動することによってこのライ ンをアニメーション化 カラーはこのカラーをこのセルに付ける go1の各gに対して: gの周りにカラーはフェローカラーで長方形アウトラインを描く o1の各pに対して: oc=p.アウトセル//sで示される数式の出力セル pの一部分であるgo1の各gを通過して、ocの上の矢じりで終わるよ うに流れる連続ダッシュラインを描く ダッシュを矢じりの方向へ時間的に連続に移動することによってこのライ ンをアニメーション化 カラーは出力カラーをocに付ける オン マウス アウト(このセル)を定義: オン マウス オーバーで始めたアニメーションの停止 オン マウス オーバーで描いた現在の作用を除去 イン 数式 リスト(c)を定義://セルcが数式を含む場合は、 //その数式に直接現れるセル全てのセットをリターン s=表計算シート制約式におけるセルcの位置 入力リンクを備えるセル全てをsへリターン アウト 数式 リスト(c)を定義://ペア(フェローセル、アウトセル)の //セットをリターン //セルcを参照する数式各々に対して一セット os=[]//出力セットを初期化 s =表計算シート制約式におけるセルcの位置 sから出力リンクを備えるセルoc各々に対して フェローセル=ocまで入力りンクを備えるセル全て//cを含む osへ(フェローセル、oc)を加える osをリターン
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作に好適なコンピュータおよび電
子ディスプレイ装置の概略図である。
【図2】 表計算シートの表示を示す概略図である。
【図3】 小印字の注釈タグを有する表計算シートの例
を示す図である。
【図4】 小印字の注釈タグを選択した後のテキスト表
示の図であって、拡張注釈文がセルに表示され、色彩と
ボックスが制約式の一時的な姿を示すのに用いられてい
る図である。
【図5】 表計算制約式の全構造の例を示す図である。
【図6】 濃淡カラーでマークした表計算シートを示す
図である。
【図7】 ラインとシンボルでマークした表計算シート
を示す図である。
【図8】 空間形態素処理されたテキストサイズをサポ
ートしている表計算シートと、表計算シートのグレー化
された部分をオーバーレイしている手書きの注釈文とを
示す図である。
【図9】 表計算シートのデータフローパスをカラーで
アニメーション表示している進行波を示す図である。
【図10】 表計算シートのデータフローパスをカラー
でアニメーション表示している進行波を示す図である。
【図11】 表計算シートのデータフローパスを矢じり
が進行してアニメーション表示している図である。
【図12】 表計算シートのデータフローパスを矢じり
が進行してアニメーション表示している図である。
【図13】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図14】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図15】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図16】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図17】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図18】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図19】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図20】 数個の表計算シートデータフローパスに対
する複雑なストーリーをアニメーション表示している図
である。
【図21】 別法の表計算シートデータフローパスを示
す図であって、皮相三次元、濃淡カラーのセルドロップ
シャドウ運動を示す図である。
【図22】 更に別の表計算シートデータフローパスを
示す図であって、皮相三次元セルアニメーション表示図
である。
【符号の説明】
10 コンピュータ装置、13 ペン装置、14 フラ
ットパネルディスプレイ装置、15 CRTモニタ、1
6 キーボード、17 マウス、18 マイクロフォ
ン、20 コンピュータ、21 プロセッサ、22 電
子メモリ、23長期記憶装置、24 ローカルネットワ
ーク、25 アーカイバ記憶装置、26従来のインター
ネットワーク、28 入力モジュール、29 出力モジ
ュール、34 主データ本体、35 制約式情報、36
折衝モジュール、40,100,110,130,1
40,150,170 表計算シート、52 注釈タ
グ、54 呼出ライン、57 ユーザ焦点領域、58,
105,115、125,135,175,185 マ
ウス操作カーソル、59,128 マウス制御矢印、1
02 数字データ、104 数式、109 異なるカラ
ー、119,179,189 濃淡カラー、131 手
書き注釈文、138 データフローパス、133 マー
ジン呼出オーバーレイ、144,154 制約数式注
釈、157 ライン、158 移動する矢じり、178
アニメーション化されたセル、188ドロップシャド
ウセル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョック ディ マッキンレー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロ アルト ロス ロード 3240 (72)発明者 ベイ ウェイ チャン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 フォ スター シティ セント ビンセント レ ーン 505 (72)発明者 タエコ イガラシ 神奈川県茅ヶ崎市松が丘2−5−11 (72)発明者 グレゴリー ニエメイヤー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 カル ロス ロード レッドウッド シティ 373

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置上の表計算シートの表
    示方法であって、 主データを表示するセルアレイであって、その中の二個
    以上のセルがその関係を規定する制約式により論理的に
    リンクされているセルアレイ中からユーザの注目する領
    域を選択し、 ユーザの選択に応答して、制約式によって論理的にリン
    クしている二個以上の表示されたセルのカラーを各セル
    が僅かに異なるカラーとしてカラーに勾配をつけて調整
    し、二個以上のセルについての制約式を示すことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置上の表計算シートの表
    示方法であって、 主データを表示するセルアレイであって、その中の二個
    以上のセルがその関係を規定する制約式により論理的に
    リンクされているセルアレイ中からユーザの注目する領
    域を過渡的に選択し、 ユーザの過渡的な選択に応答して、主データを空間的に
    形態素処理して可視的なリンクを受け入れるスペースを
    作り、前記二個以上の制約式により論理的にリンクされ
    ているセルの可視的なリンクを収容することを特徴とす
    る方法。
  3. 【請求項3】 ディスプレイ装置上の表計算シートの表
    示方法であって、 主データを表示するセルアレイであって、その中の二個
    以上のセルがその関係を規定する制約式により論理的に
    リンクされてセルアレイ中からユーザの注目する領域を
    選択し、 ユーザの選択に応答して、前記二個以上の制約式により
    論理的にリンクされているセル間をアニメーション的に
    リンクさせることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 ディスプレイ装置上に表計算シートのセ
    ルアレイを表示する方法であって、 セルアレイ中の二個以上のセルの関係を規定する第一制
    約式のパスに沿って第一セットのアニメーションリンク
    を行い、 更に、セルアレイ中の二個以上のセルのその関係を規定
    する第二制約式のパスに沿って第二セットのアニメーシ
    ョンリンクを行い、 多重制約式の表示することを特徴とする方法。
JP16439799A 1998-06-17 1999-06-10 表計算シ―トの表示方法 Pending JP2000029451A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/098,903 US6256649B1 (en) 1998-06-17 1998-06-17 Animated spreadsheet for dynamic display of constraint graphs
US09/098,903 1998-06-17
US09/098,904 1998-06-17
US09/098,904 US6185582B1 (en) 1998-06-17 1998-06-17 Spreadsheet view enhancement system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000029451A true JP2000029451A (ja) 2000-01-28

Family

ID=26795245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16439799A Pending JP2000029451A (ja) 1998-06-17 1999-06-10 表計算シ―トの表示方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0965932A3 (ja)
JP (1) JP2000029451A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172445A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Microsoft Corp スプレッドシートの数式を自動的に完成させるためのシステムおよび方法
JP2006209576A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yuyama Manufacturing Co Ltd 相互作用チェック装置及び相互作用チェックプログラム
JP2006209577A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yuyama Manufacturing Co Ltd 病薬チェック装置及び病薬チェックプログラム
JP2008165408A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2008262374A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Makoto Ishii 相対的数式セル分析装置及び方法
JP2011108076A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Fujitsu Ltd 表示制御プログラム、表示制御方法及び情報処理装置
US8234293B2 (en) 2005-09-08 2012-07-31 Microsoft Corporation Autocompleting with queries to a database
JP2014531101A (ja) * 2011-10-25 2014-11-20 マイクロソフト コーポレーション ドラッグ&ドロップで常にsum式
US10360297B2 (en) 2013-06-14 2019-07-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Simplified data input in electronic documents

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002248090B2 (en) * 2001-04-12 2005-08-04 Staffcv Limited Preference and attribute profiler
GB0224272D0 (en) * 2002-10-18 2002-11-27 Morrow Iain Systems and method for improved data processing
JP4577028B2 (ja) 2005-01-31 2010-11-10 ブラザー工業株式会社 印刷データ編集装置、印刷データ編集プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20120159395A1 (en) 2010-12-20 2012-06-21 Microsoft Corporation Application-launching interface for multiple modes
US8612874B2 (en) 2010-12-23 2013-12-17 Microsoft Corporation Presenting an application change through a tile
US8689123B2 (en) 2010-12-23 2014-04-01 Microsoft Corporation Application reporting in an application-selectable user interface
US8893033B2 (en) 2011-05-27 2014-11-18 Microsoft Corporation Application notifications
US9104307B2 (en) 2011-05-27 2015-08-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-application environment
US20130057587A1 (en) 2011-09-01 2013-03-07 Microsoft Corporation Arranging tiles
US9146670B2 (en) 2011-09-10 2015-09-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Progressively indicating new content in an application-selectable user interface
KR102298602B1 (ko) 2014-04-04 2021-09-03 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 확장가능한 애플리케이션 표시
EP3129847A4 (en) 2014-04-10 2017-04-19 Microsoft Technology Licensing, LLC Slider cover for computing device
EP3129846A4 (en) 2014-04-10 2017-05-03 Microsoft Technology Licensing, LLC Collapsible shell cover for computing device
CN106662891B (zh) 2014-10-30 2019-10-11 微软技术许可有限责任公司 多配置输入设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737008A (ja) * 1993-06-29 1995-02-07 Hitachi Ltd 表計算処理装置の表示制御方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510980A (en) * 1991-11-27 1996-04-23 Microsoft Corporation Method and system for selecting and executing arithmetic functions and the like
US5632009A (en) * 1993-09-17 1997-05-20 Xerox Corporation Method and system for producing a table image showing indirect data representations

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737008A (ja) * 1993-06-29 1995-02-07 Hitachi Ltd 表計算処理装置の表示制御方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN7009005189, Anthony Berglas, Peter Hoare, ""Error Free? Spreadsheet Risks and Techniques"", Australian CPA, 199804, 68巻3号, p.42−45, AU, CPA *

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172445A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Microsoft Corp スプレッドシートの数式を自動的に完成させるためのシステムおよび方法
JP2012043473A (ja) * 2004-12-15 2012-03-01 Microsoft Corp スプレッドシートの数式を自動的に完成させるためのシステムおよび方法
JP4695889B2 (ja) * 2005-01-31 2011-06-08 株式会社湯山製作所 相互作用チェック装置及び相互作用チェックプログラム
JP2006209576A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yuyama Manufacturing Co Ltd 相互作用チェック装置及び相互作用チェックプログラム
JP2006209577A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yuyama Manufacturing Co Ltd 病薬チェック装置及び病薬チェックプログラム
JP4575794B2 (ja) * 2005-01-31 2010-11-04 株式会社湯山製作所 病薬チェック装置及び病薬チェックプログラム
US8234293B2 (en) 2005-09-08 2012-07-31 Microsoft Corporation Autocompleting with queries to a database
JP2008165408A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
US8370733B2 (en) 2006-12-27 2013-02-05 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, its control method, and program
JP2008262374A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Makoto Ishii 相対的数式セル分析装置及び方法
JP2011108076A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Fujitsu Ltd 表示制御プログラム、表示制御方法及び情報処理装置
JP2014531101A (ja) * 2011-10-25 2014-11-20 マイクロソフト コーポレーション ドラッグ&ドロップで常にsum式
US9588953B2 (en) 2011-10-25 2017-03-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Drag and drop always sum formulas
US10394440B2 (en) 2011-10-25 2019-08-27 Microsoft Technology Licensing, Llc Drag and drop always sum formulas
US10360297B2 (en) 2013-06-14 2019-07-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Simplified data input in electronic documents

Also Published As

Publication number Publication date
EP0965932A3 (en) 2006-01-04
EP0965932A2 (en) 1999-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6256649B1 (en) Animated spreadsheet for dynamic display of constraint graphs
US6185582B1 (en) Spreadsheet view enhancement system
JP2000029451A (ja) 表計算シ―トの表示方法
US6230170B1 (en) Spatial morphing of text to accommodate annotations
KR102382899B1 (ko) 디지털 노트 필기의 시스템 및 방법
US8209605B2 (en) Method and system for facilitating the examination of documents
US20020010707A1 (en) Overlay presentation of textual and graphical annotations
CA2430975C (en) Authoring tools, including content-driven treetables, for fluid text
US20150205884A1 (en) Emphasizing a portion of the visible content elements of a markup language document
JP4309997B2 (ja) 注釈の表示方法
US20030164859A1 (en) Hybrid widget/layout user interface for structured information
JPH02247772A (ja) 構造化文書における要素マークの縮小方法
US20120227009A1 (en) Navigable text user interface
US20140181732A1 (en) Displaying information having headers or labels on a display device display pane
AU2009227934A1 (en) Method and tool for recognizing a hand-drawn table
JP2006172460A (ja) 3次元電子文書のページに注釈を付ける方法
US9727547B2 (en) Media interface tools and animations
US20040177325A1 (en) Edit location indicator
CN112040142A (zh) 用于移动终端上的视频创作的方法
Quinn et al. Readability of scanned books in digital libraries
JP2005115702A (ja) 文書表示装置、プログラムおよび文書表示方法
Harvey Excel 2007 workbook for dummies
Gruman InDesign CS5 Bible
KR20230005716A (ko) 전자장치에서의 문자입력모드 또는 문자입력방법 자동 변경 방법
Chigona et al. Improving readability of contextualized text explanations

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060606

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330