JPH01309483A - 録画再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はビデオ信号とＰ　ＣＭ　（Ｐｕｌｓｅ　Ｃｏ
ｄｅ　Ｍ。

ｄｕｌａｔｉｏｎ）変調されたオーディオ信号とを記録
する録画再生装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置を第６図、第７図、第８図により説
明する。従来、広帯域なビデオ信号をＶＴＲなどの録画
再生装置に記録する方式として、ドラムの回転数を高め
て１フイールドのビデオ信号を複数のトラックに分割し
て記録するセグメント記録方式がある。ヘリカル走査Ｖ
ＴＲにおいて２セグメント記録方式により広帯域ビデオ
信号を記録し、かつＰＣＭ変調されたオーディオ信号も
あわせて記録する場合（−例が「家庭用ハイヒジョンＶ
ＴＲの試作ゴエ９８７年テレビジョン学会全国大会７−
１６に示されている）、次のようにしていた。

第６図（ａ）はＶＴＲに記録するＭＵＳＥ信号（Ｍｕｌ
ｔｉｐｌｅ　５ｕｂ−Ｎｙｑｕｉｓｔ　ｓａｍｐｌｉｎ
ｇ　Ｅｎｃｏｄｉｎｇ）のような広帯域なビデオ信号（
以下ビデオ信号と呼ぶ）を示す。ここでフィールド周波
数は６０Ｈｚとする。図において斜線部分Ｂは垂直ブラ
ンキング期間を、■はビデオ部分を示す。Ｂ、、Ｖ、は
それぞれｎ番目のフィールドの垂直ブランキング及びビ
デオ部分を示す。垂直ブランキング期間はＭＨ（Ｍは整
数、Ｈは１水平走査期間）である。１フイールドのビデ
オ信号を２トラツクに分割して記録しても、再生画面上
で継目が見えないようにするために、各フィールドのビ
デオ部分■ゎの後半をＭ／２・Ｈ遅延させ各フィールド
の中央にＭ／２・Ｈのブランキング期間を設ける。この
ブランキング期間でヘッド切換を行う。これにともない
、垂直ブランキング期間もＭ／２・Ｈに短縮される。こ
の２セグメント記録処理がなされた記録処理ビデオ信号
を（ｂ）に示す。毛。、、及び百。、２はそれぞれｎ番
目のフィールドの短縮された垂直ブランキング及びｎ番
目のフィールドの中央に設けられたブランキングを示す
。Ｖｆｉ、、及び■７，２はそれぞれｎ番目のフィール
ドの前半のビデオ部分及び遅延された後半のビデオ部分
を示す。（Ｃ）にＶＴＲに記録する２チヤンネルのオー
ディオ信号をＰＣＭ変調した２値のディジタルオーディ
オ信号を示す。Ａ７はｎ番目のフィールドのビデオ信号
Ｖ。に対応するディジタルオーディオ信号を示す。ディ
ジタルオーディオ信号Ａ、（Ｃ１は周知のように誤り訂
正符号が付加された後、１フィールド単位で時間軸圧縮
され、２つの時間軸圧縮ディジタルオーディオ信号に分
割される。（ｄ）にこの信号を示す。図に示すようにデ
ィジタルオーディオ信号（Ｃ１のＡ、、は時間軸圧縮率
、信号期間が同じである２つの時間軸圧縮ディジタルオ
ーディオ信号■ゎ、１と翼。、２に分割されている。な
お、時間軸圧縮ディジタルオーディオ信号（ｄｉのに＋
＋　λ。、２．・・・の周期は１／２フイールドである
。

次に上記記録処理ビデオ信号（ｂ）と時間軸圧縮ディジ
タルオーディオ信号（ｄｌを記録するヘリカルスキャン
ＶＴＲの−・ソト配置及びテープ巻付角を第７図に示す
。図において、■はドラム、２はテープ、矢印はテープ
走行方向及びドラム回転方向、Ｈ，、Ｈ２はヘッドを示
すドラム回転数は２セグメント記録を行うために３６０
０ｒｐｍになっている。

テープ巻付角は１８０°＋αになっており、テープ巻付
角１８０°の部分にヘッドＨ１とＨ２により交互に１／
２フイールドの記録処理ビデオ信号（ｂ）が記録される
。一方、テープ巻付角α°の部分に時間軸圧縮ディジタ
ルオーディオ信号ｆｄ）が同しくヘッドＨ１及びＨ２に
より交互に記録される。

第６図（ｅ）及び（ｆｌにそれぞれヘッドＨ１及びＨ２
が記録する記録処理ビデオ信号（ｂ）と時間軸圧縮ディ
ジクルオーディオ信号（ｄ）を示す。ヘッドＨ１は記録
トラックにＢｎ、＋　　＋Ｖｎ、＋　　（ビデオ）とＡ
　ｎ　−１＋１　（オーディオ）、百、。１５．＋ｙア
ヤ３．．（ビデオ）と人。、１　（オーディオ）、・・
・の順序で順次記録する。一方、ヘッドＨ２は記録トラ
ックに毛。、２＋Ｖ１１．２　　（ビデオ）　トＡｎ−
＋。２（オーディオ）、Ｂ１１＋１＋　２　＋ＶＴｌ＋
１＋　２　　（ビデオ）とλ７．２　（オーディオ）、
・・・の順序で順次記録する。なお、ヘッド切換は記録
処理ビデオ信号（ｂｌのブランキング朋間百＋ｌ＋Ｉ　
＋　　Ｂｈ＋２＋　　Ｂｎ＋＋、１．・・・で行うよう
に記録されており、第６図（ｅ）、　（ｆ）はヘッド切
換をブランキング期間百。、ｌ　＋　　Ｂｎ−□、Ｂ、
、。１，１．・・・の最初の方で行うように記録する場
合が示されている。なお、周知のように記録処理ビデオ
信号（ｂ）及び時間軸圧縮ディジタルオーディオ信号＋
ｄｌはそれぞれＦＭ変調及びディジタル変調が施されて
テープに記録される。

第８図にテープ上に記録されるトラックを示す。

２はテープ、矢印はヘッド走査方向及びテープ走行方向
を示す。トラックＴ＋　、Ｔ３．・・・はヘッドＨ３に
より、トラックＴ２　、　Ｔａ　、・・・はヘッドＨ２
により記録される。トラック上の３の部分はテープ巻付
角１８０°の部分で記録され、記録処理ビデオ信号（ｂ
）が記録される。トランク上の４の部分はテープ巻付角
α°の部分で記録され時間軸圧縮ディジタルオーディオ
信号（ｄｌが記録される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ビデオ信号とＰＣＭ変調されたオーディオ信号とを記録
する従来の録画再生装置は以上のように構成されている
ので、テープ巻付角を１８０°より大きくしなければな
らない。このため従来のテープ巻付角１８０°の装置が
使えない、機構部の構造が複雑になり高価となる。さら
にヘッド数を４個、テープ巻付角を２７００、ドラムの
回転数を２４００ｒｐｍにしテープフォーマットの互換
を保ちながらドラムの直径を３／４にして装置のコンパ
クト化を図る方法が採用できないなどの問題点があった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、テープの巻付角を１８０°のままでまたはテ
ープの巻付角を従来の装置に比べ大幅に小さくしてビデ
オ信号とＰＣＭ変調されたオーディオ信号とを記録でき
るセグメント記録方式の録画再生装置を得ることを目的
とする。

Ｃ課題を解決するための手段〕 この発明に係る録画再生装置はＮセグメント記録を行う
ための処理がなされた記録処理ビデオ信号の短縮された
垂直ブランキング期間及び１フイールドのビデオ信号を
等分する位置に設けられるＮ−１個のブランキング期間
において、それぞれヘッド切換期間のための信号のみを
残して、ブランキング期間内のその他の信号を除去し、
かつ垂直ブランキング期間にのみ新たに垂直同期信号の
位置を示す挿入垂直同期信号を挿入する手段とこの記録
処理ビデオ信号をＦＭ変調する手段と１フィールド単位
でＮ分割され、それぞれ時間軸圧縮されたディジタルオ
ーディオ信号をディジクル変調する手段と上記記録処理
ビデオ信号の垂直ブランキング期間及びブランキング期
間において信号を除去した期間に相当するＦＭ信号の無
信号部分にこのディジタル変調信号を時分割多重記録す
る手段とを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、Ｎセグメント記録を行うための処
理がなされた記録処理ビデオ信号の垂直ブランキング期
間及びブランキング期間において信号を除去した期間に
相当するＦＭ信号の無信号部分に、１フィールド単位で
Ｎ分割され、それぞれ上記ＦＭ信号の無信号部分の時間
軸に時間圧縮されたディジタルオーディオ信号をディジ
タル変調して時分割多重記録しているから、ＦＭ信号と
ディジタル変調信号がオーバーラツプして存在する期間
はなく、テープ巻付角はビデオ信号のみを記録するのと
同じ１８０°のままでよい。このためＰＣＭ変調された
オーディオ信号とビデオ信号をＮセグメント記録するに
もかかわらずテープ巻付角は１８０°のままですむ。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、５はビデオ信号の入力端子、６はＡ／Ｄ変
換器、７はＡ／Ｄ変換されたビデオ信号に２セグメント
記録処理及びブランキングの信号の除去を施す２セグメ
ントエンコーダ、８はこのエンコーダ７の出力をテープ
に記録するためのアナログ信号に変換するためのＤ／Ａ
変換器、９はＦＭ変調器である。１０．１１は２チヤン
ネルのオーディオ信号すなわちり、Ｒ信号を入力する端
子、１２はり、Ｒ信号をＰＣＭ変調してディジタル信号
に変換するＡ／Ｄ変換器、１３ば誤り訂正符号、同期信
号を付加するオーディオエンコーダ、１４は時間軸圧縮
回路、１５はディジタル変調器、１６はＦＭ信号とディ
ジタル変調信号を時分割多重する加算器、１７は記録ア
ンプ、ＳＷは記録時Ｒ端子、再生時Ｐ端子に継がる切換
スイッチ、Ｈ，、Ｈ，はヘッド、２はテープを示す。

また１９．２０はそれぞれヘソドト１．　、　　Ｈ，の
再生出力を増幅する再生アンプ、２０は再生アンプ１８
．１９の出力から再、生ＦＭ信号、再生ディジタル変調
信号を出力するスイッチャ−１２０ａ。

２０ｂはヘッド切換信号が加えられる入力端子、２１は
再生ＦＭ信号を復調するＦＭ復調器、２２はＡ／Ｄ変換
器、２３は２セグメント記録処理の逆を行い、記録した
ビデオ信号を再生する２セグメントデコーダ、２４はＤ
／Ａ変換器、２５は再生ビデオ信号の出力端子である。

２６はスイッチャ−２０からの一方の出力である再生デ
ィジタル変調信号を復調するディジタル復調器、２７は
復調された時間軸圧縮ディジタルオーディオ信号を時間
軸伸長する時間軸伸長回路、２８は誤り訂正を行い、２
チヤンネルのＰＣＭ変調されたオーディオ信号を復元す
るオーディオデコーダ、２９はＤ／Ａ変換器、３０．３
１はそれぞれアナログのり、Ｒのオーディオ信号の出力
端子である。

次に動作について説明する。ビデオ信号の入力端子５に
はＶＴＲに記録する広帯域なビデオ信号＋ａｌが入力さ
れる。Ｂ、、Ｖゎはそれぞれｎ番目のフィールドの垂直
ブランキング及びビデオ部分を示す。垂直ブランキング
期間はＭＨ（Ｍは整数）である。ビデオ信号（ａ）はデ
ィジタル信号処理を施すためにＡ／Ｄ変換器６でディジ
タル化され、２セグメントエンコーダ７に加えられる。

２セグメントエンコーダ７の出力である記録処理ビデオ
信号を（ｂｌに示す２セグメントエンコーダ７では２セ
グメント記録を行うために前述の実施例同様、各フィー
ルドのビデオ部の後半をＭ／２・Ｈ遅延させ各フィール
ド中央にＭ／２・Ｈのブランキング期間を設ける。これ
に伴い、垂直ブランキング期間もＭ／２−Ｈに短縮され
る。Ｖ、、１及びＶ、、、２はそれぞれｎ番目のフィー
ルドの前半のビデオ部分及び遅延された後半のビデオ部
分を示す。さらに本発明においては各短縮垂直ブランキ
ング期間の信号が除去され、（Ｃ１に示す３Ｈよりなる
挿入垂直同期信号が挿入される。挿入垂直同期信号（Ｃ
）は図示するように２Ｈからなるヘッド切換領域部分と
ＩＨの新たに挿入する垂直同期信号部分とよりなってい
る。２Ｈのヘッド切換領域部分の信号はビデオ信号（ａ
）の垂直ブランキング期間の同期信号と同じ構成になっ
ている。（Ｍ／２−３）Ｈの期間は黒レベルに変換され
る。一方、中央のブランキング期間の後の３Ｈの部分は
そのまま残され、（Ｍ／２−３）Ｈの期間の信号は除去
され黒レベルに変換される。

以上の処理がなされた記録処理ビデオ信号（ｂｌはＤ／
Ａ変換器８でアナログ信号に変換され、ＦＭ変調器９に
加えられＦＭ変調される。記録処理ビデオ信号（ｂ）の
垂直及び中央の各ブランキングの黒レベルに変換された
信号は記録する必要がないので、この期間に相当するＦ
Ｍ信号の部分はＦＭ変調器９で除去される。このＦＭ信
号を（ｄ）に示す。

ＦＭ信号（ｄ）は加算器１６に加えられる。

一方オーディオ信号の入力端子１０．１１にはそれぞれ
２チヤンネルのオーディオ信号、即ちり。

Ｒ信号が加えられる。Ｌ、Ｒ信号はＡ／Ｄ変換器１３で
ＰＣＭ変８周され２イ直のディジタルオーディオ信号に
変換される。この信号を（ｅｌに示す。Ａアはｎ番目の
フィールドのビデオ信号（ａ）に対応するディジタルオ
ーディオ信号ｆｅ）を示す。ディジタルオーディオ信号
（ｅ＋はオーディオエンコーダ１３で誤り訂正符号、同
期信号が付加された後、時間軸圧縮回路１４で１フィー
ルド単位で時間軸圧縮される。この時間軸圧縮されたデ
ィジタルオーディオ信号を（ｆ）に示す。人。は誤り訂
正符号などが付加された１フィールド単位のディジタル
信号Ａ。

を時間軸圧縮したディジタルオーディオ信号を示す。こ
こで、ディジタルオーディオ信号（ｆ）は記録処理ビデ
オ信号（ｂｌの垂直及び中央の各ブランキングの黒レベ
ルに変換された期間（（Ｍ／２−３）　Ｈｌ３ の期間）と同じ時間幅に、即ちＦＭ信号（ｄ＋の無信号
部分と同じ時間幅に時間軸圧縮される。時間軸圧縮回路
１４から出力されるディジタルオーディオ信号（ｆｌは
テープに記録されるためにディジタル変調器１５でディ
ジタル変調される。このディジタル変調信号（図示せず
）は前述のようにＦＭ信号（ｄ）が一方の入力として加
えられている加算器１６に加えられ、ＦＭ信号（ｅ）と
時分割多重される。

この時分割多重変調信号を［ｇ）に示す。ここで、Ｋ７
．１．λ７．２及びＶ、、、１　、Ｖ、、２はそれぞれ
変調されているビデオ信号及びディジタルオーディオ信
号を示している。加算器１６から出力される時分割多重
信号（ｇｌは記録アンプ１７に加えられて増幅され、記
録時Ｒ端子に継がるＳＷを経てヘッドＨ１，Ｈ２に加え
られ、テープ２に記録される。

第４図に本発明の一実施例による装置のヘッド配置、テ
ープ巻付角を示す。図において、Ｈｌ。

Ｈ２は１８０６離れて対向するヘッド、１は３６００ｒ
ｐｍで回転するドラム、２はテープ、矢印はドラム回転
方向、テープ走行方向を示す。テープの巻付角は１８０
°である。ヘリカル走査なのでヘッドＨ１とＨ２が交互
に記録を行い、それぞれ１／２フィールド期間を記録す
る。第２図（ｈ）、　（ｉｌにそれぞれヘッドＨ，，Ｈ
□が交互に記録する信号の内容を示す。

ヘッドＨ８は挿入垂直同期信号（Ｃ）の新たに挿入する
垂直同期信号部分を含む後半２Ｈ１記録処理ビデオ信号
（ｂｌの前半のビデオ部分Ｖ　ｎｌ　１　、時間軸圧縮
されたディジタルオーディオ信号部、、−１及び中央の
ブランキング期間のそのまま残された３Ｈの最初のＩＨ
１次に挿入垂直同期信号（Ｃ）の後半２Ｈ１前半のビデ
オ部分■ゎ。１．３、ディジタルオーディオ信号Ａ。１
．及びそのまま残された３　Ｈの最初のＬＨ，・・・の
順序で順次記録する。一方ヘノドＨ２は中央のブランキ
ング期間のそのまま残された後半の２Ｈ１記録記録処理
ビデ外信ｂｌの後半のビデオ部分■ｎ＋　２　、時間軸
圧縮されたディジタルオーディオ信号Ａｌ１−１＋２及
び挿入垂直同期信号（Ｃ）の最初のＩＨ１次に中央ブラ
ンキング期間のそのまま残された後半の２Ｈ１記録ビデ
オ信号（ｂ）の後半のビデオ部分ｖ、、。１，２、ディ
ジタルオーディオ信号Ａ。５□及び挿入垂直同期信号（
Ｃ）の最初の１１−１　。

・・・の順序で順次記録する。従って、記録時のヘッド
の切換位置は挿入垂直同期信号（ｃ＋の最初のＩＨの終
了時点及び中央のブランキング期間のそのまま残された
３Ｈの最初のＩＨの終了時点である。

第５図にテープ上の記録トラックを示す。矢印はヘッド
走査方向及びテープ走行方向を示す。トラックＴ＋　、
Ｔ３　、・・・及びＴｚ　、Ｔ４．・・・はそれぞれヘ
ッドＨ１及びＨ２により記録される。トラックＴ、、Ｔ
：１．・・・及びトラックＴ２　、Ｔ４．　・・・の４
１にはそれぞれ挿入垂直同期信号（Ｃ１の後半２Ｈ及び
中央のブランキング期間のそのまま残された後半の２Ｈ
が記録される。トラックＴ、、Ｔ、。

・・・及びトラックＴ２　、Ｔ４．・・・の４２にはそ
れぞれ記録処理ビデオ信号（ｂ）の前半及び後半のビデ
オ信号が記録される。トラックＴ＋　、Ｔ３　、・・・
及びトラックＴ２　、　Ｔ４　、・・・の４３にはそれ
ぞれ時間軸圧縮されたディジタルオーディオ信号部。−
１，１゜人。、１、・・・及び人。−１，２，入７，２
．・・・が記録されＧ る。トラ、りＴ、、Ｔ３．・・・及びトラックＴ２゜Ｔ
４の４４にはそれぞれ中央のブランキング期間のそのま
ま残された３Ｈの最初のＩＨ及び挿入垂直同期信号（Ｃ
）に最初のＩＨが記録される。

次に再生時の動作について述べる。再生時、ヘッドＨ，
，Ｈ２はそれぞれトラックＴ、、Ｔ、。

・・・及びトラックＴ２　、　　Ｔ４　、　・・・に記
録されている信号を再生する。ヘッドＨ，及びヘッドＨ
２の再生信号はそれぞれヘットＨ１用再生アンプ１８及
びヘットＨ２用再生アンプ１９により増幅された後スイ
ッチャ−２０に加えられる。

第３図は再生系の動作を説明するための信号波形図であ
り、（Ｊ）はテープに記録された時分割多重変調信号を
示す。（ｋｌ、　（１１はドラムのパルスジェネレータ
（図示せず）からの回転パルスにより作られるヘットＨ
１用再生アンプ１８及びヘットＨ２用再生アンプ１９の
ためのヘッド切換信号であり、スイッチャ−２０の入力
端子２０ａ、２０ｂに加えられる。ここで、ヘッド切換
信号（ｋｌ及びｉｌｌの高レベルの期間はそれぞれＨ３
及びＨ２がテープ２と対接して信号を再生している期間
を示す。スイッチャ−２０はヘットＨ１用再生アンプ１
８とヘットＨ２用再生アンプ１９のそれぞれの出力を人
力し、上記ヘッド切換信号（ｋｌ、　（１）および該信
号（ｋ）。

（１）と同じくドラムのパルスジェネレーター（開示せ
ず）からの回転パルスにより作られる、ＦＭ信号とディ
ジタル変調信号を分離するためのスイッチングパルス（
図示せず）により、ＦＭ信号とディジタル変調信号を分
離してそれぞれ出力する。

（ｍｌ、　（０１にそれぞれスイッチャ−２０により分
離出力された再生ＦＭ信号と再生ディジタル変調信号を
示す。Ｖｎ＋１’＋　Ｉ’ｌ１２及びλ７，１．入□、
２はそれぞれ変調されているビデオ信号及びディジタル
オーディオ信号を示している。点線により区切られた部
分はヘット切換領域である。再生ＦＭ信号（ｍｌはＦＭ
復調器２１で復調され（ｎｌに示すように挿入垂直同期
信号（Ｃ）の後半の２Ｈ１中央のブランキング期間のそ
のまま残された後半の２８．及び記録処理ビデオ信号ｆ
ｂｌの前半、後半のビデオ部分役７゜１　＋　　”Ｉ’
ｌ＋２が復調される。再生ＦＭ信号（ｍ）の無信号部分
は黒レベルに変換されている。このＦＭ復調ビデオ信号
＋ｎ＋はＡ／Ｄ変換器２２に加えられディジタル化され
た後、２セグメントデコーダ２３に送られる。２セグメ
ントデコーダ２３ではスキュー、ジッタ補正及び２セグ
メン１−エンコーダ７と逆の処理がなされ元のビデオ信
号（ａｌを復元する。

挿入垂直同期信号（Ｃ）の後半の２Ｈに含まれている挿
入垂直同期部分の時間幅を弁別することにより、本来の
垂直同期信号の位置及び本来の垂直ブランキング期間の
位置が検知される。前半のビデオ部分。７．はＭ／２・
Ｈ（ＭＨは垂直ブランキング期間である）遅延されて、
後半のビデオ部分（遅延しない）とつながれ、ビデオ信
号（ａ）のビデオ部分■７が再生されるので、記録時の
ビデオ部分ｖｏ。

２のＭ／２・１４の遅延により短縮されていた垂直ブラ
ンキング期間は元のＭＨの期間にもどされる。

上述のように本来の垂直同期信号の位置及び垂直ブラン
キング期間の位置が検知されているので、本来の位置に
元のビデオ信号＋８）の垂直同期信号を始めとする垂直
ブランキング期間の信号を作成し挿入する。以上の処理
により２セグメントデコーダ２３の出力には（ｒ）に示
すように元のビデオ信号（ａ）かディジタル信号の状態
で得られる。

一方、スイッチャ−２０から出力される再生ディジタル
変調信号（０）はディジタル復調器２６で復調され、（
ｐ）に示す時間軸圧縮されたディジタルオーディオ信号
が再生される。このディジタルオーディオ信号（ｐｌは
時間軸伸長回路２７で時間軸伸長された後オーディオデ
コーダ２８に送られ、誤り訂正、同期信号除去が行われ
る。オーディオデコーダ２８には（ｑ）に示すＰＣＭ変
調されたディジタルオーディオ信号が得られる。時間軸
圧縮されたディジクルオーディオ信号Ａ。−１、ＩとＡ
ｌ１−１＋　２から記録時と逆の処理によりＡ。−１が
復元される。

このディジタルオーディオ信号（ｑｌはＤ／Ａ変換器２
９に加えられ元のアナログのり、Ｒ信号に変換され、オ
ーディオ信号の出力端子３０．３１にはそれぞれのり、
Ｒのオーディオ信号が再生される。

一方２セグメントデコーダ２３の出力であるビデオ信号
（ｒ）はＤ／Ａ変換器２４に加えられアナログ信号に変
換されて出力される。再生ビデオ信号の出力端子２５に
は元のビデオ信号（ａｌが再生される。

なお再生ビデオ信号はり、Ｒのオーディオ信号に比べ（
（ｑｌ　、　（ｒ）参照）、３フィールド時間的に進ん
でいるので、２セグメン１〜デコーダで時間差がなくな
るように遅延させる。

なお、上記実施例では時間軸圧縮されたディジタルオー
ディオ信号（ｆｌの時間幅が、記録処理ビデオ信号（ｂ
ｌの垂直及び中央の各ブランキングの黒レベルに変換さ
れた期間と同じ時間幅に圧縮された場合について説明し
たが、ディジタルオーディオ信号（ｆ）の時間幅が記録
処理ビデオ信号（ｂ）の垂直及び中央の各ブランキング
の黒レベルに変換された期間より小さい場合についても
全く同様の効果を奏する。

またディジタルオーディオ信号（ｆｌの時間幅が記録処
理ビデオ信号（ｂ）の垂直及び中央の各ブランキングの
黒レベルに変換された期間より大きい場合には、ディジ
クルオーディオ信号（ｆｌにおける上記の黒レベルに変
換された期間に相当する部分については上記実施例と全
く同様に時分割多重して記録し、上記の黒レベルに変換
された期間よりはみだした部分についてはテープ巻付角
を増加して従来の装置と同じようにして記録するごとに
より同様の効果を得ることができる。

なお、上記実施例ではビデオ信号（ａｌを記録処理ビデ
オ信号に変換する場合、ビデオ信号ｆａ）の信号波形は
そのままとなっている。ところが、ビデオ信号の水平同
期信号のパルス幅が狭い場合、記録処理ビデオ信号（ｂ
ｌに変換する際、各フィールドのビデオ部分の後半をＭ
／２・Ｈ遅延させると同時に前半のビデオ部分及び後半
のビデオ部分の水平同期信号を挿しかえてパルス幅を広
くしてドロップアウト対策を行う場合がある。またビデ
オ信号（ａｌがＭＵＳＥ信号のように正極同期信号を有
している場合、記録処理ビデオ信号（ｂ）に変換する際
、各フィールドのビデオ部分に負極水平同期信号を挿入
する場合がある。これらの場合、記録処理ビデオ信号（
ｂｌに挿入される挿入垂直同期信号（Ｃ１の水平同期信
号の形状は記録処理ビデオ信号（ｂ）の前半及び後半の
ビデオ部分の水平同期信号の形状と同しにする。そして
中央のブランキング期間の後部のそのまま残された３Ｈ
の部分も前半及び後半のヒデオ部分の水平同期信号の形
状と同じ３Ｈの信号を新たに挿入する。以上のように構
成することにより、上記実施例と全く同様の効果を奏す
る。

また、上記実施例ではビデオ信号（ａｊを２セグメント
記録する場合について述べたが、Ｎセグメント記録する
場合は各フィールドのビデオ信号（ａ）をＮセグメント
記録処理、即ち各フィールドのビデオ信号（ａｌをＮ等
分する位置にＮ−１個のＭ／Ｎ　−Ｈのブランキング期
間と門ハ・Ｈの短縮垂直ブランキング期間を設ける処理
が周知の方法でなされる。

短縮垂直ブランキング期間には３Ｈの挿入垂直同期信号
（Ｃ１が挿入され、Ｎ−１個のブランキング期間はそれ
ぞれ最後尾の３Ｈの部分はヘッド切換領域としてそのま
ま残され、短縮垂直ブランキング期間及びＮ〜１個の各
ブランキング期間の（門／Ｎ−３）Ｈの期間の信号は除
去され黒レベルに変換される。ＦＭ変調器では上記の黒
レベルに変換された期間に相当するＦＭ信号の部分は除
去される。

一方、Ｌ、　　ＲのＰＣＭ変調されたディジタルオーデ
ィオ信号はオーディオエンコーダで誤り訂正符号などが
付加された後、時間軸圧縮回路において１フィールド単
位で、上記短縮垂直ブランキング期間及びＮ−１個の各
ブランキング期間の（Ｍ／Ｎ−３）Ｈの黒レベルに変換
された期間と同じ時間幅にＮ分割されて時間軸圧縮され
る。この時間軸圧縮されたディジタルオーディオ信号を
ディジタル変調し、上記ＦＭ信号の無信号部分に時分割
多重し、時分割多重変調信号をつくり、Ｎセグメント記
録を行えば、上記実施例の２セグメント記録の場合と全
く同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、Ｎセグメント記録を行
うための処理がなされた記録処理ビデオ信号の垂直ブラ
ンキング期間及びブランキング期間において信号を除去
した期間に相当するＦＭ信号の無信号部分に、１フィー
ルド単位でＮ分割され、それぞれ上記ＦＭ信号の無信号
部分の時間軸　　　　　　□に時間圧縮されたディジタ
ルオーディオ信号をディジタル変調して時分割多重記録
するようにしたから、ＦＭ信号とディジタル変調信号が
オーハーラソプして存在する期間はなく、テープ巻付角
はビデオ信号のみを記録するのと同し１８０°のままで
よいか、あるいはテープ巻付角を多少増加するのみでよ
く、ＰＣＭ変調されたオーディオ信号ビデオ信号とビデ
オ信号をＮセグメント記録するにもかかわらすテープ巻
付角は１８０°のままですむという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による録画再生装置のブロ
ック図、第２図はその記録系の動作を説明するための信
号波形図、第３図はその再生系の動作を説明するための
信号波形図、第４図は上記実施例による装置のヘッド配
置テープ巻付角を示す図、第５図は上記実施例によるテ
ープ上の記録トラックを示す図、第６図は従来の装置の
動作を説明するだめの信号波形図、第７図は従来の装置
のヘッド配置、テープ巻付角を示す図、第８図は従来の
装置の記録トラックを示す図である。 ６はＡ／Ｄ変換器、７は２セグメントエンコーダ（画面
２分割回路）、８はＤ／Ａ変換器、９はＦＭ変調器、１
２ばＡ／Ｄ変換器、１３はオーディオエンコーダ、１４
は時間軸圧縮回路、１５ばディジタル変調器、１６は加
算器、Ｊ７は記録アンプ、２４はＤ／Ａ変換器、２３は
２セグメントデコーダ（画面合成回路）、２２はＡ／Ｄ
変換器、２１ばＦＭ復調器、２９はＤ／Ａ変換器、２８
はオーディオデコーダ、２７は時間軸伸長回路、２６は
ディジタル復調器、２０はスイッチャ−１１８は再生ア
ンプ、１９は再生アンプである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ビデオ信号をＮセグメント記録する録画再生装置
   において、 各フィールドのビデオ信号にＮ−１個のブランキング期
   間と短縮ブランキング期間を設け、かつ上記短縮ブラン
   キング期間に挿入垂直同期信号を、Ｎ−１個のブランキ
   ング期間にヘッド切換期間のための信号を挿入する手段
   と、 上記処理がなされた記録処理ビデオ信号をＦＭ変調し、
   この記録処理ビデオ信号の短縮ブランキング期間におけ
   る挿入垂直同期信号以外の期間及びＮ−１個のブランキ
   ング期間におけるヘッド切換期間のための信号以外の期
   間に相当する部分のＦＭ信号を除去する手段と、 １フィールド単位のディジタルオーディオ信号をＮ分割
   して時間軸圧縮する手段と、 上記時間軸圧縮されたディジタルオーディオ信号をディ
   ジタル変調し、上記ＦＭ信号が除去された期間に上記デ
   ィジタル変調信号を時分割多重記録する手段とを備えた
   ことを特徴とする録画再生装置。