JPH0736594A - 信号入力装置及び信号入力方法 - Google Patents

信号入力装置及び信号入力方法

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JPH0736594A
JPH0736594A JP5179185A JP17918593A JPH0736594A JP H0736594 A JPH0736594 A JP H0736594A JP 5179185 A JP5179185 A JP 5179185A JP 17918593 A JP17918593 A JP 17918593A JP H0736594 A JPH0736594 A JP H0736594A
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徹治 森田
Yoichi Miwa
洋一 三輪
Koji Mizoguchi
康治 溝口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーボード等の入力手段とこの入力手段とは
異なる他の入力手段から入力されたデータを同一フォー
マットのデータとして扱うことができ、しかもパーソナ
ルコンピュータ上で稼動するデータのアクセス方法によ
らない信号入力装置及びその方法を提供する。 【構成】 CPU12、割り込み処理を制御する割り込
みコントローラ14、キーボードコントローラ16、バ
ーコードリーダ28とから構成される。バーコードリー
ダ28は、コネクタ26によってパーソナルコンピュー
タ10に接続される。キーボードコントローラ16、割
り込みコントローラ14及びキーボードコントローラ1
6はバス30によって接続される。キーボード32は、
キーボードコントローラ16に接続される。キーボード
コントローラ16は、入力バッファ18、制御部20、
出力バッファ22及びラッチ24とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力信号処理装置及
び入力信号処理方法に関し、特に、バーコードリーダ、
磁気ストライプリーダ、OCR等のキーボード以外の入
力装置により入力されたデータをキーボードから入力さ
れたデータとして扱う信号入力装置及び信号入力方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】バーコードは、キーボード入力される場
合もあるが、バーコードリーダによって読み取られて、
CPU(中央処理装置)を含むパーソナルコンピュータ
等に取り込まれて処理される場合が圧倒的に多い。
【0003】ほとんどのパーソナルコンピュータにはR
S/232C等のインターフェースが標準に装備されて
いるので、この場合にはこのインターフェースを用いて
バーコードリーダが接続される。特開平1−20793
号公報には、バーコードリーダによって読み出されたバ
ーコードが、バーコードリーダ内に設けられたソフトウ
エアによって、キーボードによって入力されたデータと
同一のフォーマット変換された後、パーソナルコンピュ
ータの内部に備えらえているキーボード入力バッファに
転送されて、このバーコードがキーボードから入力され
たものか、バーコードリーダによって読み出されたもの
なのかの区別をなくし、パーソナルコンピュータ内での
アプリケーションの処理を容易にする技術が記載されて
いる。
【0004】また、バーコードリーダとキーボードとを
接続するための2つの入力端子を備えた接続入力装置
に、バーコードリーダとキーボードとを接続し、この接
続入力装置により、バーコードリーダからの入力データ
とキーボードからの入力データとの両方のデータをキー
ボードデータのフォーマットに変換した後、パーソナル
コンピュータに転送し、このバーコードがキーボードか
ら入力されたものか、バーコードリーダによって読み出
されたものなのかの区別をなくす技術も知られている。
【0005】更に、特開平4−105183号公報に
は、バーコードフロントエンドプロセッサが入力された
バーコード情報をキーボード情報に変換してキーボード
入力バッファに格納する技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−20793号公報及び特開平4−105183号公
報に開示された技術は、キーボード入力バッファに転送
されたバーコードを読み出すアプリケーションが独自の
キーボード入力ルーチンを使用している場合には動作し
ないという問題がある。
【0007】また、バーコードリーダとキーボードとを
接続する接続入力装置を使用する場合は、この接続入力
装置が高価であり、また外部にキーボードを持たないノ
ートブック型のパーソナルコンピュータでは使用できな
いという問題がある。
【0008】本発明の目的は、キーボード等の入力手段
とこの入力手段とは異なる他の入力手段から入力された
データを同一フォーマットのデータとして扱うことがで
き、しかもパーソナルコンピュータ上で稼動するデータ
を取り込むためのアプリケーションによるデータのアク
セス方法によらない信号入力装置及び信号入力方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、処理手段からのデータが入力され
る入力バッファと、処理手段に出力されるデータが入力
される出力バッファと、前記処理手段が有しかつ前記処
理手段においてフォーマットが特定のフォーマットに変
換されて入力バッファに入力されたデータを前記出力バ
ッファを介して前記処理手段に入力されるように制御す
る制御手段と、を含んで構成されている。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項2
の発明は、処理手段からのデータが入力される入力バッ
ファと、処理手段に出力されるデータが入力される出力
バッファと、入力手段から入力された所定のフォーマッ
トの第1のデータを出力バッファを介して処理手段に入
力すると共に、前記処理手段が有しかつ前記所定のフォ
ーマットと異なるフォーマットの第2のデータであっ
て、処理手段によってフォーマットが該所定のフォーマ
ットに変換されて前記入力バッファに入力された第2の
データを前記出力バッファを介して前記処理手段に入力
されるように制御する制御手段と、有する。
【0011】また、請求項2の発明においては、第1の
データをスキャンコードで表されたデータとし、第2の
データをスキャンコード以外のコードで表されたコード
データとする。スキャンコード以外のコードではアスキ
ーコードがある。
【0012】また、請求項2の発明では第1のデータを
キーボードから入力されたデータとし、第2のデータを
キーボード以外の入力手段から入力されたコードデータ
とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項6
の発明は、処理手段からのデータが入力される入力バッ
ファと処理手段に出力されるデータが入力される出力バ
ッファとを備えた信号入力装置の出力バッファを介して
所定のフォーマットの第1のデータを処理手段に入力
し、前記処理手段が有しかつ前記所定のフォーマットと
異なるフォーマットの第2のデータのフォーマットを該
所定のフォーマットに変換し、フォーマットを変換した
第2のデータを前記入力バッファ及び前記出力バッファ
を介して前記処理手段に入力する。
【0014】また、請求項7の発明では、処理手段から
のデータが入力される入力バッファと処理手段に出力さ
れるデータが入力される出力バッファとを備えた信号入
力装置の出力バッファを介してスキャンコードで表され
た第1のデータを処理手段に入力し、前記処理手段が有
しかつアスキーコードで表された第2のデータをスキャ
ンコードで表したデータに変換し、スキャンコードで表
したデータを前記入力バッファ及び前記出力バッファを
介して前記処理手段に入力する。
【0015】そして、請求項8の発明では、処理手段か
らのデータが入力される入力バッファと処理手段に出力
されるデータが入力される出力バッファとを備えた信号
入力装置の出力バッファを介してスキャンコードで表さ
れた第1のデータを処理手段に入力し、前記処理手段が
有しかつスタートコード、アスキーコード及びエンドコ
ードを備えた第2のデータのスタートコード及びエンド
コードを削除すると共に、アスキーコードで表されたデ
ータをスキャンコードで表したデータに変換し、スキャ
ンコードで表したデータを前記入力バッファ及び前記出
力バッファを介して前記処理手段に入力する。
【0016】
【作用】請求項1の発明では、入力バッファには、処理
手段からのデータが入力され、出力バッファには、処理
手段に出力されるデータが入力される。制御手段は、処
理手段が有しかつ処理手段においてフォーマットが特定
のフォーマットに変換されて入力バッファに入力された
データを、出力バッファを介して処理手段に入力される
ように制御する。
【0017】このように処理手段が有しているデータの
フォーマットが特定のフォーマットに変換されて処理手
段に入力されるため、種類が異なる入力手段から入力さ
れたフォーマットが異なるデータが複数種類存在して
も、データフォーマットの区別をなくすことが出来る。
【0018】請求項2の発明では、制御手段は、入力手
段から入力された所定のフォーマットの第1のデータを
出力バッファを介して処理手段に入力し、処理手段が有
しかつ所定のフォーマットと異なるフォーマットの第2
のデータであって、処理手段によってフォーマットが該
所定のフォーマットに変換されて入力バッファに入力さ
れた第2のデータを出力バッファを介して処理手段に入
力されるように制御する。
【0019】これにより、入力手段から入力された第1
のデータと第2のデータとを同じフォーマットで入力さ
れたデータとして扱うことが出来る。
【0020】第1のデータとしては、スキャンコードで
表されたデータやキーボードから入力されたデータを使
用することができる。第2のデータとしては、アスキー
コード等のスキャンコード以外で表されたコードデータ
やキーボード以外の入力手段から入力されたコードデー
タを使用することが出来る。
【0021】また、請求項6の発明では、信号処理装置
の出力バッファを介して所定のフォーマットの第1のデ
ータを入力する。また、処理手段が有しかつこの所定の
フォーマットと異なるフォーマットの第2のデータのフ
ォーマットをこの所定のフォーマットに変換する。この
フォーマットを変換した第2のデータを入力バッファ及
び出力バッファを介して前記処理手段に入力する。
【0022】また、請求項7の発明では、請求項6の発
明において、第1のデータをスキャンコードで表された
データとし、第2のデータをアスキーコードで表された
データとして、第2のデータをスキャンコードで表され
たデータにフォーマット変換する。
【0023】また、請求項8の発明では、請求項6の発
明において、第2のデータがスタートコード、アスキー
コード及びエンドコードで表されたデータの時、スター
トコード及びエンドコードを削除すると共に、アスキー
コードをスキャンコードで表したデータに変換して、入
力バッファ及び出力バッファを介して処理手段に入力す
る。 これにより、請求項6〜請求項8の発明において
も入力手段から入力された第1のデータと第2のデータ
とを同じフォーマットで入力されたデータとして扱うこ
とが出来る。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。本実施例は、入力手段としてキーボード
及びバーコードリーダの2つの入力手段からデータを入
力する場合に本発明を適用したものである。図1に示す
ように、パーソナルコンピュータ10には、データを処
理するCPU(中央処理装置) 12、割り込み処理を行
う割り込みコントローラ14及びキーボードコントロー
ラ16が設けられており、これらは制御信号、データ、
アドレス信号を転送するためのバス30によって互いに
接続されている。キーボードコントローラ16には、C
PU12から入力されたデータを保持するための1バイ
トの入力バッファ18、データをCPU12に出力する
ために保持する1バイトの出力バッファ22、CPU1
2より出力され、入力バッファ18に保持されたデータ
を出力バッファ22に転送するとともに、割り込みコン
トローラ14に制御信号を出力し、CPU12に出力バ
ッファ22に転送されたデータを受信するように指示す
る等の制御を行う制御部20及びパーソナルコンピュー
タ10に備えられたキーボード32から入力されたデー
タを一旦保持するためのラッチ24が備えられている。
【0025】バーコードリーダ28は、非同期通信のR
S232Cインターフェースのコネクタあるいはキーボ
ードインターフェースの補助入力装置のコネクタを介し
てパーソナルコンピュータ10と接続することが可能で
あるが、本実施例では、RS232Cインターフェース
のコネクタ26を介してパーソナルコンピュータ10に
接続されている。
【0026】実施例のキーボードコントローラ16は、
キーボード32から入力されたデータをパーソナルコン
ピュータ10のCPU12に転送する通常のキーボード
コントローラとしての機能及び、CPU12からのコマ
ンドで1バイトのデータをキーボードのデータとして扱
い、CPU12に再転送するキーボードエミュレータと
しての機能を有する。
【0027】以下、キーボードコントローラ16、CP
U12及び割り込みコントローラ14の動作を説明す
る。
【0028】まず、キーボード32によって入力された
データを処理するキーボードコントローラ16の動作に
ついて説明する。
【0029】オペレータが、キーボード32をタイプす
ると、1バイトのデータがキーボードコントローラ16
に送られる。キーボードコントローラ16の制御部20
は、そのデータを一旦ラッチ24に格納する。
【0030】制御部20は、1バイトの出力バッファ2
2にデータが保持されていれば、ラッチ24に格納した
データを出力バッファ22に出力する。出力バッファ2
2にデータが保持されていなければ、出力バッファ22
にデータが保持されなくなるまで待機する。
【0031】制御部20は、データを出力バッファ22
に出力した後、割り込みコントローラ14に出力バッフ
ァ22のデータを受信するように指示するための制御信
号(割り込み要求信号)をバス30に出力する。
【0032】割り込みコントローラ14は、上記制御信
号による割り込みがあることを、CPU12に通知す
る。
【0033】CPU12は、割り込みコントローラ14
から割り込み信号を受信すると、割り込み処理ルーチン
を起動する。この割り込み処理ルーチンは、出力バッフ
ァ22からデータを受信し、必要な処理を行ない割りこ
み処理を終了する。
【0034】次に、バーコードリーダ28より入力され
たバーコードをキーボード32によって入力されたデー
タとして扱うためのCPU12の処理ルーチンを説明す
る。
【0035】RS232Cインターフェースのコネクタ
26に接続されたバーコードリーダ28によってバーコ
ードが入力されると、CPU12は、バーコードを受信
するための図2に示す割り込み処理ルーチンを起動し、
ステップ48において、データを1バイト受信し、ステ
ップ50において、ステップ48で受信したデータをC
PU12内のレジスタdtに読み込む。
【0036】ステップ52において、レジスタdtの内
容が、バーコードの先頭の識別子、すなわちテキストの
開始を示すスタートコード(STX)であるかどうかをチェ
ックする。バーコードの先頭の識別子であれば、ステッ
プ54において、バーコードのアドレスを指示するnに
0をセットし、ステップ48に戻る。バーコードの先頭
の識別子でなければ、ステップ56に進む。
【0037】ステップ56において、レジスタdtの内
容がバーコードの最終の識別子、すなわちテキストの終
結を示すエンドコード(ETX) であるかどうかをチェック
する。バーコードの最終の識別子でなければ、レジスタ
dtの内容をバーコードを記憶するバッファdb〔n〕
に格納し、ステップ60において、nを1インクリメン
トし、ステップ48に戻る。なお、nは、バッファdb
のアドレスを示す。
【0038】バッファdtの内容がバーコードの最終の
識別子であれば、バーコードリーダで読み取られた上述
のバッファdb〔n〕に格納されているデータをキーボ
ードによって入力されたデータと同等の扱いをするため
のキーボードエミュレーション処理を行うステップ62
に進む。
【0039】図3は、ステップ62の処理を詳細に説明
したフローチャートである。図3に示すように、まずス
テップ80において、バッファdb〔n〕に格納された
バーコードのアスキー(ASCII)データ列をスキャ
ンコードデータ列に変換し、バッファSb〔n2 〕に格
納する。なお、n2 はバッファSbのアドレスを示す。
これは、キーボードからデータを入力する場合、データ
の入力は、所定のキーを押して、さらにこのキーを離す
という動作が伴い、キーボードからCPU12に入力さ
れるデータは、キーを押したことを表すメークコード
(make code)とキーを離したことを表すブレ
ークコード(breake code)とを備えたフォ
ーマットで送られてくるからである。例えば「a」がキ
ータイプされたとすると、キーボードからはCPU12
に対して、「a」のメークコードと「a」のブレークコ
ードが送られてくる。大文字の「A」の場合は、シフト
キーを押したことを表す「Shift」のメークコー
ド、「a」のメークコード、「a」のブレークコード、
シフトキーを離したことを表す「Shift」のブレー
クコードが送られて来る。
【0040】以下、このバーコードのASCIIデータ
列をスキャンコードのデータ列に変換して、バッファS
b〔n2 〕に格納する処理を図4を参照して説明する。
【0041】ステップ100において、バッファdb
〔i〕に格納されたデータを1バイトずつ順に変換処理
するためにアドレスを示すカウント値iを0に設定す
る。ステップ102において、スキャンコードに変換し
たデータを格納するためのバッファSb〔p〕のアドレ
スを指定するためにカウント値pを0に設定する。
【0042】ステップ104において、バッファdb
〔i〕に格納されたデータは、「Shift」のメーク
コード及びブレークコードを付加する必要があるかチェ
ックする。「Shift」のメークコード及びブレーク
コードを付加する必要があれば、ステップ106に進
み、「Shift」のメークコード及びブレークコード
を付加する必要がなければ、ステップ116に進む。
【0043】ステップ106において、バッファSb
〔p〕に「Shift」のメークコードを記憶し、ステ
ップ108において、バッファSb〔p+1〕にバッフ
ァdb〔i〕のデータのメークコードを記憶し、ステッ
プ110において、バッファSb〔p+2〕にバッファ
db〔i〕のデータのブレークコードを記憶し、ステッ
プ112において、バッファSb〔p+3〕に「Shi
ft」のブレークコードを記憶し、ステップ114にお
いてpを4インクリメントする。
【0044】一方、メークコード及びブレークコードを
付加する必要がなければ、ステップ116において、バ
ッファSb〔p〕にバッファdb〔i〕のデータのメー
クコードを記憶し、ステップ118において、バッファ
Sb〔p+1〕にバッファdb〔i〕のデータのブレー
クコードを記憶し、ステップ120において、pを2イ
ンクリメントする。
【0045】これによってバッファdb〔i〕の1バイ
トのバーコードは、スキャンコード列に変換さる。
【0046】ステップ122において、カウント値iを
1インクリメントする。ステップ124においてカウン
ト値iがnに等しい、すなわち、バッファdb〔i〕に
格納されたバーコードのスキャンコードへの変換処理が
終了したかどうかをチェックする。バーコードのスキャ
ンコードへの変換処理が終了していれば、ステップ10
4に戻り、そうでなければ、ステップ126に進む。ス
テップ126において、カウント値pの内容をスキャン
コードの個数示すカウント値n2 に代入し終了する。
【0047】図3に戻って、ステップ82以降の処理を
説明する。ステップ82において、スキャンコード列に
変換されたデータが格納されたバッファSb〔i〕のデ
ータをエミュレーション処理するためのカウント値iを
0にする。ステップ84において、キーボードコントロ
ーラ16に対して、入力バッファ18及び出力バッファ
20を介して、CPU12に再送を指示するためのコマ
ンド、例えば、「キーボードの出力バッファへの出力の
指示」コマンドを、バス30を介して入力バッファ18
に転送する。キーボードコントローラ16の制御部20
は入力バッファ18から「キーボードの出力バッファへ
の出力の指示」コマンドを取り出し、CPU12から次
に送られてくるデータを受信するべく待機状態になる。
【0048】ステップ86(図3)において、CPU1
2はキーボードコントローラ16が「キーボードの出力
バッファへの出力の指示」コマンドを受信したかをチェ
ックし、受信されていなければ、このコマンドが受信さ
れるまで待機する。ステップ88において、CPU12
は、キーボードコントローラ16の入力バッファ18に
バッファSb〔i〕の内容を書き込む。
【0049】入力バッファ18に書き込まれた1バイト
のバッファSb〔i〕データを受信すると、ステップ1
50(図5)において、出力バッファ22にデータが保
持されているかどうかをチェックする。出力バッファ2
2がデータが保持されていれば、データが保持されなく
なるまで待機する。データが保持されていなけば、ステ
ップ152に進む。
【0050】ステップ152において、出力バッファ2
2に受信データとして入力バッファ18のデータを出力
し、ステップ154において、割り込みコントローラ1
4に割り込み信号を転送する。
【0051】割り込みコントローラ14は、この割り込
み信号の割り込みがあることを、CPU12に通知す
る。CPU12は、割り込みコントローラ14からの割
り込み信号を受信すると、この割り込みを発生させて、
この割り込みのための割り込み処理ルーチンを起動す
る。この割り込み処理ルーチンが、出力バッファ18か
らスキャンコード列に変換されたデータを読み込み、キ
ーボード32によって入力された場合にスキャンコード
を格納するためのキーボード出力バッファに格納する。
【0052】このキーボード出力バッファに格納された
データは、スキャンコードに変換されたデータであり、
しかも、上述したキーボードによって入力されたデータ
が格納されるバッファと同じバッファに格納されるの
で、アプリケーションによって、このデータを処理する
際はキーボードで入力されたデータとして扱うことが出
来る。
【0053】また、独自のキーボード割り込み処理ルー
チンを持っているアプリケーションにしても、上述した
「キーボードの出力バッファへの出力の指示」コマンド
と共にスキャンコードをキーボードコントローラ16に
転送しキーボード割り込みを発生させることで、キーボ
ードによって入力されたと同じ処理を行わせることがで
きる。
【0054】つまり、アプリケーションは、オペレーテ
ィングシステム(OS)のサービスルーチンのコール、
独自のキーボード割り込み処理ルーチンのコール、パー
ソナルコンピュータ10がメモリ上に持っているキーボ
ード出力バッファからデータの取り出す等どのようにア
クセスしてもキーボードデータとして処理出来る。
【0055】ステップ90において、CPU12の割り
込み処理ルーチンによって、出力バッファ22の内容が
読み込まれると、割り込み処理の終了が通知されるの
で、これが通知されるまで待機する。割り込み処理の終
了が通知されると、ステップ92において、カウント値
iを1インクリメントする。
【0056】ステップ94において、CPU12内にス
キャンコードの取込みが終了したかどうかをチェックす
る。これは、カウント値iがスキャンコード列の個数n
2 に一致したかどうかによって判別する。カウント値i
がスキャンコードの個数n2に一致してなければ、ステ
ップ84に戻り、一致していれば処理を終了する。
【0057】このようにして、バーコードリーダ30か
ら読み込まれたバーコードはスキャンコード列に変換さ
れて、キーボード32より入力されたデータとして取り
扱うことができ、しかもアプリケーションのデータのア
クセス方法によらずに、処理が可能となる。
【0058】また、キーボードコントローラは、エミュ
レータのみの機能をもたせ、キーボードからの入力を可
能にする通常の機能を持つキーボードコントローラとは
別にしても良い。
【0059】本実施例では、バーコードリーダをRS2
32Cインターフェースの非同期通信装置を例に説明し
たが、補助入力装置であってもよい。補助入力装置とし
てはバーコードリーダ、OCR(光学文字読み取り装
置)、磁気カードリーダ、マウス、ペン入力装置、カス
タマイズキーボード等を用いることができる。
【0060】また、音声の入力の場合は、音声入力装置
によって入力した音声を、音声入力信号変換装置によっ
て、ディジタルデータへの変換処理等を行った後、キー
ボードコントローラに入力することによって、音声デー
タをキーボードから入力したデータとして扱うことが出
来る。
【0061】あるいは、無線のキーボードと無線を受信
するための受信器、受信器が受信するアナログデータを
ディジタルデータに変換するA/D変換器を備え、A/
D変換器をキーボードコントローラに接続することによ
って、無線のキーボードによって入力されたデータをキ
ーボードによって入力されたデータとして扱うことが出
来る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、処理手
段が有しているデータのフォーマットが特定のフォーマ
ットに変換されて処理手段に入力されるため、種類が異
なる入力手段から入力されたフォーマットが異なるデー
タが複数種類存在しても、データフォーマットの区別を
なくすことが出来る。また、入力バッファで処理手段か
らのデータを入力し、この入力バッファに入力されたデ
ータを出力バッファを介して処理手段に入力されるよう
に制御するので、入力手段により処理手段に入力された
データを、この入力手段とは異なるキーボード等の入力
手段によって入力されたデータとして扱うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成図である。
【図2】CPUで受信したバーコードをキーボードエミ
ュレーションする処理フローを示す図である。
【図3】CPUで受信したバーコードをキーボードエミ
ュレーションする処理フローのサブルーチンを示す図で
ある。
【図4】スキャンコードに変換する処理フローを示す図
である。
【図5】スキャンコードをCPUに転送する処理フロー
を示す図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 12 CPU 14 割り込みコントローラ 16 キーボードコントローラ 18 入力バッファ 20 制御部 22 出力バッファ 28 バーコードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 洋一 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 溝口 康治 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理手段からのデータが入力される入力
    バッファと、 処理手段に出力されるデータが入力される出力バッファ
    と、 前記処理手段が有しかつ前記処理手段においてフォーマ
    ットが特定のフォーマットに変換されて入力バッファに
    入力されたデータを前記出力バッファを介して前記処理
    手段に入力されるように制御する制御手段と、 を含む信号入力装置。
  2. 【請求項2】 処理手段からのデータが入力される入力
    バッファと、 処理手段に出力されるデータが入力される出力バッファ
    と、 入力手段から入力された所定のフォーマットの第1のデ
    ータを出力バッファを介して処理手段に入力すると共
    に、前記処理手段が有しかつ前記所定のフォーマットと
    異なるフォーマットの第2のデータであって、処理手段
    によってフォーマットが該所定のフォーマットに変換さ
    れて前記入力バッファに入力された第2のデータを前記
    出力バッファを介して前記処理手段に入力されるように
    制御する制御手段と、 を含む信号入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータはスキャンコードで表
    されたデータであり、前記第2のデータはスキャンコー
    ド以外のコードで表されたコードデータである請求項2
    の信号入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のデータはアスキーコードで表
    されたコードデータである請求項3の信号入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータはキーボードから入力
    されたデータであり、前記第2のデータはキーボード以
    外の入力手段から入力されたコードデータである請求項
    2の信号入力装置。
  6. 【請求項6】 処理手段からのデータが入力される入力
    バッファと処理手段に出力されるデータが入力される出
    力バッファとを備えた信号入力装置の出力バッファを介
    して所定のフォーマットの第1のデータを処理手段に入
    力し、 前記処理手段が有しかつ前記所定のフォーマットと異な
    るフォーマットの第2のデータのフォーマットを該所定
    のフォーマットに変換し、 フォーマットを変換した第2のデータを前記入力バッフ
    ァ及び前記出力バッファを介して前記処理手段に入力す
    る、 信号入力方法。
  7. 【請求項7】 処理手段からのデータが入力される入力
    バッファと処理手段に出力されるデータが入力される出
    力バッファとを備えた信号入力装置の出力バッファを介
    してスキャンコードで表された第1のデータを処理手段
    に入力し、 前記処理手段が有しかつアスキーコードで表された第2
    のデータをスキャンコードで表したデータに変換し、 スキャンコードで表したデータを前記入力バッファ及び
    前記出力バッファを介して前記処理手段に入力する、 信号入力方法。
  8. 【請求項8】 処理手段からのデータが入力される入力
    バッファと処理手段に出力されるデータが入力される出
    力バッファとを備えた信号入力装置の出力バッファを介
    してスキャンコードで表された第1のデータを処理手段
    に入力し、 前記処理手段が有しかつスタートコード、アスキーコー
    ド及びエンドコードを備えた第2のデータのスタートコ
    ード及びエンドコードを削除すると共に、アスキーコー
    ドで表されたデータをスキャンコードで表したデータに
    変換し、 スキャンコードで表したデータを前記入力バッファ及び
    前記出力バッファを介して前記処理手段に入力する、 信号入力方法。
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