JP3282200B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3282200B2 JP33065491A JP33065491A JP3282200B2 JP 3282200 B2 JP3282200 B2 JP 3282200B2 JP 33065491 A JP33065491 A JP 33065491A JP 33065491 A JP33065491 A JP 33065491A JP 3282200 B2 JP3282200 B2 JP 3282200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハイビジョン用アナ
ログVTRなどに適用して好適な記録再生装置、特に標
準テレビジョン信号をハイビジョン信号に変換して記録
できるようにした記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン用のアナログVTRなどの
磁気記録再生装置では、高精細度のハイビジョン信号の
他に標準解像度のテレビジョン信号(例えばNTSC方
式のテレビジョン信号)を記録再生できるようにしたも
のが知られている。
【0003】図5はその場合に使用される記録再生系の
一例を示す概念図であって、記録回路RECと再生回路
PBとで構成される。記録チャネルは2チャネルとす
る。
【0004】記録回路RECにあって、ハイビジョン信
号HDは記録系10Rに直接供給されて2チャネルの記
録信号SA,SBが形成される。2チャネルの記録信号
のうち一方の記録信号は時間軸圧縮された色差信号PB
が輝度信号に多重された多重信号であり、他方の記録信
号は時間軸圧縮された色差信号PRが輝度信号に多重さ
れた多重信号である。
【0005】これに対して、標準のテレビジョン信号N
TSCは一旦NTSC−HDコンバータ80に供給され
て、ハイビジョン用のテレビジョン信号HD(NTSC)に
その信号形態が変更された上で記録系10Rに供給され
る。そしてこの記録系10Rで上述したと同じ2チャネ
ルの記録信号が形成される。
【0006】再生回路PBも同じように構成されてお
り、再生された記録信号SA,SBは再生系10Pで記
録処理とは逆の変換処理がなされ、ハイビジョン信号は
そのまま出力される。変換テレビジョン信号HD(NTS
C)はコンバータ81で逆変換処理されて標準のテレビ
ジョン信号NTSCが出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、ハイビジ
ョン信号HDの他に標準のテレビジョン信号NTSCを
記録再生できるようにするためには、標準のテレビジョ
ン信号NTSCをハイビジョン信号HDに変換するため
のコンバータ80,81が必要になるので、回路規模が
増大すると共にコストアップの要因ともなっている。ま
た、コンバータ80でフィールド画像の内挿を行い、標
準テレビジョン信号をフィールド周波数の異なるハイビ
ジョン信号に変換して記録信号を生成すると共に、コン
バータ81では、再生信号から得られたハイビジョン信
号に対して間引きを行って標準テレビジョン信号を生成
する場合、内挿された画像と間引きされた画像が異なっ
てしまうと時間軸方向の連続性が失われてしまい、不自
然が画像となってしまう。
【0008】そこで、この発明では、このような従来の
課題を解決したものであって、方式変換用の専用コンバ
ータを使用することなく、時間軸方向の連続性を保持し
ながら標準テレビジョン信号の変換を行い、高精細度の
信号として記録再生できるようにした記録再生装置を提
案するものである。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明は、輝度信号と色信号に関してディジタル
的に時分割多重処理してマルチチャネル記録するように
した記録再生装置において、ハイビジョン信号または標
準テレビジョン信号を構成する一対の色差信号と輝度信
号から時分割多重回路を用いてマルチチャネルの記録信
号を形成する記録信号形成手段と、マルチチャネルの再
生信号からハイビジョン信号または標準テレビジョン信
号を構成する一対の色差信号と輝度信号とを形成する再
生信号形成手段とを有し、前記時分割多重回路は、時分
割多重用として使用され、且つ標準テレビジョン信号を
入力した場合に標準テレビジョン信号をハイビジョン信
号に信号変換する信号変換用メモリとして使用されるフ
ィールドメモリを有し、前記記録信号形成手段は、前記
標準テレビジョン信号の記録信号形成時に内挿する画像
情報の判別信号を生成する判別信号生成手段と、前記時
分割多重回路から出力されたマルチチャネルの信号と前
記判別信号とを合成して記録する手段とを有し、前記再
生信号形成手段は、前記再生信号から前記判別信号を検
出する判別信号検出手段と、前記判別信号に基づいて内
挿した前記画像情報を間引きする間引き処理手段とを有
するものである。
【0011】
【作用】図2に示す時分割多重回路11において、時分
割多重処理に使用されるフィールドメモリ73に対する
書き込みおよび読み出し用のアドレスコントローラ7
5,76が入力するテレビジョン信号の種類に応じて制
御される。
【0012】つまり、ハイビジョン信号HDであるとき
にはフィールド周波数60.00Hzに対応した書き込
みクロックと読み出しクロックとが生成されて書き込み
と読み出しが行なわれる。
【0013】これに対して、標準のテレビジョン信号N
TSCが入力したときには、そのフィールド周波数5
9.94Hzに対応する書き込みクロックが生成され、
これで書き込み処理が行なわれる。そして、読み出しク
ロックはハイビジョン信号用のフィールド周波数に対応
したクロックによってその読み出しが行なわれる。こう
することによって、標準のテレビジョン信号NTSCを
ハイビジョン信号HD(NTSC)に変換して出力させるこ
とができる。
【0014】標準テレビジョン信号NTSCをハイビジ
ョン信号HD(NTSC)に変換する場合、フィールド周波
数の相違によって記録時はフィールドの内挿処理を行
い、再生時には内挿したそのフィールドの間引き処理が
行なわれる。このとき、どのフィールドに対して内挿処
理を施したかを示すフィールド判別信号が記録信号に付
加され、再生時はこのフィールド判別信号に基づいてそ
のフィールドの間引き処理が行なわれる。
【0015】そうすると、内挿したフィールドを確実に
間引くことができる。異なるフィールドを間引いたので
は不自然な再生画面となってしまうからである。
【0016】
【実施例】続いて、この発明に係る記録再生装置の一例
を、上述した磁気記録再生装置に適用した場合につき図
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1はこの発明の一例を示すものであっ
て、ハイビジョン信号HDを記録再生できるように構成
したアナログVTRの一例を示す系統図であり、2チャ
ネル記録方式が採用されている。同図において、10R
はその記録系を、10Pはその再生系を示す。記録系1
0Rから説明する。
【0018】輝度信号Yおよび一対の色差信号PB(=
B−Y),PR(=R−Y)は夫々ローパスフィルタ
1,2,3で帯域制限されたのちA/D変換器4,5,
6によってディジタル信号に変換される。ディジタル化
された輝度信号Yおよび一対の色差信号PB,PRは、夫
々垂直方向のノンリニアエンファシス回路7,8,9に
供給されて、垂直方向のエッジが強調されると共に、輝
度レベルの高い部分については余りエッジが強調されな
いようなノンリニア特性となされる。
【0019】垂直ノンリニアエンファシス回路7,8,
9によって垂直方向のエンファシス処理がなされたのち
今度は水平ノンリニアエンファシス回路16,17,2
6に供給されて水平方向におけるエンファシス処理が行
なわれる。
【0020】エンファシス処理された輝度信号Yおよび
一対の色差信号PB,PRはシャフリング機能をもった時
分割多重回路(TDM回路)11において時分割圧縮多
重処理とシャフリング処理が行なわれる。すなわち、色
差信号が圧縮されてライン順次で一対の色差信号が輝度
信号Yに多重される。
【0021】映像信号を2チャネル記録する場合には、
例えば、Aチャネルでは色差信号PBが時間軸圧縮され
て圧縮色差信号が形成され、これと輝度信号Yとがこの
順序でライン順次に時分割多重された映像信号が生成さ
れる。Bチャネルでは色差信号PRが時間軸圧縮されて
圧縮色差信号が形成され、これと輝度信号Yとがこの順
序でライン順次に時間軸多重された映像信号が生成され
る。その後、各チャネルに対してシャフリング処理が施
される。12は、記録系10Rにおいて使用される各種
クロックを生成するためのクロック発生回路である。
【0022】時分割多重処理およびシャフリング処理が
施された映像信号SA,SBには信号発生回路13より
出力された同期信号やバースト信号などが付加され、そ
の状態でD/A変換器14,15においてアナログ信号
に変換される。
【0023】アナログ化された映像信号SA,SBはロ
ーパスフィルタ18,19によって帯域制限されたの
ち、CR回路で構成されたリニアな水平エンファシス回
路20,21に供給される。
【0024】水平エンファシス回路として、水平ノンリ
ニアエンファシス回路16,17,26と、リニアな水
平エンファシス回路20,21を設けたのは、リニアな
水平エンファシス回路20,21だけでは平坦な画面
(小振幅時の画面)でのノイズ軽減効果が少ないため、
水平ノンリニアなエンファシス回路16,17,26を
設けて特に平坦な画面での、つまり小振幅時のエンファ
シス量を大きくしてノイズ軽減効果を大きくするためで
ある。
【0025】大きな振幅の信号が入力したときには水平
ノンリニアエンファシス回路16,17,26でその信
号の振幅がリミットされるので、大きな振幅の信号のと
きにはノイズ軽減効果がない。しかし、後段の水平リニ
アエンファシス回路20,21でそのレベルでのノイズ
が軽減されるため、全体としてはノイズ抑圧効果が生ま
れることになる。
【0026】エンファシスされた映像信号SA,SBに
は判別信号生成回路60で生成された内挿フィールドの
判別信号が合成される。内挿フィールドの判別信号につ
いては後述する。
【0027】内挿フィールドの判別信号を挿入した映像
信号SA,SBは次にFM変調器22,23に供給され
て記録に適するようにFM変調が行なわれる。そして、
その後記録アンプ24,25を介して専用の磁気ヘッド
(図示はしない)を用いて2チャネル記録される。
【0028】再生系10Pにおいては、まず上述した磁
気ヘッドによって再生された映像信号がヘッドアンプ3
0,31を介してFM復調器32,33に供給されて映
像信号がFM復調されると共に、水平デエンファシス回
路34,35、ローパスフィルタ36,37を経て水平
ノンリニア・デエンファシス回路38,39に供給され
て水平方向におけるデエンファシス処理がなされる。6
1は判別信号の検出回路である。
【0029】ローパスフィルタ36,37の出力はさら
に再生系10Pのディジタル信号処理で使用されるクロ
ックを生成するために各チャネルに対応したクロック発
生回路40,41にも供給される。
【0030】デエンファシス処理されたエンファシスは
A/D変換器42,43に供給されてディジタル信号に
変換されたのち、デシャフリング機能をもった時分割分
離回路44に供給される。
【0031】時分割分離回路44では、まず時間軸が補
正されると共に(TBC処理)、時間軸圧縮された映像
信号SA,SBに対するデシャフリング処理と色差信号
PB,PRの時間軸伸長分離処理が行なわれて、時間軸が
揃ったライン同時の輝度信号Yと一対の色差信号PB,
PRに戻される。
【0032】これら輝度信号Yと一対の色差信号PB,
PRは、水平ノンリニアデエンファシス回路38,3
9,54および垂直ノンリニアデエンファシス回路4
5,46,47を経て水平および垂直方向の各デエンフ
ァシスが行なわれたのち、D/A変換器48,49,5
0でアナログ信号となされ、その後ローパスフィルタ5
1,52,53で帯域制限処理されて最終的なハイビジ
ョン用の輝度信号Yと一対の色差信号PB,PRとなされ
る。
【0033】記録された信号が標準テレビジョン信号N
TSCをハイビジョン信号HDに変換した信号であると
きには、時分割分離回路44での書き込みクロックはハ
イビジョン信号HD用のフィールド周波数に対応した書
き込みクロックとなされるのに対して、読み出しクロッ
クは標準テレビジョン信号NTSC用のフィールド周波
数に対応した読み出しクロックとなされる。この変換処
理によって時分割分離回路44からは標準のテレビジョ
ン信号形態となって出力される。
【0034】なお、水平ノンリニアエンファシス回路1
6,17や水平ノンリニア・デエンファシス回路38,
39のみならず、水平リニアエンファシス回路20,2
1や水平リニア・デエンファシス回路34,35をもデ
ィジタル処理構成とすることも考えられるが、この場合
にはエンファシス処理はリニア処理であるため、その分
誤長が増え、ひいてはディジタル回路の回路規模の増大
につながるため、余り得策な解決手段とは言い難い。そ
のため、図1に示す例ではリニアなエンファシス処理系
についてはアナログ処理としている。
【0035】図2は記録系10Rに設けられた時分割多
重回路11の具体例であって、入力輝度信号Yは時間軸
伸長回路(TBE)71にてその時間軸が所定長だけ伸
長されたのち、フィールドメモリ(若しくはフレームメ
モリ)73に供給される。同様に、一対の色差信号P
B,PRは時間軸圧縮回路(TBC)72に供給されてそ
の時間軸が圧縮され、これがフィールドメモリ73に供
給される。
【0036】フィールドメモリ73では輝度信号Yに対
して時間軸圧縮された色差信号PB若しくはPRがライン
単位で交互に多重されるような読み出し処理が行なわれ
る。そのため、書き込みアドレスコントローラ75と読
み出しアドレスコントローラ76とが設けられると共
に、これらに対するコントローラ77が設けられ、その
読み出しアドレスを制御することによって所望とする時
分割多重された映像信号SA,SBが出力される。
【0037】ところで、ハイビジョン信号を記録再生で
きるこのVTRに、標準のテレビジョン信号NTSCを
ハイビジョン信号形態に変換した上で記録再生する場合
には、上述したようにフィールド周波数が相違すること
から、記録再生時にはフィールド周波数の変換を行なう
必要がある。
【0038】このフィールド周波数の変換処理は上述し
た時分割多重回路11内のフィールドメモリ73を利用
して行なわれる。すなわち、標準のテレビジョン信号N
TSCに関する輝度信号Yおよび一対の色差信号PB,
PRが入力したときには、フィールドメモリ73に対し
て標準テレビジョン信号用フィールド周波数59,94
Hzに対応した書き込みクロックで書き込まれるように
アドレスコントローラ75が制御される。
【0039】これに対して、その読み出しはハイビジョ
ン信号HD用のフィールド周波数60.00Hzに対応
した読み出しクロックで読み出されるようにアドレスコ
ントローラ76が制御される。これと共に、フィールド
の内挿処理が行なわれる。
【0040】フィールド周波数がこのように相違すると
きには、1000フィールドに1回位の割合で1フィー
ルドの内挿処理が行なわれる。つまり、図3Aに示すよ
うに入力フィールドに対して所定フィールド単位で1フ
ィールドの内挿が実行される。図では0フィールド目と
999フィールド目でそれぞれ内挿が行なわれている。
内挿フィールドを便宜的に0′フィールド、999′フ
ィールドとする。
【0041】この内挿処理のためにコントローラ77か
ら読み出しアドレスコントローラ76に対して、所定フ
ィールドでは2度読み出し処理が行なわれるような制御
信号が与えられる。
【0042】なお、標準テレビジョン信号NTSCの水
平ライン数は525本であるのに対し、ハイビジョン信
号HDは1125本であるから、標準の場合の大凡2倍
のライン数となっている。そのため、本例では、ライン
信号に対しては2度読みして出力されるように読み出し
アドレスコントローラ76が制御されるものである。こ
れで、疑似的なハイビジョン信号HD(NTSC)を形成で
きる。
【0043】図3Aのようにフィールドの内挿を行なう
と、再生系ではこの逆の処理つまり間引き処理が行なわ
れるが、そのとき内挿したフィールドを間引くことが原
則である。内挿フィールドとは別のフィールドを間引い
たのでは再生画面が不自然になってしまうからである。
【0044】そのため、判別信号の生成回路60では内
挿フィールドを示す判別信号(同図B)が形成される。
どの位置に判別信号を出力させるかはコントローラ77
から指示される。判別信号の挿入位置の一例を図4に示
す。
【0045】図4は1トラックパターンの例であって、
ヘッド回転方向は図示のようにとる。PAは同期をとる
ためのプリアンプル領域であり、オーディオ信号は2ブ
ロックに分割して記録される。前半が3チャネルと4チ
ャネル分の領域で、後半が1チャネルと2チャネル分の
領域である。
【0046】IDは識別コード領域であって、ここに記
録フィールド番号などが記録される。後半の大半の領域
がビデオ信号(映像信号)の記録領域である。そして、
BSC領域がビデオサブコード領域であって、ここには
時間情報(タイムコードなど)や目次情報などが挿入さ
れる。本例では、このBSC領域に判別信号がコード化
されて記録される。
【0047】再生系10Pでは、記録系10Rとは逆の
変換処理が行なわれる。そのとき、時分割分離回路44
での間引き処理は図3Cに示すように判別信号を用いて
行なわれる。すなわち、判別信号が得られたフィールド
ではそのとき供給されたフィールド信号(0′フィール
ドと999′フィールド)は変換処理信号としては使用
されずに間引かれる。この間引き処理によって、時分割
分離回路44からは記録時のフィールド数と同じフィー
ルド数をもつテレビジョン信号NTSCが得られる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明では時分割多重
回路に設けられた時分割多重用のフィールドメモリが、
標準テレビジョン信号をハイビジョン信号に変換する信
号変換用メモリとしても使用されるようにしたものであ
る。
【0049】これによれば、従来のように専用の信号形
態変換用コンバータを使用しないでも目的の変換処理を
行なうことができる。そのため、従来よりも回路規模が
縮小されてコストダウンに寄与する構成となっている。
【0050】さらに、信号変換処理時に内挿された内挿
フィールドの判別情報が時分割多重された記録信号中に
挿入されるようになされているので、再生系での間引き
処理時に内挿フィールドと同じフィールドを間引くこと
ができる。
【0051】したがって、内挿フィールドとは異なるフ
ィールドを間引くことによって発生する再生画面の不自
然さを一掃できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る記録再生装置をハイビジョン用
アナログVTRに適用したときの一例を示す系統図であ
る。
【図2】時分割多重回路の具体例を示す系統図である。
【図3】記録再生処理の動作説明に供する図である。
【図4】テープパターンの一例を示す図である。
【図5】従来の記録再生装置の一例を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
10 ハイビジョン用アナログVTR 10R 記録系 10P 再生系 11 時分割多重回路 44 時分割分離回路 60 判別信号生成回路 61 判別信号検出回路 71 時間軸伸長回路 72 時間軸圧縮回路 73 フィールドメモリ 75 書き込みアドレスカウンタ 76 読み出しアドレスカウンタ 77 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号と色信号に関してディジタル的
    に時分割多重処理してマルチチャネル記録するようにし
    た記録再生装置において、 ハイビジョン信号または標準テレビジョン信号を構成す
    る一対の色差信号と輝度信号から時分割多重回路を用い
    マルチチャネルの記録信号を形成する記録信号形成手
    段と、 マルチチャネルの再生信号からハイビジョン信号または
    標準テレビジョン信号を構成する一対の色差信号と輝度
    信号とを形成する再生信号形成手段とを有し、 前記時分割多重回路は、時分割多重用として使用され、
    且つ標準テレビジョン信号を入力した場合に標準テレビ
    ジョン信号をハイビジョン信号に信号変換する信号変換
    用メモリとして使用されるフィールドメモリを有し、 前記記録信号形成手段は、 前記標準テレビジョン信号の記録信号形成時に内挿する
    画像情報の判別信号を生成する判別信号生成手段と、 前記時分割多重回路から出力されたマルチチャネルの信
    号と前記判別信号とを合成して記録する手段とを有し、 前記再生信号形成手段は、 前記再生信号から前記判別信号を検出する判別信号検出
    手段と、 前記判別信号に基づいて内挿した前記画像情報を間引き
    する間引き処理手段とを有する ことを特徴とする記録再
    生装置。
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