JPH0734262Y2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH0734262Y2
JPH0734262Y2 JP1990106320U JP10632090U JPH0734262Y2 JP H0734262 Y2 JPH0734262 Y2 JP H0734262Y2 JP 1990106320 U JP1990106320 U JP 1990106320U JP 10632090 U JP10632090 U JP 10632090U JP H0734262 Y2 JPH0734262 Y2 JP H0734262Y2
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JP
Japan
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box
outdoor unit
unit
heat exchanger
shaped casing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990106320U
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English (en)
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JPH0464023U (ja
Inventor
武 北川
隆幸 松本
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機の室外ユニットに関する。
(従来の技術) 分離型空気調和機の室内ユニットと室外ユニットとは、
それぞれに設けられた対応する接続口同士がユニット配
管を用いて接続される。そして例えば実開昭61−195268
号公報に見られるように、熱交換器を内蔵する室外ユニ
ットの接続口は、ケーシング前後に空気の吹出口と吸込
口とが設けられている関係上、ケーシングの側部に設け
られ、その接続口に接続されたユニット配管が、ケーシ
ングの周辺部分を経て室内ユニットに接続されていた。
しかしケーシングの周辺部分をユニット配管が経由して
いると、ユニット配管の存在が、外観を損なうこととな
って、エクステリア性を高める上で好ましくない。
そこで従来より、ケーシングの周辺部分を経由している
ユニット配管を、カバーなどで覆い隠すといった配管処
理を施して外観の向上を図っている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記配管処理には非常に多くの手数が必要に
なって経済性が損なわれるばかりでなく、その割りには
充分な外観向上が図れないという問題があった。
この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたも
のであって、その目的は、ユニット配管を目立たなくし
てエクステリア性を高めるための配管処理を、カバー等
の余分な部材を用いずに行うことのできる空気調和機の
室外ユニットを提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで第1請求項記載の空気調和機の室外ユニットは、
熱交換器2とファン3とを内蔵した箱形ケーシング1の
背板15に、上下方向に延びるユニット配管Pの収容スペ
ースSを凹入状に形成し、上記熱交換器2は、その横断
面形状において、その両側部が箱形ケーシング1の前板
13側に位置すると共に、その中央部が背板15側に位置す
るように湾曲形成される一方、上記ファン3は上記熱交
換器2よりも前板13側に配置され、上記箱形ケーシング
1においては、その側板11における熱交換器2よりも背
部の位置に空気吸込口12が、またその前板13に空気吹出
口14が形成されていることを特徴としている。
さらに第2請求項記載の空気調和機の室外ユニットは、
上記におけるユニット配管Pの接続口6が、上記箱形ケ
ーシング1内の下部前板13側の位置に配置されているこ
とを特徴としている。
(作用) 上記第1請求項記載の空気調和機の室外ユニットでは、
ユニット配管Pは、箱形ケーシング1の背板15に設けら
れた収容スペースSに収容されるので、ユニット配管P
が、箱形ケーシング1に覆い隠されることになる。
また箱形ケーシング1の側板11に空気吸込口12、同ケー
シング1の前板13に空気吹出口14がそれぞれ設けられて
いるため、背板15にユニット配管Pの収容スペースSを
凹入状に形成しても、これが室外ユニットの性能に影響
を及ぼすことはほとんどない。
しかも第2請求項記載の空気調和機の室外ユニットのよ
うに接続口6を配置しておけば、ユニット配管Pの接続
作業性も向上する。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機の室外ユニットの具体的な実
施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図はこの考案の実施例による室外ユニットの平面
図、第2図は同ユニットの一部破断側面図、第3図は同
ユニットの一部破断正面図である。
室外ユニットは箱形ケーシング1に、熱交換器2やファ
ン3が収容されていると共に、箱形ケーシング1の左右
の側板11、11にそれぞれ空気吸込口12、12が設けられ、
その前板13に空気吹出口14が設けられている。また箱形
ケーシング1の下端内部に設けられた取付枠5にユニッ
ト配管用の所要数の接続口6・・が千鳥配列状態に下向
きに取付けられている。
また箱形ケーシング1の背板15は、幅方向中央部がその
全高に亘って凹入状に凹んでおり、その凹んだ箇所がユ
ニット配管Pの収容スペースSとなされている。7は防
振ゴム71を介して箱形ケーシング1の上部に設けられた
取付金具で、第2図に仮想線で示した壁面などの取付面
Wにビスなどの止具を用いて取付けられる。なお上記収
容スペースSはプレス加工で容易に形成することが可能
である。
上記熱交換器2は、第1図に示すように、断面が湾曲形
状になされており、その両側部が前方に突出すると共
に、中央部が背板15側に位置するように配置されてい
る。そして上記熱交換器2と前板14との間にファン3が
配置されている。
この室外ユニットにおいて、ファン3が回転すると、空
気吸込口12、12から矢符Aのように外気が吸い込まれ、
その外気が熱交換器2の内部通路を流れる熱媒体と熱交
換し、空気吹出口14から矢符Bのように前方に吹き出さ
れる。このような風廻り構造であると、箱形ケーシング
1の背板15に凹入状に凹んだ収容スペースSが形成され
ていても、室外ユニットの性能には、収容スペースSを
形成したことの影響が、ほとんど及ばないことを確認し
ている。
ユニット配管Pの配管工事は、箱形ケーシング1の前面
側から容易に行うことができる。そしてユニット配管P
は、上記背板15の凹入状の収容スペースSに収容されて
いる。この場合、収容スペースSからずれた位置に設け
られている接続口6に接続されるユニット配管Pは、第
3図のように、接続口6の下方において一旦、横向きに
曲げ、その立上り部分を収容スペースSに収容させれば
よい。こうしておけば、ユニット配管Pが箱形ケーシン
グ1によって覆い隠されるため、ユニット配管Pが目立
たず、エクステリア性が向上する。またユニット配管P
を収容している凹入状の収容スペースSは背板15の折り
曲げて形成したものであるから、収容スペースSを形成
している背板15の山形の突条16は背板15や箱形ケーシン
グ1の全体を補強する補強リブとしての機能をも発揮す
る。
この実施例では空気吸込口12を左右の側板11、11のそれ
ぞれに形成してあるが、片側の側板11だけに空気吸込口
12を形成しておいてもよい。また背板15の収容スペース
Sは背板15の全高に亘って形成してあるが、場合によっ
てはその収容スペースSを背板15の高さ方向の一部だけ
に形成するだけでよいこともあり、そのような態様にて
実施することも可能である。
(考案の効果) 以上のように第1請求項記載の空気調和機の室外ユニッ
トによると、ユニット配管が箱形ケーシングによって覆
い隠されて外部から見えなくなるため、エクステリア性
が向上するのみならず、カバーなどの余分な部品を用い
ないことによって経済性も改善されるという効果があ
る。また、ユニット配管の導設に利用される凹入状の上
記収容スペースを背板に形成してあることにより、その
収容スペースを形成している部分で背板全体が補強され
るという利点もある。
さらに室外ユニットの性能低下を招くことなく、上記収
容スペースを形成し得るという利点が生じる。
しかも第2請求項記載の空気調和機の室外ユニットのよ
うに接続口を配置しておけば、通常は前面側のスペース
が充分にあることから、ユニット配管の接続作業性を向
上し得るという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による室外ユニットの平面
図、第2図は同ユニットの一部破断側面図、第3図は同
ユニットの一部破断正面図である。 1……箱形ケーシング、2……熱交換器、6……接続
口、11……側板、12……空気吸込口、13……前板、14…
…空気吹出口、15……背板、S……収容スペース、P…
…ユニット配管。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器(2)とファン(3)とを内蔵し
    た箱形ケーシング(1)の背板(15)に、上下方向に延
    びるユニット配管(P)の収容スペース(S)を凹入状
    に形成し、上記熱交換器(2)は、その横断面形状にお
    いて、その両側部が箱形ケーシング(1)の前板(13)
    側に位置すると共に、その中央部が背板(15)側に位置
    するように湾曲形成される一方、上記ファン(3)は上
    記熱交換器(2)よりも前板(13)側に配置され、上記
    箱形ケーシング(1)においては、その側板(11)の上
    記熱交換器(2)よりも背部の位置に空気吸込口(12)
    が、またその前板(13)に空気吹出口(14)が形成され
    ていることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】上記におけるユニット配管(P)の接続口
    (6)が、上記箱形ケーシング(1)内の下部前板(1
    3)側の位置に配置されていることを特徴とする第1請
    求項記載の空気調和機の室外ユニット。
JP1990106320U 1990-10-08 1990-10-08 空気調和機の室外ユニット Expired - Lifetime JPH0734262Y2 (ja)

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JP1990106320U JPH0734262Y2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 空気調和機の室外ユニット

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JP1990106320U JPH0734262Y2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 空気調和機の室外ユニット

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JPH0464023U JPH0464023U (ja) 1992-06-01
JPH0734262Y2 true JPH0734262Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=31852366

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JP2007271235A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daikin Ind Ltd 取付盤および空気調和機の室外機
JP6179750B2 (ja) * 2012-09-21 2017-08-16 株式会社ノーリツ ヒートポンプ式熱源機
CN107208907B (zh) * 2015-02-17 2019-10-29 三菱电机株式会社 室外机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106638A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd セパレート型空気調和機の室外機

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