JPH0520794A - デイジタル信号記録再生装置 - Google Patents

デイジタル信号記録再生装置

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JPH0520794A
JPH0520794A JP17273991A JP17273991A JPH0520794A JP H0520794 A JPH0520794 A JP H0520794A JP 17273991 A JP17273991 A JP 17273991A JP 17273991 A JP17273991 A JP 17273991A JP H0520794 A JPH0520794 A JP H0520794A
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JP
Japan
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data
circuit
digital
audio
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JP17273991A
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Inventor
Hiroshi Okada
浩 岡田
Hajime Inoue
肇 井上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でビットレートの異なるディジタル
オーディオ機器との互換性を確保すると共に、再生時の
エラー訂正能力を向上させる。 【構成】標準以外のディジタルオーディオデータには既
知データ「0」を付加して標準の枠組み、ここではk1
×k2=26×28(バイト)を構成し、これにパリテ
ィP1,P2を付加して標準の積符号構成n1×n2=
32×32(バイト)とする。次にこれをインターリー
ビングして既知データ「0」をオーディオデータ内にち
りばめて記録するこれによってビットレートの異なるオ
ーディオデータを記録できる。再生時には記録時と同じ
位置に既知データ「0」をはめ込んでからエラー訂正を
行なう。これによって既知データ「0」にエラーが発生
した場合、これが「0」に復帰されるのでエラー数が減
少する。したがって、その後のエラー訂正能力が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルVTRなど
に適用して好適なディジタル信号記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号の記録再生装置例えばデ
ィジタルVTRのなかには、他のオーディオ機器から出
力されるディジタルオーディオデータを直接記録できる
ようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のディジタルVT
Rは特定のビットレートで入力したオーディオデータし
かまともに記録再生できないのが普通である。これはビ
ットレートが変わるとその信号処理系も変わるため、複
数種類のビットレートに対応しようとすると構成が非常
に複雑になるからである。
【0004】ところが、実際のディジタルオーディオデ
ータの再生装置例えばCD(コンパクト・ディスク)や
DAT(ディジタル・オーディオ・テープレコーダ)な
どの出力は夫々ビットレートが異なっている。すなわち
CDのビットレートは44.1KHz×16bitであ
り、DATのビットレートは48KHz×16bitで
ある。
【0005】したがって、従来のディジタルVTRでは
例えばDATのディジタルデータを記録できるようにし
た場合、CDのディジタルデータは記録できないなどの
問題が起こる。
【0006】このような問題はディジタルVTRに限ら
ず、他のディジタル信号記録再生装置に共通である。
【0007】そこで、この発明は、上述したような課題
を解決したものであって、簡単な構成でビットレートが
異なる複数種類のディジタルデータを記録できると共
に、再生時のエラー訂正能力を強化できるディジタル信
号記録再生装置を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、入力したディジタルデータ内
に既知データをちりばめることにより所定のデータ量に
して記録すると共に、再生時には既知データがはめ込ま
れた位置のデータを既知データと入れ換えてエラー訂正
するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】ディジタル信号で入力したオーディオデータを
記録再生する場合について説明すると、図3の入力端子
1Bから入力した、例えば32KHz×16bitのデ
ィジタルデータはFIFOメモリ21に蓄積され、ここ
から標準ビットレートの48KHz×16bitで読み
出される。このオーディオデータがフレーミング回路1
9で図5Aに示す如くk1×k2=26×28(バイ
ト)に枠組みされる。このとき標準のデータ量に対する
不足分(図中斜線部)は既知データ「0」が付加され
る。
【0010】次に、この枠組にパリティ付加回路20で
外符号P2と内符号P1が付加され、n1×n2=32
×32(バイト)の積符号が構成される。このとき、本
例では既知データ「0」を含めた状態でC1方向および
C2方向のインターリービングが行なわれ、図5Bに示
す如く既知データ「0」がオーディオデータ内にちりば
められる。この積符号に同期信号とID信号が付加され
て(図2)磁気テープのオーディオセクタ2に記録され
る。
【0011】再生時には図6のチャネルデコーダ32で
ビデオデータと分離されたオーディオデータが音声信号
処理回路44(図7)のエラー訂正回路45でデインタ
ーリービングされ、次に記録時に既知データ「0」がは
め込まれた位置に再度既知データ「0」がはめ込まれ
る。これによって記録時にはめ込まれた既知データ
「0」にエラーが発生した場合には、これが元のデータ
「0」に復帰される。すなわちエラー数が低減される。
【0012】続いて、このエラー訂正回路45でエラー
訂正およびエラー検出が行なわれる。次に、デフレーミ
ング回路47でオーディオデータから既知データ「0」
が取り除かれて元の枠組みに戻され、これがFIFOメ
モリ51に蓄積される。そして、FIFOメモリ51か
らオーディオデータが入力時のビットレート32KHz
×16bitで読み出されて出力端子43Bに供給され
る。
【0013】
【実施例】続いて、本発明に係るディジタル信号記録再
生装置をディジタルVTRに適用した場合の実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明を適用したディジタルVTR
の記録側の構成を示す。同図において、入力端子1Y,
1U,1Vに例えばカラービデオカメラからの三原色信
号R,G,Bから形成されたディジタル輝度信号Y、デ
ィジタル色差信号U、Vが供給される。この信号のう
ち、ブランキング期間のデータを除去し、有効領域の情
報のみを取り出す有効情報抽出回路2によってデータ量
が圧縮される。
【0015】有効情報抽出回路2の出力の内で輝度信号
Y(サンプリング周波数は13.5MHz)が周波数変
換回路3に供給され、ここで例えば3/4のサンプリン
グ周波数に変換される。この周波数変換回路3として
は、例えば間引きフィルタが使用され、折り返し歪みが
生じないようになされている。周波数変換回路3の出力
信号がブロック化回路5に供給され、輝度データの順序
がブロックの順序に変換される。ブロック化回路5は、
後段に設けられたブロック符号化回路8のために設けら
れている。
【0016】また、有効情報抽出回路2の出力のうち、
2つの色差信号U,Vがサブサンプリングおよびサブラ
イン回路4に供給され、サンプリング周波数が夫々半分
に変換された後、2つのディジタル色差信号が交互にラ
イン毎に選択され、1チャネルのデータに合成される。
したがって、このサブサンプリングおよびサブライン回
路4からは線順次化されたディジタル色差信号が得られ
る。
【0017】サブサンプリングおよびサブライン回路4
の線順次出力信号がブロック化回路6に供給される。ブ
ロック化回路6ではブロック化回路5と同様に、テレビ
ジョン信号の走査の順序の色差データがブロックの順序
のデータに変換される。ブロック化回路5および6の出
力信号が合成回路7に供給される。
【0018】合成回路7では、ブロックの順序に変換さ
れた輝度信号および色差信号が1チャネルのデータに変
換され、この合成回路7の出力信号がブロック符号化回
路8に供給される。ブロック符号化回路8としては、ブ
ロック毎のダイナミックレンジに適応した符号化回路
(以下、ADRCと称する)、DCT(Discrete Cos
ine Transform)回路等が適用できる。ブロック符号化
回路8の出力信号がフレーム化回路9に供給され、フレ
ーム構造のデータに変換される。このフレーム化回路9
では、画像系のクロックと記録系のクロックとの乗り換
えが行なわれる。
【0019】フレーム化回路9の出力信号がパリティ発
生回路10に供給され、エラー訂正符号のパリティが生
成される。パリティ発生回路10の出力信号が混合回路
14に供給される。混合回路14には、後述する音声信
号処理回路15からディジタルオーディオデータが供給
される。
【0020】混合回路14では、後述するように1セグ
メントの所定の位置に、これらのビデオデータ、オーデ
ィオデータが挿入されたデータを形成する。混合回路1
4の出力信号がチャネルエンコーダ11に供給され、記
録データの低域部分を減少させるようなチャネルコーデ
ィングがなされる。チャネルエンコーダ11の出力信号
が記録アンプ12A,12Bと回転トランス(図示せ
ず)を介して磁気ヘッド13A,13Bに供給され、磁
気テープに記録される。
【0021】図2は、上述のディジタルVTRにおける
磁気テープの記録パターンを示す。同図(a)は1トラ
ックもしくは1セグメントに記録されるデータの配列を
示し、ビデオセクタとは別にオーディオセクタが2つ設
けられている。各セクタの前後には、データが記録され
ないマージンのエリア(図中斜線部)とプリアンブルお
よびポストアンブルの各エリアが設けられている。
【0022】これによって、各セクタが個別に編集でき
るようになっている。また、プリアンブルおよびポスト
アンブルには、例えばデータのビット周波数と等しい周
波数のパルス信号が記録され、これによって再生側に設
けられているビットクロック抽出のためのPLLのロッ
クが容易となる。
【0023】ビデオセクタおよび各オーディオセクタ
1,2は夫々複数の同期ブロックで構成されている。こ
こで、オーディオセクタについて説明すると、各同期ブ
ロックは同図(b)に示すように同期信号、ID信号、
オーディオデータおよびパリティによって構成されてい
る。このうち、オーディオデータとパリティは同図
(c)に示すようにC1(n1,k1)×C2(n2,
k2)の積符号構成となっている。この積符号はk1×
k2(バイト)のオーディオデータに内符号パリティ
(P1)と外符号パリティ(P2)とが付加されたもの
であり、トータルn1×n2(バイト)で構成されてい
る。このような積符号はシステムに合わせて適宜設定さ
れる。
【0024】次に、上述の音声信号処理回路15の一実
施例について説明する。図3は記録側の音声信号処理回
路15を示し、アナログデータとディジタルデータの両
方を特定のディジタルデータに変換するように構成され
ている。同図において、例えばこのディジタルVTRに
接続されたビデオカメラの撮影時には、切換スイッチ1
8がアナログモードa側に設定される。
【0025】そして入力端子1Aから入力された例えば
L,R2チャネルのアナログオーディオデータが、A/
D変換器16で例えばDATと同様に48KHz×16
bitのディジタルオーディオデータに変換される。こ
のときのビットレートは48[KHz]×16[bi
t]×2[チャネル]=1.536[Mb/S]とな
る。これがこのディジタルVTRの標準ビットレートと
なる。
【0026】このディジタルオーディオデータが次にオ
ーディオ信号処理回路17に供給され、ここで情報源符
号化によって圧縮などの処理が行なわれる。但し、ここ
では説明を簡単にするため圧縮しない場合について説明
する。オーディオ信号処理回路17の出力は切換スイッ
チ18を経てフレーミング回路19に供給され、ここで
図4に示すようにk1×k2=26×28=728(バ
イト)の枠組みが構成される。
【0027】図3においてフレーミング回路19で枠組
みされたオーディオデータがパリティ付加回路20に供
給され、ここで外符号パリティP2と内符号パリティP
1が付加されてn1×n2=32×32=1024(バ
イト)の積符号に構成される。このオーディオデータが
上述の混合回路14に供給され、ここでビデオデータと
混合されて記録ヘッド13A,13Aに供給されること
により、上述のオーディオセクタ(図2)に記録され
る。
【0028】さて、この音声信号処理回路15は次に説
明するようにディジタル信号で入力したオーディオデー
タを標準のビットレートに変換するように構成されてお
り、これによって各種のディジタルオーディオ機器との
互換性が確保される。ここでは一例として32KHz×
16bit×2チャネルのディジタルオーディオデータ
が入力した場合について説明する。
【0029】図3において、ディジタルオーディオデー
タは入力端子1Bから入力し、これがFIFO(First
In First Out)メモリ21に一旦蓄積される。この
FIFOメモリ21は入力したデータのビットレートを
標準のビットレートに変換するためのものであり、後述
するようにコントローラ22によって制御される。
【0030】また、入力端子1Bに入力されたディジタ
ルオーディオデータには、これがディジタル信号である
ことおよびビットレートが32KHz×16bit×2
チャネルであることを示すモード信号が含まれており、
このモード信号がモード検出回路23で検出される。
【0031】ここで、検出されたモード信号がコントロ
ーラ22および切換スイッチ18に供給され、これによ
って切換スイッチ18がディジタルモードb側に切り換
えられると共に、コントローラ22がFIFOメモリ2
1の動作をコントロールする。そしてFIFOメモリ2
1に蓄積されているオーディオデータが標準のビットレ
ートすなわち48KHz×16bitで読み出される。
【0032】FIFOメモリ21から読み出されたオー
ディオデータが切換スイッチ18を経てフレーミング回
路19に供給される。このフレーミング回路19には上
述のモード信号も供給されており、ここで標準のビット
レートにおける所定期間内の総データ量と、入力された
ディジタルデータの同一期間内の総データ量との差が算
出され、図5Aに示す如くその差分のデータ量だけ既知
データ(図中斜線部)を付加することにより標準の場合
と同じ枠組みが形成される。
【0033】すなわち、ここでは入力されたオーディオ
データのビットレートは32(KHz)×16(bi
t)×2(チャネル)=1.024(Mb/S)であ
り、同一期間内では上述した標準のビットレート1.5
36(Mb/S)に対し2/3のデータ量となる。その
ため標準の積符号構成に合致しなくなる。そこでその差
分だけ既知のデータ例えば「0」を付加することによっ
て標準の積符号が構成される。ここではC1およびC2
の両方向に対して既知データ「0」が付加されるように
なされている。
【0034】さて、図3においてフレーミング回路19
で枠組みされたk1×k2=26×28(バイト)のオ
ーディオデータがパリティ付加回路20に供給され、こ
こでエラー訂正用の外符号パリティP2および内符号パ
リティP1が付加されてn1×n2=32×32(バイ
ト)の積符号(図5A)が構成される。
【0035】このパリティ付加回路20では、さらにC
1およびC2方向のインターリービングが行なわれる。
図5BはC1方向にインターリービングしたときの概念
図を示し、既知データ「0」がオーディオデータ内にち
りばめらていることがわかる。この既知データ「0」の
シャフリングによってC1およびC2方向のエラー訂正
能力が向上する。
【0036】パリティ付加回路20では、既知データ
「0」のはめ込まれた位置が検出され、その情報がID
信号処理回路24に供給される。このID信号処理回路
24には、モード検出回路23からのモード信号も供給
される。そして、既知データ「0」の位置、記録するオ
ーディオデータがディジタルで入力されたことおよびそ
のビットレートが32KHz×16bit×2チャネル
であることを示すID信号が出力され、これがパリティ
付加回路20の出力に付加される。
【0037】このようにして音声信号処理回路15で標
準の積符号が構成されるとともに、ID信号が付加され
たオーディオデータが上述の混合回路14に供給され、
これによって磁気テープのオーディオセクタ2に記録さ
れる。
【0038】なお、入力端子1Bから標準のビットレー
トでオーディオデータが入力した場合は、既知データが
付加されずに図4と同様な積符号が構成される。それ以
降は上述したと同様に処理される。
【0039】次に、このディジタルVTRの再生系につ
いて説明する。図6はディジタルVTRの再生側の構成
を示す。同図において、磁気ヘッド13A,13Bから
の再生データが回転トランス(図示せず)および再生ア
ンプ31A,31Bを介してチャネルデコーダ32に供
給される。
【0040】チャネルデコーダ32においては、チャネ
ルコーディングの復調がなされ、このチャネルデコーダ
32の出力信号のうちビデオデータがTBC回路(時間
軸補正回路)33に供給される。オーディオデータは後
述する音声信号処理回路44に供給される。TBC回路
33においては、再生信号の時間軸変動成分が除去され
る。このTBC回路33からの再生データがECC回路
34に供給され、ここでビデオデータに関するエラー訂
正符号を用いたエラー訂正とエラー修整が行なわれる。
【0041】ECC回路34の出力信号がフレーム分解
回路35に供給される。フレーム分解回路35によっ
て、ビデオデータのブロック符号化データの各成分が夫
々分離されると共に、記録系のクロックから画像系のク
ロックへの乗り換えがなされる。フレーム分解回路35
で分解された各データがブロック復号回路36に供給さ
れ、各ブロック単位に原データと対応する復元データが
復号される。
【0042】ブロック復号回路36からのビデオデータ
の復号データが分配回路37に供給される。この分配回
路37で、復号データが輝度信号と色差信号に分離され
る。輝度信号および色差信号がブロック分解回路38お
よび39に夫々供給される。ブロック分解回路38およ
び39は、記録側のブロック化回路5および6(図1)
と逆に、ブロックの順序の復号データをラスター走査の
順に変換する。
【0043】ブロック分解回路38からの復号輝度信号
が補間フィルタ40に供給される。補間フィルタ40で
は、記録時に3/4に変換された輝度信号のサンプリン
グレートが4/3倍されて元の周波数に変換される。補
間フィルタ40からのディジタル輝度信号Yは、出力端
子43Yに取り出される。
【0044】一方、ブロック分解回路39からのディジ
タル色差信号が分配回路41に供給され、線順次化され
たディジタル色差信号U,Vがディジタル色差信号Uお
よびVに夫々分離される。分配回路41からのディジタ
ル色差信号U,Vが補間回路42に供給され、夫々補間
される。補間回路42は、復元された画素データを用い
て間引かれたラインおよび画素のデータを補間するもの
で、補間回路42からは、4/3倍されて元のサンプリ
ング周波数となったディジタル色差信号UおよびVが得
られ、出力端子43U、43Vにそれぞれ取り出され
る。
【0045】次に、再生側の音声信号処理回路44につ
いて説明する。図7はこの音声信号処理回路44を示
す。同図において、チャネルデコーダ32から供給され
たオーディオデータがエラー訂正回路45とID信号処
理回路46に供給される。ID信号処理回路46ではI
D信号がデコードされ、再生するオーディオデータが記
録時にアナログで入力されたかディジタルで入力された
か、ディジタルで入力された場合はそのビットレートや
既知データ「0」のはめ込まれた位置が判断される。
【0046】アナログで入力したと判断された場合に
は、切換スイッチ48がアナログモードa側に設定され
る。エラー訂正回路45ではオーディオデータがまずデ
インターリービングされ、次にエラー訂正およびエラー
検出が行なわれる。次に、このオーディオデータがデフ
レーミング回路47および切換スイッチ48を経て信号
処理回路49に供給される。
【0047】デフレーミング回路47ではディジタルで
入力したオーディオデータを再生する場合に後述する枠
組み処理を行なうが、アナログで入力したオーディオデ
ータを再生する場合はそのまま通過する。そして、信号
処理回路49では伸張処理や補間処理が行なわれ、これ
が出力端子43Aに供給される。
【0048】ID信号処理回路46で再生データがディ
ジタルで入力したと判断された場合には、切換スイッチ
48がディジタルモードb側に切り換えられる。また、
エラー訂正回路45ではまずオーディオデータがデイン
ターリービングされ、次にID信号処理回路46からの
ID情報に基づいて記録時と同じ位置に既知データ
「0」がはめ込まれ、このオーディオデータにエラー訂
正およびエラー検出が行なわれる。
【0049】このように記録時と同じ位置に既知データ
「0」をはめ込むことによって、信号処理途中で既知デ
ータ「0」にエラーが発生した場合には、これが元のデ
ータ「0」に復帰されるのでエラー数が減少する。した
がって、この場合にはエラー訂正能力がアップする。ま
た、上述したようにC1方向に既知データ「0」をはめ
込んでいるため、C2方向のエラー訂正能力もアップす
る。
【0050】このようにして、エラー訂正回路45で既
知データ「0」がはめ込まれたオーディオデータのエラ
ー訂正およびエラー検出が行なわれ、これがデフレーミ
ング回路47に供給される。デフレーミング回路47で
は既知データ「0」が取り除かれ、このオーディオデー
タが切換スイッチ48を経てFIFOメモリ51に供給
される。
【0051】このとき、モード検出回路52でオーディ
オデータのオリジナルビットレートが32KHz×16
bitであることが検出されており、この情報がコント
ローラ53に供給される。そして、このコントローラ5
3の制御によってFIFOメモリ51からオリジナルの
ビットレートでディジタルオーディオデータが読み出さ
れ、これが出力端子43Bに供給される。
【0052】なお、上述した実施例では記録時にアナロ
グで入力したオーディオデータとディジタルで入力した
オーディオデータを夫々別々に再生する場合について説
明したが、両者を同時に再生することもできる。
【0053】既知データ「0」はシャフリングしない
で、そのままの位置に残して積符号を構成することもで
きる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は記録時に
入力したディジタルオーディオデータに既知データを付
加することにより、標準のビットレートに相当するデー
タ量に変換し、再生時には記録時と同じ位置に既知デー
タをはめ込んでからエラー訂正を行なうものである。
【0055】したがって、本発明によれば、簡単な構成
でビットレートの異なる各種のディジタルオーディオ機
器との互換性が確保されると共に、再生時にはエラー訂
正能力が向上するので高品質のオーディオデータか得ら
れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル信号記録再生装置を適
用したディジタルVTRの記録側の構成図である。
【図2】磁気テープの記録パターンを説明する説明図で
ある。
【図3】記録側の音声信号処理回路の構成図である。
【図4】標準ビットレートの積符号構成を説明する説明
図である。
【図5】異種ビットレートの積符号構成を説明する説明
図である。
【図6】本発明に係るディジタル信号記録再生装置を適
用したディジタルVTRの再生側の構成図である。
【図7】再生側の音声信号処理回路の構成図である。
【符号の説明】
1A,1B オーディオデータ入力端子 13A,13B 磁気ヘッド 15 記録側の音声信号処理回路 19 フレーミング回路 20 パリティ付加回路 21,51 FIFOメモリ 22,53 FIFOコントローラ 23,52 モード検出回路 24,46 ID信号処理回路 43A,43B オーディオデータ出力端子 44 再生側の音声信号処理回路 45 エラー訂正回路 47 デフレーミング回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力したディジタルデータ内に既知デー
    タをちりばめることにより所定のデータ量にして記録す
    ると共に、再生時には上記既知データがはめ込まれた位
    置のデータを上記既知データと入れ換えてエラー訂正す
    るようにしたことを特徴とするディジタル信号記録再生
    装置。
JP17273991A 1991-07-11 1991-07-12 デイジタル信号記録再生装置 Pending JPH0520794A (ja)

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US07/908,163 US5504759A (en) 1991-07-11 1992-07-02 Digital signal recording and/or reproducing apparatus using a common processing device for digital signals having different data configurations
DE69222812T DE69222812T2 (de) 1991-07-11 1992-07-10 Digitale Signalverarbeitungsvorrichtung für Signale mit verschiedenen Datenkonfigurationen
EP92306348A EP0522869B1 (en) 1991-07-11 1992-07-10 Digital signal processing apparatus for signals having different data configurations

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Cited By (3)

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