JP2570128Y2 - 閉鎖配電盤換気装置 - Google Patents

閉鎖配電盤換気装置

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JP2570128Y2
JP2570128Y2 JP1992079877U JP7987792U JP2570128Y2 JP 2570128 Y2 JP2570128 Y2 JP 2570128Y2 JP 1992079877 U JP1992079877 U JP 1992079877U JP 7987792 U JP7987792 U JP 7987792U JP 2570128 Y2 JP2570128 Y2 JP 2570128Y2
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直義 明石
勉 一井
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、盤内への塵埃の侵入を
防ぎ、耐ノイズ性能と強度の向上をはかるようにした閉
鎖配電盤換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の閉鎖配電盤の換気装置は、例えば
実願昭53−35687号(実開昭54−137826
号)のマイクロフィルムに記載されているように、前面
扉の内側及び後面扉の内側にそれぞれ遮蔽板を設け、扉
と遮蔽板との間に通風路を形成し、屋根の裏側に両通風
路にそれぞれ外気を取り入れるための通気孔を備え、そ
の通気孔から取り入れた外気が、扉と遮蔽板との間の通
風路を上から下へ通り、遮蔽板の下部の通気孔から盤内
に入り、天井板の通気孔を通り、天井の開口部から排出
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の前記換気装置の
場合、前面扉の及び後面扉のそれぞれの内側に、通風路
を形成するための遮蔽板を設けているため、遮蔽板によ
り盤内の有効スペースが少なくなり、盤内の各種機器の
配置に制約を受け、盤が大形化するという問題点があ
る。
【0004】さらに、通風路を形成するための遮蔽板が
扉とは別体であるため、組立,取り扱い作業が煩雑であ
る。その上、通風路が盤の前面と後面のみであるため、
両側面の断熱,冷却ができず、かつ、耐ノイズ性能が低
いという問題点がある。
【0005】本考案は、前記の点に留意し、盤内への塵
埃の侵入を防ぐとともに、耐ノイズ性能及び強度を向上
し、盤内の有効スペースを増大し、盤内の各種機器の配
置に制約を受けず、盤の小形化を図り、さらに、組立,
取り扱い作業を容易にした閉鎖配電盤換気装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案の閉鎖配電盤換気装置は、内板と,外板と,
前記内板,外板の側部を覆った側板と,前記内板,外板
の底部を覆った底板とからなり,前記内板と前記外板と
の間に形成された側壁空間と,該側壁空間の上端に形成
され外気に連通した吸気口と,前記内板の下部に形成さ
れ盤内に連通した内板開口とを有し,前記吸気口と前記
内板開口のみが開口し,他は覆われ,配電盤の前面扉,
後壁,右壁,左壁を形成した2重壁からなる縦長の薄い
箱状の側壁と、天板と該天板の上方の天板カバーとから
なる天井と、前記天板と前記天板カバーとの間に形成さ
れた天井空間と、前記天板の中央部に形成され盤内に連
通した天板開口と、前記天井空間の四方の側端に形成さ
れ外気に連通した排気口とを備え、前記天井の周縁部が
前記側壁の吸気口の上方に張り出して前記吸気口を覆っ
たものである。
【0007】
【作用】前記のように構成された本考案の閉鎖配電盤換
気装置は、前面扉,後壁,右壁,左壁を形成する側壁
が、内板と,外板と,内板,外板の側部を覆った側板
と,内板,外板の底部を覆った底板とからなり、内板と
外板との間に形成された側壁空間と,側壁空間の上端に
形成され,外気に連通した吸気口と,内板の下部に形成
され盤内に連通した内板開口とを有し,吸気口と内板開
口のみが開口し,他は覆われた2重壁からなる縦長の薄
い箱状であるため、側壁の取り扱い及び盤の組立が容易
であり、しかも、盤の各面の全てが前記側壁により形成
されているため、耐ノイズ性能及び強度が向上し、さら
に、外気が側壁の上端の吸気口から流入するため、盤内
への塵埃の侵入が防止される。
【0008】
【実施例】1実施例について図1ないし図3を参照して
説明する。それらの図において、1は閉鎖配電盤、2は
配電盤1の枠体、3,4,5,6は配電盤1の各側壁を
形成する前面扉,後壁,右壁,左壁であり、それぞれパ
ッキン7を介して枠体2に装着されている。
【0009】つぎに、側壁につき説明する。8は内板、
9は外板、10は内板8と外板9との間に形成された側
壁空間、11は側壁空間10の上端に形成され外気に連
通した吸気口、12は内板8の下部に形成され盤内に連
通した内板開口、13は内板8,外板9の側部を覆った
側板、14は内板8,外板9の底部を覆った底板であ
り、側壁は吸気口11と内板開口12のみが開口し、他
は覆われ、2重壁からなる縦長の薄い箱状になってい
る。
【0010】15は配電盤1の底面板、16は天板17
とその天板17の上方の天板カバー18とからなる天
井、19は天板17と天板カバー18との間に形成され
た天井空間、20は天板17の中央部に形成され盤内に
連通した天板開口、21は天井空間19の四方の側端に
形成され外気に連通した排気口、22は排気口21に設
けられたフアンであり、天井16の周縁部が各側壁の吸
気口11の上方に張り出し、吸気口11の上方を覆って
いる。
【0011】そして、空気の流れは、外気が周囲の各吸
気口11から吸い込まれ、側壁空間10を下方へ移行
し、各内板開口12から盤内に入り、盤内を上方へ流
れ、天板開口20から天井空間19に入り、天井空間1
9を四方へ移行し、各排気口11から外部へ排出され
る。従って、冷却面が拡大され、冷却効率がよく、盤内
に熱のこもる部分の生じる可能性が極めて低い。
【0012】前記実施例は、フアン22を設けた強制換
気の場合であるが、自然対流による換気の場合は、フア
ン22を設ける必要がない。
【0013】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。前面扉3,
後壁4,右壁5,左壁6を形成する側壁が、内板8と,
外板9と,内板8,外板9の側部を覆った側板13と,
内板8,外板9の底部を覆った底板14とからなり、内
板8と外板9との間に形成された側壁空間10と,側壁
空間10の上端に形成され,外気に連通した吸気口11
と,内板8の下部に形成され盤内に連通した内板開口1
2とを有し,吸気口11と内板開口12のみが開口し,
他は覆われた2重壁からなる縦長の薄い箱状であるた
め、側壁の取り扱い及び盤の組立が容易であり、しか
も、盤の各面の全てが前記側壁により形成されているた
め、耐ノイズ性能及び強度が向上し、さらに、外気が側
壁の上端の吸気口から流入するため、盤内への塵埃の侵
入が防止される。
【0014】その上、天井16が天板17と天板17の
上方の天板カバー18とからなり、天板17と天板カバ
ー18との間に天井空間19が形成され、天板17に盤
内に連通した天板開口20が形成され、天井空間19の
側端に外気に連通した排気口21が形成されているた
め、空気の流れが円滑であり、自然対流のみによっても
効率よく換気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の概略側面図である。
【図2】図1の一部除去平面図である。
【図3】図1の側壁の斜視図である。
【符号の説明】
3 前面扉 4 後壁 5 右壁 6 左壁 8 内板 9 外板 10 側壁空間 11 吸気口 12 内板開口 13 側板 14 底板 16 天井 17 天板 18 天板カバー 19 天井空間 20 天板開口 21 排気口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内板と外板と,前記内板,外板の側部
    を覆った側板と,前記内板,外板の底部を覆った底板と
    からなり,前記内板と前記外板との間に形成された側壁
    空間と該側壁空間の上端に形成され外気に連通した
    気口と前記内板の下部に形成され盤内に連通した内板
    開口とを有し, 前記吸気口と前記内板開口のみが開口し,他は覆われ,
    配電盤の前面扉,後壁,右壁,左壁を形成した2重壁か
    らなる縦長の薄い箱状の側壁と、 板と該天板の上方の天板カバーとからなる天井と、前
    記天板と前記天板カバーとの間に形成された天井空間
    と、前記天板の中央部に形成され盤内に連通した天板開
    口と、前記天井空間の四方の側端に形成され外気に連通
    した排気口とを備え 前記天井の周縁部が前記側壁の吸気口の上方に張り出し
    て前記吸気口を覆っ た閉鎖配電盤換気装置。
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