JPH10211021A - 回転式棒状物繰り出し具 - Google Patents

回転式棒状物繰り出し具

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JPH10211021A
JPH10211021A JP9027309A JP2730997A JPH10211021A JP H10211021 A JPH10211021 A JP H10211021A JP 9027309 A JP9027309 A JP 9027309A JP 2730997 A JP2730997 A JP 2730997A JP H10211021 A JPH10211021 A JP H10211021A
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JP
Japan
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shaft
slider
engagement
rotary rod
feeding device
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JP9027309A
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Shoji Anzai
昭二 安西
Yoshihide Mitsuya
良英 光谷
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Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/02Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
    • B43K24/06Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by turning means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
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    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状物に直接手を触れなければ新しいものと
の交換が出来ないので衛生上好ましくなくかつカセット
式の機能を具備すると構成部品が多くなり組立も困難で
あること及び落下等の衝撃による棒状物の折損並びに無
理な回転操作による部品の破損の恐れを解消すること。 【解決手段】 回転式棒状物繰り出し具において、内周
に螺旋溝1cが設けられた先軸1と、この先軸1の後部
が内部に位置するように着脱可能でかつ回転可能に設け
られた後軸2と、この後軸2に関して着脱可能でかつ後
軸2内に設けられた係合リブ2cとの相互係合により回
転を防止するための係合リブ3fが後端部に設けられた
中軸3と、この中軸3内に棒状物を保持しかつ上記先軸
1の回転に従って長手方向に移動可能に設けられたスラ
イダ4とから構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、口紅、アイブロ
ー、アイライナー等の棒状化粧品、棒状消しゴム、鉛筆
用色芯等の棒状物を回転操作によって繰り出すための回
転式棒状物繰り出し具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の回転式棒状物繰り出し具と
しては、例えば図16に示したような棒状物繰り出し具
が提案されている。この筆記具は、回転操作部12の先
部に取り付けられた螺旋状針金13とこの針金13内に
装着されたホルダ14とからなる機構を、外筒1内に回
転自在に嵌装せしめる構造が採られている。なお図中符
号15は、外筒11の先部内周面に形成されたネジ溝1
1aに螺合する先具である。
【0003】この棒状物繰り出し具は、回転操作部12
を一方向に回転せしめると、螺旋状針金13も共に回転
するが、この螺旋状針金13に挿入されたホルダ14の
回り止め突起14aが、外筒11の内壁において軸方向
に形成された案内溝11bに係合されているので、ホル
ダ14は回転を阻止される。
【0004】ところが、このホルダ14は3つの係合子
14bを有し、これらによって螺旋状針金13に嵌装さ
れているので、この螺旋状針金13に沿って軸方向に移
動する。その結果、ホルダ14の先部に取り付けられた
棒状物は、外筒11の先具15の先端の開口から徐々に
繰り出される。なお、回転操作部12を上記と逆の方向
に回すと、棒状物は退没方向に移動せしめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回転式棒状物繰り出し具は、構造的に棒状物
の繰り出し操作性が確実ではなく、棒状物の消耗後は直
接棒状物に指先を触れなければ新しいものとの交換がで
きなかった。このため棒状物によって指先を汚したり、
また逆に特に棒状物が口紅等の化粧品の場合には指先が
触れると棒状物にばい菌が付着したりして衛生上の好ま
しくないという問題点があった。
【0006】さらに、従来例では部品点数が多くかつク
リアランスによりガタツキが大きかったので、過って落
とした場合に収納された棒状物を折損したり、またスラ
イダの移動範囲に必要な回転操作を越えて操作を行った
時には、無理な回転操作によって部品を破損するおそれ
があった。
【0007】そこでこの発明は、これら従来の不都合を
解消したものであって、棒状物保持部分をカセット式構
造として、化粧品等の棒状物の交換の際に棒状物に直接
指で触れなくても交換可能とし、その結果指先を汚さず
かつ化粧品等の棒状物の場合には指先によってこの化粧
品に細菌等のばい菌が付着することがなくして衛生上も
好ましい回転式棒状物繰り出し具を提供することを目的
とする。
【0008】更にこの発明は、かかるカセット式の機能
を有するにもかかわらず、構成部品点数を少くして、組
立を容易とすると共にクリアランスを少なくして落下に
よる棒状物の折損をなくしかつ限界を越えた無理な回転
操作によっても部品が破損されることのない繰り出し操
作性の良好な回転式棒状物繰り出し具を提供することを
目的とする。
【0009】更にまた、この発明は、カセットタイプの
先軸を後軸に比較して短く形成して操作性を良好とし、
かつ先軸の後端から出来るだけ中軸を突出しないように
して、使用者が過って先軸から突出した中軸の後端を回
して棒状物を繰り出すことのないようにした回転式棒状
物繰り出し具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、内周
に螺旋手段が設けられた先軸と、この先軸の後部が内部
に位置するように着脱可能でかつ回転可能に設けられた
後軸と、この後軸に関して着脱可能でかつ後軸内に設け
られた係合手段との相互係合により回転を防止するため
の係合手段が後端部に設けられた中軸と、この中軸内に
棒状物を保持しかつ上記先軸の回転に従って長手方向に
移動可能に設けられたスライダとから構成されてなる回
転式棒状物繰り出し具が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、この発
明の実施の形態による回転式棒状物繰り出し具を詳細に
説明する。図1はアイライナー等の棒状化粧品を繰り出
すための回転式棒状物繰り出し具を示し、これは先端に
棒状物が繰り出される開口1aを有する先軸1と、この
先軸1に関して回転可能に設けられた有底の後軸2とか
ら構成され、全体としてペンシル形状に形成されてい
る。
【0012】図2に示すように、先軸1の前部は開口1
aに向かって漸次径が小さく形成されてなり、開口1a
から離間した内側に傾斜ストッパ部1bが形成されてい
る。また、先軸1の後部の内周には嵌合手段として環状
突条1dが形成されている。更に、この環状突条1dか
ら離間して案内用の螺旋手段として一条の螺旋溝1cが
前方に向かって連続して形成されている。なお、この螺
旋溝1cは必要に応じて二条以上に形成しても良い。
【0013】また、上記先軸1の環状突条1dから離間
した前方位置には隆起部1fが形成され、この隆起部1
fには後述するOリング5が取り付けられる環状溝1e
が形成されている。他方環状突条1dから離間した後方
の先軸1の内周には嵌合手段としての嵌合凹部1gが形
成されている。
【0014】次にこの先軸1の後部が組み込まれる後軸
2は図3に示すように、後軸2の前部は薄肉の小径部2
aに形成され、その内周には上記環状突条1dと嵌合す
る嵌合手段として環状凹部2bが形成されている。ま
た、後軸2の前部内側には前方に向かって6本の係合リ
ブ2cが形成されており、これらの係合リブ2cの先端
はいずれも案内用の鋭利部2ccが形成されている。そ
して図9から明らかなように、これらの係合リブ2cは
等間隔で6本形成されており、強度的に許容されるなら
ば後述する技術的観点から出来るだけ細い方が良い。
【0015】更に、この後軸2と共に回転可能な中軸3
の後端部が後軸2の先部内側に係合して設けられてい
る。即ち、この中軸3は図4に示すような構造であっ
て、中軸3の前部には対向して一対の案内スリット3a
が長手方向に形成されている。これらの案内スリット3
aの一方の前部には、組立作業を考慮して幅広部3aa
が形成されている。なお、スリット3aの後方には段差
部3bがあり、この段差部3bを形成している中軸頭部
3dには面取りされた嵌合手段としての複数の嵌合突起
3cが設けられている。
【0016】また、この嵌合突起3cに離間して最大径
の環状突条3eが外周に設けられてる。そしてこの環状
突条3eに続いて長手方向に4本の係合リブ3fが一体
的に設けられており、それらの後端には後方に向かって
後軸2の係合リブ2cを案内するための鋭利部3ffが
夫々形成されている。なお、図9から明らかなように、
これらの係合リブ3fは等間隔で4本形成されており、
強度的に許容されるならば技術的観点から出来るだけ細
い方が良い。
【0017】即ち、案内用の鋭利部3ffの適切な角度
はほぼ一定であるので、係合リブ3fの幅が広い程長く
なってしまうからである。従って先軸1内に中軸3がセ
ットされた場合に、先軸の後端から幅が広い程係合リブ
3fの鋭利部3ffが突出してしまうことになり、過っ
てユーザーがこの部分を回して棒状物を繰り出してしま
う不都合をなくすために上記のような構成が必要であ
る。
【0018】更に、上記中軸3内には図6〜図8に示さ
れたようなスライダ4がスリット3a内を摺動するよう
に設けられている。より詳しく述べると、スライダ4の
前部には一対の割り溝4aが夫々形成されており、それ
らの割り溝4aの間には薄肉の棒状物保持部4bが設け
られている。なお、この棒状物保持部4bの先端部内側
には、棒状物が取り付け易くその保持力が十分得られる
ような小突起が設けられている。
【0019】次に、この棒状物保持部4bの後方にはガ
イド用の係合部4cが設けられている。そして、一方の
係合部4cにはさらにこれよりも高く中軸3の螺旋溝1
cの傾きに合わせて形成された係合突起4ccが一体的
に設けられている。そこでスライダ4が中軸3にセット
されると、係合部4cは中軸3のスリット3a内に係合
してスライダ4を上・下する働きをする。また、係合突
起4ccは先軸1の内周に形成された螺旋溝1cと係合
してスライダ4は案内される。
【0020】次に、後軸2と中軸3との関係を述べる
と、後軸2の前内側において長手方向に形成された係合
リブ2cと、中軸3の後端部外側において長手方向に形
成された係合リブ3fとの係合により、後軸2に対して
中軸3が回動不能に構成されてなる。即ち、これらの係
合リブ2cと3fとは、夫々対向して先端に案内用の鋭
利部2cc及び3ffが形成されている。
【0021】従って、組み立てに際して夫々の係合リブ
2c及3fが同一線上に位置しても、互いに鋭利部2c
c及び3ffに案内されるので方向性を考慮せずに組み
立てられる。なお、前述した通り中軸3の鋭利部3ff
がなるべく先軸1の後端縁から突出しないためには、こ
れらの係合リブ3fを強度が許容される範囲で細くする
と良い。
【0022】また、図中符号5は、ゴム等の弾性材から
なるOリングであって、先軸1の環状溝1eにセットさ
れて、先軸1と後軸2との組み込みを容易にすると共に
相互の回転をスムーズにする。
【0023】上記実施の形態による回転式棒状物繰り出
し具の構成をより理解するために、その組立手順を述べ
ると次の通りである。即ち、まず中軸3にスライダ4を
組み入れてスリット3aに係合せしめる。次にセットさ
れた中軸3とスライダ4とを先軸1に回動させながら挿
入する。そしてスライダ4を先軸1内側の螺旋溝1cに
嵌合させながら中軸3を完全に押し込むと、係合構造に
よって噛み合い共に回動することが出来る。
【0024】更に先軸1に0リング5を組付けて中軸3
に被せながら先軸1内に挿入して行き、後軸2を持って
先軸1を回動させ、スライダ4を上・下動させる。スラ
イダ4を最上部に繰り出したところで、先軸1の開口1
aより棒状物を挿入セットして中に引込めて組立を完了
する。なお、この場合の棒状物の挿入は、工場における
組立作業であってユーザーがなすものでないので衛生上
問題はない。なお、組立の手順は上記以外の方法とし
て、中軸3にスライダ4がセットされた状態で棒状物を
スライダ4に挿入・セットする方法でも良い。
【0025】以下、この発明の上記実施の形態による回
転式棒状物繰し出し具の動作について説明する。まず、
使用に際し棒状物が先軸1内に収納された状態で後軸2
を持って先軸1を回転する。すると、中軸3は後軸2に
対して係合リブ2cと3fとの係合により回転がロック
されているので共に回転し、スライダ4の突起4ccが
先軸1の螺旋溝1cに案内されると共にスライダ4の係
合突起4cが中軸3の長手方向に形成されたスリット3
aに係合しているので、このスリット3aに規制され前
進せしめられる。その結果、スライダ4に保持された棒
状物が先軸1先端の開口1aから突出されて使用可能と
なる。
【0026】なお、スライダ4は、中軸3のスリット3
aに規制されるのでその先端迄しか移動できなく、従っ
て棒状物が非常に摩耗するか又は過って後軸2に関して
先軸1を回転せしめ過ぎてもスライダ4は、必要以上に
前進されることはない。なお、使用後は上記と逆の方向
に先軸1を回転すると、スライダ4に保持された棒状物
を先軸1内に容易に収納することが出来る。
【0027】また、使用による摩耗のため棒状物が使用
不能となった時には、先軸1、中軸3及び残留棒状物が
取り付けられたスライダ4は、全体がユニット化されて
いるので、これら全体を後軸2から取り外して新しい棒
状物のカセットを前方から後軸2に圧入すればよい。
【0028】即ち、先軸1と後軸2を夫々異なった手で
持って異なった方向に引っ張ると、先軸1と後軸2との
嵌合手段を構成する環状突条1dと環状凹部2bとの嵌
合が外れる。なお、中軸3の環状突条3eの前端縁が先
軸1の後端面に引っ掛かっているので、上記引っ張りに
よって先軸1が中軸3から外れることがない。その結
果、後軸2以外の棒状物保持機構、即ち先軸1、中軸3
及びスライダ4は棒状物共々全てカセットとして一体的
に取り外すことが出来る。従ってこの場合、特に化粧品
等の棒状物に直接に指で触れなくても新しいものと交換
することが出来る利点がある。
【0029】図11は、図9の変形例であって、この場
合後軸2の係合リブ2cは4本であり、他方中軸3の係
合リブは6本であるが、図9のものと同様に回り止めの
機能が得られる。即ち、これらの係合リブ2c,3fは
互いに対向しかつ一方の側辺が互いに当接して回転が規
制されている。
【0030】図12は、さらに他の発明の実施の形態を
示すものであって、クリアランスを少なくすると共に最
上位及び最下位においてスライダ4が空回りするように
構成されている。即ち上記実施の形態においては、棒状
物の周囲にかなりのクリアランスがあるので棒状物が特
に柔らかなアイライナー等場合には、落下による衝撃で
折損し易かった。
【0031】本形態によると図13〜図15に示される
スライダ4が用いられるものであって、前端部に棒状物
が取り付けられる保持部4bが対向して設けられてお
り、他方後端部には係合部4cが形成されている。な
お、この係合部4cには、部分的に図14から明らかな
通り、先軸1の内周部に形成された螺旋溝1cの傾きに
対応する係合突起4ccが形成されている。
【0032】そこで係合突起4ccが先軸1の螺旋溝1
cに係合されると共にスライダ4の係合部4cが中軸3
のスリット3a内に嵌め込まれる。従ってスライダ4に
取り付けられた棒状物と中軸3のスリット3aを除く内
壁との間にはほどんどクリアランスがなくなる共にスラ
イダ4と先軸1との間においても同様にクリアランスが
少なくなり、ガタツキが減少するので落下の衝撃によっ
て棒状物が折損する恐れが少ない。
【0033】さらに、図13から明らかな通り、スライ
ダ4の後部には長手方向に対向して割り溝4dがを形成
されている。従って、スライダ4の移動範囲の上限もし
くは下限においてさらに上昇もしくは下降する回転操作
をするとスライダ4の突起4ccが先軸1の内壁によっ
て径方向内方に付勢されるが、割り溝4dがあるのでこ
の割り溝4dを狭める方向に回転操作による力が逃げる
のでスライダ4は空回りをして部品を破損することがな
い。
【0034】
【発明の効果】この発明の構成は上記したとおりである
ので、棒状物保持部分をカセット式構成として、化粧品
等の棒状物を直接指で触れなくても棒状物の交換を可能
とするので極めて衛生的であり、かつ部品点数を少なく
して組立を容易とすると共に繰り出し操作性が良好であ
る等の効果が得られる。
【0035】特にカセットタイプの先軸を後軸に比較し
て短くして操作性を良好とし、かつ先軸の後端から出来
るだけ先軸を突出しないようにして、使用者が過って先
軸から突出した中軸の後端を回して棒状物を繰り出すこ
とのないようにした効果もある。
【0036】さらに、組立を容易とすると共にクリアラ
ンスを少なくしたので落下による棒状物の折損をなくし
かつ限界を越えた無理な回転操作によってもスライダが
空回りすることによって部品が破損されることのないと
いう効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による回転式棒状物繰り
出し具の縦断面図である。
【図2】図1の先軸の縦断面図である。
【図3】図1の後軸の縦断面図である。
【図4】図1の中軸の平面図である。
【図5】図4の中軸のA−A’線に沿う横断面図であ
る。
【図6】図1のスライダの拡大縦断面図である。
【図7】図5のスライダの平面図である。
【図8】図5のスライダの側面図である。
【図9】中軸と後軸の回り止め手段を示めす拡大断面図
である。
【図10】中軸と後軸の回り止め手段を示めす拡大部分
説明図である。
【図11】他の実施の形態による中軸と後軸の回り止め
手段を示めす拡大断面図である。
【図12】更に他の実施の形態による回転式棒状物繰り
出し具の縦断面図である。
【図13】図12のスライダの拡大縦断面図である。
【図14】図12のスライダの拡大左側面図である。
【図15】図12のスライダの拡大底側面図である。
【図16】従来の回転式棒状物繰り出し具の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 先軸 1a 開口 1b ストッパ部 1c 螺旋溝(螺旋手段) 1d 環状突条(嵌合手段) 1e 環状溝 1f 隆起部 1g 嵌合凹部(嵌合手段) 2 後軸 2a 小径部 2b 環状凹部(嵌合手段) 2c 係合リブ 2cc 鋭利部 2d 環状凸部 3 中軸 3a スリット 3aa 幅広部 3b 段差部 3c 嵌合突起(嵌合手段) 3d 中軸頭部 3e 環状突条 3f 係合リブ 3ff 鋭利部 4 スライダ 4a 割り溝 4b 保持部 4c 係合部 4cc 係合突起 4d 割り溝 5 Oリング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に螺旋手段が設けられた先軸と、こ
    の先軸の後部が内部に位置するように着脱可能でかつ回
    転可能に設けられた後軸と、この後軸に関して着脱可能
    でかつ後軸内に設けられた係合手段との相互係合により
    回転を防止するための係合手段が後端部に設けられた中
    軸と、この中軸内に棒状物を保持しかつ上記先軸の回転
    に従って長手方向に移動可能に設けられたスライダとか
    ら構成されてなることを特徴とする回転式棒状物繰り出
    し具。
  2. 【請求項2】 前記中軸の係合手段がその後端部外側に
    おいて長手方向に形成された係合リブであり、前記後軸
    の係合手段が前部内側において長手方向に形成された係
    合リブとの係合により、後軸に関して中軸が回動不能に
    構成されてなる請求項1記載の回転式棒状物繰り出し
    具。
  3. 【請求項3】 前記中軸と後軸との係合リブは一方の側
    辺のみが互いに当接して両方向に回転を防止するように
    構成されてなる請求項2記載の回転式棒状物繰り出し
    具。
  4. 【請求項4】 前記中軸及び後軸の係合リブは、夫々先
    端に鋭利部を備えてなる請求項3記載の回転式棒状物繰
    り出し具。
  5. 【請求項5】 前記先軸の後部外側と後軸の前部内側と
    に嵌合手段が設けられてなり、この嵌合手段により先軸
    は後軸に関して着脱可能に設けてなる請求項1記載の回
    転式棒状物繰り出し具。
  6. 【請求項6】 前記先軸の後部内側と中軸の後部外側と
    に嵌合手段が設けられてなり、この嵌合手段により先軸
    と中軸とは相互に回転可能に設けてなる請求項1記載の
    回転式棒状物繰り出し具。
  7. 【請求項7】 前記嵌合手段が、先軸の後部内側に形成
    された嵌合凹部と中軸中軸の後部外側に形成された複数
    の嵌合突起である請求項6項記載の回転式棒状物繰り出
    し具。
  8. 【請求項8】 前記先軸、中軸及びスライダは全体がユ
    ニット化され、後軸に対してカセットとして交換可能に
    構成されてなる請求項1記載の回転式棒状物繰り出し
    具。
  9. 【請求項9】 前記中軸は長手方向にスライダを案内す
    るスリットが形成されてなり、かつ前記スライダの外周
    部には係合突起を有する係合部を設け、この係合突起が
    先軸の内周の螺旋手段に係合されかつ上記係合部が前記
    中軸に形成されたスリット内に嵌め込まれてなる請求項
    1記載の回転式棒状物繰り出し具。
  10. 【請求項10】 前記スライダの後端から前方に向けて
    空回り用の割り溝を形成してなる請求項1記載の回転式
    棒状物繰り出し具。
JP9027309A 1996-11-27 1997-01-28 回転式棒状物繰り出し具 Pending JPH10211021A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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