JPS6231039Y2 - - Google Patents

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JPS6231039Y2
JPS6231039Y2 JP1983098927U JP9892783U JPS6231039Y2 JP S6231039 Y2 JPS6231039 Y2 JP S6231039Y2 JP 1983098927 U JP1983098927 U JP 1983098927U JP 9892783 U JP9892783 U JP 9892783U JP S6231039 Y2 JPS6231039 Y2 JP S6231039Y2
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JP
Japan
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side plates
plate
buddhist altar
fixed side
movable side
Prior art date
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JP1983098927U
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English (en)
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JPS606489U (ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は乾燥等に伴う側板に埋設した板反り防
止部材により仏壇本体の側板に反りを起こさせな
い移動側板の常時円滑な建て付けを可能とする仏
壇に関する。
(従来の技術) 従来箱形の仏壇として実開昭56−20590号公報
に見られるように、固定側板と可動側板を連続状
に列接して側面を形成する仏壇の天板下面及び地
板上面の欠く前辺と側板外側域に亘て軌道を設
け、扉板背面の凹部へ嵌合した屈曲辺端の垂直軸
によつて開閉自在に枢着した蝶番の凹形鈑片及び
凸形鈑片を扉板と可動側板の隣接側縁を背面に取
付け、扉板上下両縁面に垂直線上に一対の突子及
び可動側板の上下両端面に二対の突子を設けて前
記軌道に突子を摺動自在に嵌合した構成のものが
あつた。
又木製机の甲板として、甲板に刻設した溝に通
性材からなる反り防止用のバーを設けた発明(特
開昭55−68323号)も存した。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来の仏壇に於ける固定側板及び可
動側板には、乾燥による反りを防止する手段は講
じられていないので、この仏壇を部屋内に配置し
て使用した場合、前記各側板は乾燥により容易に
反り可動側板の建て付けが困難となつて、使用上
に不便を来す問題点を有し、又例え後者の反り防
止用のバーを使用しても固定並びに可動両側板の
確実な反り防止を図ることは出来ない問題点を有
するものであつた。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、特に仏壇を構成する移動側板
と固定側板との相対応する面に金属製の棒材から
なる板反り防止部材を埋設して、板の反り防止を
図り仏壇の長年使用に於ても移動側板の常時円滑
な建付けを得る仏壇の提供を目的としたものであ
る。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る仏壇は実施例に示すように、下台
1の上部に左右一対の固定側板6,6を取付けて
この固定側板の後端に背板7を張設し、該固定側
板6,6と背板7との上端に屋根部材8を設けた
箱形の仏壇本体9からなる仏壇に於て、前期固定
側板6,6に沿つて下台1の上端と、屋根部材8
との間に、摺動自在の移動側板10,10を嵌
め、該移動側板10,10の前端に扉13,13
を蝶着し、且つ移動側板10,10と固定側板
6,6と、この固定側板6,6へ対設した外装板
14,14とに於ける相対応する面でその長手方
向に沿つて刻設した溝12へ金属製の棒材からな
る板反り防止部材11,11,15,15を埋設
した構成である。
(作用) 本考案に係る仏壇を組立てる場合は、先ず所定
に形成した下台1の上部に、予め一方の面に金属
棒からなる板反り防止部材11,11を埋め込ん
だ左右一対の固定側板6,6を取付け、更にこの
固定側板6,6の後側に背板7を張つてこれを止
着してから、前記固定側板6,6と背板7との上
端に屋根部材8を取付けて箱形の仏壇本体9を組
立てた後、下台1と屋根部材8とに刻設した建付
け溝部に、一方の面で縦方向に金属棒からなる板
反り防止部材11,11を埋め込んだ移動側板1
0,10を摺動自在に嵌め、更にこの移動側板1
0,10の前端に仏壇本体9の開口部を閉じる扉
13,13を開閉自在に螺着し、又前記固定側板
6,6に対応させて、内面に金属棒からなる板反
り防止部材15,15埋めた外装板14,14を
設けて仏壇Aを形成するもので、使用に際し扉1
3,13を展開して所定に折畳んだ後、移動側板
10,10を後方へ摺動させて仏壇本体9を広く
開口して使用し、又閉じるときは、前記とは逆に
移動側板10,10を展張し仏壇本体9の開口部
を閉じるものである。
(実施列) 次に本考案に係る仏壇の実施例を図面第1図乃
至第6に基づいて説明する。
この実施例に於ける仏壇Aの下台1は、前部と
左右とに装飾用の面取りを施した座板部2と段形
に形成した上板部3と、側板4と、背板とより構
成しその形状は箱形をなし、且つ前端開口部に引
戸5,5を建付けて内部を仏道具等の収容部とし
てある。
前記下台1の上部には固定側板6,6と背板7
及び屋根部材8とからなる仏壇本体9が附設さ
れ、該仏壇本体9は下台1の上部左右に一対の固
定側板6,6を取付けてこの固定側板6,6の後
端に背板7を張設し、又固定側板6,6と背板7
との上端に、前部と左右とに装飾を施した屋根部
材8を取付けて箱形に形成してある。
更にこの仏壇本体9に於ける固定側板6,6に
沿つて下台1の上端と屋根部材8との間に、当縁
aの付いた移動側板10,10が前後方向へ摺動
自在に嵌め込まれ、該移動側板10,10と前記
固定側板6,6との相対応する面に、板反り防止
部材11,11が埋設してある。この板反り防止
部材11,11は金属製の棒材を使用し、前記固
定側板6,6と移動側板10,10の面部に於け
る長手方向に沿つて間隔を隔てて刻設した溝12
へ埋設したものである。
次に前記移動側板10,10の前端は、仏壇本
体9の開口部を閉塞する折畳み式で観音開きの扉
13,13が回動自在に螺着してある。
更に固定側板6,6の外側に外装板14,14
が嵌め込まれ、この外装板14,14の内面にそ
の長手方向に沿つて刻設した溝に金属棒からなる
板反り防止部材15,15が埋設してある。
以上のこの実施例による仏壇Aを組立て使用す
る場合は、下台1上に左右一対の固定側板6,6
と外装板14,14とを取付け、更に之等の後端
に背板7を又上端に屋根部材8を夫々取付けて箱
形の仏壇本体9を形成し、又この仏壇本体9に移
動側板10,10を嵌めると共に、この移動側板
10,10の前端に扉13,13を蝶着して仏壇
Aを組み立てるもので、使用する場合は扉13,
13を展開し更に移動側板10,10を後方へ移
動させて仏壇本体9を広く開口させて使するもの
である。
尚本考案に於ける板反り防止部材11,11,
15,15は図面第6図に示すように、ジグザグ
に屈曲したものを使用する場合もある。
ハ 考案の効果 本考案に係る仏壇は前記のように下台、固定側
板、背板、屋根部材、と扉とからなる仏壇に於
て、固定側板に沿つて下台の上端と、屋根部材と
の間に、移動側板を摺動自在に嵌め更にこの移動
側板と固定側板並びにこれの外装板とに相対応す
る面でその長手方向に沿つて刻設した溝へ金属製
の棒材からなる板反り防止部材を埋設したもので
あるから、この仏壇を長年使用しても、仏壇本体
を構成する固定側板とこれの外装板及び移動側板
とに、金属棒からなる板反り防止部材が溝内に埋
め込まれているので、これが芯材となつて前記固
定側板と移動側板及び外装板は、乾燥等により容
易に反ることはないから、この反りに起因する扉
の合わせが困難となつたり、移動側板の摺動が重
くなつたり、或いは移動側板が固定側板へ接触し
てこれの不円滑な建付けとなることもないので、
常時軽快な摺動を可能とし、併せて各構成板の強
度も高くなるので、堅牢な仏壇を得ることも出来
る特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る仏壇の実施例を示す
扉を省略した状態の斜視図、第2図は仝上一部を
破断した状態の側面図、第3図は仝上一部を横断
した平面図、第4図は仝上要部の拡大横断平面
図、第5図は移動側板の側面図、第6図は移動側
板の他の実施例を示す側面図である。 尚図中、1は下台、6,6は固定側板、7は背
板、8は屋根部材、10,10は移動側板、1
1,11は板反り防止部材、12は溝、13,1
3は扉、14,14は外装反、15,15は板反
り防止部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下台1の上部に左右一対の固定側板6,6を取
    付けてこの固定側板6,6の後端に背板7を張設
    し、該固定側板6,6と背板7との上端に屋根部
    材8を設けた箱形の仏壇本体9を形成してなる仏
    壇に於て、前期固定側板6,6に沿つて下台1の
    上端と、屋根部材8との間に、摺動自在の移動側
    板10,10を嵌め、該移動側板10,10の前
    端に扉13,13を蝶着し、且つ移動側板10,
    10と固定側板6,6と、この固定側板6,6に
    対設した外装板14,14とに於ける相対応する
    面でその長手方向に沿つて刻設した溝12へ金属
    製の棒材からなる板反り防止部材11,11,1
    5,15を埋設したことを特徴とする仏壇。
JP9892783U 1983-06-27 1983-06-27 仏壇 Granted JPS606489U (ja)

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JP9892783U JPS606489U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 仏壇

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JP9892783U JPS606489U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 仏壇

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Publication Number Publication Date
JPS606489U JPS606489U (ja) 1985-01-17
JPS6231039Y2 true JPS6231039Y2 (ja) 1987-08-08

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ID=30234660

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JP9892783U Granted JPS606489U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 仏壇

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613924Y2 (ja) * 1986-03-05 1994-04-13 コマニー株式会社 摺動枠つきアジヤスト装置
JPS62224318A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 加藤 泰造 仏壇

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5568323A (en) * 1978-11-16 1980-05-23 Steelcase Inc Wooden desk deck
JPS5620590B2 (ja) * 1976-06-28 1981-05-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745916Y2 (ja) * 1979-07-24 1982-10-08

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Publication number Publication date
JPS606489U (ja) 1985-01-17

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