JPH0734681Y2 - 収容部開閉ロック機構 - Google Patents

収容部開閉ロック機構

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JPH0734681Y2
JPH0734681Y2 JP14811888U JP14811888U JPH0734681Y2 JP H0734681 Y2 JPH0734681 Y2 JP H0734681Y2 JP 14811888 U JP14811888 U JP 14811888U JP 14811888 U JP14811888 U JP 14811888U JP H0734681 Y2 JPH0734681 Y2 JP H0734681Y2
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JP
Japan
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lock
pathway
lock pin
lock lever
opening
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一隆 松田
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富士通機電株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 用紙収容部のパスウェイの開閉が必要な時以外は容易に
パスウェイが開かない信頼性のある収容部開閉ロック機
構に関し、 収容部をセットした状態でパスウェイが容易に開くこと
のない信頼性のある収容部開閉ロック機構を提供するこ
とを目的とし、 収容部の下部に配設され下方向に開くパスウェイをロッ
クピンおよびこれと係合するロックレバとで固定・解除
なさしめる収容部開閉ロック機構において、上記ロック
レバは回転支点から垂直方向に伸びる垂直部と収容部の
奥行き方向に水平方向に伸びる水平部とからなり、該水
平部と同方向の垂直部側面に上記ロックピンと係合する
「コ」の字状の切り欠き部が形成され、ロック解除にお
いては収容部の下へ手を入れ水平部を上向きに押し上げ
るとロックレバが左回転しロックピンに係合していた切
り欠き部がロックピンから外れパスウェイを下げ、ロッ
クするにおいてはパスウェイを持ち上げ、ロックレバを
右回転させ切り欠き部にロックピンを係合させることを
特徴とする収容部開閉ロック機構を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は収容部開閉ロック機構に関し、特に用紙収容部
のパスウェイの開閉が必要な時以外は容易にパスウェイ
が開かない信頼性のある収容部開閉ロック機構に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は本考案実施例と従来例のロックレバとを比較す
る正面図、第4図は従来例の証書発行機の正面断面図、
第5図は第4図の左側面図である。従来の収容部開閉ロ
ック機構は、例えば第4図に示されるような証書発行機
に用いられている。この証書発行機は、銀行などで使わ
れる種々のタイプの証書を適宜選択して自動的に発行す
ることができる。各カセットボックス21(第4図の発行
機は上段、下段あわせて7種類の証書が発行可能)には
タイプ別の証書が番号順に入っていて、証書発行申請の
データを機械に入力すると証書用紙を選択し、カセット
ボックス21から繰り出しローラ22で証書を繰り出して送
りローラ23等により搬送路24の中を矢印H→I→J→K
→Lと順に送られて最上部にあるプリンタ25で証書内容
が印字され、矢印Nで示す経路を通って発行される。発
行されない証書はポイント26を上にはねあげて矢印Mの
経路を通ってリジェクトボックス20へ送られる。第5図
はこの第4図の左側面から見た図であり、矩形の収容部
11が上段、下段に分かれており、各収容部の証書は一旦
図の奥行き方向に送られ、さらに上方向に送られて上部
のプリンタ25で印字される。
証書を発行する際に、搬送路24を通る証書が矢印H→I
→J付近で紙づまり(ジャムともいう)を起こすと、パ
スウェイ12を下げてジャム媒体を取り除く必要がある。
従来はこのパスウェイの開閉ロック機構に第3図に示す
ロックピン13とロックレバ34が用いられていた。
従来のロック機構は、第3図に示されるように、ロック
レバ34が図示省略のパスウェイに回転支点35で回動可能
に支持され、回転支点35から垂直方向に伸びる垂直部36
と水平方向に伸びる水平部37とからなり、水平部37と反
対方向の垂直部36の側面にロックピンに係合する切り欠
き部38が形成されたものである。
このためパスウェイを開く場合は、水平部37を白抜き矢
印E方向に押し下げて回転支点35を中心にロックレバ34
を左回転させることにより、ロックピン13に係合してい
た切り欠き部38を外してパスウェイを下方向(矢印G方
向)へ下げていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上述の収容部開閉ロック機構によると、第3図に
見られるように、ロック解除の動作がロックレバ34の水
平部37を白抜き矢印E方向に押し下げるための持ち手と
して、収容部11から水平部37が一部出ている。このため
上段、下段の収容部をセットした状態で人の手が触れた
ような場合にロックレバ34の水平部37に触れてパスウェ
イを落としてしまうと証書の搬送ができなくなるという
問題がある。
そこで本考案は、収容部をセットした状態でパスウェイ
が容易に開くことのない信頼性のある収容部開閉ロック
機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、収容部の下部に配設され下方向に開くパ
スウェイをロックピンおよびこれと係合するロックレバ
とで固定・解除なさしめる収容部開閉ロック機構におい
て、上記ロックレバは回転支点から垂直方向に伸びる垂
直部と収容部の奥行き方向に水平方向に伸びる水平部と
からなり、該水平部と同方向の垂直部側面に上記ロック
ピンと係合する「コ」の字状の切り欠き部が形成され、
ロック解除においては収容部の下へ手を入れ水平部を上
向きに押し上げるとロックレバが左回転しロックピンに
係合していた切り欠き部がロックピンから外れパスウェ
イを下げ、ロックするにおいてはパスウェイを持ち上
げ、ロックレバを右回転させ切り欠き部にロックピンを
係合させることを特徴とする収容部開閉ロック機構によ
って達成される。
〔作用〕
即ち本考案は、第1図に示されるように、ロックレバ14
がパスウェイ12と回転支点15で回動可能に支持され、回
転支点15から垂直方向に伸びる垂直部16と水平方向に伸
びる水平部17とからなり、該水平部17と同方向の垂直部
16側面にロックピン13と係合する「コ」の字状の切り欠
き部18が形成されることにより、ロックピン13からロッ
クレバ14を外す場合は、常にロックレバ14の水平部17を
押し上げる方向(図中の白抜き矢印A方向)で行う。こ
のため、従来のロックレバのように下へ下げるための持
ち手部分の水平部を収容部11から出しておく必要がない
ので、何かの理由で水平部が触られてロック解除される
ことがなくなった。これを第1図で見ると、本考案のロ
ック機構は収容部11の下部に水平部17があって、これを
押し上げてロックを解除する。またロック解除の必要が
ない場合には、ロックレバ14の水平部17は収容部の下部
という触れ難い場所にあるため、不用意にパスウェイ12
が開いて媒体が搬送されなくなる心配がない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は本考
案の収容部の位置関係を示す正面図である。
図において、11は収容部、12はパスウェイ、13はロック
ピン、14はロックレバ、15は回転支点、16は垂直部、17
は水平部、18は切り欠き部、19は支持ガイドを示す。
本実施例では、銀行等で用いられる証書発行機において
証書を収納する収容部のパスウェイの開閉ロック機構と
して実施したものである。
第1図に示されるように、本実施例の収容部開閉ロック
機構は、収容部11の下部に配設され下方向に開くパスウ
ェイ12を収容部に固定されたロックピン13およびこれと
係合するロックレバ14とで固定・解除するものである。
本実施例に用いられたロックレバ14は、パスウェイ12と
回転支点15で回動可能に支持され、その回転支点15から
垂直方向に伸びる垂直部16と図示されるように収容部11
の奥行き方向に向け水平方向に伸びる水平部17とによっ
て構成され、その水平部17の伸び方向と同方向の垂直部
16の側面にロックピン13と係合する「コ」の字状の切り
欠き部18が形成されている。さらに本実施例では、ロッ
クピン13と回転支点15との間に折りたたみ式の支持ガイ
ド19が配設されて、パスウェイ12が必要以上に下へ開か
ないように支持されている。
本実施例のパスウェイのロック機構の開閉は、次のよう
にして行う。第1図中にロックピン13と非係合と係合し
た状態を示すロックレバをそれぞれ砂地と破線で示して
あり、この状態で収容部11の下へ手を入れて水平部を上
向き(白抜き矢印A方向)に押し上げる。すると回転支
点15を中心にロックレバ14が左回転してロックピン13に
係合していた「コ」の字状の切り欠き部18がロックピン
13から外れてパスウェイ12を下へ下げることができる。
逆にパスウェイ12を収容部11へ収納する場合は、パスウ
ェイ12を持ち上げてロックレバ14を右回転させながら切
り欠き部18にロックピン13を係合させる上記と逆の手順
で行う。実際に用いた証書発行機の収容部11は上段と下
段に分かれているため、第2図に示されるように、パス
ウェイ12内のジャムを取り除く時は、上段の収容部11を
矢印B方向に引っ張り出してからパスウェイ12の開閉を
行い、再度破線の位置に戻してセットする。
このように収容部11をセットした状態において、従来の
ロックレバは、第3図に見られるように、水平部37が外
部に出ているため、何かの拍子で触れてパスウェイが開
くことがあった。しかし本実施例のロックレバ14は下か
ら押し上げてロックを解除する構造であるため誤動作を
少なくすることができた。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案の収容部開閉ロック機構は、収
容部のパスウェイの開閉させるロックレバを改良しその
水平部が収容部の奥行き方向に延在し収容部の外に出る
ことのないようにすることによって、水平部を押し上げ
てロック解除する構造としたため、収容部の外に突出す
る部分がなくなり、収容部の開閉が必要な時以外は人手
に触れてパスウェイが開くことのない信頼性のあるロッ
ク機構とすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、 第2図は本考案の収容部の位置関係を示す正面図、 第3図は本考案実施例と従来例のロックレバとを比較す
る正面図、 第4図は従来例の証書発行機の正面断面図、 第5図は第4図の左側面図である。 第1図および第2図において、11は収容部、12はパスウ
ェイ、13はロックピン、14はロックレバ、15は回転支
点、16は垂直部、17は水平部、18は切り欠き部、19は支
持ガイド を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収容部(11)の下部に配設され下方向に開
    くパスウェイ(12)をロックピン(13)およびこれと係
    合するロックレバ(14)とで固定・解除なさしめる収容
    部開閉ロック機構において、 上記ロックレバ(14)は回転支点(15)から垂直方向に
    伸びる垂直部(16)と収容部(11)の奥行き方向に水平
    方向に伸びる水平部(17)とからなり、 該水平部(17)と同方向の垂直部(16)側面に上記ロッ
    クピン(13)と係合する「コ」の字状の切り欠き部(1
    8)が形成され、ロック解除においては収容部(11)の
    下へ手を入れ水平部(17)を上向きに押し上げるとロッ
    クレバ(14)が左回転しロックピン(13)に係合してい
    た切り欠き部(18)がロックピン(13)から外れパスウ
    ェイ(12)を下げ、ロックするにおいてはパスウェイ
    (12)を持ち上げ、ロックレバ(14)を右回転させ切り
    欠き部(18)にロックピン(13)を係合させることを特
    徴とする収容部開閉ロック機構。
JP14811888U 1988-11-15 1988-11-15 収容部開閉ロック機構 Expired - Fee Related JPH0734681Y2 (ja)

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JP14811888U JPH0734681Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 収容部開閉ロック機構

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JP14811888U JPH0734681Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 収容部開閉ロック機構

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JPH0268144U JPH0268144U (ja) 1990-05-23
JPH0734681Y2 true JPH0734681Y2 (ja) 1995-08-09

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ID=31419145

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JP5025780B2 (ja) * 2010-10-25 2012-09-12 シャープ株式会社 照明装置

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JPH0268144U (ja) 1990-05-23

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