JPH0736583Y2 - 棒状化粧具 - Google Patents

棒状化粧具

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JPH0736583Y2
JPH0736583Y2 JP1989031641U JP3164189U JPH0736583Y2 JP H0736583 Y2 JPH0736583 Y2 JP H0736583Y2 JP 1989031641 U JP1989031641 U JP 1989031641U JP 3164189 U JP3164189 U JP 3164189U JP H0736583 Y2 JPH0736583 Y2 JP H0736583Y2
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Tokiwa Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口紅のような比較的大径の棒状化粧料と、ア
イシャドウやリップペンシルなどの比較的小径の棒状化
粧料を一体に組み込むことを可能とした棒状化粧具に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、棒状化粧具としては種々のものは提示されて
るが、2つの独立した棒状化粧具を分離結合可能とした
ものとしては、例えば実開昭60−173231号公報や実開昭
61−30410号公報に記載されているものがある。
前者は第4図に示すように、固形棒状化粧料50を収容し
た第1の容器51と前記の固形棒状化粧料50と略同径の固
形棒状化粧料52を収容した第2の容器53とをジョイント
54で着脱自在に結合したものであり、必要に応じて単体
または一体に結合して使用できるようになっている。
後者は、一方の口紅容器の座台に設けた嵌合室に他方の
口紅容器を嵌合したものもある。例えば、一方の口紅容
器の座台の外壁を延長させて嵌合部を構成し、この嵌合
部に他方の口紅容器の座台を挿入したものであり、使用
者が好みに応じて色違いの口紅、艶出しの口紅、保護の
口紅等を選んで自由に組み替えることを可能にしたもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記各考案の棒状化粧具に収容された各棒状
化粧料は、いずれも略同一直径のものであり、異色ある
いは異種の二種類の棒状化粧料をセット可能とし、必要
に応じて単体または一体に結合して使用できるものであ
る。また、いずれも各棒状化粧料の繰り出し機構が化粧
料の側部に設けてあり化粧具の直径が大となる。従っ
て、上記の考案によれば直径が異なる棒状化粧料を収容
した場合には、太い化粧具と、細い化粧具の結合となる
ために、 従って、比較的大径の棒状化粧料と比較的小径の棒状
化粧料を一体に組み込み同一径の容器とすることは不可
能である、それぞれの化粧料に対応する化粧がしにく
くなる。たとえば、細い化粧料であるリップペンシルで
唇の輪郭を描くに太い径の部分をもって行うので化粧が
しにくい。さらに、太い化粧料である口紅を塗る場合
は、細い径の部分をもって行うので、やはり化粧がしに
くい。携帯に不便である、見栄えが悪く、見栄えが
大切な要素となる化粧具においては致命的な欠陥とな
る、ジョイントを用いると部品点数が増加するという
問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、比較的に直
径の大きな化粧料と比較的直径の小さな化粧料を収容し
たものを一体に結合して、それぞれの化粧料に応じた化
粧が容易に行われるのは勿論、携帯に便利な棒状化粧具
を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
即ち、棒状化粧料8を支持する化粧料保持台1と、前記
化粧料保持台1の後方に設けられた繰り出し機構Aと、
前記棒状化粧料8の外周面を案内する薄肉のガイド筒9
と、後端に嵌合部10とを具え、前記繰り出し機構Aは、
前記化粧料保持台から後方に延出し後端に係合部3を、
長手方向に摺動溝2aを形成したシャフト2と、前記シャ
フト2を包囲し内壁に形成された螺条4に前記係合部を
係合させた筒状部50と、前記シャフト2の摺動溝2aに係
合し前記筒状部50に対して相対回転可能に組み込まれた
保持体7とから構成された比較的大径の棒状化粧料を支
持する第1棒状化粧具11と、 棒状化粧料20を支持する化粧料保持台21と、前記棒状化
粧料保持体21から後方に延出し後端に係合部23を先端に
ガイド突起24を形成したシャフト22と、前記第1棒状化
粧具11の筒状部50と同径であり、前記シャフト22を包囲
し内壁に形成された螺条25に前記係合部23を係合させた
筒状体26と、前記筒状体26に回転可能に組み込まれ前記
ガイド突起24と係合するガイド溝28を内壁に設けると共
に、前記棒状化粧料20の外周面を案内する保持管27と、
前記筒状体26の後端部に形成され前記第1棒状化粧具11
の嵌合部10と嵌合可能な嵌合部30とを具えた比較的小径
の棒状化粧料を支持する第2棒状化粧具31と、 から構成され、前記第1の棒状化粧具と第2の棒状化粧
具とを結合可能とした棒状化粧具とした。
要は直径の大きな棒状化粧料8を収容する第1の棒状化
粧具では、その直径を出来るだけ小さくすべく、化粧料
保持台1の後方に繰り出し機構Aを設け、さらに第2の
棒状化粧具では第1の棒状化粧具の筒状部と同径の筒状
体に繰り出し機構を設けたのである。
〔作用〕
比較的大径の棒状化粧料を支持する第1棒状化粧具11の
嵌合部10と、比較的小径の棒状化粧具を収容した第2棒
状化粧具31のの嵌合部30とを結合すると同一直径の棒状
化粧具が形成される。
そして、第1棒状化粧具11では、筒状部50とガイド筒9
とを相対的に特定方向に回転させると、シャフト2と筒
状体5とが相対的に回転しシャフト2が螺条4によって
前進する。これにより化粧料保持台1と一体化している
化粧料8が繰り出される。
一方、第2棒状化粧具31は、保持管27と筒状体29とを相
対的に回転させることによって前記第1棒状化粧具11と
同様の原理で化粧料20が繰り出される。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。この実施例は、第1棒状化粧料11と第2棒状化粧料
31とを着脱自在としたものである。
まず、第1棒状化粧具11から説明すると、化粧料保持台
1は略カップ状に形成してあり、ここに比較的大径の棒
状化粧料8の基部を嵌合してある。この化粧料保持台1
の後方に繰り出し機構Aが構成される。そして、繰り出
し機構Aは次のように構成されている。
即ち、前記の化粧料保持台1の底部から後部にシャフト
2が延出してあり、このシャフト2の後端に突起を形成
して係合部3としてある。そしてシャフト2に沿って長
手方向に摺動溝2aが形成されている。
前記シャフト2の周囲は、内壁に螺条4を形成した筒状
体5で包囲してあり、前記係合部3はこの螺条4に係合
せしめてある。この筒状体5はスペーサ40を介して軽金
属で形成した外装体6の内部に固定してある。そして、
前記の筒状体5とスペーサ40は筒状部50を構成する。
そして前記筒状体5の前端部に形成した小径部の周囲に
環状突起5aを形成し、この環状突起例5aを囲むように形
成した保持体7を筒状体5に回転自在に取り付けてあ
る。この保持体7は筒状をなしており、前記シャフト2
に沿って形成された前記摺動溝2aに係合してシャフト2
を貫通穴7aをへてスライド自在かつ回動不能に保持する
ようになっている。
そして、上記のように繰り出し機構Aが形成されるが、
さらに、前記保持体7の外周に前記化粧料保持台1を周
囲から案内する薄肉のガイド筒9を取り付けてある。ス
ペーサ40の後端は外装体6の後端まで延出させてある。
そして前記筒状体5の露出部分が嵌合部10を形成する凸
部となっている。なお、スペーサ40の前端には前キャッ
プ41が取り付けられている。
第1棒状化粧具11は、上記のように後方に繰り出し機構
Aを設け、さらに薄肉のガイド筒9を設けた構造である
ために、その直径を可能な限り小さく形成することがで
きる。
次に、第2棒状化粧具31について説明する。比較的に小
径の棒状化粧料20を支持する筒状の化粧料保持台21から
シャフト22を延出してあり、このシャフト22の後端に係
合部23を形成してある。
前記シャフト22の他端部、即ち、化粧料保持台21の側壁
部にガイド突起24が2個所突設してある。前記シャフト
22は内壁に螺条25を形成した筒状体26で包囲してあり、
この筒状体26に外装体29を外嵌してある。そして、前記
の筒状体26は、第1棒状化粧具11の筒状部50と同一の直
径に形成されている。
前記係合部23は筒状体26の螺条25に係合させてあり、こ
の筒状体26に、化粧料20の外周面を案内する保持管27を
回転自在に内嵌させてある。この保持管27は先端に至る
にしたがって細く形成されている。そして筒状体26の前
端には保持管27を保護するための前キャップ42が嵌合さ
れている。
この保持管27の内壁には直線のガイド溝28を形成してあ
り、このガイド溝28に前記ガイド突起24を回動不能かつ
スライド自在に係合してある。
前記筒状体26の後端部には前記嵌合部10である凸部に外
嵌する嵌合部30である凹部が形成されている。そして筒
状体26の後端部は外装体29の後端から突出させてあり、
この突出部分には後キャップ43が嵌着されている。第2
棒状化粧具31は以上の構成になっている。
前記した構成において、その動作を説明する。まず、第
1棒状化粧具11では、外装体6とガイド筒9とを相対的
に特定方向に回転させると、シャフト2と筒状体5とが
相対的に回転しシャフト2が螺条4によって前進する。
これにより化粧料保持台1と一体化している化粧料8が
繰り出される。
一方、第2棒状化粧具31は、保持管27と外装体29とを相
対的に回転させることによって前記第1棒状化粧具11と
同様の原理で化粧料20が繰り出される。
これら第1棒状化粧具11と第2棒状化粧具31とは個々に
使用できるのは勿論、第1棒状化粧具11の嵌合部10の凸
部と第2棒状化粧具31の嵌合部30である凹部とで結合す
ることによって同一直径の1本の化粧具とすることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、直径の大きな棒状化粧料を収容する第
1の棒状化粧具では、その直径を出来るだけ小さくすべ
く、化粧料保持台1の後方に繰り出し機構Aを設け、棒
状化粧料8の外周面を案内するガイド筒9を薄肉にし、
第2の棒状化粧具では第1の棒状化粧具の筒状部と同径
にすべくの筒状体に繰り出し機構を設けて、直径が同一
で一体の棒状化粧具を結合可能としたので、 大径の化粧料を用いる化粧も、小径の化粧料を用い
るにも適当な太さであり、それぞれの化粧料を用いる化
粧が容易に行えて、取扱が容易である、 携帯に便利な太さの棒状化粧具となる、。
見栄えの良い棒状化粧具を形成することができる。
などの効果が生じる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
第1棒状化粧具の断面図、第2図は第2棒状化粧具の断
面図、第3図は第1及び第2棒状化粧具の結合状態の断
面図、第4図は従来の棒状化粧具を示す断面図である。 1……化粧料保持台、11……第1棒状化粧具 2……シャフト、20……棒状化粧料 3……係合部、21……化粧料保持台 4……螺条、22……シャフト 5……筒状体、23……係合部 7……保持体、24……突起 8……棒状化粧料、25……螺条 9……ガイド筒、26……筒状体 10……嵌合部、27……保持管 28……ガイド溝 30……嵌合部 31……嵌合部 50……筒状部 A……繰り出し機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状化粧料8を支持する化粧料保持台1
    と、前記化粧料保持台1の後方に設けられた繰り出し機
    構Aと、前記棒状化粧料8の外周面を案内する薄肉のガ
    イド筒9と、後端に嵌合部10とを具え、前記繰り出し機
    構Aは、前記化粧料保持台から後方に延出し後端に係合
    部3を、長手方向に摺動溝2aを形成したシャフト2と、
    前記シャフト2を包囲し内壁に形成された螺条4に前記
    係合部を係合させた筒状部50と、前記シャフト2の摺動
    溝2aに係合し前記筒状部50に対して相対回転可能に組み
    込まれた保持体7とから構成された比較的大径の棒状化
    粧料を支持する第1棒状化粧具11と、 棒状化粧料20を支持する化粧料保持台21と、前記棒状化
    粧料保持体21から後方に延出し後端に係合部23を先端に
    ガイド突起24を形成したシャフト22と、前記第1棒状化
    粧具11の筒状部50と同径であり、前記シャフト22を包囲
    し内壁に形成された螺条25に前記係合部23を係合させた
    筒状体26と、前記筒状体26に回転可能に組み込まれ前記
    ガイド突起24と係合するガイド溝28を内壁に設けると共
    に、前記棒状化粧料20の外周面を案内する保持管27と、
    前記筒状体26の後端部に形成され前記第1棒状化粧具11
    の嵌合部10と嵌合可能な嵌合部30とを具えた比較的小径
    の棒状化粧料を支持する第2棒状化粧具31と、 から構成され、前記第1の棒状化粧具と第2の棒状化粧
    具とを結合可能としたことを特徴とする棒状化粧具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6130410U (ja) * 1984-07-28 1986-02-24 日登美 花田 容器と容器が嵌插接合できる口紅容器

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JPH02122622U (ja) 1990-10-08

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