JP7180137B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、前記画面には、フォルダ間の移動の操作の取り消しに際して、前記別の操作の結果を保存する前記データファイルを残すか否かの選択肢が含まれる、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、オブジェクトに対する移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とする移動の操作の後に実行された別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、を有し、前記画面には、移動の操作の取り消しに際して、前記別の操作の結果を保存するオブジェクトを残すか否かの選択肢が含まれ、前記別の操作の結果を保存するオブジェクトを残す選択肢には、当該別の操作の結果が保存されるオブジェクトに関する操作の履歴上、取り消しの対象である移動の操作を複製の操作に置き換える選択肢が含まれる、情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、オブジェクトに対する移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とする移動の操作の後に実行された別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、を有し、前記別の操作の結果を保存する移動の操作の取り消しを実行する場合、取り消しの実行前に、当該別の操作の結果を保存するオブジェクトの複製を生成する、情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記別の操作の結果を保存するオブジェクトの複製は、移動の操作を取り消す時点に複製元のオブジェクトが存在していた管理上の位置に生成される、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを、データファイルに対するフォルダ間の移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とするフォルダ間の移動の操作の後に実行され、当該データファイルの内容を編集する別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、として機能させるプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、移動の操作後に行われた操作を一律に残す場合に比して、作業の効率性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、移動の操作後に行われた操作が反映されたオブジェクトを残しながら、移動の操作前のオブジェクトを復元できる。
請求項4記載の発明によれば、移動の操作後に行われた操作が反映されたオブジェクトを残しながら、移動の操作前のオブジェクトを復元できる。
請求項5記載の発明によれば、移動の操作後に行われた操作が反映されたオブジェクトを残しながら、移動の操作前のオブジェクトを復元できる。
請求項6記載の発明によれば、移動の操作を取り消すと移動の操作後に行われた別の操作も一緒に取り消される場合に比して、作業の効率性を高めることができる。
<実施の形態1>
<システム構成>
図1は、実施の形態1に係る業務管理システム1の構成例を示す図である。
実施の形態1に係る業務管理システム1は、オブジェクトに対する操作の履歴を管理する操作履歴管理サーバ10と、作業者(管理者を含む)が操作する端末20と、印刷機能、コピー機能、スキャン機能、FAX機能を備える画像形成装置30とをネットワーク40に接続した構成を有している。
ここでの端末20は、例えば卓上型のコンピュータ、ノート型のコンピュータ、スマートフォン、ウェアラブル端末である。
ネットワーク40は、例えばローカルネットワーク、インターネットである。
業務管理システム1は、情報処理システムの一例である。
本実施の形態では、オブジェクトは、単体のオブジェクトの意味でも、複数のオブジェクトの集合体の意味でも使用する。
オブジェクトには、例えばデータファイル、データフォルダ(コンテナ)、文書管理システムが扱うデータ、プロジェクトや業務プロセスを管理するシステムが扱うデータ(例えば作業分解図のデータ)、業務プロセスの各工程にデータファイルを関連付けた管理データ、図形、画像(キャラクタデータを含む)、写真、テキスト(文字、記号等)、テキストボックス、アプリケーションの作業領域(ウィンドウ)が含まれる。
図2は、実施の形態1に係る操作履歴管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
操作履歴管理サーバ10は、プログラム(基本ソフトウェアを含む)の実行を通じて装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)11と、BIOS(Basic Input Output System)や基本ソフトウェア等のプログラムを記憶するROM12と、プログラムの実行領域として使用されるRAM(Random Access Memory)13とを有している。
CPU11、ROM12、RAM13は、いわゆるコンピュータを構成し、各種の情報処理を実行する。なお、ROM12は、不揮発性の半導体メモリによって構成される。
通信インタフェース(通信IF)15は、ネットワーク40との接続に用いられる。
記憶装置14は、外部記憶装置(ネットワークストレージ)でもよい。また、記憶装置14は、オンプレミス型でもよいし、クラウド型でもよい。
ここでの操作履歴管理サーバ10は、情報処理装置の一例である。なお、外部記憶装置を用いる操作履歴管理サーバ10は、情報処理システムの一例である。
機能面から見た操作履歴管理サーバ10は、記憶装置14に保存されているオブジェクト情報141を管理するオブジェクト情報管理部111と、記憶装置14に保存されている操作履歴情報142を管理する操作履歴管理部112と、オブジェクトに対する操作を受け付ける操作受付部113と、操作を取り消す指示を検知する取消指示検知部114と、操作の取り消し方法をユーザに提示する取消方法提示部115と、ユーザが指示した操作を実行する操作実行部116として機能する。
これらの機能は、CPU11によるアプリケーションプログラムの実行を通じて実現される。
操作履歴情報142は、過去に実行された操作の履歴であり、実行された順番も記録される。操作の内容は、オブジェクトの種類によって異なる。操作には、例えば新規作成、更新、移動、コピー(複製)、編集、入力、削除(クリア)等も含まれる。
操作履歴管理部112は、実行された操作を操作履歴情報142として記憶装置14に保存する機能を提供する。
操作受付部113は、端末20(図1参照)を通じてユーザによる特定のオブジェクトに対する操作を受け付ける機能を提供する。
取消指示検知部114は、ユーザによる操作の取り消し指示を検知する機能を提供する。本実施の形態の場合、取消指示検知部114は、移動の操作の取り消しを検知の対象とする。
本実施の形態の場合、取消方法提示部115は、例えば取り消しの対象となる移動操作の後に実行された操作も一括して(一緒に)取り消すか、移動操作のみを取り消して取り消しの対象となる移動操作後に実行された操作は残すかを提示する。
また、取消方法提示部115は、オブジェクトの操作履歴における移動操作をコピー(複製)操作に変更するかを提示する。
取消方法の選択は、操作受付部113によって受け付けられる。
操作実行部116は、操作受付部113が受け付けた操作(指示を含む)を実行する機能を提供する。
図4は、取り消しの対象となる移動の操作と後続する別の操作を説明する図である。(A)は移動操作前のデータファイルの位置を示し、(B)は移動操作後のデータファイルの位置を示し、(C)は移動操作後のデータファイルに編集が加えられた状態を示す。
データファイルは、オブジェクトの一例である。
図4では、データファイルのデータフォルダ間の移動操作の取り消しを想定している。
図4の場合、移動操作の対象であるデータファイルには、基本仕様書との名称が付されている。
移動操作前のデータファイル(基本仕様書)は、「仕様書」フォルダの下位階層にある「ET2.4.0」フォルダに位置している。
移動操作では、移動の前後でデータファイル(基本仕様書)の内容は同じである。このため、図4でも、「ET2.4.4」フォルダに位置するデータファイル(基本仕様書)の説明として、「ET2.4.0の内容」と記載している。
図4の場合、移動操作後にデータファイル(基本仕様書)に編集操作が実行され、移動の直後からは内容が変化している。
そこで、図4では、内容の違いを、図中の星印150で表現している。また、編集操作後のデータファイル(基本仕様書)の説明として、「ET2.4.4の内容」と記載している。
図5は、基本仕様書について用意されている操作画面の例を示す図である。(A)は操作履歴の表示に用いられる操作画面201の例を示し、(B)は移動操作に対する選択肢の表示に用いられる操作画面202の例を示し、(C)は操作を取り消す場合の選択肢の表示に用いられる操作画面203の例を示す。
操作画面201は、例えば図4(C)に示す画面上で「ET2.4.4」フォルダのデータファイル(基本仕様書)を選択し、マウスの右ボタンをクリックすることで表示される。
図5の場合、操作画面201には、図4に対応する一連の操作の履歴が実行順に示されている。図5の例では、実行の時点が古いほど上位に表示されている。
操作の履歴から、基本仕様書が「ET2.4.0」フォルダに新規作成され、その後、「ET2.4.4」フォルダに移動され、更にその後、編集操作が実行されたことが分かる。
図5の場合、操作画面202には、選択可能な操作として、「移動先を開く」、「移動元を開く」、「操作を取り消す」の3つの操作が表示される。
本実施の形態の場合、「移動先を開く」操作が選択されると、「ET2.4.4」フォルダの内容を示す別画面が表示される。
また、「移動元を開く」操作が選択されると、「ET2.4.0」フォルダの内容を示す別画面が表示される。
また、「操作を取り消す」操作が選択されると、操作画面203が表示される。
このうち、「移動後の操作を消す」は、移動操作の後に実行された全ての操作(ここでは編集操作)も一緒に削除することを意味する。
「移動後の操作を残す」は、移動操作の後に実行された全ての操作(ここでは編集操作)を残すことを意味する。この操作が実行されると、編集後の内容を保存したデータファイルを現在のフォルダに残しながら、移動元のフォルダには、移動操作前のデータファイルが復元される。すなわち、同じファイル名を有する複数のデータファイルが異なるフォルダに併存する状態になる。
なお、この操作を選択した場合、「ET2.4.4」フォルダに位置するデータファイル(基本仕様書)の操作履歴からは、移動操作があった事実を確認することはできなくなる。
以下では、移動操作が取り消される場合について、具体的な操作例を説明する。
ここでは、図6~図8を使用して、処理動作の例を説明する。
図6は、移動後の操作を消す場合の処理動作の例を説明するフローチャートである。
図7は、基本仕様書について用意されている操作画面の例を示す図である。(A)は操作画面201で移動操作が選択された状態を示し、(B)は操作画面202で操作の取り消しが選択された状態を示し、(C)は操作画面203で「移動後の操作を消す」ボタンが選択された状態を示す。
図8は、移動操作を取り消す前後における基本仕様書の位置と状態を説明する図である。(A)は移動操作を取り消す前の表示の状態を示し、(B)は移動操作の取り消し中の過渡的な状態を示し(不図示)、(C)は移動操作を取り消した後の表示の状態を示す。
操作画面202は、マウスカーソル211(図7参照)により、操作画面201(図7参照)上の「移動」が選択されることで表示される。
この状態で、ユーザは、操作画面202上の「操作を取り消す」ボタンをマウスカーソル211でクリックする。このクリック操作は、取消指示検知部114(図3参照)により、ユーザによる取り消し指示として受け付けられる(ステップ1)。
操作履歴管理部112は、操作履歴情報142(図3参照)を対象として、ユーザが取り消しの対象に指定した移動操作の後に実行された操作を検索する。
検索の結果を用い、操作履歴管理部112は、移動操作後に別の操作が実行されているか否かを判定する(ステップ3)。
ステップ3で肯定結果が得られた場合、取消方法提示部115(図3参照)は、取消方法をユーザに選択させるための操作画面203(図7参照)を表示する(ステップ4)。
ここでは、取消方法提示部115が、「移動後の操作を消す」ボタンの選択を受け付ける(ステップ5)。
このステップ5の実行後又はステップ3で否定結果が得られた後、操作実行部116(図3参照)が対象オブジェクトの最新の操作を取り消す(ステップ6)。
移動後に実行された操作が複数存在しても、取り消しの対象は、それらのうちで最新の操作だけである。すなわち、1つの操作だけが取り消される。
図8の例では、編集操作が取り消された状態を、星印150の消去で表現している。図8(B)の場合、「ET2.4.4」フォルダに存在する基本仕様書の内容は、編集操作の取り消しによって、「ET2.4.0」フォルダの内容に戻っている。
移動後に実行された操作履歴が複数存在しても、取り消しの対象は、それらのうちで最新の操作履歴だけである。すなわち、1つの操作履歴だけが取り消される。
この後、操作履歴管理部112は、操作履歴から移動操作が取り消されたか否かを判定する(ステップ8)。
ステップ8で否定結果が得られている間、操作実行部116による操作の取り消しと操作履歴管理部112による操作履歴の削除が繰り返される。
やがて、取り消しの対象である移動操作と対応する操作履歴が取り消されると、ステップ8で肯定結果が得られ、一連の処理が終了する。
すなわち、移動後に実行された操作の結果を含まない状態が復元される。
操作の実行後の状態は、従前の取り消し操作の結果と同じであるが、ユーザには、取り消し対象である操作後に実行された別の操作も一緒に取り消すか否かを選択する機会が与えられる。
このように選択の機会が与えられることで、取り消し後の状態がユーザの望む状態となり、ユーザの作業が効率化される。
ここでは、図9~図14を使用して、処理動作の例を説明する。
図9は、移動後の操作を残す場合の処理動作の例を説明するフローチャートである。図9には、図6との対応部分に対応する符号を付して示している。
図10は、基本仕様書について用意されている操作画面の例を示す図である。(A)は操作画面201で移動操作が選択された状態を示し、(B)は操作画面202で操作の取り消しが選択された状態を示し、(C)は操作画面203で「移動後の操作を残す」ボタンが選択された状態を示す。
図11は、移動操作を取り消す前の基本仕様書の状態を説明する図である。
図12は、移動操作の取り消し中の過渡的な状態1を説明する図である。
図13は、移動操作の取り消し中の過渡的な状態2を説明する図である。
図14は、移動操作が取り消された後の基本仕様書の状態の例を説明する図である。
図11~図14は説明のために用意した図である。
図9に示すフローチャートのうちステップ1~4までの処理は、図6に示すフローチャートと同じである。
以下では、操作画面203(図10参照)が表示された後の処理を説明する。
ここでは、取消方法提示部115が、「移動後の操作を残す」ボタンの選択を受け付ける(ステップ11)。
ステップ11の後、操作実行部116(図3参照)が、取り消しの対象であるオブジェクトを現在のフォルダにコピーする(ステップ12)。
図11に示すように、データファイル(基本仕様書)には、「ET2.4.4」フォルダへの移動後に編集操作が加えられているので、図11では、編集の存在を示す星印150を付して示している。
図12には、ステップ12が実行された時点における過渡的な状態が示されている。過渡的な状態であるので、図12に示す状態は、端末20(図1参照)の作業画面に表示されない。すなわち、図12の内容は、操作の対象であるデータファイル(基本仕様書)の操作履歴の状態の説明用である。
図12に示すように、「ET2.4.4」フォルダには、過渡的に内容が同じ2つのデータファイル(基本仕様書)が配置される。
移動後に実行された操作が複数存在しても、取り消しの対象は、それらのうちで最新の操作だけである。すなわち、1つの操作だけが取り消される。
図13の例では、編集操作が取り消された状態を、星印150の消去で表現している。また、コピーした基本仕様書の内容は、「ET2.4.0の内容」に戻っている。
移動後に実行された操作履歴が複数存在しても、取り消しの対象は、それらのうちで最新の操作履歴だけである。すなわち、1つの操作履歴だけが取り消される。
図13の例では、コピーしたデータファイル(基本仕様書)の操作履歴から「編集」が取り消されている。図13では、取り消された操作履歴の存在を破線で表している。
この後、操作履歴管理部112は、操作履歴から移動操作が取り消されたか否かを判定する(ステップ8)。
本実施の形態の場合、次回の最新の操作の取り消しにより、移動操作が取り消される。
図14には、コピーしたデータファイル(基本仕様書)の移動操作が取り消された後の状態が示される。
移動操作が取り消された結果、コピーしたデータファイル(基本仕様書)は、移動元の「ET2.4.0」フォルダに戻り、操作履歴についても新規作成だけが残っている。
このように、取り消しの対象である移動操作と対応する操作履歴が取り消されると、ステップ8で肯定結果が得られ、一連の処理が終了する。
このような状態は、移動操作後に実行された操作が一律に削除される従前の手法では現れることがない状態である。
この場合、ユーザは、移動操作の取り消しによって、編集操作を含むデータファイル(基本仕様書)を移動先のフォルダに残しながら、編集操作を含まないデータファイル(基本仕様書)を移動元のフォルダに復元することができる。
このため、ユーザは、移動操作後に実行した編集操作の内容をそのまま再利用できる。すなわち、編集内容を再利用したい場合にも、同じ操作を繰り返さずに済み、作業が効率化される。
ここでは、図15~図17を使用して、処理動作の例を説明する。
図15は、移動後の操作を残しながらも、移動操作の履歴をコピー操作に置き換える場合の処理動作の例を説明するフローチャートである。図15には、図9との対応部分に対応する符号を付して示している。
図16は、基本仕様書について用意されている操作画面の例を示す図である。(A)は操作画面201で移動操作が選択された状態を示し、(B)は操作画面202で操作の取り消しが選択された状態を示し、(C)は操作画面203で移動操作を「コピー操作に変える」ボタンが選択された状態を示す。
図17は、移動操作が取り消された後の基本仕様書の状態を説明する図である。
図15に示すフローチャートは、ステップ21とステップ22を除き、図9に示すフローチャートと同じである。
以下では、相違するステップについて説明する。
ステップ21は、ステップ4とステップ12の間に実行されるステップ11の代わりに実行される。
ステップ21では、取消方法提示部115が、「コピー操作に変える」ボタンの選択を受け付ける。
この操作は、図16(C)に示す操作に対応する。
前述したように、ステップ8で肯定結果が得られた状態は図14に示されている。
図14の例では、「ET2.4.4」フォルダに存在するデータファイル(基本仕様書)の操作履歴には、「ET2.4.0」フォルダへの「新規作成」、次に「ET2.4.4」フォルダへの「移動」、次に「編集」が記述されている。
ステップ22では、操作履歴の「移動」操作を「コピー」操作に変更する処理が実行される。
図17では、操作履歴が書き換えられた後の状態が表されている。
ただし、操作履歴上、「ET2.4.4」フォルダのデータファイル(基本仕様書)の操作履歴からは「移動」操作が実行された事実は確認できなくなる。
この場合、ユーザは、移動操作の取り消しによって、編集操作を含むデータファイル(基本仕様書)を移動先のフォルダに残しながら、編集操作を含まないデータファイル(基本仕様書)を移動元のフォルダに復元することができる。
このため、ユーザは、移動操作後に実行した操作を無駄にせずに済む。すなわち、編集内容を再利用したい場合にも、同じ操作を繰り返さずに済み、作業が効率化される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に記載の範囲に限定されない。
上述の実施の形態に対して、種々の変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
前述の実施の形態では、移動操作の取り消しに際して移動操作後に実行された操作の扱いを受け付ける操作画面203を提示させる機能を操作履歴管理サーバ10に設けているが、端末20の機能として実行してもよい。この場合、コンピュータとしての端末20は、プログラムの実行を通じて前述した機能を提供する。ここでの端末20は、情報処理装置の一例である。
前述の実施の形態では、移動操作の取り消しに際して移動操作後に実行された操作の扱いを受け付ける操作画面203を提示させる機能が、業務管理システム1を構成するコンピュータを通じて提供される場合について説明したが、特定の用途で使用されるコンピュータでの使用に限らない。
前述の実施の形態では、例えば図5(C)に示すように、移動操作を取り消す場合の選択肢として3種類の操作を例示しているが、選択の対象は「移動後の操作を消す」と「移動後の操作を残す」の2つでもよいし、「移動後の操作を消す」と「コピー操作に変える」の2つでもよい。
前述の実施の形態では、操作履歴に移動操作が1つだけ含まれる例を説明したが移動操作が複数含まれてもよい。この場合でも取り消しの対象は複数の移動操作のうちの1つである。
前述の実施の形態では、データファイルのフォルダ間の移動を取り消す場合について説明したが、文字列、図形、写真、画像等の表示上の位置の移動の取り消しにも利用できる。
図18は、表示上の位置を移動させる操作の取り消しを説明する図である。(A)は図形311、312が配置された画像301の例を示し、(B)は取り消しボタンが操作された場合に表示される操作履歴画面321の例を示し、(C)は操作を取り消す場合の選択肢の表示に用いられる操作画面331の例を示す。
操作の取り消し用に表示される操作履歴画面321では、操作履歴の先頭に位置する操作が「オブジェクトの入力」であり、操作履歴の最後に位置する操作が「塗りつぶし効果」である。図18に示す操作履歴画面321には、「オブジェクトの移動」と「オブジェクトのサイズ変更」も含まれる。
操作画面331は、取り消しの対象として「オブジェクトの移動」が選択された場合に表示される。操作画面331に表示される選択肢は、前述した実施の形態と同じである。すなわち、「移動後の操作を消す」と、「移動後の操作を残す」と、「コピー操作に変える」の3つが選択肢として提示されている。
図19では、円形状の図形312が移動の対象となっており、表示上の位置が移動された後に楕円形状に変形され、更に塗りつぶし効果が加えられている。
一方、(C)に示す画像301Aと(D)に示す操作履歴画面321は、図14に示す「ET2.4.0」フォルダ内の基本仕様書と対応する操作画面201に対応する。
この形態例の場合、(C)に示す画像301Aに対応するデータファイルは、(A)に示す画像301に対応するデータファイルと同じフォルダ内に異なる名称で作成される。
このように、「オブジェクトの移動」操作を取り消しても、ユーザは、移動後に実行された「オブジェクトのサイズ変更」と「塗りつぶし効果」の操作の結果を保存できるので、操作の繰り返しを省略できる。
図21に示す例では、「オブジェクトの移動」操作だけが操作履歴から削除されている。このため、「オブジェクトのサイズ変更」と「塗りつぶし効果」の操作の効果はそのままに、図形312の表示位置だけが移動前の位置に戻っている。
この場合、ユーザは、オブジェクトの移動後に実行された別の操作についてはそのままに作業を継続できる。
図22に示す例では、操作履歴上の「オブジェクトの移動」が「オブジェクトのコピー」に変更されている。このため、同じ画面内に、円形状の図形312と楕円形状の図形312が残っている。
この場合も、ユーザは、オブジェクトの移動後に実行された別の操作を再入力することなく、作業を継続できる。
Claims (6)
- データファイルに対するフォルダ間の移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とするフォルダ間の移動の操作の後に実行され、当該データファイルの内容を編集する別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、
を有する情報処理装置。 - 前記画面には、フォルダ間の移動の操作の取り消しに際して、前記別の操作の結果を保存する前記データファイルを残すか否かの選択肢が含まれる、請求項1に記載の情報処理装置。
- オブジェクトに対する移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とする移動の操作の後に実行された別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、
を有し、
前記画面には、移動の操作の取り消しに際して、前記別の操作の結果を保存するオブジェクトを残すか否かの選択肢が含まれ、
前記別の操作の結果を保存するオブジェクトを残す選択肢には、当該別の操作の結果が保存されるオブジェクトに関する操作の履歴上、取り消しの対象である移動の操作を複製の操作に置き換える選択肢が含まれる、情報処理装置。 - オブジェクトに対する移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とする移動の操作の後に実行された別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、
を有し、
前記別の操作の結果を保存する移動の操作の取り消しを実行する場合、取り消しの実行前に、当該別の操作の結果を保存するオブジェクトの複製を生成する、情報処理装置。 - 前記別の操作の結果を保存するオブジェクトの複製は、移動の操作を取り消す時点に複製元のオブジェクトが存在していた管理上の位置に生成される、請求項4に記載の情報処理装置。
- コンピュータを、
データファイルに対するフォルダ間の移動の操作の取り消しを受け付ける場合に、取り消しの対象とするフォルダ間の移動の操作の後に実行され、当該データファイルの内容を編集する別の操作があるときには、当該別の操作の扱いを受け付ける画面を提示する提示手段、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018117122A JP7180137B2 (ja) | 2018-06-20 | 2018-06-20 | 情報処理装置及びプログラム |
US16/438,496 US20190394342A1 (en) | 2018-06-20 | 2019-06-12 | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium storing program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018117122A JP7180137B2 (ja) | 2018-06-20 | 2018-06-20 | 情報処理装置及びプログラム |
Publications (2)
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