JP2002297425A - ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法

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JP2002297425A
JP2002297425A JP2001095227A JP2001095227A JP2002297425A JP 2002297425 A JP2002297425 A JP 2002297425A JP 2001095227 A JP2001095227 A JP 2001095227A JP 2001095227 A JP2001095227 A JP 2001095227A JP 2002297425 A JP2002297425 A JP 2002297425A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のファイルを正確かつ迅速に関連付ける
こと。 【解決手段】 第1グループに属する複数のファイルを
縮小して表示するステップ(S6)と、第1グループと
は異なる第2グループに属する複数のファイルを縮小し
て表示するステップ(S13)と、第1グループに属す
る複数のファイルの中から少なくとも1つのファイルの
選択を受付けるステップ(S10)と、選択されたファ
イルを第2グループに割付けるステップ(S12)と、
第2グループに属する複数のファイルを関連付けるステ
ップ(S15)とをコンピュータに実行させるファイル
管理プログラムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はファイル管理プロ
グラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイ
ル管理方法に関し、特に、複数のファイルに順位を付け
て1つのファイルに結合した仮想ファイルを作成可能な
ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理
装置およびファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータには、操
作性および利便性を向上させるためにグラフィカルユー
ザインターフェイス(以下「GUI」という)が搭載さ
れるようになってきている。GUIは、画像ファイルや
文書ファイルなどのデータを開いたときのイメージを縮
小して表示したサムネイルで表示することにより、使用
者がそのファイルが何であるかを容易に判断することが
できる形態で表示する。
【0003】また、画像ファイルと文書ファイルなど、
作成されるアプリケーションが異なる複数のファイルを
関連付けて、仮想的に1つのファイルとしてサムネイル
で表示することがなされている。この場合、サムネイル
では、ページ送りすることにより、複数のファイルが順
に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
ファイルを関連付けて結合することにより作成されるフ
ァイル(仮想ファイル)を作成する場合に、仮想結合さ
れる複数のファイルを選択して順位を決定する作業は、
ファイル名に基づきされていた。このため、それぞれの
ファイルが作成されたアプリケーションを起動してファ
イルの内容を確認する必要があり、操作が煩雑であっ
た。
【0005】また、一度作成された仮想ファイルに新た
なファイルを追加したり、ファイルを削除したり、また
は、ファイルの順位の変更をしたりする仮想ファイルの
編集においても、ファイル名に基づきされていたため、
ファイルの内容を確認する必要があり、操作が煩雑であ
った。
【0006】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、コンピュー
タに実行されることにより、複数のファイルを正確かつ
迅速に関連付けることが可能なファイル管理プログラム
およびファイル管理プログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体を提供することである。
【0007】この発明の他の目的は、複数のファイルを
正確かつ迅速に関連付けることが可能なファイル管理装
置を提供することである。
【0008】この発明のさらに他の目的は、複数のファ
イルを正確かつ迅速に関連付けることが可能なファイル
管理方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、ファイル管理プログ
ラムは、第1グループに属する複数のファイルを縮小し
て表示するステップと、第1グループとは異なる第2グ
ループに属する複数のファイルを縮小して表示するステ
ップと、第2グループに属する複数のファイルの中から
少なくとも1つのファイルの選択を受付けるステップ
と、選択されたファイルを第1グループに割付けるステ
ップと、第1グループに属する複数のファイルを関連付
けるステップとをコンピュータに実行させる。
【0010】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルが縮小して表示され、第2グループに属
する複数のファイルが縮小して表示される。第2グルー
プに属する複数のファイルの中から少なくとも1つのフ
ァイルの選択が受付けられ、選択されたファイルが第1
グループに割付けられる。そして、第1グループに属す
る複数のファイルが関連付けられる。このため、第1グ
ループまたは第2グループそれぞれに属するファイルが
縮小して表示されるので、第1グループおよび第2グル
ープに属するファイルの縮小画像を見ながら、第1グル
ープに割付けるファイルを決定することができる。その
結果、複数のファイルを正確かつ迅速に関連付けること
が可能なファイル管理プログラムおよびファイル管理プ
ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を
提供することができる。
【0011】好ましくは、ファイル管理プログラムは、
第1グループに属する複数のファイルの中から選択され
たファイルの第1グループへの割付けを解除するステッ
プをさらにコンピュータに実行させる。
【0012】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルの中から選択されたファイルの第1グル
ープへの割付けが解除される。このため、第1グループ
に属するファイルを第1グループから容易に削除するこ
とができる。
【0013】好ましくは、ファイル管理プログラムの関
連付けステップは、第1グループに属する複数のファイ
ルそれぞれを特定するための識別情報と順位とを記憶す
るステップを含む。
【0014】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルそれぞれを特定するための識別情報と順
位とが記憶される。このため、第1グループに属する複
数のファイルを仮想的に結合することができる。
【0015】好ましくは、ファイル管理プログラムの前
記関連付けステップは、第1グループに属する複数のフ
ァイルの順位を変更するステップを含む。
【0016】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルの順位が変更される。
【0017】好ましくは、ファイル管理プログラムの第
1グループに属する複数のファイルを表示するステップ
は、ファイルの順位に従って複数のファイルを配列して
表示示する。
【0018】この発明に従えば、ファイルの順位に従っ
て複数のファイルが配列されて表示されるので、表示さ
れた複数のファイルの順位をファイルの内容を視覚で確
認しながら決定することができる。
【0019】この発明のさらに他の局面によれば、ファ
イル管理装置は、第1グループに属する複数のファイル
を縮小して表示する第1表示手段と、第1グループとは
異なる第2グループに属する複数のファイルを縮小して
表示する第2表示手段と、第2グループに属する複数の
ファイルの中から少なくとも1つのファイルの選択を受
付ける受付手段と、選択されたファイルを第1グループ
に割付ける割付手段と、第1グループに属する複数のフ
ァイルを関連付ける関連付け手段とを含む。
【0020】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルが縮小して表示され、第2グループに属
する複数のファイルが縮小して表示される。第2グルー
プに属する複数のファイルの中から少なくとも1つのフ
ァイルの選択が受付けられ、選択されたファイルが第1
グループに割付けられる。そして、第1グループに属す
る複数のファイルが関連付けられる。このため、複数の
ファイルを正確かつ迅速に関連付けることが可能なファ
イル管理装置を提供することができる。
【0021】この発明のさらに他の局面によれば、ファ
イル管理方法は、第1グループの属する複数のファイル
を縮小して表示するステップと、第1グループとは異な
る第2グループに属する複数のファイルを縮小して表示
するステップ、第2グループに属する複数のファイルの
中から少なくとも1つのファイルの選択を受付けるステ
ップと、選択されたファイルを第1グループに割付ける
ステップと、第1グループに属する複数のファイルを関
連付けるステップとを含む。
【0022】この発明に従えば、第1グループに属する
複数のファイルが縮小して表示され、第2グループに属
する複数のファイルが縮小して表示される。第2グルー
プに属する複数のファイルの中から少なくとも1つのフ
ァイルの選択が受付けられ、選択されたファイルが第1
グループに割付けられる。そして、第1グループに属す
る複数のファイルが関連付けられる。このため、複数の
ファイルを正確かつ迅速に関連付けることが可能なファ
イル管理方法を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0024】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るファイル管理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1を参照して、ファイル管理装置100は、パー
ソナルコンピュータ等で構成することができ、ファイル
管理装置の全体を制御するための制御部101と、デー
タを入力するための入力部105と、データを記憶する
ための記憶部103と、データを出力するための出力部
107と、制御部101で実行するためのプログラム等
を記憶するための外部記憶装置109とを含む。
【0025】制御部101は、中央演算装置(CPU)
と、このCPUで実行するためのプログラムを記憶する
ための読出し専用メモリ(ROM)やCPUでプログラ
ムを実行する際に必要となる変数等を記憶するためのラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)を有する。
【0026】入力部105は、キーボードまたはマウス
などであり、文字または数字の入力、または、所定の指
示コマンドの入力が可能となっている。
【0027】記憶部103は、文章または画像等のデー
タを格納する。これらのデータは、たとえば、ワードプ
ロセッサのアプリケーションプログラムにより作成され
たデータファイル、表計算ソフトのアプリケーションに
より作成されたデータファイル、デジタルカメラまたは
イメージスキャナ等で読取られた画像を記憶するための
データファイル、または、他の種々のアプリケーション
プログラムで作成されるデータファイルである。記憶部
103に記憶されるデータファイルは、それが作成され
たアプリケーションプログラムには依存しない。
【0028】また、記憶部103は、複数のフォルダを
有し、フォルダに分類してデータファイルを記憶するこ
とができる。たとえば、あるフォルダAには、ワードプ
ロセッサで作成したデータファイルを記憶し、フォルダ
Bには、表計算のアプリケーションソフトにより作成さ
れたデータファイルを記憶するようにしてもよい。さら
に、何らかの事案ごとにフォルダを作成するようにして
もよいし、データファイルが作成された期日をもとに所
定の期間で区切ってフォルダを作成するようにしてもよ
い。これらのフォルダは、周知のアプリケーションプロ
グラムにより作成される。
【0029】出力部107は、液晶表示装置、ブラウン
等のディスプレイであり、制御部101の指示に従って
データファイルをサムネイルで表示する。これにより、
複数のデータファイルを同時に表示することができる。
【0030】外部記憶装置109は、コンピュータ読取
可能な記録媒体111に記録されたプログラムやデータ
を読込み、制御部101に送信する。また、制御部10
1からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体
111に必要なデータを書込む。
【0031】コンピュータ読取可能な記録媒体111と
しては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、
磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク
装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/D
VD等)などのディスク系、ICカード(メモリカード
を含む)や光カードなどのカード系、あるいはマスクR
OM、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモ
リ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。ま
た、記録媒体111を、ネットワークからプログラムが
ダウンロードされるように流動的にプログラムを担持す
る媒体とすることもできる。
【0032】制御部101は、記録媒体111に記録さ
れたファイル管理プログラムを外部記憶装置109で読
取ることにより、読取ったプログラムを実行することが
できる。
【0033】図2は、本実施の形態におけるファイル管
理装置100で作成される仮想ファイルのフォーマット
の一例を示す図である。図2を参照して、仮想ファイル
は、データファイルの名前を示す項目(ファイル名)
と、データファイルのサイズを示す項目(サイズ)と、
データファイルの更新年月日を示す項目(更新日)と、
データファイルに関するキーワードを示す項目(キーワ
ード)と、データファイルに関連するコメントを示す項
目(コメント)と、データファイルに付される付箋の有
無を示す項目(付箋)と、データファイルに関するマー
カの有無を示す項目(マーカ)と、データファイル間の
関連を示す項目(リンク)とを含む。
【0034】たとえば、ファイル名が「ファイル1」の
データファイルについては、ファイルサイズが16KB
であり、更新された日時が00/01/26であり、キ
ーワードが「管理」および「検索」であり、コメントが
「部内回覧」であり、付箋およびマーカが付けられてい
るデータである。
【0035】ファイル名が「ファイル2」のデータにお
いて、リンクの項目に「ファイル1」が割付けられてい
る。これは、ファイル名が「ファイル2」のファイル
は、ファイル名が「ファイル1」のファイルの後に続く
順位であることを示す。したがって、図2に示す仮想フ
ァイルのデータでは、「ファイル1」、「ファイル
2」、「ファイル3」、「ファイル4」の順にファイル
の順位が定められ、「ファイル1」〜「ファイル4」ま
での4つのファイルが関連付けられて仮想結合されたフ
ァイルとなる。
【0036】より具体的には、リンクの項目で関連付け
られたファイル1〜ファイル4のデータファイルは、フ
ァイル管理装置100の入力部105のマウス等で表示
のために仮想ファイルが指定されると、出力部107の
ディスプレイにファイル1のサムネイルが表示される。
そして、ページ送りの指示が入力されるごとに、ファイ
ル2、ファイル3、ファイル4の順にサムネイルの表示
が切り替えられる。
【0037】このとき、ファイル1〜ファイル4の4つ
のデータファイルが、異なるアプリケーションプログラ
ムにより作成された場合であっても、それぞれのファイ
ルが読出される時点で、そのデータファイルに対応する
アプリケーションプログラムが起動されてデータファイ
ルが読出され、出力画像が作成される。その後、出力部
107に1つのサムネイルで表示される。また、サムネ
イルをページ送りすることにより、それぞれのアプリケ
ーションプログラムで作成された出力画像が順に表示さ
れることになる。
【0038】本実施の形態においては、マーカについて
は「YES」または「NO」で示し、付箋の項目につい
ては「あり」と「なし」で示すようにした。マーカの項
目が「YES」の場合には、マーカの画像ファイルが関
連付けられる。「NO」の場合には、マーカの画像ファ
イルが関連付けられない。付箋の項目が「あり」の場合
には、そのデータファイルに付箋が付けられていること
を示し、「なし」の場合にはそのデータファイルに付箋
が付けられていないことを示す。また、マーカの項目を
「YES」または「NO」とするのではなく、マーカの
画像データそのものを仮想ファイルに含めるようにして
もよい。
【0039】また、仮想ファイルは、データファイルに
対応させてファイルサイズ、更新日、キーワード、コメ
ント、付箋、マーカを含むので、これらの項目を用いて
データファイルの選択や検索等を行なうことができる。
【0040】さらに、仮想ファイルは、あるデータファ
イルは他のデータファイルと関連付けるためのリンクの
項目を含むので、複数のデータファイルを容易に関連付
けることができる。
【0041】さらに、互いに関連付けられたデータファ
イルは、1つのサムネイルで表示することができるの
で、操作者は、関連付けられたデータファイルを1つの
ファイルとして取扱うことができる。
【0042】さらに、仮想ファイルを削除することで、
データファイルを管理対象から除外することができるの
で、操作が容易である。
【0043】図3は、本実施の形態におけるファイル管
理装置で実行される仮想ファイル編集処理の流れを示す
フローチャートである。図3を参照して、仮想ファイル
編集処理は、複数のファイルを関連付けて新規に仮想フ
ァイルを作成する仮想ファイル作成処理、仮想ファイル
で関連付けられた複数のファイルのうちからいずれかの
ファイルを削除する削除処理、仮想ファイルに別のファ
イルを新たに追加する挿入処理、仮想ファイルで関連付
けられた複数のファイルの順位を変更する順位変更処理
が含まれる。
【0044】図3を参照して、仮想ファイル編集処理に
おいては、まず、ファイル管理装置100の出力部10
7のディスプレイに第1ウィンドウが表示される(ステ
ップS1)。第1ウィンドウは、編集の対象となる仮想
ファイルで関連付けられる複数のファイルのサムネイル
を表示するためのウィンドウである。
【0045】次のステップS2では、新規に仮想ファイ
ルを作成するか否かが判断される。新規に仮想ファイル
を作成するか否かは、ファイル管理装置100の操作者
が入力部105のキーボードまたはマウスから所定の指
示を入力することにより行なわれる。新規に仮想ファイ
ルを編集する旨を示す指示が入力された場合には、ステ
ップS5へ進み、そうでない場合にはステップS3へ進
む。
【0046】ステップS3では、既に作成されている仮
想ファイルの指定に応じて、指定された仮想ファイルを
記憶部103より読込む。仮想ファイルの指定は、ファ
イル管理装置100の使用者が入力部105のキーボー
ドまたはマウスから仮想ファイルのファイル名を入力ま
たは指示することにより行なわれる。
【0047】次のステップS4では、読込まれた仮想フ
ァイルで関連付けられたファイルのサムネイルが第1ウ
ィンドウに表示される。仮想ファイルで関連付けられた
ファイルに対応するアプリケーションがそれぞれ起動さ
れ、そのアプリケーションで作成されたサムネイルが第
1ウィンドウに表示されることになる。この場合、読込
まれた仮想ファイルでファイルの順位が定められている
ので、第1ウィンドウに表示されるサムネイルは、ファ
イルの順位に従って表示されることになる。たとえば、
第1ウインドウ内で左から右に向かう方向、または、上
から下に向かう方向に順にサムネイルが並べられて表示
される。
【0048】次のステップS5では、編集対象の指示が
あったか否かが判断され、指示があった場合にはステッ
プS6へ進み、そうでない場合には待機状態となる。編
集対象とは、新規に作成する仮想ファイルまたは既に作
成された仮想ファイルに追加するファイルまたはそのフ
ァイルを含むフォルダが該当する。編集対象は、1つに
限られず、複数あってもよい。ステップS5で編集対象
のフォルダが複数指定された場合には、第2ウィンドウ
は指定された数のフォルダの数だけ第2ウィンドウが表
示されることになる。
【0049】次に、ファイル管理装置100の出力部1
07のディスプレイに第2ウィンドウが表示される。第
2ウィンドウは、第1ウィンドウとは異なるウィンドウ
であり、編集対象に属するファイルをサムネイルで所定
の順序で表示するためのウィンドウである。
【0050】次のステップS7では、ステップS5で指
定された編集対象のフォルダに属するファイルを第2ウ
ィンドウにサムネイルで表示する。第2ウィンドウに
は、表示されたファイルを所定の順序で並び換えるため
の順序変更ボタンを有する。
【0051】次のステップS8では、第2ウィンドウに
表示された順序変更ボタンが押下されて、順序変更の指
示があったか否かが判断される。順序変更の指示があっ
た場合にはステップS9へ進み、そうでない場合にはス
テップS9をスキップしてステップS10へ進む。
【0052】順序変更ボタンには、ファイルが作成され
たアプリケーションごとにまとめて並べ替えて順序を変
更するボタンと、ファイルの名称で順序を変更するため
のボタン、ファイルを作成した作成者ごとにまとめて並
べ替えて順序を変更するボタン、ファイルが作成された
日付で順序を変更するためのボタンとを含むことができ
る。
【0053】ステップS9では、押下された順序変更ボ
タンに従って、ファイルの順序が変更され、第2ウィン
ドウに変更された順序に従ってファイルのサムネイルが
並べられて表示される。
【0054】ステップS10では、第1ウィンドウまた
は第2ウィンドウに表示されたサムネイルのいずれかが
選択されたか否かが判断される。サムネイルの選択があ
った場合にはステップS11へ進み、そうでない場合に
はステップS14へ進む。サムネイルの選択は、入力部
105のマウス等のポインティングデバイスで、マウス
ポインタが合わせられたサムネイルがドラッグされるこ
とにより選択される。サムネイルが選択された場合に
は、選択されたサムネイルを反転表示等することによ
り、使用者に選択された旨を知らせる。
【0055】ステップS11では、ステップS10で選
択されたサムネイルが第1ウィンドウに表示されたサム
ネイルであり、かつ、選択されたサムネイルを削除する
指示が入力されたか否かが判断される。第1ウィンドウ
のサムネイルを削除する指示が入力された場合には第1
ウィンドウから削除を指示されたサムネイルが削除さ
れ、ステップS13へ進む。そうでない場合にはステッ
プS12へ進む。第1ウィンドウに表示されたサムネイ
ルが選択されて削除する指示は、第1ウィンドウに表示
されたサムネイルがステップS10においてドラッグさ
れ、第1ウィンドウの外にドロップされたことを検出す
ることにより判断することができる。
【0056】ステップS12では、ステップS10で選
択されたサムネイルが第1ウィンドウ内にドロップされ
たか否かが判断される。第1ウィンドウ内にドロップさ
れるサムネイルは、次の2つのサムネイルが該当する。
1つは、ステップS10において、第1ウィンドウに表
示されたサムネイルが選択され、第1ウィンドウ内にド
ロップされる場合、他の1つは、第2ウィンドウに表示
されたサムネイルがステップS10において選択され、
第1ウィンドウ内にドロップされる場合である。
【0057】前者の場合には、順位変更処理に該当し、
後者の場合にはファイルの新規追加処理に該当する。順
位変更処理においては、ステップS10において第1ウ
ィンドウ内で表示されたサムネイルがドロップされた位
置に応じて、順位が変更される。たとえば、第5順位に
あったサムネイルが選択され、第1順位と第2順位との
間にドロップされた場合には、第5順位にあったサムネ
イルが第2順位に変更され、第2順位にあったサムネイ
ルが第3順位に変更され、以下、同様に順位が変更され
る。
【0058】ファイルの追加処理にあっては、ステップ
S10において、第2ウィンドウ内から選択されたサム
ネイルが、第1ウィンドウに表示されるとともに、ドロ
ップされた位置に応じて第1ウィンドウ内の順位が決定
される。たとえば、ステップS10で第2ウィンドウ内
から選択されたサムネイルが第1ウィンドウ内に表示さ
れた第1順位と第2順位との間にドロップされた場合に
は、ドロップされたサムネイルの順位は第2順位とさ
れ、それまで第2順位にあったサムネイルは第3順位
に、第4順位にあったサムネイルは第5順位に順位が変
更される。
【0059】ステップS13では、ステップS12およ
びステップS11で変更されたサムネイルの順位に従っ
て、第1ウィンドウに表示するサムネイルを変更し、再
度表示する。この場合、変更されたファイルの順位に従
って第1ウィンドウにファイルが表示されることにな
る。
【0060】次のステップS14では、仮想結合する旨
の指示があったか否かが判断される。仮想結合の指示が
あった場合にはステップS15へ進み、そうでない場合
にはステップS10へ進む。仮想結合の指示は、たとえ
ば、第1ウィンドウ内に設けられた仮想結合ボタンが、
マウス等のポインティングデバイスによりマウスポイン
タが合わせられクリックされたか否かにより入力を受付
けることができる。
【0061】ステップS15では、第1ウィンドウに表
示されたサムネイルとその表示順位とに基づき、仮想フ
ァイルの新規作成の場合には新たな仮想ファイルが作成
され、仮想ファイルの更新の場合にはステップS3で指
定された仮想ファイルが更新される。
【0062】仮想ファイルにおいて関連付けられた複数
のファイルの順位は、図2に示した仮想ファイルのリン
クの項目を更新することにより行なわれる。
【0063】仮想ファイルの新規作成の場合には、図2
に示した仮想ファイルのフォーマットで、新たな仮想フ
ァイルが作成される。この場合、第1ウィンドウに表示
されたサムネイルの順序に従ってリンクの項目のデータ
が作成される。
【0064】一方、ファイルの追加処理では、ステップ
S3で読込まれた仮想ファイルにおいて、追加されたフ
ァイルに関するデータが追加され、リンクの項目が更新
される。順位変更処理においては、リンクの項目のデー
タが変更されることになる。ファイル削除処理において
は削除されたファイルに対応するデータが削除され、他
のデータとのリンクの項目が更新される。
【0065】図4は、本実施の形態におけるファイル管
理装置で実行される仮想ファイル編集処理において表示
される編集画面の一例を示す図である。編集画面は、フ
ァイル管理装置100の出力部107のディスプレイに
表示される。なお、図中の矢印は、説明を簡単にするた
めに付したもので、実際には編集画面300には含まれ
ない。
【0066】図4を参照して、編集画面300には、第
1ウィンドウ310と第2ウィンドウ320とが表示さ
れる。編集画面300では、仮想ファイルの新規作成処
理で表示される画面を例に処理している。第1ウィンド
ウ310には、当初サムネイルは何も表示されていない
状態である。第1ウィンドウ310は仮想結合ボタン3
11を含む。
【0067】第2ウィンドウ320には、6つのサムネ
イル301〜306を含む。また、第2ウィンドウ32
0は、アプリケーションにより表示されるサムネイルの
表示順序を変更するためのアプリボタン321と、ファ
イルの名称によりサムネイルの表示順序を変更する名称
ボタン322と、ファイルの作成者によりサムネイルの
表示順序を変更する作成者ボタン323と、ファイルが
作成された順に表示されたサムネイルの表示順序を変更
する日付ボタン324とを含む。
【0068】アプリボタン321にマウスポインタが合
わせられてマウスがクリックされると、サムネイル30
1〜306が、アプリケーションごとにまとめられて表
示順序が変更される。たとえば、ワードプロセッサソフ
トウェアで作成されたファイル、表計算ソフトウェアで
作成されたファイルの順にサムネイルを表示する順序が
変更される。ワードプロセッサソフトウェアで作成され
たファイルが複数ある場合には、その前に表示されてい
た表示順序でワードプロセッサソフトウェアで作成され
た複数のファイルの順位が定まり、定められた順位でサ
ムネイルが表示されることになる。
【0069】名称ボタン322にマウスポインタが合わ
せられマウスがクリックされると、ファイルの名称順に
順位が決定され、決定された順でサムネイルが表示され
る。
【0070】作成者ボタン323にマウスポインタが合
わせられマウスがクリックされると、ファイルを作成し
た作成者ごとにファイルがまとめられ、作成者の名前順
に順位が決定される。たとえば、作成者Aが作成したフ
ァイル、作成者Bが作成したファイルの順に順位が決定
される。作成者Aまたは作成者Bが作成したファイルが
複数ある場合には、それぞれの作成者が作成したファイ
ルが前に決定された順位にしたがって順位が定められ
る。
【0071】日付ボタン324にマウスポインタが合わ
せられマウスがクリックされると、ファイルが作成され
た日付の順に順位が決定され、決定された順位に従って
サムネイルが表示される。
【0072】このように、第2ウィンドウ320におい
ては、作成されたアプリケーションの順、ファイルの名
称順、ファイルを作成した作成者順、ファイルが作成さ
れた日付順にファイルの順位を変更することができ、変
更された順位に従ってサムネイルがたとえば左から順に
表示される。このため、ファイル管理装置100を使用
する操作者は、第2ウィンドウ320から所望のファイ
ルを容易に選択することができる。
【0073】また、第2ウィンドウは下方に矢印ボタン
325,326を有する。矢印ボタン325,326に
マウスポインタが合わせられてマウスがクリックされる
と、第2ウィンドウ320がスクロールされる。たとえ
ば、矢印ボタン325にマウスポインタが合わせられて
マウスがクリックされると、第2ウインドウに表示され
たサムネイルが左方向にスクロールされ、矢印ボタン3
25にマウスポインタが合わせられてマウスがクリック
されると、第2ウインドウが右方向にスクロールされ
る。第2ウインドウをスクロールさせることにより、第
2ウィンドウ320内に一度に表示できないサムネイル
を表示させることができる。
【0074】図4では、第2ウィンドウ320に表示さ
れるサムネイル301がドラッグされて第1ウィンドウ
310にドロップされ、次に、第2ウィンドウ320に
表示されたサムネイル304がドラッグされて第1ウィ
ンドウ310のサムネイル301の右側にドロップさ
れ、第2ウィンドウ320に表示されたサムネイル30
2がドラッグされて第1ウィンドウ310のサムネイル
304の右側にドロップされ、第2ウィンドウ320に
表示されたサムネイル303がドラッグされて第1ウィ
ンドウ310に表示されたサムネイル302の右側にド
ロップされた様子を示している。
【0075】なお、サムネイルが第2ウインドウから第
1ウインドウにドラッグアンドドロップされる順番はこ
れに限られないが、第1ウインドウに、サムネイル30
1、サムネイル304、サムネイル302、サムネイル
303の順に、サムネイルが配列されて表示されるよう
に、第1ウインドウにドロップされる。
【0076】したがって、第1ウィンドウ310には、
左から順にサムネイル301、サムネイル304、サム
ネイル302、サムネイル303が表示される。この順
に従って、サムネイル301に対応するファイル、サム
ネイル304に対応するファイル、サムネイル302に
対応するファイル、サムネイル303に対応するファイ
ルが、仮想結合されるファイルとして選択され、左から
順にサムネイルが表示される順位に従って、ファイルの
順位が決定されることになる。
【0077】すなわち、第1ウインドウ310にドロッ
プされて表示されたサムネイルに対応するファイルが仮
想結合されるファイルとして選択される。そして、第1
ウインドウ310に表示された順番、本実施の形態にお
いては左から右方向に配列する順番にしたがって、ファ
イルの順位が定められる。
【0078】なお、本実施の形態においては、ファイル
の順位が第1ウインドウ310に配列して表示される順
序を左から右に向かう方向で定めたが、右から左に向か
う方向でもよく、配列する方向が上下方向の場合には上
から下に向かう方向または下から上に向かう方向として
もよい。
【0079】第1ウィンドウ310の仮想結合ボタン3
11にマウスポインタが合わせられマウスがクリックさ
れると、第1ウィンドウ310に表示されたサムネイル
で特定されるファイルが関連付けられるファイルに選択
され、第1ウィンドウ310にサムネイルが左から右方
向に表示される順にファイルの順位が決定されて仮想フ
ァイルが作成される。
【0080】このように、これから作成しようとする仮
想ファイルで関連付けるためのファイルのサムネイルを
表示するための第1ウインドウが表示され、編集対象の
ファイルのサムネイルが第2ウィンドウ320に表示さ
れる。そして、ドラッグアンドドロップの操作により第
2ウィンドウ320中のサムネイルが第1ウィンドウ3
10に表示される。このため、編集対象のファイルのサ
ムネイル301,302,303,304,305,3
06を見ながら、仮想ファイルで関連付けしようとする
ファイルを決定することができる。
【0081】また、第1ウィンドウ310では、左から
右方向にサムネイルが表示される順にしたがってファイ
ルの順位が定められるので、仮想ファイルにより関連付
けられたファイルの順位を容易に視覚で確認することが
できる。
【0082】図5は、本実施の形態におけるファイル管
理装置で実行される仮想ファイル編集処理において表示
される編集画面の別の例を示す図である。図5において
は、仮想ファイルに新規にファイルを追加するファイル
追加処理が行なわれた様子を示している。なお、図中の
矢印は、説明を簡単にするために付したもので、実際に
は編集画面300Aには含まれない。
【0083】図5を参照して、編集画面300Aには、
第1ウィンドウ310Aと第2ウィンド320とを含
む。第1ウィンドウ310Aには、当初、指定された仮
想ファイルで関連付けられたファイルに対応するサムネ
イル330,331が表示されている。サムネイル33
0で特定されるファイルが第1順位であり、サムネイル
331に対応するファイルが第2順位である。
【0084】第2ウィンドウ320に表示されたサムネ
イル301にマウスポインタが合わせられてドラッグさ
れて第1ウィンド310Aに表示されたサムネイル33
0とサムネイル331との間にドロップされ、第2ウィ
ンドウ320に表示されたサムネイル304がドラッグ
されて第1ウィンドウ310Aに表示されたサムネイル
331の右側にドロップされ、第2ウィンドウ320に
表示されたサムネイル302がドラッグされて第1ウィ
ンドウ310Aに表示されたサムネイル304の右側に
ドロップされ、第2ウィンドウ320に表示されたサム
ネイル303がドラッグされて第1ウィンドウ310A
に表示されたサムネイル302の右側にドロップされた
状態を示している。
【0085】なお、サムネイルが第2ウインドウから第
1ウインドウにドラッグアンドドロップされる順番はこ
れに限られないが、第1ウインドウにサムネイル33
0、サムネイル301、サムネイル331、サムネイル
304、サムネイル302、サムネイル303の順に、
サムネイルが配列されて表示されるように、第1ウイン
ドウにドロップされる。
【0086】そして、第1ウィンドウ310Aの仮想結
合ボタン311にマウスポインタが合わせられマウスが
クリックされると、第1ウィンドウ310Aに表示され
たサムネイルで特定されるファイルが関連付けられるフ
ァイルに選択され、第1ウィンドウ310Aにサムネイ
ルが左から右方向に表示される順にファイルの順位が決
定されて仮想ファイルが更新される。
【0087】このように、既に作成された仮想ファイル
で関連付けられたファイルのサムネイル330,331
が第1ウインドウに表示され、これとは別の編集対象の
ファイルのサムネイルが第2ウィンドウ320に表示さ
れる。そして、ドラッグアンドドロップの操作により第
2ウィンドウ320中のサムネイルが第1ウィンドウ3
10Aに表示される。このため、既にある仮想ファイル
で関連付けられたファイルのサムネイル330,331
を見つつ、追加しようとするファイルのサムネイル30
1,302,303,304を見ながら追加するファイ
ルを決定することができる。
【0088】また、第1ウィンドウ310Aでは、左か
ら右方向にサムネイルが表示される順にしたがってファ
イルの順位が定められるので、仮想ファイルにより関連
付けられたファイルの順位を容易に視覚で確認すること
ができる。
【0089】図6は、本実施の形態におけるファイル管
理装置で実行される仮想ファイル編集処理において表示
される編集画面のさらに別の例を示す図である。図6に
示す編集画面は、編集対象とされるフォルダが複数ある
場合に新規に仮想ファイルを作成する例を示している。
【0090】図6を参照して、編集画面300Bには、
第1ウィンドウ310Bと、2つの第2ウィンドウ32
0,330とを含む。なお、図中の矢印は、説明を簡単
にするために付したもので、実際には編集画面にこのよ
うな矢印は存在しない。
【0091】第1ウィンドウ310Bは、最初はサムネ
イルが表示されていない。そのような状態で、2つの第
2ウィンドウ320,330が表示される。第2ウィン
ドウ320に表示されたサムネイル301がドラッグさ
れて第2ウィンドウ310Bにドロップされる。その
後、第2ウィンドウ330に表示されたサムネイル33
1がドラッグされて第2ウィンドウ310Bに表示され
たサムネイル301の右側にドロップされる。さらに、
第2ウィンドウ320に表示されたサムネイル302が
ドラッグされて第1ウィンドウ310Bに表示されたサ
ムネイル331の右側にドロップされる。そして、第2
ウィンドウ330に表示されたサムネイル332がドラ
ッグされて第1ウィンドウ310Bに表示されたサムネ
イル302の右側にドロップされた状態を示している。
【0092】なお、サムネイルが第2ウインドウ32
0,330から第1ウインドウにドラッグアンドドロッ
プされる順番はこれに限られないが、第1ウインドウに
サムネイル301、サムネイル331、サムネイル30
2、サムネイル332の順に、サムネイルが配列されて
表示されるように、第1ウインドウにドロップされる。
【0093】そして、第1ウィンドウ310Bの仮想結
合ボタン311にマウスポインタが合わせられマウスが
クリックされると、第1ウィンドウ310Bに表示され
たサムネイルで特定されるファイルが関連付けられるフ
ァイルに選択され、第1ウィンドウ310Bにサムネイ
ルが左から右方向に表示される順にファイルの順位が決
定されて仮想ファイルが更新される。
【0094】このように、これから作成しようとする仮
想ファイルで関連付けるためのファイルのサムネイルを
表示するための第1ウインドウが表示され、編集対象の
ファイルのサムネイルが2つの第2ウィンドウ320,
330に表示される。そして、ドラッグアンドドロップ
の操作により第2ウィンドウ320,330中のサムネ
イルが第1ウィンドウ310に表示される。このため、
第2ウインドウ320に表示されたサムネイル301,
302,303,304,305,306、第2ウイン
ドウ330に表示されたサムネイル331,332,3
33,334,335を見ながら、仮想ファイルで関連
付けしようとするファイルを決定することができる。
【0095】また、第1ウィンドウ310Bでは、左か
ら右方向にサムネイルが表示される順にしたがってファ
イルの順位が定められるので、仮想ファイルにより関連
付けられたファイルの順位を容易に視覚で確認すること
ができる。
【0096】以上説明したように本実施の形態における
ファイル管理装置においては、新規に作成しようとする
仮想ファイルで関連付けしようとするファイルを第1ウ
ィンドウでサムネイルを用いて左から右方向に順に表示
するだけで作成するようにしている。このため、関連付
けしようとする複数のファイルそれぞれの内容を視覚で
確認することができるとともに、サムネイルが配列され
る方向でファイルの順位を視覚で確認することができ
る。このため、複数のファイルを正確かつ確実に選択
し、順位を決定することができる。
【0097】また、仮想ファイルに含めようとするファ
イルをサムネイルで表示するようにしたので、仮想ファ
イルに含めようとするファイルを視覚で確認することが
でき、正確かつ確実に仮想ファイルで関連付けしようと
するファイルを選択することができる。
【0098】さらに、仮想ファイル編集処理において
は、第1ウィンドウ310に表示されたサムネイルをド
ラッグして第1ウィンドウの外にドロップすることによ
り、第1ウィンドウ310からそのサムネイルを表示す
るのを止めることができる。これにより、第1ウィンド
ウ310からサムネイルの表示を解除することにより、
仮想ファイルにおいて既に関連付けられたファイルの関
連付けを解除することができる。
【0099】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおけるファイル
管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるファイル管理装
置で作成される仮想ファイルのフォーマットの一例を示
す図である。
【図3】 本実施の形態におけるファイル管理装置で実
行される仮想ファイル編集処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】 本実施の形態におけるファイル管理装置で実
行される仮想ファイル編集処理において表示される編集
画面の一例を示す図である。
【図5】 本実施の形態におけるファイル管理装置で実
行される仮想ファイル編集処理において表示される編集
画面の別の例を示す図である。
【図6】 本実施の形態におけるファイル管理装置で実
行される仮想ファイル編集処理において表示される編集
画面のさらに別の例を示す図である。
【符号の説明】
100 ファイル管理装置、101 制御部、103
記憶部、105 入力部、107 出力部、109 外
部記憶装置、111 記録媒体、300,300A,3
00B 編集画面、310,310A,310B 第1
ウィンドウ、320,330 第2ウィンドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 BA01 BA04 BB16 CA20 JA01 JA02 5B082 GC04 5E501 AA02 BA05 CA02 CB02 CB09 EA11 EB05 FA48 FB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1グループに属する複数のファイルを
    縮小して表示するステップと、 前記第1グループとは異なる第2グループに属する複数
    のファイルを縮小して表示するステップと、 前記第2グループに属する複数のファイルの中から少な
    くとも1つのファイルの選択を受付けるステップと、 前記選択されたファイルを前記第1グループに割付ける
    ステップと、 前記第1グループに属する複数のファイルを関連付ける
    ステップとをコンピュータに実行させるファイル管理プ
    ログラム。
  2. 【請求項2】 前記第1グループに属する複数のファイ
    ルの中から選択されたファイルの前記第1グループへの
    割付けを解除するステップをさらにコンピュータに実行
    させる、請求項1に記載のファイル管理プログラム。
  3. 【請求項3】 前記関連付けステップは、前記第1グル
    ープに属する複数のファイルそれぞれを特定するための
    識別情報と順位とを記憶する、請求項1に記載のファイ
    ル管理プログラム。
  4. 【請求項4】 前記関連付けステップは、前記第1グル
    ープに属する複数のファイルの順位を変更するステップ
    を含む、請求項3に記載のファイル管理プログラム。
  5. 【請求項5】 前記第1グループに属する複数のファイ
    ルを表示するステップは、ファイルの順位に従って複数
    のファイルを配列して表示する、請求項3に記載のファ
    イル管理プログラム。
  6. 【請求項6】 前記1〜5のいずれかに記載のファイル
    管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
    媒体。
  7. 【請求項7】 第1グループに属する複数のファイルを
    縮小して表示する第1表示手段と、 前記第1グループとは異なる第2グループに属する複数
    のファイルを縮小して表示する第2表示手段と、 前記第2グループに属する複数のファイルの中から少な
    くとも1つのファイルの選択を受付ける受付手段と、 前記選択されたファイルを前記第1グループに割付ける
    割付手段と、 前記第1グループに属する複数のファイルを関連付ける
    関連付け手段とを含む、ファイル管理装置。
  8. 【請求項8】 第1グループの属する複数のファイルを
    縮小して表示するステップと、 前記第1グループとは異なる第2グループに属する複数
    のファイルを縮小して表示するステップ、 前記第2グループに属する複数のファイルの中から少な
    くとも1つのファイルの選択を受付けるステップと、 前記選択されたファイルを前記第1グループに割付ける
    ステップと、 前記第1グループに属する複数のファイルを関連付ける
    ステップとを含む、ファイル管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522280A (ja) * 2004-11-30 2008-06-26 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 仮想ファイルシステムを生成してマルチメディアデータを再生する装置及び再生方法
JP2011186680A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Casio Computer Co Ltd テキスト表示装置およびプログラム

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