JPH0734772B2 - 作業椅子 - Google Patents

作業椅子

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JPH0734772B2
JPH0734772B2 JP61136356A JP13635686A JPH0734772B2 JP H0734772 B2 JPH0734772 B2 JP H0734772B2 JP 61136356 A JP61136356 A JP 61136356A JP 13635686 A JP13635686 A JP 13635686A JP H0734772 B2 JPH0734772 B2 JP H0734772B2
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seat
support
shaft
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swivel
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JP61136356A
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ハインツ‐ペーター・ズール
ベルント・ヴアインベイガー
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アウグスト・フレツシヤ−・ゲ−・エム・ベ−・ハ−・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は座部と背もたれと支持・調節機構を備えた脚台
とを有する作業椅子に関する。
従来の技術 作業椅子はその身体支持面で使用者の種々の着座姿勢に
相応して良好に支持性に対する要求に適合されなければ
ならない。そのため、多数の提案がなされている。その
場合、座部及び背もたれは場合により複数の部分領域に
分割されて互いにヒンジ結合および又は移動可能に結合
される。使用者はしばしば着座姿勢を変えるため、椅子
機構は少なくともその機能及び運動性の点で自動的にそ
のつどの要求に適合されなければならない。
基本的に3つの着座姿勢がある。手で書くため又は机上
の書物を読むために前かがみになつた着座姿勢では、背
中は前方へ傾斜する。まつすぐな着座姿勢、特にタイプ
ライタを操作する着座姿勢では背中はほぼ鉛直となる。
くつろいだ位置又は例えば電話をするさい又は話しをす
るさいの安楽な姿勢では、背中を後方へ傾斜させること
が多い。この3つの着座姿勢は問題なく得られなければ
ならず、しかも各身体部位が良好に支持されなければな
らない。
特に後方へ傾斜したくつろいだ姿勢又は安楽な姿勢で
は、座面は水平でない方がよい。なぜならば、水平では
身体が座面から滑落するおそれがあり、これを妨げるた
めに材料の形態を考慮することはできるが、しかし、そ
れでも衣服と身体との間にすべりが生じるおそれがある
からである。それゆえ、この姿勢では座部は一般に後方
へ下向きに傾斜しなければならない。この種々異なる姿
勢の交換に、使用者は椅子の適当な支持・調節機構によ
つて適応しなければならない。その場合、一般に座部と
背もたれとの間にヒンジ結合部を設けることが例えば西
独国特許出願公開第3322450号又は同第3036993号明細書
に開示されており、前者では、固定されたヒンジ軸を備
えたヒンジレバー構造が、かつ後者では、曲げ可能な結
合部がそれぞれ座部と背もたれとの間に挿入されてい
る。他構造の多くも同様に構成されている。構造の違い
は、ほぼヒンジ点の正確な位置及びヒンジ機構のレバー
の長さであり、いずれにしろ運動性を正しく保つのがね
らいである。多くの構造では、種種の支持部材の回転の
中心の位置が、使用者の腰関節の回転の中心に効果的に
適合されるように試みられている。しかし、多くの場合
このような適合性は得られず、これに従つて解剖学的に
みて不都合な支持性及び運動性しか得られない。
前方へ傾斜した筆記姿勢では背中は一般に背もたれに接
触しない。この接触はタイプライタを操作する正しい姿
勢ではじめて生じる。腰椎の下方領域と骨盤との間の支
持部の角度位置が変化しないように形成され、運動機構
もこれに適合されるのが効果的である。この種の構造の
基本的な構成は西独国実用新案登録第7721954号明細書
に基づき公知である。その場合、座部及び背もたれは3
つの部分から形成されており、座部が扁平部分と後方の
V字形部分とに分割されている。この扁平部分とV字形
部分は水平な横軸によつて互いに結合されている。V字
形部分及び背もたれは互いに固定的に、又は弾性的な結
合部材を介して結合される。支持作用を有するこの運動
機構は、背もたれが、自己ロツク機能を有する空気ばね
に逆つて後方へ押圧されると、座部の扁平部分とV字形
部分との間の角度が増大し、座部の扁平部分の、大たい
部を支持する前方領域は持上がり、V字形部分は全体的
に降下してほぼ水平な終端位置まで旋回する。そのさ
い、扁平部分の支持は、ヒンジ軸の領域で扁平部分とV
字形部分との間に位置する、フレームに固定されたヒン
ジ軸と、扁平部分のほぼ中央領域内に位置する移動可能
な支持部材とを介して揺動体上で行なわれる。この揺動
体は扁平部分のヒンジ軸の著しく前方で椅子フレームに
ヒンジ結合されており、かつ他方のヒンジ軸の下方を貫
通している揺動体状の支持レバーを有しており、この支
持レバー上にV字形部分が固定的に配置されている。こ
の揺動体の後端には、V字形部分と背もたれとの間の領
域に、自己ロツク作用を有する空気ばねへのヒンジ的な
支持部が設けられている。空気ばねは斜め下向き前方へ
延びるように配置されており、かつフレームにヒンジ結
合されている。この構成は6つのヒンジ軸を備えた多数
のヒンジレバー若しくはヒンジ個所を要する。その上、
この構成では完全に規定された運動が生じると共に、こ
の運動は背もたれにもたれた時に座部の扁平部分の前部
領域が持上がるように選択される。そのさい足が床から
持上がる。この構成は全部で3つの作業位置で効果的な
作業椅子には不適当である。この欠点を取除くために、
例えば西独国特許出願公開第3322450号明細書又は同実
用新案登録第7815561号明細書に開示された椅子では、
最も前方の座部領域の高さ位置がほとんど変化しないよ
うにするため、この個所にヒンジ的な支持部材及び又は
移動可能な支持部材が設けられている。
西独国実用新案登録第7721954号明細書に開示された構
成では、前方へかがんだ筆記姿勢で長時間坐ることがで
きるような構成が欠けている。要するにこの構成では座
面が若干下方へ傾斜している。従つてこの構成は、種々
の個人及び種々の作業を行なう個人の種々の使用状態に
座部及び背もたれを良好に適合させるという実際の要求
に十分適合しない。
西独国特許出願公開第3322450号明細書及び同実用新案
登録第7818561号明細書に基づく構成並びにその他の多
くの構成では、背もたれ支持体が支柱の領域でフレーム
に固定的にヒンジ結合されており、この背もたれ支持体
に、背もたれに対して角度位置を変えることのできる座
部がヒンジ的に支持されており、これによつて、背もた
れにもたれたさいに骨盤とせき柱との間に旋回が生じ、
不都合である。西独国実用新案登録第7815561号明細書
に基づく座部の後方の部分面のヒンジ的な支持は、両方
の座面部分間の伸長位置を可能ならしめるが、座部の最
も後端のそれ以上の降下を生ぜしめず、このことは、背
もたれにもたれた姿勢での力の自然的な支持に反する。
西独国特許出願公開第3036993号明細書による構成で
は、わずかなヒンジ軸による座部と背もたれとの支持、
並びに座部と背もたれとのわずかな支持部材によつて協
働するヒンジ的な連結が行なわれている。しかし、この
支持部材は座部の領域外に設けられており、それゆえ、
多くの椅子構造には不適当である。さらに、著しく前方
に位置して、後方への旋回時に大たい部を持上げない装
置もすでに存在するが、しかし、多くの使用者にとつて
不都合にも、骨盤とせき柱との間の角度位置が変化して
しまうほか、座部と背もたれとの間に、ばね負荷された
構造が必要である。座面の傾斜調節が常時、背もたれの
対応する傾斜調節に関連しており、このことは多くの使
用者又は使用情況のために望ましくない。西独国実用新
案登録第7612629号明細書によれば、椅子の座部の傾斜
を調節する装置が公知であり、これによれば、脚台に対
する座部の傾斜がカム円板装置によつて調節される。背
もたれは調節可能に脚台に取付けられている。座部と背
もたれは互いに連結されていない。この椅子はダイナミ
ツクな着座に不適当である。しかし、傾斜調節用のカム
円板及びヒンジ軸によつて効果的な傾斜調節が実現され
ることを示しており、しかも同時にカムトラツクの構成
が係止部材を含むことも示されている。しかしこの構成
はダイナミツクな座部支持及び背もたれ支持のための支
持機構に直接適用するためには不適当である。
本発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の課題は、構造が簡単であり、解剖学的に
効果的な支持が生じると共に、座部及び背もたれの種々
の支持部材の予め選択可能な及び又は自動的に占るべき
相対位置が簡単かつ確実かつ機能的に可能であるよう
な、作業椅子のための支持・調節装置を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 前記課題を解決した本発明の要旨は、作業椅子であつ
て、座部、背もたれ及び脚台を備えており、脚台が支持
・調節機構を備えており、座部が、座部前部と座部後部
とに分割されており、座部前部と座部後部とが互いにヒ
ンジ結合されており、背もたれと座部後部とが相互角度
を維持して互いに結合されており、座部前部及び座部後
部がそれぞれ、フレームに固定されたヒンジ軸に旋回可
能にかつばねの力に逆つて相互の角度位置内で互いに運
動可能に支持されており、座部後部が、背もたれへの押
圧時に、ばね負荷された支持部材の最も前方の当付け位
置から後方下向きに傾斜するように、座部前部及び座部
後部のヒンジ軸線の下方に位置する前記ヒンジ軸に支持
されている形式のものにおいて、座部前部及び座部後部
がそれぞれ1つの支持部材若しくは1対の支持部材を介
して脚台に支持されており、かつ、座部前部が座部の前
端部の近くに、フレームに固定されたヒンジ軸(すべり
軸)を有しており、座部後部のヒンジ軸(旋回軸)が座
部前部のヒンジ軸(すべり軸)の後方に位置しており、
かつ、フレームに固定された前記両ヒンジ軸の一方がば
ね(圧縮ばね)の力に逆つて運動可能に配置されている
ことにある。
本発明の作用・効果 本発明によれば座部後部と背もたれとの角度がほとんど
変化せず、背もたれにもたれたときに座部後部が下方に
降下する(これは従来の支持部材とはまつたく異なる)
ため、使用者の脚が持ち上がらない。その理由は、背も
たれにもたれることによつて座部が運動したとき、最も
前方の支持部材が実際に高さ変化しないためである。さ
らに、ヒンジ軸及び支持レバーの点数が著しくわずかで
あり、脚台へのヒンジ結合のために効果的な位置が可能
であり、これによつて、小形かつコンパクトな安定した
支持部材が可能となり、特に解剖学的な観点で効果的な
運動性及び身体部位の適当な支持が可能となり、さらに
付加的に傾斜調節装置並びに調節可能なばね装置の構成
の簡単な可能性が生じる。その場合の要点は、ヒンジ軸
が最初の構成に対して互いに逆に位置し、かつ西独国特
許第1256840号明細書、同実用新案登録第7721954号明細
書及び同実用新案登録第7815561号明細書に基づく従来
構造のものでは常に必要となれる、座部部分間に位置す
る座部ヒンジの領域での支持を行なわずに済み、これに
よつて、支持部材及びヒンジレバーの点数が削減される
と共に、支持長さが短いために、運動性及び支持性が良
好であり、しかも極めて安定な支持が可能となる。
本発明の1実施態様では、座部前部及び座部後部が、互
いにヒンジ結合された2つのフレーム部分若しくはフレ
ーム状のシエル部分を備えており、このフレーム部分の
下側に、下向きかつ内向きに突出した座部フレーム支持
体が固定されており、座部フレーム支持体が、両ヒンジ
軸(すべり軸及び旋回軸)へ差し込み可能な固定スリー
ブを備えている。このようにすれば、簡単な手段で安定
した支持を行なうことができ、かつ、個人の荷重並びに
座部前部から座部後部を介して背もたれに、又はその逆
の経路で伝達される支持力の伝達に関連して生じる座部
内の力が伝達される。
良好な運動機構による良好な運動性を可能ならしめるた
めに、本発明の別の実施態様では、フレームに固定され
たヒンジ軸(旋回軸)が脚台の支柱のすぐ前に位置して
おり、かつ、座部前部及び座部後部のヒンジ軸線が、鉛
直な支柱を通る鉛直平面と、これに対して平行な、旋回
軸を通る平面との間に位置している。このようにすれ
ば、ヒンジ軸と脚台への支持部材とがこの領域内で密に
互いに並んで位置し、かつこれによつて、力の良好な伝
達、特に座部後部の効果的な運動性が可能となり、座部
後部は背もたれが後方へ傾いたときに、上方の思案点に
対してすでに若干後方へ傾いた位置から旋回する。
本発明のさらに別の実施態様では、支持のための両方の
ヒンジ軸(すべり軸及び旋回軸)の軸線の結合平面と、
座部フレーム平面若しくは主着座平面とが、前方のばね
当付け位置で互いにわずかな度数の鋭角を成している。
これによつて、タイプライタを操作する鉛直な座着姿勢
では座部の水平な位置及び背もたれの対応する効果的な
支持が可能となると共に、適当に調節すれば座面が前方
にも傾き、これによつて使用者は前方に傾斜した筆記作
業姿勢を占めることができ、しかもそれにもかかわら
ず、効果的な運動時に、わずかなヒンジ点でのでん部の
効果的な支持によつて、くつろいだ姿勢及び安楽な姿勢
をとることができる。
本発明のさらに別の実施態様では、旋回時に座部前部が
ばねの力に逆つてほぼ3°の角度範囲内で、かつ、背も
たれがほぼ16°の角度範囲内で旋回するように、ヒンジ
軸の位置とレバーの長さとが選らばれている。このよう
にすれば、ヒンジによる特別な構成並びに補償によつ
て、座部シエル及びクツシヨン内にほぼ1:2.5乃至1:3の
角度比が生じ、これは座部と最も後方の位置の背もたれ
との相対的な角度にとつて効果的である。
すべり軸は脚台の領域に配置されてもよいが、特に有利
には本発明のさらに別の実施態様では、支柱支持体に設
けられた旋回軸が移動不能に形成されており、かつ、旋
回支持部材に支承されたヒンジ軸(すべり軸)がばねの
力に逆つて後向へ移動可能に形成されている。これによ
つて、その他のヒンジ部分全体をソリツドにかつ揺動な
く支持する後方の軸が固定され、前方の軸はすべり軸と
して形成されるので、安全性が損なわれない。著しい利
点は、ばね力が座部前部及び引張部材としての支持部材
を介して背もたれに伝達され、これによつて効果的なて
こ比が生じることにある。さらに、すべり軸の領域内で
の係止を予め効果的に行なうことができ、このことは一
般的に後でもう1度座部高さ調節が必要である場合に有
利である。さらにばね力調節装置が効果的にすべり軸の
近くに設けられ、この場所ではばね力調節装置は前方に
位置するため良好に操作される。
本発明のさらに別の実施態様では、座部フレーム支持体
が、座部の縁の下方に達するまで突出して形成されてお
り、かつ、ヒンジ軸(旋回軸及びすべり軸)の支持部が
支柱の近くで、支柱の支持管に回動不能に結合された旋
回・すべり支承部内に形成されている。
本発明のさらに別の構成では、作業椅子であって、座
部、背もたれ及び脚台を備えており、脚台が支持・調節
機構を備えており、座部が、座部前部と座部後部とに分
割されており、座部前部と座部後部とが互いにヒンジ結
合されており、背もたれと座部後部とが相互角度を維持
して互いに結合されており、座部前部及び座部後部がそ
れぞれ、フレームに固定されたヒンジ軸に旋回可能にか
つばねの力に逆って相互の角度位置内で互いに運動可能
に支持されている形式のものにおいて、座部及び背もた
れがそれぞれただ2つの支持部材若しくは2対の支持部
材を介して脚台に支持されており、その一方の支持・ヒ
ンジ軸(旋回軸)が、脚台に固定的に結合された、支持
・調節機構(支柱支持体)の部分に固定されており、他
方のヒンジ軸(すべり軸)が旋回支持部材に支承されて
おり、この旋回支持部材が、脚台に固定された前記一方
のヒンジ軸(旋回軸)に旋回可能に支承されており、脚
台に固定された支柱支持体と旋回支持部材との間に傾斜
調節装置が配置されており、この傾斜調節装置によつ
て、脚台に固定されたヒンジ軸(旋回軸)に対する、傾
斜旋回可能に支承されたヒンジ軸(すべり軸)の高さ位
置が変化可能である。この構成によれば、ばね力に逆つ
て行なわれる座部部分及び背もたれ部分のダイナミツク
な旋回若しくは傾斜の他に、付加的な傾斜調節の可能性
が得られ、これによつて、座部及び又は背もたれの出発
位置の調節が可能となり、しかもこの調節はいずれにし
ろ設けられる若しくは必要なヒンジ軸によつて行なわれ
る。その場合、さらに一方のヒンジ軸が座部の支持と支
持部材の支持との両方に役立てられ、これによつて部品
点数が削減され、構造の見通しがよくなり、かつ運動性
が改善される。しかも特別なレバー長又は軸の位置での
運動性の特別な形態では傾斜調節を考慮しなくてもよ
い。この種の傾斜調節は、一方の軸がばね負荷されてい
ない場合及びばねが実施例でとは別の場所に設けられて
いる場合及び背もたれが座部に固定的に結合されていな
い場合にも行なうことができる。しかし、構造の調節の
ために、基本傾斜調節を行なうのが特に重要である。な
ぜならば、これによつて、特に前方にかがんだ筆記作業
及び使用者のその他の要求への適合のために出発位置が
簡単な手段によつて著しく簡便に調節されるからであ
る。
傾斜調節装置は多数の形式で、例えば間挿されたねじ部
材等によつて得られる。その場合特別有利な1実施態様
では、傾斜調節装置が、互いに調節可能な支持部分(支
柱支持体及び旋回支持部材)の一方に設けられた回転軸
を中心として旋回可能に支承された少なくとも1つの傾
斜用カム円板を備えており、このカム円板に、他方の支
持部分に固定されたカム支持部材(連結ピン)が係合し
ており、かつ、調節つまみ(操作わん曲片)及び係止部
材が設けられている。ねじ装置が適当なねじ及び適当な
スペースを要するのに対して、カム調節装置は扁平に構
成され、しかもカムの傾斜を要求に適合させることがで
きる。さらにカム調節装置は大体において簡単に製作さ
れる押抜き品、旋盤加工品若しくは成形品によつて形成
される。
ばねの取付けをも考慮した本発明の別の効果的な実施態
様では、支柱支持体が、ばね及び類似物のための室を取
囲む、前方へ向かつたアーム状の2つの支柱支持脚を備
えており、この支柱支持脚がその前方の端部領域に外向
きの連結ピンを備えており、この連結ピンが傾斜用カム
円板のカムスリット内に、カムスリットの形状に沿って
運動可能に係合しており、該カム円板が支持・調節機構
のその他すべての構成部分にかぶされたU字形の旋回支
持部材の、支柱支持脚及び傾斜用カム円板にかぶされた
支持脚の内部に配置されており、かつ複数の支承部材に
分割された回転軸を介して旋回支持部材にヒンジ結合さ
れている。
この構成では、支持脚が係止凹所を備えており、この係
止凹所は回転軸を中心とする部分円に沿つて支持脚の下
方の縁に形成されており、かつ、この係止凹所内に、両
方の傾斜用カム円板を結合せしめている操作わん曲片の
係止突起が係合していると効果的である。その上、この
ように簡単に製作及び取付けられる構成は一層簡単に効
果的な個所で操作されかつ大きな運動確実性を提供す
る。
身体支持部材の個々の領域間のばね負荷された結合部材
を有するすでに述べた支持・調節機構は適当な個所に適
当に設計されたばねを必要とし、このばねは種々の形式
で形成される。効果的な運動性を得ることのできる構成
によつて、特に、戻しばねが、連結部材として作用する
長いレバー部材を介してかつ軸のわずかな移動距離にわ
たつて支持されることによつて、1つの強い圧縮ばねを
取付けるだけで効果がある。しかし、使用者が種々の戻
し力を所望するため、この種の強いばねのばね力は調節
容易でなればならない。このことのために従来使用され
た楔装置及びレバー装置は構造的に不経済であると共
に、しばしば操作が困難であり、特に長期間使用中には
親操作性を失なう。本発明のさらに別の構成では、作業
椅子であって、座部、背もたれ及び脚台を備えており、
脚台が支持・調節機構を備えており、座部が、座部前部
と座部後部とに分割されており、座部前部と座部後部と
が互いにヒンジ結合されており、背もたれと座部後部と
が相互角度を維持して互いに結合されており、座部前部
及び座部後部がそれぞれ、フレームに固定されたヒンジ
軸に旋回可能にかつばねの力に逆って相互の角度位置内
で互いに運動可能に、支持レバーによって支持されてお
り、支持レバーの間及びフレームに固定された支持部材
の間に少なくとも1つのばねが配置されており、かつ、
ばねの力を変化せしめる調節装置が設けられている形式
のものにおいて、ばね力の調節装置が、角度位置を調節
可能なトグルレバーを備えており、このトグルレバー
が、トグルリンク内にトグル部材を備えており、このト
グル部材が、トグルレバー・支持部材(トグルレバーケ
ーシング)に支持された調節ねじによつて調節可能であ
る。トグルレバー装置は、構造が簡単かつ支持・摩擦性
が効果的であり、しかもその支持状態において変化する
大きな力の支持を小さな操作力で行なう。このことは椅
子のばね調節のための条件であるが、しかし従来では時
により比較的強いばねのためにねじ及び大きな操作ノブ
を備えた複雑な調節装置が設けられているにもかかわら
ず、ばね調節がこのようには行なわれていない。それゆ
え、トグルレバー装置の使用が効果的である理由は、圧
縮コイルばねのばね力が圧縮時に累進的に増大し、か
つ、伸長の増大に伴ない角度位置が変化するためにトグ
ルレバーの調節力が減少するからである。このように、
2つの特性を効果的に統合したことによつて、操作簡単
かつ長寿命のための条件が保証される。その場合、本発
明の効果的な1実施態様によれば、トグルレバー装置が
圧縮ばねの軸方向でこれと一緒に、両方のヒンジ軸(旋
回軸及びすべり軸)の平面内でこれに支持されて緊張さ
せられている。それゆえ、その他の伝達機構が不要であ
り、かつ力が効果的に直接支持される。本発明の別の実
施例では、トグルレバー装置が、前向きかつ上方へ開い
た箱状のトグルレバーケーシング内に配置されており、
このトグルレバーケーシングが、トグル部材に作用する
調節ねじ、支え及びばね受(後方のばね支持壁)を支持
している。この種の箱状の部材は、平行な壁によつて形
成された、支持・調節機構の取付け部内に効果的に組込
まれ、かつその他の部材のための効果的な製作・接続条
件を提供する。その場合、ばね受は効果的にはトグルレ
バーケーシングのばね支持壁から成ることができ、本発
明の1実施例ではこのばね支持壁が、圧力平面内に案内
ピンを備えており、この案内ピンに、ばね受が移動可能
に配置されており、このばね受は圧縮ばねをその支持領
域とばね支持壁との間に保ちかつ位置決めしている。こ
れによつて、製作簡単かつ組込容易なばね及びばね調節
ユニツトが形成される。ばね受は効果的にはヒンジ軸若
しくはその軸支管への支持のための支持部分円筒部を備
える。効果的には、すべり軸に面した前方のトグルレバ
ーが、すべり軸にじかに支持される部分円筒状の支持部
を備えており、この支持部がじかにすべり軸に支持され
ている。それゆえ、わずかにしか回転しない支持のため
の支持・支承部材が効果的に、いずれにしろ必要な構成
部材内に統合される。効果的には、トグルレバー部分
が、二腕レバー状の互いに内外に係合したトグルレバー
によつて形成されており、後方のトグルレバーが支持ピ
ンによつてトグルレバーケーシングの側壁内に支持され
ている。
作業椅子の多くの使用において背もたれのばね弾性的な
後退及び座部の降下は望ましくない。それゆえ効果的に
は、滑り及びばね作用が遮断又はロツクされるとよい。
このことのために、本発明の別の実施態様では、すべり
軸若しくはばね装置がすべり運動を妨げる係止装置を備
えている。この係止装置はばねのすべり部材の領域か又
はじかにすべり軸の領域に係合することができる。その
場合効果的には、係止装置が、すべり軸を中心に旋回可
能な係止旋回レバーを備えており、係止旋回レバーは係
止位置において、ほぼヒンジ軸の軸線を結合する平面内
で、縦すべり支承部を有する旋回支持部材のケーシング
部分に支持されており、かつその係止端部によつて係止
位置からすべり平面に対して平行な位置へほぼ角90°旋
回可能である。この種のレバーは簡単に形成され、取付
けられかつ効果的に操作される。その場合、本発明の別
の実施態様では、係止装置が円板状の2つのアームを備
えており、このアームはトグルレバーケーシングの外部
でこれを閉鎖するように配置されており、かつ、すべり
支承部の制限カラーが相互の位置固定のために外側から
アームに接触している。要するに、種々の互いに内外に
位置する部材が、比較的大きなねじり剛性を有する支持
ベースにもかかわらず取付け上効果的にかつ節約された
スペースで取付けられる。その場合、本発明の別の実施
態様では、円板状のアームが係止ウエブによつて互いに
結合されており、係止ウエブの係止端部が円板状のアー
ムを越えて突出しており、かつ旋回支持部材の支持脚の
領域内に位置しており、かつ、係止旋回レバーが、つま
みを備えた旋回棒を有しており、このつまみが側方で座
部の前部領域の下方に位置している。この構成は簡単に
製作され、わずかな部品からなり、取付け容易でありか
つ操作良好である。
一般の椅子機構は、多くの場合支柱に支持された部分に
対して座部が著しく突出しているために、著しく幅広く
形成され、これによつて力を効果的に受止めることがで
きるようになつている。従つて、座部の下方及び場合に
よつては背もたれの領域に、種々の支持部材及び操作部
材のための広いスペースが要求され(この要求は多くの
場合、大きなスペースを要するカバーによつて生じ
る)、これによつて椅子は外観上スマートに見えない。
さらに、複雑な係止部材例えば安全リング、隔てスリー
ブ等が必要である。そこで構造的にも製作的にも一層効
果的であると共に組立容易であり、しかもねじり剛性の
大きい確実な構成であると共に箱状構造を有する支持・
調節機構を提供するために、本発明の1実施態様では、
座部及び背もたれが互いにヒンジ結合された少なくとも
2つの部分領域に分割されており、両部分領域が、座部
部分及び背もたれ部分を支持するレバー又はアーム(座
部フレーム支持体)によつて支持・調節機構に支持され
ており、かつ、種々の支持・調節部材が、部分的に開い
てU字形に形成されており、かつその内側間隔が、他方
の互いに内外に接続される支持・調節ケーシング部分の
それぞれの外側間隔に合わせて形成されている。この箱
状の構造は簡単に打抜き曲げによつて製作されると共
に、壁の密な接触によつて若干の相互の運動を阻止する
が、しかし必要ならばこの運動を可能ならしめ、かつそ
のさい、回転可能な、しかしねじり剛性的な、多数の部
分の支持のための大きな支持ベースを可能ならしめる。
この構造は親組立性を有しかつ見通しがよい。その場
合、本発明の別の実施例では、旋回支承部材が下向きに
開いたU字形の支承部として形成されており、旋回支承
部及びすべり支承部を受容するその終端領域が中央の結
合ウエブを越えて自由に突出して形成されている。これ
によつて、外側からかぶされる安定した構成部分が形成
され、その支承部は良好に接近可能であり、かつこの構
成部分はそれにもかかわらず曲げ及びねじりに対する所
要の安定性を提供すると共にその他の構成部分を取囲
む。所望ならば、それ自体は見通しのよいこの構造を簡
単な小さなカバーによつて覆うことができる。それゆ
え、このカバーの製作のための著しい材料も節約され
る。
実施例 作業椅子10はローラ12と高さ調節可能な支柱とを備えた
5アーム状の脚台11、座部15と背もたれ16とを備えた身
体支持部14を備えている。座部及び背もたれは後で説明
するようにフレーム17に取付けられている。
フレーム17の代りにシエル部材が設けられてもよい。以
下の2実施例ではフレームの場合についてのみ説明す
る。
フレーム17は2つのフレーム部分、要するに座部前部フ
レーム部分17.1と座部後部・背部フレーム部分17.2とか
ら成る。これらは2つのヒンジ18.1,18.2及びヒンジ軸
線18を介して互いにヒンジ結合されている。ヒンジ軸線
18は利用者の座骨隆肉が当る部分に位置している。この
ことは重要である。座部後部フレーム部分17.3は座部後
部15.3のクツシヨン部分を介して使用者のでん部を支持
するのに役立つとともに背部フレーム部分17.4とこれに
所属するクツシヨン部分とにほぼ運動不能に結合されて
いるが、骨盤とせき柱の下部分とが常時ほぼ同じ角度を
保つように弾性的に形成されている。大たい部のための
座部前部15.1の支持部は通常通りほぼひざまでを支持す
るための丸味を有する前端部15.6を備えている。
両方の座部フレーム部分はそれぞれ2つの座部フレーム
支持体20,21を介してすべり軸22及び旋回軸23に支持さ
れている。座部フレーム支持体は固定スリーブを備えた
差しはめ部材として形成されており、これは適当な形式
でフレーム部分(若しくはシエル)にねじ結合又はその
他の結合形式で固定的に結合されている。
後方のヒンジ軸はフレームに固定された旋回軸23として
形成されており、かつ支柱支持体25に支承されている。
支柱支持体25は2つの支柱支持脚25.1,25.2を備えてお
り、これは部分円筒状の結合領域25.3から接線方向に前
方へ突出している。支柱支持体25は高さ調節可能な支柱
13の支持管26に適当な形式例えば溶接によつて固定され
ている。
旋回軸23は、複数の目的に役立てられるため、多部分か
ら形成されている。旋回軸23は内側の棒状の支軸23.1と
軸支管23.2とを備えており、軸支管内に支軸23.1が図示
しないプラスチツク軸受を介して回転可能に支承されて
いる。
座部フレーム支持体21.1,21.2は旋回軸23の端部に差し
込まれており、それとまつたく同様に、座部フレーム支
持体20.1,20.2はほぼ同じ長さの前方のヒンジ軸に差し
込まれており、このヒンジ軸はすべり軸22として形成さ
れていて外側から差し込まれている。
すべり軸22は旋回支持部材28に支承されており、これは
2つの支持脚28.1,28.2及び1つの結合ウエブ28.3を備
えた、下向きに開いたU字成形状の最も外側の支持部材
として形成されている。旋回支持部材28は、支持機構、
旋回機構及び調節機構のためのすべての部材を取囲んで
いる。旋回支持部材28は各支持脚28.1,28.2の後方の支
承部28.5,28.6にそれぞれ成形されたブラスチツク製の
旋回支承部29.1,29.2を備えており、これはそれぞれ回
転可能にかつ適合して両側から軸支管23.2に差しはめら
れており、かつ第3図、第5図及び第8図から判るよう
に支承部28.5,28.6に成形された支承切欠30内に適合し
て嵌合している。旋回支承部材28の支持脚28.1,28.3の
前方領域28.7,28.8には長孔31.1,31.2が設けられてお
り、この長孔内に、それぞれ1つの内側に位置する制限
カラー32.3,32.4を備えて形成されたプラスチツク製の
すべり支承部32,32.1が内側から差しはめられている。
すべり支承部32はすべり軸22の直径に対応する切欠を備
えておりかつ第5図及び第8図から判るように、後で説
明する係止装置がばねをロツクしない限り行程Hだけを
移動する。
すべり軸22は旋回軸23に対して弾性的に支持されてい
る。
硬さ若しくはばね力を調節することのできるばね支持装
置が特に第3図、第4図、第6図及び第7図に示されて
いる。上向きかつ前向きに開いたトグルレバーケーシン
グ35が設けられており、これは後方のばね支持壁35.3と
下方のケーシング壁35.4と側壁35.1,35.2とを備えてい
る。ばね支持壁35.3には案内ピン36が固定されており、
これは後向きに突起しており、この案内ピン36にばね受
37が移動可能に案内されている。ばね受37は案内孔37.2
を備えたシヤフト37.1を備えており、この案内孔37.2は
案内ピン36に適合して嵌合しておりかつこれに沿つて滑
動可能である。ばね受37は支持部37.4を備えている。支
持部は支持部分円筒部37.5を有する。ばね受はこの領域
で、特に第6図に示すように軸支管23.2に支持される。
シヤフト37.1上で位置決めされた圧縮ばね38は強い圧縮
コイルばねとして形成されておりかつ第3図、第4図、
第6図及び第7図から判るように一方でばね受37にかつ
他方でばね支持壁35.3に支持されている。
トグルレバーケーシング35内には両方の側壁35.1,35.2
に支持ピン41が固定されている。支持ピンはすべり軸22
の軸線と旋回軸23の軸線との結合平面E内に位置してお
り、この結合平面内には案内ピン36の軸線も位置してい
る。支持ピン41には二腕状のトグルレバー42が支持され
ており、これはトグル部材43にヒンジ結合されている。
トグル部材43には前方の二腕状のトグルレバー44が結合
されており、これは部分円筒状の支持部44.1を備えてお
り、これは前方のすべり軸22にじかに支持されておりか
つ両方のアームの間隔に対応する幅を有しており、これ
によつて安定した支持が確保される。
トグル部材43には、結合平面Eに対して直角に配置され
た調節ねじ45が係合しており、これはトグル部材の中央
に設けられたねじ孔を貫通しており、かつ行程制限部46
を備えており、かつシヤフト45.1を有しており、シヤフ
ト45.1はトグルレバーケーシング壁35.4の長孔47内でこ
れに沿つて移動可能に配置されている。調節ねじ45の頭
45.3の下にはワツシヤ48が設けられており、これは調節
時の調節ねじ45のすべりを可能ならしめる。調節ねじは
第7図では省略した適当な大きさのグリツプ45.4を備え
ており、この調節ねじをねじ込み又はねじ出すことによ
つて、トグルレバーは支持ピン41と旋回軸23との間隔を
変化せしめる。これによつて圧縮ばね38の前張力が加減
される。このトグル機構の特別な利点は、累進的に増大
するばね張力の上昇時でもかるく調節されることにあ
る。その理由はトグルレバーが伸長した位置を占めてい
るからである。
すべり軸22は長孔31内でばね38の力に逆つて後方へ運動
することができる。その場合、トグルレバーケーシング
35を含めたトグルレバー装置全体が後方へ移動する。こ
のような運動が不所望なときにこの運動を不可能にする
ために、ばね係止装置50が設けられている。このために
断面U字形のわん曲状の係止旋回レバー51が設けられて
いる。係止旋回レバーは2つのアーム51.1,51.2及び係
止ウエブ51.3から成り、アームは円板状に形成されてお
りかつトグルレバーケーシング35の側壁35.1,35.2の外
部でこれに接触しておりかつ適合する支承孔51.4によつ
てすべり軸22に旋回可能に支承されている。前方の結合
部として役立つ係止ウエブ51.3はアーム51.1,51.2の適
当な切欠内に挿入されて、円板状のアーム51.1,51.2に
溶接されている。係止ウエブは突出した係止端部51.5,5
1.6を備えており、これは旋回支持部材28の幅と同じ長
さを有している。これに対して平行に旋回棒52が溶接さ
れており、これはつまみ52.1(第1図)を備えており、
つまみは座部15の下方側部に位置しておりかつ操作に役
立つ。旋回支持部材28の支持脚28.1,28.2は前方領域28.
7,28.8の前方の角隅部28.9内に四分円を備えており、そ
の中心点は長孔の前方の半円の中心点と合致しており、
四分円は係止端部51.5,51.6の支持部51.9とすべり軸22
の中心点との間隔より若干小さな半径を有している。さ
らに、下方に達する支持領域53はほぼ接線方向に形成さ
れており、このため、係止端部51.5,51.6は支持領域に
接触することができかつすべり軸22の移動を妨げること
ができる。すべり軸22を中心に上方へ旋回した係止旋回
レバーの図示しない位置では、すべり軸が自由に長孔内
で後方へ運動することができる。なぜならば係止端部5
1.5,51.6が結合平面Eに対して平行に位置しているから
である。
旋回支持部材28は外側から支柱支持体25を取囲んでおり
かつこれに対して傾斜位置調節可能に支持されている。
このことのために、傾斜調節装置60が設けられており、
これは特に第3図、第8図及び第9図に示すように2つ
のカム円板61.1,61.2を備えている。カム円板は旋回支
持部材28の支持脚28.1,28.2に設けた回転軸線64を形成
する支承ナツト62(第9図)及び支承ねじ63に旋回可能
に固定されている。
カム円板61はそれぞれカムスリツト61.3,61.4を備えて
おり、これは第8図から判るように回転軸線64からの間
隔を著しく変化させており、かつ、カムスリツト内には
それぞれ結合ピン65が係合している。結合ピン65.1,65.
2は第3図及び第9図から判るようにそれぞれ支柱支持
脚25.1,25.2の前端部領域内で外側へ突出して固定され
ており、かつそれぞれカムスリツト61.3,61.4内に係合
している。
カム円板61.1,61.2は操作アーム61.5,61.6を備えてお
り、これは内側へわん曲したばね支持部61.7,61.8を備
えており、このばね支持部に係止ばね66.1,66.2が支持
されている。第9図から判るように、係止ばね66.1,66.
2は操作わん曲片67に支持されている。操作わん曲片は
両方の操作アーム61.5,61.6を結合せしめる、下向きに
ばね力に逆つて移動可能なわん曲成形片から形成されて
おり、これはその各サイドアーム67.1,67.2(第3図)
に係止突起67.3を備えている。係止突起は半円形の係止
凹所68内に係合することができるように配置されてい
る。この係止凹所68は第5図に示すように、回転軸線64
の周りに円形に適当間隔をおいて旋回支持部材28の支持
脚28.1,28.2の下縁に打抜かれており、かつ部分円状に
配置されており、これによつてカム円板61は旋回して複
数の位置で係止され、従つて旋回軸23に対するすべり軸
22の高さ位置が変化可能であり、これによつて広範囲に
座部との背もたれとのはじめの傾斜が調節される。
支持管26内に図示しない高さ調節装置が設けられてお
り、その上方の操作端部70だけが第3図に示されてい
る。高さ調節のために、この操作端部70が押下げられ
る。そのために操作レバー71が設けられており、これは
支承孔72内に旋回可能に支承されている。支承孔72は第
3図及び第6図から判るように、支柱支持脚25.1,25.2
の最も上方領域内に形成されており、かつ操作レバー71
の軸を受容する。旋回制限部73は一方の終端位置で高さ
調節装置のがたつきのない支持のための支持部を形成し
ている。
本実施例の作業椅子は次のように使用される。
図示しないつまみを介して操作レバー71によつて脚台の
支柱13が使用者の所望のはじめの高さまで調節される。
傾斜調節装置60の操作わん曲片67によつて座部15及び背
もたれ16のはじめの傾斜が調節される。そのさい、操作
わん曲片67がばね66.1,66.2の力に逆つて下向きに引張
られ、その結果、係止突起67.3,67.4が係止凹所68を外
れる。前方若しくは後方へ操作わん曲片67を旋回させる
ことによつて、鉛直な支柱13若しくは床に対する結合平
面Eの傾斜位置が調節され、この結果、すべり軸22が旋
回軸23に対して相対的に所望の高さ位置に達する。その
場合、椅子の多くの利用者にとつて背もたれによりかか
らない状態で座部15が快適となるように調節が行なわれ
る。換言すれば、多く手書きする使用者に快適であるよ
うに、座部が、第2図に示す水平位置ではなく、若干前
方へ傾斜した位置を占め、その結果、結合平面Eがほぼ
水平となるように調節が行なわれる。この位置ではひと
は快適に前方ヘかかんで手によつて書くことができ、し
かも脚の血行が座部15の前端部15.6への著しい支持によ
つて妨げられない。
グリツプ45.4の回動によつて、トグルレバーが多かれ少
なかれ伸長し、これによつて圧縮ばね38の前張力が調節
される。
使用者は次いで背もたれによりかかる。そのさい、ばね
張力が使用者の希望に相応して簡単に後調節される。こ
の過程では、ばね係止装置50はその旋回棒52によつて上
方へ旋回されなければならず、その結果、係止端部51.
1,51.2は結合平面Eに対して平行に位置し、これによつ
てすべり軸22の自由な運動を可能ならしめる。
使用者が上半身を立てることによつて、タイプライタ操
作姿勢をとると、腰部せきつい領域が対応する背もたれ
16の領域のわん曲部によつて支持され、その結果、使用
者はまつすぐに坐ることができ、腰部せきついが互いに
効果的な位置を占める。その場合、座部15は依然として
第2図に示す両座部フレーム部分17.1,17.3の伸長した
位置を有し、圧縮ばね38はまだ圧縮されていない。その
さい骨盤及びでん部は、解剖学的に正しく形成されかつ
実際に不動の座部後部・背部フレーム部分17.2に支持さ
れた、座部後部15.3及び背もたれ16から成るユニツトに
よつて支持される。
くつろいだ位置が所望されるさいに背部を後方にもたれ
させるときは、使用者は体重を後方へ移動させて適当に
背もたれ16を押圧するだけでよい。これによつて座部後
部15.3及び背もたれ16は、フレームに固定された旋回軸
23を中心に旋回し、そのさいその相互の角度位置を維持
する。その結果、せきつい及び骨盤は解剖学的に効果的
な相互位置を維持する。要するに、特許請求の範囲第1
項にいう「著しく角度が変らない」という概念はこのこ
とを意味する。若干の弾性がフレーム構造又はシエル構
造若しくはクツシヨン内に常時存在するのが望ましいこ
とは勿論であるが、座部後部と背もたれとの間にヒンジ
的な又は容易に折れ曲がる弾性的な結合部があつてはな
らない。
背もたれへの押圧力による旋回軸23を中心とする旋回の
度合いに応じて、ヒンジ軸線18は旋回軸23に対して下方
へ運動する。なぜならばヒンジ軸線18は円弧に沿つて運
動すると共に図示の有利な実施例では上方の思案点から
でなく、この思案点に対して若干回動した出発位置から
出発し、旋回時には少なからぬ距離を下向きに進むから
である。これに応じて、連結されている座部前部15.1は
座部前部フレーム部分17.1によつて連行されてすべり軸
22を中心に旋回し、そのさいすべり軸は固定的な連結及
び剛性的な構成のために長孔31.1及びすべり支承部32内
で若干旋回して後方へ移動し、そのため、座部前部フレ
ーム部分17.1も若干後ろ下方へ傾斜した位置を占める。
しかしこの傾斜は座部後部フレーム部分17.3の傾斜に比
してわずかである。その理由は、座部前部フレーム部分
は著しく前方に位置し、かつ座部前部フレーム部分17.1
内に長いてこ腕を有しておりかつそれに相応して連行さ
れるからである。これによつて、座部15の支持面全体が
後方下向きに傾斜した位置をとる。そのさい、緊力ベル
ト又は相応するシエル部分及びクツシヨンによる座部構
造の弾性が若干の補償を行ない、そのため、でん部の下
方の上方領域内でのヒンジ軸線18を中心とする鋭い屈曲
運動は生じない。緊張材料は座部クツシヨンの適当な波
状の形態によつて生じる。これによつて、せきついの方
向に生じる使用者の力成分は、この方向に対してほぼ直
角に設けられた座部の支持面上で支持されると共に、背
もたれへ向う方向の力成分は背もたれによつて支持され
る。従つて、でん部及び大たい部が前方へ滑べらず、従
つて衣服のずれが生じない。さらに、ひざ関節も実際に
持ち立がらない。なぜならば、すべり軸22がひざの近傍
でしかも若干のすべりによつて後方へ移動しかつ場合に
よつては下方に移動し、従つて座部の丸味を有する前端
部15.6が実際にその高さを変えないからである。わずか
に上半身と大たい部との間の角度が座骨関節を中心に変
化するが、しかしこれはヒンジ軸線18,22,23の位置によ
つて効果的に支持される。
使用者が前方へかがむと、圧縮ばね38がすべ支承部32の
長孔31.1,31.2内ですべり軸22を前方へ押圧し、これに
よつて両座部部分のヒンジ軸線18が前方へ引張られ、従
つて座部後部15.3及び背もたれ16が第2図に示す出発位
置へ向かつて前方へ戻し旋回させられる。
背もたれに強くもたれたときでも、クツシヨンの弾性以
外には背の弾性的な支持を望まない場合には、使用者は
つまみ52.1を掴み、それに所属する旋回棒をすべり軸22
を中心に前向へ旋回させれば、係止端部51.5,51.6が結
合平面E内で支持脚28.1,28.2に接触し、これによつて
すべり軸のすべり運動が妨げられてすべり軸22がロツク
される。
結合平面Eと伸長状態の座部前部フレーム部分17.1及び
座部後部フレーム部分17.3との間の角度は効果的にはほ
ぼ10°である。すべり軸22を中心とする座部前部フレー
ム部分17.1の旋回の角度はほぼ3°が効果的である。旋
回軸23を中心とする座部後部・背部フレーム部分17.2の
旋回の角度はほぼ16°が効果的である。ほぼ1:5のこの
比はそれ自体では大たい部と背中との著しい傾斜角を生
ぜしめるように思われるが、しかし実際には座部フレー
ム又はクツシヨンのその他の支持部材の弾性的な構成に
よつて、着坐傾斜角全体が補償され、従つて、最も後方
へ旋回した位置でも角度の比はほぼ1:3程度となる。
座部フレーム部分の支持は図示の実施例では2部分から
成る座部フレーム支持体、要するに数対の座部フレーム
支持体によつて、一続きの軸のところで行なわれる。対
を成す座部フレーム支持体の代りに、適当にヒンジ結合
された一体の座部フレーム支持体を設けてもよい。特許
請求の範囲において、1つの支持部材又は1対の支持部
材というのはこのことを表わしている。本発明にとつて
重要な点は、できるだけわずかなヒンジ軸及びそれに所
属するヒンジレバーをそれぞれ運動の1平面内に配置
し、これによつて、1運動平面内に多数のレバー及びヒ
ンジを有するにもかかわらず良好な動的な座部支持を確
保できない従来のものに比して有利であることにある。
特に有利な点は、後方の旋回軸が、旋回可能に配置され
た部分の多重の支持部材として、要するに座部フレーム
支持体21.1,21.2、ひいては座部後部、背部の支持部材
としてのみならず、旋回支持部材28の旋回可能な支持及
び支持部分円筒部37.5によるばね受37を介した圧縮ばね
38の支持部材としても役立つことにある。これによつ
て、効果的な力の案内が得られると共に、多数のヒンジ
点を1つの多重ヒンジ領域に集中させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の作業椅子全体の略示斜視
図、第2図は第1図に示す作業椅子の側面図、第3図は
本発明の1実施例に基づく支持・調節機構の分解斜視
図、第4図は第3図に分解して示した部品を組立てて上
方から見た図、第5図は第4図の側面図、第6図は第5
図の鉛直断面図、第7図は本発明の1実施例のばね支持
装置の断面図、第8図は本発明の1実施例の傾斜調節装
置の断面図、第9図は第8図の9-9線に沿つた断面図で
ある。 10……作業椅子、11……脚台、12……ローラ、13……支
柱、14……身体支持部、15……座部、15.1……座部前
部、15.3……座部後部、15.6……前端部、16……背もた
れ、16.4……背もたれ上部、17……フレーム、17.1……
座部前部フレーム部分、17.2……座部後部・背部フレー
ム部分、17.3……座部後部フレーム部分、17.4……背部
フレーム部分、18……ヒンジ軸線、18.1,18.2……ヒン
ジ、20,20.1,21,21.1,21.2……座部フレーム支持体、22
……すべり軸(ヒンジ軸)、23……旋回軸(ヒンジ
軸)、23.1……支軸、23.2……軸支管、25……支柱支持
体、25.1,25.2……支柱支持脚、25.3……結合領域、26
……支持管、28……旋回支持部材、28.1,28.2……支持
脚、28.3……結合ウエブ、28.5,28.6……支承部、28.7,
28.8……前方領域、28.9……角隅部、29,29.1,29.2……
旋回支承部、30……支承切欠、31,31.1,31.2……長孔、
32,32.1,32.2……すべり支承部、32.3,32.4……制限カ
ラー、35……トグルレバーケーシング、35.1,35.2……
側壁、35.3……ばね支持壁、35.4……ケーシング壁、36
……案内ピン、37……ばね受、37.1……シヤフト、37.2
……案内孔、37.4……支持部、37.5……支持部分円筒
部、38……圧縮ばね、41……支持ピン、42……トグルレ
バー、43……トグル部材、44……トグルレバー、44.1…
…支持部、45……調節ねじ、45.1……シヤフト、45.3…
…頭、45.4……グリツプ、46……行程制限部、47……長
孔、48……ワツシヤ、50……係止装置、51.1,51.2……
アーム、51.3……係止ウエブ、51.4……支承孔、51.5,5
1.6……係止端部、51.9……支持面、52……旋回棒、52.
1……つまみ、53……支持領域、55……支持部、60……
傾斜調節装置、61.1,61.2……カム円板、61.3,61.4……
カムスリツト、61.5,61.6……操作アーム、61.7,61.8…
…ばね支持部、62……支承ナツト、63……支承ねじ、64
……回転軸線、65……カム支持部材、65,65.1,65.2……
連結ピン、66.1,66.2……係止ばね、67……操作わん曲
片、67.1,67.2……サイドアーム、67.3,67.4……係止突
起、68……係止凹所、70……操作端部、71……操作レバ
ー、72,72.1,72.2……支承孔、73……旋回制限部、H…
…行程、E……結合平面

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業椅子であって、座部(15)、背もたれ
    (16)及び脚台(11)を備えており、脚台(11)が支持
    ・調節機構を備えており、座部(15)が、座部前部(1
    5.1)と座部後部(15.3)とに分割されており、座部前
    部と座部後部とが互いにヒンジ結合されており、背もた
    れ(16)と座部後部(15.3)とが相互角度を維持して互
    いに結合されており、座部前部(15.1)及び座部後部
    (15.3)がそれぞれ、フレームに固定されたヒンジ軸
    (22;23)に旋回可能にかつばね(38)の力に逆って相
    互の角度位置内で互いに運動可能に支持されており、座
    部後部(15.3)が、背もたれ(16)への押圧時に、ばね
    負荷された支持部材の最も前方の当付け位置から後方下
    向きに傾斜するように、座部前部(15.1)及び座部後部
    (15.3)のヒンジ軸線(18)の下方に位置する前記ヒン
    ジ軸(23)に支持されている形式のものにおいて、座部
    前部(15.1)及び座部後部(15.3)がそれぞれ1つの支
    持部材(20;21)若しくは1対の支持部材(20.1,20.2;2
    1.1,21.2)を介して脚台に支持されており、かつ、座部
    前部(15.1)が座部(15)の前端部(15.6)の近くに、
    フレームに固定されたヒンジ軸(すべり軸22)を有して
    おり、座部後部(15.3)のヒンジ軸(旋回軸23)が座部
    前部(15.1)のヒンジ軸(すべり軸22)の後方に位置し
    ており、かつ、フレームに固定された前記両ヒンジ軸
    (22,23)の一方がばね(圧縮ばね38)の力に逆って運
    動可能に配置されていることを特徴とする、作業椅子。
  2. 【請求項2】座部前部(15.1)及び座部後部(15.3)
    が、互いにヒンジ結合された2つのフレーム部分(17.
    1;17.2)若しくはフレーム状のシェル部分を備えてお
    り、このフレーム部分の下側に、下向きかつ内向きに突
    出した座部フレーム支持体(20.1,20.2;21.1;21.2)が
    固定されており、座部フレーム支持体が、両ヒンジ軸
    (すべり軸22及び旋回軸23)へ差し込み可能な固定スリ
    ーブを備えている、特許請求の範囲第1項記載の作業椅
    子。
  3. 【請求項3】フレームに固定されたヒンジ軸(旋回軸2
    3)が脚台(11)の支柱(13)のすぐ前に位置してお
    り、かつ、座部前部(15.1)及び座部後部(15.3)のヒ
    ンジ軸線(18)が、鉛直な支柱(13/26)を通る鉛直平
    面と、これに対して平行な、旋回軸(3)を通る平面と
    の間に位置している、特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の作業椅子。
  4. 【請求項4】支持のための両方のヒンジ軸(すべり軸22
    及び旋回軸23)の軸線の結合平面(E)と、座部フレー
    ム平面若しくは主着座平面とが、前方のばね当付け位置
    で互いにわずかな度数の鋭角を成している、特許請求の
    範囲第1項から第3項までのいずれか1項記載の作業椅
    子。
  5. 【請求項5】旋回時に座部前部(15.1)がばね(38)の
    力に逆ってほぼ3°の角度範囲内で、かつ、背もたれが
    ほぼ16°の角度範囲内で旋回するように、ヒンジ軸(1
    8,22,23)の位置とレバーの長さとが選らばれている、
    特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記
    載の作業椅子。
  6. 【請求項6】支柱支持体(25)に設けられた旋回軸(2
    3)が移動不能に形成されており、かつ、旋回支持部材
    (28)に支承されたヒンジ軸(すべり軸22)がばねの力
    (38)に逆って後向へ移動可能に形成されている、特許
    請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項記載の
    作業椅子。
  7. 【請求項7】座部フレーム支持体(20,21)が、座部(1
    5)の縁の下方に達するまで突出して形成されており、
    かつ、ヒンジ軸(旋回軸23及びすべり軸22)の支持部が
    支柱(13)の近くで、支柱(13)の支持管(26)に回動
    不能に結合された旋回・すべり支承部(29,32)内に形
    成されている、特許請求の範囲第1項から第6項までの
    いずれか1項記載の作業椅子。
  8. 【請求項8】作業椅子であって、座部(15)、背もたれ
    (16)及び脚台(11)を備えており、脚台(11)が支持
    ・調節機構を備えており、座部(15)が、座部前部(1
    5.1)と座部後部(15.3)とに分割されており、座部前
    部と座部後部とが互いにヒンジ結合されており、背もた
    れ(16)と座部後部(15.3)とが相互角度を維持して互
    いに結合されており、座部前部(15.1)及び座部後部
    (15.3)がそれぞれ、フレームに固定されたヒンジ軸
    (22;23)に旋回可能にかつばね(38)の力に逆って相
    互の角度位置内で互いに運動可能に支持されている形式
    のものにおいて、座部(15)及び背もたれ(16)がそれ
    ぞれただ2つの支持部材(20,22;21,23)若しくは2対
    の支持部材(22,20.1,20.2;23,21.1,21.2)を介して脚
    台(11)に支持されており、その一方の支持・ヒンジ軸
    (旋回軸23)が脚台に固定的に結合された、支持・調節
    機構(支柱支持体25)の部分に固定されており、他方の
    ヒンジ軸(すべり軸22)が旋回支持部材(28)に支承さ
    れており、この旋回支持部材が、脚台(11)に固定され
    た前記一方のヒンジ軸(旋回軸23)に旋回可能に支承さ
    れており、脚台(11)に固定された支柱支持体(25)と
    旋回支持部材(28)との間に傾斜調節装置(60)が配置
    されており、この傾斜調節装置によって、脚台(11)に
    固定されたヒンジ軸(旋回軸23)に対する、傾斜旋回可
    能に支承されたヒンジ軸(すべり軸22)の高さ位置が変
    えられるようになっていることを特徴とする、作業椅
    子。
  9. 【請求項9】傾斜調節装置(60)が、互いに調節可能な
    支持部分(支柱支持体25及び旋回支持部材28)の一方に
    設けられた回転軸(64)を中心として旋回可能に支承さ
    れた少なくとも1つの傾斜用カム円板(61)を備えてお
    り、このカム円板に、他方の支持部分に固定されたカム
    支持部材(連合ピン65)が係合しており、かつ、調節つ
    まみ(作業わん曲片67)及び係止部材(67.3,67.4,68,6
    6,67)が設けられている、特許請求の範囲第8項記載の
    作業椅子。
  10. 【請求項10】支柱支持体(25)が、ばね(38)及び類
    似物のための室を取囲む、前方へ向かったアーム状の2
    つの支柱支持脚(25.1及び25.2)を備えており、この支
    柱支持脚がその前方の端部領域に外向きの連結ピン(6
    5)を備えており、この連結ピンが傾斜用カム円板(61.
    1,61.2)のカムスリット(61.3,61.4)内に、カムスリ
    ットの形状に沿って運動可能に係合しており、該カム円
    板(61.1,61.2)が支持・調節機構のその他すべての構
    成部分にかぶされたU字形の旋回支持部材(28)の、支
    柱支持脚(25)及び傾斜用カム円板(61)にかぶされた
    支持脚(28.1,28.2)の内部に配置されており、かつ複
    数の支承部材(62,63)に分割された回転軸(64)を介
    して旋回支持部材にヒンジ結合されている、特許請求の
    範囲第8項又は第9項記載の作業椅子。
  11. 【請求項11】支持脚(28.1,28.2)が係止凹所(68)
    を備えており、この係止凹所は回転軸(64)を中心とす
    る部分円に沿って支持脚(28.1,28.2)の下方の縁に形
    成されており、かつ、この係止凹所内に、両方の傾斜用
    カム円板(61.1,61.2)を結合せしめている操作わん曲
    片(67)の係止突起(67.3,67.4)が係合している、特
    許請求の範囲第8項から第10項までのいずれか1項記載
    作業椅子。
  12. 【請求項12】作業椅子であって、座部(15)、背もた
    れ(16)及び脚台(11)を備えており、脚台(11)が支
    持・調節機構を備えており、座部(15)が、座部前部
    (15.1)と座部後部(15.3)とに分割されており、座部
    前部と座部後部とが互いにヒンジ結合されており、背も
    たれ(16)と座部後部(15.3)とが相互角度を維持して
    互いに結合されており、座部前部(15.1)及び座部後部
    (15.3)がそれぞれ、フレームに固定されたヒンジ軸
    (22;23)に旋回可能にかつばね(38)の力に逆って相
    互の角度位置内で互いに運動可能に、支持レバー(20,2
    1)によって支持されており、支持レバーの間及び又は
    フレームに固定された支持部材(25,28)の間に少なく
    とも1つのばね(38)が配置されており、かつ、ばね
    (38)の力を変化せしめる調節装置が設けられている形
    式のものにおいて、ばね力の調節装置が、角度位置を調
    節可能なトグルレバー(42,43,44)を備えており、この
    トグルレバーが、トグルリンク内にトグル部材(43)を
    備えており、このトグル部材が、トグルレバー・支持部
    材(トグルレバーケーシング35)に支持された調節ねじ
    (45)によって調節されるようになっていることを特徴
    とする、作業椅子。
  13. 【請求項13】トグルレバー装置が圧縮ばね(38)の軸
    方向でこれと一緒に、両方のヒンジ軸(旋回軸23及びす
    べり軸22)の平面(E)内でこれに支持されて緊張させ
    られている、特許請求の範囲第12項記載の作業椅子。
  14. 【請求項14】トグルレバー装置が、前向きかつ上方へ
    開いた箱状のトグルレバーケーシング(35)内に配置さ
    れており、このトグルレバーケーシングが、トグル部材
    (43)に作用する調節ねじ(45)、支え(41)及びばね
    受(後方のばね支持壁35.3)を支持している、特許請求
    の範囲第12項又は第13項記載の作業椅子。
  15. 【請求項15】トグルレバーケーシング(35)のばね支
    持壁(35.3)が、圧力方向を有する結合平面(E)内に
    案内ピン(36)を備えており、この案内ピンに、ばね受
    (37)が移動可能に配置されおり、このばね受は圧縮ば
    ね(38)をその支持領域(37.4)とばね支持壁(35.5)
    との間に保ちかつ位置決めしている、特許請求の範囲第
    12項から第14項までのいずれか1項記載の作業椅子。
  16. 【請求項16】ばね受(37)が、ヒンジ軸(23)若しく
    はその軸支管(23.2)への支持のための支持部分円筒部
    (37.5)を備えている、特許請求の範囲第12項から第15
    項までのいずれか1項記載の作業椅子。
  17. 【請求項17】すべり軸(22)に面した前方のトグルレ
    バー(44)が、すべり軸(22)にじかに支持される部分
    円筒状の支持部(44.1)を備えている、特許請求の範囲
    第12項から第16項までのいずれか1項記載の作業椅子。
  18. 【請求項18】トグルレバー部分が、二腕レバー状の互
    いに内外に係合したトグルレバー(42,44)によって形
    成されており、後方のトグルレバーが支持ピン(41)に
    よってトグルレバーケーシングの側壁(35.1,35.2)内
    に支持されている、特許請求の範囲第12項から第17項ま
    でのいずれか1項記載の作業椅子。
  19. 【請求項19】すべり軸(22)若しくはばね装置がすべ
    り運動を妨げる係止装置(50)を備えている、特許請求
    の範囲第12項から第18項までのいずれか1項記載の作業
    椅子。
  20. 【請求項20】係止装置(50)が、すべり軸(22)を中
    心に旋回可能な係止旋回レバー(51.1,51.2)を備えて
    おり、係止旋回レバーは係止位置において、ほぼヒンジ
    軸の軸線を結合する平面(E)内で、縦すべり支承部を
    有する旋回支持部材(28)のケーシング部分(38.1,38.
    2)に支持されており、かつその係止端部(51.5,51.6)
    によって係止位置からすべり平面(E)に対して平行な
    位置へほぼ角90°旋回させられるようになっている、特
    許請求の範囲第19項記載の作業椅子。
  21. 【請求項21】係止装置(50)が円板状の2つのアーム
    (51.1,51.2)を備えており、このアームはトグルレバ
    ーケーシング(35)の外部でこれを閉鎖するように配置
    されており、かつ、すべり支承部(32)の制限カラー
    (32,32.4)が相互の位置固定のために外側からアーム
    に接触している、特許請求の範囲第19項又は第20項記載
    の作業椅子。
  22. 【請求項22】円板状のアーム(51.1,51.2)が係止ウ
    エブ(51.3)によって互いに結合されており、係止ウエ
    ブの係止端部(51.5,51.6)が円板状のアーム(51.1,5
    1.2)を越えて突出しており、かつ旋回支持部材(28)
    の支持脚(28.1,28.2)の領域内に位置しており、か
    つ、係止旋回レバー(51.1,51.2)が、つまみ(52.1)
    を備えた旋回棒(52)を有しており、このつまみが側方
    で座部(15)の前部領域の下方に位置している、特許請
    求の範囲第21項記載の作業椅子。
  23. 【請求項23】座部(15)及び背もたれ(16)が互いに
    ヒンジ結合された少なくとも2つの部分領域(15.1,15.
    3,16)に分割されており、両部分領域が、座部部分及び
    背もたれ部分を支持するレバー又はアーム(座部フレー
    ム支持体20,21)によって支持・調節機構に支持されて
    おり、かつ、種々の支持・調節部材が、部分的に開いて
    U字形に形成されており、かつその内側間隔が、他方の
    互いに内外に接続される支持・調節ケーシング部分(2
    8,28.1,28.2;25,25.1,25.2;35)のそれぞれ外側間隔に
    合わせて形成されている、特許請求の範囲第12項から第
    22項までのいずれか1項記載の作業椅子。
  24. 【請求項24】旋回支承部材(28)が下向きに開いたU
    字形の支承部として形成されており、旋回支承部(29.
    1,29.2)及びすべり支承部(32.1,32.2)を受容するそ
    の終端領域(28.5〜28.8)が中央の結合ウエブ(28.3)
    を越えて自由に突出して形成されている、特許請求の範
    囲第23項記載の作業椅子。
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