JPH04115278A - 転写定着装置 - Google Patents
転写定着装置Info
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- JPH04115278A JPH04115278A JP23485390A JP23485390A JPH04115278A JP H04115278 A JPH04115278 A JP H04115278A JP 23485390 A JP23485390 A JP 23485390A JP 23485390 A JP23485390 A JP 23485390A JP H04115278 A JPH04115278 A JP H04115278A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔目次〕
概要
産業上の利用分野
従来の技術(第4図)
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段(第1図)
作用
実施例
(a) 一実施例の説明(第2図、第3図)(b)
他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 像保持体上のトナー像を中間転写体に粘着転写した後、
中間転写体のトナー像を記録体に熔融転写する転写定着
装置に関し、 像保持体や記録体との密着性を良好にし且つ転写層との
接着性を良好にすることを目的とし、像保持体上に形成
したトナー像を一次転写部において中間転写体に粘着転
写した後、該中間転写体上のトナー像を二次転写部にお
いて溶融転写する転写定着装置において、該中間転写体
は、耐熱性の繊維織布から成る基材と、該基材の非転写
側に設けた耐熱性樹脂層と、該基材の転写側に設けた転
写層とを備えてなる。
他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 像保持体上のトナー像を中間転写体に粘着転写した後、
中間転写体のトナー像を記録体に熔融転写する転写定着
装置に関し、 像保持体や記録体との密着性を良好にし且つ転写層との
接着性を良好にすることを目的とし、像保持体上に形成
したトナー像を一次転写部において中間転写体に粘着転
写した後、該中間転写体上のトナー像を二次転写部にお
いて溶融転写する転写定着装置において、該中間転写体
は、耐熱性の繊維織布から成る基材と、該基材の非転写
側に設けた耐熱性樹脂層と、該基材の転写側に設けた転
写層とを備えてなる。
本発明は、像保持体上のトナー像を中間転写体に粘着転
写した後、該中間転写体上のトナー像を記録体に溶融転
写する転写定着装置に関する。
写した後、該中間転写体上のトナー像を記録体に溶融転
写する転写定着装置に関する。
電子写真記録方式、静電記録方式等の記録装置において
は、感光ドラム等に形成されたトナー像を記録体に転写
することが行われている。このようなトナー像の転写に
おいて像保持体上に形成したトナー像は、記録体に乱れ
を生じることなく転写されることが要求される。
は、感光ドラム等に形成されたトナー像を記録体に転写
することが行われている。このようなトナー像の転写に
おいて像保持体上に形成したトナー像は、記録体に乱れ
を生じることなく転写されることが要求される。
従来、トナー像は、その上に重ねられた記録体の背面か
らコロナ放電、バイアス電圧等により電荷を付与し、静
電的に記録体側に転写していた。
らコロナ放電、バイアス電圧等により電荷を付与し、静
電的に記録体側に転写していた。
しかし、静電的に転写する方式では、転写の際に電荷の
乱れが伴い、転写したトナー像の周囲にチリが生じると
いう欠点があった。
乱れが伴い、転写したトナー像の周囲にチリが生じると
いう欠点があった。
上記欠点に鑑み、例えば、特公昭46−41679号公
報、特公昭48−22763号公報、特公昭5’l−2
0632号公報等において、トナー像を中間転写体に圧
接させて転写した後、中間転写体上のトナー像を記録体
に転写定着する方式が提案されている。かかる方式によ
れば、静電的に転写する場合と異なり、トナー像を乱れ
なく記録体に転写できるとしている。
報、特公昭48−22763号公報、特公昭5’l−2
0632号公報等において、トナー像を中間転写体に圧
接させて転写した後、中間転写体上のトナー像を記録体
に転写定着する方式が提案されている。かかる方式によ
れば、静電的に転写する場合と異なり、トナー像を乱れ
なく記録体に転写できるとしている。
第4図は従来技術の説明図である。
中間転写体を用いた記録装置は、第4図(A)に示すよ
うに、トナー像Tnが形成される感光ドラム等の像保持
体10と、記録体PPとの間に中間転写体15を設けて
なる。
うに、トナー像Tnが形成される感光ドラム等の像保持
体10と、記録体PPとの間に中間転写体15を設けて
なる。
中間転写体15はハックアップローラ17の回転に伴い
、矢印方向に回転する。中間転写体15の速度は、矢印
で示す時計方向に回転する像保持体10の周速と一致す
るように調整されている。
、矢印方向に回転する。中間転写体15の速度は、矢印
で示す時計方向に回転する像保持体10の周速と一致す
るように調整されている。
像保持体10は、先ず帯電器11により表面が一様に帯
電される。次に像露光器12により静電潜像が形成され
、現像器13により可視化されて、トナー像Tnとなる
。
電される。次に像露光器12により静電潜像が形成され
、現像器13により可視化されて、トナー像Tnとなる
。
トナー像Tnは押圧ローラ16の加圧力により、中間転
写体15が像保持体10に圧接されている一次転写部2
0で中間転写体15に転写される。
写体15が像保持体10に圧接されている一次転写部2
0で中間転写体15に転写される。
転写後、像保持体10に残留しているトナーはクリーナ
14によりクリーニングされる。
14によりクリーニングされる。
この中間転写体15上のトナー像Tnは、ヒータ19a
を内蔵したヒートローラ19とバックアップローラ17
により二次転写部21で記録体PPに転写定着される。
を内蔵したヒートローラ19とバックアップローラ17
により二次転写部21で記録体PPに転写定着される。
尚、18はテンションローラである。
中間転写体15は、第4図(B)に示すように、基材1
50上に転写層151を成形あるいはコーティングして
作られる。
50上に転写層151を成形あるいはコーティングして
作られる。
従来、基材150には、ステンレスベルトやポリイミド
等の耐熱性の優れた高分子樹脂フィルムをベルト状にし
たもの等が用いられる。又、転写層151には、シリコ
ーンゴム、フ・ノ素ゴム等の耐熱性、離型性の優れたゴ
ムが用いられる。
等の耐熱性の優れた高分子樹脂フィルムをベルト状にし
たもの等が用いられる。又、転写層151には、シリコ
ーンゴム、フ・ノ素ゴム等の耐熱性、離型性の優れたゴ
ムが用いられる。
即ち、中間転写体15を使用した転写定着法では、中間
転写体15が一次転写時に粘着性があり、二次転写時に
離型性及び耐熱性のある材料でなければならない。この
ような材料としてはシリコーンゴム、フッ素ゴム等があ
るが、ゴム単体では強度が不十分であるため、補強用の
基材150を必要とする。このため、従来例では基材1
50としてステンレス等の金属やポリイミド等の耐熱性
が優れた高分子樹脂をフィルム状にしたものを挙げてい
た。
転写体15が一次転写時に粘着性があり、二次転写時に
離型性及び耐熱性のある材料でなければならない。この
ような材料としてはシリコーンゴム、フッ素ゴム等があ
るが、ゴム単体では強度が不十分であるため、補強用の
基材150を必要とする。このため、従来例では基材1
50としてステンレス等の金属やポリイミド等の耐熱性
が優れた高分子樹脂をフィルム状にしたものを挙げてい
た。
しかしながら、従来技術では、次のような問題点があっ
た。
た。
■ 基材150に金属を用いたものでは、可撓性が小さ
く、像保持体10や記録体PPとの密着性が悪いため、
転写効率が低くなる。
く、像保持体10や記録体PPとの密着性が悪いため、
転写効率が低くなる。
又、シリコーンゴム等の転写層との接着性が悪く、耐久
性に乏しく、エンドレスベルトを作るのが困難である。
性に乏しく、エンドレスベルトを作るのが困難である。
■ 基材150にポリイミドフィルムを用いたものでは
、成形性が悪いため、生産性が低い。
、成形性が悪いため、生産性が低い。
又、金属と同様に像保持体10等との密着性が低く、転
写効率が低い。
写効率が低い。
従って、本発明は、像保持体や記録体との密着性を良好
にし且つ転写層との接着性も良好にすることができる転
写定着装置を提供することを目的とする。
にし且つ転写層との接着性も良好にすることができる転
写定着装置を提供することを目的とする。
又、本発明は、エンドレスベルト化が容易な転写定着装
置を提供することを目的とする。
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明の請求項(1)は、像保持体10上に形成したト
ナー像を一次転写部20において中間転写体15に粘着
転写した後、該中間転写体15上のトナー像を二次転写
部21において熔融転写する転写定着装置において、該
中間転写体15は、耐熱性の繊維織布から成る基材15
2と、該基材152の非転写側に設けた耐熱性樹脂層1
53と、該基材152の転写側に設けた転写層151と
を備えてなるものである。
ナー像を一次転写部20において中間転写体15に粘着
転写した後、該中間転写体15上のトナー像を二次転写
部21において熔融転写する転写定着装置において、該
中間転写体15は、耐熱性の繊維織布から成る基材15
2と、該基材152の非転写側に設けた耐熱性樹脂層1
53と、該基材152の転写側に設けた転写層151と
を備えてなるものである。
又、本発明の請求項(2)は、請求項(1)において、
前記基材152が、耐熱性繊維を袋織りしたものである
。
前記基材152が、耐熱性繊維を袋織りしたものである
。
更に、本発明の請求項(3)は、請求項(1)又は(2
)において、前記耐熱性繊維が、ポリアミド繊維又はガ
ラス繊維であるものである。
)において、前記耐熱性繊維が、ポリアミド繊維又はガ
ラス繊維であるものである。
本発明の中間転写体15は、基材152に耐熱性の繊維
織布を使用しているため、可撓性に優れ、像保持体10
や記録体PPの密着性が良く、転写効率が向上し、繊維
織布のため、シリコーンゴム等の転写層153との接着
も良好で、耐久性も優れる。
織布を使用しているため、可撓性に優れ、像保持体10
や記録体PPの密着性が良く、転写効率が向上し、繊維
織布のため、シリコーンゴム等の転写層153との接着
も良好で、耐久性も優れる。
又、非転写側に樹脂層153を設けることで、繊維織布
からの転写層の染み出しを防ぎ、搬送特性を低下させず
、ベルトの捩れや蛇行の修正が可能となる。
からの転写層の染み出しを防ぎ、搬送特性を低下させず
、ベルトの捩れや蛇行の修正が可能となる。
更に、袋織り繊維織布を用いることで、織り物自体を接
着、融着によらず袋状にでき、エンドレスヘルド化が容
易となるとともに、エンドレスベルト化しても強度を充
分保つことができる。
着、融着によらず袋状にでき、エンドレスヘルド化が容
易となるとともに、エンドレスベルト化しても強度を充
分保つことができる。
〔実施例〕
Ta) 一実施例の説明
第2図は本発明の一実施例斜視図、第3図は本発明の一
実施例平面図であり、第3図(B)は第3図(A)のA
部拡大図である。
実施例平面図であり、第3図(B)は第3図(A)のA
部拡大図である。
尚、記録装置の構成は、第4図と同一のため省略してあ
り、中間転写体15のみを示している。
り、中間転写体15のみを示している。
図において、第1図及び第4図で示したものと同一のも
のは、同一の記号で示しである。
のは、同一の記号で示しである。
本発明の基材152は、耐熱性繊維をベルト状に袋織り
したもので、耐熱性繊維としてはポリアミド繊維、ガラ
ス繊維等がある。
したもので、耐熱性繊維としてはポリアミド繊維、ガラ
ス繊維等がある。
ガラス繊維はシリカ(SiOz)をベースに酸化カルシ
ウム、マグネシウム、アルミニウム、ボロン等を添加し
たもので、Eガラス、Cガラス、Sガラス等の名称で知
られている。
ウム、マグネシウム、アルミニウム、ボロン等を添加し
たもので、Eガラス、Cガラス、Sガラス等の名称で知
られている。
ポリアミド繊維としては、一般にケブラー、ノーメック
ス(いずれもデュポン社商標名)の名称で知られる高分
子繊維がある。ケブラーはハラ系芳香族ポリアミドであ
るのに対し、ノーメックスはメタ系芳香族ポリアミドで
あり、いずれも強度、耐熱性に優れているが、特にケブ
ラーは強度に優れ、ノーメックスは耐熱性に優れている
のが特徴である。
ス(いずれもデュポン社商標名)の名称で知られる高分
子繊維がある。ケブラーはハラ系芳香族ポリアミドであ
るのに対し、ノーメックスはメタ系芳香族ポリアミドで
あり、いずれも強度、耐熱性に優れているが、特にケブ
ラーは強度に優れ、ノーメックスは耐熱性に優れている
のが特徴である。
本実施例では、基材152としてポリアミド繊維織布を
使用した例を示す。基材152に使用するポリアミド繊
維織布はケブラーのみ、あるいはノーメックスのみで織
り上げてもよい。
使用した例を示す。基材152に使用するポリアミド繊
維織布はケブラーのみ、あるいはノーメックスのみで織
り上げてもよい。
更に、第3図(A)のA部を拡大して示した第3図(B
)のように、ケブラー152aを縦糸(+1送方向に平
行)、ノーメックス152bを横糸にして織ってもよい
。この場合、両者の特長を活かし、強度保持率が高くて
熱収縮が少ない基材が得られる。また、ケブラーとノー
メックスの混紡を使用しても同様な効果が得られる。
)のように、ケブラー152aを縦糸(+1送方向に平
行)、ノーメックス152bを横糸にして織ってもよい
。この場合、両者の特長を活かし、強度保持率が高くて
熱収縮が少ない基材が得られる。また、ケブラーとノー
メックスの混紡を使用しても同様な効果が得られる。
このように耐熱性を必要とするのは、第2の転写部21
で熱溶融転写するため、ヒートローラ19によって加熱
されるためである。
で熱溶融転写するため、ヒートローラ19によって加熱
されるためである。
又、袋織りとしたのは、エンドレスベルト化の際、接着
、融着した場合に発生する段差が生ぜず、転写ムラを防
げるとともに、強度的にもこれらよりはるかに強いから
である。
、融着した場合に発生する段差が生ぜず、転写ムラを防
げるとともに、強度的にもこれらよりはるかに強いから
である。
本実施例による中間転写体は、上記の構成で袋織りされ
たポリイミド繊維の裏側(非転写側)に、はじめに耐熱
性樹脂153がコーティングされる。
たポリイミド繊維の裏側(非転写側)に、はじめに耐熱
性樹脂153がコーティングされる。
耐熱性樹脂153としては、フン素樹脂、シリコーン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂等がある。
脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂等がある。
コーティング厚は、ポリイミド繊維152の編み目を塞
ぐ程度の厚さがあれば十分で、1〜100μm、好まし
くは10〜30μmとする。このように樹脂層は非常に
薄くコーティングしであるので、ポリイミド繊維152
の持つ可撓性は川なわれない。
ぐ程度の厚さがあれば十分で、1〜100μm、好まし
くは10〜30μmとする。このように樹脂層は非常に
薄くコーティングしであるので、ポリイミド繊維152
の持つ可撓性は川なわれない。
次にポリイミド繊維152の表側(転写側)に弾性層(
転写層)151をコーティングする。弾性層151とし
ては、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が用いられる。弾
性N151のコーティング厚は、良好な転写特性が得ら
れるように0.01〜3++n、好ましくは0,1〜1
1重である。
転写層)151をコーティングする。弾性層151とし
ては、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が用いられる。弾
性N151のコーティング厚は、良好な転写特性が得ら
れるように0.01〜3++n、好ましくは0,1〜1
1重である。
本発明による中間転写体15は、はじめに樹脂153が
コーティングされているので、ポリイミド繊維織布15
2の織り目を抜けて内側にゴム151が染み出すことは
ない。このように、ゴム151が織布152の内側に染
み出さないようにした理由は、ベルト15を良好に搬送
するためである。すなわち、粘着転写では転写効率を良
くするため、硬度が20°〜40°と比較的低く粘着性
の良いゴムを使用するのだが、このように粘着性の良い
ゴムが内側に染み出したベルト15を搬送するとヘルド
15とローラ16.17との摩擦係数が非常に高くなり
、ヘル)15とローラ16.17間の滑りがほとんど起
こらなくなって、ベルトの捩れや蛇行を修正することが
困難となるためである。
コーティングされているので、ポリイミド繊維織布15
2の織り目を抜けて内側にゴム151が染み出すことは
ない。このように、ゴム151が織布152の内側に染
み出さないようにした理由は、ベルト15を良好に搬送
するためである。すなわち、粘着転写では転写効率を良
くするため、硬度が20°〜40°と比較的低く粘着性
の良いゴムを使用するのだが、このように粘着性の良い
ゴムが内側に染み出したベルト15を搬送するとヘルド
15とローラ16.17との摩擦係数が非常に高くなり
、ヘル)15とローラ16.17間の滑りがほとんど起
こらなくなって、ベルトの捩れや蛇行を修正することが
困難となるためである。
(bl 他の実施例の説明
上述の実施例の他に、本発明は次のような変形が可能で
ある。
ある。
■ 像保持体として感光ドラムを例に説明したが、ドラ
ム状に限らずベルト状であってもよく、誘電体等であっ
てもよい。
ム状に限らずベルト状であってもよく、誘電体等であっ
てもよい。
■ 中間転写体15に対し、クリーナーを設けてもよい
。
。
■ 中間転写体の基材に用いられる耐熱性繊維は他のも
のであってもよく、強度が十分なら袋織りのものに限ら
れない。
のであってもよく、強度が十分なら袋織りのものに限ら
れない。
■ 転写層、耐熱性樹脂層も種々のものを用いることが
できる。
できる。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
以上説明した様に、本発明によれば、次の効果を奏する
。
。
■ 中間転写体の基材に耐熱性の繊維織布を用いている
ので、可撓性に優れ、像保持体や記録体との密着性が良
く、転写効率が向上する。
ので、可撓性に優れ、像保持体や記録体との密着性が良
く、転写効率が向上する。
■ 繊維織布のため、転写層の接着性も良好で耐久性に
優れる。
優れる。
■ 繊維織布を用いても、非転写側に設けた耐熱性樹脂
層153により転写層151の染み出しを防止でき、搬
送特性を劣化させない。
層153により転写層151の染み出しを防止でき、搬
送特性を劣化させない。
■ 繊維織布を袋織りにすることにより、エンドレスベ
ルト化を容易にするとともに、エンドレスベルト化して
も強度を充分保つことができる。
ルト化を容易にするとともに、エンドレスベルト化して
も強度を充分保つことができる。
第1図は本発明の原理図、
第2図は本発明の一実施例斜視図、
第3図は本発明の一実施例平面図、
第4図は従来技術の説明図である。
図中、10
1、51
像保持体
中間転写体、
一次転写部、
二次転写部、
転写層、
基材、
耐熱性樹脂層。
特許出願人 冨士通株式会社
代理人弁理士 山 谷 晧 榮
(A)
第3図
第1図
第2図
Claims (3)
- (1)像保持体(10)上に形成したトナー像を一次転
写部(20)において中間転写体(15)に粘着転写し
た後、該中間転写体(15)上のトナー像を二次転写部
(21)において溶融転写する転写定着装置において、 該中間転写体(15)は、耐熱性の繊維織布から成る基
材(152)と、該基材(152)の非転写側に設けた
耐熱性樹脂層(153)と、該基材(152)の転写側
に設けた転写層(151)とを備えてなることを 特徴とする転写定着装置。 - (2)前記基材(152)が、耐熱性繊維を袋織りした
ものであることを 特徴とする請求項(1)記載の転写定着装置。 - (3)前記耐熱性繊維が、ポリアミド繊維又はガラス繊
維であることを 特徴とする請求項(1)又は(2)記載の転写定着装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23485390A JPH04115278A (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 転写定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23485390A JPH04115278A (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 転写定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115278A true JPH04115278A (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=16977380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23485390A Pending JPH04115278A (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | 転写定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115278A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0784244A3 (en) * | 1996-01-10 | 2000-09-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Intermediate transfer member and electrophotographic apparatus including same |
JP2015082037A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、及び画像形成装置 |
JP2015114627A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、および画像形成装置 |
JP2015127726A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 無端ベルト、定着装置、及び画像形成装置 |
-
1990
- 1990-09-05 JP JP23485390A patent/JPH04115278A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0784244A3 (en) * | 1996-01-10 | 2000-09-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Intermediate transfer member and electrophotographic apparatus including same |
US6704535B2 (en) | 1996-01-10 | 2004-03-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Fiber-reinforced intermediate transfer member for electrophotography, and electrophotographic apparatus including same |
JP2015082037A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、及び画像形成装置 |
JP2015114627A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 富士ゼロックス株式会社 | 樹脂管状体、定着装置、および画像形成装置 |
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