JPH0534164Y2 - - Google Patents

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JPH0534164Y2
JPH0534164Y2 JP1986189946U JP18994686U JPH0534164Y2 JP H0534164 Y2 JPH0534164 Y2 JP H0534164Y2 JP 1986189946 U JP1986189946 U JP 1986189946U JP 18994686 U JP18994686 U JP 18994686U JP H0534164 Y2 JPH0534164 Y2 JP H0534164Y2
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JP
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outside air
air duct
inside air
housing
duct
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JP1986189946U
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JPS6393702U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子機器を内蔵する制御盤の冷却構
造に関する。
従来の技術 この種の制御盤の冷却構造としては、空調装置
によつて湿・温度調節がされた調和空気を直接筐
体内部に導入する一方で内気をダクト等により空
調装置側に戻す方式のほか、筐体そのものにフア
ン付きの熱交換器を取り付けて内外気の熱交換を
行なうようにしたものがある(例えば、「電子工
学ポケツトブツク第3版」、(昭和52.3.20)、オー
ム社、P18−34参照)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前者の方式は冷却効率の面では
すぐれているものの、大がかりな空調装置を必要
とするためにシステム全体が高価となるほか、制
御盤そのものの移動にあたつて融通性に欠ける欠
点がある。
また後者の方式は前者の方式と比べてコスト的
には有利となるものの、筐体内部の機器取付スペ
ースが制約を受けるとともに重量的にも大きくな
り、さらには内気放熱効率の均一化が図れない。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような種々の問題点を解消した
冷却構造を提供するものであり、筐体内部を外気
から遮断した密閉構造とした制御盤の冷却構造に
おいて、前記筐体の縦壁面の内側に機器取付板を
設けるとともに、この機器取付板に冷却が必要な
電子機器を取り付け、前記縦壁面と機器取付板と
の間に仕切板を設けることにより、両端が筐体内
部に開口する内気ダクトと、両端が筐体外部に開
口する外気ダクトとを隔離形成し、前記内気ダク
トには筐体の内気を強制循環させる内気用フアン
を設けるとともに、前記外気ダクトには該外気ダ
クトに沿つて外気を強制的に通流させる外気用フ
アンを設けて、仕切板で内外気の熱交換を行つて
内気を冷却するようにしたものである。
実施例 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図
で、筐体1は縦壁面となる背板部2と一対の側板
部3のほか底板部4および天板部5とから構成さ
れ、その前面には前扉6が図示外のヒンジを介し
て開閉可能に取り付けられている。そして、前記
前扉6の閉扉状態では筐体1内部が外気から遮断
されて完全密閉構造となるように構成されてい
る。ただし、第2図は側板部3と前扉6を取り外
した状態を示している。
前記筐体1の背板部2の内側には支持枠7を介
して機器取付板8が立設されており、この機器取
付板8には冷却を必要とする盤内機器(電子機
器)9が取り付けられている。また、前記背板部
2と機器取付板8との間には放熱板10が介装さ
れており、この放熱板10を仕切板として相互に
独立した内気ダクト11と外気ダクト12とが隔
離形成されている。そして、前記放熱板10は第
3図に示すようにその放熱面積を大きく確保して
放熱性を高めるために断面波形状に形成されてい
る。
前記内気ダクト11を形成している機器取付板
8の下部には内気吹出口13が形成されている一
方、内気ダクト11の上部には内気吸込口14が
形成されていて、この内気吸込口14には内気用
フアン15が設けられている。そして、前記筐体
1の内部の上部に位置する内気吸込口14から吸
い込んだ内気を内気ダクト11を通して下部の内
気吹出口13から吹き出すことにより、筐体1内
の内気が強制循環されるようになつている。
同様に前記外気ダクト12を形成している背板
部2の下部には防じんネツト付きの外気吸込口1
6が形成されている一方、背板部2とともに外気
ダクト12の一部を形成している天板部5には外
気吹出口17が形成されていて、この外気吹出口
17には外気用フアン18が設けられている。そ
して、前記外気吸込口16から吸い込まれた外気
は外気ダクト12内を下方から上方に流れて外気
吹出口17から吹き出されるようになつている。
したがつて、この実施例構造によると、筐体1
内の内気が内気ダクト11を通つて上方から下方
に流れながら強制循環されるのに対して、外気は
外気ダクト12を通つて下方から上方に流れるこ
とになる。その際に、内気ダクト11と外気ダク
ト12とを仕切つている放熱板10で内外気の熱
交換が行われ、内気が放熱・冷却されることにな
る。
しかも、内気が扁平状の狭い内気ダクト11に
吸い込まれて加速されることで冷却効果が高めら
れる一方で、外気もまた内気ダクト11に隣接す
る扁平状の狭い外気ダクト12に吸い込まれて加
速されることで冷却効果が促進されることから、
それらの内気ダクト11と外気ダクト12とを仕
切つている放熱板10での熱交換がきわめて効率
よく行われる。その結果として、筐体1内の内気
を十二分に冷却して盤内機器9を保護することが
できる。
なお、前記実施例では、内気ダクト11および
外気ダクト12を背板部2の内側に設けている
が、これらの内気ダクト11および外気ダクト1
2を左右いずれか一方の側板部3の内側に設けて
もよく、また内気ダクト11および外気ダクト1
2内での空気の通流方向をともに同じ方向となる
ようにしても同様の冷却効果が得られる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、筐体の縦壁面の
内側に電子機器が取り付けられる機器取付板を設
け、前記縦壁面の機器取付板との間に仕切板を設
けることにより内気ダクトと外気ダクトとを隔離
形成し、前記内気ダクトを通して内気を強制循環
させる一方で外気ダクトを通して外気を強制的に
通流させるようにしたことにより、内外気の熱交
換が仕切板を介してきわめて効率よく行われて内
気を均一に冷却できることから、従来のように熱
交換器等の必要がなく、簡単な構成でありながら
内気ひいては電子機器を十二分に冷却することが
できるほか、重量の軽減と併せて筐体内部のスペ
ースの面でも有利となる。また、筐体内の内気と
外気の入れ替えがないので、たとえ悪循環下であ
つても粉塵等が筐体内に入ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図で第2図の
垂直断面説明図、第2図は本考案の一実施例を示
す一部破断斜視図、第3図は第2図の−線に
沿う断面説明図である。 1……筐体、2……背板部(縦壁面)、8……
機器取付板、9……盤内機器(電子機器)、10
……放熱板(仕切板)、11……内気ダクト、1
2……外気ダクト、13……内気吹出口、14…
…内気吸込口、15……内気用フアン、16……
外気吸込口、17……外気吹出口、18……外気
用フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筐体内部を外気から遮断して密閉構造とした制
    御盤の冷却構造において、 前記筐体の縦壁面の内側に機器取付板を設ける
    とともに、この機器取付板に冷却が必要な電子機
    器を取り付け、 前記縦壁面と機器取付板との間に仕切板を設け
    ることにより、両端が筐体内部に開口する内気ダ
    クトと、両端が筐体外部に開口する外気ダクトと
    を隔離形成し、 前記内気ダクトには筐体の内気を強制循環させ
    る内気用フアンを設けるとともに、前記外気ダク
    トには該外気ダクトに沿つて外気を強制的に通流
    させる外気用フアンを設けたことを特徴とする制
    御盤の冷却構造。
JP1986189946U 1986-12-10 1986-12-10 Expired - Lifetime JPH0534164Y2 (ja)

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JP1986189946U JPH0534164Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JPS6393702U JPS6393702U (ja) 1988-06-17
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JPS6393702U (ja) 1988-06-17

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