JPH073614B2 - 転写定着装置 - Google Patents

転写定着装置

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JPH073614B2
JPH073614B2 JP13764886A JP13764886A JPH073614B2 JP H073614 B2 JPH073614 B2 JP H073614B2 JP 13764886 A JP13764886 A JP 13764886A JP 13764886 A JP13764886 A JP 13764886A JP H073614 B2 JPH073614 B2 JP H073614B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は像保持体上に形成したトナー像を中間転写体を
介して記録体に転写定着させる装置において、中間転写
体をベルト状にしたポリアミド繊維織布の基材にシリコ
ーンゴムの転写層を設けた構造とすることにより、可撓
性,耐久性,生産性に優れた中間転写体としたものであ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真,静電記録方式等の記録装置、特にそ
の転写定着装置に関する。
転写定着装置は、感光ドラム等の像保持体上に形成した
トナー像を記録体に乱れを生じることなく転写し、定着
させることが要求される。
〔従来の技術〕
従来、トナー像はその上に重ねられた記録体背面からコ
ロナ放電,バイアス電圧等により電荷を与え、静電的に
記録体側に転写していた。
しかし、静電的に転写する方式では、転写の際に電荷の
乱れが伴い、転写したトナー像の周囲にチリが生じると
いう欠点があった。
上記欠点に鑑み、例えば特公昭46−41679号,特公昭48
−22763号,特公昭57−20632号等において、トナー像を
中間転写体に圧接させて転写した後、中間転写体上のト
ナー像を記録体に転写定着する方法が提案されている。
かかる方法によれば、静電的に転写する場合と異なり、
トナー像を乱れなく記録体に転写できるとしている。
中間転写体を使用した従来の記録装置の基本構成を第4
図に示す。図中、1は感光体ドラム等の像保持体、2は
帯電器、3は露光器、4は現像器、5はクリーナ、6は
中間転写体、7は押圧ローラ、8はバックアップロー
ラ、9はテンションローラ、10はヒートローラ、11はヒ
ータ、12は紙等の記録体、13はトナー像である。
像保持体1は帯電器2により一様に帯電される。次に露
光器3により静電潜像が形成され、現像器4により可視
化されて、トナー像13aとなる。トナー像13aは押圧ロー
ラ7の加圧力により、中間転写体6が像保持体1に圧接
されている位置で中間転写体6に転写される。転写後像
保持体1に残留したトナーはクリーナ5によりクリーニ
ングされる。中間転写体6上のトナー像13bは、ヒータ1
1を内蔵したヒートローラ10とバックアップローラ8に
より記録体12に転写定着される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
中間転写体を使用した転写定着法では、中間転写体が1
次転写時に粘着性があり、2次転写時に離型性のある材
料でなければならない。このような材料としてはシリコ
ーンゴム,フッ素ゴム等があるが、ゴム単体では強度が
不十分であるため、補強用の基材を必要とする。このた
め、公知例では基材としてアルミニウム等の金属やポリ
イミド等の耐熱性がすぐれた高分子樹脂をフィルム状に
したものを挙げている。
しかし、基材が金属の場合、像保持体や記録体との密着
性が悪いため転写効率が低くなる、シリコーンゴム等の
転写層との接着性が悪い、エンドレスベルトを作るのが
困難等の欠点がある。また基材がポリイミドフィルムの
場合、成形性が悪いため生産性が低い、金属と同様に密
着性が悪いという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の中間転写体は、ポリアミド繊維織布をベルト状
にした基材に、シリコーンゴムの転写層をコーティング
した構造からなる。
〔作用〕
本発明の中間転写体は、ポリアミド繊維織布を基材に使
用しているため、像保持体や記録体との密着性が良く、
シリコーンゴム等の転写層との接着性も良好で、エンド
レスベルト化が容易である。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例による中間転写体を示す斜視
図、第2図は本発明の一実施例の平面図である。
図中、6aは基材で、6bは転写層である。
転写層は硬度20〜40゜程度の軟質シリコーンゴムであ
る。シリコーンゴムは耐熱性が〜250℃とゴム材料の中
では特に優れ、1次転写(押圧)時に粘着性があり、2
次転写(熱定着)時に離型性を示すので転写層として適
している。ただし、シリコーンゴムは機械的強度が小さ
いため、中間転写体として単体では使用不可能なため補
強材となる基材を必要とする。
本発明の基材は、ポリアミド繊維をベルト状に袋織りし
たものである。ポリアミド繊維は、一般にケブラー,ノ
ーメックス(いずれもデュポン社所有商標)の名称で知
られる高分子繊維である。ケブラーはパラ系芳香族ポリ
アミドであるのに対し、ノーメックスはメタ系芳香族ポ
リアミドであり、いずれも強度、耐熱性に優れている
が、特にケブラーは強度、ノーメックスは耐熱性に優れ
ているのが特長である。基材に使用するポリアミド繊維
織布はケブラーのみあるいはノーメックスのみで織り上
げても良いが、第2図図示のA部を拡大して示した第3
図に示すようにケブラー20を縦糸(搬送方向に平行)、
ノーメックス21を横糸にして織ってもよい。この場合、
両者の特長を生かし、強度保持率が高くて熱収縮が少な
い基材が得られる。また、ケブラー20とノーメックス21
の混紡を使用しても同様な効果が得られる。
本発明の中間転写体は、上記の構成で袋織りされたポリ
アミド繊維に、シリコーンゴムをコーティングして作ら
れる。シリコーンゴムはポリアミド繊維の中に含浸して
接合するので、プライマーのような接着剤を必要とせ
ず、接合強度もプライマーを使用した場合よりも大き
い。ポリアミド繊維織布の厚みは、0.2〜0.3mm程度、シ
リコーンゴム層は0.1〜0.5mm程度が好ましい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、中間転写体の基材にポリアミド繊維織
布を使用しているので可撓性があり、像保持体や記録体
との密着性が良いので転写効率が向上し、またシリコー
ンゴム等の転写層との接着性も良好で、エンドレスベル
ト化が容易であることから、耐久性,生産性に優れた中
間転写体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の中間転写部の平面図、第3図は本発明の基材の拡大
図、第4図は従来例の構成図である。図において、1は
像保持体、2は帯電器、3は露光器、4は現像器、5は
クリーナ、6は中間転写体、7は押圧ローラ、8はバッ
クアップローラ、10はヒートローラ、12は記録体であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像保持体(1)上に形成したトナー像(13
    a)を中間転写体(6)に粘着転写した後、該中間転写
    体(6)上のトナー像(13b)を記録体(12)に溶融転
    写する転写定着装置において、 前記中間転写体(6)は、ポリアミド繊維織布をベルト
    状にした基材(6a)と、該基材(6a)にコーティングさ
    れたシリコーンゴムの転写層(6b)を有することを特徴
    とする転写定着装置。
JP13764886A 1986-06-12 1986-06-12 転写定着装置 Expired - Fee Related JPH073614B2 (ja)

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IL114992A0 (en) * 1995-08-17 1995-12-08 Indigo Nv Intermediate transfer blanket and method of producing the same
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JP6201713B2 (ja) * 2013-12-13 2017-09-27 富士ゼロックス株式会社 樹脂管状体、定着装置、および画像形成装置

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