JPH07336648A - A/d変換装置及び映像信号再生装置 - Google Patents

A/d変換装置及び映像信号再生装置

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JPH07336648A
JPH07336648A JP6148690A JP14869094A JPH07336648A JP H07336648 A JPH07336648 A JP H07336648A JP 6148690 A JP6148690 A JP 6148690A JP 14869094 A JP14869094 A JP 14869094A JP H07336648 A JPH07336648 A JP H07336648A
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JP
Japan
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signal
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video signal
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JP6148690A
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Yoshinobu Tsuji
良信 辻
Takashi Kiyofuji
隆志 清藤
Takechika Shibayama
健爾 柴山
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度特性や経時変化があっても映像信号と同
期したクロック信号でA/D変換を行う。 【構成】 同期分離手段13により分離された水平同期
信号13aを絶対位相誤差情報310aに基づいて所定
時間遅延する可変遅延手段33と、基準クロック信号R
を縦続遅延して得た位相の異なる複数の基準クロック信
号より、該可変遅延手段の出力信号の位相と最も位相が
近接した信号を選択して第1のクロック信号CK1とし
て出力するクロック選択手段Cと、第1のクロック信号
CK1で再生映像信号9aをA/D変換するA/D変換
器10と、絶対位相情報310aを出力する絶対位相情
報生成手段31と、該絶対位相情報310aと基準位相
情報Rとを比較して絶対位相誤差情報31aを生成する
比較手段32とを有することを特徴とするA/D変換装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A/D変換装置及び映
像信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりフィードフォワード型TBCに
おいては、映像信号と同期したクロック信号を用いてA
/D変換する装置として、図7に図示する装置が知られ
ていた。また、そのタイミングチャートは図8に図示す
る波形となる。
【0003】図7において、映像信号aはA/D変換器
Aと水平同期分離手段Bに供給される。そして、水平同
期分離手段Bにて分離された水平同期信号は図8(A)
に図示する波形となり、クロック信号選択手段Cに供給
される。
【0004】このクロック信号選択手段Cには、水晶発
信器等から安定した周波数を有する基準クロック信号C
KRが供給され、この信号が遅延手段C1〜C4にて微
小時間遅延され、基準クロック信号CKRと位相が相異
なるクロック信号C1a〜C4aとなり、選択手段C0
に供給される。
【0005】そして、選択手段C0にて水平同期信号の
立ち上がりと最も位相が近いクロック信号が選択されA
/D変換器Aに出力クロック信号として供給される。す
なわち、図8(A)に図示する水平同期信号の立上がり
エッジ部分を拡大したものが同図(B)であり、また、
基準クロック信号CKRを同図(C)、クロック信号C
1a〜C4aを同図(D)〜(F)とすると、同図
(E)に図示するクロック信号C2aを出力クロック信
号として選択している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
A/D変換装置では、水平同期分離手段がアナログ回路
で構成されるため、温度特性や経時変化により水平同期
信号と映像信号の位相がずれ、水平同期の基準と出力ク
ロック信号の位相が一致しないといった欠点があった。
【0007】また、従来のA/D変換装置を、映像信号
を複数のセグメントに分割し複数系統で記録再生する映
像信号記録再生装置に適用した場合には、各系統間で映
像信号とクロック信号の位相が相違するといった欠点が
あった。
【0008】一方、映像信号を複数のセグメントに分割
し複数系統で記録再生する映像信号記録再生装置にPL
L手段を適用した場合にはPLL手段が2系統必要とな
るので、構成が複雑となり2系統間のジッタが問題とな
っていた。
【0009】この点について、従来のA/D変換装置を
適用した映像信号記録再生装置のブロック図である図9
を用いて説明する。同図において、記録系より説明する
に、図示せぬ伝送路よりY信号aa(輝度信号)とP
B,PR信号bb,cc(色信号)が図示せぬクランプ
手段に供給され、ここで水平同期信号のペデスタルレベ
ル(0%レベル)をクランプした後、分割手段4に供給
される。ここで、Y,PB,PR信号aa,bb,cc
は国内のハイビジョン信号規格に準拠した信号であっ
て、以下の式によりR,G,B信号から変換された信号
である。
【0010】Y =0.7154G+0.0721B+0.2125R PB=0.5389(−0.7154G+0.9279B−0.2125R) PR=0.6349(−0.7154G−0.0721B+0.7875R) そして、分割手段4はセグメント記録するため2系統に
分割し時間軸伸長して得た信号を第1,第2の記録処理
手段AA,BBに夫々供給する。尚、第2の記録処理手
段BBは第1の記録処理手段AAと同一の構成であるの
で、その説明を省略する。
【0011】PB,PR信号bb,ccを分割した信号
は線順次変換手段5に供給され、線順次色信号に変換さ
てた後、TCI変換手段6の一方の入力に供給される。
このTCI変換手段7にて、線順次色信号は時間軸圧縮
され圧縮線順次色信号となり、一方、その他方の入力に
供給されるY信号aaを分割した信号も時間軸圧縮され
圧縮輝度信号となる。そして、圧縮線順次色信号と圧縮
輝度信号とを時分割多重して得た記録TCI信号をD/
A変換器7を介しFM変調手段8に供給し、所定のデビ
エーションでFM変調して得た第1の記録信号を、回転
ドラム上に180°対抗して配設された磁気ヘッドH
1,H2を用いて磁気テープTに記録している。また、
第2の記録処理手段BBも同様に動作して得た第2の記
録信号を、回転ドラム上に180°対抗して配設された
磁気ヘッドH3,H4を用いて磁気テープTに記録して
いる。
【0012】次に再生系を説明する。磁気ヘッドH1,
H2及び磁気ヘッドH3,H4を用いて磁気テープTよ
り再生された第1,第2の再生信号が、第1,第2の再
生処理手段CC,DDに夫々供給される。ここで、第2
の再生処理手段DDは第1の再生処理手段CCと同一の
構成であるのでその説明を省略する。尚、構成14,1
5は構成9,10に対応している。
【0013】第1の再生信号は第1の再生処理手段CC
中のFM復調手段9に供給され、ここでFM復調して第
1の再生TCI信号9aを得ている。そして、水平同期
分離手段13にて第1の再生TCI信号9aから分離し
て得た水平同期信号を、上記したクロック信号選択手段
Cに供給し、これに同期した第1のクロック信号CK1
を生成している。
【0014】この第1のクロック信号CK1を用いてA
/D変換器10にて第1の再生TCI信号9aをA/D
変換した後、TCI逆変換手段11に供給している。第
1の再生TCI信号9aは、ここで時間軸伸長が施され
る。即ち、第1の再生TCI信号9aに係る圧縮輝度信
号と圧縮線順次色信号とが元の時間軸に再変換され、合
成手段18と線順次変換手段5と相補的な関係にある線
順次逆変換手段12に供給される。そして、線順次逆変
換手段12にて線順次色信号を補間して得たPB,PR
信号を合成手段18に供給している。
【0015】合成手段18は第1,第2の再生処理手段
CC,DDに係る出力信号を合成して得た出力Y,P
B,PR信号dd,ee,ffをD/A変換器19〜2
1を介して図示せぬ伝送路に出力している。
【0016】さてここで、第1の再生TCI信号9aと
第1のクロック信号CK1との位相差が、第2の再生T
CI信号25aと第2のクロック信号CK2との位相差
と一致しない場合には、両系統間のジッターとなり、両
系統の信号を合成してなる出力Y,PB,PR信号d
d,ee,ffの品質劣化を招くこととなる。
【0017】しかるに、第1,第2のクロック信号CK
1,CK2は別個独立に生成されるので、両系統間を調
整するため、第1のクロック信号CK1は図示せぬ遅延
回路を介して各構成に供給されていた。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0019】第1の発明は、映像信号に同期した所定の
クロック信号を用いて該映像信号をA/D変換するA/
D変換装置において、該映像信号に係る水平同期信号を
分離する同期分離手段と、同期分離された該水平同期信
号を絶対位相誤差情報に基づいて所定時間遅延する可変
遅延手段と、基準クロック信号を縦続遅延して得た位相
の異なる複数の基準クロック信号より、該可変遅延手段
の出力信号の位相と最も位相が近接した信号を選択して
上記クロック信号として出力するクロック選択手段と、
上記クロック信号で該映像信号をA/D変換するA/D
変換器と、該可変遅延手段の出力信号の位相におけるA
/D変換された該映像信号のデジタルデータを絶対位相
情報として出力する絶対位相情報生成手段と、該絶対位
相情報と予じめ用意された基準位相情報とを比較して絶
対位相誤差情報を生成する比較手段とを有することを特
徴とするA/D変換装置を提供するものである。
【0020】第2の発明は、映像信号を分割記録した記
録媒体より複数の再生映像信号を再生し、該複数の再生
映像信号に複数のデジタル再生処理を夫々施す複数のデ
ジタル再生処理手段と、該複数のデジタル再生処理手段
の出力信号を合成して出力映像信号を得る合成手段とを
備え、少なくとも一の該デジタル再生処理手段は、第1
の発明に係るA/D変換装置を有することを特徴とする
映像信号再生装置を提供するものである。
【0021】第3の発明は、映像信号を分割記録した記
録媒体より複数の再生映像信号を再生し、該複数の再生
映像信号に複数のデジタル再生処理を夫々施す複数のデ
ジタル再生処理手段と、該複数のデジタル再生処理手段
の出力信号を合成して出力映像信号を得る合成手段とを
備え、一の該デジタル再生処理手段は、第1の発明に係
るA/D変換装置を有し、他の該デジタル再生処理手段
は、他の該再生映像信号に係る水平同期信号と他のクロ
ック信号との間の他の絶対位相情報を得て、該他の絶対
位相情報と一の該デジタル再生処理手段より供給される
一の絶対位相情報との間の相対位相誤差情報に基づいて
生成した該他のクロック信号を用いて、該他の再生映像
信号をA/D変換して所定のデジタル再生処理を施すこ
とを特徴とする映像信号再生装置を提供するものであ
る。
【0022】
【実施例】図1は本発明に係るA/D変換装置を適用し
た映像信号記録再生装置の一実施例を説明するためのブ
ロック図、図2は図1のタイミングチャート、図3は絶
対位相誤差検出手段を説明するためのブロック図、図4
は図3のタイミングチャート、図5は本発明に係るA/
D変換装置を適用した映像信号記録再生装置の他の一実
施例を説明するためのブロック図、図6は絶対位相誤差
検出手段と相対位相誤差検出手段の関係を説明するため
のブロック図である。以下図面を参照しつつ実施例を説
明する。尚、図9と同一の構成には同一の符号を付しそ
の説明を省略する。
【0023】(第1実施例)図1において、点線で囲ん
だ第1,第2のクロック信号生成手段EE,FFは従来
のA/D変換装置と比較して新たに構成30〜34が追
加されている点で相違する。そこで、相違点について以
下詳述するが、第1,第2のクロック信号生成手段E
E,FFは同一構成であるため、第1のクロック信号生
成手段EEについて説明する。
【0024】同図において、図示せぬ磁気ヘッドH1,
H2より再生された信号は同期分離回路13に供給さ
れ、ここで分離された水平同期信号13a(図2(A)
に図示)がモノマルチバイブレータ等で構成される可変
遅延手段33に供給される。可変遅延手段33は後述す
るローパスフィルタ32の出力信号に応じて遅延時間を
可変して、図2(A)に図示する水平同期信号の立上が
りエッジを所定時間遅延し、同図(B)に図示した遅延
信号33aを得ている。そして、この遅延信号33aは
上記したクロック信号選択手段Cに供給され、ここで同
図(B)中の立上がりエッジ部分(同図(C)に図示)
に同期した同図(D)に図示する第1のクロック信号C
K1を得ている。また、遅延信号33aは波形整形手段
34にも供給され、第1のクロック信号CK1の1周期
の期間ハイレベルベルとなるサンプル信号34aを生成
し、絶対位相誤差検出手段31に供給している。
【0025】この絶対位相誤差検出手段31は、サンプ
ル信号34aがハイレベルのタイミングで、A/D変換
器10の出力信号10aを遅延手段30を介して遅延さ
れた信号30aと予め用意された基準位相情報Rとを比
較して得た位相誤差信号31aを、ローパスフィルタ3
2を介して可変遅延手段33に供給している。
【0026】このローパスフィルタ32のカットオフ周
波数は例えば数Hz〜数十Hzに設定されており、高周
波成分を除去している。また、遅延手段30は第1のク
ロック信号CK1が供給されるDフリップフロップが縦
続接続されたものであり、その遅延時間は可変遅延手段
33の中心遅延時間と略一致している。
【0027】絶対位相誤差検出手段31を図3,図4を
用いて詳述するに、信号30a(図4(A)に図示)が
Dフリップフロップ310のデータ入力に供給され、こ
こでサンプル信号34aがハイレベルである1クロック
期間に入来する第1のクロック信号CK1で上記出力信
号10aをラッチして第1の絶対位相情報310aを得
ている。即ち、このDフリップフロップ310は可変遅
延手段の出力信号の位相におけるA/D変換された映像
信号のデジタルデータを絶対位相情報として出力する絶
対位相情報生成手段としての役割を担う。
【0028】また、このサンプル信号34aが正規の位
相である場合には図3(B)に図示する如く水平同期基
準位相HHを含む期間ハイレベルとなり、第1の絶対位
相情報310aは「30H」となる。しかし、第1のク
ロック信号CK1の位相が、例えば、2/3クロック遅
れている場合には第1の絶対位相情報310aは「10
H」となる。このようにして得た第1の絶対位相情報3
10aはコンパレータ311のA入力に供給され、ここ
でB入力に供給される基準位相情報Rと比較される。
尚、基準位相情報Rはサンプル信号34aが正規の位相
である場合の値であるから「30H」となっている。
【0029】そして、コンパレータ311はA入力がB
入力と比較して大きい場合(サンプル信号34aが進ん
でいる場合)にハイレベルとなり、両者が等しいか又は
A入力がB入力と比較して小さい場合にローレベルとな
る信号311aをバッファーアンプ312に供給してい
る。このバッファーアンプ312に係る負論理のイネー
ブル端子には、A,B入力が等しい場合にのみハイレベ
ルとなる信号311bが供給され、係る期間はハイイン
ピーダンスとなる絶対位相誤差信号31aを得ている。
【0030】このように、絶対位相誤差検出手段31は
A/D変換器10の出力信号に基づいて得た第1の絶対
位相情報310aに基づいて絶対位相誤差信号31aを
生成し、且つ、このクロック選択手段Cは入力クロック
信号として水晶発信器又は水晶発信器とPLLとを用い
て生成した固定の基準クロック信号を用いるので、同期
分離手段13、可変遅延手段33等の温度特性、経時変
化の影響を受けない第1のクロック信号CK1を生成で
き、更に、再生専用の電圧制御発信器を不要にできると
いう効果がある。
【0031】(第2実施例)第1実施例においては第
1,第2のクロック信号生成手段EE,FFとも別個独
立にクロック信号を生成していた。しかしながら、両系
統のクロック信号の位相がずれると、たとえ、両系統間
のタイミングを調整するために遅延回路を設けたとして
も両系統間にジッターが発生し、出力Y,PB,PR信
号dd,ee,ffの品質が劣化してしまうといった不
都合があった。そこで、第2実施例においては第2のク
ロック信号生成手段FF中に相対位相誤差検出手段40
を設け第1,第2のクロック信号CK1,CK2の位相
を合わせることとした。
【0032】図5を用いて第2実施例を説明するに、図
1と同一の構成には同一の符号を付しその説明を省略す
る。図5と図1とが相違するのは絶対位相誤差検出手段
31の替わりに相対位相誤差検出手段40が用いられて
いる点であり、第1のクロック生成手段EE中の絶対位
相誤差検出手段31より供給される第1の絶対位相情報
310aが、この相対位相誤差検出手段40には供給さ
れている。
【0033】図6には絶対位相誤差検出手段31と相対
位相誤差検出手段40との接続関係が図示されており、
相対位相誤差検出手段40のコンパレータ401のB入
力には第1の絶対位相情報310aが基準位相情報Rの
替わりに供給されている。即ち、第2のクロック生成手
段FFは第1の絶対位相情報310aを基準位相情報と
して用い、コンパレータ401のA入力に供給される第
2の絶対位相情報400aと比較して相対位相誤差信号
40aを生成している。
【0034】尚、上述した実施例において遅延手段30
は必須の構成ではなく、可変遅延手段33の遅延時間を
略水平走査期間とすることにより省略することも可能で
ある。
【0035】尚、上述した実施例では、映像信号の分割
が2分割である場合を一例として説明したが、本発明は
これに限定されることなくN分割(Nは2以上の整数)
する場合にも適用できることは勿論であり、係る場合に
は、第2のPLL手段をN個設け、第1の絶対位相情報
23bと第Nの絶対位相情報とを比較して得た相対位相
誤差信号により第Nのクロック信号を生成すれば良い。
【0036】尚、上記した映像信号記録再生装置はVT
Rを一例として説明したが、本発明はこれに限定される
ことなく、デイスクを用いて記録再生するものであって
も良いことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】上述したように本発明になるA/D変換
装置の構成によれば、映像信号のレベルに基づいて絶対
誤差情報を生成しているので、同期分離手段の温度特
性、経時変化の影響を受けない映像信号と正確に同期し
たクロック信号を用いてA/D変換できるという効果が
あり、且つ、電圧制御発信器を必要としないから、構成
を簡易にできるという効果がある。
【0038】上述したように本発明になる映像信号再生
装置によれば、複数の再生映像信号に複数のデジタル再
生処理を夫々施す場合に、特に、他の再生映像信号は、
他の絶対位相情報と一の絶対位相情報との間の相対位相
誤差情報に基づいて生成した他のクロック信号を用い
て、該他の再生映像信号をA/D変換して所定のデジタ
ル再生処理を施すので、一の絶対位相情報を基準として
他の絶対位相情報を制御でき、複数のデジタル再生処理
間のジッターを解消することができるという効果があ
る。また、複数のデジタル再生処理間で温度特性、経時
変化等が相違する場合においても、複数のデジタル再生
処理間のジッターが発生しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るA/D変換装置を適用した映像信
号記録再生装置の一実施例を説明するためのブロック図
である。
【図2】図1のタイミングチャートである。
【図3】絶対位相誤差検出手段を説明するためのブロッ
ク図である。
【図4】図3のタイミングチャートである。
【図5】本発明に係るA/D変換装置を適用した映像信
号記録再生装置の他の一実施例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図6】絶対位相誤差検出手段と相対位相誤差検出手段
の関係を説明するためのブロック図である。
【図7】従来のA/D変換装置を説明するためのブロッ
ク図である。
【図8】図7を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図9】従来のA/D変換装置を用いた映像信号記録再
生装置を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10,15 A/D変換器 13 同期分離手段 33 可変遅延手段 310 Dフリップフロップ(絶対位相情報生成手段) 311 コンパレータ(比較手段) 9a 第1の再生TCI信号(再生映像信号) 13a 水平同期信号 31a 絶対位相誤差信号(絶対位相誤差情報) 310a 絶対位相情報 C クロック選択手段 R 基準位相情報 CKR 基準クロック信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に同期した所定のクロック信号を
    用いて該映像信号をA/D変換するA/D変換装置にお
    いて、 該映像信号に係る水平同期信号を分離する同期分離手段
    と、 同期分離された該水平同期信号を絶対位相誤差情報に基
    づいて所定時間遅延する可変遅延手段と、 基準クロック信号を縦続遅延して得た位相の異なる複数
    の基準クロック信号より、該可変遅延手段の出力信号の
    位相と最も位相が近接した信号を選択して上記クロック
    信号として出力するクロック選択手段と、 上記クロック信号で該映像信号をA/D変換するA/D
    変換器と、 該可変遅延手段の出力信号の位相におけるA/D変換さ
    れた該映像信号のデジタルデータを絶対位相情報として
    出力する絶対位相情報生成手段と、 該絶対位相情報と予じめ用意された基準位相情報とを比
    較して絶対位相誤差情報を生成する比較手段とを有する
    ことを特徴とするA/D変換装置。
  2. 【請求項2】映像信号を分割記録した記録媒体より複数
    の再生映像信号を再生し、該複数の再生映像信号に複数
    のデジタル再生処理を夫々施す複数のデジタル再生処理
    手段と、 該複数のデジタル再生処理手段の出力信号を合成して出
    力映像信号を得る合成手段とを備え、 少なくとも一の該デジタル再生処理手段は、請求項1に
    記載したA/D変換装置を有することを特徴とする映像
    信号再生装置。
  3. 【請求項3】映像信号を分割記録した記録媒体より複数
    の再生映像信号を再生し、該複数の再生映像信号に複数
    のデジタル再生処理を夫々施す複数のデジタル再生処理
    手段と、 該複数のデジタル再生処理手段の出力信号を合成して出
    力映像信号を得る合成手段とを備え、 一の該デジタル再生処理手段は、請求項1に記載したA
    /D変換装置を有し、 他の該デジタル再生処理手段は、他の該再生映像信号に
    係る水平同期信号と他のクロック信号との間の他の絶対
    位相情報を得て、該他の絶対位相情報と一の該デジタル
    再生処理手段より供給される一の絶対位相情報との間の
    相対位相誤差情報に基づいて生成した該他のクロック信
    号を用いて、該他の再生映像信号をA/D変換して所定
    のデジタル再生処理を施すことを特徴とする映像信号再
    生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424282B1 (en) 2001-03-09 2002-07-23 Sony Corporation Method and apparatus for noise compensation in digital to analog converters

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US6424282B1 (en) 2001-03-09 2002-07-23 Sony Corporation Method and apparatus for noise compensation in digital to analog converters

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