JP3075471B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP3075471B2 JP10106202A JP10620298A JP3075471B2 JP 3075471 B2 JP3075471 B2 JP 3075471B2 JP 10106202 A JP10106202 A JP 10106202A JP 10620298 A JP10620298 A JP 10620298A JP 3075471 B2 JP3075471 B2 JP 3075471B2
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ジャエ ワン パーク
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(以下、VTRと称する)に係るもので、詳しく
は、標準のVHSビデオテープを使用して高画質の映像
信号を録画及び再生し、相異な2つの映像信号を同時に
録画し得る改良されたVTRに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、標準のVHSビデオテープを使
用して、受信した映像信号を録画する場合は、ヘッド及
びビデオテープの特性により約4.2MHz のNTSC方
式の全帯域の映像信号を録画することができず、約3MH
z の帯域の映像信号のみが録画可能であるため、激しい
信号の変化のある高域の信号は、録画及び再生すること
ができない。従って、録画後に、再生された信号は、元
の映像信号よりも鮮明度が低下して画質が低下するとい
う問題点があった。
【0003】そこで、このような問題点を解決するた
め、種々の研究が行われているが、1989年8月のI
EEEの家電トランザクッション、第35巻第3番に、
「ナガオカヨシトミ」氏の発表した『直交配置されたヘ
ッドを用いる2チャンネル記録VTR』がある。この方
法は、図11に示したように、1H信号(63.5μs
の1つのスキャニングライン)を、カラーバスト信号、
時間的に2.7倍圧縮された2個の色差信号、及び1.
5倍伸張された輝度信号に時分割して、全体の2Hに該
当する信号に変換した後、ビデオテープの1つのチャン
ネルに記録し、残りの1H信号は、同様な方法により全
体の2H信号に変換して、次のチャンネルに記録する方
法である。そして、このように生成された信号をビデオ
テープに周波数変調して記録するため、シンクチップ
(Sync tip)に対して4.4MHz を用い、ホワ
イトピークレベルに対しては、6.5MHz の正弦波を用
いていた。
【0004】さらに、再生信号の処理時に、時間軸の変
化が発生せず、正確な時間基準信号を得るため、2H毎
に記録された前記カラーバスト信号を抽出して、位相同
調ループ(Phase Lock Loop:以下、P
LLと称す)の入力信号として用い、ロッキングされた
出力信号を時間基準として、再生された信号の時間軸の
歪みが発生しないようにしていた。その他、受信した映
像信号を2チャンネルの信号に分離して録画し、高画質
の録画及び再生を可能にする方法が提示されており、そ
の一例として、1994年8月のIEEEの家電トラン
ザクッション、第40巻第3番に「マツオ」氏が発表し
た『HDTV方式を包含する多目的記録のための新たな
システムの“W−VHS”のVTR』が記載されてある
が、その内容は、映像信号を時間軸に圧縮して、時分割
選択した後、周波数変調して2チャンネルに分離及び記
録する方法であって、各記録モードに従い、色信号帯域
は1MHz 以上、輝度信号帯域は6.5MHz 以上の高画質
の記録/再生を可能にしていた。
【0005】しかし、「ナガオカヨシトミ」らが発明し
た2チャンネル記録VTRの場合は、映像信号を高画質
に記録することは可能であるが、図11に示したよう
に、1Hの映像信号を2Hの時間に伸張してカラーバス
ト信号、2.7倍圧縮された2個の色差信号及び1.5
倍伸張された輝度信号に時分割選択して構成するため、
色信号及び輝度信号の時間軸の割当て領域が減少し、時
分割選択時に、視覚的に敏感度の低い色差信号を全て包
含して、画質に重要な輝度信号が充分に伸張しないの
で、周波数帯域が大幅に減少せず、高域の輝度信号は記
録されずに損失となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のVTRにおいては、高域の輝度信号が記録されない
欠点を補うため、通常のVTRの周波数変調搬送波を用
いず、新たな高周波を使用するようになっているため、
新たな輝度信号及び色信号処理回路の設計が必要とな
り、より高帯域の信号を記録し得る媒質のビデオテープ
を製造する必要があるという不都合な点があった。
【0007】且つ、再生信号の時間基準信号を得るため
のPLLの基準入力信号として、2Hの時分割合成され
た輝度信号及び色信号に共に記録されたカラーバスト信
号を用いていたが、このような方法によると、PLLが
2H毎に作用して、時間軸の偏移のない正確な時間基準
信号を発生することが難しく、再生時に、信号のドロッ
プアウトが発生すると、4Hの間、PLLに基準信号が
入力されないので、該出力信号の時間基準信号の位相及
び周波数が歪んで、再生信号の時間軸の歪曲が発生する
という不都合な点があった。
【0008】又、前記「マツオ」氏が発明した“W−V
HS”のVTRは、輝度信号地帯が、現在の標準のVH
Sビデオテープの輝度信号地帯の5倍ほどの信号を受容
するために、例えば、高品位の放送信号HDTVのよう
な高画質信号を記録するための方法である。このような
方法を実施するためには、通常のVTRでなく、新たな
録画/再生装置を開発すべきである。更に、記録媒体と
しては、周波数記録特性の優秀な多重コーティングされ
た厚さ14.4μmのメタルテープのような高価なテー
プを使用し、記録ヘッドも薄膜の重畳された狭い間隔を
有する新たなヘッドを使用すべきであるため、VTRの
原価が上昇し、現在のNTSC方式のカラーテレビ放送
信号とは異なる高品位の放送信号源を入力すべきである
という不都合な点があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、通常の標準のV
HSビデオテープを使用して、現在、放送されている映
像信号を帯域の損失なく高画質を維持して録画及び再生
し、時間軸の偏移による信号歪曲のない再生信号を得る
ため、正確な時間基準信号を用いて録画及び再生し得る
改良したVTRを提供しようとするものである。且つ、
本発明の他の目的は、標準のVHSビデオテープの記録
帯域の制限下で、最も優秀な高画質を維持し得る輝度信
号及び色信号の記録比を有する改良したVTRを提供し
ようとするものである。
【0010】更に、本発明の他の目的は、2つの相異な
る放送チャンネルを同時に録画し得る改良したVTRを
提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る改良したVTRにおいては、標準
のVHSビデオテープを使用するVTRにおいて、主ヘ
ッド1cと副ヘッド2cとが所定角を置いて取り付けら
れ、標準のVHSビデオテープの1つのトラックを2つ
のチャンネルに分離して記録し得るようにしたヘッドド
ラム10cと、高画質の録画モード選択時に、入力する
1つのフィールド分の映像信号を輝度信号と色信号とに
分離して、それぞれ伸張及び圧縮した後、2つのフィー
ルド分の映像信号に時分割選択して、前記信号を所定遅
延時間を置き、交互に配分して出力する高画質の記録装
置100と、前記映像信号の同期信号を検出して前記同
期信号に連係して同期する所定周波数信号を生成して出
力する基準信号発生手段200と、前記高画質の記録装
置100から所定時間の間隔を置いて、出力する映像信
号をそれぞれ周波数変調し、前記基準信号発生手段20
0から出力された所定周波数信号と合成して、主ヘッド
1c及び副ヘッド2cにそれぞれ出力するY/C信号処
理手段300と、前記標準のVHSビデオテープの2つ
のチャンネルに記録された映像信号中の先に入力する前
チャンネル信号を所定時間遅延させた後、チャンネル信
号を再生復元させると共に、相互間挿して、完全な映像
信号に再生させる高画質の再生装置と、を備えて構成さ
れている。
【0012】且つ、このような目的を達成するため、本
発明に係る改良されたVTRにおいては、標準のVHS
ビデオテープを使用するVTRにおいて、主ヘッドと副
ヘッドとが所定角を置いて取り付けられ、標準のVHS
ビデオテープの1つのトラックを2つのチャンネルに分
離して記録し得るように設計されたヘッドドラム10c
と、同時録画モードの選択時に、相異なる2つのチャン
ネルの映像信号が入力すると、入力する第1映像信号に
対して、輝度信号の周波数変調及び色信号の低域変換過
程を行って、前記主ヘッド1cに伝達する主Y/C信号
処理部210と、入力する第2映像信号を所定時間の
間、遅延させる遅延手段と、該遅延された第2映像信号
に対して輝度信号の周波数変調及び色信号の低域変換過
程を行って、前記副ヘッドに伝達する副Y/C信号処理
部220と、を備えて構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。本発明に係る改良されたVT
Rにおいては、図1に示したように、標準のVHSビデ
オテープを使用するVTRにおいて、主ヘッド1cと副
ヘッド2cとが所定角を隔てて取り付けられ、標準のV
HSビデオテープの1つのトラックを2つのチャンネル
に分離して記録し得るように設計されたヘッドドラム1
0cと、高画質の録画モード選択時に、入力する1つの
フィールド分の映像信号を輝度信号と色信号とに分離し
て、それぞれ伸張及び圧縮した後、2つのフィールド分
の映像信号に時分割選択して、前記信号を所定遅延時間
を置き、交互に配分して出力する高画質の記録装置10
0と、前記映像信号の同期信号を検出して前記同期信号
に連係して同期される所定周波数信号を生成して出力す
る基準信号発生手段200と、前記高画質の記録装置か
ら所定時間の間隔を置いて、出力する映像信号をそれぞ
れ周波数変調し、前記基準信号発生手段から出力された
所定周波数信号と合成して、主ヘッド及び副ヘッドにそ
れぞれ出力するY/C信号処理手段300と、前記標準
のVHSビデオテープの2つのチャンネルに記録された
映像信号中の先に入力する前チャンネル信号を所定時間
遅延させた後、チャンネル信号を再生復元させると共
に、相互間挿して、完全な映像信号に再生する高画質の
再生装置400と、を備えて構成されている。
【0014】そして、前記ヘッドドラム10cにおいて
は、図2に示したように、入力する2つのチャンネル
中、先に入力する第1入力信号を記録/再生する主ヘッ
ド1cと、後に入力する第2入力信号を記録/再生する
副ヘッド2cとから構成され、前記主ヘッド1cと副ヘ
ッド2cとは120°を置いて取り付けられている。且
つ、図3は、本発明に係る高画質の記録過程をより詳し
く説明するため、図1の高画質の記録装置100、基準
信号発生手段200及びY/C信号処理手段300をよ
り詳しく説明したブロック図であって、図示したよう
に、本発明に係る高画質の記録装置100においては、
入力する複数の映像信号中、1つを選択し、輝度信号と
色信号とに分離して出力する信号選択器10aと、該信
号選択器10aから分離された輝度信号及び色信号中、
色信号のみを2つの色差信号に分離する映像信号デコー
ダ20aと、前記2つの色差信号を第1制御信号CTL
0により交互に選択して出力する切換スイッチ30a
と、前記映像信号20aから出力するアナログ輝度信号
及び前記切換スイッチ30aにより交互に選択して出力
されるアナログ色差信号をデジタルデータにそれぞれ変
換する第1及び第2A/D変換器41a,42aと、前
記第1のA/D変換器41aの出力データを前記第1制
御信号CTL0により交互に分配して出力するデマルチ
プレクサ50aと、該デマルチプレクサ50aの両方の
出力データをそれぞれ貯蔵する第1及び第2メモリ61
a,62aと、前記第2のA/D変換器42aの出力デ
ータを貯蔵する第3メモリ63aと、前記第1メモリ6
1a及び前記第3メモリ63aからぞれぞれ読み込んだ
データを第2制御信号CTL1により所定時間の比率に
選択して順次出力する第1マルチプレクサ71aと、前
記第2メモリ62a及び第3メモリ63aからそれぞれ
読み込んだデータを第3制御信号CTL2により所定時
間比率で選択して順次出力するが、該第3メモリ63a
の選択出力時点が前記第1マルチプレクサ71aとは補
数関係にある第2マルチプレクサ72aと、該第2マル
チプレクサ72aの出力データを一時、貯蔵するフィー
ルドメモリ80aと、前記第1マルチプレクサ71aの
出力データと前記フィールドメモリ80aから読み込ん
だデータをアナログ信号にそれぞれ変換する第1及び第
2のD/A変換器91a,92aと、入力する同期信号
により前記第1、第2及び第3制御信号CTL0,CT
L1,CTL2を出力し、前記フィールドメモリ80a
のデータ貯蔵時間を調節する制御部100aと、を備え
て構成されている。
【0015】且つ、前記基準信号発生手段200におい
ては、前記信号選択器10aから分離された輝度信号か
ら水平同期信号を抽出する同期分離器110aと、水平
同期信号周波数の32.5倍の正弦波信号を生成する正
弦波発生器111aと、を備えて構成され、前記Y/C
信号処理手段300においては、前記第1のD/A変換
器91a及び第2のD/A変換器92aからそれぞれ入
力する信号に対して、輝度信号及び色信号処理する従来
の輝度信号処理部211,221及び色信号処理部21
2,222と2つの信号を合成する合成器213,22
3とを備えた主Y/C信号処理手段210及び副Y/C
処理手段220と、高画質記録時に、前記制御部100
aの制御信号により前記正弦波発生器111aから発生
された正弦波信号又は前記色信号処理部212,222
の処理信号中の1つを選択して出力する選択スイッチ2
41,242と、高画質再生時に、前記色信号処理部2
12,222の色信号の出力を選択するスイッチ23
1,232と、を備えて構成されている。
【0016】又、本発明に係る高画質の再生装置400
においては、図4に示したように、前記Y/C信号処理
手段300の輝度信号処理部211,221の出力信号
から所定周波数信号を検出する周波数検出器1b,3b
と、前記検出された周波数を逓倍した時間基準信号を出
力する基準クロック発生器2b,4bと、前記基準クロ
ックにより主Y/C信号処理部210及び副Y/C信号
処理部220から出力される2つのアナログ信号をデジ
タルデータにそれぞれ変換する第1及び第2のA/D変
換器11b.12bと、前記第1のA/D変換器11b
の変換速度と同様な速度で、前記変換されたデータを貯
蔵するフィールドメモリ20bと、該フィールドメモリ
20bから読み出されるデータと前記第2のA/D変換
器12bの変換データを第4制御信号CTL3により色
差データと輝度データとにそれぞれ分離して出力する第
1及び第2のデマルチプレクサ31b,32bと、該第
1及び第2のデマルチプレクサ31b,32bから分離
されたデータ中の、輝度データを前記変換速度と同様に
それぞれ貯蔵する第1及び第2の輝度データメモリ41
b,43bと、前記分離されたデータ中の、色差データ
を前記変換速度と同様な速度で、それぞれ貯蔵する第1
及び第2の色差データメモリ42b,44bと、前記貯
蔵速度よりも速い速度で読み出される前記第1及び第2
輝度データメモリ41b,43bのデータを第5制御信
号CTL4により交互に選択して出力するマルチプレク
サ50bと、前記貯蔵速度よりも遅い速度でそれぞれ読
み出される前記第1及び第2の色差データメモリ42
b,44bのデータを色信号にエンコーディングする色
信号エンコーダ60bと、前記マルチプレクサ50b及
び前記色信号エンコーダ60bの出力データをそれぞれ
アナログ信号に変換する第1及び第2のD/A変換器7
1b,72bと、前記変換されたアナログ信号を合成し
て高画質の映像信号を出力する信号合成器80bと、前
記周波数検出器1b,3bから抽出される所定周波数の
信号により前記第5及び第6制御信号CTL4,CTL
5を出力し、設定された時間比率に従い、輝度データと
色差データとを分離する第4制御信号CTL3を出力
し、前記フィールドメモリ20bのデータ貯蔵時間を調
節する制御部100bと、を備えて構成されている。
【0017】以下、このように構成された本発明に係る
向上されたVTRに対し、図面を用いてより詳しく説明
する。先ず、高画質の記録過程について説明する。前記
信号選択器10aにより複数の映像信号中の選択された
1つの信号が輝度信号と色信号とに分離され、該輝度信
号は、前記映像信号をそのまま通過し、色信号は2つの
色差信号R−T,B−Yに分解されて出力される。
【0018】その後、前記分解された2つの色差信号
は、前記切換スイッチ30aにより交互に選択される
が、このとき、交互の選択は、前記選択された映像信号
の水平同期信号に連係して同期及び出力される前記制御
部100aの第1制御信号CTL0により行われる。即
ち、図5に示したように、前記映像信号デコーダ20a
により分解された輝度信号及び色差信号中の色差信号
は、図6(A)に示したように、前記切換スイッチ30
aにより交互に1つずつ出力される。このように、交互
に選択され、単一信号として出力された色差信号は、前
記第2のA/D変換器42aによりfsc(=3.58
MHz )クロックに従い、228回サンプリングされ、同
様な速度で前記第3メモリ63aに貯蔵される。
【0019】一方、前記選択された輝度信号も前記第1
のA/D変換器41aにより4fsc(=14.32MH
z )クロックに従い、約910回サンプリングされ、同
様な速度で前記第1及び第2のメモリ61a,62aに
貯蔵されるが、このとき、貯蔵されるべきメモリは、前
記制御部100aの水平同期信号に連係して同期される
第1制御信号CTL0により交互に選択されるため、1
つのフィールドを置いて、同一のメモリ内に貯蔵され
る。
【0020】従って、前記第1及び第2のメモリ61
a,62aに貯蔵されたデータは、それぞれ図6(B)
に示したような信号になる。このように輝度データ及び
色差データの貯蔵が行われている間、前記制御部100
aは、前記第1、第2及び第3のメモリ61a,62
a,63aからデータを読み出して、輝度データと色差
データとを時分割合成するが、その過程を以下に説明す
る。
【0021】先ず、前記制御部110aは、前記第1の
マルチプレクサ71aに第2制御信号CTL1を印加し
て、前記色差データの貯蔵された第3メモリ63aから
520fhの(520×15.748kHz =8.189MH
z )クロックにより読み出されるデータを入力に選択し
て、出力した後、再び前記第2制御信号CTL1を反転
させ、前記輝度データの貯蔵された第1メモリ61aか
ら520fhクロックにより読み出されるデータを入力に
選択して出力する。
【0022】次いで、前記クロック周波数により前記第
1及び第3メモリ61a,63aから読み出された輝度
データ及び色差データは、それぞれ1.749倍(1
4.32MHz /8.189MHz =1.749)ほど伸張
され、43.7%(3.58MHz /8.189MHz =
0.437)に圧縮(2.28倍)され、図6(C)に
示したような信号になる。
【0023】その後、図6(C)に示したような信号値
を有するデータは、前記制御図100aにより所定時間
の比率で輝度信号データ及び色差信号データが選択さ
れ、該データは、前記第1のD/A変換器91aにより
図7(A)に示したような輝度信号及び色差信号が時分
割合成されたアナログ信号になる。このとき、前記時間
の比率は、228回サンプリングされた色差データ中の
有効な188回のサンプリングデータを選択し、910
回サンプリングされた輝度データ中の有効な752回の
サンプリングデータを選択して、その比率を1:4に維
持する。
【0024】次いで、前記色差データの貯蔵された第3
メモリ63aから1H信号内の色差データが全て読み出
されて、圧縮信号に変換すると、前記制御部100a
は、前記第2マルチプレクサ72aに第3制御信号CT
L2を印加して、前記色差データの貯蔵された第3メモ
リ63aから読み出される圧縮信号(図6(D)参照)
を前記第2マルチプレクサ72aを経て所定時間の間、
出力させた後、前記第3制御信号CTL2を反転させ、
輝度データの貯蔵された第2メモリ62aから伸張され
て読み出される輝度信号(図6(D)参照)を同様な時
分割比率に選択して出力する。
【0025】このように時分割選択されて出力されたデ
ータは、前記フィールドメモリ80aに一時的に貯蔵さ
れる。その後、前記第1のD/A変換器91aにより変
換された信号は、従来の輝度信号処理部211から従来
の周波数を有する搬送波により周波数変調され、最初の
フィールドの輝度信号及び色差信号に該当する変調され
たアナログ信号は、後述する一定周波数の正弦波信号及
び合成器213により合成された後、主ヘッド1cによ
りビデオテープに記録されるが、後続するフィールドの
輝度信号及び色差信号に該当する前記第2マルチプレク
サ72aの出力データは、前記主ヘッド1cと120°
の取り付け角を置いて、副ヘッド2cにより記録される
ため、前記主ヘッド1cがテープの記録トラックに到達
した後、前記副ヘッド2cが記録トラックに到達する時
間間隔だけ信号を遅延させる必要が生じる。
【0026】従って、ヘッドドラム120°に該当する
遅延時間は、 11.1ms{=(1/30)sec ÷(120°/360
°)→175Hに相当} であるため、前記フィールドメモリ80aに貯蔵された
データは、記録の開始時点から正確に11.1ms後に、
記録時と同様な速度で読み出され、前記第2のD/A変
換器92aによりアナログ信号に変換され、図7(B)
に示したように、輝度信号と色差信号とが時分割合成さ
れた信号になる。
【0027】次いで、このように合成された信号は、前
述した過程と同様に副Y/C信号処理部220内の輝度
信号処理部221及び合成器213を経て、前記副ヘッ
ド2cにより現在記録されている最初のフィールドに隣
接してビデオテープの映像トラックに記録される。且
つ、図8は、前記信号選択器10aにより選択された映
像信号が記録されるときの信号の構成を時間軸上に記号
化して示したもので、(A)は前記信号選択器10aの
出力信号で、(B)は前記映像信号デコーダ20aによ
り色信号が2つの色差信号に分離された出力信号で、
(C)は前述した伸張及び圧縮過程を経て輝度信号及び
色差信号を有し、時分割合成された信号であって、図示
したように、2つの1H信号が2つの2H信号に変換さ
れ、該2H信号は、全て図9に示した信号と同様に構成
されている。
【0028】又、図8(C)に示した信号は、1H区間
で1つの色差信号を抽出し、後続する1H信号から前記
抽出された色差信号とは異なる1つの色差信号を抽出し
て、映像信号の再生時に、各2H信号内の色差信号を2
H区間の間、同様に用いる。即ち、2つのスキャニング
ラインは、互いに色を区分せず、垂直的には同様な信号
を用いるが、図9に示したように、輝度信号に対してよ
り多い時間的区間を確保して、一層高い周波の輝度信号
も低域に変換して録画する方法であって、視覚的な敏感
度の多少低いカラーの垂直解像度を低下させても目に敏
感な画質を大いに左右する輝度信号の水平解像度が向上
可能であるため、高画質の特性を具現することができ
る。
【0029】更に、図10(A)は、前述の過程により
選択された映像信号が標準のVHSビデオテープに記録
された態様を示したもので、図中、「主」−A,−B
(MAIN−A,−B)は、前記主ヘッド1cにより、
「副」−A,−B(SUB−A,−B)は、前記副ヘッ
ド2cによりそれぞれ記録されている。一方、前記合成
器213,223で合成される所定周波数の信号は、記
録された信号を正確に再生するため記録される時間基準
信号で、次のような過程を経て合成される。
【0030】前記信号選択器10aより出力される輝度
信号から水平同期信号が前記同期分離器110aにより
分離され、該分離された水平同期信号に連係して同期さ
れ、その周波数が32.5逓倍された正弦波信号が前記
正弦波発生器111aにより生成及び出力される。この
とき、発生される正弦波は、記録される映像信号の周波
数帯域と干渉されないように、低域変換のための従来の
色副搬送波の周波数629kHz よりも低く設定し、本発
明では、511.8kHz を選択して用いた。
【0031】このように選択された所定周波数の正弦波
は、記録される映像信号に及ぼす影響を最小化しなが
ら、前記合成器213,223を通して映像信号と共に
全時間に記録され、再生時に時間的な断絶無しに常時P
LLをかかることができるが、それに対しては、本発明
に係る高画質の再生装置を説明しながら詳しく説明す
る。
【0032】即ち、本発明に係る高画質の録画装置の一
例を用いて、相異なる2つの放送信号を同時に録画(以
下「2映像録画」と称す)することができるが、以下、
その動作に対し説明する。先ず、前記制御部100a
は、前述した高画質の録画時と異なって、入力する映像
信号中の、1つの信号(以下、「第1映像信号」と称
す)を従来の映像信号処理回路に直接入力させて録画を
行わせ、他の1つの映像入力信号(以下、“第2映像信
号”と称す)に対しては、直接前記第2のA/D変換器
42aに入力させ、4fscのクロックにより全信号区
間をサンプリングしてデジタルデータに変換させ、該変
換されて出力されるデジタルデータを前記フィールドメ
モリ80aに貯蔵する。
【0033】その後、前記デジタルデータは、前述した
高画質の録画時と同様な時間の間、前記副ヘッド2cが
前記主ヘッド1cとなす120°の取り付け角に従っ
て、遅延された後、前記制御部100aから読み出さ
れ、前記第2のD/A変換器92aによりアナログ信号
に変換される。次いで、前記変換された信号は、第1映
像信号が信号処理される主Y/C信号処理部210と同
様な回路の副Y/C信号処理部220を経て、従来のV
HS録画装置の場合と同様に、輝度信号の周波数変調及
び色信号の低域変換が行われた後、前記副ヘッド2cに
より第1映像信号と隣接して記録される。
【0034】以下、本発明に係る高画質の再生装置の一
例について、より詳しく説明する。本発明に係る高画質
の再生装置においては、図4に示したように、前記制御
部100bにより前記スイッチ231,232が制御さ
れ、前記色信号処理部212,222の処理信号は出力
されない。次いで、前記主ヘッド1cにより信号が生成
及び出力されると、前記輝度信号処理部211から周波
数復調が行われ、このように復調された信号は、前記第
1のA/D変換器11bによりデジタルデータに変換さ
れて、前記フィールドメモリ20b内に貯蔵され、該デ
ータは、前記副ヘッド2cから隣接したフィールドの映
像信号の乗せられた信号が再生を開始するまで要する時
間の11.1ms(175Hに該当)後に、貯蔵速度と同
様な速度で読み出されて、前記第1デマルチプレクサ3
1bに入力される。
【0035】前記副ヘッド2cから再生された信号もや
はり前述した復調過程及びアナログ/デジタル変換過程
を経て、前記フィールドメモリ20bで遅延及び読み出
される信号と同様な時刻に前記第2マルチプレクサ32
bに入力される。このとき、前記第1及び第2のデマル
チプレクサ31b,32bにそれぞれ入力するデータ
は、図8(D)に示したようなデータ列を形成する。
【0036】その後、前記制御部100bは、所定時間
の比率で出力端を選択する第4制御信号CTL3を前記
第1及び第2のデマルチプレクサ31b,32bに印加
して、該第1及び第2デマルチプレクサ31b,32b
に入力するデータから色差データと輝度データとをそれ
ぞれ分離して出力させる。次いで、前記出力された輝度
データは、それぞれ第1及び第2輝度データメモリ41
b,43bに、色差データは、それぞれ第1及び第2色
差データメモリ42b,44bに前記アナログ/デジタ
ル変換速度と同様な速度で貯蔵される。
【0037】その後、このように貯蔵されたデータ中の
2つの輝度データの列は、前述した録画装置における信
号伸張の場合とは逆に、貯蔵(520fh)時よりも速い
速度(4fsc)で読み出して本来の輝度信号に圧縮さ
れ、2つの色差データの列は、信号圧縮の場合とは逆
に、貯蔵(520fh)時よりも遅い速度(fsc)で読
み出して本来の色差信号に伸張される。
【0038】即ち、読み出される前記2つの輝度データ
の列は、前記制御部100bの第5制御信号CTL4に
従い、入力を交互に選択して多重化出力する前記マルチ
プレクサ50bにより1H区間別に間挿され、正常な輝
度信号を示すデータに復元され、該データは前記第1の
D/A変換器71bによりアナログ輝度信号に変換され
て出力される。
【0039】一方、前記第1及び第2の色差データメモ
リ43b,44bから伸張され、読み出される2つの色
差データの列は、前記制御部100bの第6制御信号C
TL5に従い、色信号エンコーダ60bにより映像信号
に変換され、2H区間の間維持され、図8(E)に示し
たようなデータ列に出力される。且つ、前記色信号エン
コーダ60bの出力データは、既に、前述の変換過程で
前記マルチプレクサ50bから出力され、該出力データ
と相関性のある輝度データと時間的に一致されているた
め、該データは前記第2のD/A変換器72bによりア
ナログ映像信号に変換され、前記変換されたアナログ輝
度信号及び前記信号合成器80bにより合成され、図8
(F)に示したような完全な形の映像信号に復元され
る。
【0040】一方、前記Y/C信号処理部210,22
0より出力される信号から511.8kHz (32.5f
h)の所定周波数信号が前記周波数検出器1b,3bで
検出されて、前記基準クロック発生器2b,4bに入力
され、該基準クロック発生器2b,4bは、入力信号に
その位相が同期され、周波数は520fhに逓倍(16
倍)された正確な基準クロックを出力する。
【0041】且つ、前記クロック信号は、デジタルデー
タを処理するための基準クロックとして用いられるが、
該クロック信号は、常時入力する32.5fhの所定周波
数の信号により位相ずれのない正確な信号になるため、
前記Y/C信号処理部210,220からの出力信号を
歪曲せずに、記録された本来の信号をそのまま復元して
出力することができる。
【0042】又、図10は、再生時にPLLに基準信号
が常時入力する本発明と、所定時間毎に基準信号が入力
する従来技術との出力映像信号の差を示したもので、図
示されたように、本発明に係るデジタル信号処理は、正
確な時間間隔に信号がサンプリングされ、伸張及び圧縮
されて、アナログ信号に変換されるため、前記Y/C信
号処理部210,220から出力された信号が全然歪曲
されず、元信号の通り復元されるが、従来技術では、P
LLが作用していない区間の間、信号処理のため用いら
れる時間基準信号の周波数が変化されることがある。
【0043】更に、図10(A)〜(D)に示したよう
に、時間基準信号の周波数が変化して、サンプリング周
期が変更されると、該サンプリング時点のデジタル値
は、記録時とは異なる値にサンプリングされるため、所
定周波数のクロックにより再びアナログ値に変換される
と、信号の歪曲が発生する(図10(A)の‘A’の部
分)が、このような現象は、所定周波数により前記Y/
C信号処理部210,220から出力された信号をデジ
タル変換しても、再びアナログに変換する時点に、該変
換のための入力クロックが変更され、同じく信号の歪曲
が発生する。
【0044】しかし、常時、再生する全時間に亘って、
PLLにより所定基準信号が発生される本発明に係る再
生装置においては、基準クロックの周波数の偏移が発生
しないようになっているため、再生された信号を歪みな
く完全な元信号に復元することができる。一方、本発明
に係る録画装置において、高画質の録画でなく、2映像
録画を行う場合は、該録画された映像を2つの映像信号
に再生するため、前記制御部100bは、前記スイッチ
231,232をそれぞれ制御して、前記色信号処理部
212,222により逆低域変換された色信号と、輝度
信号処理部211,221により復調された輝度信号を
合成させ、該合成された信号を別途の信号処理過程を経
ずに直接外部の映像表示装置にそれぞれ出力して、2つ
の映像信号が試聴可能になる。このとき、録画時とは異
なって、前記主ヘッド1c及び副ヘッド2cから出力さ
れる信号を遅延させる必要はなく、輝度信号及び色信号
処理して出力すれば良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る改良
されたVTRにおいては、既存の映像記録媒体の標準の
VHSビデオテープと輝度信号及び色信号処理回路をそ
のまま利用しながらも、約400本以上の解像度及び
1.2MHz の広いカラー帯域を有する高画質の映像信号
を録画及び再生し得るという効果がある。
【0046】且つ、既存の周波数低域変換方法の色信号
処理時に発生する色信号の位相変調ノイズ(PM No
ise)を格段に改善し、広帯域の処理が可能になり、
優秀な色信号の性能を確保し得るという効果がある。
又、色信号の垂直解像度及び輝度信号の水平解像度を最
適に分配する輝度信号及び色信号を選択及び時間割り当
てするようになっているため、限定された帯域幅内で、
最良の高画質を具現し得るという効果がある。
【0047】更に、再生する全時間に亘って、時間基準
信号の位相補正を行うため、再生時、歪みのない完全な
元の信号に復元し得るという効果がある。且つ、本発明
に係る録画及び再生装置を用いて2つの相異な映像信号
を録画及び再生することができるため、別途の録画及び
再生装置を必要とせず、製造原価を低減し得るという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る向上されたVTRの構成を示した
ブロック図である。
【図2】図1のヘッドドラムの構成を示した平面図であ
る。
【図3】図1の高画質の記録装置をより詳しく説明する
ためのブロック図である。
【図4】図1の高画質の再生装置をより詳しく説明する
ためのブロック図である。
【図5】図3の映像信号デコーダにより分離出力された
輝度信号及び色差信号を概略的に示した波形図である。
【図6】輝度及び色差情報を有するデジタルデータが図
3の回路で分離処理される過程を示した説明図である。
【図7】輝度及び色差情報を有するデジタルデータが分
離処理された後、4:1の時間比率で合成された波形を
示した信号波形図である。
【図8】入力選択された映像信号が記録されるときの信
号構成を時間軸上に符号化して示した図面である。
【図9】輝度信号と色差信号との構成比を示した信号波
形図である。
【図10】本発明に係る高画質の記録装置により映像信
号が分離され、テープに記録された態様を図式化して示
した図面である。
【図11】信号処理のための基準クロックの効果を示す
ため、概略的な信号処理を従来技術と比較して示した説
明図である。
【図12】従来の方法により色差信号と輝度信号とが時
分割混合された波形を示した信号波形図である。
【符号の説明】
1c…主ヘッド 2c…副ヘッド 1b,3b…周波数検出器 2b,4b…基準クロック発生器 10a…信号選択器 10c…ヘッドドラム 11b,12b,41a,42b…A/D変換器 20a…映像信号デコーダ 20b,80a…フィールドメモリ 30a…切換スイッチ 31b,32b,50a…マルチプレクサ 41b,43b…輝度データメモリ 42b,44b…色差データメモリ 50b,71a,72a…マルチプレクサ 60b…色信号エンコーダ 61a,62a,63a…メモリ 71a,72b,91a,92a…D/A変換器 80b…信号合成器 100…高画質の記録装置 100a,100b…制御部 110a…同期分離器 111a…正弦波発生器 200…基準信号発生手段 210…主Y/C信号処理部 211,221…輝度信号処理部 212,222…色信号処理部 213,223…合成器 220…副Y/C信号処理部 231,232…スイッチ 241,242…選択スイッチ 300…Y/C信号処理手段 400…高画質の再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 和久 東京都目黒区南3−5−6 (56)参考文献 特開 平6−233319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/027 H04N 5/7826 H04N 5/91 - 5/956

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープレコーダであって、 主ヘッドと副ヘッドとが所定角を置いて取り付けられ、
    ビデオテープの1つのトラックを2つのチャンネルに分
    離して記録し得るようにしたヘッドドラムと、 入力する1つのフィールド分の映像信号を輝度信号と色
    信号とに分離して、分離された輝度信号は伸長し、分離
    された色信号は圧縮した後、2つのフィールド分の時間
    に時分割選択して、前記伸長された輝度信号及び圧縮さ
    れた色信号を所定遅延時間を置いて、前記2つのフィー
    ルドに前記伸長された輝度信号及び圧縮された色信号を
    交互に配分して出力する高画質の記録装置と、 前記映像信号の同期信号を検出して、該同期信号に連係
    して同期する所定周波数信号を生成して出力する基準信
    号発生手段と、 前記高画質の記録装置から所定時間の間隔を置いて出力
    する映像信号をそれぞれ周波数変調し、前記基準信号発
    生手段から出力された所定周波数信号と周波数合成し
    て、主ヘッド及び副ヘッドにそれぞれ出力するY/C信
    号処理手段と、 前記ビデオテープの2つのチャンネルに記録された映像
    信号中の先に入力する前チャンネル信号を所定時間の間
    遅延させた後、後チャンネル信号を再生復元すると共
    に、相互間挿して、完全な映像信号に再生する高画質の
    再生装置と、を具備することを特徴とするビデオテープ
    レコーダ。
  2. 【請求項2】 前記高画質の記録装置においては、受信
    した映像信号を1つの輝度信号と複数の色差信号とに分
    離する映像信号分離手段と、 前記輝度信号及び色差信号をデジタル信号にそれぞれ変
    換するA/D変換部と、 前記複数の色差信号を交互に選択して圧縮する色差信号
    圧縮手段と、 前記輝度信号を水平同期信号により順次分けて、第1及
    び第2輝度信号にそれぞれ伸張する輝度信号伸張手段
    と、 前記伸張された第1輝度信号と前記圧縮された先色差信
    号とを時分割選択して単一信号に変換して出力する第1
    変換手段と、 前記伸張された第2輝度信号と前記圧縮された後色差信
    号とを時分割選択して単一信号に変換する第2変換手段
    と、 前記第2変換手段の変換信号を所定時間の間遅延して出
    力する遅延手段と、 前記第1変換手段及び第2変換手段から出力されるデジ
    タル映像信号をアナログ信号にそれぞれ変換するD/A
    変換部と、 入力する信号の同期信号に基準して前記各信号処理手段
    での信号処理速度を制御する制御信号を発生させる制御
    部と、を具備することを特徴とする請求項1に記載のビ
    デオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記高画質の再生装置においては、 前記ヘッドドラムの主ヘッド及び副ヘッドを経て所定時
    間間隔に入力するアナログ信号をデジタル信号にそれぞ
    れ変換するA/D変換部と、 前記変換された信号中の主ヘッドを経て入力する前チャ
    ンネル信号を所定時間の間遅延させる遅延手段と、 前記遅延された信号から輝度信号と色差信号とを分離す
    る第1分離手段と、 前記副ヘッドを経て入力する後チャンネル信号から輝度
    信号と色差信号とを分離する第2分離手段と、 前記分離された両輝度信号を圧縮した後、交互に選択し
    て単一信号に出力する輝度信号復元手段と、 前記分離された両色差信号を伸張した後、2つのフィー
    ルド区間の間、繰り返して出力する色信号復元手段と、 前記輝度信号復元手段及び色信号復元手段の出力信号を
    アナログ信号にそれぞれ変換するD/A変換部と、 前記変換された輝度信号と色信号とを合成して、元映像
    信号に復元して出力する信号合成器と、 前記主ヘッド及び副ヘッドを経て入力する2つのチャン
    ネル信号から所定周波数信号を検出して、前記各信号処
    理手段での処理速度を制御する各基準信号をそれぞれ発
    生する制御部と、を具備することを特徴とする請求項1
    に記載のビデオテープレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドドラムの主ヘッドと副ヘッド
    との取り付角は、120°であることを特徴とする請求
    項1に記載のビデオテープレコーダ。
  5. 【請求項5】 前記所定周波数信号は、その周波数が6
    29kHz 以下であ 、映像信号と共に全時間帯に記録す
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のビデオテー
    プレコーダ。
  6. 【請求項6】 前記時分割の比率は、4:1であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のビデオテープレコ
    ーダ。
  7. 【請求項7】 前記所定遅延時間は、10.7〜11.
    4msecであることを特徴とする請求項1,2又は3の何
    れか1つに記載のビデオテープレコーダ。
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