JP2527819B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

Info

Publication number
JP2527819B2
JP2527819B2 JP1204367A JP20436789A JP2527819B2 JP 2527819 B2 JP2527819 B2 JP 2527819B2 JP 1204367 A JP1204367 A JP 1204367A JP 20436789 A JP20436789 A JP 20436789A JP 2527819 B2 JP2527819 B2 JP 2527819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
line
color signal
noise
sequential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1204367A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0368297A (ja
Inventor
禎之 井上
治久 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1204367A priority Critical patent/JP2527819B2/ja
Publication of JPH0368297A publication Critical patent/JPH0368297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2527819B2 publication Critical patent/JP2527819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、色信号を線順次処理する映像信号処理装
置に関し、これにおけるノイズ低減に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
次世代のテレビジョンシステムとして開発され、実用
化されつつあるハイビジョンTVシステムは約20MHzとい
う広帯域な映像信号帯域をもつ。このような広帯域な映
像信号帯域をもつシステムの映像信号の伝送方法とし
て、色信号を線順次処理する方法がある。ここで線順次
処理とは、2チャンネルの色信号(以降PB及びPRと記
す)を1フレーム内において、PBから奇数番目の走査線
のみを、PRから偶数番目の走査線のみを取り出すことに
より、1チャンネルの色信号PB/PRに変換し、色信号の
情報量を半分に減らすものである。これを第4図に示
す。第4図(a),(b)は2チャンネルの色信号PB,P
R、第4図(c)は線順次処理された色信号PB/PR、そし
て第4図(d)は上記のPB,PRおよびPB/PRに対応する輝
度信号Yである。
同図中、輝度信号Y、線順次色信号PB/PR、色信号PB,
PRの後の添字はフレーム内での走査線番号を示すもので
あり、また1Hは水平走査期間を表すものである。この
時、垂直方向に見れば、色信号の線順次処理はサンプリ
ング周波数(水平走査周波数)を半分にしたことになる
から、垂直方向の折り返し歪が生じないよう、予め垂直
方向のLPFでその帯域を制限してある。
このような信号処理を行うものとして、以下、多チャ
ンネル多セグメント記録方式を採用する磁気記録再生装
置(以下VTRと記す)について説明する。
この方式は多チャネルにより1チャンネル当たりの信
号帯域幅を小さくし、多セグメント化により、回転ヘッ
ドと磁気テープの相対速度を大きくして記録波長を長く
することにより、従来の磁気記録技術で広帯域の信号を
記録するものである。
ここでは第2図(a)を用いて、色信号を線順次処理
して記録再生する2チャンネル3セグメント記録方式を
用いたVTRの再生系について説明する。
第2図(a)において、1は記録媒体である磁気テー
プである。2チャンネルの信号処理系をそれぞれCH.A、
CH.Bとした時、12a,12bはCH.Aの信号を、13a,13bはCH.B
の信号を、それぞれ記憶再生する回転ヘッド、3a,3bは
ヘッドアンプ、4a,4bは再生されてくるFM信号を復調す
るFM復調回路、5a,5bはアナログデータをディジタルデ
ータに変換するA/D変換器、6は時間軸補正(TBC),チ
ャンネル合成等を行い時間軸補正がなされた輝度信号Y,
線順次処理された色信号(これを線順次色信号という)
PB/PRを出力する再生信号処理回路、10は線順次色信号P
B/PRから色信号PB,PRを復元する垂直補間回路、11a,11b
は色信号PB,PRそれぞれのノイズ成分を除去するノイズ
低減回路、9a,9b,9cはディジタルデータをアナログデー
タに変換するD/A変換器である。
次に動作について説明する。
なお、本従来例では、記録媒体である磁気テープ1よ
りCH.A用のヘッド12a,12b、そしてCH.B用のヘッド13a,1
3bから再生されてくる信号は、第3図に示すように時間
軸変換多重された2チャンネルの信号であるものとす
る。
ここで、時間軸変換多重とは、線順次色信号を一水平
走査線分の信号毎に時間軸圧縮する一方、2チャンネル
に分割した輝度信号を一水平走査線分の信号毎に時間軸
伸長し、PBnoとYno(noは奇数)、PRneとYne(neは偶
数)をそれぞれ時分割多重して2チャンネルの信号PB
YCH.AとPR−YCH.Bを得るものである。
この信号はヘッドアンプ3a,3bにより増幅された後、F
M復調回路4a,4bによりFM復調される。そしてA/D変換器5
a,5bによりアナログデータをディジタルデータに変換し
た後、再生信号処理回路6により時間軸補正(TBC)が
行われた後、時間軸変換多重された2チャンネルの再生
映像信号(第3図)より輝度信号Y及び線順次色信号PB
/PR(第4図(c))を復元する。この線順次色信号PB/
PRは、垂直補間回路8で第4図(a)(b)のように色
信号PB,PRが復元される。このように、色信号は時間軸
を圧縮した状態で記録再生し出力する過程において、時
間軸を伸長するので、Y信号と比較して低域周波数部に
ノイズが集中しやすい。
ここで色信号PB,PRそれぞれ2つのノイズ成分を除去
するためにノイズ低減回路11a,11bを設ける。このノイ
ズ低減回路の一例として、第5図にその回路を示す。こ
のノイズ低域回路は映像信号の高域信号からリミッタで
ノイズ成分を取り出し、原信号から減算することによっ
てノイズ成分を低減する回路である。
この後、輝度信号Yと色信号PB,PRはD/A変換器9a,9b,
9cによりアナログデータに変換され、色信号のノイズが
低減された再生映像信号を得る。
また、他の従来例として、第2図(b)のように、A/
D変換を受けた時間軸変換多重信号の状態でノイズ低減
を行っても、色信号のノイズが低減された再生映像信号
を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の色信号を線順処理する磁気記録再生装置におけ
る再生系での色信号に対するノイズ低減は、第2図のよ
うに垂直補間処理を行った後の各々の色信号PB,PRに対
して行っているので、同じ回路が2つ必要であるという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、2つ必要であった色信号に対するノイズ低
減回路を1つにした映像信号処理回路を得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる映像信号処理装置は、輝度信号と線
順次色信号とが時分割に多重され、伝送,あるいは記録
された映像信号をディジタル信号の状態で処理する映像
信号処理装置において、上記映像信号を、輝度信号と線
順次色信号とに分離するデータ分離手段と、該データ分
離手段より出力される線順次色信号の時間軸を、もとの
1水平走査期間の長さに変換する時間軸変換手段と、該
時間軸変換手段より出力される線順次色信号に含まれる
ノイズ成分を検出し、当該線順次色信号から該ノイズ成
分を除去するノイズ低減手段と、該ノイズ低減手段によ
りノイズが除去された線順次色信号をもとの色信号に復
元する色信号復元手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明にかかる映像信号処理装置においては、輝度
信号と線順次色信号とが時分割に多重され、伝送,ある
いは記録された映像信号をディジタル信号の状態で処理
する映像信号処理装置において、上記映像信号を、輝度
信号と線順次色信号とに分離するデータ分離手段と、該
データ分離手段より出力される線順次色信号の時間軸
を、もとの1水平走査期間の長さに変換する時間軸変換
手段と、該時間軸変換手段より出力される線順次色信号
に含まれるノイズ成分を検出し、当該線順次色信号から
該ノイズ成分を除去するノイズ低減手段と、該ノイズ低
減手段によりノイズが除去された線順次色信号をもとの
色信号に復元する色信号復元手段とを備えたので、1つ
のノイズ低減回路で色信号に対するノイズを効率よく低
減することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
例として2チャンネル3セグメント記録方式を採用す
るVTRについて述べる。第1図は本発明のVTRの再生系の
ブロック図である。1は記録媒体である磁気テープであ
る。2チャンネルの信号処理系をそれぞれCH.A,CH.Bと
した時、12a,12bはCH.Aの信号を、13a,13bはCH.Bの信号
をそれぞれ記録再生する回転ヘッド、3a,3bはヘッドア
ンプ、4a,4bは再生されてくるFM信号を復調するFM復調
回路、5a,5bはアナログデータをディジタルデータに変
換するA/D変換器、6は時間軸補正(TBC),チャンネル
合成等を行い、輝度信号Y,線順次色信号PB/PRを復元す
る再生信号処理回路、7は線順次色信号PB/PRのノイズ
成分を除去するノイズ低減回路、8はノイズを除去され
た線順次色信号PB/PRから、色信号PB,PRを復元する垂直
補間回路、9a,9b,9cはディジタルデータをアナログデー
タに変換するD/A変換器である。
次に第1図の再生系の動作について説明する。
磁気テープ1より回転ヘッド2a,2bを使って再生され
てきた再生映像信号は、ヘッドアンプ3a,3bにより増幅
された後、FM復調回路4a,4bによりFM復調される。そし
て、A/D変換器5a,5bによりディジタルデータに変換され
た後、再生信号処理回路6へと送られる。ここで時間軸
補正(TBC)動作を行い、時間軸変換多重された2チャ
ンネルの再生映像信号(第3図(a)(b)により、輝
度信号Y及び線順次色信号PB/PR(第4図(c)
(d))を得る。ここで線順次色信号PB/PRはノイズ低
減回路7により、この信号のノイズ成分を除去する。こ
のノイズ低減回路の一例を第5図に示す。ノイズ成分を
除去された線順次色信号PB/PRは垂直補間回路8で色信
号PB,PR(第4図(a)(b))に復元される。
この色信号PB,PRと輝度信号YはD/A変換器9a,9b,9cに
よりディジタルデータからアナログデータに変換され、
色信号のノイズが低減された再生映像信号を得る。この
ように、色信号にノイズ低減を行うと、ノイズ低減回路
は2つ必要になるが、線順次色信号のノイズ低減を行う
と、ノイズ低減回路は1つで従来例と同じ効果を奏す
る。
なお、上記実施例では、2チャネル3セグメンド記録
方式を採用するVTRについて述べたが、MUSE信号など、
色信号に対して線順次処理を行う全ての映像信号処理装
置において、上記実施例と同様の構成をとることがで
き、上記同様の効果を奏する。
また、上記実施例では、第5図に色信号のノイズ低減
を行う水平方向のノイズ低減回路の一例を示したが、こ
れに限るものではなく、同じようにノイズ低減の効果が
ある回路であればどのような回路構成であってもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明にかかる映像信号処理装置に
よれば、輝度信号と線順次色信号とが時分割に多重さ
れ、伝送,あるいは記録された映像信号をディジタル信
号の状態で処理する映像信号処理装置において、上記映
像信号を、輝度信号と線順次色信号とに分離するデータ
分離手段と、該データ分離手段より出力される線順次色
信号の時間軸を、もとの1水平走査期間の長さに変換す
る時間軸変換手段と、該時間軸変換手段より出力される
線順次色信号に含まれるノイズ成分を検出し、当該線順
次色信号から該ノイズ成分を除去するノイズ低減手段
と、該ノイズ低減手段によりノイズが除去された線順次
色信号をもとの色信号に復元する色信号復元手段とを備
えたので、1つのノイズ低減回路で色信号に対するノイ
ズを効率よく低減することができ、回路構成が簡単で,
安価な、信頼性の高い映像信号処理装置を得ることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による2チャンネル3セグ
メント記録方式のVTRの再生系のブロック図、第2図は
従来の2チャンネル3セグメント記録方式のVTRの再生
系のブロック図、第3図及び第4図はこの発明の一実施
例によるVTRの再生系の動作を説明するための動作説明
図、第5図は色信号のノイズを低減するノイズ低減回路
を示す図である。 6……再生信号処理回路、7……ノイズ低減回路、8…
…垂直補間回路。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−149484(JP,A) 特開 昭62−188495(JP,A) 特開 昭61−13893(JP,A) 特開 昭62−137995(JP,A) 「ハイビジョンVTR記録技術」精密 工学会,「平成元年7月5日」P.47− P.52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号と線順次色信号とが時分割に多重
    され、伝送,あるいは記録された映像信号をディジタル
    信号の状態で処理する映像信号処理装置において、 上記映像信号を、輝度信号と線順次色信号とに分離する
    データ分離手段と、 該データ分離手段より出力される線順次色信号の時間軸
    を、もとの1水平走査期間の長さに変換する時間軸変換
    手段と、 該時間軸変換手段より出力される線順次色信号に含まれ
    るノイズ成分を検出し、当該線順次色信号から該ノイズ
    成分を除去するノイズ低減手段と、 該ノイズ低減手段によりノイズが除去された線順次色信
    号をもとの色信号に復元する色信号復元手段とを備えた
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
JP1204367A 1989-08-07 1989-08-07 映像信号処理装置 Expired - Lifetime JP2527819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204367A JP2527819B2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 映像信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204367A JP2527819B2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 映像信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0368297A JPH0368297A (ja) 1991-03-25
JP2527819B2 true JP2527819B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=16489345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1204367A Expired - Lifetime JP2527819B2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 映像信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2527819B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149484A (ja) * 1983-02-16 1984-08-27 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPS62188495A (ja) * 1986-02-13 1987-08-18 Sony Corp 磁気記録再生装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「ハイビジョンVTR記録技術」精密工学会,「平成元年7月5日」P.47−P.52

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0368297A (ja) 1991-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2805095B2 (ja) 映像信号記録装置
JPS61258596A (ja) デイジタル記録再生装置
JP2527819B2 (ja) 映像信号処理装置
EP0486300B1 (en) Video signal processing apparatus
JPH065937B2 (ja) 映像信号の記録方法、映像信号の記録装置および記録再生装置
JP2531616B2 (ja) 画像信号記録装置
JPH02108279A (ja) ディジタルvtrのダビング方式
JP2539582B2 (ja) 映像音声信号の記録装置、再生装置及び記録再生装置
JP2664324B2 (ja) 映像信号記録および再生装置
JP2860986B2 (ja) 信号複写方法および信号複写装置
JP3240755B2 (ja) ディジタルテレビとディジタルvtr
JP3282200B2 (ja) 記録再生装置
JP2613277B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0430238B2 (ja)
JPH0817475B2 (ja) 映像信号の再生装置
JPH0562507B2 (ja)
JPH0144075B2 (ja)
JPH01154695A (ja) Edtv用画像記録装置
JPH0516234B2 (ja)
JPH0376397A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH02214004A (ja) ビデオテープレコーダにおける信号記録方式
JPH0771306B2 (ja) 映像信号のデイジタル磁気記録再生方法
JPH0224437B2 (ja)
JPS6361582A (ja) 映像信号の記録再生装置
JPH01309483A (ja) 録画再生装置