JP2001218621A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JP2001218621A
JP2001218621A JP2000035509A JP2000035509A JP2001218621A JP 2001218621 A JP2001218621 A JP 2001218621A JP 2000035509 A JP2000035509 A JP 2000035509A JP 2000035509 A JP2000035509 A JP 2000035509A JP 2001218621 A JP2001218621 A JP 2001218621A
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shaped decorative
stick
front cylinder
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Atsushi Oba
淳 大庭
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Suzuno Kasei Co Ltd
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/20Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
    • A45D40/205Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
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    • A45D2040/208Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、棒状化粧材を折損することなく、
非円形の棒状化粧材を保持し、先端部を切り欠いた先筒
から繰り出すことによって、使い勝手を向上した棒状化
粧材繰出容器を提供することを目的とする。 【解決手段】 容器本体20と、容器本体20と回動可
能に嵌合する先筒10と、先端に棒状化粧材2を保持
し、容器本体20と先筒10に内挿される押棒30とを
備え、先筒10と容器本体20との相対回動することに
より棒状化粧材2を先筒10に沿って進退させる棒状化
粧材繰出容器において、前記先筒内面の短軸方向の両端
に対峙して形成された摺動溝12と、前記押棒30に設
けられた棒状化粧材2を保持する爪片34が前記摺動溝
内を移動するように構成され、前記棒状化粧材2を案内
する先筒10の先端開口部16に、これと連続して先筒
側面に棒状化粧材2の断面長軸方向を指向するように切
欠き10bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小径の化粧品容
器、特にアイライナー、リップライナー、アイブロウ等
の棒状化粧材を収容する棒状化粧材繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】アイライナー、リップライナー、アイブ
ロウ等の小径の棒状化粧材の製造方法には、成形、流し
込みなどの方法がある。しかし、成形芯で製作する場合
は高価であり、また流し込みの場合は、先端側に回転止
めの溝がないものを使用しなければならない等、用いる
容器が限定されてしまう。
【0003】また、小径の棒状化粧材においては、流し
込みで製作すると化粧材自体の強度が弱く簡単に折れて
しまう。
【0004】通常、芯チャックの回転止めは、先筒内径
を多角形、楕円などの形状にするか、あるいは縦溝等を
配することによって行われ、芯チャック形状は円筒体と
して芯材の保持を行っている。そのため、芯材と円筒内
径の間には、芯チャックの肉厚分の隙間ができることに
なり、芯材が折れやすいという問題がある。
【0005】また、非円形棒状化粧材芯は、円形芯には
ない利点や魅力があり、特に楕円の棒状化粧材芯は従来
多く使用されている。元々アイブロウ等の細径芯は色鉛
筆の如く木軸内に固着され(木軸ペンシル)、これをシ
ャープナーなどで削ることによって芯形状を好みの太さ
や形状(例えば長刀状)に削り尖らせ、シャープな細い
線からぼかすような太い線まで自在に化粧できるような
方法が採られてきた。
【0006】しかしながら木軸内に固着するタイプ(木
軸ペンシル)の非円形棒状化粧材芯は、その使用によ
り、摩耗し、芯が短縮するたびに改めて芯形状を削らな
ければならず、その切削はメイクアップアーティストに
依頼する必要があり、維持に手間がかかるという問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、小径の棒状
化粧材を折損することなく、非円形の棒状化粧材を保持
し、先端部を切り欠いた先筒から繰り出すことによっ
て、使い勝手を向上した棒状化粧材繰出容器を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、容器本体
と、容器本体と回動可能に嵌合する先筒と、先端に長軸
と短軸とを有する断面形状の棒状化粧材を保持し、容器
本体と先筒に内挿される押棒とを備え、先筒と容器本体
との相対回動することにより棒状化粧材を先筒に沿って
進退させる棒状化粧材繰出容器において、前記先筒内面
の短軸方向の両端に対峙して形成された摺動溝と、前記
押棒に設けられた棒状化粧材を保持する爪片が前記摺動
溝内を移動するように構成され、前記棒状化粧材を案内
する先筒の先端開口部に、これと連続して先筒側面に棒
状化粧材の断面長軸方向を指向する切欠きを設けた。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
切欠きは、棒状化粧材の中心軸方向に平行な第一切断面
と、この第一切断面と直交する第二切断面とをもって先
筒側面に開口するように形成される。
【0010】
【発明の作用および効果】第1、2の発明では、棒状化
粧材を保持する押棒を先筒と容器本体の相対回動によっ
て棒状化粧材を進退し、棒状化粧材が先筒から突出して
いない状態で、棒状化粧材の断面形状の最も長い対角線
上の一方から棒状化粧材が望めるように切り欠いた(例
えば、切欠きは、棒状化粧材の中心軸方向に平行な第一
切断面と、第一切断面と直交する第二切断面とをもって
先筒側面に開口するように形成される)ので、棒状化粧
材の使用はこの切欠きに露出した部位が用いられる。こ
のため、棒状化粧材は切欠きの反対側に押付けられる形
で使用されることになるが、それを支持するように切欠
きに対面する部分の先筒が機能する。先筒の対面部は棒
状化粧材を支持するのに充分な断面形状を有しており、
よって使用時に棒状化粧材を安定して使用することがで
きる。
【0011】摺動溝は先筒内面の短軸方向の両端に対峙
して形成され、この摺動溝内を移動するように爪片が構
成されるので、爪片は棒状化粧材断面の短軸側を力学的
に最も効率よく保持することとなり、さらに長軸方向に
は摺動溝を設ける必要がないので、先筒の先端形状に対
して最も長い長軸を有する棒状化粧材を収納することが
可能となる。
【0012】また、これまで長刀状に削った木軸ペンシ
ルは、プロのテクニックとして一般ユーザーには作成す
ることが難しいものであったが、本発明の棒状化粧材繰
出容器は、あらかじめ先端部を切り欠いた先筒より長刀
形状に近似した形で棒状化粧材が露出しているので、カ
ッターなどを用いて改めて削る必要はなく、プロのよう
な仕上がりを楽しむことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0014】図1と図2には、本発明の第1の実施形態
を示す。
【0015】本発明の棒状化粧材繰出容器1は、棒状化
粧材2、棒状化粧材2を収装する先筒10と、容器本体
20と、棒状化粧材2を保持する爪片34を備える押棒
30と、押棒30を容器本体20に対して繰り出すため
の螺旋体40と、押棒30の軸方向の移動を規制するス
トッパー部材50と、キャップ3及びOリング4などか
ら構成される。
【0016】棒状化粧材2はその中心軸方向と軸直角方
向の断面形状が長軸と短軸を有する非円形断面、例えば
楕円断面を有する棒状に形成されている。先筒10は、
その内部に棒状化粧材2を摺動可能に収装するための、
棒状化粧材2の断面形状に略相似した断面を有する貫通
孔15と、貫通孔15の短軸側外周部の両側に所定幅の
一対の摺動溝12が形成されている。
【0017】また図3と図4に示すように、先筒10の
基端部(図中下側)は円形状で、基端部から先端部に向
けて先細りし、かつ先端部にかけて徐々に楕円形状に変
化する。また、先筒10の基端部に嵌合部10aが形成
される。
【0018】有底円筒状の容器本体20の内面は、先筒
10の嵌合部10aに嵌合する第1内面部20aと、第
1内面部20aの下側に設けられ、第1内面部20aよ
り小径の第2内面部20bで形成される。第1内面部2
0aと第2内面部20bの径の違いによって段部22が
形成される。
【0019】先筒10の嵌合部10aの外面部に、容器
本体20の第1内面部20aが相対回転可能に嵌合す
る。この回動は先筒10の嵌合部10aの外面部に設け
られた凸部11と容器本体20の第1内面部20aに設
けられた凹部21が嵌合することによって可能となる。
【0020】棒状化粧材2の端部は、その中心軸に対し
軸直角方向に端面が形成される。
【0021】また先筒10の嵌合部10aと容器本体2
0の第1内面部20aとの間にはOリング4が設置され
ており、このため棒状化粧材2を繰り出すために、容器
本体20を回転させた時に適度な抵抗となり、使用者に
重厚な重み感を与え、高級感を醸し出すことができる。
【0022】先筒10の嵌合部10aは段部22と所定
の隙間を形成するように形成され、この隙間に螺旋体4
0が設置される。
【0023】螺旋体40はその内面に螺旋溝41が形成
される一方、外面には縦溝42が設けられている。この
縦溝42に対面する容器本体20の第1内面部20aに
係合部23が形成され、縦溝42と係合部23とが係合
することで、螺旋体40は容器本体20に対して回動不
能に固定される。
【0024】螺旋体40の内面に形成された螺旋溝41
は、容器本体20内に収装された押棒30の棒状部31
上に所定間隔で螺旋状に整列した突起32に螺合する。
突起32が螺旋溝41に係合し、螺旋溝41が容器本体
20の回動に伴って回転することで、押棒30は軸方向
に繰り出されることになる。
【0025】また螺旋体40から進出した押棒30の突
起32は先筒10内に設けられた摺動溝12に係合し、
棒状化粧材2の回り止めの機能を果たす。ここで摺動溝
12に係合した突起を32aと以下示すことにする。
【0026】押棒30の先端部には棒状化粧材2を保持
する爪片34が中継部38を介して棒状部31に接続さ
れている。図3に示すように中継部38は棒状化粧材2
の外形と相似形状で若干大きく形成され、また中継部3
8の棒状化粧材断面の短軸側外周部両側に、先筒10の
内部に設けられた摺動溝12の幅より僅かに狭い幅を有
する係合条部38aが突出している。係合条部38aは
先筒10の摺動溝12に係合することで、棒状化粧材2
が回動することを阻止する機能を有している。なお係合
条部38aの幅は押棒32の突起32の幅と略同一に設
定される。
【0027】棒状化粧材2を保持する押棒30の爪片3
4は、棒状化粧材2の中心を挟んで対称的に2箇所設け
られており、棒状化粧材2の外周部を保持するようにな
っている。ここで爪片34は棒状化粧材2が楕円断面を
有している場合には、楕円の短軸側を保持するように形
成される。また爪片34の幅は、中継部38の係合条部
38aの幅よりも僅かに狭く形成される。
【0028】さらに押棒30の爪片34の外周面に摺動
突起37が各1個設けられており、その機能を図4を用
いて説明する。
【0029】図4には押棒30の爪片34の部分の棒状
化粧材中心軸に対して軸直角方向の断面が示されてい
る。
【0030】棒状化粧材2はその断面の短軸側の両面を
押棒30の爪片34によって保持され、繰り出される。
そのとき爪片34の外周面に設けられた半球状の摺動突
起37が先筒10内に中心軸方向に設けられた摺動溝1
2の摺動当接面13に常時、点接触しながら繰り出され
る。よって爪片34は所定寸法以上に拡開することな
く、安定した棒状化粧材2の保持が可能となり、摺動摩
擦も最小となる。なお爪片34の幅は中継部38の係合
条部38aの幅よりも僅かに小さく形成されているの
で、棒状化粧材2が繰り出されるときの回転トルクを係
合条部38aあるいは中継部38が受け持ち、爪片34
に加わらないように形成される。
【0031】押棒30の下端部には小径の凹部33が軸
直角方向に環状に形成され、ストッパー部材50が凹部
33に嵌合する。ストッパー部材50は容器本体20の
第2内面部20bの内側に摺動可能に設けられた略円筒
状の部材であり、ストッパー部材50の上端部53が螺
旋材40の下端43に接触することで、押棒30の繰り
出し方向の移動を規制する。ストッパー部材50の中心
軸方向中央付近に中心向けて凸部51が環状に形成さ
れ、凸部51が押棒30の凹部33に嵌合する。また、
ストッパー部材50には中心軸方向に図示しないスリッ
トが備えられており、凹部33への取り付けを容易にし
ている。
【0032】図5と図6に先筒10の先端部形状を示
す。
【0033】先筒10の先端部には棒状化粧材2の楕円
断面の長軸方向の一方から棒状化粧材2が望めるように
先筒10の側面に開口する切欠き10bが形成されてい
る。例えば図に示すように、先筒10の先端は中心軸と
直角に切断され、開口孔16が形成され、切欠き10b
は開口孔16から棒状化粧材2断面の短軸と平行するよ
うに所定長さだけ中心軸方向と平行に切欠き(図中、切
断面10dが形成される)、その端部から一方の軸直角
方向に更に切り欠くこと(図中、切断面10eが形成さ
れる)によって、断面の短軸方向から見てL字形の切欠
き10bが形成される。また断面の短軸に平行に、かつ
中心軸方向に対して斜めに切り欠くことも可能である。
このようにして棒状化粧材2が開口孔16から突出する
ことなく、断面長軸方向から棒状化粧材2を望むことが
できるようになる。
【0034】本発明の棒状化粧材繰出容器1は、容器本
体20を先筒10に対して相対回転し、先筒10の切欠
き10bから棒状化粧材2を望ませることで、棒状化粧
材2断面の長軸側の側面を用途や施したいテクニックに
よって使い分け、使用可能とするものである。
【0035】使用時において、棒状化粧材2は切欠き1
0bの反対側に押付けられる力が作用することになる
が、それを支持するように切欠き10bに対面する先筒
10の先端部10cが機能する。先端部10cは棒状化
粧材2を支持するので、よって使用時に棒状化粧材2を
安定して使用することができる。
【0036】これまで棒状化粧材としての長刀状に削っ
た木軸ペンシルは、プロのテクニックとして一般ユーザ
ーには作成することが難しいものであったが、本発明の
棒状化粧材繰出容器1は、先端部に切欠き10bを持つ
先筒10から長刀形状に近似した形で棒状化粧材2が露
出しているので、カッターなどを用いて改めて削る必要
はなく、プロのような仕上がりを楽しむことができる。
【0037】次に棒状化粧材繰出容器1の繰出機構につ
いて説明する。
【0038】図1の状態からキャップ3を容器本体20
から取り外し、先筒10を保持し、容器本体20を回動
させる。容器本体20に固定された螺旋体40と押棒3
0の突起32が螺合係合するが、ここで、押棒30の中
継部38は先筒10に対して回動不能に支持されている
ため、結果として押棒30は容器本体20に対して進出
することになる。このようにして押棒30の先端に設け
られた爪片34に保持された棒状化粧材2が先筒10の
切欠き10bより望む。なお、棒状化粧材2はストッパ
ー部材50の上端53が螺旋体40の下端43に接触す
ることで、繰出限度が規定される。
【0039】また繰り出し方向と逆方向に容器本体20
を回動することによって、棒状繰出材2が先筒10内に
引き込まれることはいうまでもない。
【0040】本発明の繰出機構においては、爪片34の
幅が係合条部38aの幅よりも僅かに小さく設定されて
いる。また係合条部38aの幅は突起32(32a)の
幅と同一寸法となっている。よって棒状化粧材2の繰り
出し時に生じる回転トルクは係合条部38aと突起32
が受け持つことになり、直接的に棒状化粧材2を保持す
る爪片34には回転トルクが作用せず、棒状化粧材2に
捩れが生じたり、折損したりするような問題を防止する
ことができる。
【0041】また棒状化粧材の繰り出し限を規定するス
トッパー部材50を押棒30の基端部に設け、容器本体
20に固定された螺旋体40に接触することで繰り出し
限を規定するので、繰り出し限に達した時に棒状化粧材
2に外力が作用することがなく、また爪片34が摺動溝
12の端部に当接することもないので、より安定した保
持とすることができる。
【0042】なお棒状化粧材繰出容器1の繰出機構はこ
れに限られるものではなく、爪片により構成された化粧
保持部を有するタイプであれば、他の繰出機構であって
も何ら問題はない。
【0043】次に棒状化粧材繰出容器1の組立手順につ
いて説明する。
【0044】まず、押棒30に螺旋体40を押棒30の
基端側より挿入し、押棒30上の係合突起32を螺旋体
40内に形成されている螺旋溝41に螺合係合されてい
く。その後、ストッパー部材50を押棒30の基端側か
ら押し込み、ストッパー部材50の凸部51を押棒30
の凹部33に確実に嵌め込む。このとき、ストッパー部
材50にはスリットが設けられているので、容易に凹部
33に嵌め込むことが可能である。これにより、螺旋体
40は中継部38とストッパー部材50によって脱落を
防止することができる。
【0045】押棒30と螺旋体40とストッパー部材5
0から構成されたユニット体を容器本体20内に挿入
し、螺旋体40を容器本体20の段部22に載置するこ
とにより容器本体20内に形成されている係合部23と
螺旋体40の外面に形成してある縦溝42が係合する。
その後、先筒10にOリング4を装着し、そのまま容器
本体20内に挿入し、更に押し込んで、押棒30の凸部
11と容器本体20の凹部21が嵌合し、キャップ3を
容器本体20に挿入して、棒状化粧材繰出容器1の組み
立てが終了する。
【0046】図7から図8は棒状化粧材2の断面形状を
変更した別の実施の形態を示す。
【0047】図7は棒状化粧材2の断面形状をティアド
ロップ形としたもので、これに伴って先筒10の断面形
状が棒状化粧材2の断面形状と相似的に形成される。
【0048】図8は棒状化粧材2の断面形状を長方形と
したものである。この場合に長方形の長辺方向の先筒1
0の長さは先端に向って短くならない。すなわち棒状化
粧材を支持する断面形状を確保するためである。
【0049】なお棒状化粧材の断面形状はこれらにとら
われず、菱形や扇形のように軸中心からの長さが場所に
よって異なる非円形であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の棒状化粧材繰出容
器の正面から見た断面図である。
【図2】同じく棒状化粧材繰出容器の側面から見た断面
図である。
【図3】同じくA−A線に沿う断面図である。
【図4】同じくB−B線に沿う断面図である。
【図5】同じく先筒の先端部分の斜視図である(棒状化
粧材挿入状態)。
【図6】同じく先筒の先端部分の斜視図である(棒状化
粧材未挿入状態)。
【図7】同じく他の棒状化粧材の断面形状を示す断面図
(B−B線に沿う断面図に相当)である。
【図8】同じく他の棒状化粧材の断面形状を示す断面図
(B−B線に沿う断面図に相当)である。
【符号の説明】
1 棒状化粧材繰出容器 2 棒状化粧材 3 キャップ 4 Oリング 10 先筒 20 容器本体 30 押棒 40 螺旋体 50 ストッパー部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体と、 容器本体と回動可能に嵌合する先筒と、 先端に長軸と短軸とを有する断面形状の棒状化粧材を保
    持し、容器本体と先筒に内挿される押棒とを備え、 先筒と容器本体との相対回動することにより棒状化粧材
    を先筒に沿って進退させる棒状化粧材繰出容器におい
    て、 前記先筒内面の短軸方向の両端に対峙して形成された摺
    動溝と、 前記押棒に設けられた棒状化粧材を保持する爪片が前記
    摺動溝内を移動するように構成され、 前記棒状化粧材を案内する先筒の先端開口部に、これと
    連続して先筒側面に棒状化粧材の断面長軸方向を指向す
    る切欠きを設けたことを特徴とする棒状化粧材繰出容
    器。
  2. 【請求項2】前記切欠きは、棒状化粧材の中心軸方向に
    平行な第一切断面と、この第一切断面と直交する第二切
    断面とをもって先筒側面に開口するように形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材繰出容器。
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