JP2002336041A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JP2002336041A
JP2002336041A JP2001145113A JP2001145113A JP2002336041A JP 2002336041 A JP2002336041 A JP 2002336041A JP 2001145113 A JP2001145113 A JP 2001145113A JP 2001145113 A JP2001145113 A JP 2001145113A JP 2002336041 A JP2002336041 A JP 2002336041A
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cylinder
shaped decorative
rod
shaped
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Atsushi Oba
淳 大庭
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Suzuno Kasei Co Ltd
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 先筒に容器本体を回動可能に連結し、芯
チャック部材を摺動可能に内挿して、芯チャック部材の
先端に支持された棒状化粧材が先筒内を回転しながら摺
動する繰出容器にキャップを設け、キャップ内に削部を
備えることによって、常時棒状化粧材の先端を尖らせて
使用できる棒状化粧材繰出容器を提供する。 【構成】 先筒10と継手部材40を固着するとと
もに、先筒10内に螺状片33で構成された芯チャック
部材30先端の化粧材保持部31を設置するとともに、
竿体38の雄ねじ32と前記継手部材40のねじ部41
を螺合して螺合機構とし、芯チャック部材30の腔部3
6に容器本体20底面より立脚した棒状部23を内挿し
て、係合部37と縦リブ24のスプライン係合で回転止
め機構とした繰出容器1aに、蓋体50と筒体60より
なるキャップを着脱自在とするとともに、筒体60内に
削部61を設けて、筒体60と先筒10が同期に係合す
る縦リブ62と同期係合リブ12を設けた棒状化粧材繰
出容器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状化粧材を繰り出し
て使用する棒状化粧材繰出容器に関する。特には、棒状
化粧材を削るための削り器を備えた棒状化粧材繰出容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】芯の削り器付きの棒状化粧材繰出容器で
あって、この削り器をキャップに設けてある棒状化粧材
繰出容器としては、特開平6−199093をあげるこ
とが出来る。
【0003】前記従来の発明は、棒状化粧材繰出容器の
先端部に被せられるキャップ内に、ばねで付勢された削
り器を設けて芯を削る手段としたものである。
【0004】上記の棒状化粧材繰出容器における保持部
として、従来ではカップのような形状をしたもの、或い
は爪片によるものなどが提案されている。しかし、これ
ら保持部の保持方法における保持力は一定であって、棒
状化粧材を削部で削ることを想定する本件発明の場合
の、削られる際の抵抗によって生じる回転方向の応力に
ついては考慮されていなかった。
【0005】言い換えれば、削部を備えた棒状化粧材繰
出容器では、棒状化粧材を使用して化粧する際に必要と
される軸方向からの応力に対する保持力と、化粧材が削
られる際に必要とされる回転方向にかかる応力に対する
保持力は異なるが、このように変化する応力に対応して
保持力が変化する保持部はなかったのである。
【0006】従って、従来の保持力が一定の保持部で
は、最も応力が大きい状態を基準として保持部と棒状化
粧材との係合の強さを設定する必要が生じ、このことに
より保持部に強く棒状化粧材が係合されなければならな
いので、保持部に棒状化粧材を装着する際に、変形した
り物性によってはゲル状に液化してしまうなどの弊害が
出るので、実際に必要とされる保持力を得ることが難し
かったのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の理由に
鑑み、先筒から繰り出された棒状化粧材が削られる棒状
化粧材容器に適した、棒状化粧材の保持部を有する棒状
化粧材容器を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、第1の発明では、先筒と、この先筒に回動可能に連
結された容器本体と、先端に棒状化粧材を保持する保持
部を備えた芯チャック部材と、前記容器本体と前記芯チ
ャック部材とが同期に回動する回転止め機構と、前記先
筒と同期に回動するねじ部と、前記ねじ部と前記芯チャ
ック部材の雄ねじとが螺合する螺合機構と、前記先筒と
前記容器本体とを相対的に回動させると、前記回転止め
機構と前記螺合機構とによって、前記棒状化粧材を前記
先筒の先端開口孔より回転させながら進退させる繰出機
構と、前記先筒に対して位置決めされ且つ同期に回動す
る削部と、前記保持部が前記芯チャック部材の雄ねじと
逆方向のつる巻線を描く螺状片を備えた。
【0009】第2の発明では、前記ねじ部を前記先筒と
同期に回動する別の部材に形成した。第3の発明では、
前記ねじ部を前記先筒と一体に成形した。
【0010】第4の発明では、前記削部を備えた筒体
と、この筒体の先端に開閉可能に取り付けられた蓋体と
を備えたキャップと、前記キャップは前記先筒と回動不
能に係合する係合手段を備えた。
【0011】
【作用及び効果】第1の発明において、容器本体と芯チ
ャック部材とが同期に回動する回転止め機構と、先筒と
同期に回動するねじ部と前記芯チャック部材の雄ねじと
が螺合する螺合機構と、を備えた繰出機構により、先筒
に対し容器本体を回動させると棒状化粧材が先筒に対し
回動しながら繰り出され、先筒に対して位置決めされ且
つ同期に回動する削部によって、雄ねじのリードに応じ
て棒状化粧材を削ることができる。
【0012】更に、前記保持部が前記芯チャック部材の
雄ねじと逆方向のつる巻線を描く螺状片からなるので、
削部が棒状化粧材を削る際の応力が棒状化粧材を通じて
保持部の螺状片にかかると、この応力によって螺状片の
内径の寸法が収縮しようとすることによって、棒状化粧
材を保持する保持力を高めることができる。即ち、最も
保持力が必要な棒状化粧材を削る際の回転方向の応力に
対応することが可能な保持部を備えた棒状化粧材繰出容
器が提供できる。
【0013】第2の発明においては、前記ねじ部を別の
部材に形成したので、先筒の先端開口孔に小径な棒状化
粧材支持面を設けても、先筒の下方向から見て成形不能
なアンダーカット部が生じないので、射出成形で形成す
ることができる。
【0014】第3の発明においては、前記ねじ部を先筒
と一体に成形したので、芯チャック部材が摺動する部分
から先端開口孔までを同一の内周面を得ることができ、
ひいては棒状化粧材を先筒内に化粧材を充填して作成す
ることが可能となり、且つ部品を減らすことができる。
【0015】第4の発明においては、削部を備えた筒体
と、この筒体に取り付けられた開閉可能な蓋体とからな
るキャップと、繰出容器の先筒と回動不能に係合する係
合手段を設けたので、通常に使用においては、繰出容器
のキャップとして使用されるが、棒状化粧材が減った際
に、キャップをした状態で繰出容器の容器本体とキャッ
プとを相対的に回動させると、先筒の先端から回動しな
がら棒状化粧材が繰り出され、この棒状化粧材は筒体内
部に設けられた削部に回転しながら当接して、芯チャッ
ク部材の雄ねじのリードの分が削られ先を尖らすことが
可能な棒状化粧材繰出容器が提供できる。
【0016】
【実施例】本発明の第1実施例を添付図面に基づき詳細
に説明する。図1は本実施例の棒状化粧材繰出容器1の
縦一部断面図であり、図2の(A)〜(F)は、図1の
第1実施例である棒状化粧材繰出容器において使用され
る各部材を示すものであり、図3は、図2の削部61の
A−A断面を表した断面図である。
【0017】本実施例は、先筒10と容器本体20内の
芯チャック部材30先端の化粧材保持部31に支持され
た棒状化粧材Aが、先筒10の先端開口孔11より回動
しながら突出をするように構成し、且つ、キャップ3内
の削部61と先筒10とが同期に回転する手段を備えて
いるので、キャップ3に対して容器本体20を回動させ
ると、容器本体20と同期に回動する芯チャック部材3
0に保持された棒状化粧材Aが、一定の距離を持って位
置決めされた削刃67に対して回転しながら先端開口孔
11より繰り出され、やがて棒状化粧材Aが削刃67に
当接すると、棒状化粧材Aは削刃67によって削られ、
この構成により棒状化粧材Aの芯先を尖った状態にする
ことができる棒状化粧材繰出容器1を提供しようとする
ものである。
【0018】このように、棒状化粧材Aを繰出と同時に
削るようにしたので、芯チャック部材30が先筒10に
対し一回転した際に芯チャック部材30が繰り出される
距離を決定する後述する雄ねじ32のリードは、棒状化
粧材Aを削る際の抵抗および削りしろなども考慮され
て、例えば1リード=1mm以下に設定されることが好
ましい。
【0019】図2の各部品の符号は、各部品を10の位
でくくり、その部品の特徴のある部位は下1桁の番号を
変えて表してある。 (A)先筒10は先端に棒状化粧材Aが進退する先端開
口孔11を備え、その外周にはキャップ3の部材である
筒体60と同期に係合する同期係合リブ12が設けてあ
る。
【0020】さらに内径には、継手部材40との同期係
合部であるスプライン係合部13が形成され、その下部
に前記継手部材を連結する凹部14が備えられている。
【0021】(B)継手部材40は、前記先筒10との
同期係合部44を外周上部に設け、前記先筒10と固着
嵌合する第1嵌合部42と、容器本体20と回動可能か
つ脱落不能に嵌合する第2嵌合部43を、それぞれ外周
に形成するとともに、内径にはねじ部41を螺刻してい
る。
【0022】(C)容器本体20は、前記継手部材40
との回動部として使用される凹部21を内径前部に備
え、キャップ3の筒体60との着脱嵌合部を外径に凸部
22として形成している。さらには底面より棒状部23
が立設され、この表面には縦リブ24が設けられ、芯チ
ャック部材30との回転止め機構を構成する。
【0023】(D)芯チャック部材30は、先筒10・
継手部材40及び容器本体20の連結された筒内に内挿
され、先端には螺状片33で形成された化粧材保持部3
1内に棒状化粧材Aを保持するとともに竿体38表面に
は一条螺旋で製作された雄ねじ32が形成され、後部に
はコの字型にスリット34で形成されたベンド片35が
設けられている。
【0024】前記雄ねじ32は、継手部材40内径のね
じ部41に螺合して螺合機構を構成し、前記竿体38内
径に備えられた腔部36は、前記容器本体20の底面よ
り立脚した棒状部23を内挿するとともに、この棒状部
23の縦リブ24と、腔部36に形成された係合部37
がスプライン係合して回転止め機構を構成する。
【0025】以上、記載の(A)(B)(C)(D)の
各部材を繰出容器1aは備えている。
【0026】キャップ3は(E)筒体60と、これに着
脱自在な(F)蓋体よりなる。筒体60内には、削刃6
7を備えた削部61が筒体60と一体に形成され、内部
には容器本体20に着脱自在な凹部66が設けられ、ま
た、縦リブ62は前記先筒10外周の同期係合リブ12
と回動不能に係合している。又、削部61の削刃67
は、先筒10に対して予め決められた距離で位置決めさ
れ、且つ棒状化粧材が繰り出される際の回転方向に対抗
するように形成されている。
【0027】以上のように構成される本発明の第1実施
例の棒状化粧材繰出容器1は、以下のように使用され
る。
【0028】キャップ3の筒体60と容器本体20を相
互回転すると、筒体60内の縦リブ62と、先筒10の
同期係合リブ12のスプライン係合によって、筒体60
と容器本体20の相互回転は結局先筒10と容器本体2
0との回動となる。
【0029】芯チャック部材30の竿体38に形成され
た、細かいリードの一条の雄ねじ32は、先筒10内の
ねじ部41に螺合することで螺合機構を構成している。
また、芯チャック部材30の内径腔部36は、容器本体
20の底面より立脚された棒状部23を内挿するととも
に、係合部37と縦リブ24の係合によって回転止め機
構を構成するため、芯チャック部材30の化粧材保持部
31に保持された棒状化粧材Aは、先筒10と同期に回
転するねじ部41に沿って先筒10内を回転しながら、
先筒10先端開口孔11より突出を始める。
【0030】やがて棒状化粧材Aの先端は、筒体60内
の削部61の削刃67に回転しながら当接し、先端を削
られながらさらに前進することとなる。
【0031】使用者はキャップ3を容器本体20より離
脱して、尖った棒状化粧材Aの先端で化粧を施すことが
出来る。そして蓋体50と筒体60を分離して、棒状化
粧材Aの削りカスを捨て、再びキャップ3を装着すれば
よい。
【0032】このように、本実施例の機構によれば、消
費した棒状化粧材Aの分だけ棒状化粧材を前進させれ
ば、また使いたてのように先端が尖った状態で使用でき
るものである。
【0033】本実施例の、芯チャック部材30の雄ねじ
32が右ねじで螺刻された場合、棒状化粧材Aの化粧材
保持部31を構成する螺状片33は、つる巻線が右ねじ
の雄ねじ32とは逆方向の左ねじのつる巻線を描く螺状
片33で製作され、この螺状片33で棒状化粧材Aを保
持することを本実施例の特徴としている。
【0034】また、化粧材保持部31の螺状片33の幅
とピッチ等の形状は、棒状化粧材Aをしっかりホールド
できるものであればよく、竿体38上の雄ねじ32のリ
ードとは異なってもよく、更に螺状片の肉厚および幅等
も必ずしも一定である必要はないものである。
【0035】本実施例の棒状化粧材Aは先筒10内を回
転しながら摺動し、なおかつ筒体60内の削部61に当
接して削刃67でこれを削るため、当然ながら棒状化粧
材Aに削刃67に当接し、削られるための圧力がかけら
れることとなる。これを支えるのは、化粧材保持部31
と先筒10前端内周の棒状化粧材支持面15のみであ
る。特に化粧材保持部31は、回動しながら削られる圧
力に負けない保持力が必要となる。
【0036】上記事情を鑑み、通常の化粧する際に必要
とされる棒状化粧材Aの保持力に対し、棒状化粧材Aを
削部61で削る際の保持力を可変可能な化粧材保持部を
提案するものである。
【0037】本実施例の化粧材保持部が竿体38上の右
雄ねじ32aと逆の左ねじ螺状片33aとしてあるた
め、反時計回りの棒状化粧材Aが削られる際に、左ねじ
螺状片33aの先端を引っ張る方向の時計回り方向の応
力が棒状化粧材Aに掛る、この応力は螺状片33aの内
周径の寸法を収縮するように作用するので、螺状片33
aは棒状化粧材Aを締め付けながらホールドすることと
なり、この削る際に加えられる圧力を利用して棒状化粧
材Aを保持していることが、本実施例の特徴である。
【0038】第1実施例において、芯チャック部材30
の後部にコの字型スリット34を設けてベンド片35を
設け、繰出の上昇限において、このベンド片の上端が継
手部材40の後端に当接して上昇限となるように設定さ
れている。
【0039】図4〜図6までは本発明の第2実施例を示
すものである。図4は棒状化粧材繰出容器101の縦一
部断面図を表し、図5は前記棒状化粧材繰出容器101
に使用される棒状化粧材Bを示すもので、図6の(A)
〜(F)までは、前記棒状化粧材繰出容器101に使用
される各部材を示してある。
【0040】以下に、第2実施例である棒状化粧材繰出
容器101の各部材を詳細に説明する。なお、特に説明
の無い部材については、下2桁の符号が同一の第1実施
例の部材の説明を準用する。
【0041】(A)先筒110は、先端に棒状化粧材B
を進退する先端開口孔111を備え、ねじ部116で第
1腔部117と後部の第2腔部118とに分けられ、後
部の第2腔部118の凹部114は容器本体120の第
1凸部122と回動可能に嵌合する。
【0042】第1腔部117は先端開口孔111より底
面119までほぼ同寸で形成され、芯チャック部材13
0の化粧材保持部131は前記底面119に当接する。
また、竿体138の雄ねじ132は前記ねじ部116に
螺合して螺合機構を構成している。
【0043】また、先筒110の外周には、蓋体150
と筒体160とを備えたキャップ103と同期に係合す
る同期係合リブ112が設けられている。
【0044】(B)容器本体120は、外周にOリング
4を巻装するOリング溝125を備えるとともに、先筒
110との連結に使用される第1凸部122と、キャッ
プ103を構成する筒体160との着脱自在の嵌合に使
用される第2凸部123を備えている。また、穿設され
た腔部には、後述する回転止め機構に使用される係合溝
124が設けてある。
【0045】(C)芯チャック部材130は、前端に棒
状化粧材を保持する化粧材保持部131を螺状片133
により形成し、この螺状片133の外径には突起133
bを設けて、先筒110の第1腔部117内を棒状化粧
材Bを保持して摺動したときに、螺状片133が計画し
た寸法より拡がらないようにする工夫が施されている。
【0046】竿体138には細かいリードの右雄ねじ1
32aが形成され、これに対応して前記化粧材保持部1
31の螺状片133は、左ねじ螺状片133aとして設
定される。
【0047】また後端には、回転止め部材170を固着
する凹部138bが形成され、また、この回転止め部材
170を回転方向に規制する係合リブ138aが配され
ている。
【0048】(D)回転止め部材170は前記芯チャッ
ク部材130に回転不能摺動不能に取り付けられるとと
もに、外径に縦リブ174を設けて、容器本体120の
後部に形成した係合溝124にスプライン係合して回転
止め機構を構成する。また、この回転止め部材170の
上端面173は、先筒110のねじ部116の後端面に
当接する繰上上昇限の役目もになっている。
【0049】又、繰出容器101aは、上記(A)
(B)(C)(D)に記載された、先筒110と容器本
体120と芯チャック部材130と回転止め部材170
とを備えている。
【0050】前記繰出容器101aに着装されるキャッ
プ103は、筒体160とこれに着脱自在の蓋体150
よりなり、 (E)筒体160の前端に突出した形で削部161が設
けられ、後端開口孔164側には、容器本体120に着
脱自在な凹部166と、先筒110と同期に係合する縦
リブ162を設けてある。
【0051】(F)蓋体150は前記筒体160に着脱
自在な凹部151を備え、筒体160の削部161で削
られた削りカスを捨てるときに筒体160より外され
る。
【0052】また、第2実施例の蓋体は透明素材で製作
すると、棒状化粧材Bの削られる様子を見ることが出来
るため、無駄に削りすぎたりを防ぐこともできる。
【0053】第2実施例の棒状化粧材繰出容器101
は、前記図6の(A)(B)(C)(D)(E)(F)
に示された各部材等で構成される。
【0054】棒状化粧材繰出容器101の作動、及び使
用方法は、第1実施例の棒状化粧材繰出容器1と略同様
であるが、棒状化粧材繰出容器101の特徴は、以下に
列記したものである。
【0055】(1)先筒110の第1腔部117に内挿
される棒状化粧材Bは、図5に示される如く尾部が小径
部B1となった成型芯、もしくは先筒110の先端開口
孔111より充填して形成される棒状化粧材Bが使用さ
れる。先端開口孔111より充填される棒状化粧材B
は、先筒110内の棒状化粧材支持面115との摩擦に
耐えられる芯材に限られる。この場合、棒状化粧材Bは
芯チャック部材130の螺状片133の間に入り込み固
着されている。
【0056】(2)先筒110の先端開口孔111より
底面119までほぼ同寸としたことにより、先筒110
後部にねじ部116を製作可能とするため、第1実施例
の継手部材40が本実施例においては必要ではなくな
る。同様に芯チャック部材130は、先筒110の先端
開口孔111より挿入されるため、芯チャック部材13
0と容器本体120が同期回転する回転止め部材170
を必要とする。また、この回転止め部材170の上端面
173は、先筒110内のねじ部116の後端面に当接
して、繰出上昇限となる。
【0057】(3)筒体160の前端に突出する形で削
部161が形成され、透明素材を用いた蓋体150とす
ると、棒状化粧材Bの削られる様子がより解りやすく、
無駄に化粧材を削りすぎることがない。
【0058】本発明の棒状化粧材繰出容器は、芯チャッ
ク部材が容器本体と同期に回動し、芯チャック部材が先
筒の先端開口孔から回転しながら繰り出される構造であ
れば、棒状化粧材繰出容器1,及び101の回転止め機
構および螺合機構の構造に限定されるものではなく、キ
ャップを構成する筒体が削部を備え、前記先筒と同期に
回動する手段を有するとともに、芯チャック部材が回動
する方向とは逆の方向で、化粧材保持部である螺状片が
製作され、棒状化粧材が削刃に当接し、削られる圧力に
対して前記螺状片が締め付けるように棒状化粧材の尾部
を支持することで、硬軟、または細さ、太さに関わら
ず、棒状化粧材の先端を、購入した状態と同様にいつも
尖らせた状態で使用できる棒状化粧材繰出容器を提供可
能とするものである。
【0059】又、本件発明において、先筒に対して位置
決め可能な棒状化粧材を削る削部を、実施例ではキャッ
プ内に設けたが、例えば複数等の繰出容器を収納する図
示しないケースを別に設け、そのケースに削部と縦リブ
62と同様な部位を設けて、削部付きのキャップに変え
ても良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦一部断面図である。
【図2】第1実施例の分解縦一部断面図である。(A)
は先筒を、(B)は継手部材を、(C)は容器本体を、
(D)は芯チャック部材を、(E)は筒体を、そして
(F)は蓋体をそれぞれ表している。
【図3】図2(E)のA−A断面図である。
【図4】第2実施例の縦一部断面図である。
【図5】図4の棒状化粧材繰出容器で使用される棒状化
粧材の側面図である。
【図6】第2実施例の分解縦一部断面図である。(A)
は先筒を、(B)は容器本体を、(C)は芯チャック部
材を、(D)は回転止め部材を、(E)は筒体を、そし
て(F)は蓋体をそれぞれ表している。
【符号の説明】
1・・・・ 棒状化粧材繰出容器 1a・・・ 繰出容器 A・・・・ 棒状化粧材 3・・・・ キャップ 10・・・ 先筒 11・・・ 先端開口孔 12・・・ 同期係合リブ 13・・・ スプライン係合部 14・・・ 凹部 20・・・ 容器本体 21・・・ 凹部 22・・・ 凸部 23・・・ 棒状部 24・・・ 縦リブ 30・・・ 芯チャック部材 31・・・ 化粧材保持部 32・・・ 雄ねじ 32a・・ 右雄ねじ 33・・・ 螺状片 33a・・ 左ねじ螺状片 34・・・ スリット 35・・・ ベンド片 36・・・ 腔部 37・・・ 係合部 38・・・ 竿体 40・・・ 継手部材 41・・・ ねじ部 42・・・ 第1嵌合部 43・・・ 第2嵌合部 44・・・ 同期係合部 50・・・ 蓋体 60・・・ 筒体 61・・・ 削部 62・・・ 縦リブ 66・・・ 凹部 67・・・ 削刃 101・・ 棒状化粧材繰出容器 B・・・・ 棒状化粧材 103・・ キャップ 4・・・・ Oリング 101a・ 繰出容器 110・・ 先筒 111・・ 先端開口孔 112・・ 同期係合リブ 114・・ 凹部 115・・ 棒状化粧材支持面 116・・ ねじ部 117・・ 第1腔部 118・・ 第2腔部 119・・ 底面 120・・ 容器本体 122・・ 第1凹部 123・・ 第2凸部 124・・ 係合溝 125・・ Oリング溝 130・・ 芯チャック部材 131・・ 化粧材保持部 132・・ 雄ねじ 132a・ 右雄ねじ 133・・ 螺状片 133b・ 突起 138・・ 竿体 138a・ 係合リブ 138b・ 凹部 150・・ 蓋体 151・・ 凹部 160・・ 筒体 161・・ 削部 162・・ 縦リブ 164・・ 後端開口孔 166・・ 凹部 170・・ 回転止め部材 173・・ 上端面 174・・ 縦リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先筒と、この先筒に回動可能に連結された
    容器本体と、 先端に棒状化粧材を保持する保持部を備えた芯チャック
    部材と、 前記容器本体と前記芯チャック部材とが同期に回動する
    回転止め機構と、 前記先筒と同期に回動するねじ部と、 前記ねじ部と前記芯チャック部材の雄ねじとが螺合する
    螺合機構と、 前記先筒と前記容器本体とを相対的に回動させると、前
    記回転止め機構と前記螺合機構とによって、前記棒状化
    粧材を前記先筒の先端開口孔より回転させながら進退さ
    せる繰出機構と、 前記先筒に対して位置決めされ且つ同期に回動する削部
    と、 前記保持部が前記芯チャック部材の雄ねじと逆方向のつ
    る巻線を描く螺状片を備えたことを特徴とする棒状化粧
    材繰出容器。
  2. 【請求項2】前記ねじ部を前記先筒と同期に回動する別
    の部材に形成したことを特徴とする請求項1に記載の棒
    状化粧材繰出容器。
  3. 【請求項3】前記ねじ部を前記先筒と一体に成形したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材繰出容器。
  4. 【請求項4】前記削部を備えた筒体と、 この筒体の先端に開閉可能に取り付けられた蓋体とを備
    えたキャップと、 前記キャップは前記先筒と回動不能に係合する係合手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材
    繰出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020080471A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社資生堂 カッター付き繰出し容器、固形物質収容容器、及び固形物質回転削り蓋

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