JP2002189716A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JP2002189716A
JP2002189716A JP2000388850A JP2000388850A JP2002189716A JP 2002189716 A JP2002189716 A JP 2002189716A JP 2000388850 A JP2000388850 A JP 2000388850A JP 2000388850 A JP2000388850 A JP 2000388850A JP 2002189716 A JP2002189716 A JP 2002189716A
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English (en)
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Takayasu Ichikawa
貴康 市川
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Software Chubu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面に表示される編集操作の履歴を用いて、
効率よく文書の編集をすることができる文書編集装置を
提供する。 【解決手段】 本装置は、入力装置1とデータ処理装置
2と記憶装置3と出力装置4とから構成される。記憶装
置3は、文書の編集操作を記憶した履歴リスト31と編
集された情報を記憶した詳細リスト32を有する。デー
タ処理装置2は、登録する必要がある操作を判定する操
作判定部21と、履歴リスト31の操作位置を判定する
状態判定部22と、その操作が履歴リスト31における
他の操作に影響を与えるかどうかを調べる操作解析部2
3と、新たな操作を履歴リスト31に追加する履歴リス
ト操作部24と、その詳細情報を詳細リスト32に追加
する詳細リスト操作部25と、文書を更新する表示デー
タ更新部26とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書の編集操作
の履歴を用いて文書を編集する文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から文書編集装置には、編集した文
書に対するアンドゥ操作(元に戻す)およびリドゥ操作
(繰り返す)といった機能が備わっている。しかし、従
来の文書編集装置では、一旦編集した文書にアンドゥ操
作を行い、編集前の文書に戻した状態で新たな編集操作
を行ってしまうと、アンドゥ操作で遡った部分の編集操
作の情報は破棄されてしまった。
【0003】このため、新たな編集操作を行った後から
アンドゥ操作で遡った部分の編集操作と同じ編集をする
場合であっても、すでにリドゥ操作はできなくなってい
るので、同じ編集操作を一からやり直さなければならな
かった。また、従来の文書編集装置には、編集操作の履
歴を画面表示し、その履歴を用いて文書の編集操作を行
うものはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な事情を考慮してなされたものであり、画面に表示され
る編集操作の履歴を用いて、効率よく文書の編集をする
ことができる文書編集装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、文書および該文書の編集
操作情報を表示する表示手段と、前記編集操作情報を記
憶する記憶手段と、前記編集操作情報から一の編集操作
を指定する指定手段と、前記文書を該一の編集操作で編
集された直後の文書に戻す編集手段と、前記文書に新た
な編集操作を行うと前記一の編集操作の次に該新たな編
集操作の情報を登録する登録手段とを備えることを特徴
とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記新たな編集操作が行われた後の文
書に対して、記憶されている編集操作が再実行できない
場合、記憶されている該編集操作の情報を削除する削除
手段を備えることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記新たな編集操作が行われた後の文
書に対して、記憶されている編集操作が再実行できない
場合、記憶されている該編集操作の文字情報をダミー情
報に置換する置換手段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3までのいずれかの項に記載の発明において、前記編集
操作は、文字列の移動、コピー、貼り付け、追加、置
換、削除であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態による文書編集装置の構成を示すブロック図で
ある。図1において、1はキーボード等の入力装置、2
はプログラム制御により動作するデータ処理装置であ
る。3は編集操作の履歴等の情報を記憶する記憶装置、
4はディスプレイ等の出力装置であり文書およびその文
書を編集操作した履歴情報が表示される。
【0010】記憶装置3は、履歴リスト31と詳細リス
ト32とを備えている。履歴リスト31には、文書の編
集操作の履歴情報が記憶され、その内容は出力装置4に
表示される。履歴リスト31に登録される編集操作とし
て、移動、コピー、貼り付け、追加、置換、削除の6つ
の操作がある。例えば、「EXAMPLE10」という文字列を
文書に追加した場合、履歴リスト31には「追加 EXAMP
LE10」と記憶される。尚、本実施形態では、入力装置1
を用いて入力した文字を一文字ずつ登録するのではな
く、一定の文字をを入力した後にスペースやコンマ等が
入力された場合、あるいはリターンキー等が押された場
合に一つの文字列として登録する。また、履歴リスト3
1の内容は出力装置4に表示され、画面の上から順にリ
ストアップされ、最下部の編集操作が最も新しいものと
なる。
【0011】詳細リスト32は、履歴リスト31に対応
した編集操作の詳細情報を記憶するもので、その詳細情
報は履歴リスト31の操作を文書に対して実行するとき
に使用される。移動は、文字列の移動操作を行う編集操
作であり、移動文字列の移動前位置、移動後位置、移動
文字列等が詳細リスト32に記憶される。コピーは、文
字列のコピー操作を行う編集操作であり、コピー元文字
列の場所、コピー文字列等が詳細リスト32に記憶され
る。貼り付けは、コピー操作でコピーした文字列を貼り
付ける操作を行う編集操作であり、直前のコピー操作を
行った位置等が詳細リスト32に記憶される。
【0012】追加は、文字列を文書に追加する編集操作
であり、追加位置、追加文字列等が詳細リスト32に記
憶される。置換は、文字列の置換操作を行う編集操作で
あり、置換元文字列、置換文字列等が詳細リスト32に
記憶される。削除は、文字列を削除する編集操作であ
り、削除位置、削除文字列等が詳細リスト32に記憶さ
れる。
【0013】データ処理装置2は、操作判定部21、状
態判定部22、操作解析部23、履歴リスト操作部2
4、詳細リスト操作部25、表示データ更新部26を備
えている。操作判定部21は、入力装置1で行われた操
作が、履歴リスト31および詳細リスト32に登録する
必要のあるものかどうかを判定する。状態判定部22
は、現在行われている文書の編集が履歴リスト31のど
の位置で行われた編集操作であるのかを判定する。
【0014】操作解析部23は、行われた編集操作が履
歴リスト31の途中での編集操作の場合、履歴リスト3
1および詳細リスト32に記憶されているそれ以降の編
集操作が編集後の文書において再実行できるかどうかを
確認する。履歴リスト操作部24は、新たに行われた編
集操作の情報を履歴リスト31に追加する。詳細リスト
操作部25は、履歴リスト31に追加した新たな編集操
作に関する詳細情報を詳細リスト32に追加する。表示
データ更新部26は、新たな編集操作に対応して表示文
書を更新する。
【0015】次に、図面を参照して、上述した一実施形
態の動作について説明する。入力装置1を用いて文書の
編集操作を行うことによって、ディスプレイ等の出力装
置4には、編集中の文書が表示されるとともに、その文
書を編集操作した履歴リストが同時に表示される。図2
は、「EXAMPLE1」、「EXAMPLE10」、「EXAMPLE100」の
文字列が連続して入力された文書の表示例である。ま
た、図3は、図2に示した文書の編集操作の履歴リスト
31の状態を示した例である。図3の矢印で示される編
集操作は、図2において最後の「EXAMPLE100」が追加さ
れた状態であり、この状態では図2の文書でのカーソル
は最後の文字の「0」の次に位置する。以下、この矢印
が示す状態の位置を現在位置、また履歴リスト31の最
下部を最新位置と定義する。尚、実際には出力装置4の
画面上で現在位置は、図3で表示されるように矢印では
なく、該当部分の編集操作が強調して表示されたり、色
が変更されて表示されることが考えられる。
【0016】図4は、同実施形態の動作手順を説明する
ためのフローチャートである。例えば、図3で(9)の
操作が終了し、(10)で示す「追加 EXAMPLE100」と
いう操作を行う場合、その操作が登録する必要のあるも
のかどうかが操作判定部21で判定される(ステップA
1)。ここで登録する必要のある操作は、上述した移
動、コピー、貼り付け、追加、置換、削除の6つの操作
である。
【0017】追加は登録する必要がある操作なので(Y
ES)、ステップA2に進んでその編集操作が現在行わ
れている位置が履歴リスト31の最新位置での操作であ
るかどうかを判定する。(10)は、履歴リスト31に
おいて最下部での編集操作であるため(YES)、ステ
ップA8に進む。また、ステップA2でNOと判断され
た場合、操作解析部23においてそれ以降の編集操作が
後の文書に対して再実行できるかどうかの解析を行う
(ステップA3)。ステップA4において、その編集操
作が影響しない(NO)と判定された場合、ステップA
8に進む。また、その編集操作が影響する(YES)と
判定された場合、使用者に対して後の履歴を削除しても
よいかどうかを確認し(ステップA5)、ステップA6
に進んで削除してはいけないと判定された場合(NO)
はステップA11に進む。また、削除してもよい(YE
S)と判定された場合、後の履歴を削除して(ステップ
A7)ステップA8に進む。
【0018】ステップA8では、「追加 EXAMPLE100」
の編集操作を履歴リスト31に登録して、履歴リスト3
1を更新する。また、ステップA9では、同様にして編
集操作の詳細情報を詳細リスト32に登録し、詳細リス
ト32を更新する。そして、履歴リスト31および詳細
リスト32で登録および更新が完了すると、行われた編
集操作に従って文書を更新し(ステップA10)、その
結果を画面に表示して(ステップA11)、終了する。
これによって図2に示すような文書が入力された。
【0019】ここで、ステップA1で行われた操作が移
動、コピー、貼り付け、追加、置換、削除の6つ以外の
操作であって、登録の必要がないものと判断された場
合、ステップA11に進む。
【0020】次に、履歴リスト31における位置関係の
判定を含めた同実施形態について具体的に説明する。図
5は、編集操作の位置関係を判定する手段を有する場合
の同実施形態の構成を示すブロック図である。図5にお
いてデータ処理装置2aは、図1に示されたデータ処理
装置2に対して、さらに位置確認部27、位置関係判定
部28を備えている。位置確認部27は、履歴リスト3
1における現在位置と選択された編集操作との位置(以
下、選択位置とする。)を確認する。また、位置関係判
定部28は、位置確認部27で確認された選択位置と現
在位置とのどちらが古い操作でどちらが新しい操作であ
るかを判定する。
【0021】ここで、図2の文書における「EXAMPLE1
0」の文字列を「EXAMPLE2」に一括置換するという動作
について説明する。図2の文書に対して、従来の方式で
そのまま「EXAMPLE10」を一括置換してしまうと、「EXA
MPLE10」を含んだ文字列「EXAMPLE100」の「0」を除い
た「EXAMPLE10」の部分も同時に置換されてしまう。そ
こで、本実施形態では、出力装置4に表示されている履
歴を用いて、現在位置の(10)から「EXAMPLE100」が
入力される(7)の位置の一つ上を選択位置として指定
して、文書を「EXAMPLE100」が入力される前の文書に戻
した状態で「EXAMPLE10」を「EXAMPLE2」に置換した
後、リドゥ操作を行って「EXAMPLE100」を追加する編集
操作を行う。図6は、図5に示す実施形態の動作手順を
説明するためのフローチャートである。
【0022】文書編集装置の使用者は入力装置1を用い
て出力装置4に表示される図3の履歴において、「EXAM
PLE100」が初めて入力される(7)の位置の一つ上の編
集操作の部分をクリック等すると、位置確認部27は
(7)の一つ上の位置を選択位置として確認する(ステ
ップB1)。また、クリック前の最新状態である履歴の
最下部の(10)の位置を現在位置とする(ステップB
2)。次に、位置関係判定部28は、選択位置と現在位
置が同じかどうかを確認する(ステップB3)。本実施
形態では、選択位置は(7)の一つ上の位置で現在位置
は(10)の位置で異なっているので、NOと判定され
てステップB4へ進む。また、YESと判定された場合
には、そのまま終了する。
【0023】ステップB4では、履歴リスト31におい
て選択位置が現在位置よりも古い履歴であるかどうかを
判断する。今、選択位置は(7)の一つ上の位置で現在
位置は(10)の位置であり、選択位置の方が古い編集
操作であると判定されて(YES)ステップB5に進む
(ステップB4)。尚、ステップB4でNOと判断され
てステップB8に進むと、選択位置が現在位置よりも新
しいのでステップB8ではNOと判断されて、ステップ
B9に進む。そして、現在位置を一つ下のリストに移動
して(ステップB9)、その位置の編集操作を実行する
(ステップB10)。これを現在位置が選択位置と同じ
か古い編集操作になるまで続けて処理結果を画面表示す
る(ステップB11)。
【0024】ステップB5では、現在位置が選択位置と
同じ、あるいは新しい編集操作であるかどうかを判定す
る。今、選択位置の方が履歴リスト31の上にあるの
で、NOと判定されてステップB6に進む。ステップB
6では、詳細リスト32をもとに現在位置である(1
0)の操作を取り消す処理、すなわち詳細リスト32を
参照して「追加 EXAMPLE100」を取り消す処理である
「削除 EXAMPLE100」を行い、履歴リスト31における
現在位置が一つ遡る(ステップB7)。これによって現
在位置は(9)の位置になる。この処理を選択位置が現
在位置と同じかそれ以下になるまで続けられ、現在位置
が(7)の一つ上の選択位置と同位置になり、ステップ
B5の判定結果がYESになった場合、処理結果を画面
表示し(ステップB11)、終了する。
【0025】上述した操作によって、図3における選択
位置の(7)の一つ上の位置が現在位置となり、このと
きの文書は「EXAMPLE100」が入力される前の状態に戻っ
ている。 次に、「EXAMPLE10」を「EXAMPLE2」に置換
する操作について図4を用いて説明する。まず、「EXAM
PLE10」を「EXAMPLE2」に置換する編集操作を行うと、
操作判定部21はこの操作を登録するかどうかを判定す
る(ステップA1)。ここで、「置換 EXAMPLE10 → EX
AMPLE2」は上述したように登録が必要な操作に含まれる
ため、ステップA2に進む。
【0026】次に状態判定部22は、その操作が最新位
置、すなわち履歴リスト31の最下部での操作かどうか
を判定する(ステップA2)。現在位置は履歴リスト3
1の(7)の一つ上の位置であって、この置換は(7)
の位置に挿入される操作のためにNOと判定されて、ス
テップA3に進む。そして、操作解析部23においてそ
れ以降の編集操作が置換した後の文書に対して再実行で
きるかどうかの解析を行う。ステップA4において、置
換は後の編集操作に影響しないため、NOと判定される
のでステップA8に進む。
【0027】ステップA8およびA9では、履歴リスト
操作部24は、履歴リスト31および詳細リスト32に
おける(7)の位置に新たに行った「置換 EXAMPLE10→
EXAMPLE2」を登録し、それぞれのリスト全体を更新す
る。そして、この置換を文書に対して行って文書を更新
し(ステップA10)、画面表示を行う(A11)。図
7は、「EXAMPLE10」を「EXAMPLE2」に置換した直後の
文書の表示例である。また、図8は図7に示した文書の
編集操作の履歴リスト31の状態を示した例である。
尚、現在位置は置換をした(7)の位置であり、矢印で
示されている部分である。次に、図8において(11)
の位置を選択位置として指定し、リドゥ操作によって
「EXAMPLE100」を追加する操作について図6を用いて説
明する。
【0028】まず、使用者が画面の履歴に表示された
(11)の位置をクリック等すると位置確認部27は
(11)の位置を選択位置として確認し(ステップB
1)、次いで現在位置の(7)の位置を確認する(ステ
ップB2)。次に、位置関係判定部28は、選択位置と
現在位置が同じかどうかを確認する(ステップB3)。
今、選択位置は(11)の位置で現在位置は(7)の位
置のため、NOと判定されてステップB4に進み、選択
位置が現在位置よりも上の位置にあるかどうかを判定す
る。ここではNOと判定されて、ステップB8進む。ス
テップB8では、選択位置が現在位置と同じ、あるいは
上の位置にあるかどうかを判定する。そして、NOと判
定されてステップB9へ進み、履歴リスト31における
現在位置を一つ下に移動する(ステップB9)。ここ
で、現在位置は(8)の位置になり、次いで詳細リスト
32を参照して履歴リスト31における(8)の位置の
操作である「追加 EXAMPLE100」を行い(ステップB1
0)、ステップB8に戻る。これによって、置換後の文
書に「EXAMPLE100」が一つ追加された。
【0029】そして、選択位置が現在位置と等しくなる
までステップB9、B10の処理を繰り返す。そして、
選択位置と現在位置が等しくなった場合、すなわち両者
が(11)になった場合、ステップB11に進んで処理
結果を画面表示し(ステップB11)、終了する。
【0030】次に、この発明の他の実施形態について図
面を参照して説明する。図9は、この発明の他の実施形
態による文書編集装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、図1に示された実施形態におけるデー
タ処理装置2にリスト調整部29をさらに加えている。
リスト調整部29は、操作解析部23で登録された編集
操作の操作解析を行って、その結果が後の履歴に影響す
る場合に、その編集操作で処理される文字列をダミーの
文字列に置き換える。そして、ダミーの文字列に対して
編集操作を行わせて、後の履歴に影響を及ぼすことを避
けるものである。
【0031】図10は、図9に示す実施形態の動作手順
を説明するためのフローチャートである。図11は、同
実施形態における具体例を説明するための文書の表示例
である。また、図12は、図11に示した文書の編集操
作の履歴リスト31の状態を示した例である。ここで、
図12における現在位置は「EXAMPLE2」を移動させた
(16)の位置であり、この実施形態では(12)の編
集操作を指定して文書を戻して、文字列「EXAMPLE2」を
削除し、再び最新位置に戻るという動作例について説明
する。
【0032】選択位置(12)を指定して、(12)の
編集操作が行われた直後の文書状態にする処理は、上述
した実施形態と同様である。この処理を行うことによっ
て現在位置は(12)の位置になっており、次に文字列
「EXAMPLE2」の削除操作を行う。図10で「削除 EXAMP
LE2」は登録の必要な操作であると判断され(ステップ
A12)、次いで最新状態での作業かどうかが判断され
る(ステップA13)。(12)の位置での編集操作
は、履歴リスト31の途中の位置での操作のため、NO
と判断されてステップA14に進む。また、YESと判
定された場合には、ステップA17に進む。ステップA
14では行われた削除操作が後の操作に影響するかどう
かを解析して、その結果影響するものかどうかを判定す
る(ステップA15)。今、履歴リストに「EXAMPLE2」
に対する編集操作があるので判定結果はYESであり、
ステップA16に進む。ステップA16では、履歴リス
ト31および詳細リスト32の(13)以降の履歴にお
ける「EXAMPLE2」の文字列をダミーの文字列「DUMMY」
に置換する。
【0033】置換後、履歴リスト31および詳細リスト
32の(13)の位置に「削除 EXAMPLE2」を登録し
て、リスト全体を更新する(ステップA17、A1
8)。そして、削除操作を文書に対して行い(ステップ
A19)、画面表示を行う(ステップA20)。以上の
処理により、図12において(13)以降の操作で「EX
AMPLE2」に対する処理がある場合は、ダミー文字列「DU
MMY」に対して処理を行うので文書に対しては事実上何
の影響も及ぼさない。図13は、図14における(1
3)の「EXAMPLE2」の削除を説明するための文書の表示
例である。また、図14は、図13に示した文書の編集
操作の履歴リスト31の状態を示した例である。図14
における(17)の位置の編集操作は、ダミー文字列
「DUMMY」に対する処理になる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、文書とその編集操作情報を表示し、記憶した編集操
作情報から一の編集操作を指定して、文書をその編集操
作で編集されときに戻し、その文書に新たな編集操作を
行って指定した編集操作の次に該新たな編集操作の情報
を登録するので、画面に表示される編集操作の履歴を用
いて、効率よく文書の編集をすることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による文書編集装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 「EXAMPLE1」、「EXAMPLE10」、「EXAMPLE10
0」の文字列を連続して入力した文書の表示例である。
【図3】 図2に示した文書の編集操作の履歴リスト3
1の状態を示した例である。
【図4】 同実施形態の動作手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】 編集操作の位置関係を判定する手段を有する
同実施形態の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示す実施形態の動作手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】 「EXAMPLE10」を「EXAMPLE2」に置換した直
後の文書の表示例である。
【図8】 図7に示した文書の編集操作の履歴リスト3
1の状態を示した例である。
【図9】 この発明の他の実施形態による文書編集装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示す実施形態の動作手順を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】 他の実施形態における具体例を説明するた
めの文書の表示例である。
【図12】 図11に示した文書の編集操作の履歴リス
ト31の状態を示した例である。
【図13】 「EXAMPLE2」の削除を説明するための文書
の表示例である。
【図14】 図13に示した文書の編集操作の履歴リス
ト31の状態を示した例である。
【符号の説明】
1 入力装置 2、2a、2b データ処理装置 3 記憶装置 4 出力装置 21 操作判定部 22 状態判定部 23 操作解析部 24 履歴リスト操作部 25 詳細リスト操作部 26 表示データ更新部 27 位置確認部 28 位置関係判定部 29 リスト調整部 31 履歴リスト 32 詳細リスト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書および該文書の編集操作情報を表示
    する表示手段と、 前記編集操作情報を記憶する記憶手段と、 前記編集操作情報から一の編集操作を指定する指定手段
    と、 前記文書を該一の編集操作で編集された直後の文書に戻
    す編集手段と、 前記文書に新たな編集操作を行うと前記一の編集操作の
    次に該新たな編集操作の情報を登録する登録手段とを備
    えることを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記新たな編集操作が行われた後の文書
    に対して、記憶されている編集操作が再実行できない場
    合、記憶されている該編集操作の情報を削除する削除手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載の文書編集
    装置。
  3. 【請求項3】 前記新たな編集操作が行われた後の文書
    に対して、記憶されている編集操作が再実行できない場
    合、記憶されている該編集操作の文字情報をダミー情報
    に置換する置換手段を備えることを特徴とする請求項1
    に記載の文書編集装置。
  4. 【請求項4】 前記編集操作は、文字列の移動、コピ
    ー、貼り付け、追加、置換、削除であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかの項に記載の文書編集装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055827A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Denso Corp 音声認識装置、及び音声認識方法
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