JPH0736289U - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器

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JPH0736289U
JPH0736289U JP6332093U JP6332093U JPH0736289U JP H0736289 U JPH0736289 U JP H0736289U JP 6332093 U JP6332093 U JP 6332093U JP 6332093 U JP6332093 U JP 6332093U JP H0736289 U JPH0736289 U JP H0736289U
Authority
JP
Japan
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plate
light
smoke
shielding
light shield
Prior art date
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Pending
Application number
JP6332093U
Other languages
English (en)
Inventor
孝美 斉藤
貫之 谷中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Electric Industry Co Ltd filed Critical Taiyo Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙導入用の開口を広く採ることができ、しか
もこの開口から遮光部の内部に侵入する煙を遮光部の中
央に配置した煙感知センサに達するように流れさせるこ
とができ、ひいては良好な感度が得られ煙感知器を提供
することを目的とする。 【構成】 遮光部(11)は、板状覆い(19)と、板
状覆いの外周部に周方向に間隔をあけてかつ板状覆いの
径方向に対して傾斜状態で配された複数の遮光板(20
…)とを有する。遮光板の外端には隣接する遮光板の背
側へ突出する突出部(21)が設けられる。遮光板の内
端は二股に分れ、それら二股に分れた遮光板の内端の一
方(22a)は板状覆いの半径方向内方へ延び、二股に
分れた遮光板の内端の他方(22b)は隣接する遮光板
の腹側へ延びるように設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は煙感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の煙感知器の一例を示す。図に示すように煙感知器は天井面等に取 り付けられ、室内で発生した煙をいち速く検知して警報等を発するものであり、 増幅器等の電気機器を収納する煙感知器本体1と、煙感知器本体1から下方に突 出して設けられ外周に煙導入用の複数の開口が形成された中空状の遮光部2とを 備える。遮光部2の内部には、例えば一対の発光素子3aと受光素子3bからな る煙感知センサ3が配される。
【0003】 図8は遮光部2の詳細を表す横断面図である。遮光部2は、円形状に形成され た板状覆い4の外周部に略L字状に形成された複数の遮光板5…が周方向に間隔 をあけて取り付けられ、これにより遮光板5…の間に煙導入用の開口6…が光の 侵入を防いだ状態で形成されたものである。
【0004】 図9は遮光部2の他の例を示すものである。ここでは、略T字状に形成された 大小の遮光板7…,8…を交互にかつ互いに向きを変えて、板状覆い4上に一体 に形成されることにより、それら遮光板7,8の間に煙導入用の複数の開口9が 形成されたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の煙感知器にあっては、次の問題があった。 すなわち、図8に示す遮光部2を持つものでは、遮光板5の形状に対応して煙 導入用の開口6もL字状に形成されており、この開口6を通って遮光部2の内部 に侵入する煙は、遮光板5の内端の向きに沿って図中矢印に示すように旋回流を 描きながら遮光部2の内部に侵入することとなり、この結果、煙が遮光部2の中 央部に配置された煙検知センサ3に届くまで時間がかかるため、良好な感度を得 るのが難しいという問題を有していた。
【0006】 また、図9に示す遮光部2を持つものでは、遮光部2の開口9から内部に侵入 する煙は旋回流を描かず、直接中央の煙検知センサ3に達するように流れるため 上記現象は見られないものの、遮光板7,8の間に形成される煙導入用の開口9 の開口面積を広くとることができないことから、当該煙感知器へ侵入する煙の量 が限られてしまい、結局、前記した煙感知器と同様に良好な感度を得るのが難し いという問題を有していた。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、煙導入用の開口を広く採ることが でき、しかもこの開口から遮光部の内部に侵入する煙を遮光部の中央に配置した 煙感知センサに達するように流れさせることができ、ひいては良好な感度が得ら れる煙感知器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案では係る目的を達成するために、増幅器等の電気機器が収納される煙感 知器本体と、煙感知器本体から突出して設けられ外周に煙導入用の複数の開口が 形成された中空状の遮光部と、遮光部の内部に配置された煙感知センサとを備え る煙感知器において、前記遮光部は、板状覆いと、該板状覆いの外周部に周方向 に間隔をあけてかつ板状覆いの径方向に対して傾斜状態で配された複数の遮光板 とを有し、前記遮光板の外端には隣接する遮光板の背側へ突出する突出部が設け られるとともに遮光板の内端は二股に分れ、それら二股に分れた遮光板の内端の 一方は前記板状覆いの半径方向内方へ延び、前記二股に分れた遮光板の内端の他 方は隣接する遮光板の腹側へ延びるように設けられている構成とした。
【0009】
【作用】
本考案の煙感知器で用いている遮光部の煙導入用の開口は、周方向に間隔をあ けてかつ板状覆いの径方向に対して傾斜状態で配された複数の遮光板の間に形成 されているため、該開口面積を広く採ることができる。また、煙導入用の開口を 広くとる場合でも、遮光板の外端の突出部と遮光板の内端の隣接する遮光板の腹 側へ延びる他方側部分とが協働して、外部光が遮光部の内側へ侵入するのを防止 できる。
【0010】 また、この遮光板の間に形成される煙導入用の開口から侵入する煙は、遮光板 の一方の内端に沿って遮光部の略中央に向かうように流れるので、煙感知に関し て良好な感度が得られる。
【0011】
【実施例】
以下、図1ないし図6を参照して本考案を教材用の煙感知器に適用した一実施 例について説明する。図3は本考案にかかる教材用煙感知器の全体平面図、図4 は同側面図である。 これらの図において符号10は煙感知器本体、11は煙感知器本体10から突 出して設けられ外周に煙導入用の複数の開口11a…が形成された中空状の遮光 部である。煙感知器本体10は底部12と蓋部13とから構成される。煙感知器 本体10には、図5に示すように電池保持部15、ブザー16、及び増幅部等の 回路が形成されたプリント基板回路17が煙感知器本体10の底部12にビス等 によって取り付けられている。
【0012】 前記遮光部1lは煙感知器本体10の蓋部13にビス等の固定手段によって取 り付けられる。遮光部11は、図1及び図2に示すように板状覆い19と、該板 状覆い19の外周部に周方向に間隔をあけてかつ板状覆い19の径方向に対して 傾斜状態で配された複数の遮光板20…とを有するもので、例えば黒色のABS 樹脂等によって一体成形により作られる。
【0013】 前記遮光板20の外端には隣接する遮光板20の背側(ここでは、遮光板20 の外周側を背側、内周側を腹側と呼ぶ)へ突出する突出部21が設けられている 。また、遮光板20の内端は二股に分れ、それら二股に分れた遮光板の内端の一 方22aは板状覆い19の半径方向内方へ延び、また前記二股に分れた遮光板2 0の内端の他方22bは隣接する遮光板20の腹側へ延びるように設けられてい る。そして、遮光板20の他方側の内端22bと前記遮光板20の外端の突出部 21とによって、遮光板20…の間に設けられる前記煙導入用の開口11aが屈 曲形成されており、したがって、遮光部11の内部には外部から光が容易に侵入 しないようになっている。 なお、23は遮光部11を前記煙感知本体に固定するためのねじ穴である。ま た遮光板20の内側または外側には必要に応じて防虫用のネット24を設けても よい。また図6中25は遮光部11の略中央に配される煙感知センサであり、こ の煙感知センサ25は一対の発光素子25aと受光素子25bからなっている。 また、
【0014】 しかして、上記構成の煙感知器によれば、遮光部11の煙導入用の開口11a は傾斜状態で配された複数の遮光板20…の間に形成されており、この煙導入用 の開口11aは、遮光板20の外端の突出部21と遮光板20の内端の隣接する 遮光板の腹側へ延びる他方側部分22bとによって屈曲形成されており、したが って、外部の光が遮光部11の内側へ侵入しにくくなっている。このため、遮光 板20…同士の間隔を多少広く設定しても、外部の光が遮光部11内に侵入する のを防止することでき、もって前記煙導入用の開口11aの開口面積を広くとっ て、より多くの煙を遮光部11内に導入させることが可能となる。
【0015】 また、煙導入用の開口11aから侵入する煙は、遮光板20の一方の内端部分 22aに沿って遮光部の略中央の煙感知センサ24に向かうように流れるので、 遮光部11内に導入された煙は直ちに煙感知センサ24に至ることとなり、煙感 知に関し時間遅れのない良好な感度が得られる。
【0016】 なお、本考案の煙感知器の構造は、前記各実施例に限られることなく、各部材 の形状、材質、寸法や施工手順などの具体的な構成要素は、実施に当たり適宜変 更可能である。 例えば、上記実施例では遮光部11を円状に形成しているが、これに限られる ことなく、正方形状あるいは長方形状に形成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、遮光板の外端に隣接する遮光板の背側へ 突出する突出部を設けるとともに、遮光板の内端は二股に分れ、それら二股に分 れた遮光板の内端の一方を板状覆いの半径方向内方へ延ばし、二股に分れた遮光 板の内端の他方を隣接する遮光板の腹側へ延びすようにしているので、煙導入用 の開口を広く採ることができ、しかもこの開口から遮光部の内部に侵入する煙を 遮光部の中央に配置した煙感知センサに達するように流れさせることができるこ とから、煙感知に関し良好な感度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる遮光部の平面図
である。
【図2】遮光部の平面図である。
【図3】本考案の一実施例の煙感知器の全体平面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例の煙感知器の全体側面図であ
る。
【図5】上記煙感知器の内部構造を示す横断面図であ
る。
【図6】上記煙感知器の内部構造を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来例を示す煙感知器の斜視図である。
【図8】従来の遮光部の一例を示す横断面図である。
【図9】従来の遮光部の他の例を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 煙感知器本体 11 遮光部 11a 煙導入用の開口 19 板状覆い 20 遮光板 21 突出部 22a 遮光板の内端の一方 22b 遮光板の内端の他方 25 煙感知センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅器等の電気機器が収納される煙感知
    器本体と、煙感知器本体から突出して設けられ外周に煙
    導入用の複数の開口が形成された中空状の遮光部と、遮
    光部の内部に配置された煙感知センサとを備える煙感知
    器において、 前記遮光部は、板状覆いと、該板状覆いの外周部に周方
    向に間隔をあけてかつ板状覆いの径方向に対して傾斜状
    態で配された複数の遮光板とを有し、前記遮光板の外端
    には隣接する遮光板の背側へ突出する突出部が設けられ
    るとともに遮光板の内端は二股に分れ、それら二股に分
    れた遮光板の内端の一方は前記板状覆いの半径方向内方
    へ延び、前記二股に分れた遮光板の内端の他方は隣接す
    る遮光板の腹側へ延びるように設けられていることを特
    徴とする煙感知器。
JP6332093U 1993-11-25 1993-11-25 煙感知器 Pending JPH0736289U (ja)

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JP6332093U JPH0736289U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 煙感知器

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JP6332093U JPH0736289U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 煙感知器

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JPH0736289U true JPH0736289U (ja) 1995-07-04

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ID=13225866

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JP6332093U Pending JPH0736289U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 煙感知器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05303691A (ja) * 1992-04-25 1993-11-16 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器の煙感度調整方法及びその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05303691A (ja) * 1992-04-25 1993-11-16 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器の煙感度調整方法及びその装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960924