JPH0318928Y2 - - Google Patents

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JPH0318928Y2
JPH0318928Y2 JP1983105445U JP10544583U JPH0318928Y2 JP H0318928 Y2 JPH0318928 Y2 JP H0318928Y2 JP 1983105445 U JP1983105445 U JP 1983105445U JP 10544583 U JP10544583 U JP 10544583U JP H0318928 Y2 JPH0318928 Y2 JP H0318928Y2
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JP
Japan
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gas
slit
alarm
gas detection
inspection port
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JP1983105445U
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JPS6015655U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス警報器、特に接触燃焼式ガス警報
器の検知部構造に関する。
従来のガス警報器、特に接触燃焼式ガス警報器
は第1図aに示す正面図、及びそのイ−イ断面図
である第1図bに示されるような外装ケースaを
被着した本体内にガス検知部bを収容して構成さ
れているが、この検知部bに対向する外装ケース
aの位置には複数個の孔スリツトc又は千鳥格子
状のスリツト(図示せず)が貫設されている。し
かし、このように構成された従来のガス警報器の
ガス検知部にあつてはスリツトcからガス検知部
bに到達するガスは、スリツトcから同時に侵入
してくる風の影響を受けて撹乱され易く、従つて
精度良くガスを検知することができず、ガス警報
器の性能を極めて不安定なものとしていた。又、
ガス警報器の点検に際して点検用のガスをスリツ
トcからガス検知部bに吹き付ける際、吹付ガス
が直接高濃度でガス検知部に接触し、ガス検知部
bの劣化を促進してその寿命を著しく短縮させる
などの欠点があつた。
本考案はかかる従来のガス警報器の問題点に鑑
がみてなされたもので、周囲環境による影響、特
に外装ケースのスリツトを通してガス検知部に侵
入してくる風の影響を防止し、又、点検に際して
も点検用ガスからガス検知部を保護することによ
り検知精度が良く、かつ検知部の劣化を防止して
耐久性の向上を図つたガス警報器の検知部構造を
提供することを目的としたものである。
以下に本考案を添付の図面に基づいて説明す
る。
第2図は本考案の検知部構造を具備するガス警
報器の一実施例を示す正面図、第3図は第2図の
A−A断面図、第4図は本考案の検知部構造に使
用されるパンチングメタルフイルタ板の正面図で
ある。
図において1はプラスチツク等の材料で一体成
型されたガス警報器の外装ケースで本体2の前面
に被着されるものである。外装ケース1の板面に
はガス警報器本体2内の配線板5に固定装着され
たガス検知部4へのガスの拡散を円滑にするため
の複数個のスリツト群3,3′が適宜の位置に貫
設されている。しかして、ガス検知部4に対向す
る外装ケース1の板面にはスリツト群3が貫設さ
れ、又、該スリツト群3のガス検知部4に近接し
た位置には点検ガス容器6のノズル6′を当接さ
せるための点検口7が設けられている。
なお、点検ガス容器6はガス警報器の点検時に
図示の如く配置して使用されるものである。
かかる構成からなるガス警報器において、本考
案においてはガス検知部4とガス検知部4に対向
して貫設されたスリツト群3との間にパンチング
メタルフイルタ板8が介装されている。このパン
チングメタル8は第4図に示すようにアルミニウ
ム板等を打ち抜き製作された金属板からなり、ガ
ス検知部4と対向するスリツト群3の外周と略同
様の形状及び面積を有し、前記点検口7の直下を
除く板面の任意の個所に、スリツト3の幅及び点
検口7の径よりも充分小さな複数個の小孔9を貫
設したものである。このパンチングメタル8の装
着は外装ケース1のスリツト群3の外周に対応す
る本体2の前部枠2′に複数個の突起10を内方
に設け、この突起10にパンチングメタル8の外
周に設けた複数個の凹部11を係合させてスリツ
ト群3に対向して並設させる方法その他適宜の手
段を用いてスリツト群3とガス検知部4との間に
介装させることができる。
次に本考案の作用について説明すると、ガス警
報器の周囲環境からガス検知部に近いスリツト群
3を通して侵入する風はこのパンチングメタル8
の面に衝突して弱められるから、ガス検知部4周
辺の空気は侵入した風によつて撹乱されることが
なく、常に安定したガスの検知が可能となる。
又、ガス警報器の点検時においては、従来外装ケ
ース1の点検口7から点検ガスをノズル6′より
ガス検知部4に吹き付けていたが、パンチングメ
タルを介装させることにより点検ガスは一旦外装
ケース1とパンチングメタル8との隙間に入り、
次いでパンチングメタルの小孔9により拡散さ
れ、適度のガス濃度に稀釈されてガス検知部4に
達し検知される。
本考案は以上説明したように警報器本体に設け
られたガス検知部に対向して外装ケースにスリツ
トと点検口とを貫設してなるガス警報器におい
て、該スリツトの幅及び該点検口の径よりも充分
小さな小孔を該点検口の直下を除いて多数穿設し
たフイルタ板を前記ガス検知部と、該スリツト及
び点検口との間に介装させて構成されたガス検知
部構造であるから、ガス警報器の周囲環境特に風
等の影響に基づくガス警報器の性能の不安定が解
消され、更にガス警報器の点検に際して高濃度の
点検用ガスが直接検知部に接触してその劣化が促
進されることを防止し、ガス警報器の耐久性が向
上される利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のガス警報器の外装ケースの正
面図、bは第1図のイ−イ断面図、第2図は本考
案のガス警報器の正面図、第3図は第2図のA−
A断面図、第4図はパンチングメタルの正面図で
ある。 1……外装ケース、2……本体、3,3′……
スリツト群、4……ガス検知部、6……点検用ガ
ス容器、7……点検口、8……パンチングメタル
(フイルタ板)、9……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 警報器本体に設けられたガス検知部に対向して
    外装ケースにスリツトと点検口とを貫設してなる
    ガス警報器において、該スリツトの幅及び該点検
    口の径よりも充分小さな小孔を該点検口の直下を
    除いて多数穿設したフイルタ板を前記ガス検知部
    と、該スリツト及び点検口との間に介装させたこ
    とを特徴とするガス警報器の検知部構造。
JP10544583U 1983-07-08 1983-07-08 ガス警報器の検知部構造 Granted JPS6015655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10544583U JPS6015655U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 ガス警報器の検知部構造

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JP10544583U JPS6015655U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 ガス警報器の検知部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015655U JPS6015655U (ja) 1985-02-02
JPH0318928Y2 true JPH0318928Y2 (ja) 1991-04-22

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ID=30247153

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JP10544583U Granted JPS6015655U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 ガス警報器の検知部構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297576U (ja) * 1989-01-18 1990-08-03
JPH0585560U (ja) * 1992-04-24 1993-11-19 株式会社ベッセル工業 ビットホルダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928083U (ja) * 1972-06-13 1974-03-11

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JPS6015655U (ja) 1985-02-02

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