JPH07336218A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

Info

Publication number
JPH07336218A
JPH07336218A JP6129180A JP12918094A JPH07336218A JP H07336218 A JPH07336218 A JP H07336218A JP 6129180 A JP6129180 A JP 6129180A JP 12918094 A JP12918094 A JP 12918094A JP H07336218 A JPH07336218 A JP H07336218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
phase difference
unit
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6129180A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Yamada
賢 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP6129180A priority Critical patent/JPH07336218A/ja
Publication of JPH07336218A publication Critical patent/JPH07336218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像ソースを切り換えたときの表示画面の乱
れを防止する。 【構成】 基準信号と比較信号間の位相差を検出する位
相比較器1と、前記位相比較器1が出力した信号を入力
し、直流電圧に変換する低域フィルタ(LPF)2と、
前記直流電圧により制御され位相を調整し、所定の周波
数の信号を出力する電圧制御発振器(VCO)3と、前
記VCO3の出力信号を入力し、制御信号に基づき、該
出力信号の周波数を増減させる周波数可変部4と、前記
周波数可変部4の出力信号を分周し、前記位相比較器1
に帰還接続する分周器5と、位相差状態を判定する状態
判定部6と、周波数可変制御部4に対する周波数増減の
制御を行うための係数を生成する係数生成部7と、基準
信号の周期を検出する周期検出部8と、位相差の基準デ
ータを記憶する記憶部9と、位相差状態を判別する判別
部10と、各部を制御する制御部11とでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基準信号を切り換えた際
に同基準信号に高速で位相ロックするPLL(フェーズ
・ロックド・ループ)に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア表示システム等では、テ
レビ放送、パソコン、ゲームなど様々の映像ソースを表
示する。従来の、前記システムでは、PLL(フェーズ
・ロックド・ループ)方式により、映像ソース毎に走査
周波数が異なる基準信号に位相同期した安定なシステム
クロックを生成するが、映像信号を切替えた場合、高速
で前記基準信号に位相ロックする必要がある。
【0003】図4に示すPLL回路では、1は基準信号
として入力した、例えば、放送されたカラーテレビ信号
の水平同期信号40、例えば、15.73kHzと、電
圧制御発振器(VCO)3が発振し出力するクロック信
号41を分周器5で分周して得られる帰還信号(水平同
期信号)42とを位相比較し、両信号の位相差に応じた
信号を発生する位相比較器である。2は、前記位相比較
器1から位相差に応じた信号が供給され、該信号に基づ
き直流電圧を生成する低域フィルタ(LPF)である。
3は、前記直流電圧に基づき、発振周波数と位相を制御
し、所望のクロック信号41を生成し出力する電圧制御
発振(VCO)器である。5は、前記クロック信号41
を所定の比率(分周比)で分周し、帰還信号42を生成
する分周器である。例えば、4×fsc(色副搬送波)
のクロックを910分周して、15.73kHzの水平
走査周波数の帰還信号42を生成する。
【0004】しかし、図4のPLL回路では、入力を切
替えた場合、電圧制御発振器(VCO)3が発振したシ
ステムクロックを、前記入力の基準信号に位相ロックす
るまでに、例えば数十水平走査期間程度の時間がかか
り、表示画面の乱れが起こる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、映像ソースを切り換えた場合、表
示画面の乱れがほとんど発生しないPLL回路を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、入力した基準信号と比較信号間との位相差を検出し
該位相差に応じた信号を出力する位相比較部と、前記位
相比較部が出力した信号を入力し直流電圧に変換する低
域フィルタと、前記低域フィルタに縦続接続するととも
に前記直流電圧により制御され所定の周波数の信号を発
生し該信号を出力する電圧制御発振部と、前記電圧制御
発振部の出力信号を分周し前記比較信号として位相比較
部に帰還接続する分周部とからなるPLL回路におい
て、前記電圧制御発振部の出力信号を入力し該出力信号
の周波数を制御信号に基づき増加あるいは減少する周波
数可変部と、位相差に応じた信号を入力して前記周波数
可変部を制御する信号を出力する周波数可変制御部とで
なり、前記周波数可変制御部が出力する位相差に基づい
た信号に相応して、周波数可変部が周波数を増加あるい
は減少する。
【0007】
【作用】以上のように構成したので、周波数可変制御部
は基準信号と比較信号間の位相差に基づいた信号に相応
して、位相差が基準値A(大きい値)より大きい場合
は、周波数可変部の周波数を、例えば、10%など、大
きく増加あるいは減少する制御を行う。 位相差が中程度の場合は、周波数可変部の周波数を、
例えば、数%など、中程度に増加あるいは減少する制御
を行う。 位相差が基準値M(小さい値)より小さい場合は、周
波数可変部の周波数を、例えば、0・01%など、微小
に増加あるいは減少する制御を行う。 位相が連続して2回一致する場合は、周波数可変部の
周波数を固定とする制御を行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるPLL回路について、図
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明によるPLL
回路の実施例ブロック図である。1は、1つの入力端子
に入力した基準信号、例えば、テレビ放送の水平同期信
号(15.73kHz)などと、他の入力端子に帰還入
力した比較信号間の位相差を検出し、該位相差に基づく
信号を出力する位相比較器である。2は、前記位相比較
器1が出力した信号を入力し、直流電圧に変換する低域
フィルタ(LPF)である。3は、前記低域フィルタ2
に縦続接続するとともに、前記直流電圧により制御され
位相を調整し、所定の周波数の信号を発生し出力する電
圧制御発振器(VCO)である。4は、前記電圧制御発
振器3の出力信号を入力し、制御信号、例えば、掛け算
の係数に相当する信号など、に基づき、該出力信号の周
波数を増加あるいは減少させる周波数可変部である。5
は、前記周波数可変部4の出力信号を分周し、例えば、
出力信号が4×fsc(色副搬送波)のクロックである
場合、それを910分周して、15.73kHzの水平
走査周波数の比較信号を生成し、前記位相比較器1に帰
還接続する分周器である。6は、位相比較器1の位相差
に基づいた信号から位相差状態を判定する状態判定部で
ある。7は、周波数可変制御部4に対し、周波数の増減
の制御を行うための、例えば、掛け算の係数を生成する
係数生成部である。8は、前記位相比較器1に入力した
基準信号の周期を検出する周期検出部である。9は位相
差の基準データを記憶する記憶部である。10は基準デ
ータに基づき現在の位相差状態を判別する判別部であ
る。11は各部を制御する制御部である。
【0009】本発明によるPLL回路の動作を図1、図
2および図3に従い説明する。マルチメディア表示シス
テム等では、テレビ放送、パソコン、ゲームなど様々の
映像ソースを切り換えて表示する。図2、図3によれ
ば、ステップ1で、例えば、切り換えの直後、表示する
映像ソースの水平走査信号を基準信号とし、同基準信号
の最初の同期信号部分と、システム内部で生成した比較
信号(水平走査信号)の同期信号部分との位相差Aを状
態判定部6が遅れと判定し、ステップ7で、判別部10
がAの遅れの程度を判定する。図2を参照して動作をさ
らに詳細に述べると、比較信号の方がAだけ位相遅れ状
態にあり(ステップ1で遅れ)、ステップ7で、判別部
10がこの位相遅れAを、記憶部9に記憶している基準
データと比較して判定する。例えば、遅れの程度が基準
値Aよりも大であり、遅れの程度が大と判定する(ステ
ップ7でYES)。ステップ7で、係数生成部7では、
前記遅れの程度が大とした判定に基づき、所要の、例え
ば10%周波数を増加する係数を生成し、同係数を周波
数可変部4に供給する(ステップ7)。その結果、周波
数可変部4が出力する信号の周期は約9%減少するの
で、同信号を分周器5で分周して得られた比較信号の周
期は、約9%減少し、ステップ12で、周期検出部8の機
能を使用して、次の周期を待つ。
【0010】前記ステップ1に戻り、以下、図2の位相
ロックを、上記説明と同様のループ動作で行う。ステッ
プ1で、Bの位相状態を遅れと判定し、ステップ7で、
基準値Aと比較し、位相遅れBは遅れの程度が大(ステ
ップ7でYES)と判定し、ステップ8で周波数を、例
えば、10%増加し、ステップ12を経由して、前記ステ
ップ1に戻る。同様にしてステップ1で、Cの位相状態
を遅れと判定し、ステップ7で基準値と比較し、・・・
さらに基準値Mと比較し、位相遅れCは、遅れの程度が
極小(ステップ9でNO)と判定し、ステップ11で周波
数を、例えば、0.01%増加し、ステップ12を経由して、
前記ステップ1に戻る。ステップ1で、次の位相状態を
「一致」と判定し、ステップ13で、基準信号の次の周期
を待ち、ステップ14で、Dの位相状態を「進み」と判定
し、ステップ2で基準値と比較し、・・・さらに基準値
Mと比較し、位相進みDは進みの程度が極小(ステップ
4でNO)と判定し、ステップ6で、周波数を、例え
ば、0.01%減少し、ステップ12を経由して、前記ステッ
プ1に戻る。ステップ1で、次の位相状態を「一致」と
判定し、ステップ13で基準信号の次の周期を待ち、ステ
ップ14で、「一致」と判定し(ステップ14でYES)、
周波数を固定して終了する。尚、図2に示すように、連
続して2回位相状態が「一致」すると、周期と位相が一
致したことになるので、位相ロック動作を終了する。ま
た、説明を省略したステップでも、以上に説明したステ
ップと同様の動作を行う。例えば、ステップ2で基準値
Aと比較し、位相進みの程度が大(ステップ2でYE
S)である場合は、ステップ3で周波数を、例えば、10
%減少し、ステップ12に進むように、ループ毎に各動作
を繰り返す。また、図3のフローチャートの基準値は、
A>・・・>Mの関係にある。また、周波数を増減させ
る方法として、電圧制御発振器(VCO)3の出力信号
の周波数をf(VCO)とし、変更した周波数をf(V
ar)とすると、f(Var)=係数×f(VCO)で
示す掛け算の関係となり、係数が1より大であれば、f
(Var)は増加し、係数が1より小であれば、f(V
ar)は減少する。また、係数の構成は小数形式でも、
M/N(M,Nは整数)の分数形式であっても良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は映像ソー
スを切り換えた場合、表示画面の乱れがほとんど発生し
ないPLL回路を提供する。従って、マルチメディア表
示システム等で、テレビ放送、パソコン、ゲームなど様
々の映像ソースを次々に切り換えて表示する用途に対応
できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPLL回路の実施例ブロック図で
ある。
【図2】本発明によるPLL回路の動作を表すタイムチ
ャートである。
【図3】本発明によるPLL回路の動作を表すフローチ
ャートである。
【図4】従来のPLL回路の実施例ブロック図である。
【符号の説明】
1 位相比較器 2 低域フィルタ(LPF) 3 電圧制御発振器(VCO) 4 周波数可変部 5 分周器 6 状態判定部 7 係数生成部 8 周期検出部 9 記憶部 10 判別部 11 制御部 40 入力信号 41 出力(クロック)信号 42 帰還信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/12 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した基準信号と比較信号間との位相
    差を検出し該位相差に応じた信号を出力する位相比較部
    と、前記位相比較部が出力した信号を入力し直流電圧に
    変換する低域フィルタと、前記低域フィルタに縦続接続
    するとともに前記直流電圧により制御され所定の周波数
    の信号を発生し該信号を出力する電圧制御発振部と、前
    記電圧制御発振部の出力信号を分周し前記比較信号とし
    て位相比較部に帰還接続する分周部とからなるPLL回
    路において、 前記電圧制御発振部の出力信号を入力し該出力信号の周
    波数を制御信号に基づき増加あるいは減少する周波数可
    変部と、位相差に応じた信号を入力して前記周波数可変
    部を制御する信号を出力する周波数可変制御部とでな
    り、 前記周波数可変制御部が出力する位相差に基づいた信号
    に相応して、周波数可変部が周波数を増加あるいは減少
    することを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 上記周波数可変制御部を、位相差に基づ
    いた信号から位相差状態を検出する状態判定部と、周波
    数可変部へ供給する可変係数を生成する係数生成部と、
    入力した基準信号の周期を検出する周期検出部と、位相
    差の基準データを記憶する記憶部と、基準データに基づ
    き現在の位相差状態を判定する判別部と、各部を制御す
    る制御部とでなることを特徴とした請求項1記載のPL
    L回路。
  3. 【請求項3】 上記周波数可変部で、入力した基準信号
    の周期毎に、同基準信号と比較信号との位相差に基づく
    周波数の調整を行い、判別部で基準信号と比較信号が連
    続2回以上一致した場合、周波数を固定することを特徴
    とした請求項2記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】 上記係数生成部を、位相差に相応したア
    ドレスに所定の係数を関連付けて記憶させるメモリマッ
    プを設けたメモリで構成することを特徴とした請求項2
    記載のPLL回路。
  5. 【請求項5】 上記周波数可変部を、供給された係数
    と、電圧制御発振部の出力信号とを掛け算して所要の周
    波数を生成することを特徴とした請求項1記載のPLL
    回路。
  6. 【請求項6】 上記係数を分母および分子がそれぞれ整
    数の分数とすることを特徴とした請求項5記載のPLL
    回路。
JP6129180A 1994-06-10 1994-06-10 Pll回路 Pending JPH07336218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6129180A JPH07336218A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 Pll回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6129180A JPH07336218A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 Pll回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07336218A true JPH07336218A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15003125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6129180A Pending JPH07336218A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 Pll回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07336218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7190361B2 (en) * 2001-07-10 2007-03-13 Hitachi, Ltd. Image display device
JP2009147916A (ja) * 2007-11-21 2009-07-02 Fujitsu Ten Ltd 映像信号処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7190361B2 (en) * 2001-07-10 2007-03-13 Hitachi, Ltd. Image display device
JP2009147916A (ja) * 2007-11-21 2009-07-02 Fujitsu Ten Ltd 映像信号処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5657089A (en) Video signal processing device for sampling TV signals to produce digital data with interval control
JPH08212696A (ja) ディジタルオーディオ信号の位相同期ループ装置
JPH07336218A (ja) Pll回路
JP2003177734A (ja) 映像処理のためのコスト信号発生方法及び装置
JP3117046B2 (ja) Pll回路
JPH07212668A (ja) 映像処理システムのバースト信号発生回路
JP3097080B2 (ja) 位相同期ループ回路
JPH06291644A (ja) Pll回路
JP3353372B2 (ja) 液晶表示装置
KR100425107B1 (ko) 영상표시장치의 수평위상고정루프 속도 제어장치 및 그 방법
JPH0832833A (ja) ビデオシステムパルス生成回路
JPH06276089A (ja) Pll回路
JPH04282917A (ja) クロック発生装置
JP2794693B2 (ja) 水平偏向回路
JP2541124B2 (ja) オ―ディオサンプリングクロック発生装置
JP3117804B2 (ja) 水平同期再生装置
JPH10319933A (ja) ドットクロック発生回路
JPH07336211A (ja) クロック信号生成回路
JPH08125529A (ja) Pll回路
JP3185909B2 (ja) Pll回路
JP2714193B2 (ja) デジタルテレビジョン受像機
JPH08254970A (ja) ディスプレイ装置
JP3512584B2 (ja) Pll回路及び同期信号逓倍回路
JPH11103401A (ja) Pll回路
JPH03284062A (ja) ビデオ信号処理装置用pll回路