JPH0736824A - データ転送システムおよびデータ転送方法 - Google Patents
データ転送システムおよびデータ転送方法Info
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- JPH0736824A JPH0736824A JP17934793A JP17934793A JPH0736824A JP H0736824 A JPH0736824 A JP H0736824A JP 17934793 A JP17934793 A JP 17934793A JP 17934793 A JP17934793 A JP 17934793A JP H0736824 A JPH0736824 A JP H0736824A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信頼性が高くかつ高速なデータ転送を実現す
ることができるデータ転送方法、システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 第2の回路20のアドレスは、第1の回路1
0のアドレスと同じにされている。また、第2の回路2
0は、CPU2からの読出し信号IOR0に基づいて、
書込み許可信号WESを生成するように構成されてい
る。したがって、CPU2は、第1の回路10に対して
読出し信号IOR0を与えるだけで、第1の回路10か
ら第2の回路20へデータが転送される。このデータ転
送は、1サイクル中に行われるので、迅速な転送が実現
できる。
ることができるデータ転送方法、システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 第2の回路20のアドレスは、第1の回路1
0のアドレスと同じにされている。また、第2の回路2
0は、CPU2からの読出し信号IOR0に基づいて、
書込み許可信号WESを生成するように構成されてい
る。したがって、CPU2は、第1の回路10に対して
読出し信号IOR0を与えるだけで、第1の回路10か
ら第2の回路20へデータが転送される。このデータ転
送は、1サイクル中に行われるので、迅速な転送が実現
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ転送システムお
よび方法に関するものであり、特にその転送速度の高速
化に関するものである。
よび方法に関するものであり、特にその転送速度の高速
化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来のデータ転送システムの
構成を示す。CPU2には、データバス4、アドレスバ
ス6が接続されている。また、読出し信号IOR0を出
力するための読出し信号ラインIORおよび書込み信号
IOW0を出力するための書込み信号ラインIOWが接
続されている。今、第1の回路10の先入先出(FIF
O)メモリ16のデータを、第2の回路20のFIFO
メモリ26に転送するものとする。
構成を示す。CPU2には、データバス4、アドレスバ
ス6が接続されている。また、読出し信号IOR0を出
力するための読出し信号ラインIORおよび書込み信号
IOW0を出力するための書込み信号ラインIOWが接
続されている。今、第1の回路10の先入先出(FIF
O)メモリ16のデータを、第2の回路20のFIFO
メモリ26に転送するものとする。
【0003】この場合、CPU2は、アドレスバス6に
第1の回路10を示すアドレス信号を出力する(図11
のα1参照)。これにあわせて、読出し信号ラインIO
Rに読出し信号IOR0を出力する(図11のβ参
照)。第1の回路10のアドレスデコーダ12は、自己
に対するアドレス信号が与えられたことを検出して、ア
ドレス一致信号CS1を出力する(図11のγ参照)。
OR回路14は、アドレス一致信号CS1と読出し信号
IOR0の論理和をとって、読出し許可信号RESを出
力する(図11のδ参照)。この読出し許可信号RES
は、FIFOメモリ16の読出し許可入力REに与えら
れる。FIFOメモリ16は、読出し許可信号RESが
与えられると、その記憶データをデータバス4に向けて
出力する(図11のD1参照)。CPU2は、この時
に、データバス4からデータを取り込んで、内部のレジ
スタに記憶する。
第1の回路10を示すアドレス信号を出力する(図11
のα1参照)。これにあわせて、読出し信号ラインIO
Rに読出し信号IOR0を出力する(図11のβ参
照)。第1の回路10のアドレスデコーダ12は、自己
に対するアドレス信号が与えられたことを検出して、ア
ドレス一致信号CS1を出力する(図11のγ参照)。
OR回路14は、アドレス一致信号CS1と読出し信号
IOR0の論理和をとって、読出し許可信号RESを出
力する(図11のδ参照)。この読出し許可信号RES
は、FIFOメモリ16の読出し許可入力REに与えら
れる。FIFOメモリ16は、読出し許可信号RESが
与えられると、その記憶データをデータバス4に向けて
出力する(図11のD1参照)。CPU2は、この時
に、データバス4からデータを取り込んで、内部のレジ
スタに記憶する。
【0004】次のサイクルで、CPU2は、アドレスバ
ス6に第2の回路20を示すアドレス信号を出力する
(図11のα2参照)。これにあわせて、書込み信号ラ
インIOWに書込み信号IOW0を出力する(図11の
ζ参照)。さらに、データバス4に対し、レジスタに記
憶したデータを出力する(図11のD2参照)。第2の
回路20のアドレスデコーダ22は、自己に対するアド
レス信号が与えられたことを検出して、アドレス一致信
号CS2を出力する。OR回路24は、アドレス一致信
号CS2と書込み信号IOW0の論理和をとって、書込
み許可信号WESを出力する(図11のη参照)。この
書込み許可信号WESは、FIFOメモリ26の書込み
許可入力WEに与えられる。FIFOメモリ26は、書
込み許可信号WESが与えられると、データバス4から
のデータを取り込んで記憶する。
ス6に第2の回路20を示すアドレス信号を出力する
(図11のα2参照)。これにあわせて、書込み信号ラ
インIOWに書込み信号IOW0を出力する(図11の
ζ参照)。さらに、データバス4に対し、レジスタに記
憶したデータを出力する(図11のD2参照)。第2の
回路20のアドレスデコーダ22は、自己に対するアド
レス信号が与えられたことを検出して、アドレス一致信
号CS2を出力する。OR回路24は、アドレス一致信
号CS2と書込み信号IOW0の論理和をとって、書込
み許可信号WESを出力する(図11のη参照)。この
書込み許可信号WESは、FIFOメモリ26の書込み
許可入力WEに与えられる。FIFOメモリ26は、書
込み許可信号WESが与えられると、データバス4から
のデータを取り込んで記憶する。
【0005】上記のようにして、第1の回路10から第
2の回路20へ、データの転送を行うことができる。多
数のデータを連続して転送する場合には、上記の動作を
繰り返して行えばよい。
2の回路20へ、データの転送を行うことができる。多
数のデータを連続して転送する場合には、上記の動作を
繰り返して行えばよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術には次のような問題点があった。第1の回路か
ら第2の回路へデータを伝送するために、2つのサイク
ルが必要であり、転送速度が遅いという問題があった。
特に、データバスやアドレスバスとして、規格化された
速度の遅いバス(パーソナルコンピュータの拡張バス
等)を用いる場合には、なおさらであった。
従来技術には次のような問題点があった。第1の回路か
ら第2の回路へデータを伝送するために、2つのサイク
ルが必要であり、転送速度が遅いという問題があった。
特に、データバスやアドレスバスとして、規格化された
速度の遅いバス(パーソナルコンピュータの拡張バス
等)を用いる場合には、なおさらであった。
【0007】この発明は、上記の問題点に鑑みて、高速
にデータ転送を行うことのできるシステムおよび方法を
提供することを目的とする。
にデータ転送を行うことのできるシステムおよび方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のデータ転送方
法は、CPUのデータバスおよびアドレスバスに接続さ
れた第1の回路から、前記データバスおよびアドレスバ
スに接続された第2の回路にデータを転送する方法であ
って、第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回
路を備えており、第2の回路は第2の記憶回路および第
2の制御回路を備えており、CPUは、第1の制御回路
に対して読出し信号を出力するとともに、第1の回路を
指定するアドレス信号をアドレスバスに出力し、第1の
制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号とに基
づいて読出し許可信号を生成し、第1の記憶回路は、読
出し許可信号に基づき記憶していたデータをデータバス
に出力し、第2の制御回路は、前記読出し信号と前記ア
ドレス信号とに基づいて書込み許可信号を生成し、第2
の記憶回路は、書込み許可信号に基づきデータバス上の
データを取り込んで記憶することを特徴としている。
法は、CPUのデータバスおよびアドレスバスに接続さ
れた第1の回路から、前記データバスおよびアドレスバ
スに接続された第2の回路にデータを転送する方法であ
って、第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回
路を備えており、第2の回路は第2の記憶回路および第
2の制御回路を備えており、CPUは、第1の制御回路
に対して読出し信号を出力するとともに、第1の回路を
指定するアドレス信号をアドレスバスに出力し、第1の
制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号とに基
づいて読出し許可信号を生成し、第1の記憶回路は、読
出し許可信号に基づき記憶していたデータをデータバス
に出力し、第2の制御回路は、前記読出し信号と前記ア
ドレス信号とに基づいて書込み許可信号を生成し、第2
の記憶回路は、書込み許可信号に基づきデータバス上の
データを取り込んで記憶することを特徴としている。
【0009】請求項2のデータ転送方法は、CPUは、
第1の制御回路に対して読出し信号を出力するととも
に、第1の回路を指定するアドレス信号をアドレスバス
に出力し、第1の制御回路は、前記読出し信号と前記ア
ドレス信号とに基づいて、単位サイクル中に一連の複数
個の読出し許可信号を生成し、第1の記憶回路は、複数
個の読出し許可信号に基づき記憶していたデータを順
次、データバスに出力し、第2の制御回路は、前記読出
し信号と前記アドレス信号とに基づいて、前記複数個の
読出し許可信号に対応する、一連の複数個の書込み許可
信号を生成し、第2の記憶回路は、複数個の書込み許可
信号に基づきデータバス上のデータを順次取り込んで記
憶することを特徴としている。
第1の制御回路に対して読出し信号を出力するととも
に、第1の回路を指定するアドレス信号をアドレスバス
に出力し、第1の制御回路は、前記読出し信号と前記ア
ドレス信号とに基づいて、単位サイクル中に一連の複数
個の読出し許可信号を生成し、第1の記憶回路は、複数
個の読出し許可信号に基づき記憶していたデータを順
次、データバスに出力し、第2の制御回路は、前記読出
し信号と前記アドレス信号とに基づいて、前記複数個の
読出し許可信号に対応する、一連の複数個の書込み許可
信号を生成し、第2の記憶回路は、複数個の書込み許可
信号に基づきデータバス上のデータを順次取り込んで記
憶することを特徴としている。
【0010】請求項3のデータ転送方法は、前記第2の
制御回路は、前記単位サイクル中にデータ転送を終了で
きるように、CPUに対して、ウエイト信号を出力する
ことを特徴としている。
制御回路は、前記単位サイクル中にデータ転送を終了で
きるように、CPUに対して、ウエイト信号を出力する
ことを特徴としている。
【0011】請求項4のデータ転送方法および請求項1
1のデータ転送システムは、第2の制御回路が分割信号
を生成し、この分割信号に基づいて書込み許可信号を第
1回書込み許可信号と第2回書込み許可信号に分割する
とともに、第1の制御回路は、第2の制御回路からの分
割信号に基づいて読出し許可信号を第1回読出し許可信
号と第2回読出し許可信号に分割することを特徴として
いる。
1のデータ転送システムは、第2の制御回路が分割信号
を生成し、この分割信号に基づいて書込み許可信号を第
1回書込み許可信号と第2回書込み許可信号に分割する
とともに、第1の制御回路は、第2の制御回路からの分
割信号に基づいて読出し許可信号を第1回読出し許可信
号と第2回読出し許可信号に分割することを特徴として
いる。
【0012】請求項5のデータ転送方法および請求項1
2のデータ転送システムは、第1の制御回路が分割信号
を生成し、この分割信号に基づいて読出し許可信号を第
1回読出し許可信号と第2回読出し許可信号に分割する
とともに、第2の制御回路は、第1の制御回路からの分
割信号に基づいて書込み許可信号を第1回書込み許可信
号と第2回書込み許可信号に分割することを特徴として
いる。
2のデータ転送システムは、第1の制御回路が分割信号
を生成し、この分割信号に基づいて読出し許可信号を第
1回読出し許可信号と第2回読出し許可信号に分割する
とともに、第2の制御回路は、第1の制御回路からの分
割信号に基づいて書込み許可信号を第1回書込み許可信
号と第2回書込み許可信号に分割することを特徴として
いる。
【0013】請求項6のデータ転送方法および請求項1
3のデータ転送システムは、第1または第2の記憶回路
が、先入れ先出しメモリであることを特徴としている。
3のデータ転送システムは、第1または第2の記憶回路
が、先入れ先出しメモリであることを特徴としている。
【0014】請求項7のデータ転送方法および請求項1
4のデータ転送システムは、第1または第2の記憶回路
が、アドレス指定によるメモリであって、前記アドレス
信号は上位アドレスを指定するものであり、当該アドレ
ス指定によるメモリに対しては下位アドレスを指定する
下位アドレス信号が与えられることを特徴としている。
4のデータ転送システムは、第1または第2の記憶回路
が、アドレス指定によるメモリであって、前記アドレス
信号は上位アドレスを指定するものであり、当該アドレ
ス指定によるメモリに対しては下位アドレスを指定する
下位アドレス信号が与えられることを特徴としている。
【0015】請求項8のデータ転送システムは、第1の
回路は、アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレス
と一致した場合に第1アドレス一致信号を出力する第1
のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と第1
アドレス一致信号に基づいて読出し許可信号を生成する
読出し許可信号生成回路と、読出し許可信号を受けて、
記憶しているデータをデータバスに出力する第1の記憶
回路と、を備えており、第2の回路は、アドレスバスの
アドレス信号が自己のアドレスと一致した場合に第2ア
ドレス一致信号を出力する第2のアドレスデコーダであ
って、当該自己のアドレスを前記第1の回路のアドレス
と同一にした第2のアドレスデコーダと、CPUからの
読出し信号と第2アドレス一致信号に基づいて書込み許
可信号を生成する書込み許可信号生成回路と、書込み許
可信号を受けて、データバス上のデータを記憶する第2
の記憶回路と、を備えていることを特徴としている。
回路は、アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレス
と一致した場合に第1アドレス一致信号を出力する第1
のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と第1
アドレス一致信号に基づいて読出し許可信号を生成する
読出し許可信号生成回路と、読出し許可信号を受けて、
記憶しているデータをデータバスに出力する第1の記憶
回路と、を備えており、第2の回路は、アドレスバスの
アドレス信号が自己のアドレスと一致した場合に第2ア
ドレス一致信号を出力する第2のアドレスデコーダであ
って、当該自己のアドレスを前記第1の回路のアドレス
と同一にした第2のアドレスデコーダと、CPUからの
読出し信号と第2アドレス一致信号に基づいて書込み許
可信号を生成する書込み許可信号生成回路と、書込み許
可信号を受けて、データバス上のデータを記憶する第2
の記憶回路と、を備えていることを特徴としている。
【0016】請求項9のデータ転送システムは、第1の
回路は、アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレス
と一致した場合に第1アドレス一致信号を出力する第1
のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と第1
アドレス一致信号に基づいて、単位サイクル中に一連の
複数の読出し許可信号を生成する読出し許可信号生成回
路と、複数の読出し許可信号を受けて、記憶しているデ
ータを順次データバスに出力する第1の記憶回路と、を
備えており、第2の回路は、アドレスバスのアドレス信
号が自己のアドレスと一致した場合に第2アドレス一致
信号を出力する第2アドレスデコーダであって、当該自
己のアドレスを前記第1の回路のアドレスと同一にした
第2のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と
第2アドレス一致信号に基づいて、前記読出し許可信号
に対応する一連の複数の書込み許可信号を生成する書込
み許可信号生成回路と、複数の書込み許可信号を受け
て、データバス上のデータを順次記憶する第2の記憶回
路と、を備えていることを特徴としている。
回路は、アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレス
と一致した場合に第1アドレス一致信号を出力する第1
のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と第1
アドレス一致信号に基づいて、単位サイクル中に一連の
複数の読出し許可信号を生成する読出し許可信号生成回
路と、複数の読出し許可信号を受けて、記憶しているデ
ータを順次データバスに出力する第1の記憶回路と、を
備えており、第2の回路は、アドレスバスのアドレス信
号が自己のアドレスと一致した場合に第2アドレス一致
信号を出力する第2アドレスデコーダであって、当該自
己のアドレスを前記第1の回路のアドレスと同一にした
第2のアドレスデコーダと、CPUからの読出し信号と
第2アドレス一致信号に基づいて、前記読出し許可信号
に対応する一連の複数の書込み許可信号を生成する書込
み許可信号生成回路と、複数の書込み許可信号を受け
て、データバス上のデータを順次記憶する第2の記憶回
路と、を備えていることを特徴としている。
【0017】請求項10のデータ転送システムは、前記
第2の回路が、前記単位サイクル中にデータ転送を終了
できるように、CPUに対して、ウエイト信号を出力す
るウエイト信号生成回路を備えていることを特徴として
いる。
第2の回路が、前記単位サイクル中にデータ転送を終了
できるように、CPUに対して、ウエイト信号を出力す
るウエイト信号生成回路を備えていることを特徴として
いる。
【0018】
【作用】請求項1および8のデータ転送方法・システム
においては、第1の回路と第2の回路のアドレスを同一
にし、CPUからの読出し信号によって第1の回路から
読み出すとともに、同時に第2の回路に書込むようにし
ている。したがって、1つのサイクルで転送を完了する
ことができ、転送速度が向上する。
においては、第1の回路と第2の回路のアドレスを同一
にし、CPUからの読出し信号によって第1の回路から
読み出すとともに、同時に第2の回路に書込むようにし
ている。したがって、1つのサイクルで転送を完了する
ことができ、転送速度が向上する。
【0019】請求項2および9のデータ転送方法・シス
テムにおいては、さらに、CPUからの1つの読出し信
号に対応して、複数の読出し許可信号と書込み許可信号
を生成するようにしている。したがって、1つのサイク
ル中に複数のデータを転送することができ、さらに転送
速度が向上する。
テムにおいては、さらに、CPUからの1つの読出し信
号に対応して、複数の読出し許可信号と書込み許可信号
を生成するようにしている。したがって、1つのサイク
ル中に複数のデータを転送することができ、さらに転送
速度が向上する。
【0020】請求項3および10のデータ転送方法・シ
ステムにおいては、単位サイクル中にデータ転送を完了
できるように、ウエイト信号をCPUに対して与えるよ
うにしている。したがって、確実にデータ転送を行うこ
とができる。
ステムにおいては、単位サイクル中にデータ転送を完了
できるように、ウエイト信号をCPUに対して与えるよ
うにしている。したがって、確実にデータ転送を行うこ
とができる。
【0021】請求項4および11のデータ転送方法・シ
ステムにおいては、第2の回路からの分割信号により第
2回読出し許可信号を生成するようにしている。したが
って、確実かつ正確にデータ転送を行いつつ、転送速度
を向上させることができる。請求項5および12のデー
タ転送方法・システムにおいては、第1の回路からの分
割信号により第2回書込み許可信号を生成するようにし
ている。したがって、確実かつ正確にデータ転送を行い
つつ、転送速度を向上させることができる。
ステムにおいては、第2の回路からの分割信号により第
2回読出し許可信号を生成するようにしている。したが
って、確実かつ正確にデータ転送を行いつつ、転送速度
を向上させることができる。請求項5および12のデー
タ転送方法・システムにおいては、第1の回路からの分
割信号により第2回書込み許可信号を生成するようにし
ている。したがって、確実かつ正確にデータ転送を行い
つつ、転送速度を向上させることができる。
【0022】
【実施例】図1に、この発明の一実施例によるデータ転
送システムの構成を示す。第1の記憶回路に該当するの
がFIFOメモリ16であり、第2の記憶回路に該当す
るのがFIFOメモリ26である。また、第1の制御回
路に該当するのがアドレスデコーダ12AとOR回路1
4であり、第2の制御回路に該当するのがアドレスデコ
ーダ12BとOR回路24である。
送システムの構成を示す。第1の記憶回路に該当するの
がFIFOメモリ16であり、第2の記憶回路に該当す
るのがFIFOメモリ26である。また、第1の制御回
路に該当するのがアドレスデコーダ12AとOR回路1
4であり、第2の制御回路に該当するのがアドレスデコ
ーダ12BとOR回路24である。
【0023】この実施例においては、第1の回路10に
割り当てられたアドレスと、第2の回路20に割り当て
られたアドレスとが、同じにされている。すなわち、ア
ドレスデコーダ12Aとアドレスデコーダ12Bは、同
じアドレスに対してアドレス一致信号を出すように構成
されている。また、第2の回路20は、CPU2からの
読出し信号IOR0に基づいて、書込み許可信号WES
を生成するようにしている。
割り当てられたアドレスと、第2の回路20に割り当て
られたアドレスとが、同じにされている。すなわち、ア
ドレスデコーダ12Aとアドレスデコーダ12Bは、同
じアドレスに対してアドレス一致信号を出すように構成
されている。また、第2の回路20は、CPU2からの
読出し信号IOR0に基づいて、書込み許可信号WES
を生成するようにしている。
【0024】図2に、このシステムの動作を表わすタイ
ミングチャートを示す。今、第1の回路10のFIFO
メモリ16のデータを、第2の回路20のFIFOメモ
リ26に転送するものとして説明する。この場合、CP
U2は、アドレスバス6に第1の回路10を示すアドレ
ス信号を出力する(図2のα参照)。アドレスデコーダ
12Aは、自己に対するアドレスが与えられたことを検
出して、アドレス一致信号CS1を出力する。さらに、
CPU2は、読出し信号ラインIORに読出し信号IO
R0を出力する(図2のβ参照)。
ミングチャートを示す。今、第1の回路10のFIFO
メモリ16のデータを、第2の回路20のFIFOメモ
リ26に転送するものとして説明する。この場合、CP
U2は、アドレスバス6に第1の回路10を示すアドレ
ス信号を出力する(図2のα参照)。アドレスデコーダ
12Aは、自己に対するアドレスが与えられたことを検
出して、アドレス一致信号CS1を出力する。さらに、
CPU2は、読出し信号ラインIORに読出し信号IO
R0を出力する(図2のβ参照)。
【0025】これを受けて、第1の回路10のOR回路
14は、アドレス一致信号CS1と読出し信号IOR0
との論理和をとって、読出し許可信号RESを出力する
(図2のδ参照)。この読出し許可信号RESは、FI
FOメモリ16の読出し許可入力REに与えられる。F
IFOメモリ16は、読出し許可信号RESが与えられ
ると、その記憶データをデータバス4に向けて出力する
(図2のD参照)。
14は、アドレス一致信号CS1と読出し信号IOR0
との論理和をとって、読出し許可信号RESを出力する
(図2のδ参照)。この読出し許可信号RESは、FI
FOメモリ16の読出し許可入力REに与えられる。F
IFOメモリ16は、読出し許可信号RESが与えられ
ると、その記憶データをデータバス4に向けて出力する
(図2のD参照)。
【0026】一方、第2の回路20に対しても、第1の
回路10と同じアドレスが割り当てられているので、第
2の回路20のアドレスデコーダ12Bは、第1の回路
10のアドレス一致信号CS1と同じタイミングで、ア
ドレス一致信号CS2を出力する。また、第2の回路2
0のOR回路24は、このアドレス一致信号CS2と読
出し信号IOR0の論理和をとって、書込み許可信号W
ESを生成する(図2のη参照)。したがって、書込み
許可信号WESは、読出し許可信号RESとほぼ同じタ
イミングで出力される。この書込み許可信号WESは、
FIFOメモリ26の書込み許可入力WEに与えられ
る。FIFOメモリ26は、書込み許可信号WESが与
えられると、データバス4上のデータを取り込んで記憶
する。この時、データバス4上には、第1の回路10か
らのデータが出力されているので、第1の回路10から
第2の回路20へデータが転送されることとなる。
回路10と同じアドレスが割り当てられているので、第
2の回路20のアドレスデコーダ12Bは、第1の回路
10のアドレス一致信号CS1と同じタイミングで、ア
ドレス一致信号CS2を出力する。また、第2の回路2
0のOR回路24は、このアドレス一致信号CS2と読
出し信号IOR0の論理和をとって、書込み許可信号W
ESを生成する(図2のη参照)。したがって、書込み
許可信号WESは、読出し許可信号RESとほぼ同じタ
イミングで出力される。この書込み許可信号WESは、
FIFOメモリ26の書込み許可入力WEに与えられ
る。FIFOメモリ26は、書込み許可信号WESが与
えられると、データバス4上のデータを取り込んで記憶
する。この時、データバス4上には、第1の回路10か
らのデータが出力されているので、第1の回路10から
第2の回路20へデータが転送されることとなる。
【0027】以上のようにして1単位のデータを転送す
ると、CPU2は、次のサイクルにおいて同様にして読
出し信号IORとアドレス信号を出力し、次のデータの
転送を行う。
ると、CPU2は、次のサイクルにおいて同様にして読
出し信号IORとアドレス信号を出力し、次のデータの
転送を行う。
【0028】このように、読出しと書込みを1つのサイ
クルで行うため、従来の方法に比べて、転送速度が大き
く向上する。特に、パーソナルコンピュータの拡張バス
ラインのように、互換性確保のために処理速度が遅く設
定されているような場合に、この実施例によるシステム
を採用することで、転送速度を2倍にすることができ、
有用性が高い。
クルで行うため、従来の方法に比べて、転送速度が大き
く向上する。特に、パーソナルコンピュータの拡張バス
ラインのように、互換性確保のために処理速度が遅く設
定されているような場合に、この実施例によるシステム
を採用することで、転送速度を2倍にすることができ、
有用性が高い。
【0029】他の実施例を図3に示す。この実施例にお
いても、第1の回路10と第2の回路20に割り当てた
アドレスを同じにしており、また、第2の回路20が読
出し信号IORに基づいて書込み許可信号を生成してい
る点は、図1の実施例と同じである。この実施例では、
読出し許可信号RESをリードパルス発生回路13によ
って分割し、1つのサイクル内で4つの読出し許可信号
RES1〜RES4を得るようにしている(図4のRE
S1〜RES4参照)。この実施例においては、OR回
路14、リードパルス発生回路13、アドレスデコーダ
12Aによって第1の制御回路が構成されている。ま
た、OR回路24、ライトパルス発生回路23、ウエイ
ト信号発生回路25、アドレスデコーダ12Bによって
第2の制御回路が構成されている。
いても、第1の回路10と第2の回路20に割り当てた
アドレスを同じにしており、また、第2の回路20が読
出し信号IORに基づいて書込み許可信号を生成してい
る点は、図1の実施例と同じである。この実施例では、
読出し許可信号RESをリードパルス発生回路13によ
って分割し、1つのサイクル内で4つの読出し許可信号
RES1〜RES4を得るようにしている(図4のRE
S1〜RES4参照)。この実施例においては、OR回
路14、リードパルス発生回路13、アドレスデコーダ
12Aによって第1の制御回路が構成されている。ま
た、OR回路24、ライトパルス発生回路23、ウエイ
ト信号発生回路25、アドレスデコーダ12Bによって
第2の制御回路が構成されている。
【0030】図4に示すように分割された読出し許可信
号RES1〜RES4は、FIFOメモリ16の読出し
許可入力REに与えられる。FIFOメモリ16は、読
出し許可信号RES1〜RES4が与えられるごとに、
その記憶データを順次データバス4に向けて出力する
(図4のD1〜D4参照)。すなわち、読出し許可信号
RES1を受けて、記憶している1番目のデータD1を
データバス4に出力し、次に、読出し許可信号RES2
を受けて、記憶している次のデータD2をデータバス4
に出力し・・・・というように、順次データを出力して
いく。
号RES1〜RES4は、FIFOメモリ16の読出し
許可入力REに与えられる。FIFOメモリ16は、読
出し許可信号RES1〜RES4が与えられるごとに、
その記憶データを順次データバス4に向けて出力する
(図4のD1〜D4参照)。すなわち、読出し許可信号
RES1を受けて、記憶している1番目のデータD1を
データバス4に出力し、次に、読出し許可信号RES2
を受けて、記憶している次のデータD2をデータバス4
に出力し・・・・というように、順次データを出力して
いく。
【0031】一方、第2の回路20には、書込み許可信
号WESを分割するライトパルス発生回路23が設けら
れている。このライトパルス発生回路23の構成は、リ
ードパルス発生回路13と同じものとすればよい。ライ
トパルス発生回路23は、読出し許可信号RES1〜R
ES4と同じタイミングで出力が出されるように構成さ
れている(図4のWES1〜WES4参照)。したがっ
て、第1の回路10からデータバス4に出力されたデー
タD1〜D4を、順次、取り込んで記憶することができ
る。
号WESを分割するライトパルス発生回路23が設けら
れている。このライトパルス発生回路23の構成は、リ
ードパルス発生回路13と同じものとすればよい。ライ
トパルス発生回路23は、読出し許可信号RES1〜R
ES4と同じタイミングで出力が出されるように構成さ
れている(図4のWES1〜WES4参照)。したがっ
て、第1の回路10からデータバス4に出力されたデー
タD1〜D4を、順次、取り込んで記憶することができ
る。
【0032】なお、第2の回路20には、ウエイト信号
発生回路25が設けられている。この回路は、書込み許
可信号WESを受けて、図4のθに示すようなウエイト
信号IORDY1を出力するものである。このウエイト
信号IORDY1は、ウエイト信号ラインIORDYを
介してCPU2に与えられる。これにより、CPU2
は、ウエイト信号IORDY1が出されている間(Lの
期間中)は、読出し信号ラインIORに出力している読
出し信号IOR0を変化させない。したがって、ウエイ
ト信号IORDY1を、4番目のデータD4がFIFO
メモリ26に読み込まれるまで出力することにより、確
実にデータ転送を行うことができる。つまり、4つのデ
ータを転送するのに標準の1サイクル時間を越える可能
性がある場合には、この実施例のようにウエイト信号I
ORDY1を用いることが、信頼性向上の点から好まし
い。
発生回路25が設けられている。この回路は、書込み許
可信号WESを受けて、図4のθに示すようなウエイト
信号IORDY1を出力するものである。このウエイト
信号IORDY1は、ウエイト信号ラインIORDYを
介してCPU2に与えられる。これにより、CPU2
は、ウエイト信号IORDY1が出されている間(Lの
期間中)は、読出し信号ラインIORに出力している読
出し信号IOR0を変化させない。したがって、ウエイ
ト信号IORDY1を、4番目のデータD4がFIFO
メモリ26に読み込まれるまで出力することにより、確
実にデータ転送を行うことができる。つまり、4つのデ
ータを転送するのに標準の1サイクル時間を越える可能
性がある場合には、この実施例のようにウエイト信号I
ORDY1を用いることが、信頼性向上の点から好まし
い。
【0033】なお、標準の1サイクル時間中に4つのデ
ータを確実に転送できるのであれば、ウエイト信号IO
RDY1を用いない方が、高速転送を行うことができ
る。
ータを確実に転送できるのであれば、ウエイト信号IO
RDY1を用いない方が、高速転送を行うことができ
る。
【0034】この実施例において用いたライトパルス発
生回23およびウエイト信号発生回路25の詳細を、図
5の状態遷移図によって説明する。図において、WEは
ライトパルス発生回路23の出力を表わし、WTはウエ
イト信号発生回路25の出力を表わしている。入力が
「H」である間、すなわち信号WESが「H」の間は、
状態0(WE=「H」、WT=「H」)を保持してい
る。次に、信号WESが「L」になると、状態1(WE
=「L」、WE=「L」)に移る。その後は、クロック
φ(図3参照)が与えられるごとに、状態2、状態3と
いうように遷移していく。これによって、図4に示すよ
うな、書込み許可信号WES1〜WES4およびウエイ
ト信号IORDY1を生成することができる。
生回23およびウエイト信号発生回路25の詳細を、図
5の状態遷移図によって説明する。図において、WEは
ライトパルス発生回路23の出力を表わし、WTはウエ
イト信号発生回路25の出力を表わしている。入力が
「H」である間、すなわち信号WESが「H」の間は、
状態0(WE=「H」、WT=「H」)を保持してい
る。次に、信号WESが「L」になると、状態1(WE
=「L」、WE=「L」)に移る。その後は、クロック
φ(図3参照)が与えられるごとに、状態2、状態3と
いうように遷移していく。これによって、図4に示すよ
うな、書込み許可信号WES1〜WES4およびウエイ
ト信号IORDY1を生成することができる。
【0035】また、リードパルス発生回路13も、上記
と同じようにして読出し許可信号RES1〜RES4を
生成する。ただし、ウエイト信号は生成しない。この実
施例では、リードパルス発生回路13とライトパルス発
生回路23の双方に対して、CPU2のシステムクロッ
クφ(もしくは、これを分周、逓倍したもの)を用いて
いる。したがって、両回路の動作が同期し、確実なデー
タ転送を行うことができる。なお、許容できる誤差の範
囲で同じ周波数を保つクロック信号があれば、それを使
用してもよい。
と同じようにして読出し許可信号RES1〜RES4を
生成する。ただし、ウエイト信号は生成しない。この実
施例では、リードパルス発生回路13とライトパルス発
生回路23の双方に対して、CPU2のシステムクロッ
クφ(もしくは、これを分周、逓倍したもの)を用いて
いる。したがって、両回路の動作が同期し、確実なデー
タ転送を行うことができる。なお、許容できる誤差の範
囲で同じ周波数を保つクロック信号があれば、それを使
用してもよい。
【0036】図5のような動作を行う回路は、プログラ
マブル・ロジック等によって容易に構成できる他、ロジ
ック回路によっても容易に構成可能である。
マブル・ロジック等によって容易に構成できる他、ロジ
ック回路によっても容易に構成可能である。
【0037】この実施例では、読出し許可信号と書込み
許可信号を4つに分割しているので、1つのサイクルに
おいて、4つの単位データを転送することが可能とな
る。すなわち、高速にデータ転送を行うことができる。
許可信号を4つに分割しているので、1つのサイクルに
おいて、4つの単位データを転送することが可能とな
る。すなわち、高速にデータ転送を行うことができる。
【0038】なお、上記実施例では、読出し許可信号、
書込み許可信号を4分割したが、分割数は任意に選択す
ることができる。
書込み許可信号を4分割したが、分割数は任意に選択す
ることができる。
【0039】図6に、他の実施例によるデータ転送シス
テムを示す。この実施例においても、第1の回路10と
第2の回路20に割り当てたアドレスを同じにしてお
り、また、第2の回路20が読出し信号IORに基づい
て書込み許可信号を生成している点は、図1、図3の実
施例と同じである。この実施例では、1つのサイクル内
で第1回読出し許可信号RES1、第2回読出し許可信
号RES2を得るようにしている(図7のRES1、R
ES2参照)。この実施例が図3の実施例と異なる点
は、第2の回路20からの信号を受けて、第1の回路1
0が第2回読出し許可信号RES2を生成することであ
る。これにより、データ転送の信頼性を向上させること
ができる。この実施例においては、アドレスデコーダ1
2A、OR回路14、遅延回路15、NOT回路17、
AND回路19によって第1の制御回路が構成されてい
る。また、アドレスデコーダ12B、OR回路24、遅
延回路27A、NOT回路29、AND回路31、バッ
ファ21、遅延回路27B、NOT回路33、AND回
路35、OR回路37によって第2の制御回路が構成さ
れている。
テムを示す。この実施例においても、第1の回路10と
第2の回路20に割り当てたアドレスを同じにしてお
り、また、第2の回路20が読出し信号IORに基づい
て書込み許可信号を生成している点は、図1、図3の実
施例と同じである。この実施例では、1つのサイクル内
で第1回読出し許可信号RES1、第2回読出し許可信
号RES2を得るようにしている(図7のRES1、R
ES2参照)。この実施例が図3の実施例と異なる点
は、第2の回路20からの信号を受けて、第1の回路1
0が第2回読出し許可信号RES2を生成することであ
る。これにより、データ転送の信頼性を向上させること
ができる。この実施例においては、アドレスデコーダ1
2A、OR回路14、遅延回路15、NOT回路17、
AND回路19によって第1の制御回路が構成されてい
る。また、アドレスデコーダ12B、OR回路24、遅
延回路27A、NOT回路29、AND回路31、バッ
ファ21、遅延回路27B、NOT回路33、AND回
路35、OR回路37によって第2の制御回路が構成さ
れている。
【0040】CPU2は、第1の回路10を示すアドレ
ス信号をアドレスバス6に出力するとともに、読出し信
号ラインIORに読出し信号IOR0を出力する。これ
を受けて、第1の回路10のアドレスデコーダ12A
は、アドレス一致信号CS1を出力する。さらに、OR
回路14は、このアドレス一致信号CS1と読出し信号
IOR0とに基づいて、第1回読出し信号RES1(図
7参照)を生成する。この第1回読出し信号RES1
は、FIFOメモリ16に与えられ、データD1がバス
ライン4に出力される。
ス信号をアドレスバス6に出力するとともに、読出し信
号ラインIORに読出し信号IOR0を出力する。これ
を受けて、第1の回路10のアドレスデコーダ12A
は、アドレス一致信号CS1を出力する。さらに、OR
回路14は、このアドレス一致信号CS1と読出し信号
IOR0とに基づいて、第1回読出し信号RES1(図
7参照)を生成する。この第1回読出し信号RES1
は、FIFOメモリ16に与えられ、データD1がバス
ライン4に出力される。
【0041】一方、第2の回路20のアドレスデコーダ
12Bは、アドレス一致信号CS2を出力する。さら
に、OR回路24は、このアドレス一致信号CS2と読
出し信号IOR0とに基づいて、図7の信号(C)を生成
する。信号(C)は、OR回路37を介して、第1回書込
み信号WES1(図7参照)としてFIFOメモリ26
に与えられる。この第1回書込み信号を受けて、FIF
Oメモリ26は、バスライン4のデータD1を取り込ん
で記憶する。これにより、データD1が転送される。
12Bは、アドレス一致信号CS2を出力する。さら
に、OR回路24は、このアドレス一致信号CS2と読
出し信号IOR0とに基づいて、図7の信号(C)を生成
する。信号(C)は、OR回路37を介して、第1回書込
み信号WES1(図7参照)としてFIFOメモリ26
に与えられる。この第1回書込み信号を受けて、FIF
Oメモリ26は、バスライン4のデータD1を取り込ん
で記憶する。これにより、データD1が転送される。
【0042】第2の回路20の信号(C)は、遅延回路2
7A、NOT回路29、OR回路31によって、分割信
号(E)に変換される。この分割信号(E)は、スリーステー
トバッファ21を介して、ウエイト信号ラインIORD
Yに出力され、第1の回路10に伝達される。第1の回
路10は、この分割信号(E)を受けて、遅延回路15、
NOT回路17、AND回路19により、図7の信号
(B)を生成する。この信号(B)はOR回路14に与えられ
ているので、OR回路14の出力は、図7に示すよう
に、第1回読出し許可信号RES1と第2回読出し許可
信号RES2に分割される。この第2回読出し許可信号
RES2により、FIFOメモリ16から次のデータD
2がバスライン4に出力される(図7のD2参照)。
7A、NOT回路29、OR回路31によって、分割信
号(E)に変換される。この分割信号(E)は、スリーステー
トバッファ21を介して、ウエイト信号ラインIORD
Yに出力され、第1の回路10に伝達される。第1の回
路10は、この分割信号(E)を受けて、遅延回路15、
NOT回路17、AND回路19により、図7の信号
(B)を生成する。この信号(B)はOR回路14に与えられ
ているので、OR回路14の出力は、図7に示すよう
に、第1回読出し許可信号RES1と第2回読出し許可
信号RES2に分割される。この第2回読出し許可信号
RES2により、FIFOメモリ16から次のデータD
2がバスライン4に出力される(図7のD2参照)。
【0043】一方、第2の回路20においても、生成し
た分割信号(E)に基づいて、遅延回路27B、NOT回
路33、AND回路35により、信号(I)が生成され
る。この信号(I)は、OR回路37に与えられているの
で、OR回路37の出力は、図7に示すように、第1回
書込み許可信号WES1と第2回書込み許可信号WES
2に分割される。この第2回書込み許可信号WES2に
より、バスライン4から次のデータD2がFIFOメモ
リ26に取り込まれ記憶される。
た分割信号(E)に基づいて、遅延回路27B、NOT回
路33、AND回路35により、信号(I)が生成され
る。この信号(I)は、OR回路37に与えられているの
で、OR回路37の出力は、図7に示すように、第1回
書込み許可信号WES1と第2回書込み許可信号WES
2に分割される。この第2回書込み許可信号WES2に
より、バスライン4から次のデータD2がFIFOメモ
リ26に取り込まれ記憶される。
【0044】上記実施例では、第2の回路20から第1
の回路10に向けて分割信号(E)を送るようにしてい
る。しかしながら、第1の回路10を、図6の第2の回
路20のように構成して、第1の回路10によって分割
信号を生成するようにし、これを第2の回路20に与え
るようにしてもよい。
の回路10に向けて分割信号(E)を送るようにしてい
る。しかしながら、第1の回路10を、図6の第2の回
路20のように構成して、第1の回路10によって分割
信号を生成するようにし、これを第2の回路20に与え
るようにしてもよい。
【0045】なお、上記実施例では、分割信号(E)を伝
達するためにウエイト信号ラインIORDYを用いた
が、他のラインを用いてもよい。
達するためにウエイト信号ラインIORDYを用いた
が、他のラインを用いてもよい。
【0046】なお、上記の各実施例においては、第1の
回路10と第2の回路20の双方にアドレスデコーダを
設けている。しかしながら、第1の回路10もしくは第
2の回路20の一方にのみアドレスデコーダを設け、ア
ドレスデコーダを設けた側から設けない側に対し、アド
レス一致信号を送るようにしてもよい。この場合、制御
ライン(バスライン中の使用可能なライン等)を介して
アドレス一致信号を送るようにすればよい。
回路10と第2の回路20の双方にアドレスデコーダを
設けている。しかしながら、第1の回路10もしくは第
2の回路20の一方にのみアドレスデコーダを設け、ア
ドレスデコーダを設けた側から設けない側に対し、アド
レス一致信号を送るようにしてもよい。この場合、制御
ライン(バスライン中の使用可能なライン等)を介して
アドレス一致信号を送るようにすればよい。
【0047】上記各実施例では、本願発明の転送方法の
みを実施できるような回路構成としたが、図8に示す第
2の回路20のように通常の転送方法(通常モードい
う)と本発明の転送方法(高速モードという)を切換え
るようにしてもよい。アドレスデコーダ12Bは、第1
の回路10のアドレスがアドレスバス6に与えられると
アドレス一致信号S3を出力し、第2の回路20のアド
レスがアドレスバス6に与えられるとアドレス一致信号
S2を出力するように構成されている。Dフリップフロ
ップ40の反転出力QBがハイレベル(H)の時には、
アドレス一致信号S2がFIFOメモリ26に与えら
れ、通常モード(図10と同等)となる。また、Dフリ
ップフロップ40の反転出力QBがローレベル(L)の
時には、アドレス一致信号S3がFIFOメモリ26に
与えられ、高速モード(図1と同等)となる。
みを実施できるような回路構成としたが、図8に示す第
2の回路20のように通常の転送方法(通常モードい
う)と本発明の転送方法(高速モードという)を切換え
るようにしてもよい。アドレスデコーダ12Bは、第1
の回路10のアドレスがアドレスバス6に与えられると
アドレス一致信号S3を出力し、第2の回路20のアド
レスがアドレスバス6に与えられるとアドレス一致信号
S2を出力するように構成されている。Dフリップフロ
ップ40の反転出力QBがハイレベル(H)の時には、
アドレス一致信号S2がFIFOメモリ26に与えら
れ、通常モード(図10と同等)となる。また、Dフリ
ップフロップ40の反転出力QBがローレベル(L)の
時には、アドレス一致信号S3がFIFOメモリ26に
与えられ、高速モード(図1と同等)となる。
【0048】なお、両モードの切換えは、Dフリップフ
ロップ40によって行う。電源投入時には、RESET
ラインのリセット信号RESET0は「L」であるか
ら、反転出力QBは「H」となって通常モードとなる。
これを変更するためには、モード切換え用アドレスをア
ドレスバス6に出力する。アドレスデコーダ12Bは、
モード切換え用アドレスに対して、アドレス一致信号S
1を出力する。これにより、Dフリップフロップ40の
クロック入力CLKにクロックが与えられる。この時、
データバス4の何れかのラインによってD入力に「H」
を与えると(つまりCPU2から、データバス4のD入
力に接続したラインに「H」を出力すると)、反転出力
QBが「L」となって、高速モードとなる。さらに、通
常モードに切換える場合には、同様にして、D入力に
「L」を与えて、反転出力QBを「H」にすればよい。
ロップ40によって行う。電源投入時には、RESET
ラインのリセット信号RESET0は「L」であるか
ら、反転出力QBは「H」となって通常モードとなる。
これを変更するためには、モード切換え用アドレスをア
ドレスバス6に出力する。アドレスデコーダ12Bは、
モード切換え用アドレスに対して、アドレス一致信号S
1を出力する。これにより、Dフリップフロップ40の
クロック入力CLKにクロックが与えられる。この時、
データバス4の何れかのラインによってD入力に「H」
を与えると(つまりCPU2から、データバス4のD入
力に接続したラインに「H」を出力すると)、反転出力
QBが「L」となって、高速モードとなる。さらに、通
常モードに切換える場合には、同様にして、D入力に
「L」を与えて、反転出力QBを「H」にすればよい。
【0049】なお、このような切換えは、図3、図6の
実施例に対しても適用することができる。
実施例に対しても適用することができる。
【0050】さらに、上記各実施例では、FIFOメモ
リからFIFOメモリへのデータ転送を例として示した
が、何れか一方または双方が通常のアドレス指定のメモ
リであってもよい。双方がアドレス指定のメモリである
場合の例を、図9に示す。この例では、第1の回路10
において、メモリ86の上位アドレスをアドレスデコー
ダ12Aに与え、下位アドレスをメモリ86に与えるよ
うにしている。たとえば、メモリ86が、「00000000」番
地から「00001111」番地に割り当てられているとして、
アドレスデコーダ12Aには上位4ビットが入力され、
メモリ86には下位4ビットが入力される。なお、第2
の回路20についても同様であり、アドレスデコーダ1
2Bは、アドレスデコーダ12Aと同じ上位アドレス
で、アドレス一致信号を出すように構成されている。C
PU2は、下位アドレスを順次変えることにより、デー
タを次々と転送して行く。
リからFIFOメモリへのデータ転送を例として示した
が、何れか一方または双方が通常のアドレス指定のメモ
リであってもよい。双方がアドレス指定のメモリである
場合の例を、図9に示す。この例では、第1の回路10
において、メモリ86の上位アドレスをアドレスデコー
ダ12Aに与え、下位アドレスをメモリ86に与えるよ
うにしている。たとえば、メモリ86が、「00000000」番
地から「00001111」番地に割り当てられているとして、
アドレスデコーダ12Aには上位4ビットが入力され、
メモリ86には下位4ビットが入力される。なお、第2
の回路20についても同様であり、アドレスデコーダ1
2Bは、アドレスデコーダ12Aと同じ上位アドレス
で、アドレス一致信号を出すように構成されている。C
PU2は、下位アドレスを順次変えることにより、デー
タを次々と転送して行く。
【0051】また、上記実施例としては、記憶回路とし
てメモリを例にとって説明しているが、本願にいう「記
憶回路」とはいわゆるメモリに限るものではなく、デー
タを保持できるものであればどのような回路(たとえば
レジスタ等)であってもよい。
てメモリを例にとって説明しているが、本願にいう「記
憶回路」とはいわゆるメモリに限るものではなく、デー
タを保持できるものであればどのような回路(たとえば
レジスタ等)であってもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1および8のデータ転送方法・シ
ステムにおいては、第1の回路と第2の回路のアドレス
を同一にし、CPUからの読出し信号によって第1の回
路から読み出すとともに、同時に第2の回路に書込むよ
うにしている。したがって、1つのサイクルで転送を完
了することができ、転送速度が向上する。
ステムにおいては、第1の回路と第2の回路のアドレス
を同一にし、CPUからの読出し信号によって第1の回
路から読み出すとともに、同時に第2の回路に書込むよ
うにしている。したがって、1つのサイクルで転送を完
了することができ、転送速度が向上する。
【0053】請求項2および9のデータ転送方法・シス
テムにおいては、さらに、CPUからの1つの読出し信
号に対応して、複数の読出し許可信号と書込み許可信号
を生成するようにしている。したがって、1つのサイク
ル中に複数のデータを転送することができ、さらに転送
速度が向上する。
テムにおいては、さらに、CPUからの1つの読出し信
号に対応して、複数の読出し許可信号と書込み許可信号
を生成するようにしている。したがって、1つのサイク
ル中に複数のデータを転送することができ、さらに転送
速度が向上する。
【0054】請求項3および10のデータ転送方法・シ
ステムにおいては、単位サイクル中にデータ転送を完了
できるように、ウエイト信号をCPUに対して与えるよ
うにしている。したがって、確実にデータ転送を行うこ
とができる。
ステムにおいては、単位サイクル中にデータ転送を完了
できるように、ウエイト信号をCPUに対して与えるよ
うにしている。したがって、確実にデータ転送を行うこ
とができる。
【0055】請求項4および11のデータ転送方法・シ
ステムにおいては、第2の回路からの分割信号により第
2回読出し許可信号を生成するようにしている。したが
って、確実かつ正確にデータ転送を行いつつ、転送速度
を向上させることができる。請求項5および12のデー
タ転送方法・システムにおいては、第1の回路からの分
割信号により第2回書込み許可信号を生成するようにし
ている。したがって、確実かつ正確にデータ転送を行い
つつ、転送速度を向上させることができる。すなわち、
この発明によれば、信頼性が高くかつ高速なデータ転送
を実現することができる。
ステムにおいては、第2の回路からの分割信号により第
2回読出し許可信号を生成するようにしている。したが
って、確実かつ正確にデータ転送を行いつつ、転送速度
を向上させることができる。請求項5および12のデー
タ転送方法・システムにおいては、第1の回路からの分
割信号により第2回書込み許可信号を生成するようにし
ている。したがって、確実かつ正確にデータ転送を行い
つつ、転送速度を向上させることができる。すなわち、
この発明によれば、信頼性が高くかつ高速なデータ転送
を実現することができる。
【図1】この発明の一実施例によるデータ転送システム
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1のデータ転送システムの動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図3】この発明の他の実施例によるデータ転送システ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
【図4】図3のデータ転送システムの動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図5】ライトパルス発生回路23の動作を示す状態遷
移図である。
移図である。
【図6】この発明の他の実施例によるデータ転送システ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
【図7】図6のデータ転送システムの動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図8】操作モードの切換えを実現した回路を示す図で
ある。
ある。
【図9】他の実施例によるデータ転送システムを示す図
である。
である。
【図10】従来のデータ転送システムを示す図である。
【図11】図9のデータ転送システムの動作を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
2・・・CPU 4・・・データバス 6・・・アドレスバス 12A、12B・・・アドレスデコーダ 16、26・・・FIFOメモリ
Claims (14)
- 【請求項1】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送する方
法であって、 第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回路を備
えており、 第2の回路は第2の記憶回路および第2の制御回路を備
えており、 CPUは、第1の制御回路に対して読出し信号を出力す
るとともに、第1の回路を指定するアドレス信号をアド
レスバスに出力し、 第1の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて読出し許可信号を生成し、 第1の記憶回路は、読出し許可信号に基づき記憶してい
たデータをデータバスに出力し、 第2の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて書込み許可信号を生成し、 第2の記憶回路は、書込み許可信号に基づきデータバス
上のデータを取り込んで記憶することを特徴とするデー
タ転送方法。 - 【請求項2】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送する方
法であって、 第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回路を備
えており、 第2の回路は第2の記憶回路および第2の制御回路を備
えており、 CPUは、第1の制御回路に対して読出し信号を出力す
るとともに、第1の回路を指定するアドレス信号をアド
レスバスに出力し、 第1の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて、単位サイクル中に一連の複数個の読出し
許可信号を生成し、 第1の記憶回路は、複数個の読出し許可信号に基づき記
憶していたデータを順次、データバスに出力し、 第2の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて、前記複数個の読出し許可信号に対応す
る、一連の複数個の書込み許可信号を生成し、 第2の記憶回路は、複数個の書込み許可信号に基づきデ
ータバス上のデータを順次取り込んで記憶することを特
徴とするデータ転送方法。 - 【請求項3】請求項2のデータ転送方法において、 前記第2の制御回路は、前記単位サイクル中にデータ転
送を終了できるように、CPUに対して、ウエイト信号
を出力することを特徴とするもの。 - 【請求項4】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送する方
法であって、 第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回路を備
えており、 第2の回路は第2の記憶回路および第2の制御回路を備
えており、 CPUは、第1の制御回路に対して読出し信号を出力す
るとともに、第1の回路を指定するアドレス信号をアド
レスバスに出力し、 第1の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて第1回読出し許可信号を生成し、 第1の記憶回路は、第1回読出し許可信号に基づき記憶
していたデータをデータバスに出力し、 第2の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて第1回書込み許可信号を生成するととも
に、第1回書込み許可信号とCPUからの読出し信号を
所定時間遅延させた遅延読出し信号とに基づいて分割信
号を生成し、 第2の記憶回路は、第1回書込み許可信号に基づきデー
タバス上のデータを取り込んで記憶し、 第1の制御回路は、第2の制御回路の分割信号に基づい
て、第1回読出し許可信号と分離された第2回読出し許
可信号を単位サイクル中に生成し、 第1の記憶回路は、第2回読出し許可信号に基づき記憶
していた次のデータをデータバスに出力し、 第2の制御回路は、分割信号に基づいて、第1回書込み
許可信号と分離された第2回書込み許可信号を生成し、 第2の記憶回路は、第2回書込み許可信号に基づきデー
タバス上の前記次のデータを取り込んで記憶することを
特徴とするデータ転送方法。 - 【請求項5】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送する方
法であって、 第1の回路は第1の記憶回路および第1の制御回路を備
えており、 第2の回路は第2の記憶回路および第2の制御回路を備
えており、 CPUは、第1の制御回路に対して読出し信号を出力す
るとともに、第1の回路を指定するアドレス信号をアド
レスバスに出力し、 第1の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて第1回読出し許可信号を生成するととも
に、第1回読出し許可信号とCPUからの読出し信号を
所定時間遅延させた遅延読出し信号とに基づいて分割信
号を生成し、 第1の記憶回路は、第1回読出し許可信号に基づき記憶
していたデータをデータバスに出力し、 第2の制御回路は、前記読出し信号と前記アドレス信号
とに基づいて第1回書込み許可信号を生成し、 第2の記憶回路は、第1回書込み許可信号に基づきデー
タバス上のデータを取り込んで記憶し、 第1の制御回路は、分割信号に基づいて、第1回読出し
許可信号と分離された第2回読出し許可信号を生成し、 第1の記憶回路は、第2回読出し許可信号に基づき記憶
していた次のデータをデータバスに出力し、 第2の制御回路は、第1の制御回路の分割信号に基づい
て、第1回書込許可信号と分離された第2回書込許可信
号を単位サイクル中に生成し、 第2の記憶回路は、第2回書込み許可信号に基づきデー
タバス上の前記次のデータを取り込んで記憶することを
特徴とするデータ転送方法。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4または5のデータ転
送方法において、 第1または第2の記憶回路は、先入れ先出しメモリであ
ることを特徴とするもの。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4または5のデータ転
送方法において、 第1または第2の記憶回路は、アドレス指定によるメモ
リであって、 前記アドレス信号は、上位アドレスを指定するものであ
り、 当該アドレス指定によるメモリに対しては下位アドレス
を指定する下位アドレス信号が与えられることを特徴と
するもの。 - 【請求項8】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送するシ
ステムであって、 第1の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第1アドレス一致信号を出力する第1のアドレ
スデコーダと、 CPUからの読出し信号と第1アドレス一致信号に基づ
いて読出し許可信号を生成する読出し許可信号生成回路
と、 読出し許可信号を受けて、記憶しているデータをデータ
バスに出力する第1の記憶回路と、 を備えており、 第2の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第2アドレス一致信号を出力する第2のアドレ
スデコーダであって、当該自己のアドレスを前記第1の
回路のアドレスと同一にした第2のアドレスデコーダ
と、 CPUからの読出し信号と第2アドレス一致信号に基づ
いて書込み許可信号を生成する書込み許可信号生成回路
と、 書込み許可信号を受けて、データバス上のデータを記憶
する第2の記憶回路と、 を備えていることを特徴とするデータ転送システム。 - 【請求項9】CPUのデータバスおよびアドレスバスに
接続された第1の回路から、前記データバスおよびアド
レスバスに接続された第2の回路にデータを転送するシ
ステムであって、 第1の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第1アドレス一致信号を出力する第1のアドレ
スデコーダと、 CPUからの読出し信号と第1アドレス一致信号に基づ
いて、単位サイクル中に一連の複数の読出し許可信号を
生成する読出し許可信号生成回路と、 複数の読出し許可信号を受けて、記憶しているデータを
順次データバスに出力する第1の記憶回路と、 を備えており、 第2の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第2アドレス一致信号を出力する第2アドレス
デコーダであって、当該自己のアドレスを前記第1の回
路のアドレスと同一にした第2のアドレスデコーダと、 CPUからの読出し信号と第2アドレス一致信号に基づ
いて、前記読出し許可信号に対応する一連の複数の書込
み許可信号を生成する書込み許可信号生成回路と、 複数の書込み許可信号を受けて、データバス上のデータ
を順次記憶する第2の記憶回路と、 を備えていることを特徴とするデータ転送システム。 - 【請求項10】請求項9のデータ転送システムにおい
て、 前記第2の回路は、前記単位サイクル中にデータ転送を
終了できるように、CPUに対して、ウエイト信号を出
力するウエイト信号生成回路を備えていることを特徴と
するもの。 - 【請求項11】CPUのデータバスおよびアドレスバス
に接続された第1の回路から、前記データバスおよびア
ドレスバスに接続された第2の回路にデータを転送する
システムであって、 第1の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第1アドレス一致信号を出力する第1のアドレ
スデコーダと、 CPUからの読出し信号と第1アドレス一致信号と第2
の回路からの分割信号とに基づいて、単位サイクル中に
一連の第1読出し許可信号および第2読出し許可信号を
生成する読出し許可信号生成回路と、 第1および第2読出し許可信号を受けて、記憶している
データを順次データバスに出力する第1の記憶回路と、 を備えており、 第2の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第2アドレス一致信号を出力する第2のアドレ
スデコーダであって、当該自己のアドレスを前記第1の
回路のアドレスと同一にした第2のアドレスデコーダ
と、 CPUからの読出し信号と第2アドレス一致信号に基づ
いて、分割信号を生成するとともに、一連の第1書込み
許可信号および第2か着込み許可信号を生成する書込み
許可信号生成回路と、 第1および第2書込み許可信号を受けて、データバス上
のデータを順次記憶する第2の記憶回路と、 を備えていることを特徴とするデータ転送システム。 - 【請求項12】CPUのデータバスおよびアドレスバス
に接続された第1の回路から、前記データバスおよびア
ドレスバスに接続された第2の回路にデータを転送する
システムであって、 第1の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第1アドレス一致信号を出力する第1のアドレ
スデコーダと、 CPUからの読出し信号と第1アドレス一致信号に基づ
いて、分割信号を生成するとともに、一連の第1読出し
許可信号および第2読出し許可信号を生成する読出し許
可信号生成回路と、 第1および第2読出し許可信号を受けて、記憶している
データを順次データバスに出力する第1の記憶回路と、 を備えており、 第2の回路は、 アドレスバスのアドレス信号が自己のアドレスと一致し
た場合に第2アドレス一致信号を出力する第2のアドレ
スデコーダであって、当該自己のアドレスを前記第1の
回路のアドレスと同一にした第2のアドレスデコーダ
と、 CPUからの読出し信号と第2アドレス一致信号と第1
の回路からの分割信号とに基づいて、単位サイクル中に
一連の第1書込許可信号および第2書込許可信号を生成
する書込許可信号生成回路と、 第1および第2書込み許可信号を受けて、データバス上
のデータを順次記憶する第2の記憶回路と、 を備えていることを特徴とするデータ転送システム。 - 【請求項13】請求項8、9、10、11または12の
データ転送システムにおいて、 第1または第2の記憶回路は、先入れ先出しメモリであ
ることを特徴とするもの。 - 【請求項14】請求項8、9、10、11または12の
データ転送システムにおいて、 第1または第2の記憶回路は、アドレス指定によるメモ
リであって、 前記アドレス信号は、上位アドレスを指定するものであ
り、 当該アドレス指定によるメモリに対しては下位アドレス
を指定する下位アドレス信号が与えられることを特徴と
するもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5179347A JP2544886B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | デ―タ転送システムおよびデ―タ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5179347A JP2544886B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | デ―タ転送システムおよびデ―タ転送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736824A true JPH0736824A (ja) | 1995-02-07 |
JP2544886B2 JP2544886B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16064259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5179347A Expired - Fee Related JP2544886B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | デ―タ転送システムおよびデ―タ転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544886B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007305021A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置とその読み出し方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116138A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-11 | Omron Tateisi Electronics Co | Input and output controller |
JPS5864534A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-16 | Fuji Electric Co Ltd | コンピユ−タ装置におけるデ−タ転送方式 |
JPS63204352A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Fujitsu Ltd | デ−タ転送方式 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5179347A patent/JP2544886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116138A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-11 | Omron Tateisi Electronics Co | Input and output controller |
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JPS63204352A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Fujitsu Ltd | デ−タ転送方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007305021A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置とその読み出し方法 |
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---|---|
JP2544886B2 (ja) | 1996-10-16 |
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