JPH06101833B2 - 映像信号記録再生方法 - Google Patents

映像信号記録再生方法

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JPH06101833B2
JPH06101833B2 JP60168769A JP16876985A JPH06101833B2 JP H06101833 B2 JPH06101833 B2 JP H06101833B2 JP 60168769 A JP60168769 A JP 60168769A JP 16876985 A JP16876985 A JP 16876985A JP H06101833 B2 JPH06101833 B2 JP H06101833B2
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JP
Japan
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signal
recording
video signal
circuit
frame
Prior art date
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JP60168769A
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JPS6229381A (ja
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清志 佐々木
光雄 千葉
達司 坂内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を時間軸伸長し、多チャンネルに分
割して記録再生する映像信号記録再生方法に関するもの
である。
従来の技術 衛生放送に適した高品位テレビジョンの伝送方式とし
て、MUSE(Multiple Sub- Nyquist Sampling Encodin
g)方式が提唱されている。これは、12GHz帯放送衛星の
1チャンネルの帯域幅27MHzで高品位テレビジョン放送
が可能な方式として期待されている。この方式の特徴
は、多重サブサンプルに動き補正を併用し、大幅な帯域
圧縮を図っている点にある。信号形態は、カラー信号を
1/4に時間軸圧縮し、輝度信号に多重したTCI(Time Com
pressed Integration)形式であり、色信号とラインと
の関係は各フレーム同一の線順次方式となっている。走
査方式は高品位テレビジョンと同一で、走査線1125本、
2:1インタレース、フィールド周波数60Hzである。
一方、広帯域の映像信号を時間軸伸長し、多チャンネル
に分割してVTRに記録再生する方式がある。以下簡単に
2チャンネル分割の例を説明する。第6図は時間軸伸長
部の回路ブロック図、第7図は同時間軸伸長部のタイム
チャートで、1はA/D変換器、2〜5は1Hメモリ、6は
切換スイッチ、7,8はD/A変換器である。A/D変換器1に
入力された入力映像信号は、A/D変換されて、1Hメモリ
2〜5に順次蓄えられる。切換スイッチ6は2Hごとに切
替えられ、1H期間に書込んだ信号を2H期間に伸長して読
み出し、D/A変換器7,8でD/A変換することにより、第7
図に示す2チャンネルの伸長映像信号が得られる。第7
図において、(A)は入力映像信号、(B−1)〜(B
−4)はそれぞれ1Hメモリ2〜5の書込み信号、(C−
1)〜(C−4)はそれぞれ1Hメモリ2〜5の続出し信
号、(D)(E)は時間軸伸長回路の出力であり、それ
ぞれVTRへの記録信号となる。なお、ラインの絶対番号
は必ずしもMUSE方式と一致していない。第8図はこのよ
うな2チャンネル記録に使用するVTRの回転ヘッドドラ
ムの例で、9は回転ドラム、10〜13は記録再生ヘッド、
14は磁気テープであり、(R)は回転方式を示してい
る。第7図(D)の出力は記録再生ヘッド10,12によっ
て、また第7図(E)の出力は記録再生ヘッド11,13に
よって記録される。再生時は、タイムベースコレクタ等
により上記と逆の時間軸圧縮を行ない、もとの信号を得
ればよいので、詳しい説明は省略する。以上のような時
間軸伸長を行ない、2チャンネル分割を行なう方式によ
れば、第3図(D)(E)からわかるように、あるライ
ンに注目すると、フレームごとに異なるチャンネルで記
録されることになる。
発明が解決しようとする問題点 前述のMUSE信号を上記時間軸圧縮2チャンネル分割記録
方式で記録しようとすると、以下の問題点が生じる。す
なわち、この方式において、2チャンネルのヘッドある
いは記録再生系、FM変復調器に特性差がある場合、第7
図に示したように、あるラインがフレームごとに異なる
チャンネルで記録再生されるため、輝度信号はフィール
ド内ではラインごとのフリッカーを生じる。色信号につ
いては、線順次方式のため、画面全体の色相のフリッカ
ーとなり、特に見苦しい映像となる。これを解決するた
めには、フレームごとに各チャンネルに与える信号を切
替えることが考えられる(第7図のC点)。このように
すると、第7図からわかるように、切換点の1H(第7図
では1125)を除いてすべてラインとチャンネルとの関係
は固定される。ただしこの場合には、互いにペアとなる
ラインがフレームごとに変化し、再生時にラインの順番
を復元するための制御が複雑となる。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の映像信号記録再生
方法は、N,M,Q,nなる正の整数に対し、1フレームが2N
+1本の走査線からなるテレビジョン信号を略n倍に時
間軸伸張しかつnチャンネルに分割して記録再生するに
際し、2N+1=nM+Qが成立する最大のMに対し2N+1
−Qラインから、分割するnチャンネルのそれぞれに、
フレームごとにM本の走査線を分配して記録再生し、か
つ同一ラインは常に同一チャンネルで記録再生するもの
である。
作用 上記方法によれば、すべてのラインの輝度および色信号
がフレームによって異なるチャンネルに記録再生される
ことがないため、再生画像のフリッカー成分が少なくな
る。また、同時に記録再生するラインの組み合わせがフ
レームによって変化しないしため、記録再生装置の構成
を簡単にできる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における映像信号記録再
生方法を説明するタイムチャートで、(A)は第7図
(A)に、(B)は第7図(D)に、(C)は第7図
(E)にそれぞれ同じであり、参考のために記載してい
る。(D−1)〜(D−4)は本実施例における時間軸
伸長回路の1Hメモリ(図示せず)への書込み信号を示
す。(E)(F)はそれぞれVTRへの記録信号である。
この実施例は、テレビジョン信号を2倍に時間軸伸長
し、2チャンネルに分割して記録再生するに際し、伸長
後の水平走査周期の1/2だけフレーム間に映像信号の欠
如期間を設けて、1124ラインだけ記録することにより、
同一ラインは常に同一チャンネルで記録再生し、しかも
同時に記録再生するライン番号がフレームによって変化
しないようにしたものである。
本実施例では、1フレームごとに1ラインだけ、すなわ
ち伸長後の0.5Hに相当する期間だけ記録しない部分がで
きることになる。これは、テレビジョン信号において
は、一般にブランキング期間が存在するため、特に問題
となることはない。本実施例によれば、フレームごとに
すべてのHの関係が固定されており、上記のフリッカー
の問題、制御の複雑さの問題は解決される。
一方、VTR上に記録されたパターン上でフレームごとに
0.5Hの不連続が生じるため、周期分離やクロック再生な
どの際に不都合が起きるおそれがあるが、この問題は以
下のようにして解決できる。第2図はVTRへの記録信号
の例で、(a)は水平同期信号、(b)はバースト信
号、(C)は色信号、(d)は輝度信号である。この水
平同期信号の周期THは、時間軸伸長前の水平周期thの2
倍になっている。すなわち、TH=1/FH、th=1/fh、fh
2FHの関係がある。再生時には、この信号のバースト信
号に位相同期したクロック信号を作成し、このクロック
で映像信号をA/D変換し、タイムベースコレクタ、時間
軸圧縮回路を通した後、D/A変換すれば、もとの信号が
得られるわけである。この時、バーストゲート信号を作
るための水平同期信号を作成する際に、第3図のような
回路が使用されるのが通常である。第3図において21は
同期分離回路、22は位相比較器、23は積分回路、24は発
振回路である。再生信号から同期分離回路21により水平
同期信号(a)が抜き出され、周波数FHで発振する発振
回路24の出力との位相差が位相比較器22により検出さ
れ、積分回路23により積分され、発振回路24にフィード
バックされる。この発振回路24の出力が必要とする水平
同期信号である。このような構成では、前述のフレーム
ごとのTH/2の不連続が問題になり、フレームごとに同期
はずれが起こる。この問題は、第4図の構成を採用する
ことにより解決される。第4図において、25は2カウン
タ、26は排他的論理和回路、27は論理積回路であり、発
振回路24は周波数2FHで発振する。第5図はそのタイム
チャートであり、(A)は同期分離回路21の出力で、中
央部のTH/2の不連続部はフレームの切換わり点を示す。
(B)は発振回路24の出力、(C)は2カウンタ25の出
力、(D)はフレーム信号である。(E)は排他的論理
和回路26と論理積回路27とからなるゲート回路の出力
で、これは(A)と同一の信号となり、第4図の回路が
正常に動作することを示している。このように水平同期
信号の2倍の周波数の発振回路24を用い、フレームごと
にTH/2だけオフセットした信号をゲートして取り出すこ
とにより、第1の実施例で生じる不都合は解決できる。
なお、上記第1、第2の実施例において生じる信号欠如
期間には、ダビング防止のために、VTR再生信号である
旨を示すインデックス信号などを挿入することができ
る。
また、nチャンネル分割時には、必ずしも丁度n倍に時
間軸伸長する必要はなく、nよりもやや小さい値とし
て、第2図に示した同期信号やバースト信号などを挿入
することも可能である。
発明の効果 以上述べたごとく本発明によれば、テレビジョン信号を
略n倍に時間軸伸長し、nチャンネルに分割して記録再
生する場合に、画面上の同一ラインは常に同じチャンネ
ルで記録再生されるため、フリッカー成分を非常に少な
くできる。また、同時に記録再生するラインの組み合わ
せがフレームによって変化しないため、記録再生装置の
回路構成を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における映像信号記録再
生方法を説明するタイミングチャート、第2図は記録信
号の説明図、第3図は通常の同期分離回路の回路ブロッ
ク図、第4図は本発明の第1の実施例における映像信号
記録再生方法に用いる同期分離回路の回路ブロック図、
第5図は第4図に示す回路のタイミングチャート、第6
図は従来の映像信号記録再生方法に用いる時間軸伸長回
路の回路ブロック図、第7図は第6図に示す回路のタイ
ミングチャート、第8図は2チャンネル記録の場合の回
転ドラムおよびヘッドの説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N,M,Q,nなる正の整数に対し、1フレーム
    が2N+1本の走査線からなるテレビジョン信号を略n倍
    に時間軸伸長しかつnチャンネルに分割して記録再生す
    るに際し、2N+1=nM+Qが成立する最大のMに対し2N
    +1−Qラインから、分割するnチャンネルのそれぞれ
    に、フレームごとにM本の走査線を分配して記録再生す
    ることによって2N+1−Q本のみを記録再生し、かつ同
    一ラインは常に同一チャンネルで記録再生することを特
    徴とする映像信号記録再生方法。
  2. 【請求項2】n=2,Q=1なるとき、伸張後の水平走査
    周期の1/2だけフレーム間に映像信号の欠如期間を設け
    る特許請求の範囲第1項記載の映像信号記録再生方法。
JP60168769A 1985-07-30 1985-07-30 映像信号記録再生方法 Expired - Lifetime JPH06101833B2 (ja)

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JP2569553B2 (ja) * 1987-05-11 1997-01-08 ソニー株式会社 ビデオテープレコーダ
JP2523338B2 (ja) * 1987-10-02 1996-08-07 三菱電機株式会社 磁気記録再生装置
JP2543127B2 (ja) * 1988-03-22 1996-10-16 松下電器産業株式会社 映像信号伝送装置

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