JP3240755B2 - ディジタルテレビとディジタルvtr - Google Patents

ディジタルテレビとディジタルvtr

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JP3240755B2
JP3240755B2 JP16320093A JP16320093A JP3240755B2 JP 3240755 B2 JP3240755 B2 JP 3240755B2 JP 16320093 A JP16320093 A JP 16320093A JP 16320093 A JP16320093 A JP 16320093A JP 3240755 B2 JP3240755 B2 JP 3240755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、異なるデータレート
で供給されたディジタルデータを記録することが可能な
ディジタルテレビとディジタルVTRに関する。
【0002】
【従来の技術】送信されてきたディジタル画像データ及
びディジタル音声データを磁気テープ等の記録媒体に記
録すると共に、記録媒体に記録されたディジタルデータ
を再生するディジタルVTRが知られている。
【0003】このようなディジタルVTRの回路ブロッ
ク図の一例が図13に示される。図13において、ディ
ジタルデータの記録系において、入力端子101を介さ
れたディジタルデータは、記録処理回路102において
所定の処理がなされる。パリティ発生回路103におい
て発生された積符号構成のパリティは、記録処理回路1
02の出力データに付加される。シンク及びID発生回
路104において、パリティが付加されたデータに対し
て同期符号及びIDが付加される。シンク及びID発生
回路104の出力データは、チャネルエンコーダ105
において、パラレル/シリアル変換及び記録符号への変
換が行われる。このデータは、アンプ106で増幅され
た後に、スイッチ107の記録側端子R及び磁気ヘッド
108を介して磁気テープ109に記録される。
【0004】また、ディジタルVTRにおける画像デー
タ及び音声データの再生系において、磁気テープ109
に記録された記録データは、磁気ヘッド108及びスイ
ッチ107の再生側端子Pを介してアンプ及びイコライ
ザ110に供給され、増幅及び周波数特性の補正がなさ
れる。アンプ及びイコライザ110の出力データは、チ
ャネルデコーダ111において、記録符号の復号及びシ
リアル/パラレル変換され、シンク及びID検出回路1
12に供給される。シンク及びID検出回路112で
は、データ中の同期符号及びIDが検出され、再生デー
タと共にTBC(Time Base Correcter )回路113に
供給される。TBC回路113では、データに対する時
間軸変動が除去される。TBC回路113の出力データ
は、ECC回路114で積符号を用いた誤り訂正処理が
なされた後、再生処理回路115を介して出力端子11
6に供給される。
【0005】ところで、ディジタルVTRのテープフォ
ーマットは、例えば、図14のような構成とされる。す
なわち、ディジタルVTRのヘッド(図示せず)の走査
方向(左端)から、マージンエリア1、ATF及びT
(トラック)シンクエリア、IBG(インターブロック
ギャップ )エリア1、オーディオデータエリア、IBG
エリア2、ビデオデータエリア、IBGエリア3、サブ
コードエリア、マージンエリア2の順で構成される。な
お、上述の各エリア間には、アンブルエリアが挿入され
ている。
【0006】IBGは、アフレコ用のマージンを確保す
るエリアとして設けられている。なお、IBGでは、デ
ータの記録が行われない。各アンブルエリアには、例え
ば記録データのビット周波数と等しい周波数のパルス信
号が記録される。このパルス信号は、再生側に設けられ
ているビットクロック抽出用のPLL回路のロックに用
いられる。マージン1及びマージン2は、トラックの形
成位置がジッタにより変化した場合に対応するためのエ
リアである。
【0007】ディジタルVTR用の磁気テープは、図1
5に示されるようなヘッドによって走査される。すなわ
ち、図示されるように、ヘッドA1とヘッドB0が対向
し、ヘッドB1とヘッドA0が対向しているような4ヘ
ッドを有するドラムは、1分間に9000回転され、こ
のヘッドにより、データは、テープ上の所定の位置に記
録される。なお、1フレームのビデオデータの記録に
は、例えば10トラックが割り当てられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この磁気テ
ープのビデオデータ部に対して、通常記録(以下、SD
モードとする)時には、24.948Mbpsの記録レ
ートでビデオデータが記録される。変速記録、例えば通
常記録時の2倍の速度で記録する場合(以下、HDモー
ドとする)には、49.896Mbpsの記録レートで
データが記録される。また、SDモードを使用した場合
に記録されるデータレートの1/2の記録データレート
(12.474Mbps)での記録(長時間モード)が
考えられている。さらに、約1Mbps〜10Mbps
までの各種のデータレートに圧縮されたデータを記録す
るディジタルVTRが考えられている。
【0009】このように、異なるデータレートで供給さ
れるビデオデータ、例えば5Mbpsのビデオデータを
上述の長時間モードの記録レートで記録すると、約7.
5Mbps(12.474Mbps−5Mbps)のビ
デオデータエリアには無駄なデータが記録されることに
なる。つまり、本来ならばビデオデータエリアに12.
474Mbpsのビデオデータが記録可能とされるが、
実際には、その半分以下のデータエリアしか使用されな
いことになってしまう。また、無駄なデータを記録する
ことにより、磁気テープの記録可能時間が短くなってし
まう。
【0010】従って、この発明の目的は、記録するビデ
オデータに最適のデータレートで記録することができ、
これにより、記録可能時間を増加することができるディ
ジタルテレビとディジタルVTRを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の異な
るデータレートで供給されるディジタルデータを磁気テ
ープに記録するようにした接続されたディジタルテレビ
とディジタルVTRにおいて、ディジタルデータはディ
ジタルテレビ内に設けられたディジタルテレビとディジ
タルVTRとの間で信号の送受信を行うインターフェイ
スのバッファに蓄えられ、バッファに蓄えられたディジ
タルデータは、ディジタルVTR内のヘッド切り替えタ
イミング信号により切り替えられるヘッド切り替えタイ
ミングの所定の周期毎に読み出され磁気テープに記録さ
れることを特徴とするディジタルテレビとディジタル
TRである。
【0012】
【作用】異なるデータレートで供給されるディジタルデ
ータを、そのデータレートに対応して、磁気テープを間
欠送りする。これにより、データを磁気テープに記録す
る際に、磁気テープを無駄なく使用することが可能にな
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例に関して図面を参
照して説明する。図1には、この発明による接続された
ディジタルテレビとディジタルVTRのブロック図が示
される。図1において、Aで示されるブロックは、ディ
ジタルテレビであり、アンテナ1から得られたディジタ
ルの映像データ及び音声データは、デモジュレータ2に
供給され、データ中のベースバンドが復調される。デモ
ジュレータ2の出力データは、FEC(Foward Error Co
rrection)回路3に供給される。FEC回路3では、伝
送路上で発生したデータ中のエラーが訂正される。FE
C回路3の出力データは、ビデオデコーダ4において伸
長され、画像データにデコードされる。ビデオデコーダ
4から出力される画像データは、D/Aコンバータ5で
D/A変換された後、ビデオ出力端子6に供給され、ア
ナログ画像データとしてモニタ(図示せず)に供給され
る。
【0014】ここで、アンテナ1を介して入力されたデ
ータをBに示すディジタルVTRに記録する場合、FE
C回路3の出力は、インタフェース7に供給される。イ
ンタフェース7において、データは、ディジタルインタ
フェースのプロトコルに変換される。また、インタフェ
ース7には、例えばバッファ(図示せず)が設けられて
おり、このバッファによりFEC回路3の出力が一旦蓄
えられ、所定の出力タイミングで、ディジタルVTRの
インタフェース8に供給される。インタフェース8に供
給されたデータは、記録に適したデータ列に変換された
後、パリティ発生器9に供給される。パリティ発生器9
でエラー防止に必要とされるパリティが付加されたデー
タは、チャネルエンコーダ10で変調され、端子11か
ら記録アンプやヘッドを介して磁気テープ(図示せず)
に記録される。
【0015】また、このようにして記録されたデータを
再生する場合、磁気ヘッドや再生アンプ(図示せず)を
介されたデータは、端子12に供給される。端子12を
介された再生データは、チャネルデコーダ13により復
調される。ECC回路14では、チャネルデコーダ13
の出力データに対して、記録時に発生したエラーの訂正
が行われる。ECC回路14の出力は、インタフェース
8及び7を介してビデオデコーダ4に供給される。ビデ
オデコーダ4では、供給されたデータに対して、上述と
同様の処理が行われ、D/Aコンバータ5によりアナロ
グ画像データとされた後にビデオ出力端子6に供給され
る。
【0016】ところで、この発明によるディジタルVT
Rには、ディジタルデータの他に、ビデオカメラ(図示
せず)等から現行の画像データが入力される場合があ
り、また、アンテナ1からは、現行のテレビジョン方式
のアナログデータも入力可能とされる。例えば、ビデオ
カメラから入力されたアナログデータは、端子15を介
して圧縮回路16に供給される。圧縮回路16で圧縮さ
れたデータは、インタフェース8、パリティ発生器9及
びチャネルエンコーダ10を介して記録アンプに送出さ
れる。また、テープに記録されたビデオカメラのデータ
を再生する場合、再生アンプから出力されたデータは、
チャネルデコーダ13、ECC回路14及びインタフェ
ース8を介して伸長回路17に供給される。伸長回路1
7で所定の処理がなされたデータは、端子18を介して
ビデオ出力端子6に供給される。
【0017】ところで、図1におけるインタフェース7
の出力におけるデータのデータレートがディジタルVT
Rのデータレートよりも低い場合には、そのデータをデ
ィジタルVTRを用いて記録することが可能である。
【0018】図2には、圧縮回路16の詳細なブロック
図が示される。図2において、入力端子21A、21B
及び21Cからは、3原色信号R、G及びBから形成さ
れたディジタル輝度データY、ディジタル色差信号U及
びVが供給される。この場合、各データのクロックレー
トは、13.5MHz、または6.75MHzとされ
る。また、各サンプル当りのビット数は8ビットとされ
る。
【0019】このデータのうち、ブランキング期間のデ
ータが除去され、有効エリアの情報のみを取り出す有効
情報抽出回路22によりデータ量の圧縮がなされる。有
効情報抽出回路22の出力のうち、輝度データYが周波
数変換回路23に供給され、サンプリング周波数が1
3.5MHzの3/4の周波数に変換される。周波数変
換回路23は、例えば間引きフィルタで構成され、折り
返し歪みが生じないようにされる。周波数変換回路23
の出力は、ブロック化回路24により、輝度データの順
序がブロックの順序に変換される。ブロック化回路24
によりブロック化されたデータは、ブロック符号化回路
8に供給される。
【0020】また、有効情報抽出回路22の出力のう
ち、2つの色差データU及びVは、サブサンプル及びサ
ブライン回路26に供給され、サンプリング周波数がそ
れぞれ6.75MHzの半分に変換される。その後、こ
れらのデータは、ライン毎に交互に選択され、1チャネ
ルのデータに合成される。このため、サブサンプル及び
サブライン回路26からは、線順次化されたディジタル
色差データが出力される。
【0021】サブサンプル及びサブライン回路26の出
力データは、ブロック化回路27において、ブロックの
順序のデータに変換される。このブロック化回路27
は、ブロック化回路24と同様に、色差データを8×8
画素のブロック構造に変換する。ブロック化回路24及
び27の出力データは合成回路25に供給される。
【0022】合成回路25では、ブロックの順序に変換
された輝度データY、色差データU及びVが1チャネル
分のデータに合成される。合成回路25の出力データ
は、ブロック符号化回路28に供給される。ブロック符
号化回路28としては、ブロック毎のダイナミックレン
ジに適応した符号化回路(ADRC)、DCT回路等が
適用できる。ブロック符号化回路28の出力データは、
フレーム化回路29に供給される。フレーム化回路29
では、画像系のクロックと記録系のクロックとの入れ換
えが行われる。フレーム化回路29の出力は、出力端子
30を介してインタフェース8に供給される。
【0023】図3には、伸長回路17の詳細なブロック
図が示される。図3において、インタフェース8から出
力されるデータは、入力端子31を介してフレーム分解
回路32に供給される。フレーム分解回路32では、ビ
デオデータのブロック符号化データの各成分がそれぞれ
分解され、その出力は、ブロック復号化回路33に供給
される。ブロック復号化回路33では、各ブロック単位
に原データと対応する復元データが復号される。
【0024】ブロック復号化回路33の復号出力データ
は、分配回路34に供給され、輝度データY、色差デー
タU及びVに分離される。輝度データYはブロック分解
回路35に、色差データU及びVはブロック分解回路3
8にそれぞれ供給される。ブロック分解回路35及び3
8では、記録側のブロック化回路24及び27とは逆
に、ブロックの順序の復号データがラスター走査の順序
に変換される。
【0025】ブロック分解回路35の復号輝度データ
は、補間フィルタ36に供給される。補間フィルタ36
では、輝度データYのサンプリングレートが3fs(f
sはカラーサブキャリア周波数)から4fs(4fs=
13.5MHz)に変換される。補間フィルタ36の輝
度データYは、出力端子37Aに出力される。
【0026】また、分配回路34の色差データU及びV
の出力データは、ブロック分解回路38に供給され、線
順次化された色差データU及びVに分解される。分解さ
れた色差データU及びVは、分配回路39を介して補間
回路40に供給される。補間回路40では、色差データ
U及びVがそれぞれ補間される。詳細には、補間回路4
0は、復元されたビデオデータを用いて、間引かれた画
素のデータを補間する。補間回路40からは、サンプリ
ングレートが4fsのディジタル色差データU及びVが
出力端子37B及び出力端子37Cに供給される。
【0027】ところで、上述のディジタルVTRを用い
て、ディジタルデータを記録する場合には、異なる複数
の記録レートのデータが入力される。すなわち、HD記
録モード時には、49.896Mbpsの記録レートで
データが記録される。SDモード(変速記録)時には、
24.948Mbpsのビデオデータが磁気テープのビ
デオデータエリアに記録される。また、SDモードを使
用した場合に記録されるデータの1/2のレート(1
2.474Mbps)で記録するモード(以下、第1の
長時間モードとする)や、約1Mbps〜10Mbps
までの各種のデータレートに圧縮されたデータを記録す
るモードが考えられている。
【0028】これらの様々なモードに対して、この発明
では、入力データレートに対応して磁気テープが間欠送
りされ、ヘッドを介してデータが記録される。各モード
に対応した、磁気テープに対するデータの記録方式が図
4〜図11に示される。なお、図4〜図11の各記録方
式において、(a)は、ヘッド切り替えパルスであり、
このヘッド切り替えパルスの切り替えタイミングによっ
て、ディジタルデータがヘッドにより磁気テープに記録
される。各図に示される(b)はヘッドAの記録デー
タ、(c)はヘッドBの記録データをそれぞれ示してい
る。(b)及び(c)において、斜線で示されるエリア
は、データ記録が行なわれないエリアである。つまり、
磁気テープを間欠送りしない場合に、無駄なデータが記
録されてしまうエリアである。一方、斜線以外のエリア
にデータ記録が行なわれる。また、磁気テープを走査す
る磁気ヘッドとしては、図15に示されるものと同様の
ヘッドが使用されるものとする。
【0029】図4は、HDモード(49.896Mbp
sの記録レート)で供給されたビデオデータを磁気テー
プに記録する場合(この時のテープ速度を2Xとする)
の記録方式を示す図である。図4においては、ヘッド切
り替えパルスがHレベルからLレベルに変化する毎に、
Aチャンネル及びBチャンネルにデータが記録される。
この図からも明らかなように、ヘッド切り替えパルスの
第1のHレベル区間において、Aチャンネルにはヘッド
A0によりデータA0が、BチャンネルにはヘッドB0
によりデータB0がそれぞれ記録される。ヘッド切り替
えパルスの第1のLレベル区間においては、Aチャンネ
ルにはヘッドA1によりデータA1が、Bチャンネルに
はヘッドB1によりデータB1がそれぞれ記録される。
また、ヘッド切り替えパルスの第2のHレベル区間にお
いて、AチャンネルにはデータA0が、Bチャンネルに
はデータB0がそれぞれ記録される。これにより、SD
モードの2倍のデータを記録することが可能となる。
【0030】図5は、SDモード(24.948Mbp
sの記録レート)で供給されたビデオデータ(この時の
テープ速度はX)を磁気テープに記録する場合の記録方
式を示す図である。図5において、ヘッド切り替えパル
スの第1のHレベル区間において、Aチャンネルにはデ
ータA0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞれ記
録される。スイッチパルスの第1のLレベル区間におい
ては、Aチャンネル及びBチャンネルには何のデータも
記録されない。また、ヘッド切り替えパルスの第2のH
レベル区間において、AチャンネルにはデータA0が、
BチャンネルにはデータB0がそれぞれ記録される。
【0031】図6には、第1の長時間モード(12.4
74Mbpsの記録レート)で供給されたビデオデータ
を磁気テープに記録する場合(この時のテープ速度はX
/2)の記録方式が示される。図6において、ヘッド切
り替えパルスの第1のHレベル区間において、Aチャン
ネルにはデータA0が、BチャンネルにはデータB0が
それぞれ記録される。ヘッド切り替えパルスの第1のL
レベル区間、第2のHレベル区間及び第2のLレベル区
間においては、Aチャンネル及びBチャンネルには何の
データも記録されない。次に、ヘッド切り替えパルスの
第3のHレベル区間において、Aチャンネルにはデータ
A0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞれ記録さ
れる。
【0032】図7には、第2の長時間モード(16.6
32Mbpsの記録レート)で供給されたビデオデータ
を磁気テープに記録する場合(この時のテープ速度は
X/3)の記録方式が示される。図7において、ヘッド
切り替えパルスの第1のHレベル区間において、Aチャ
ンネルにはデータA0が、BチャンネルにはデータB0
がそれぞれ記録される。ヘッド切り替えパルスの第1の
Lレベル区間及び第2のHレベル区間においては、Aチ
ャンネル及びBチャンネルには何のデータも記録されな
い。次に、ヘッド切り替えパルスの第2のLレベル区間
において、AチャンネルにはデータA1が、Bチャンネ
ルにはデータB1がそれぞれ記録される。
【0033】図8には、第3の長時間モード(約9.9
792Mbps)で供給されたビデオデータを磁気テー
プに記録する場合(この時のテープ速度は2X/5)の
記録方式が示される。図8において、ヘッド切り替えパ
ルスの第1のHレベル区間において、Aチャンネルには
データA0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞれ
記録される。ヘッド切り替えパルスの第1及び第2のL
レベル区間と第2及び第3のHレベル区間においては、
Aチャンネル及びBチャンネルには何のデータも記録さ
れない。次に、ヘッド切り替えパルスの第3のLレベル
区間において、AチャンネルにはデータA1が、Bチャ
ンネルにはデータB1がそれぞれ記録される。
【0034】図9には、第4の長時間モード(8.31
Mbps)で供給されたビデオデータを磁気テープに
記録する場合(この時のテープ速度はX/6)の記録
方式が示される。図9において、ヘッド切り替えパルス
の第1のHレベル区間において、Aチャンネルにはデー
タA0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞれ記録
される。ヘッド切り替えパルスの第1、第2及び第3の
Lレベル区間と第2及び第3のHレベル区間には、Aチ
ャンネル及びBチャンネルには何のデータも記録されな
い。ヘッド切り替えパルスの第4のHレベル区間におい
て、AチャンネルにはデータA0が、Bチャンネルには
データB0がそれぞれ記録される。
【0035】図10には、第5の長時間モード(4.1
58Mbps)で供給されたビデオデータを磁気テープ
に記録する場合(この時のテープ速度はX/12)の
記録方式が示される。図10において、ヘッド切り替え
パルスの第1のHレベル区間において、Aチャンネルに
はデータA0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞ
れ記録される。ヘッド切り替えパルスの第1、第2、第
3、第4、第5及び第6のLレベル区間と第2、第3、
第4、第5及び第6のHレベル区間には、Aチャンネル
及びBチャンネルには何のデータも記録されない。ヘッ
ド切り替えパルスの第7のHレベル区間において、Aチ
ャンネルにはデータA0が、BチャンネルにはデータB
0がそれぞれ記録される。
【0036】図11には、第6の長時間モード(7.1
28Mbps)で供給されたビデオデータを磁気テープ
に記録する場合(この時のテープ速度はX/7)の記
録方式が示される。図11において、ヘッド切り替えパ
ルスの第1のHレベル区間において、Aチャンネルには
データA0が、BチャンネルにはデータB0がそれぞれ
記録される。ヘッド切り替えパルスの第1、第2及び第
3のLレベル区間と第2、第3及び第4のHレベル区間
には、Aチャンネル及びBチャンネルには何のデータも
記録されない。ヘッド切り替えパルスの第4のLレベル
区間において、AチャンネルにはデータA1が、Bチャ
ンネルにはデータB1がそれぞれ記録される。
【0037】このように、異なる複数のデータレートで
ビデオデータが供給された場合でも、ヘッド切り替えパ
ルスの発生タイミングで磁気テープが間欠送りされ、間
欠送りされたテープ量の分(図4〜図11における斜線
エリア以外のエリア)だけにデータを記録することによ
り、磁気テープを無駄にすることなく、データを記録す
ることができる。なお、磁気テープを間欠送りする代わ
りに、供給されたディジタルデータのデータレートに対
応して、磁気テープの送り速度を調整するようにしても
良い。
【0038】図12には、第3の長時間モードにおけ
る、記録ヘッドでの記録タイミングの詳細が示される。
図12において、(a)に示すヘッド切り替えパルスに
より、使用されるヘッドが切り替えられる。また、イン
タフェース7に設けられたバッファには、データレート
が(b)に示されるように、例えば10Mbpsとされ
て蓄えられる。インタフェース7の出力は、インタフェ
ース8に供給される。この時、バッファからインタフェ
ース8へのデータの供給は、(c)に示されるような読
み出しタイミングで行われる。この読み出しタイミング
では、(d)に示されるようなデータが読み出される。
このデータは、所定の記録方式(この場合には、通常記
録時の/5のテープ速度)で、(e)及び(f)に示
されるように磁気テープに記録される。
【0039】
【発明の効果】この発明に依れば、ディジタルデータが
異なる複数のデータレートで供給された場合、このデー
タレートに対応して磁気テープが間欠送りされてデータ
が記録される。これにより、磁気テープを無駄なく使用
することができる。従って、磁気テープの記録時間を伸
ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディジタルVTRがディジタル
テレビに接続された場合のブロック図である。
【図2】圧縮回路の詳細なブロック図である。
【図3】伸長回路の詳細なブロック図である。
【図4】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図5】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図6】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図7】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図8】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図9】磁気テープに対するデータの記録方式を示す図
である。
【図10】磁気テープに対するデータの記録方式を示す
図である。
【図11】磁気テープに対するデータの記録方式を示す
図である。
【図12】記録ヘッドでのデータの記録タイミングの詳
細を示す図である。
【図13】従来のディジタルVTRの回路ブロック図の
一例を示す図である。
【図14】ディジタルVTRのテープフォーマットを示
す図である。
【図15】ディジタルVTRのヘッド構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
7、8 インタフェース 16 圧縮回路 17 伸長回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 幸雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−294908(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/09 H04N 5/7826

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるデータレートで供給される
    ディジタルデータを磁気テープに記録するようにした
    続されたディジタルテレビとディジタルVTRにおい
    て、 上記ディジタルデータは上記ディジタルテレビ内に設け
    られた上記ディジタルテレビと上記ディジタルVTRと
    の間で信号の送受信を行うインターフェイスのバッファ
    に蓄えられ、バッファに蓄えられた上記ディジタルデ
    ータは、上記ディジタルVTR内のヘッド切り替えタイ
    ミング信号により切り替えられるヘッド切り替えタイミ
    ングの所定の周期毎に読み出され上記磁気テープに記録
    されることを特徴とするディジタルテレビとディジタル
    VTR。
  2. 【請求項2】 上記所定の周期は、上記データレートに
    対応して可変とされる請求項1記載のディジタルテレビ
    とディジタルVTR。
  3. 【請求項3】 上記磁気テープは、上記データレートに
    基づいて間欠的に送り出される請求項1記載のディジタ
    テレビとディジタルVTR。
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