JP2000070036A - 化粧材容器のカートリッジおよび化粧材容器 - Google Patents

化粧材容器のカートリッジおよび化粧材容器

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JP2000070036A JP10247541A JP24754198A JP2000070036A JP 2000070036 A JP2000070036 A JP 2000070036A JP 10247541 A JP10247541 A JP 10247541A JP 24754198 A JP24754198 A JP 24754198A JP 2000070036 A JP2000070036 A JP 2000070036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先筒の形態を様々な径や硬度の棒状化粧材に
対応して変更可能であり、かつ化粧材容器への棒状化粧
材の組み込みにおいて充填式の組み込みまたは差し込み
式の組み込みのいずれにも対応可能である化粧材容器お
よびこの化粧材容器のカートリッジを提供する。 【解決手段】 容器本体2に回動自在に収容される先筒
10に竿体20を収容し、この竿体20の上部側を芯チ
ャック21とし、下部側を螺旋筒22とする。螺旋筒2
2の下端部外周のフランジ24には摺動条部25からな
る係合部が形成され、先筒10内周の摺動溝16からな
る摺動部に係合する一方、螺旋筒22内側には案内ロッ
ド30のロッド部31が収容され、螺旋筒22内周の螺
旋溝23には案内ロッド30外周の案内突起36が係合
し、繰出機構が構成される。案内ロッド30は基端の大
径部32において先筒10に回動自在に連結されるとと
もに、容器本体2と回動不能にスプライン結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状化粧材を繰り
出し可能に収容する化粧材容器および化粧材容器のカー
トリッジの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジ内に収容されたアイライナ
ー、アイブロー、アイシャドー、口紅等の棒状化粧材
を、カートリッジと容器本体の相対回転によってカート
リッジ先端から繰り出す化粧材容器としては、例えば、
特開昭60−48706号公報、実公平4−30961
号公報等に提案がなされている。
【0003】これらのうち、図11、図12に示す特開
昭60−48706号公報の化粧材容器においては、カ
ートリッジ501の先筒502内に同軸的に延びる内筒
503を一体に形成し、この内筒503の外周に相対回
転自在に配置したネジ筒504を、容器本体505のホ
ルダー部506に相対回転不能にスプライン結合する。
さらに、棒状化粧材507を保持する保持部材508に
形成した係合突起509を、内筒503に軸方向に延び
て形成された摺動溝510と、ネジ筒504にその軸回
りの螺旋状に形成された螺旋溝511の両方に係合させ
る。これにより、カートリッジ501と容器本体505
を相対回転させると、内筒503とネジ筒504が相対
回転し、摺動溝510と螺旋溝511が重なり合う部分
が先筒502の先端側に移動していき、この重なり合う
部分で摺動溝510および螺旋溝511に係合する保持
部材508(係合突起509)は、先筒502の先端側
に押し出される。この結果、保持部材508に保持され
た棒状化粧材507は、先筒先端の繰り出し口512か
ら繰り出されて行く。
【0004】しかしながら、この特開昭60−4870
6号公報の化粧材容器においては、保持部材508の係
合突起509を摺動溝510および螺旋溝511の両方
に係合させる必要があるため、摺動溝510が形成され
る内筒503と螺旋溝511が形成されるネジ筒504
とを並列に重ね合わせた形に構成する必要があり、その
分、化粧材容器の径が太くなってしまう。
【0005】一方、図13に示す特公平4−30961
号の化粧材容器においては、カートリッジ601の先筒
602の先端側前半身の内周面に摺動溝603を形成す
る一方、先筒601の基端側後半身に、螺旋溝604を
形成した螺旋筒605を回動自在に収容する。先端に棒
状化粧材606を保持する保持部材607は、先端側の
係合突起608において摺動溝603に係合するととも
に、基端側の係合突起609において螺旋溝604に係
合する。カートリッジ601は図示されない容器本体に
相対回転自在に収容され、螺旋筒605はこの容器本体
に対して相対回転不能に連結される。
【0006】このような構成により、先筒602の摺動
溝603が形成される部分と螺旋筒605とを軸方向に
並べて構成することができ、これらが並列に重なり合う
ことがなくなり、化粧材容器を全体に細身に形成するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
公平4−30961号の化粧材容器では、先筒602の
棒状化粧材606が収容される部分の内周面に摺動溝6
03が必然的に形成される構成となっているので、この
摺動溝603の深さの分、先筒602の径に対して、棒
状化粧材606の径は小さなものとならざるを得ず、径
の太い棒状化粧材(例えば口紅)や、比較的硬度の小さ
い棒状化粧材の容器としては適さない。
【0008】また、棒状化粧材606を化粧材容器に組
み込むときに、先筒602内部に化粧材を流し込んで固
化させる充填式の組み込みを行ったとすると、化粧材が
摺動溝603の内側にまで入り込んでしまい、棒状化粧
材606の繰り出しができなくなってしまう。このた
め、棒状化粧材606の組み込みにおいては、充填式組
み込みよりも製造コストのかかる、あらかじめ棒状に固
化成形された化粧材を先筒602内に挿入する差し込み
式の組み込みを採用する以外の選択肢はなかった。
【0009】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、棒状化粧材を繰り出し可能に収容する化
粧材容器およびこの化粧材容器のカートリッジであっ
て、様々な径や硬度の棒状化粧材に適応可能であり、ま
た、化粧材容器への棒状化粧材の組み込みにおいて充填
式の組み込みまたは差し込み式の組み込みのいずれにも
対応可能であるものを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、棒状化
粧材を先端開口から繰り出す先筒を備え、この先筒が化
粧材容器の容器本体に対して回転可能となるようにこの
容器本体に着脱自在に収容されるカートリッジにおい
て、前記先筒内に収容されて前記先筒に保持される竿体
と、この竿体の上部側に形成され棒状化粧材を支持する
化粧材保持部と、前記先筒の内周と前記竿体の外周に設
けられて前記先筒に対して前記竿体を回転方向には回転
不能とし軸方向に摺動可能とする摺動機構と、前記竿体
の下部側に形成される螺旋筒と、この螺旋筒内に収容さ
れて前記先筒に保持されるとともに前記先筒の前記容器
本体への装着時には前記容器本体に対して回転不能とさ
れる案内ロッドと、この案内ロッドの外周と前記螺旋筒
の内周に設けられて前記案内ロッドと前記螺旋筒とを螺
合させることにより前記竿体を前記案内ロッドに対して
軸方向に繰り出す繰出機構とを備えた。
【0011】第2の発明では、前記摺動機構は、前記先
筒の下半身の内周と前記螺旋筒の外周のいずれか一方に
形成されて軸方向に延びる摺動部と、他方に形成されて
この摺動部に係合する係合部とを備えた。
【0012】第3の発明では、前記摺動機構は、前記先
筒の上半身の内周に形成されて軸方向に延びる摺動部
と、前記竿体の上部側に形成されて前記摺動部に係合す
る係合部とを備えた。
【0013】第4の発明では、前記化粧材保持部は前記
螺旋筒の上端に側方に張り出して固設された爪片であ
り、この爪片を前記係合部とした。
【0014】第5の発明では、前記摺動機構は、前記先
筒の略中央部の内周に形成された小径部からなる係合部
と、前記竿体の前記化粧材保持部以外の部分の外周に軸
方向に延びて形成され前記係合部が係合する摺動部とを
備えた。
【0015】第6の発明では、前記案内ロッドの基端部
は前記螺旋筒に収容されない大径部であり、前記案内ロ
ッドはこの大径部において前記先筒に対して回転方向に
回転自在かつ軸方向に移動不能に取り付けられ、前記竿
体はその下端が前記大径部に当接する地点を下限として
ストロークする。
【0016】第7の発明では、前記先筒の内周面に基端
側を向いた下向き段差部を形成するとともに、前記螺旋
筒の基端付近に先端側を向いた上向き段差部を形成し、
前記竿体は前記上向き段部が前記下向き段差部に当接す
る地点を上限としてストロークする。
【0017】第8の発明では、前記繰出機構は、前記案
内ロッドの外周面または前記螺旋筒の内周面のいずれか
一方に形成される案内係合部と、前記案内ロッドの外周
面または前記螺旋筒の内周面のいずれか他方に形成され
て前記案内係合部が係合する螺旋溝とを備えた。
【0018】第9の発明では、化粧材容器において、第
1から第8のいずれか一つの発明のカートリッジと、こ
のカートリッジが着脱自在に収容される容器本体とを備
え、前記カートリッジが前記容器本体に収容されたとき
には、前記先筒を前記容器本体に対して回転可能とする
一方、前記案内ロッドを前記容器本体に対して回転不能
に連結した。
【0019】第10の発明では、前記案内ロッドと前記
容器本体との連結は、前記案内ロッドまたは前記容器本
体のいずれか一方に形成されたスプライン穴に、前記案
内ロッドまたは前記容器本体のいずれか他方に固設され
たスプライン軸を嵌合してなされる。
【0020】第11の発明では、前記容器本体は、反対
側に開口する一対のカートリッジ収容部を備え、これら
のカートリッジ収容部のそれぞれに前記カートリッジを
着脱自在に収容可能である。
【0021】
【発明の作用および効果】本発明の化粧材容器のカート
リッジまたは化粧材容器においては、化粧材容器から棒
状化粧材を繰り出すときには、カートリッジを容器本体
に収容した状態で、カートリッジの先筒を容器本体に対
して所定の正転方向に回転させる。この場合、摺動機構
を介して先筒に対して軸方向に回転不能に結合されてい
る竿体は先筒と一体に回転する一方、螺旋筒に収容され
た案内ロッドは容器本体に対して回転しないので、結
局、案内ロッドに対して竿体が回転する。これにより、
案内ロッドと螺合する竿体は、案内ロッドに対して軸方
向に繰り出され、先筒の先端方向に移動して行く。この
結果、竿体の化粧材保持部に保持された棒状化粧材は、
先筒先端の繰り出し口から繰り出される。一方、化粧材
容器に棒状化粧材を引き込むときには、カートリッジの
先筒を容器本体に対して反転方向に回転させればよい。
【0022】このように本発明においては、摺動機構は
先筒内周と竿体外周に形成され、繰出機構は竿体内周と
案内ロッド外周に形成されるので、摺動機構と繰出機構
は分離して構成され、摺動機構は先筒内周面の任意の場
所に設けることができる。すなわち、摺動機構は、例え
ば、第2の発明のように先筒の下半身の内周と螺旋筒の
外周に設けてもよいし、第3、第4の発明のように先筒
の上半身の内周と竿体の上部側に設けてもよいし、第5
の発明のように先筒の略中央部の内周に形成された小径
部と竿体の化粧材保持部以外の部分の外周に設けてもよ
い。したがって、本発明では、先筒の設計の自由度、特
に棒状化粧材が収容される部分の設計の自由度が高くな
り、様々な種類(径の太さ、硬度)の棒状化粧材に容易
に対応することができる。また、摺動機構における摺動
部と係合部のクリアランス、抵抗などを繰出機構から独
立して設定することができ、棒状化粧材の繰り出しおよ
び引き込みストロークを安定化させることができる。
【0023】また、本発明では、このような合理的な棒
状化粧材の出没機構を構成する先筒、竿体、案内ロッド
は、一体となってカートリッジを構成している。特に、
第6の発明のように、案内ロッド下端の大径部を先筒に
取り付け、竿体の下方へのストロークをこの大径部で制
限し、また第7の発明のように、竿体の上方へのストロ
ークを上向きおよび下向き段差部により制限するように
すれば、竿体と案内ロッドは先筒内に合理的に一体に保
持される。したがって、棒状化粧材の出没機構の構成は
カートリッジ側で完結させることができ、容器本体側の
構成を簡略化することができる。
【0024】また、第2〜第5の発明では、摺動機構は
係合部および摺動部から構成されるので、簡素な構成で
確実な軸方向の案内をする摺動機構を構成できる。
【0025】また、第2の発明では、摺動機構は先筒の
下半身の内周と螺旋筒の外周に形成されるので、先筒内
周の化粧材保持部がストロークする部分、すなわち棒状
化粧材が収容される部分には、摺動部あるいは係合部を
形成する必要はなくなる。したがって、棒状化粧材をカ
ートリッジ内に組み込むときに、充填式の組み込みを行
うことが可能となり、カートリッジおよび化粧材容器の
製造の自由度が高まり、製造コストを削減することがで
きる。
【0026】また、第6の発明では、案内ロッド下端の
大径部により竿体のストロークの下限が制限されるの
で、棒状化粧材のストロークが安定する。
【0027】また、第7の発明では、先筒に設けられた
下向き段差部により竿体のストロークの上限が制限され
るので、棒状化粧材のストロークが安定する。
【0028】また、第8の発明では、繰出機構は案内係
合部および螺旋溝から構成されるので、簡素な構成で確
実な螺旋軌道に沿った案内をする繰出機構を構成でき
る。
【0029】また、第10の発明では、カートリッジの
案内ロッドと容器本体はスプライン軸とスプライン穴と
で連結するようになっているので、容器本体にカートリ
ッジを着脱するときにも、案内ロッドと容器本体の回転
不能の連結が容易かつ確実になされる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0031】図1、図2には、本発明の第1の実施の形
態の化粧材容器1を示す。
【0032】図示されるように、化粧材容器1は、底部
を備えた筒状の容器本体2と、この容器本体2内に回動
自在に収容されるカートリッジ3とから構成される。こ
のカートリッジ3には、先筒10、竿体20、案内ロッ
ド30が備えられる。
【0033】先筒10の先端側の上半身は、棒状化粧材
4が収納される化粧材収容部11となっており、この化
粧材収容部11先端の繰り出し口12から棒状化粧材4
が出没自在に繰り出される。
【0034】一方、先筒10の基端側の下半身は回動連
結部13となっており、先筒10は、略この回動連結部
13において、容器本体2の上部開口から容器本体2内
に着脱自在に収容される。この場合、先筒10と容器本
体2は、回動連結部13外周の環状の嵌合凸部14と容
器本体2の内周面に形成された環状の嵌合凹部41との
嵌合により、軸方向には移動不能に位置決めされるとと
もに、回転方向には嵌合凸部14および嵌合凹部41に
沿って回動自在となっている。また、回動連結部13外
周面と容器本体2内周面との間の所定の位置にはOリン
グ5が設けられ、先筒10と容器本体2の相対回転には
適切な抵抗が付与される。
【0035】先筒10の内径は、上半身の化粧材収容部
11において、棒状化粧材4の径と略同径となってい
る。これにより、棒状化粧材4は、後述する竿体20に
押し出されて、化粧材収容部11の内周面に沿って移動
する。一方、下半身の回動連結部13における先筒10
の内径は、化粧材収容部11における内径よりも大きく
なっている。このため、化粧材収容部11と回動連結部
13との間には下向き段差部15が形成されている。
【0036】筒状の竿体20は、先筒10の回動連結部
13側開口から先筒10内部に収容される。この竿体2
0の外径は、化粧材収容部11の内径と略等しくされ、
竿体20の先端側は化粧材収容部11の内周に沿って摺
動するようになっている。
【0037】この竿体20の先筒10先端方向を向く上
部側は、化粧材保持部である芯チャック21となってお
り、この芯チャック21には、棒状化粧材4が保持され
る。一方、竿体20の下部側(基端側)は螺旋筒22と
なっており、この螺旋筒22の内周面には、螺旋溝23
が切られている。
【0038】また、竿体20の下端部(基端部)は径が
拡大されて、フランジ24となっている。このフランジ
24外周面には、軸方向に延びる複数本(本実施の形態
では互いに略90度の間隔を持って4本)の摺動条部2
5が形成される。さらに、回動連結部13の内周面に
は、多数本の摺動溝16が軸方向に延びて形成される。
上述の摺動条部25は係合部であり、摺動部である摺動
溝16に回動不能かつ摺動自在に係合する(図2参
照)。これにより、竿体20は、先筒10に対する回転
が禁止される一方、摺動溝16に沿った方向には、フラ
ンジ24の上端面(上向き段差部)24Aが下向き段差
部15に当接するところから、竿体20の下端部(フラ
ンジ24の下端面24B)が後述する大径部32の上端
部32Aに当接するところまでの範囲で、移動可能とな
っている。
【0039】このように先筒10に収容された竿体20
には、さらに、案内ロッド30が収容される。
【0040】案内ロッド30は、竿体20の螺旋筒22
内に収容されるロッド部31と、このロッド部31の基
端の大径部32とからなる。この大径部32は、先筒1
0の下半身に設けられた回動連結部13の内径と略同径
の外径を持つとともに、大径部32の外周に形成された
嵌合凸部33は、回動連結部13の内周の嵌合凹部17
に嵌合する。これにより、案内ロッド30と先筒10
は、軸方向には移動不能に位置決めされる一方、回転方
向には回動自在となっている。
【0041】大径部32の基端側にはスプライン穴34
が開口し、その内周面には軸方向に延びる複数のスプラ
イン溝35が切られている。このスプライン穴34に
は、容器本体2の底部2Aに固設されたスプライン軸4
2が嵌合する。このスプライン軸42外周には、軸方向
に延びて形成された複数のスプライン突起43が形成さ
れており、スプライン突起43が上述のスプライン溝3
5とスプライン結合する。これにより、案内ロッド30
と容器本体2は、相対回転不能に結合される。
【0042】ロッド部31の上端付近の外周には、案内
係合部である案内突起36が形成される。この案内突起
36は、螺旋筒22の螺旋溝23に係合し、案内ロッド
30と螺旋筒22が相対回転するのにしたがって、螺旋
溝23に沿って移動するようになっている。
【0043】化粧材容器1は、以上のように構成される
が、この化粧材容器1は、例えば以下のような手順で組
み立てられる。
【0044】すなわち、カートリッジ3の組み立てにお
いては、まず、竿体20の螺旋筒22基端の開口に案内
ロッド30のロッド部31先端を挿入し、螺旋筒22の
螺旋溝23に、ロッド部31の案内突起36を係合させ
ることにより、竿体20に案内ロッド30を組み付け
る。つぎに、この竿体20を、先筒10の回動連結部1
3側の基端開口から、先筒10内部に挿入し、案内ロッ
ド30基端の大径部32外周面の嵌合凸部33が、回動
連結部13内周面の嵌合凹部17に嵌合するところま
で、竿体20および案内ロッド30を押し込む。これに
より、カートリッジ3が容易に組み立てられる。
【0045】このカートリッジ3は、容器本体2に着脱
自在のものであり、容器本体2の上部開口から、カート
リッジ3の回動連結部13を挿入すれば、カートリッジ
3のスプライン穴34に、容器本体2のスプライン軸4
2が嵌合し、また、先筒10外周面の嵌合凸部14が、
容器本体2内周面の嵌合凹部41に嵌合する。これによ
り、カートリッジ3の先筒10および竿体20は、容器
本体2に対して相対回転可能に嵌合され、カートリッジ
3の案内ロッド30は、容器本体2に対して相対回転不
能に結合される。
【0046】つぎに、作用を説明する。
【0047】化粧材容器1から棒状化粧材4を繰り出す
ときには、カートリッジ3の先筒10を容器本体2に対
して所定の正転方向に回転させる。すると、先筒10に
係合した竿体20は先筒10と同期回転する一方、容器
本体2にスプライン結合された案内ロッド30は回転し
ないので、結局、竿体20と案内ロッド30が相対回転
する。これにより、案内ロッド30の案内突起36が、
竿体20を、螺旋筒22に切られた螺旋溝23に沿って
案内し、竿体20は摺動溝16に沿って先筒10の先端
方向に移動して行く。この結果、竿体20の芯チャック
21に保持された棒状化粧材4は、先筒10の化粧材収
容部11に沿って移動し、先筒10先端の繰り出し口1
2から繰り出されて行く。
【0048】一方、化粧材容器1に棒状化粧材4を引き
込むときには、先筒10を容器本体2に対して反転方向
(上述の正転方向と反対方向)に回転させれば、案内突
起36は螺旋溝23に沿って正転の場合と反対向きに案
内され、棒状化粧材4は先筒10内部に引き込まれて行
く。
【0049】この場合、竿体20の移動ストロークは、
竿体20基端のフランジ24の上端面(上向き段差部)
24Aが先筒10の下向き段差部15に当接するところ
を上限とし、また、竿体20の下端(フランジ24の下
端面24B)が案内ロッド30の大径部32の上端部3
2Aに当接するところを下限としているので、竿体20
の移動に伴う棒状化粧材4の繰り出しおよび引き込みの
ストロークは安定的に行われる。
【0050】このように本実施の形態では、摺動部であ
る摺動溝16および係合部である摺動条部25からな
る、先筒10内周と竿体20外周とに設けられた摺動機
構は、竿体20内周と案内ロッド30外周の間に形成さ
れた繰出機構から分離することができる。したがって、
棒状化粧材4が収容される先筒10の上半身に設けられ
た化粧材収容部11の内周面には、摺動溝等の摺動部の
構成が形成されることはなく、棒状化粧材4が内周全面
にわたって接するようにできる。この結果、棒状化粧材
4の組み込みにおいては、充填式と差し込み式の組み込
みのいずれをも自由に採用することができ、製造の自由
度が高まり、製造コストを削減することができる。ま
た、棒状化粧材4は、化粧材収容部11の内周面に側方
から支えられて、安定的にストロークする。さらに、棒
状化粧材4の径は、化粧材収容部11の径に対して最大
限に大きくとることができ、径の太い棒状化粧材に対し
ても対応できる。
【0051】また、摺動機構における摺動部と係合部の
クリアランス、抵抗などを繰出機構から独立に設定する
ことができ、棒状化粧材4の繰り出しおよび引き込みス
トロークの安定化に役立つ。
【0052】なお、本実施の形態では、案内係合部とし
て案内突起36を備えたが、本発明はこのような形態に
限定されるものではなく、案内係合部は螺旋溝23に沿
って案内される機能のものであればいかなる形態のもの
でも構わない。例えば、案内突起36を複数個設けるよ
うにしてもよいし、ネジ状の案内条部としてもよい。ま
た、本実施の形態の繰出機構では、案内係合部(案内突
起36)を案内ロッド30外周面に形成し、螺旋溝23
を螺旋筒22内周面に形成したが、本発明はこのような
形態に限られるものではなく、例えば、案内突起36を
螺旋筒22内周面に形成し、螺旋溝23を案内ロッド3
0外周面に形成するようにしてもよい。要するに、繰出
機構は、案内ロッド30に形成されて竿体20の螺旋筒
22と螺合する作用を持つものであれば任意の形態をと
ってよく、必ずしも案内係合部と螺旋溝23からなるも
のでなくて構わない。
【0053】また、本実施の形態では、係合部として摺
動条部25を備えたが、本発明はこのような形態に限定
されるものではなく、係合部は摺動部である摺動溝16
に沿って案内される機能のものであれば以下なる形態の
ものでも構わない。例えば、係合部を突起状の摺動突起
としてもよい。また、摺動機構は、先筒10に対して竿
体20を軸方向に摺動可能に案内するとともに回転方向
には回転不能とする機構であれば任意の形態をとってよ
く、例えば、竿体20外周を楕円形や多角形の断面形状
に形成して係合部とし、先筒10内周をこの楕円形や多
角形が嵌合する形状として摺動部としても構わない。
【0054】また、本実施の形態では、カートリッジ3
の案内ロッド30と容器本体2との結合を、案内ロッド
30基端のスプライン穴34と、容器本体2に固設した
スプライン軸42の嵌合で行ったが、本発明はこのよう
な形態に限られるものではなく、例えば、案内ロッド3
0基端にスプライン軸を形成し、このスプライン軸を容
器本体2の底部に形成したスプライン穴に嵌合させるよ
うな形態をとっても構わない。
【0055】また、本実施の形態では、Oリング5を回
動連結部13外周面と容器本体2内周面との間に設ける
ようにしたが、Oリング5の配設位置はこれに限られる
ものではなく、先筒10と容器本体2を相対回転させた
ときに、相対回転する2つの部材の間に設ければよい。
なお、Oリング5を案内ロッド30の大径部32外周面
と先筒10(回動連結部13)の内周面との間に備えれ
ば(図3参照)、Oリング5はカートリッジ3内部に組
み込まれることになり、カートリッジ3を容器本体3か
ら外して移送するときなどにも、振動などにより竿体2
0が先筒10から突出してしまうことを未然に防止でき
る。
【0056】図3、図4には、本発明の第2の実施の形
態の化粧材容器101を示す。
【0057】この実施の形態の化粧材容器101は、図
1、図2に示した第1の実施の形態の化粧材容器1に比
較して、摺動機構、すなわち摺動部とこれに係合する係
合部の備えられた位置が異なり、他の基本的構成は共通
する。したがって、図3、図4においては図1、図2に
示した構成と同一の機能を持つ構成は同一の符番を付し
て示すとともに、以下の説明においては、本実施の形態
の特徴となる、摺動部である摺動溝116および係合部
である摺動条部125について中心に説明する。
【0058】本実施の形態では、第1の実施の形態のよ
うに先筒10の下半身の回動連結部13の内周面に摺動
溝16を形成しない代わりに、先筒10の上半身の化粧
材収容部11の内周面に、軸方向に延びる多数の摺動溝
116を形成する。そして、この摺動溝116に係合す
る摺動条部125は、竿体20の上部側の芯チャック2
1外周面に軸方向に延びて複数本(本実施の形態では互
いに略90度の間隔を持って4本)形成される。他方、
フランジ24の外周面は、先筒10の回動連結部13の
内周面と摺接する摺動面となる。また、繰り出し口12
は比較的細径とされ、化粧材収容部11に摺動溝116
が形成された分、棒状化粧材4は繰り出し口12の縁に
おいて支持されるようになっている。
【0059】なお、竿体20上部側の外周にフランジを
形成して、このフランジ外周に摺動条部125等の係合
部を形成するようにしてもよい。
【0060】図5〜図8には、本発明の第3の実施の形
態の化粧材容器201を示す。
【0061】この実施の形態の化粧材容器201は、図
1、図2に示した第1の実施の形態の化粧材容器1に比
較して、芯チャック21および摺動機構の構成が異な
り、他の基本的構成は共通する。したがって、図5〜図
7においては図1、図2に示した構成と同一の機能を持
つ構成は同一の符番を付して示すとともに、以下の説明
においては、本実施の形態の特徴となる芯チャック21
および摺動機構の構成(爪片225、摺動溝216、摺
動面211)について中心に説明する。
【0062】本実施の形態のフランジ24外周面は、回
動連結部13内周面と摺接する摺動面となっている。
【0063】そして、本実施の形態では、竿体20の芯
チャック21は、複数本(本実施の形態では竿体20の
回りに互いに90度の間隔をもって配設4本)の爪片2
25から構成される。この爪片225は、螺旋筒22の
上端から軸方向に延び、かつ側方に張り出した状態とな
っている。
【0064】本実施の形態では、これらの爪片225が
係合部となる。すなわち、先筒10の化粧材収容部21
内周面には爪片225と同数の摺動溝216からなる摺
動部が形成され、各爪片225は、対応する摺動溝21
6に摺動自在に嵌合する。このように爪片225と摺動
溝216が摺動機構を構成する。
【0065】また、化粧材収容部21内周面の摺動溝2
16の間の部分は、棒状化粧材4に側方から摺接する摺
動面211となる。これにより、棒状化粧材4には、側
方からも十分な支持力が得られる。
【0066】また、この摺動面211は回動連結部13
の途中にまで延びだし、この部分では竿体20は摺動面
211に摺接している。そして、竿体20は、基端のフ
ランジ24の上端面(上向き段差部)24Aが、摺動面
211の下端部(下向き段差部)211Aに当接すると
ころを上限として移動可能となっている。なお、下端部
211Aの位置は、この竿体20のストロークの上限に
おいて爪片225の上端が摺動溝216の上端部216
Aに当たらないように設定される。
【0067】このように本実施の形態の化粧材容器20
1では棒状化粧材4は爪片225で支持され、かつ側方
から摺動面221でサポートされるので、本実施の形態
は、比較的径が太く、かつ比較的硬度の小さい棒状化粧
材4の容器に適している。
【0068】図8、図9には、本発明の第4の実施の形
態の化粧材容器301を示す。
【0069】この実施の形態の化粧材容器301は、上
記第1の実施の形態の化粧材容器1と、摺動機構におい
て異なるほかは、略同様の基本的構成を備えている。
【0070】詳しく説明すると、先筒10の化粧材収容
部11と回動連結部13の間に、内径が小さな小径部3
26が形成され、この小径部326の内周面に軸方向に
延びる多数の摺動溝316からなる摺動部が形成され、
化粧材収容部11の内径は比較的大きくとられている。
竿体20の芯チャック21の外径は、化粧材収容部11
の内径と略同径とされる。一方、竿体20の螺旋筒22
の外径は、小径部326の内径と略同径とされるととも
に、螺旋筒22の外周には複数本(本実施の形態では互
いに90度の間隔をもって配設される4本)の軸方向に
延びる摺動条部325からなる係合部が形成され、上記
摺動溝316に摺動自在に係合する。この摺動溝316
と摺動条部325により摺動機構が形成される。
【0071】さらに、螺旋筒22の下端部(基端部)に
は、ベント片327が側方に張り出して突設される。そ
して、竿体20は、芯チャック21の下端面321が小
径部326の上端部326Aに当接するところを下限と
し、上向き段差部であるベント片327が小径部326
の下端部(下向き段差部)326Bに当接するところを
上限として、軸方向にストロークする。
【0072】なお、本実施の形態の化粧材容器301の
カートリッジ3の組み立て時においては、まず竿体20
の下端側(ベント片327側)を先筒10の繰り出し口
から挿入し、竿体20を先筒10内に組み込むことにな
るが、このとき、テーパ状の下端部が小径部326の上
端部326Aに当接したベント片327は、折れ曲がっ
て小径部326内側を通り抜け、その後、元の状態に復
帰する。これにより、竿体20を元の方向に引き抜こう
としても、ベント片の上端部が小径部326の下端部3
26Bに当接して引き抜けないようになる。その後、案
内ロッド30を螺旋筒22内に組み込むことによりカー
トリッジ3が完成する。
【0073】このように本実施の形態の化粧材容器30
1では、芯チャック21を大きく、また化粧材収容部1
1の内径を大きくすることができる。また、芯チャック
21および化粧材収容部11の断面形状を、楕円や多角
形などの様々な形状へと変更しやすい。したがって、本
実施の形態の化粧材容器301は、例えば口紅やコンシ
ーラなどの径の太い棒状化粧材4の容器として適してい
る。
【0074】図10〜図12には、本発明の第4の実施
の形態の化粧材容器401を示す。本実施の形態は、本
発明を両端繰り出し式の化粧材容器に適用したものであ
る。すなわち、本実施の形態の化粧材容器401の容器
本体402は、隔壁444の両側に、一対のカートリッ
ジ収容部445A、445Bを備えている。これらのカ
ートリッジ収容部445A、445Bは、それぞれ上記
各実施の形態における容器本体2と同様の構成のもので
あり、底面にそれぞれスプライン軸42A、42Bが固
設されるとともに、内周面の所定の位置にぞれぞれ嵌合
凸部41A、41Bを備えている。そして、これらのカ
ートリッジ収容部445A、445Bには、例えば図
1、図2に示したカートリッジと同様のカートリッジ3
A、3Bが収容され、カートリッジ3A、3Bのスプラ
イン穴35A、35Bにそれぞれスプライン軸42A、
42Bが嵌合し、またカートリッジ3A、3Bの嵌合凸
部14A、14Bがそれぞれ嵌合凹部41A、41Bに
嵌合する。
【0075】このように本実施の形態では、一つの容器
本体402にたいして2つのカートリッジ3A、3Bを
装着することができるので、例えば色調の異なる化粧材
を2本携帯する場合などに便利である。
【0076】なお、カートリッジ収容部445A、44
5Bの一方にのみカートリッジを装着する場合には、カ
ートリッジ収容部445A、445Bの他方に尾栓をは
め込むことにより、容器内への埃等の侵入を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す化粧材容器の
断面図である。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す化粧材容器の
断面図である。
【図4】同じく図3のB−B断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す化粧材容器の
断面図である。
【図6】同じく図5のC−C断面図である。
【図7】同じく芯チャックの斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す化粧材容器の
断面図である。
【図9】同じく図8のD−D断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す化粧材容器
の断面図である。
【図11】従来の化粧材容器の断面図である。
【図12】同じく断面図である。
【図13】従来の他の化粧材容器を示す断面図である。
【符号の説明】
1、201、301、401 化粧材容器 2 容器本体 3 カートリッジ 4 棒状化粧材 10 先筒 15 下向き段差部 16、116、216、316 摺動溝 20 竿体 21 芯チャック 22 螺旋筒 23 螺旋溝 24 フランジ 24A 上端面(上向き段差部) 25、125、325 摺動条部 30 案内ロッド 32 大径部 36 案内突起 35 スプライン穴 42 スプライン軸 211 摺動面 211A 下端部(下向き段差部) 225 爪片 326 小径部 326B 下端部(下向き段差部) 327 ベント片(上向き段差部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状化粧材を先端開口から繰り出す先筒を
    備え、 この先筒が化粧材容器の容器本体に対して回転可能とな
    るようにこの容器本体に着脱自在に収容されるカートリ
    ッジにおいて、 前記先筒内に収容されて前記先筒に保持される竿体と、 この竿体の上部側に形成され棒状化粧材を支持する化粧
    材保持部と、 前記先筒の内周と前記竿体の外周に設けられて前記先筒
    に対して前記竿体を回転方向には回転不能とし軸方向に
    摺動可能とする摺動機構と、 前記竿体の下部側に形成される螺旋筒と、 この螺旋筒内に収容されて前記先筒に保持されるととも
    に前記先筒の前記容器本体への装着時には前記容器本体
    に対して回転不能とされる案内ロッドと、 この案内ロッドの外周と前記螺旋筒の内周に設けられて
    前記案内ロッドと前記螺旋筒とを螺合させることにより
    前記竿体を前記案内ロッドに対して軸方向に繰り出す繰
    出機構と、 を備えたことを特徴とする化粧材容器のカートリッジ。
  2. 【請求項2】前記摺動機構は、前記先筒の下半身の内周
    と前記螺旋筒の外周のいずれか一方に形成されて軸方向
    に延びる摺動部と、他方に形成されてこの摺動部に係合
    する係合部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の化粧材容器のカートリッジ。
  3. 【請求項3】前記摺動機構は、前記先筒の上半身の内周
    に形成されて軸方向に延びる摺動部と、前記竿体の上部
    側に形成されて前記摺動部に係合する係合部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の化粧材容器のカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】前記化粧材保持部は前記螺旋筒の上端に側
    方に張り出して固設された爪片であり、この爪片を前記
    係合部としたことを特徴とする請求項3に記載の化粧材
    容器のカートリッジ。
  5. 【請求項5】前記摺動機構は、前記先筒の略中央部の内
    周に形成された小径部からなる係合部と、前記竿体の前
    記化粧材保持部以外の部分の外周に軸方向に延びて形成
    され前記係合部が係合する摺動部とを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の化粧材容器のカートリッジ。
  6. 【請求項6】前記案内ロッドの基端部は前記螺旋筒に収
    容されない大径部であり、前記案内ロッドはこの大径部
    において前記先筒に対して回転方向に回転自在かつ軸方
    向に移動不能に取り付けられ、前記竿体はその下端が前
    記大径部に当接する地点を下限としてストロークするこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに
    記載の化粧材容器のカートリッジ。
  7. 【請求項7】前記先筒の内周面に基端側を向いた下向き
    段差部を形成するとともに、前記螺旋筒の基端付近に先
    端側を向いた上向き段差部を形成し、前記竿体は前記上
    向き段部が前記下向き段差部に当接する地点を上限とし
    てストロークすることを特徴とする請求項1から請求項
    6のいずれか一つに記載の化粧材容器のカートリッジ。
  8. 【請求項8】前記繰出機構は、前記案内ロッドの外周面
    または前記螺旋筒の内周面のいずれか一方に形成される
    案内係合部と、前記案内ロッドの外周面または前記螺旋
    筒の内周面のいずれか他方に形成されて前記案内係合部
    が係合する螺旋溝とを備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれか一つに記載の化粧材容器のカー
    トリッジ。
  9. 【請求項9】請求項1から請求項8のいずれか一つに記
    載のカートリッジと、このカートリッジが着脱自在に収
    容される容器本体とを備え、前記カートリッジが前記容
    器本体に収容されたときには、前記先筒を前記容器本体
    に対して回転可能とする一方、前記案内ロッドを前記容
    器本体に対して回転不能に連結したことを特徴とする化
    粧材容器。
  10. 【請求項10】前記案内ロッドと前記容器本体との連結
    は、前記案内ロッドまたは前記容器本体のいずれか一方
    に形成されたスプライン穴に、前記案内ロッドまたは前
    記容器本体のいずれか他方に固設されたスプライン軸を
    嵌合してなされることを特徴とする請求項9に記載の化
    粧材容器。
  11. 【請求項11】前記容器本体は、反対側に開口する一対
    のカートリッジ収容部を備え、これらのカートリッジ収
    容部のそれぞれに前記カートリッジを着脱自在に収容可
    能であることを特徴とする請求項9または請求項10に
    記載の化粧材容器。
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