JPH0240900Y2 - - Google Patents

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JPH0240900Y2
JPH0240900Y2 JP16152486U JP16152486U JPH0240900Y2 JP H0240900 Y2 JPH0240900 Y2 JP H0240900Y2 JP 16152486 U JP16152486 U JP 16152486U JP 16152486 U JP16152486 U JP 16152486U JP H0240900 Y2 JPH0240900 Y2 JP H0240900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、リツプペンシルなどのような棒状化
粧料芯の先端を尖らせる削り器と組合せた棒状化
粧品に関するものである。
〔考案の背景〕
リツプペンシルなどの棒状化粧料芯は使用する
と芯の先端が丸くなつて、細かい微妙な線を描き
にくくなる。そこで使用者は、化粧品のキヤツプ
を外し、芯を繰り出し、芯の先端をかみそりなど
の刃物や別に用意しておいたシヤープナーなどで
削らなければならないのが通常であるが、これに
は種々の不便難点がある。例えば、かみそりやナ
イフで削るのは不器用な人には向かず、きれいに
尖つた形状を得るのがむずかしいし、かみそりや
ナイフなどを棒状化粧品と一緒に携行することは
稀であるから、いつでも、どこでも、尖つた所望
形状の芯を得るということはできない。さらに、
シヤープナーは芯をけずりすぎるきらいがあるほ
か、そもそも誰でもがシヤープナーを備えている
というわけではない。
〔考案の目的〕
このような背景に鑑み、本考案は棒状化粧品の
芯をいつでも手軽に適量削ることができ、しかも
キヤツプをしたままで芯削りを行なうことができ
るように、キヤツプに削り器を組合せた、削り器
付き棒状化粧品を提供することを目的とするもの
である。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため本考案は、互いに相対
回転できる軸筒(内部にラセンみぞを有する回転
操作部)とその先端部に位置するテーパー筒(内
部に化粧料芯を挿通した指で把持する部分)とか
ら成る回転繰出し式棒状化粧品において、テーパ
ー筒の外表面にこれに対し相対回転できない先端
の開口しているキヤツプを被せ、該キヤツプの開
口先端にさらに先端の開口している上キヤツプを
好適には着脱自在に嵌め合わせ、この上キヤツプ
開口内に内側に切削刃を備えた天蓋を軽いばね圧
で常時化粧料芯の方へ押圧して取付けて、天蓋を
前記キヤツプに対して相対回転し得るようにする
と共に上キヤツプに対し軸方向に移動し得るよう
にして削り器付き棒状化粧品を構成したものであ
る。上記切削刃は、回転操作部を回わして化粧料
芯をテーパー筒先端から押出し、これに押し当て
ると、天蓋が前記ばね圧に抗して上キヤツプ開口
から若干突出されるようになつているので、この
突出量を戻すように天蓋を回せば、芯は適量切削
されて所望の尖鋭形状になる。
すなわち、軸筒を例えば右手の指で持ち、テー
パー筒に被つているキヤツプを左手の指でおさ
え、軸筒(回転操作部)を回わすと、化粧料芯が
回転しないでテーパー筒の先端から進出して上キ
ヤツプ内に収まつている切削刃に当る。さらに芯
を突出させるとそれに押されて天蓋は芯の突出量
に相当する長さだけ上キヤツプの開口から突出さ
れる。そこで、テーパー筒外周のキヤツプを例え
ば右手に持ち替え、突出した天蓋を左手でつまん
で回転させると、切削刃が化粧料芯に対し回転
し、天蓋−切削刃はばね圧で芯に押しつけられて
いるから、切削刃のエツジで化粧料芯は削られ
る。天蓋が元に戻り、上キヤツプ開口に座着した
位置では、天蓋を回わしても最早芯は削れない。
従つて、はじめに天蓋を上キヤツプ開口から少量
突出させれば芯は少しだけ削られ、大きく突出さ
せれば沢山削られるので、使用者は自分の好みで
芯の削り方を簡単に決められる。
〔考案の実施例〕
図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。第1図は本考案の削り器付き棒状化粧品の一
実施例の縦断面図であり、第2図は第1図−
線に相当するテーパー筒、芯チヤツク、化粧料芯
の横断面図、第3図は切削刃の斜視図である。
第1図において、軸筒1は尾端を閉じた筒体
で、その内周にラセンみぞ1a(鎖線で略示)を
有する。この先端部側にテーパー筒2が、軸筒1
に対し相対回転可能に、ただし軸方向に抜け出す
ことなく嵌め合わされている。この嵌め合わせ個
所3は周知の環状みぞと凸起のかみ合わせによれ
ばよい。テーパー筒2には、内孔2aが第2図に
示すような非円形断面孔として軸筒1の内孔と同
軸に形成され、ここに挿入された押棒4は尾端の
突起4aがラセンみぞ1aと係合して進退運動さ
れ、押棒4の先端には上記非円形孔2aと相似形
の芯チヤツク5が形成されて化粧料芯6を保持し
ている。テーパー筒2に対し軸筒1を回わすと、
押棒−芯チヤツク−化粧料芯は回転しないで進出
(又は後退)するが、芯チヤツク5の進出限度は
テーパー筒先端の肩7によつて抑えられる。
テーパー筒2の外表面には軸方向の縦みぞ8が
1本又はそれ以上刻設され、縦みぞ8に対応する
縦リブ9を内周に有するキヤツプ10がテーパー
筒2に被冠される。主としてデザイン上の要求か
ら、キヤツプ10は軸筒1の外周にも被さる長さ
とされるが、その場合にはキヤツプ10の後端
(第1図で右端)近くの内周に環状みぞ11を形
成し、これにスナツプ嵌めされる小凸突12を軸
筒1の外周に設けて、キヤツプ10が自然には軸
筒1から抜け落ちることがなく、且つキヤツプ1
0と軸筒1との間に容易に相対回転が行なえるよ
うにする。勿論、縦みぞ8に縦リブ9が係合した
時、キヤツプ10とテーパー筒2とは相対回転し
ない。
キヤツプ10の先端(第1図で左端)は隔壁1
3を有し、その中央に芯6を出没させる開口13
aが穿設される。隔壁13は芯の削り屑がテーパ
ー筒の周りに落ち込まないよう遮断する。キヤツ
プ10の先端は隔壁13より先へやや小径の延長
部14として延設され、この延設部14上にアン
ダーカツト15などを介して上キヤツプ16が被
冠される。上キヤツプ16とキヤツプ10との接
合部は斜状17に形成され、上キヤツプ16を回
わしてキヤツプ10から離脱させるのを容易なら
しめている。上キヤツプ16の先端(図で左端)
は開口され、その縁に肩18が内向きに形成され
ている。
上キヤツプ16の開口には天蓋19が挿入され
る。天蓋19は、上キヤツプ16の外に出ている
円板状部分と、上キヤツプ16の内部に挿入され
ている円柱状ブロツク部とから成り、円柱状ブロ
ツク部の内端には肩20が形成され、この肩20
と前記肩18との間にばね21が巻装され、天蓋
19を常時化粧料芯6の方へ押している。天蓋1
9の円柱状ブロツク部の内端には切削刃22が取
付けられる。切削刃22は、例えば第3図に示す
ように中心孔23を有する円筒の一部を円筒母線
に沿つて切欠いたような形状をなし、基部は第1
図に破線で示すように円柱状ブロツク部に埋め込
まれ、露出部は芯の所望の尖鋭形状に合わせて切
頭円錐形の断面形状をなし、この円錐部22bの
一端にエツジ22aが形成されて切削の用をな
す。エツジ22aは円錐部22bの両端に設けて
もよい。
以上のような構成において、第1図でキヤツプ
10を例えば左手の指でおさえ、軸筒1を右手で
回わすと芯6はテーパー筒2の先端から回転しな
いで進出し、第4図に示すように切削刃22の円
錐部22bに接触し、これを図で軸方向左方に押
すので、天蓋19は第4図のようにばね21に抗
して上キヤツプ16から突出される。この天蓋1
9の突出量は、芯が切削される長さの目安である
から、使用者は所望の適量だけ天蓋を突出させれ
ばよい。そして今度はキヤツプ10を例えば右手
で持ち、左手で天蓋19を持つて第4図に示す矢
印のように反時計回りに回わすと、ばね21の軽
い押圧力で切削刃22が芯6に押しつけられてい
るから、エツジ22aにより太い芯先6′は削ら
れ、天蓋19は次第に引込んで第5図に示すよう
に元の位置に戻る。この時、化粧料芯6はその先
端が所望の尖鋭形状6aに削られている。
なお、切削刃22の円錐部22bの両端にエツ
ジ22aをつければ、突出した天蓋19を左右ど
ちらに回わしても芯が削れる。また、尖鋭形状6
aをもつと尖つた形にしたい時は、切削刃22の
中心孔23を細くすればよく、切削刃22の断面
形状は図示のものに限定されない。
〔考案の効果〕
以上説明の如く、本考案によればキヤツプに切
削刃を組込んであるから、いつでも、どこでも手
軽に芯を削ることができ、この芯削りは予め芯を
押出して天蓋の突出量を自分で決めることにより
自分の望む適量を削ることができ、また切削刃は
軽いばね圧で芯に押しつけられているからただ天
蓋を回わすだけでいつでも同じ接触圧できれいに
削ることができ、削りすぎや削り損いという失敗
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の削り器付き棒状化粧品の一実
施例を化粧料芯の突出していない状態で示す縦断
面図、第2図は第1図−線で切断したテーパ
ー筒と芯チヤツクと化粧料芯の横断面図、第3図
は本考案における切削刃の一例を示す斜視図、第
4図は芯を進出させ削り器の天蓋を突出させた状
態を示す部分断面図、第5図は天蓋を回わして突
出量を元に戻し芯が適量削られたことを示す部分
断面図である。 主要符号、1……軸筒(回転操作部)、1a…
…ラセンみぞ、2……テーパー筒、4……押棒、
5……芯チヤツク、6……化粧料芯、8……(テ
ーパー筒外周の)縦みぞ、9……(キヤツプ内周
の)縦リブ、10……キヤツプ、16……上キヤ
ツプ、19……天蓋、21……ばね、22……切
削刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内周にラセンみぞを有する軸筒とその先端部側
    に位置するテーパー筒とを相対回転可能に嵌め合
    わせ、前記ラセンみぞに係合する尾端の突起を有
    する押棒の先端に断面非円形の芯チヤツクを介し
    て化粧料芯を保持し、該芯チヤツクが前記テーパ
    ー筒内の断面非円形孔内を摺動し得るようにした
    棒状化粧品において、 テーパー筒の外表面にこれと相対回転しない先
    端の開口したキヤツプを着脱可能に嵌装し、該キ
    ヤツプの開口先端にさらに嵌め合わせた先端の開
    口している上キヤツプに、前記キヤツプに対し相
    対回転し得ると共に軸方向に進退し得る天蓋を、
    軽いばね圧で常時化粧料芯の方向へ押して上キヤ
    ツプ開口内に取付け、該天蓋の化粧料芯に面する
    内端に切削刃を取付け、該切削刃に化粧料芯の先
    端を押しつけて前記天蓋を上キヤツプ開口より突
    出させ得るようにしたことを特徴とする削り器付
    き棒状化粧品。
JP16152486U 1986-10-23 1986-10-23 Expired JPH0240900Y2 (ja)

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JP16152486U JPH0240900Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JPS63175517U JPS63175517U (ja) 1988-11-15
JPH0240900Y2 true JPH0240900Y2 (ja) 1990-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011502829A (ja) * 2007-11-12 2011-01-27 シュヴァン−スタビロ コスメティクス ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ペンシル

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JP3513099B2 (ja) * 2000-10-17 2004-03-31 鈴野化成株式会社 棒状化粧材繰出容器
DE202009011179U1 (de) 2009-08-17 2011-01-05 Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co. Kg Stift, insbesondere Kosmetikstift
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