JP3513099B2 - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents
棒状化粧材繰出容器Info
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Description
て使用する、化粧材繰出容器に関する。特には、棒状化
粧材を削るための削器並びにキャップを必要とする、棒
状化粧材繰出容器に関する。
り、この芯削り器をキャップを設けてなる棒状化粧材繰
出容器としては、特開平6−199093をあげる事が
出来る。前記発明は、棒状化粧材繰出容器の先端部に被
せられるキャップ内に、バネの付勢によって芯削り器を
回動不能直動可能に設けて、芯を削る手段としたもので
ある。
るとキャップの構造が複雑となるとともに製造コストが
高くなり。更に、バネに棒状化粧材を削ったカスがたま
って伸縮が妨げられないようにするために、バネを設置
する部分を隔離する必要が生じその分キャップの形状が
大きくなり。また、棒状化粧材を収納した前部におい
て、棒状化粧材の周りに芯チャックの肉厚分の隙間があ
るので、削る際の抵抗により棒状化粧材の材質によって
は曲がりによる変形が生じ、折れなどの事故につながる
可能性があった。
同様の構造の木の容器に収納された棒状化粧材を鋭角に
削るため、棒状化粧材繰出容器とは別製品の、歯の部分
においては最も切れ味のよい鉄などの金属を用いて製作
されていた。しかしこのような、金属を用いた芯削り器
を棒状化粧材繰出容器のキャップ内に設置すると、構造
が複雑になり、ひいては製造コストが高くなリ実用化さ
れなかった。
た芯削り器は、小さなものであるために持ち運ぶ際に紛
失しやすく、さらに歯の部分等に芯材の削りカスが付着
し、ポーチなどに入れて持ち運ぶとポーチの中身を汚し
たりするという不都合があったが、シャープなラインが
引きたいという使用者は、上述の木軸の化粧材を芯削り
器で削って使用しているのであるが、芯材の先は使用に
伴ってすぐに丸くなってしまうため、シャープなライン
を引くためには使用時毎に化粧材を削り直す必要があ
り、使用者は前記の問題点がありながらも、棒状化粧材
繰出容器とは別に芯削り器を携帯せざるを得なかった。
鑑み、低いコストで製作することが可能でありながら、
携帯する際に紛失することのないように、棒状化粧材繰
出容器に組み込み可能で、且つ棒状化粧材に曲がり等か
らくる折れの事故を生じにくい棒状化粧材容器を提供す
るものである。
材を削るためにあることは記述した。しかしながら、棒
状化粧材繰出容器の場合は、棒状芯のみを容器先端より
進退させるものであるため、棒状化粧材芯のみを削るの
には固い金属を必要としない点を利用するものである。
そのためコスト的に優れた製品でありながら、鋭角なラ
インが描けるという木軸タイプの利点と、経済的で携帯
性に優れているという棒状化粧材繰出容器の利点とを併
せ持つ、新たなタイプの製品を提供できるものである。
に、第1の発明では、先筒に容器本体筒を回動可能に連
結した容器本体と、この容器本体に先端に棒状化粧材を
保持する芯チャックを設けた芯チャック押棒を内挿し、
前記先筒と前記容器本体筒の回動を以てこの芯チャック
押棒の進退を行うとともに、前記先筒の先端開口孔を被
うキャップを有する棒状化粧材繰出容器において、前記
先筒内に形成された一条螺旋溝と、前記芯チャックは前
記一条螺旋溝内に位置する螺旋芯チャックからなり、前
記キャップと前記先筒とが同期に回動する手段と、前記
キャップまたは前記先筒と前記容器本体筒との回動によ
り、前記螺旋芯チャックに保持された棒状化粧材を突出
させ、前記キャップ内の削り部に当接する事によって前
記棒状化粧材の先端部を削る手段を講じたものである。
の前記螺旋芯チャックから延長して形成された螺旋係合
部と、前記螺旋係合部と前記一条螺旋溝とが螺合する螺
合機構と、前記芯チャック押棒と容器本体筒とが同期に
回動する回転止機構と、前記螺合機構と前記回転止機構
とにより前記芯チャック押棒を前記先筒内の螺旋ピッチ
に沿って進退可能とした。
の前記螺旋芯チャックの螺旋の延長線上に形成された係
合突起と、前記係合突起と前記一条螺旋溝とが螺合する
螺合機構と、前記芯チャック押棒と容器本体筒とが同期
に回動する回転止機構と、前記螺合機構と前記回転止機
構とにより前記芯チャック押棒を前記先筒内の螺旋ピッ
チに沿って進退可能とした。
との同期係合部を有する筒体とこの筒体の前端開口孔を
開閉可能な蓋体とからなり、内部に削り部を備えてい
る。
ヒンジ部で連結され、一体に形成されている。
明の棒状化粧材繰出容器においては、棒状化粧材の進退
する先端開口孔を備えた先筒と容器本体筒とを回動可能
に連結して容器本体を構成するものである。
持する芯チャックを備えた芯チャック押棒を内挿するわ
けであるが、この芯チャック押棒は先筒と容器本体筒と
の回動により進退を行う。
旋芯チャックは、螺旋片より形成され、その螺旋の腔部
に棒状化粧材の尾部を保持する。
螺旋片により構成された螺旋芯チャックは前記一条螺旋
溝内に位置し、この一条螺旋溝に沿ってこれに螺合しつ
つ移動を行う。
ているが、このキャップ内には削り部が形成されてい
る。
が用いられている。従って、キャップまたは先筒と容器
本体筒との回動により、前述の押棒は先端へと移動を始
め、押棒先端の芯チャックに包括されている棒状化粧材
も先筒先端開口孔より突出を始め、芯先がキャップ内の
削り部に当接する。
粧材先端部はキャップ内の削り部に回動しながら当接を
続け、結果削られていくこととなる。
開口孔とそれに続く内周面はほぼ同じ寸法で製作可能と
なり、棒状化粧材は螺旋溝以外の先筒内周面とは、きわ
めて小さい寸法差で接しながら移動するため、結果とし
て棒状化粧材は横からは先筒先端開口孔、先筒内周面、
そして尾部を螺旋芯チャックにより支持されることにな
る。
を修正されるとともに、棒状化粧材を削る際にかかる抵
抗によって棒状化粧材がよじれたり、折れたりすること
を防止することが出来る。このとき、先筒内周面は螺旋
溝と螺旋溝の間に形成されているので、棒状化粧材と先
筒の接触する面積を最小とすることが可能となり、引い
ては内周面で支持しながら最小限の摺動抵抗とすること
を可能にするものである。
先端に螺旋片よりなる螺旋芯チャックを形成し、この螺
旋芯チャックから延長して螺旋係合部が形成されてい
る。この螺旋係合部は先筒内に配されている一条螺旋溝
に螺合して、螺合機構を構成するものであるが、一方に
容器本体筒側においては、芯チャック押棒を容器本体筒
と同期に回動させる回転止機構を構成するものである。
構によって棒状化粧材芯を繰り出すので、螺旋片に螺合
による余分な負荷をかけることが無く、特に細径芯の場
合には螺旋係合部を長く芯チャック押棒に形成すること
により、芯チャック押棒が先筒内でぶれることを最小限
とすることが可能となる。
後部に螺旋芯チャックの螺旋の延長線上に係合突起を形
成している。この係合突起は回動時に先筒内の一条螺旋
と係合し、螺合機構を構成するものである。このように
構成されているので製作が容易で製造コストを安くする
ことが可能となる。
えているキャップは、先筒との同期係合部を有する筒
体、及びこの筒体前端開口孔を開閉可能な蓋体により構
成されている。削り部は筒体内に配されていて、棒状化
粧材を削ったあとに蓋体を開放すると、芯先を削ったこ
とにより出た削りカスが手を汚さずに容易に捨てられる
ものである。
えているキャップは、削り部が配されている筒体と蓋体
とで構成されているが、この筒体と蓋体とがヒンジ部に
より連結され、一体のキャップとして構成されているも
のであるので、キャップを一部材で製作でき、コスト的
に優れている。
づいて詳細に説明する。図1,図2,図3,図4は、本
発明の第1実施例の棒状化粧材繰出容器1であり、図1
は棒状化粧材が下降限にある状態を表し、図2は棒状化
粧材Aが上昇限にある状態を示す図である。
状態を示し、(A)はキャップ60の縦断面図であり、
(B)は削られた状態での棒状化粧材を示し、この状態
で化粧を施すことが可能となる。
斜視図であり,(A)はキャップ60を、(B)は先筒
10を、(C)は芯チャック押棒30を、(D)は容器
本体筒20を示すものである。
各部材にそれぞれ明示してあるので、組図である図1〜
図3と照らし合わせながら説明をしていく。
0とこれに回動可能に連結された容器本体筒20からな
る容器本体2と、これに内挿され、先端に棒状化粧材A
を保持するチャックを備えた芯チャック押棒30とキャ
ップ60とで構成される。
能とする先端開口孔11を備え、内部に一条螺旋溝の螺
旋溝13が螺刻され、後部には後端開口孔12が設けら
れている。また、先筒10後部には回動部14が設けら
れ容器本体筒20と回動可能に連結される。
クは、前端に一条よりなる螺旋片31aで螺旋芯チャッ
ク31を形成し、この螺旋芯チャック31は前記先筒1
0内の螺旋溝13内に位置し、棒状化粧材Aの尾部は螺
旋芯チャック31の腔部31bに挿入され保持される。
旋溝13と同ピッチで製作されているので螺旋溝13内
を回動しながら軸方向に移動することが可能となってい
る。
旋芯チャックから延長して形成された螺旋係合部32が
設けられて、この螺旋係合部32と先筒10の螺旋溝1
3が螺合する事によって螺合機構を構成する。
3より大径なストッパー部37を設け、この表面に縦リ
ブ34が形成されている。
体筒20内の縦溝21とスプライン係合をすることによ
って回転止機構となる。
繰り出し進出とともに、この芯材を削ることを可能とす
るため、さらに蓋体50と筒体40よりなるキャップ6
0が、容器本体に装着されている。
0は、筒体40と、これに着脱可能な筒体前端開口孔4
5を開閉可能な蓋体50により形成され、筒体40内に
は削刃41aを備えた削り部41が設けられ、また下部
には先筒10の摘み部15に設けられている縦リブ16
と係合し同期の回転をする凹凸部42と、容器本体筒2
0の凸部22に嵌着し、容器本体筒20に回動可能に連
結される環状凹部43を備えている。
動を以下に説明する。図1の状態は芯チャック押棒30
が最下点に位置する繰り出し下降限における状態を示し
ている図である。
ッパー部37の後端面39は、容器本体筒20の有底底
面29に当接している。
とを相対的に回動させると、筒体40の後部凹凸部42
と先筒10の縦リブ16がスプライン係合により同期の
回動をするため、結局先筒10と容器本体筒20とを回
動させる事と同じ結果となる。
押棒30後部の、ストッパー部37の表面に形成した縦
リブ34と、容器本体筒20内に設けた縦溝21が、ス
プライン係合を構成して回転止機構となり、先筒10側
では、芯チャック押棒30の棒軸に形成した螺旋係合部
32が、先筒10内の螺旋溝13と係合する事によって
螺合機構を構成するため、上記回転止機構と螺合機構と
による繰出機構により、芯チャック押棒30は先筒10
内の螺旋溝13に沿って先筒10内を軸方向に移動す
る。
ク31は、先筒10内の螺旋溝13内に位置し、螺旋溝
13と同ピッチで製作されているため、腔部31bに棒
状化粧材Aの尾部を保持しながら先筒10の螺旋溝13
内を回動しながら軸方向に移動することとなる。
り、先筒10の先端開口孔11より突出を始め、筒体4
0内に設置された削り部41に当接する。
と同ピッチで回転しながら移動するため、筒体40内の
削り部41に当接した棒状化粧材Aは、削刃41aに対
して回動しながら当接する事となるので、棒状化粧材A
は、1回転する度に螺旋係合部32のリード分削られる
こととなる。
60を容器本体筒20より取り外すと、図3(B)に示
すように常に芯先が削られた状態で、棒状化粧材Aを使
用することが可能となる。
然出てくる棒状化粧材Aの削りカスA’は筒体40内の
削り部41の上面に残り、蓋体50を取り外してこれを
捨てればよい。
示すように、芯チャック押棒30の後部のストッパー部
37の前端面38が先筒10の後端面に当接する事によ
って上昇限となる。
を備えた筒体40と、及びこれに着脱自在な蓋体50に
よる構成されるキャップ60と容器本体筒20との回動
によって、棒状化粧材Aの軸方向の移動を行うものであ
る。また、図5に明示する筒体40と蓋体50とからな
るキャップ60を、先筒10の先端側に設けて先筒10
と容器本体筒20の回動を可能としてもよい。
転をするスプライン係合する構造が施されていることが
条件となる。
状化粧材Aは先筒10の螺旋溝13以外の内周面19
と、きわめて小さい寸法差で軸方向に移動可能なため、
先筒内で回転しながら進退を行っても、棒状化粧材Aの
硬軟のテクスチャーに関わらず、先筒10内周面19で
棒状化粧材の側面を支持されているために芯材の曲がり
が少なく、変形による強度の減少などの損傷を防ぐこと
が出来るということである。
片31aで形成された螺旋芯チャック31が、先筒10
内の螺旋溝13内に位置していることによって実現され
ている。
0内の螺旋溝13のピッチと同等に製作されている。
を備え、前部に着脱自在な蓋体50よりなるキャップ6
0を、容器本体筒20に対して回動可能着脱自在とし、
筒体40と先筒10を同期に回転する手段をもって、棒
状化粧材繰出容器1は製作されている。
体筒20との回動とにより、棒状化粧材Aは進出を始
め、筒体40内の削り部41に当接することによって、
棒状化粧材Aの先端は回転しながら削られることとな
る。
開口孔11及び内周面19,さらにその尾部は螺旋芯チ
ャック31により支持されるので、削られる際の棒状化
粧材Aの変形を最小限とすることができる。
ためには、棒状化粧材Aを削リ量は少ないほうがよく、
そのため、先筒10内の芯チャック押棒30が1回転し
た際に繰り出す長さを決める螺旋溝13のピッチは短い
ほうが好ましい。
外径には、その螺旋ピッチに沿って外径に係合条部31
cが形成されている。
旋芯チャック31の腔部31bに挿入されたとき、螺旋
溝13の溝底面に当接し内径寸法を拡開させないための
ものである。
合条部31cに代わって分散された突起としてもよく、
棒状化粧材Aの硬軟によって使い分けすることができ。
また、この係合条部31cは、接触する面積を最小とす
ることができるので、摺動時の抵抗を最小限とすること
が可能となると同時に、棒状化粧材を保持する保持力を
螺旋芯チャックの変形によって損なわれることがない。
従って、摺動時の抵抗を大きくしてもよいような、比較
的強度のある棒状化粧材芯を保持する際には、係合条部
31cを無くしてもよいものである。
施例である棒状化粧材繰出容器について説明する。
1の特徴であるが、先筒110,容器本体筒120,芯
チャック押棒130とを備えている点では第1実施例と
同様である。
筒側で螺旋係合部32が螺旋片31aから延長された一
条の螺旋状に形成されているのに対して、図6の棒状化
粧材繰出容器101の螺旋係合部は螺旋片131aの螺
旋の延長線上に係合突起132’として設けられてい
て、螺旋溝113に螺合するものである。
より表面に係合条部128を備えた棒軸129が立設さ
れ、芯チャック押棒130の内部にはこの棒軸129を
内挿する腔部139が設けられ、この腔部139には凹
凸部138が形成され、前記棒軸129の係合条部12
8とのスプライン係合によって回転止機能を構成してい
る。なお、この腔部は芯チャック押棒の径が太くなった
とき、押棒の成形時に樹脂が収縮して「ひけ」の発生を
防止するための、肉盗み孔と兼用するものであってもよ
い。
プ160は、筒体140と蓋体150とがヒンジ部16
1で連結され、一部材で構成されていることがあげられ
る。
る棒状化粧材繰出容器101の作動について説明する。
によって、キャップ160を構成する筒体140と先筒
110は、スプライン係合によって同期回転するため、
キャップ160と容器本体筒120の回動は結局、先筒
110と容器本体筒120との回動となる。
0の底面より立設した棒軸129と、芯チャック押棒1
30の腔部139がスプライン係合によって回転止機構
となり、また先筒110側では、先筒110の一条の螺
旋溝113に係合している芯チャック押棒130の係合
突起132’が螺合機構を構成する。
先端の螺旋芯チャック131に棒状化粧材Bを保持させ
た状態で先筒110内を螺旋溝113に沿って回転しな
がら進出することにより、先筒110の先端開口孔11
1より棒状化粧材Bが回転しながら突出を始め、キャッ
プ160の削り部141に当接し、さらに回転すること
によってその削刃で棒状化粧材Bの先端を鋭角に削って
いくことになる。
本体筒120より取り外して、化粧を施すことが可能と
なる。
160内に削りカスB’が溜まった際には、蓋体150
を開放してこれを捨てる。
ている図であり、芯チャック押棒130のストッパー部
137の上端面が先筒110の下端面に当接して、それ
以上の繰出を防止している。
棒状化粧材繰出容器1と、第2実施例である図6の棒状
化粧材繰出容器101を比較すると、キャップ160が
一部材で製作できるため、棒状化粧材繰出容器101の
方がキャップのみにおいては安価に製作できる。
対し、筒体内に削り部を持つキャップを必ず一つ装着す
るものであるから、なるべく安価に製作できるキャップ
の製作方法を取るべきであり、その点第2実施例の棒状
化粧材繰出容器101は、ヒンジ部によって筒体と蓋体
が一体で製作可能なため、コスト削減には非常に有効な
方法である。。
は、蓋体と筒体が別体で製作されるため、棒状化粧材繰
出容器101のキャップより、単価的にはやや高くなっ
てしまうが、外観上は、ヒンジ部等がないので美観に優
れるという点がある。
質を用いて製作すると、筒体内で削り部によって芯先が
削られていく様子を確認することが出来るため、削りす
ぎを防ぐこともでき、好みの尖り具合に削ることが出来
るので、使用する上で便利という利点がある。
降限の状態を示す一部断面図である。
態を示す一部断面図である。
である。(A)はキャップを、(B)は容器本体を示し
ている。
す立体図である。(A)はキャップ、(B)は先筒、
(C)は芯チャック押棒、(D)は容器本体筒を示して
いる。
る。
の下降限の状態を示す一部断面図である。
態を示す一部断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】先筒に容器本体筒を回動可能に連結した容
器本体と、この容器本体に先端に棒状化粧材を保持する
芯チャックを設けた芯チャック押棒を内挿し、前記先筒
と前記容器本体筒の回動を以てこの芯チャック押棒の進
退を行うとともに、前記先筒の先端開口孔を被うキャッ
プを有する棒状化粧材繰出容器において、 前記先筒内に形成された一条螺旋溝と、 前記芯チャックは前記一条螺旋溝内に位置する螺旋芯チ
ャックからなり、 前記キャップと前記先筒とが同期に回動する手段と、 前記キャップまたは前記先筒と前記容器本体筒との回動
により、前記螺旋芯チャックに保持された棒状化粧材を
突出させ、前記キャップ内の削り部に当接する事によっ
て前記棒状化粧材の先端部を削ることを特徴とする棒状
化粧材繰出容器。 - 【請求項2】前記芯チャック押棒先端の前記螺旋芯チャ
ックから延長して形成された螺旋係合部と、 前記螺旋係合部と前記一条螺旋溝とが螺合する螺合機構
と、 前記芯チャック押棒と容器本体筒とが同期に回動する回
転止機構と、 前記螺合機構と前記回転止機構とにより前記芯チャック
押棒を前記先筒内の螺旋ピッチに沿って進退可能とした
請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項3】前記芯チャック押棒先端の前記螺旋芯チャ
ックの螺旋の延長線上に形成された係合突起と、 前記係合突起と前記一条螺旋溝とが螺合する螺合機構
と、 前記芯チャック押棒と容器本体筒とが同期に回動する回
転止機構と、 前記螺合機構と前記回転止機構とにより前記芯チャック
押棒を前記先筒内の螺旋ピッチに沿って進退可能とした
請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項4】前記キャップは前記先筒との同期係合部を
有する筒体とこの筒体の前端開口孔を開閉可能な蓋体と
からなり、内部に削り部を備えていることを特徴とする
請求項1記載の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項5】前記筒体と前記蓋体とがヒンジ部で連結さ
れ、一体に形成されていることを特徴とする請求項4記
載の棒状化粧材繰出容器。
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