JPH1077075A - 回転式棒状物繰り出し具 - Google Patents
回転式棒状物繰り出し具Info
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- JPH1077075A JPH1077075A JP8248469A JP24846996A JPH1077075A JP H1077075 A JPH1077075 A JP H1077075A JP 8248469 A JP8248469 A JP 8248469A JP 24846996 A JP24846996 A JP 24846996A JP H1077075 A JPH1077075 A JP H1077075A
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- shaft
- slider
- center
- rotary rod
- rod
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
- A45D40/205—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
- A45D40/205—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
- A45D2040/208—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 棒状物に直接手を触れなければ新しいものと
の交換が出来ないので衛生上好ましくなくかつカセット
式の機能を具備すると構成部品が多くなり組立も困難で
ある等を解消すること。 【解決手段】 回転式棒状物繰り出し具において、内周
に螺旋溝1cが形成された先軸1と、この先軸1に関し
て着脱可能でかつ回転可能な後軸2と、この後軸2に関
して着脱可能でかつ回転不能に先軸1内に設けられた中
軸3と、この中軸3内に棒状物を保持しかつ先軸1の回
転に従って長手方向に移動可能に設けられたスライダ4
とからなる。
の交換が出来ないので衛生上好ましくなくかつカセット
式の機能を具備すると構成部品が多くなり組立も困難で
ある等を解消すること。 【解決手段】 回転式棒状物繰り出し具において、内周
に螺旋溝1cが形成された先軸1と、この先軸1に関し
て着脱可能でかつ回転可能な後軸2と、この後軸2に関
して着脱可能でかつ回転不能に先軸1内に設けられた中
軸3と、この中軸3内に棒状物を保持しかつ先軸1の回
転に従って長手方向に移動可能に設けられたスライダ4
とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、口紅、アイブロ
ー、アイライナー等の棒状化粧品、棒状消しゴム、鉛筆
用色芯等の棒状物を回転操作によって繰り出すための回
転式棒状物繰り出し具に関する。
ー、アイライナー等の棒状化粧品、棒状消しゴム、鉛筆
用色芯等の棒状物を回転操作によって繰り出すための回
転式棒状物繰り出し具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の回転式棒状物繰り出し具と
しては、例えば図10に示したような棒状物繰り出し具
が提案されている。この筆記具は、回転操作部12の先
部に取り付けられた螺旋状針金13とこの針金13内に
装着されたホルダ14とからなる機構を、外筒1内に回
転自在に嵌装せしめる構造が採られている。なお図中符
号15は、外筒11の先部内周面に形成されたネジ溝1
1aに螺合する先具である。
しては、例えば図10に示したような棒状物繰り出し具
が提案されている。この筆記具は、回転操作部12の先
部に取り付けられた螺旋状針金13とこの針金13内に
装着されたホルダ14とからなる機構を、外筒1内に回
転自在に嵌装せしめる構造が採られている。なお図中符
号15は、外筒11の先部内周面に形成されたネジ溝1
1aに螺合する先具である。
【0003】この棒状物繰り出し具は、回転操作部12
を一方向に回転せしめると、螺旋状針金13も共に回転
するが、この螺旋状針金13に挿入されたホルダ14の
回り止め突起14aが、外筒11の内壁において軸方向
に形成された案内溝11bに係合されているので、ホル
ダ14は回転を阻止される。
を一方向に回転せしめると、螺旋状針金13も共に回転
するが、この螺旋状針金13に挿入されたホルダ14の
回り止め突起14aが、外筒11の内壁において軸方向
に形成された案内溝11bに係合されているので、ホル
ダ14は回転を阻止される。
【0004】ところが、このホルダ14は3つの係合子
14bを有し、これらによって螺旋状針金13に嵌装さ
れているので、この螺旋状針金13に沿って軸方向に移
動する。その結果、ホルダ14の先部に取り付けられた
棒状物は、外筒11の先具15の先端の開口から徐々に
繰り出される。なお、回転操作部12を上記と逆の方向
に回すと、棒状物は退没方向に移動せしめられる。
14bを有し、これらによって螺旋状針金13に嵌装さ
れているので、この螺旋状針金13に沿って軸方向に移
動する。その結果、ホルダ14の先部に取り付けられた
棒状物は、外筒11の先具15の先端の開口から徐々に
繰り出される。なお、回転操作部12を上記と逆の方向
に回すと、棒状物は退没方向に移動せしめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回転式棒状物繰り出し具は、構造的に棒状物
の繰り出し操作性が確実ではなく、棒状物の消耗後は直
接棒状物に指先を触れなければ新しいものとの交換がで
きなかった。このため棒状物によって指先を汚したり、
また逆に特に棒状物が口紅等の化粧品の場合には指先が
触れると棒状物にばい菌が付着したりして衛生上の好ま
しくないという問題点があった。
うな従来の回転式棒状物繰り出し具は、構造的に棒状物
の繰り出し操作性が確実ではなく、棒状物の消耗後は直
接棒状物に指先を触れなければ新しいものとの交換がで
きなかった。このため棒状物によって指先を汚したり、
また逆に特に棒状物が口紅等の化粧品の場合には指先が
触れると棒状物にばい菌が付着したりして衛生上の好ま
しくないという問題点があった。
【0006】そこでこの発明は、これら従来の不都合を
解消したものであって、棒状物保持部分をカセット式構
造として、化粧品等の棒状物の交換の際に棒状物に直接
指で触れなくても交換可能とし、その結果指先を汚さず
かつ化粧品等の棒状物の場合には指先によってこの化粧
品に細菌等のばい菌が付着することがなくして衛生上も
好ましい回転式棒状物繰り出し具を提供することを目的
とする。
解消したものであって、棒状物保持部分をカセット式構
造として、化粧品等の棒状物の交換の際に棒状物に直接
指で触れなくても交換可能とし、その結果指先を汚さず
かつ化粧品等の棒状物の場合には指先によってこの化粧
品に細菌等のばい菌が付着することがなくして衛生上も
好ましい回転式棒状物繰り出し具を提供することを目的
とする。
【0007】更にこの発明は、かかるカセット式の機能
を具備するにもかかわらず、構成部品点数を少くして、
組立を容易とすると共に繰り出し操作性の良好な回転式
棒状物繰り出し具を提供することを目的とする。
を具備するにもかかわらず、構成部品点数を少くして、
組立を容易とすると共に繰り出し操作性の良好な回転式
棒状物繰り出し具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、内周
に螺旋手段が設けられた先軸と、この先軸に関して着脱
可能でかつ回転可能な後軸と、この後軸に関して着脱可
能でかつ回転不能に上記先軸内に設けられた中軸と、こ
の中軸内に棒状物を保持しかつ上記先軸の回転に従って
長手方向に移動可能に設けられたスライダとからなる回
転式棒状物繰り出し具が得られる。
に螺旋手段が設けられた先軸と、この先軸に関して着脱
可能でかつ回転可能な後軸と、この後軸に関して着脱可
能でかつ回転不能に上記先軸内に設けられた中軸と、こ
の中軸内に棒状物を保持しかつ上記先軸の回転に従って
長手方向に移動可能に設けられたスライダとからなる回
転式棒状物繰り出し具が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、この発
明の実施の形態による回転式棒状物繰り出し具を詳細に
説明する。図1はアイライナー等の棒状化粧品を繰り出
すための回転式棒状物繰り出し具を示し、これは先端に
棒状物が繰り出される開口1aを有する先軸1と、この
先軸1に関して回転可能に設けられた有底の後軸2とか
ら構成され、全体としてペンシル形状に形成されてい
る。
明の実施の形態による回転式棒状物繰り出し具を詳細に
説明する。図1はアイライナー等の棒状化粧品を繰り出
すための回転式棒状物繰り出し具を示し、これは先端に
棒状物が繰り出される開口1aを有する先軸1と、この
先軸1に関して回転可能に設けられた有底の後軸2とか
ら構成され、全体としてペンシル形状に形成されてい
る。
【0010】図2及び図3に示すように、先軸1の前部
は開口1aに向かって漸次径が小さく形成されてなり、
開口1aから離間した内側に段部1bが形成されてい
る。また、先軸1の後部の内周には嵌合手段として環状
溝1dが形成されている。更に、この環状溝1dから離
間して案内用の螺旋手段として一条の螺旋溝1cが前方
に向かって連続して形成されているが、二条以上の螺旋
溝を設けても良い。これに対して図3に示すように、後
軸2の前部は薄肉の小径部2aに形成され、その外周に
は上記環状溝1dと嵌合する嵌合手段として環状凸部2
bが形成されている。また、後軸2の内側には先端縁か
ら後方に向かって複数本の係合リブ2cが形成されてお
り、これらの係合リブ2cの先端はいずれも案内用の鋭
利部2ccが形成されている。なお、符号2dは後述す
るOリング5がセットされるための溝である。
は開口1aに向かって漸次径が小さく形成されてなり、
開口1aから離間した内側に段部1bが形成されてい
る。また、先軸1の後部の内周には嵌合手段として環状
溝1dが形成されている。更に、この環状溝1dから離
間して案内用の螺旋手段として一条の螺旋溝1cが前方
に向かって連続して形成されているが、二条以上の螺旋
溝を設けても良い。これに対して図3に示すように、後
軸2の前部は薄肉の小径部2aに形成され、その外周に
は上記環状溝1dと嵌合する嵌合手段として環状凸部2
bが形成されている。また、後軸2の内側には先端縁か
ら後方に向かって複数本の係合リブ2cが形成されてお
り、これらの係合リブ2cの先端はいずれも案内用の鋭
利部2ccが形成されている。なお、符号2dは後述す
るOリング5がセットされるための溝である。
【0011】更に、この後軸2と共に回転可能な中軸3
の後部が後軸2の先部内側に係合して設けられている。
即ち、この中軸3は図5に示すような構造であって、中
軸3の前部には対向して一対の案内スリット3aが軸方
向に形成されている。これらの案内スリット3aの一方
のみには、組立作業をを考慮して部分的に幅広部3aa
が形成されている。なお、スリット3aの後方には段差
部3bがあり、その後方に面取りされた複数の嵌合突部
3cが設けられている。そしてこれら複数の嵌合突部3
cには、先軸1への組込みの際に内方に撓んで組込み易
くするための逃げ用の穴3dが夫々形成されている。
の後部が後軸2の先部内側に係合して設けられている。
即ち、この中軸3は図5に示すような構造であって、中
軸3の前部には対向して一対の案内スリット3aが軸方
向に形成されている。これらの案内スリット3aの一方
のみには、組立作業をを考慮して部分的に幅広部3aa
が形成されている。なお、スリット3aの後方には段差
部3bがあり、その後方に面取りされた複数の嵌合突部
3cが設けられている。そしてこれら複数の嵌合突部3
cには、先軸1への組込みの際に内方に撓んで組込み易
くするための逃げ用の穴3dが夫々形成されている。
【0012】また、この嵌合突部3cに離間して最大径
の環状突起部3eが設けられてる。そしてこの環状突起
部3eに続いて長手方向に係合リブ3fが一体的に設け
られており、その後端には後方に向かって案内用の鋭利
部3ffが形成されている。更に係合リブ3fの後方に
は、上記穴3dと同様に組立を考慮しての逃げ用の長穴
3gが対向して形成されている。これらの対向する長穴
3gの間には、夫々嵌合小突起3hが形成されている。
なお、図1では小突起3hは、断面方向が異なるために
図示されてはいない。また、中軸3の後端縁は面取りさ
れてテーパ部3iが形成されている。
の環状突起部3eが設けられてる。そしてこの環状突起
部3eに続いて長手方向に係合リブ3fが一体的に設け
られており、その後端には後方に向かって案内用の鋭利
部3ffが形成されている。更に係合リブ3fの後方に
は、上記穴3dと同様に組立を考慮しての逃げ用の長穴
3gが対向して形成されている。これらの対向する長穴
3gの間には、夫々嵌合小突起3hが形成されている。
なお、図1では小突起3hは、断面方向が異なるために
図示されてはいない。また、中軸3の後端縁は面取りさ
れてテーパ部3iが形成されている。
【0013】更に、上記中軸3内には図6〜図9に示さ
れたようなスライダ4がスリット3a内を摺動するよう
に設けられている。より詳しく述べると、スライダ4の
前部には対向して割り溝4aが夫々形成されており、そ
れらの割り溝4aの間には薄肉の棒状物保持部4bが設
けられている。なお、この棒状物保持部4bの先端部内
側には、棒状物が取り付け易くその保持力が十分得られ
るような保持突起4bbが設けられている。
れたようなスライダ4がスリット3a内を摺動するよう
に設けられている。より詳しく述べると、スライダ4の
前部には対向して割り溝4aが夫々形成されており、そ
れらの割り溝4aの間には薄肉の棒状物保持部4bが設
けられている。なお、この棒状物保持部4bの先端部内
側には、棒状物が取り付け易くその保持力が十分得られ
るような保持突起4bbが設けられている。
【0014】次に、この棒状物保持部4bの後方にはガ
イド用の2段の係合部4cが一対設けられている。即
ち、係合部4cは低い方の係合突部4caと、これより
も高い係合突起4cbとから構成されてなる。そしてス
ライダ4が中軸3にセットされると、係合突部4caは
中軸3のスリット3a内に係合してスライダ4を上・下
する働きをする。また、係合突起4cbは先軸1の内周
に形成された螺旋溝1cと係合してスライダ4は案内さ
れる。
イド用の2段の係合部4cが一対設けられている。即
ち、係合部4cは低い方の係合突部4caと、これより
も高い係合突起4cbとから構成されてなる。そしてス
ライダ4が中軸3にセットされると、係合突部4caは
中軸3のスリット3a内に係合してスライダ4を上・下
する働きをする。また、係合突起4cbは先軸1の内周
に形成された螺旋溝1cと係合してスライダ4は案内さ
れる。
【0015】次に、後軸2と中軸との関係を述べると、
後軸2の先端部内側において長手方向に形成された係合
リブ2cと、中軸3の後部外側において長手方向に形成
された係合リブ3fとの係合により、後軸2に対して中
軸3が回動不能に構成されてなる(図3の点線部分を参
照)。即ち、これらの係合リブ2cと3fとは、夫々対
向して先端に案内用の鋭利部2cc及び3ffが形成さ
れている。従って、組み立てに際して夫々の係合リブ2
c及3fが同一線上に位置しても、互いに鋭利部2cc
及び3ffに案内されるので方向性を考慮せずに組み立
てられる。
後軸2の先端部内側において長手方向に形成された係合
リブ2cと、中軸3の後部外側において長手方向に形成
された係合リブ3fとの係合により、後軸2に対して中
軸3が回動不能に構成されてなる(図3の点線部分を参
照)。即ち、これらの係合リブ2cと3fとは、夫々対
向して先端に案内用の鋭利部2cc及び3ffが形成さ
れている。従って、組み立てに際して夫々の係合リブ2
c及3fが同一線上に位置しても、互いに鋭利部2cc
及び3ffに案内されるので方向性を考慮せずに組み立
てられる。
【0016】なお、図中符号5は、後軸2の溝2dにセ
ットされて、先軸1と後軸2との組み込みを容易にする
と共に相互の回転をスムーズにするためのゴム等の弾性
材からなるOリングである。
ットされて、先軸1と後軸2との組み込みを容易にする
と共に相互の回転をスムーズにするためのゴム等の弾性
材からなるOリングである。
【0017】上記実施の形態による回転式棒状物繰り出
し具の構成をより理解するために、その組立手順を述べ
ると次の通りである。即ち、まず中軸3にスライダ4を
組み入れてスリット3aに係合せしめる。次にセットさ
れた中軸3とスライダ4とを先軸1に回動させながら挿
入する。そしてスライダ4を先軸1内側の螺旋溝1cに
嵌合させながら中軸3を完全に押し込むと、係合構造に
よって噛み合い共に回動することが出来る。
し具の構成をより理解するために、その組立手順を述べ
ると次の通りである。即ち、まず中軸3にスライダ4を
組み入れてスリット3aに係合せしめる。次にセットさ
れた中軸3とスライダ4とを先軸1に回動させながら挿
入する。そしてスライダ4を先軸1内側の螺旋溝1cに
嵌合させながら中軸3を完全に押し込むと、係合構造に
よって噛み合い共に回動することが出来る。
【0018】更に後軸2に0リング5を組付けて中軸3
に被せながら先軸1内に挿入して行き、後軸2を持って
先軸1を回動させ、スライダ4を上・下動させる。スラ
イダ4を最上部に繰り出したところで、先軸1の開口部
1aより棒状物を挿入セットして中に引込めて組立を完
了する。なお、この場合の棒状物の挿入は、工場におけ
る組立作業であってユーザーがなすものでないので衛生
上問題はない。なお、組立の手順は上記以外の方法とし
て、中軸3にスライダ4がセットされた状態で棒状物を
スライダ4に挿入・セットする方法でも良い。
に被せながら先軸1内に挿入して行き、後軸2を持って
先軸1を回動させ、スライダ4を上・下動させる。スラ
イダ4を最上部に繰り出したところで、先軸1の開口部
1aより棒状物を挿入セットして中に引込めて組立を完
了する。なお、この場合の棒状物の挿入は、工場におけ
る組立作業であってユーザーがなすものでないので衛生
上問題はない。なお、組立の手順は上記以外の方法とし
て、中軸3にスライダ4がセットされた状態で棒状物を
スライダ4に挿入・セットする方法でも良い。
【0019】以下、この発明の上記実施の形態による回
転式棒状物繰し出し具の動作について説明する。まず、
使用に際し棒状物が先軸1内に収納された状態で後軸2
を持って先軸1を回転する。すると、中軸3は後軸2に
対して係合リブ2cと3fとの係合により回転がロック
されているので共に回転し、スライダ4の突起4cbが
先軸1の螺旋溝1cに案内されると共にスライダ4の突
起4caが中軸3の長手方向に形成されたスリット3a
に係合しているので、このスリット3aに規制され前進
せしめられる。その結果、スライダ4に保持された棒状
物が先軸1先端の開口1aから突出されて使用可能とな
る。
転式棒状物繰し出し具の動作について説明する。まず、
使用に際し棒状物が先軸1内に収納された状態で後軸2
を持って先軸1を回転する。すると、中軸3は後軸2に
対して係合リブ2cと3fとの係合により回転がロック
されているので共に回転し、スライダ4の突起4cbが
先軸1の螺旋溝1cに案内されると共にスライダ4の突
起4caが中軸3の長手方向に形成されたスリット3a
に係合しているので、このスリット3aに規制され前進
せしめられる。その結果、スライダ4に保持された棒状
物が先軸1先端の開口1aから突出されて使用可能とな
る。
【0020】なお、スライダ4は、中軸3のスリット3
aに規制されるのでその先端迄しか移動できなく、従っ
て棒状物が非常に摩耗するか又は過って後軸2に関して
先軸1を回転せしめ過ぎてもスライダ4は、必要以上に
前進されることはない。なお、使用後は上記と逆の方向
に先軸1を回転すると、スライダ4に保持された棒状物
を先軸1内に容易に収納することが出来る。
aに規制されるのでその先端迄しか移動できなく、従っ
て棒状物が非常に摩耗するか又は過って後軸2に関して
先軸1を回転せしめ過ぎてもスライダ4は、必要以上に
前進されることはない。なお、使用後は上記と逆の方向
に先軸1を回転すると、スライダ4に保持された棒状物
を先軸1内に容易に収納することが出来る。
【0021】また、使用による摩耗のため棒状物が使用
不能となった時には、先軸1、中軸3及び残留棒状物が
取り付けられたスライダ4は、全体がユニット化されて
いるので、これら全体を後軸2から取り外して新しい棒
状物のカセットを前方から後軸2に圧入すればよい。
不能となった時には、先軸1、中軸3及び残留棒状物が
取り付けられたスライダ4は、全体がユニット化されて
いるので、これら全体を後軸2から取り外して新しい棒
状物のカセットを前方から後軸2に圧入すればよい。
【0022】即ち、先軸1と後軸2を夫々異なった手で
持って異なった方向に引っ張ると、先軸1と後軸2との
係合部分である環状溝1dと環状凸部2bとの嵌合が外
れる。同時に、後軸2の嵌合穴と嵌合している中軸3の
小突起3hが外れる。なお、中軸3と先軸1とは2か所
において強く係止されているので上記引っ張りによって
外れることがない。その結果、後軸2以外の棒状物保持
機構、即ち前軸1、中軸3、及びスライダ4は棒状物共
々全てカセットとして一体的に取り外すことが出来る。
従ってこの場合、特に化粧品等の棒状物に直接に指で触
れなくても新しいものと交換することが出来る。
持って異なった方向に引っ張ると、先軸1と後軸2との
係合部分である環状溝1dと環状凸部2bとの嵌合が外
れる。同時に、後軸2の嵌合穴と嵌合している中軸3の
小突起3hが外れる。なお、中軸3と先軸1とは2か所
において強く係止されているので上記引っ張りによって
外れることがない。その結果、後軸2以外の棒状物保持
機構、即ち前軸1、中軸3、及びスライダ4は棒状物共
々全てカセットとして一体的に取り外すことが出来る。
従ってこの場合、特に化粧品等の棒状物に直接に指で触
れなくても新しいものと交換することが出来る。
【0023】
【発明の効果】この発明の構成は上記したとおりである
ので、棒状物保持部分をカセット式構成として、化粧品
等の棒状物を直接指で触れなくても棒状物の交換を可能
とするので極めて衛生的であり、かつ部品点数を少なく
して組立を容易とすると共に繰り出し操作性が良好であ
る等の効果が得られる。
ので、棒状物保持部分をカセット式構成として、化粧品
等の棒状物を直接指で触れなくても棒状物の交換を可能
とするので極めて衛生的であり、かつ部品点数を少なく
して組立を容易とすると共に繰り出し操作性が良好であ
る等の効果が得られる。
【図1】この発明の実施の形態による回転式棒状物繰り
出し具の縦断面図である。
出し具の縦断面図である。
【図2】図1の先軸の縦断面図である。
【図3】図1の後軸の縦断面図である。
【図4】図3の後軸の拡大底面図である。
【図5】1の中軸の正面図である。
【図6】図1の中軸のAーA線断面図である。
【図7】図1のスライダの縦断面図である。
【図8】図1のスライダの平面図である。
【図9】図1のスライダの底面図である。
【図10】従来の回転式棒状物繰り出し具の縦断面図で
ある。
ある。
1 先軸 1a 開口 1b 段部 1c 螺旋溝(螺旋手段) 1d 環状溝(嵌合手段) 1e 環状突条 1f 環状凹部 2 後軸 2a 小径部 2b 環状凸部(嵌合手段) 2c 係合リブ 2cc 鋭利部 2d 溝 3 中軸 3a スリット 3aa 幅広部 3b 段差部 3c 嵌合突部 3d 穴 3e 環状突起部 3f 係合リブ 3ff 鋭利部 3g 長穴 3h 小突起 3i テーパ部 4 スライダ 4a 割り溝 4b 保持部 4bb 保持突起 4c 係合部 4ca 係合突部 4cb 係合突起 5 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43L 19/00 B43K 23/00 H
Claims (6)
- 【請求項1】 内周に螺旋手段が設けられた先軸と、こ
の先軸に関して着脱可能でかつ回転可能な後軸と、この
後軸に関して着脱可能でかつ回転不能に上記先軸内に設
けられた中軸と、この中軸内に棒状物を保持しかつ上記
先軸の回転に従って長手方向に移動可能に設けられたス
ライダとからなることを特徴とする回転式棒状物繰り出
し具。 - 【請求項2】 前記後軸の先端部内側において長手方向
に形成された係合リブと、中軸後部外側において長手方
向に形成された係合リブとの係合により、後軸に関して
中軸が回動不能に構成されてなる請求項1記載の回転式
棒状物繰り出し具。 - 【請求項3】 前記先軸の後端部と後軸の前端部とに嵌
合手段が設けられてなり、この嵌合手段により先軸は後
軸に関して着脱可能に設けてなる請求項1記載の回転式
棒状物繰り出し具。 - 【請求項4】 前記中軸は前記後軸と係合するための複
数の突起を有し、かつこれらの突起の間に逃げ用の長穴
が形成されてなる請求項1項記載の回転式棒状物繰り出
し具。 - 【請求項5】 前記中軸は前記先軸に形成された溝と係
合するための複数の突起を有し、かつこれらの突起の間
に逃げ用の穴が形成されてなる請求項1記載の回転式棒
状物繰り出し具。 - 【請求項6】 前記先軸、中軸及びスライダは全体がユ
ニット化され、後軸に対してカセットとして着脱可能に
構成されてなる請求項1記載の回転式棒状物繰り出し
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248469A JPH1077075A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 回転式棒状物繰り出し具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248469A JPH1077075A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 回転式棒状物繰り出し具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077075A true JPH1077075A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17178616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8248469A Pending JPH1077075A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 回転式棒状物繰り出し具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1077075A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155734A (en) * | 1998-08-27 | 2000-12-05 | Kotobuki Printing Co., Ltd. | Rotary stick projecting device |
CN105711300A (zh) * | 2016-01-22 | 2016-06-29 | 孙硕 | 一种英语划线器 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP8248469A patent/JPH1077075A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155734A (en) * | 1998-08-27 | 2000-12-05 | Kotobuki Printing Co., Ltd. | Rotary stick projecting device |
CN105711300A (zh) * | 2016-01-22 | 2016-06-29 | 孙硕 | 一种英语划线器 |
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