JPH0736542Y2 - 納骨壇、位牌壇の扉または引出台板 - Google Patents

納骨壇、位牌壇の扉または引出台板

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JPH0736542Y2
JPH0736542Y2 JP3039791U JP3039791U JPH0736542Y2 JP H0736542 Y2 JPH0736542 Y2 JP H0736542Y2 JP 3039791 U JP3039791 U JP 3039791U JP 3039791 U JP3039791 U JP 3039791U JP H0736542 Y2 JPH0736542 Y2 JP H0736542Y2
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JP3039791U
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JPH0588386U (ja
Inventor
孝司 中江
Original Assignee
株式会社小堀
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として納骨壇や位牌壇
に於ける観音開き式等により開閉する扉または祭事品を
載置した引出して供する引出台板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より墓地購入の希望者があっても、
寺域に余地がない場合に於いては、納骨堂を建てて多数
の納骨壇や位牌壇を設置することが多い。これは墓地の
供給数が少ないため、需給関係を充足する必然性から、
所謂マンション式に納骨壇や位牌壇を多数連続状態に設
置して礼拝に供するものである。これ等の納骨壇や位牌
壇に参拝する際には、通常例えば横20cm、縦60c
m程の扉を開放状態として本尊を敬うのであって、この
扉は中心部で左右に開閉する二枚扉或いは四枚扉または
片開き扉等の諸様式のものが存在しているが、いずれも
扉開放時の隅角部は尖鋭化を呈しており、従って礼拝時
の身体移動の際或いは子供の歩行の際に、前記扉の尖鋭
部が頭部へ衝突し、裂傷を負う危険性が頗る高く遺憾と
されたところである。
【0003】また、礼拝時には上記扉を開放し、更に諸
種の供物や祭事品を載せた台板を引出して供する場合も
あり、斯かる際にもその台板の尖鋭部が身体に接触する
危険性を具備するものであった。更にはまた斯かる扉形
成手段として用いられるビス等がその表面に出現して不
体裁でもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然るに本考案が提案す
る納骨壇、位牌壇の扉または引出台板にあっては、既述
従来の欠陥に鑑みて開発されたものであって、この種扉
または引出台板はダイキャストのアルミ板や側部材で組
立てられており、扉等の開閉時に角張った隅角部が身
体、特に子供の頭部等に接触して極めて危険度が高い欠
陥を是正し、隣接する側部材の縁部分間に丸身を有する
樹脂製の隅角部材を介在させることにより、如何なる場
合でも高い安全性を維持出来ると共に、扉や引出台板の
表面にアルミ製であるに拘らずビス止め部材等を出現さ
せない組立てが簡便な納骨壇、位牌壇の扉または引出台
板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記したような目的を達
成するがために本考案に係る納骨壇、位牌壇の扉または
引出台板においては、前板1と後板2と側部材3を主体
に構成する納骨壇、位牌壇の扉または引出台板に於い
て、四本の側部材3前後板1、2に接触する平行板部
の側面6、6aと前後板1、2の縁を収容する屈折縁
5、5aを形成した側縁9とから一体成型すると共に、
その内部を空洞7となし、且つ隅角部で互いに突合わせ
る端縁を45度の傾斜部10に切除して形成し、また直
角方向に延 びる脚部分11、12を備え、該脚部分1
1、12を互いの側部材3の空洞7内へ密に案内嵌合す
る隅角部材4は、その平面部分の一側と他側の夫々隅角
部に沿っ、45度の角度を持つ扁平な隆起帯部分1
3、13aを膨出させると共に、その隅角部の尖端部分
には、隆起帯部分13、13aと同一幅で隅角部材4の
厚身を跨えて屈折縁5、5aと同一高さとなし、その両
端縁に隆起帯部分13、13aと同一平面とする直角の
内折線15、15aを備えた垂直に突出隆起する棒状の
耳部14を垂設し、且つ耳部14の最外方面は膨出曲面
16に合成樹脂で単一成型し、隅角部材4の脚部分1
1、12と側部材3の側面6、6aとが接触する段差部
分をビス止め8して組立てた納骨壇、位牌壇の扉または
引出台板をその特徴としているものである。
【0006】
【作用】本考案の納骨壇、位牌壇の扉または引出台板に
あっては、隅角部材4の両脚部分11、12を側部材3
の空洞7へ嵌入すると、隅角部材4の45度の角度に扁
平に膨出する隆起帯部分13の側縁と、側部材3の45
度の角度に切欠された傾斜部10の側縁とが接触すると
同時に、隅角部材4の最外方面である外寄り隅部に垂設
される外面を膨出曲面16とした耳部14の側縁とも接
触することとなる。更に垂設した耳部14の両端縁に、
直角に折曲された内折縁15、15aの側縁にも前記傾
斜部10が接触することとなり、而して扉または引出台
板の隅角部は常に平滑で曲面を維持する作用を呈する。
【0007】
【実施例】次いで本考案による納骨壇、位牌壇の扉また
は引出台板に関する実施に際する一例について詳述す
る。
【0008】納骨壇、位牌壇Aは、マンション方式或い
はロッカー方式等のその複数個または多数個が連設して
成る納骨堂内に設置されるものであって、その納骨壇、
位牌壇Aは、片開き式或いは二枚、四枚等の観音開き式
の扉B、Cを開閉し、または供物や諸種の祭事品が載置
された引出台板を引出し使用される構成である。以下扉
の構成に限って説述する。
【0009】扉B、Cはアルミ製より成る前板1と後板
2並びに側部材3および合成樹脂製より成る隅角部材4
とから構成される。
【0010】側部材3は前板1と後板2の周縁に付設さ
れるものであって、扉B、C自体の側部を形成する側縁
9と、前後板1、2を案内して密接嵌合するための屈折
縁5、5aとを形成する。また側部材3の一側と他側に
は長手方向に沿って段付けの平行板部分である側面6、
6aを形設して、この側面6、6aと屈折縁5、5aと
で以って前後板1、2を挾持し、前後板1、2の前後振
動や揺動を確実に防止される。更に側部材3は、その内
部に空洞7を設けて後述する隅角部材4の夫々の脚部分
11、12を密接嵌合する。側部材3の端縁は、隅角部
で互いに後述する隆起帯部分13、13aを介して突合
わせられるように45度に切除された傾斜部10が形成
されている。
【0011】隅角部材4は、硬質の合成樹脂による一体
成型品であって、これ側部材3嵌合した際には、
部材3の端縁である傾斜部10が互いに直接接触するこ
となく、隅角部材4の隅角部に沿って45度の角度を持
つ扁平に膨出した隆起帯部分13、13aの側縁に当接
して停止する構成となっており、そうして隅角部材4は
脚部分11、12で直角に形成される。
【0012】脚部分11、12が交わる線である平面部
分の一側と他側の夫々隅角部に沿っては、隅角部より4
5度の角度に斜向する扁平な隆起帯部分13、13aを
膨出させ、またその隅角部の尖端部分には、その外縁に
連続して垂直に突出隆起する前記隆起帯部分13、13
aと同一幅で隅角部材4の厚身を跨えて、側部材3の屈
折縁5、5aと同一高さとする棒状の耳部14を形成す
る。耳部14は、隅角部材4の脚部分11、12を側部
材3の空洞7内へ嵌合した時に、耳部14の側縁と側部
材3の側縁9とが当接されて平滑となると共に、耳部1
4の最外方面は膨出曲面16に形成されているので、隅
角部は曲面16を呈する。
【0013】更に前記耳部14は、突出する両端部に直
角の内折縁15、15aを形成し、この内折縁15、1
5aは、隅角部に沿って45度の角度に膨出した隆起帯
部分13、13aと同一幅で且つ同一平面上に在り、側
部材3の屈折縁5、5aと同一の高さを備えるものであ
るため、これを組立てた場合には、耳部14の内折縁1
5、15aと側部材3の側縁9に在る屈折縁5、5aと
は面連続した平滑面を呈することとなる。この場合、内
折縁15、15aの折幅は側部材3の屈折縁5、5aの
折幅と同一幅に形成される
【0014】前記側部材3の空洞7内へ嵌入された隅角
部材4は、該隅角部材4の両脚部分11、12と側部材
3の側面6、6aとが接触する段差部分とでビス止め8
が施されて連結一体化されることで、ビス止め8の締結
部位が前板1または後板2の表面には出現しないものと
なる。
【0015】本考案による扉構成は、納骨壇や位牌壇の
扉または引出台板として最適で、その隅角部が子供等の
頭部に接触する危険性が緩和されるものであるが、各種
ロッカーや他の扉類にも充分に適用し得るものである。
【0016】
【考案の効果】本考案の納骨壇、位牌壇の扉または引出
台板に於いては、前板と後板とを固定する側部材を、平
行板部分である段付け側面と屈折縁とにより形成したか
ら、前板と後板との嵌合は極めて容易且つ堅牢であり、
更に嵌合した前板と後板の内部に、側部材と隅角部材と
の固定手段としてビス止めを施すため、ビス止め部分は
扉または引出台板の表裏両面に出現することなく、表側
を常に平滑に維持することが出来、美的効果は損われ
ず、高尚且つ荘厳感を保持することが出来る。
【0017】また相隣接する側部材により形成される隅
部分を傾斜させて、その間に合成樹脂製の隅角部材を嵌
合する構成であり、そうして隅角部材は直角方向に両脚
部分を、側部材に形成する空洞内へ密に嵌合する輪郭と
しているので、側部材へ安定状態で固定でき、特に側部
材の傾斜した端縁間は、隅角部材の尖端部に垂直に突出
する耳部の外面に丸身を持たせる連続させた輪郭となる
ので、納骨壇や位牌壇の扉の開放時や、祭事品が載置さ
れた引出台板を引出して使用する時に、隅角部が尖鋭化
されず常に丸身を帯びた曲面となるため、頭部その他の
身体部分へ接触しても極めて安全となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】納骨壇、位牌壇の一例を示す全体見取図であ
る。
【図2】扉の一部平面図である。
【図3】隅角部材の全体斜視図である。
【図4】隅角部材に側部材を嵌合する場合の一部斜視図
である。
【図5】図4におけるa−a線の断面図である。
【図6】隅角部材の側面図である。
【符号の説明】
1 前板 2 後板 3 側部材 4 隅角部材 5、5a 屈折縁 6、6a 側面 7 空洞 8 ビス止め 9 側縁 10 傾斜部 11、12 脚部分 13 隆起帯部分 14 耳部 15、15a 内折縁 16 曲面 A 納骨壇、位牌壇 B、C 扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板1と後板2と側部材3を主体に構成
    する納骨壇、位牌壇の扉または引出台板に於いて、四本
    の側部材3前後板1、2に接触する平行板部分の側面
    6、6aと前後板1、2の縁を収容する屈折縁5、5a
    を形成した側縁9とから一体成型すると共に、その内部
    を空洞7となし、且つ隅角部で互いに突合わせる端縁を
    45度の傾斜部10に切除して形成し、また直角方向に
    延びる脚部分11、12を備え、該脚部分11、12を
    互いの側部材3の空洞7内へ密に案内嵌合する隅角部材
    4は、その平面部分の一側と他側の夫々隅角部に沿っ
    て、45度の角度を持つ扁平な隆起帯部分13、13a
    を膨出させると共に、その隅角部の尖端部分には、隆起
    帯部分13、13aと同一幅で隅角部材4の厚身を跨え
    て屈折縁5、5aと同一高さとなし、その両端縁に隆起
    帯部分13、13aと同一平面とする直角の内折線1
    5、15aを備えた垂直に突出隆起する棒状の耳部14
    を垂設し、且つ耳部14の最外方面は膨出曲面16に合
    成樹脂で単一成型し、隅角部材4の脚部分11、12と
    側部材3の側面6、6aとが接触する段差部分をビス止
    め8して組立てたことを特徴とする納骨壇、位牌壇の扉
    または引出台板。
JP3039791U 1991-04-03 1991-04-03 納骨壇、位牌壇の扉または引出台板 Expired - Lifetime JPH0736542Y2 (ja)

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JPH0588386U JPH0588386U (ja) 1993-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2521702Y2 (ja) * 1993-08-04 1997-01-08 株式会社日本アルミ 納骨壇

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