JPH02277385A - 映像信号記録装置及び映像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は映像信号をディジタル記録し、再生する映像信
号記録装置及び映像信号再生装置に関する。

［従来の技術］ 映像信号をディジタル記録し再生するシステムは、従来
、例えば第３図及び第４図に示すような構成をしていた
。第３図は記録系を示し、輝度信号Ｙ及び色差信号Ｃｗ
、ＣｎはＡ／Ｄ変換器１０によりディジタル化され、更
にディジタル色差信号は色差線順次化回路１２により線
順次化される。

そして、時分割多重回路１４において、Ａ／Ｄ変換器１
０の出力のディジタル輝度信号及び、色差線順次化回路
１２の出力のディジタル色差線順次信号はそれぞれ時間
軸圧縮された後、時分割多重化される。そして、時分割
多重されたディジタル輝度信号及びディジタル色差線順
次信号は、サブサンプル回路１６において、人力される
ディジタル信号を再度サンプリングすることによりサン
プル点間引きが行なわれ、ＤＰＣＭ符号化回路１８にお
いて、信号の振幅方向の圧縮を行い、ＦＣＣ符号化回路
２０において誤り検出・訂正符号が付加された後、記録
増幅器２２により増幅され、磁気ヘッド２４により磁気
テープ２６上に記録される。

第４図は再生系を示し、第３図の記録系により磁気テー
プ２６上に記録された信号を磁気ヘッド２８により再生
し、再生等化回路３０により再生。

信号に対し波形等化を行ない、ＥＣＣ復号回路３２でエ
ラー訂正を行う。そしてＤＰＣＭ復号回路３４により振
幅方向の伸長を行い、補間フィルタ３６によって第３図
のサブサンプル回路１６により間引かれたサンプル点の
データを他のサンプル点のデータを用いて補間し、分離
回路３８によりディジタル輝度信号成分とディジタル色
差線順次信号成分を分離し、更に時間軸伸長する。そし
て、分離回路３８から出力されるディジタル線順次信号
を色差線同時化回路３９において同時化することにより
２種類のディジタル色差信号を出力する。

Ｄ／Ａ変換器４０は分離回路３８及び色差線同時化回路
３９の各出力をアナログ信号に変換し、出力する。

［発明が解決しようとする課題］ しかし上記従来例では、１画面を構成する映像信号に対
して１種類の記録信号処理を行なっているので、画面上
の任意の領域の映像信号を再生時に高解像度が得られる
ように記録しようとした場合には、画面全体の映像信号
に対応した情報量が増えてしまい、記録媒体としての磁
気テープの単位長さ当たりに記録できる時間が減少し、
経済的でない。

そこで本発明は、１画面を構成する映像信号における任
意の領域の映像信号を他の領域より高い解像度で記録し
、再生することができる映像信号記録装置及び映像信号
再生装置を提示することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る映像信号記録装置は、映像信号をディジタ
ル記録し、再生する映像信号記録再生システムにおいて
、映像信号を入力し、入力された映像信号に対し間引き
処理を施す間引き手段を具備する第１の記録処理系と、
再生時に当該第１の記録処理系により記録された映像信
号よりも相対的に高い解像度の映像信号が得られるよう
に記録処理を行う第２の記録処理系と、映像信号の記録
時に当該第１及び第２の記録処理系の何れか一方を選択
し、選択された記録処理系により映像信号を記録する選
択記録手段とを具備することを特徴とする。

本発明に係る映像信号再生装置は、再生時に複数種の解
像度の映像信号が得られるように、映像信号を複数種の
記録形式のうちの何れが１種の記録様式に基づいて記録
媒体にディジタル記録し、再生する映像信号記録再生シ
ステムにおいて、当該複数種の記録様式に夫々が対応す
る複数種の再生処理手段と、当該記録媒体に記録されて
いる映像信号の記録様式に応じて、前記複数種の再生処
理手段の内、対応する再生処理手段を選択する選択手段
とを具備することを特徴とする。

［作用コ 上述の構成により、画面上の任意の領域の映像信号を再
生時に他の領域よりも高い解像度になるように記録でき
、記録媒体を有効利用できる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１Ａ図及び第１Ｂ図はそれぞれ、本発明の一実施例の
記録系及び再生系の構成ブロック図を示す。第３図及び
第４図の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付しで
ある。

先ず第１Ａ図の記録系から説明する。第３図との比較か
ら分かるように、本実施例では、色差線順次化回路１２
、時分割多重回路１４及びサブサンプル回路１６を迂回
する処理系を設けてあり、５ｏはＡ／Ｄ変換器１０の出
力の輝度信号￥１色差信号Ｃｗ及び同Ｃｎを時間軸圧縮
した後時分割多重化し、出力する時分割多重回路、５２
は時分割多重回路５０の出力又はサブサンプル回路１６
の出力を選択するスイッチ、５３は画面上の任意の部分
を指定するための操作部、５４は水平同期信号ＨＤ及び
垂直同期信号ＶＤに従い、操作部５３により指定される
画面内の位置でスイッチ５２を切換制御する制御回路で
ある。なお、スイッチ５２は通常は図中のｂ接点側（サ
ブサンプル回路１６の出力側）に接続されている。

以下、第１Ａ図の動作を説明する。Ａ／Ｄ変換器１０の
出力は色差線順次化回路１２及び時分割多重回路１４に
印加されると共に、時分割多重回路５０にも印加される
。色差線順次化回路１２、時分割多重回路１４及びサブ
サンプル回路１６からなる処理系を通過した信号は、サ
ブサンプル回路１６により間引かれた、即ち、再生時の
解像度が低い信号であり、他方、時分割多重回路５０を
通過した信号は、間引き処理が施されていないた制御回
路５４はＡ／Ｄ変換器１ｏに供給される映像信号に同期
した水平同期信号ＨＤ、垂直同期信号ＶＤをカウントし
、Ａ／Ｄ変換器１０に供給される映像信号が操作部５３
により指定された領域であることを検出している期間中
スイッチ５２をａ接点側に接続することによって、画面
上の任意の領域を再生時に高解像度の映像信号か得られ
るように記録するための記録処理を選択できる。なお、
操作部５３により指定される領域を例えば、クロマキー
合成など色差信号の解像度が部分的に必要とされる領域
とし、制御回路５４によりスイッチ５２をａ接点側に接
続し、時分割多重回路５０の出力を選択する。スイッチ
５２の出力は、ＤＰＣＭ符号化回路１８、ＦＣＣ符号化
回路２０及び記録増幅器２２を介して磁気ヘッド２４に
印加され、磁気テープ２６に記録される。

第２図は、磁気テープ２６上に記録される同期ブロック
の一構成例を示す。同期ブロックは、同期コード５ＹＮ
Ｃ，インデックス・コードＩＤ及びデータ部ＤＡＴＡか
らなり、第２図（ａ）は再生時に通常解像度の映像信号
が得られるように映像信号を記録する場合の同期ブロッ
クの構成を示し、第２図（ｂ）は再生時に高解像度の映
像信号が得られるように映像信号を記録する場合の同期
ブロックの構成を示す。即ち第２図（ｂ）の同期ブロッ
クは、時分割多重回路５０のみによる処理により、情報
が間引かれたりしないので、データ部の長さが第２図（
ａ）の同期ブロックに比べ、図中のへの部分だけ長くな
っている。第２図（ａ）、（ｂ）の同期ブロックを判別
するには、同期コード５ＹＮＣの周期を検出することに
より、判別できる。また、別の方法として、インデック
ス・コードＩＤに判別情報を組み込むようにしてもよい
。

次に、第１Ｂ図の再生系を説明する。５６は記録系の時
分割多重回路５０に対応する分離回路、５８．６０は補
間フィルタ３６及び分離回路３８の処理系と、分離回路
５６の処理系とを選択するスイッチ、６２は当該スイッ
チ５８．６０の切換を制御する制御回路である。

制御回路６２は、第２図（ａ）、（ｂ）に示す各同期ブ
ロックの同期コード５ＹＮＣの周期をカウントし、第２
図（ａ）、（ｂ）に示す何れの同期ブロックかを判定し
、その判定結果に応じてスイッチ５８．６０を制御する
。即ち、第２図（ｂ）に示す同期ブロックの場合は、ス
イッチ５８．６０をａ側に接続し、ＤＰＣＭ復号回路５
８から出力された信号を分離回路５６により分離され時
間軸伸長されたディジタル輝度信号及び２種類のディジ
タル色差信号をＤ／Ａ変換器４０に印加し、それぞれア
ナログ信号に変換し、出力する。また、第２図（ａ）の
同期ブロックの場合、スイッチ５８．６０をｂ側に接続
し、ＤＰ’ＣＭ復号回路５８から出力された信号を補間
フィルタ３６で補間処理され、分離回路３８で分離し時
間軸伸長されたディジタル輝度信号及びディジタル色差
線順次信号を出力する。そして、ディジタル色差線順次
信号に関しては色差同時化回路３９により同時化するこ
とにより２種類のディジタル色差信号に変換され、ディ
ジタル輝度信号と共にＤ／Ａ変換器４０に供給され、ア
ナログ信号に変換され出力される。

なお、上記説明では、磁気テープを記録媒体として使用
する場合を例にとったが、勿論、光ディスク、光磁気デ
ィスクなどの各種の記録媒体を用いてもよい。また、本
実施例では２種類の記録処理系を選択する構成を例示し
たが、３種類以上の記録処理系を有し、切換えて処理を
行なうようにしてもよい。この場合には、再生系も、各
記録系のそれぞれに対応する選択可能な再生処理系を設
けることになる。

［発明の効果］ 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、画面上の任意の領域の映像信号を選択し、当該領域
の映像信号を再生時に高い解像度で再生されるように記
録でき、また、他の領域の映像信号は再生時に低い解像
度で再生されるように記録することにより、記録情報量
を少なくし、効率のよい映像信号の記録を行なうことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図及び第１Ｂ図はそれぞれ本発明の一実施例の記
録系及び再生系の構成ブロック図、第２図は同期ブロッ
クの構成図、第３図及び第４図はそれぞれ従来例の記録
系及び再生系の構成プロ・ンク図である。 １０　：　Ａ／Ｄ変換器　１２：色差線順次化回路１４
．５０：時分割多重回路　１６：サブサンプル回路　１
８：ＤＰＣＭ符号化回路　２０　：　ＥＣＣ符号化回路
　２２：記録増幅器　２４，２８：磁気ヘッド　２６：
磁気テープ　３０：再生等化回路　３２　：　ＥＣＣ復
号回路　３４：ＤＰＣＭ復号回路　３６：補間フィルタ
　３８．５６：分離回路　４０：Ｄ／Ａ変換器　５２，
５８，６０：スイッチ　５４，６２：制御回路　５３：
操作部＞　　δ　８”

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号をディジタル記録し、再生する映像信号
   記録再生システムにおいて、映像信号を入力し、入力さ
   れた映像信号に対し間引き処理を施す間引き手段を具備
   する第１の記録処理系と、再生時に当該第１の記録処理
   系により記録された映像信号よりも相対的に高い解像度
   の映像信号が得られるように記録処理を行う第２の記録
   処理系と、映像信号の記録時に当該第１及び第２の記録
   処理系の何れか一方を選択し、選択された記録処理系に
   より映像信号を記録する選択記録手段とを具備すること
   を特徴とする映像信号記録装置。
2. （２）再生時に複数種の解像度の映像信号が得られるよ
   うに、映像信号を複数種の記録形式のうちの何れか１種
   の記録様式に基づいて記録媒体にディジタル記録し、再
   生する映像信号記録再生システムにおいて、当該複数種
   の記録様式に夫々が対応する複数種の再生処理手段と、
   当該記録媒体に記録されている映像信号の記録様式に応
   じて、前記複数種の再生処理手段の内、対応する再生処
   理手段を選択する選択手段とを具備することを特徴とす
   る映像信号再生装置。