JP3075724B2 - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JP3075724B2 JP11300716A JP30071699A JP3075724B2 JP 3075724 B2 JP3075724 B2 JP 3075724B2 JP 11300716 A JP11300716 A JP 11300716A JP 30071699 A JP30071699 A JP 30071699A JP 3075724 B2 JP3075724 B2 JP 3075724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は細径の棒状化粧材を収納
する化粧品容器、特にアイライナー、リップライナー、
アイブロウ等の棒状化粧材を収納する繰出容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アイブロウ、アイライナー、リップライ
ナー等の細径の棒状化粧材芯は、元来の鉛筆方式による
木軸での製造が主流であった。しかしながらこの木軸の
ペンシルは、常に削り器とともに携帯せねばならず、こ
の不便を解消するため細径な棒状化粧材芯の繰出容器が
過去数多く発案されてきた。筆記具等の鉛筆と違い、ア
イブロウやアイライナー、リップライナーなどの化粧料
の芯材は眉や目元、口元など主に顔のデリケートな部位
に使用されるため、非常にソフトで脆弱な仕様の芯材と
なっており、その脆弱さをカバーするため、現在使用さ
れているこれらの棒状化粧材芯の芯径は、2mm程度を
下限にして3mm程度のものが主流として用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の繰出容
器に使用される2mmから3mm程度の芯の太さでは、
細い繊細な線が描ききれないため、使用者のニーズに合
ったきれいな化粧をしづらいという欠点があり。たとえ
木軸のペンシルで制作しても、使用しているうちにすぐ
芯先が丸くなってしまい、細い線を描くためにはまめに
芯の先を削り器などで削り直さねばならなかった。
【0004】その上、2mm以下の棒状化粧材芯を木軸
のペンシルタイプで作成した場合には、削り直す際に削
り器が芯材にかける負荷によって逆に脆弱な仕様の芯材
を折ってしまう不都合が生じてしまう。そのために、削
り直すこと無く使用できる細径の棒状化粧材繰出容器が
要求されてくるようになった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、芯径が2mm
以下の化粧材芯にも適用可能な繰出機構による棒状化粧
材繰出容器を提供しようとするものである。本発明はも
ちろん、細径の芯材のみに適用されるものではないが、
細径の芯材に最も適した構造、及び仕様となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため棒状化粧材繰出
容器を、第1の発明では、先筒と容器本体とを回動可能
に連結し、押棒を内挿し、先端に棒状化粧材保持部を形
成した押棒を前後に摺動させ、もって該先筒先端開口孔
より棒状化粧材を進退させる棒状化粧材繰出容器であっ
て、先筒内に複数の摺動溝を形成し、押棒には先端に棒
状化粧材を保持する保持部と、前記先筒に形成された複
数の摺動溝に係合して摺動する複数の凸条と、前記押棒
の凸条の表面上に形成された複数の突起とを設け、容器
本体内に容器本体と同期に回動する螺旋部材を設け、前
記押棒の凸条表面上の複数の突起と前記螺旋部材とを螺
合係合し、前記先筒の摺動溝に、前記押棒の凸条表面上
の突起が通過可能とし。
【0007】第2の発明では、前記容器本体に収納され
た押棒の後端にストローク限を定めるストッパー部を備
えたことを特徴とし。第3の発明では、前記先筒内に前
部摺動溝と後部摺動溝とを設け、該前部摺動溝と後部摺
動溝は軸方向に直線上に配設され、前記押棒の凸条はこ
れに適合する形で配された事を特徴とし。第4の発明で
は、前記先筒内の前部摺動溝、及び後部摺動溝の幅が同
寸法で形成されていることを特徴とし。第5の発明で
は、前記先筒の摺動溝に係合摺動する押棒の複数の凸条
が、前記押棒の全長に形成されていることを特徴とし。
第6の発明では、前記先筒の後部摺動溝の軸方向の長さ
は前記押棒の繰り出しストロークと同等、またはそれ以
上長く設定されていることを特徴とし。第7の発明で
は、前記押棒の凸条の先端部を爪片として化粧材の保持
部を形成し、前記先筒内の摺動溝内を進退可能なことを
特徴とし。第8の発明では、前記先筒内の摺動溝を、Y
字状に配置し押棒の凸条をこれに係合するY字状に3条
配置するとともに先端に3片の爪片による化粧材の保持
部を形成したことを特徴とし、第9の発明では、前記先
筒内の摺動溝を、十字状とし4条配設し、押棒の凸条を
これに係合する十字状とするとともに先端に4片の爪片
による化粧材の保持部を形成したことを特徴とし。第1
0の発明では、前記先筒内の摺動溝を一対とし、押棒の
突条をこれに係合する形状にするとともに先端に爪片を
形成して化粧材の保持部とした。
【0008】
【作用】上記手段を講じるため、本発明第1の実施例の
押棒4には、図6に見られるが如く、先端に4片の爪片
7よりなる化粧材保持部5を形成し、押棒4の後端のス
トッパー部14を除いて4片の爪片7より延設されてい
る爪片7の円周方向の幅と同寸かやや大きめな幅の凸条
8が全長にわたって形成されている。
【0009】上記構成から、本発明は次の特徴を持って
いる、押棒4の芯になる部分は、棒状化粧材が摺動する
スペースも移動するため、例えば化粧材の芯径が1.2
mmとすると、押棒4の芯になる部分の直径は芯チャッ
クの部分を除くと化粧材と同様の1.2mm若しくはそ
れ以下となるが、押棒4の軸方向に凸条8を設けること
により補強することが可能で、さらに上記、凸条8は先
筒2内に形成された摺動溝11に係合して先筒2と押棒
4を回り止めしている。上記、凸条8の後方に配設され
た複数の突起は、螺旋部材12に螺合係合する雄ネジの
働きをし繰出機構を構成し、押棒4の軸方向全長に形成
された凸条8は回転止めの役割を果たしており、上記凸
条8の突起9は螺旋部材12を抜けると先筒2後部摺動
溝に逃げることを大きな特徴としている、その為突起9
の幅は最大凸条8の幅となるが、これよりも小さくても
構わない。
【0010】また上記、先筒2内に形成された摺動溝1
1の相互間には、化粧材が摺動する摺動面17が形成さ
れ、棒状化粧材6を横方向にホールドして芯材の折れ、
及び曲がりを防止している。また螺旋部材12が、摺動
溝11の後端部に接するように存在するため、押棒の直
径が細くともねじれや圧力が、押棒4の先端にある化粧
材保持部5に対してかかることはなく、押棒はスムーズ
に先筒内を摺動できる。このように、凸条8の先端に爪
片7で構成された化粧材保持部5によって棒状化粧材6
を包括して保持する手段を用い、棒状化粧材6は軸方向
に最小限のクリアランスで先筒2の摺動面17によって
保持され曲がりや折れ等が防がれ安全性を高めている。
【0011】
【実施例】本発明の実施例に沿って、さらに詳細な説明
をする。図1に示されている1は本発明の第1の実施例
である棒状化粧材繰出容器であり、先筒2、押棒4、棒
状化粧材6、螺旋部材12、容器本体3により構成され
ている。この棒状化粧材繰出容器1に使用される棒状化
粧材6の本実施例における芯径は約1.2mmとし、先
筒の先端開口孔10の口径は、約1.3mmに設定して
ある。
【0012】先筒2は前部露呈部2aと、容器との嵌着
時に容器本体3内に位置する後部回動部2bにより構成
され、その先筒2内には前部摺動溝11aと、後部摺動
溝11bから成り立つ全4本の摺動溝11が凹条の形態
で配され、先筒2内の軸方向に一直線の凹条として延び
ている。
【0013】前部摺動溝11aと後部摺動溝11bを、
図4と図5とで先筒2を更に詳細に説明すると、後部摺
動溝11bの幅は前部摺動溝11aと同等であるが、深
さがある(つまり、径として見ると先筒の前部摺動溝1
1aの径より、後部摺動溝11bの径の方が大径であ
る)。この後部摺動溝11bは、本実施例においては押
棒に形成された凸条の表面に配されている複数の突起が
通過可能になるように設定されている。
【0014】また、押棒4先端には、図6、図7,図8
に図示されているように、先筒2内摺動溝11に摺動可
能な4片の爪片7よりなる化粧材保持部5が形成されて
おり、この爪片7が棒状化粧材6の尾部を保持すると同
時にその後方に、爪片7と同等、またはやや大きめな幅
を持つ凸条8が、爪片7と同数延設されている。
【0015】この凸条8の後方表面には一定の間隔で、
凸条8の円周方向の幅と同寸、若しくは小さな幅の突起
9が設けられている。この突起9は仮想のネジのスパイ
ラルを構成すると共に螺旋部材12と螺合している。上
記、螺旋部材12は、容器本体3内面に形成された段部
15に設置され、また図12に示すように螺旋部材12
の外面には容器本体3内面のローレット18と回転不能
に係合する係合リブ12aが形成されている。
【0016】更に、押棒4後部にはストッパー部14が
形成され、このストッパー部14上端面14aと螺旋部
材12の下端面12bが当接することにより、本実施例
の上昇限が定められている。
【0017】一方、容器本体3と先筒2の嵌着関係であ
るが、先筒2の後部回動部2bと容器本体3とは、凹凸
嵌合により回動可能脱落不能に嵌着されると共に、先筒
2の後部回動部2bにはOリング16を取り付け、両者
間に回動時に摩擦抵抗を与えている。
【0018】本実施例はこのように構成されているの
で、棒状化粧材繰出容器1を使用して棒状化粧材6を繰
り出す際には、容器本体3に対して先筒2を正回動させ
ると、容器本体3に同期に係合する螺旋部材12と、先
筒2の摺動溝11に凸条8によって同期に係合している
押棒4が相対的に回転して、螺旋部材12内の螺旋溝1
3と凸条8表面上の突起9が、螺合する繰出機構によ
り、押棒4は先筒2と同期の回転をしながら棒状化粧材
6を先筒2先端開口孔10より進出させる。
【0019】さらに、容器本体3と先筒2との回動を続
けると、押棒4後部に形成されたストッパー部14の上
端面14aと螺旋部材12の下端面12bが当接するこ
とにより、上昇限が定められる。
【0020】また、上記正回動とは反対の方向に先筒2
と容器本体3とを反回動させると、上述の繰出機構によ
り、押棒4先端の爪片7に保持された棒状化粧材6は下
方へと後退し先端開口孔10の内部に収納される。
【0021】上記、繰出の際のねじれ力や圧力は、まず
押棒4に対し螺旋部材12が回転するとその回転力を押
棒4は凸条8を介して摺動溝11に伝えることにより、
押棒4が進退させられるが、この繰出の際に起こりうる
押棒4に対するねじれ力や圧力は、押棒4全長に形成さ
れた凸条8がいずれの部位においても常時摺動溝11に
係合して回り止めするので、爪片7にはねじれ力や圧力
がかかることはない。
【0022】図3は、押棒4を上昇限まで繰り上げた状
態の棒状化粧材繰出容器1の一部断面図である。押棒4
の凸条8表面上の突起9は、螺旋部材12内にとどまっ
ている突起9のうちのいくつかを除いて後部摺動溝11
b内に位置し、凸条8は摺動溝11に係合し回転止めと
しての役割を果たしている。
【0023】また、上昇限を示した図3の状態におい
て、使用者が繰出方向に回転力を更に加わえても、スト
ッパー部14の上端面14aが螺旋部材12の下端面1
2bに当接することにより押棒4の上昇圧力が相殺さ
れ、更に回転圧力は、凸条8によって軸方向全体で回り
止めされることから、爪片7及び棒状化粧材6にはねじ
れ力や余分な圧力がかかることはない。
【0024】また本実施例では、棒状化粧材繰出容器1
はそのストローク可能な長さ、即ち螺旋部材12下端面
12bからストッパー部14上端面14aまでの軸方向
の繰り出しストロークの長さよりも、後部摺動溝11b
及び前部摺動溝11aの方が長めに設計されている。そ
のため、先筒2と容器本体3との間に離脱力や、上下に
かかる圧力が爪片7にはかからないようにされている。
【0025】本実施例の組立方法は、図12で図示され
ているように、押棒4を化粧材保持部5側から、円筒の
内径が押棒4の表面上に形成された凸条8の径より大き
く構成された螺旋部材12に挿入する。
【0026】螺旋部材12の内部に配された螺旋溝13
は、押棒4の後方に形成された複数の突起9が作り出す
スパイラルと螺合係合するように製作されているので、
押棒4が挿入されるに従い、やがて突起9と螺旋部材1
2の螺旋溝13は螺合係合して組み合わされる。
【0027】上記螺旋部材12と押棒4とを組み合わせ
た状態で、押棒4の凸条8と先筒2の凹条摺動溝11と
を係合させて先筒2に押棒4の略前半身を収納した状態
で、押棒4の後端のストッパー部14から容器本体3に
差し込み、容器本体3内部の段部15に螺旋部材12を
載置し、最後に容器本体3内面上部にある凹環状部21
に先筒2外部に形成された凸環状部20を嵌着させて組
立を完了する。
【0028】また本実施例によれば、前部摺動溝11a
と後部摺動溝11bの幅は同等であることが望ましい
が、凸条8や突起9との構成上の理由で、両者の幅が違
っていてもなんら問題ではない。しかし、前部、後部の
摺動溝11は必ず軸方向に直線上に連携して先筒2内に
延びているほうが設定上は好ましいものである。
【0029】また、螺旋部材12内に配されている螺旋
溝13のピッチをやや大きくすると、射出成形による成
型時においてはねじ抜き方法等の面倒な方法を使用する
必要がなく、ストリッパー方式等で簡単に製品を回転さ
せて取り出すことが出来る。そのため多数個取が可能で
あり、また前後の位置合わせすることもなく製作が可能
となる。
【0030】そして、螺旋溝13のピッチを大きくする
と、化粧の際に押棒4がカップダウンすることがある
が、Oリング16を先筒2と容器本体3との後部回動部
2bに装着することにより、これを防いでいる。さらに
このOリング16は回動時に先筒2と容器本体3との間
に適度な抵抗をもたらすため、重厚な繰上、繰下を演出
する効果も併せて持たせることができる。
【0031】図9に見られる押棒4aのように爪片7に
続く押棒4aの後方を、先筒2先端開口孔10より同等
若しくは小径の棒状体の芯として形成し、摺動溝11と
係合する部分の押棒4a後部のみに凸条8を配して回転
止めとしてもよい。
【0032】さらに、図11に見られる押棒4bのよう
に、従来の円筒形による化粧材保持部5を円筒状保持部
19とし、図9の押棒4aと同様に、摺動溝11と係合
する部分を押棒4b後部のみに凸条8を配して先筒2と
の回転止めとしてもよい。
【0033】図13、図14は、本発明における第2の
実施例の棒状化粧材繰出容器に関わる一部断面図であ
り、図13は、棒状化粧材を後退限まで収納したときの
状態を示し、図14は、上昇限まで棒状化粧材を繰り出
した状態を示している。この実施例の基本構成は、図1
に示す実施例とほぼ同様であるが、押棒4の凸条8に段
部23を設けるとともに、押棒4後端のストッパー部1
4に変えてベンド穴25を形成した点にある。
【0034】以下に、図13に示す実施例が動作した際
の作用を説明する。まず、先筒2を固定し容器本体3を
回転すると、容器本体と同期に回転する螺旋部材12
と、押棒4の凸条8に形成された突起9との螺合作用に
より、押棒4が進出する。さらに回動すると凸条8の段
部23が、摺動溝11の下向き段部24に当接して上昇
限に達し図14に示す状態となる。
【0035】図14の上昇限において、さらに回転力が
加えられても、ベンド穴25の外周部分に形成された突
起9はベンド穴の方向にベンドすることにより、回転力
を逃がし、容器本体3から先筒2が抜け出すことを防止
するとともに、押棒4に余分な圧縮力が架かることを防
止する手段を有している。本実施例においても、回転力
等の負荷は、押棒4の段部までで解消されることから、
化粧材保持部5に負荷をかけることのない、安定した安
全な棒状化粧材繰出容器が提供でき、さらに化粧材保持
部5を含む押棒4の先端部の形状を自由にすることが可
能となるものである。
【0036】更に、本件発明の第3の実施例を図15乃
至図17で説明する。本実施例の特徴は、螺旋部材と容
器本体が一体に形成された点および、押棒とストッパー
部が独立して別個に形成された点などにある。
【0037】なお、図15乃至図17に付された番号
は、第1の実施例と同様の部分に100を足したもので
ある、以下に第1の実施例等と異なるものについて説明
する。
【0038】まず、図15は本実施例の一部縦断面図で
あり、棒状化粧材繰出容器101は、容器本体103
と、先筒102と、押棒104と、ストッパー部114
の4部材から構成され、上記容器本体103の前部に
は、後述する押棒104の凸条108表面上に形成され
た複数の突起109と螺合係合する螺旋溝113を備え
た螺旋部材154を一体に備えている。
【0039】上記先筒102は、大きく分けると内周面
に摺動溝111が形成された先端部102aと、容器本
体103の容器本体小径部152を収納して回動可能に
係合する後端部102bとからなる。
【0040】押棒104は、先端に化粧材保持部105
が爪片107によって形成され、この爪片107の外周
面には摺動突起107aが設けられ、この爪片107の
軸方向に同列上に、爪片107よりも周方向に幅の広い
凸条108がストッパー部114の上端面114a迄形
成されている。
【0041】上記、凸条108の外周の表面上には、凸
条108の周方向の幅と同寸法か若しくはそれよりも狭
い寸法の突起109が仮想のネジを構成するスパイラル
を描いて設けられると共に、この押棒104の後端付近
に形成された係合凹部104aが形成されている。そし
て押棒後端付近の係合凹部104aには、スリット11
4bが形成されたストッパー部114の係合凸部114
cが係合する。
【0042】また、爪片107の下部には、凸条108
表面上に張出部108aが設けられている、この張出部
108aは容器本体103の前部螺旋溝113に螺合不
可能な形状をしており、この張出部108aの下端部が
繰出ストロークの下降限を決定しているとともに、張出
部108aの基礎部分の凸条108が先筒102の摺動
溝111に係合する事によって、繰出初期の回転止機構
を構成している。
【0043】この化粧材繰出容器の組立方法は、容器本
体103の螺旋部材154に押棒104を後端方向から
差し込み、突起109を螺旋溝113に螺入したのち、
押棒104に下方向からストッパー部114を取り付け
てユニットを構成し、最後に爪片107と凸条108と
を先筒102内周面の摺動溝111に収納されるように
挿入し、先筒102内周面に形成された係合凹部102
cと容器本体小径部152外周面に形成された係合凸部
157とを嵌合させることにより、先筒102に上記ユ
ニットが組み付けられ組み立てを終了させるものであ
る。
【0044】図15の下降限にある状態から、容器本体
103を固定して先筒102を回動させると、容器本体
小径部152外周面に形成されたOリング溝152aに
装着されたOリング116によって適度な抵抗が与えら
れ良好な摺動感をもって、先筒102の摺動溝111に
係合して同期に回動する押棒104は、容器本体103
と相対的に回動するので、螺旋溝113と突起109の
螺合作用によって押棒104は繰り出され、やがてスト
ッパー部上端面114aが螺旋部材154の下向段部1
56に当接して上昇限となる。
【0045】次に、本実施例の爪片107について図1
7で詳細に説明すると、爪片107外周面には摺動突起
107aが形成されている、この摺動突起107aは摺
動溝111の爪片摺動面117に、少なくとも化粧材保
持部105を形成する爪片107間に棒状化粧材6が挿
入された際に、摺動突起107aが当接するものであ
る。
【0046】従来では、棒状化粧材が収納される部分内
を摺動する押棒はそれ以下の寸法とならざるを得なかっ
たので、棒状化粧材よりも太い押棒は採用できなかった
のである。このことは、棒状化粧材芯が太い場合には、
押棒も同時に太くして強度を持たせることが出来るので
問題になることはなかったが、本発明のように細径芯の
場合には、押棒も同時に細径になって強度が不足する可
能性がでるのである。
【0047】本発明では、螺旋部材の上端と摺動溝下端
が接する点において、力学的には繰出時等において剪断
力が掛かるが、押棒に凸条がとぎれることなく形成され
ているので、従来の押棒と比較すると凸条の分が押棒の
断面積に加算され、太い押棒と同様に強度を持たすこと
が可能となっている。
【0048】本件発明の第3実施例は、図1における第
1実施例に比べ以下の点で大きく相違している。
【0049】容器本体103先端部に螺旋部材154
を一体形成した事によって容器本体103は底なしの筒
体となった為に、押棒104のストローク下降限を爪片
107により形成された化粧材保持部105下部に凸条
108上に張出部108aを設け、この張出部108a
の下端部と容器本体103螺旋部材154の上端面の当
接をもって繰出下降限とした。
【0050】本実施例においては、前記張出部108
aの基礎部分にあたる凸条108が先筒102の摺動溝
111に係合して初期の回転止機能をつかさどってい
る。張出部108aはこれに限るものではなく前記螺旋
溝113に螺合しない形状であれば、凸条108の表面
上に設けて、押棒104の下方への脱落を防止する形の
ものであれば良い。
【0051】実施例1の図6にみられる押棒4と違
い、本件発明の押棒104は図16に明らかなように容
器本体103の螺旋溝113に対し、後部側よりの挿入
しかできない為、繰上上昇限を決定するストッパー部1
14を別体に必要とする。その替り、実施例1にみられ
る先筒2の前部摺動溝11a、後部摺動溝11bの区分
を必要としない為棒状化粧材繰出容器の全長を短くする
事が可能となる。
【0052】また、本発明の化粧材保持部5・105
は、図6および図15等に見られる爪片7・107のみ
に当てはまるものではなく、図11に見られるような円
筒状保持部19よる化粧材保持部5であってもよい。だ
が、先筒2内での曲がりの防止や、円筒状保持部19の
肉厚分の隙間を作らなくてもよいなどの理由から、細い
芯材を軸方向へサポートできる爪片7・107による化
粧材保持部5・105の方が芯材は破損しにくいもので
ある。
【0053】また、爪片7・107、及び凸条8・10
8の数であるが、一対または押棒の中心より120度に
ある幅をもって棒状化粧材を支持する3片、もしくは押
棒の中心より90度にある幅をもって4片等が考えら
れ、先筒内部の摺動溝の溝数もそれに合わせて2条、Y
字状とした3条、或いは十字状とした4条とすることが
出来る。上記押棒外周面の複数の突起9を1列の凸条の
表面上に配し、一条とすることも可能であるが、少なく
とも押棒4の中心線に対して一対の凸条に形成して2条
とする方が繰り上げ摺動の際に安定性はよくなる。
【0054】また、本発明の構成は以上のものに捕らわ
れず、例えば、第3の実施例では容器本体103の後端
に尾栓を用いてもよく。ストッパー部14についても、
図10に示すように凸条8に、ストッパー部14に変え
てベンド片22を設けることによりストローク限を定め
てもよい。
【0055】また、突起の形状は実施例に記載の形状に
限られるものではなく、螺旋部材と押棒とが螺合可能な
ものであれば良いのであり、このような構成を採用して
も本発明の機能効果及び目的は全く変わるものではな
い。
【0056】
【発明の効果】以上の説明により、本発明は、以下の効
果を持つものである。
【0057】(1)押棒に形成されている凸条が摺動時
に回転止めの役割を果たし、先筒内の摺動溝にこの凸条
が常時係合し、さらに凸条表面上の突起は螺旋部材(螺
旋部)を通過すると摺動溝内に逃げるように構成されて
いる、具体的には、摺動溝では爪片が移動した際に、摺
動溝は凸条と回転止めの役割をするとともに凸条表面の
突起の逃げ溝の役割を果たしている。これらのことから
細径芯においても、繰出、及び繰下時に化粧材保持部に
圧力やねじれ力がかからない。
【0058】(2)ストッパー部14・114を形成す
れば上昇限が決定されるので、化粧材保持部5・105
に負担がかからず、先筒2・102と容器本体3(螺旋
部材)に繰り上げ上昇限時における離脱力が働くことも
ない。
【0059】(3)凸条8・108に延設して化粧材保
持部5・105を爪片状に形成した際には、円筒状保持
部19では生じてしまう肉厚分の隙間が先筒と棒状化粧
材の間に生じないため、棒状化粧材が先筒内で軸方向に
サポートされ、棒状化粧材に曲がりが生じない。
【0060】(4)凸条が剪断力が最も掛かる螺旋と摺
動溝が接する部分においてとぎれることがないので、押
棒の断面積は、棒状化粧材の径と凸条の断面積とを足し
たものとすることが出来、このことによって細径芯の押
棒であっても必要な強度を確保することが出来る。
【0061】このように、1.2mm前後、好ましくは
2mm以下の極細径の棒状化粧材6を、削り器などのよ
けいな付属品を携帯する必要や、細い芯先を維持するた
めのまめな削り直しなどの手間をかける必要もなく、な
おかつ破損や折れなどを起こさずに安全に確実に繰出容
器で使用できるという、優れた効果を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である棒状化粧材繰出容器
の一部縦断面図である。
【図2】図1で示されているA−A断面図である。
【図3】本発明の第1実施例である棒状化粧材繰出容器
の押棒の繰り上げ上昇限を示す一部断面図である。
【図4】図1に示されている先筒の断面図である。
【図5】図4で示されているB−B断面図である。
【図6】第1実施例で示されている押棒の斜視図であ
る。
【図7】図6におけるC−C断面図である。
【図8】図6におけるD−D断面図である。
【図9】本発明の押棒の、他の実施例の斜視図である。
【図10】本発明における他の実施例の、押棒後端の一
部拡大図である。
【図11】本発明の押棒の、他の実施例の斜視図であ
る。
【図12】第1実施例の螺旋部材と押棒との組立関係を
示す斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図15】本発明の第3の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図16】本発明の第3の実施例の押棒とストッパー部
の斜視図である。
【図17】図15におけるE−E断面図である。
【符号の説明】
1・101 棒状化粧材繰出容器(容器全体) 2・102 先筒 2a 前部露呈部 2b 後部回動部 3・103 容器本体 4 押棒 5 保持部 6 棒状化粧材 7・107 爪片 8・108 凸条 9・109 突起 10 先端開口孔 11 摺動溝 11a 前部摺動溝 11b 後部摺動溝 12 螺旋部材 12a 係合リブ 12b 下端面 13・113 螺旋溝 14 ストッパー部 14a 上端面 15 段部 16 Oリング 17 摺動面 18 ローレット 19 保持部 20 凸環状部 21 凹環状部 22 ベンド片 23 段部 24 下向き段部 25 ベンド穴 154 螺旋部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 33/00 - 40/30 A45D 8/00 - 8/40 504 A45D 24/00 - 31/00 A45D 42/00 - 44/22 B41K 21/00 - 21/26 B41K 24/00 - 24/18 B41K 27/00 - 27/12 B43L 1/00 - 12/02 B43L 15/00 - 27/04 B65D 83/00 B65D 83/08 - 83/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先筒と容器本体とを回動可能に連結し、
    押棒を内挿し、先端に棒状化粧材保持部を形成した上記
    押棒を前後に摺動させ、もって該先筒先端開口孔より棒
    状化粧材を進退させる棒状化粧材繰出容器であって、 先筒内に複数の摺動溝を形成し、 押棒には先端に棒状化粧材を保持する保持部と、前記先
    筒に形成された複数の摺動溝に係合して摺動する複数の
    凸条と、前記押棒の凸条の表面上に形成された複数の突
    起とを設け、 容器本体内に容器本体と同期に回動する螺旋部材を設
    け、前記押棒の凸条表面上の複数の突起と前記螺旋部材
    とを螺合係合し、前記先筒の摺動溝に、前記押棒の凸条
    表面上の突起が通過可能としたことを特徴とする棒状化
    粧材繰出容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体に収納された押棒の後端に
    ストローク限を定めるストッパー部を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の棒状化粧材繰出容器。
  3. 【請求項3】 前記先筒内に前部摺動溝と後部摺動溝と
    を設け、該前部摺動溝と後部摺動溝は軸方向に直線上に
    配設され、前記押棒の凸条はこれに適合する形で配され
    た事を特徴とする請求項1及び請求項2に記載の棒状化
    粧材繰出容器。
  4. 【請求項4】 前記先筒内の前部摺動溝、及び後部摺動
    溝の幅が同寸法で形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3に記載の棒状化粧材繰出容器。
  5. 【請求項5】 前記先筒の摺動溝に係合摺動する押棒の
    複数の凸条が、前記押棒の全長に形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の棒状化粧材繰
    出容器。
  6. 【請求項6】 前記先筒の後部摺動溝の軸方向の長さは
    前記押棒の繰り出しストロークと同等、またはそれ以上
    長く設定されていることを特徴とする請求項2記載の棒
    状化粧材繰出容器。
  7. 【請求項7】 前記押棒の凸条の先端部を爪片として化
    粧材の保持部を形成し、前記先筒内の摺動溝内を進退可
    能なことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の棒状
    化粧材繰出容器。
  8. 【請求項8】 前記先筒内の摺動溝を、Y字状に配置し
    押棒の凸条をこれに係合するY字状に3条配置するとと
    もに先端に3片の爪片による化粧材の保持部を形成した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の棒状化粧
    材繰出容器。
  9. 【請求項9】 前記先筒内の摺動溝を、十字状とし4条
    配設し、押棒の凸条をこれに係合する十字状とするとと
    もに先端に4片の爪片による化粧材の保持部を形成した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の棒状化粧
    材繰出容器。
  10. 【請求項10】 前記先筒内の摺動溝を一対とし、押棒
    の突条をこれに係合する形状にするとともに先端に爪片
    を形成して化粧材の保持部としたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項7記載の棒状化粧材繰出容器。
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