JPH10319933A - ドットクロック発生回路 - Google Patents

ドットクロック発生回路

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JPH10319933A
JPH10319933A JP9130718A JP13071897A JPH10319933A JP H10319933 A JPH10319933 A JP H10319933A JP 9130718 A JP9130718 A JP 9130718A JP 13071897 A JP13071897 A JP 13071897A JP H10319933 A JPH10319933 A JP H10319933A
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JP
Japan
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circuit
frequency
dot clock
dividing
ratio
Prior art date
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Application number
JP9130718A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hamamatsu
俊彦 浜松
Yosuke Yamamoto
洋介 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH10319933A publication Critical patent/JPH10319933A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの同期信号の有無に関わらず、ノー
マル/ワイドの各々の表示に対して、デューティ50%
のドットクロックを作成することが可能にする。 【解決手段】 基準クロックを第1の分周比で分周する
第1分周回路と、前記第1分周回路の出力又は外部同期
信号を受け、いずれか一方を出力する切り換え回路と、
前記切り換え回路の出力を受けて、所定周波数のドット
クロックを出力するPLL回路であって、内部に第2の
分周比で分周する第2分周回路を備えて構成されている
PLL回路とから構成されているドットクロック発生回
路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、16:9のアスペ
クト比を持つ表示装置において、4:3のグラフイカル
表示(ノーマル表示)と16:9のグラフイカル表示
(ワイド表示)の両方を可能にするため、外部からの同
期信号の有無にかかわらず、ノーマル表示とワイド表示
の双方に対して、デューティ50%のドットクロックを
出力することが可能なドットクロック発生回路を提供す
ることを目的としている。
【0002】
【従来の技術】昨今のテレビジョンにおいては、アスペ
クト比が4:3テレビジョンと16:9テレビジョンが
併存し、またアスペクト比が4:3番組と16:9番組
が併存している。このような時代に、4:3番組と1
6:9番組の両方の番組表示ができる画像表示装置は、
非常に重要である。
【0003】また、従来技術おいて、テレビジョンは、
データ表示装置としてあまり使われていなかった。しか
し、今後文字放送を初めとして、いろいろな形態のデー
タ放送に対応していく必要がある。そのためには、表示
モードに対応したドットクロックが必要になる。
【0004】従来技術においては、外部からの同期信号
に同期させてドットクロックを作ることは、PLL回路
を用いて容易に行われていた。図2は、従来技術による
PLL回路のブロック図である。図2に示すように、外
部からの同期信号HSYNCが、位相比較回路21に入
力され、位相比較回路21の出力はローパスフィルター
(図中、LPFと表示する)22に入力され、ローパス
フィルター22の出力は電圧制御発振回路23に入力さ
れている。電圧制御発振回路23の出力は、一方におい
てPLL回路の出力となり、他方において分周回路24
を介して位相比較回路21にフィードバックされる。こ
の回路の動作は周知であるので、その動作説明は省略す
る。図2に示すPLL回路を用いて、外部からの同期信
号HSYNCに同期させて、メニューの様なグラフイカ
ル表示やデータ放送表示を行うことは容易であった。
【0005】しかし、データ放送はデータを記録して、
後でデコード表示することも考えられる。この場合に
は、表示の為の同期信号は表示装置側で作る必要があ
る。従来技術においては、外部からの同期信号が無い場
合には、図3に示すようにPLL回路(図2に示すPL
L回路と同じ)の前段に分周回路31を設け、基準クロ
ックを分周してドットクロックを作っていた。図3に示
すように、−般的に、デューティ50%の任意の分周を
行う為には、分周回路31をPLL回路の前段に設ける
構成で実現している。しかし、分周比によってはデュー
ティ50%のドットクロックを作ることは、困難であっ
た。
【0006】例えば、4:3のアスペクト比を持つ表示
装置において、VGA(横640×縦480)表示を行
う場合には、約25MHzのドットクロックが必要にな
る。16:9のアスペクトを持つ表示装置にVGA相当
の解像度を持つ画面を表示する為には、約33MHzの
ドットクロックが必要になる。すなわち、33MHzを
基準にすると1/3倍に分周したクロックを作る必要が
ある。さらに、ノーマルスキャンに対応する為には17
MHz、12.5MHzのドットクロックが必要にな
る。
【0007】従来技術では、これを実現する為に、前述
した様に、図3に示す構成のPLL回路を用いていた。
すなわち、外部からの同期信号HSYNCに同期させる
場合(以下、外部同期モードと称する)には、図3に示
すPLL回路の分周比を変えることにより上記12.
5、16.7、25、33MHzのドットクロックを得
ることができた。
【0008】一方、外部からの同期信号が無い場合(以
下、内部同期モードと記す)には、基準クロックを用い
て図2に示す分周回路31の分周比を変えることにより
必要なドットクロック(デューティ50%)を得てい
た。
【0009】なお、本発明に関連する先行技術として、
特開平6−113223号公報及び特開平7−2268
60号に記載された発明が存在する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術に
は、次のような問題点がある。すなわち、PLL回路が
必要不可欠となり、回路規模が増大する。
【0011】また、回路を簡素化する為にカウンタによ
って分周する手法も存在するが、分周比によっては目的
のドットクロックを作ることが不可能であったり、特に
デューティ50%のクロックを作ることが非常に困難で
あり、その結果ドットクロックを用いた回路設計に負担
がかかっていた。
【0012】しかし、この様な現状ににもかかわらず、
表示装置にメニュー画面の様なグラフイカル表示をさせ
たり、情報処理した画面を表示することは、今後益々増
加してくるものと思われる。
【0013】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、16:9のアスペクト比を持つ表示装
置において、4:3のグラフイカル表示(ノーマル表
示)と16:9のグラフイカル表示(ワイド表示)の両
方を可能にするため、外部からの同期信号の有無に関わ
らず、ノーマル表示とワイド表示の双方に対して、デュ
ーティ50%のドットクロックを提供することが可能な
ドットクロック発生回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手投】本発明の第1のドットク
ロック発生回路は、基準クロックを第1の分周比で分周
する第1分周回路と、前記第1分周回路の出力又は外部
同期信号を受け、いずれか一方を出力する切り換え回路
と、前記切り換え回路の出力を受けて、所定周波数のド
ットクロックを出力するPLL回路であって、内部に第
2の分周比で分周する第2分周回路を備えて構成されて
いるPLL回路とから構成されることを特徴としてい
る。
【0015】本発明の第2のドットクロック発生回路
は、上記第1のドットクロック発生回路において、切り
換え回路が外部同期信号を出力している場合には、ドッ
トクロックの周波数はPLL回路内の第2分周回路の第
2の分周比の逆数で定まることを特徴としている。
【0016】本発明の第3のドットクロック発生回路
は、上記第1のドットクロック発生回路において、切り
換え回路が第1分周回路出力を出力している場合には、
ドットクロックの周波数は、前記第1分周回路の第1の
分周比とPLL回路内の第2分周回路の第2の分周比の
逆数との積で定まることを特徴としている。
【0017】本発明のよれば、外部からの同期信号に同
期したドットクロックを作る為に使用したPLL回路
と、外部からの同期信号が無い場合に使用する分周回路
で用いるPLL回路とを共用することが可能になり、外
部からの同期信号の有無に関わらず、ノーマル/ワイド
の各々の表示に対して、デューティ50%のドットクロ
ックを作成することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明のド
ットクロック発生回路の一実施の形態を示すブロック図
である。図1において、10はドットクロック発生回
路、1は分周回路、2は切り換え回路、3は位相比較回
路、4はローパスフィルタ(図中、LPFと表示す
る)、5は電圧制御発振回路、6は分周回路、7は制御
回路である。
【0019】次に、図1に示すドットクロック発生回路
の動作について、外部同期モードの場合と内部同期モー
ドの場合に分けて説明する。
【0020】(外部同期モードの場合)外部同期モード
においては、外部同期信号HSYNCが切り換え回路2
を通って、位相比較回路3の一方の入力となる。制御回
路7は、上記切り換え回路2の切り換え制御を行う。他
方において、電圧制御発振回路5の出力が分周回路6に
入力され、分周回路6の出力は位相比較回路3のもう一
方の入力となる。
【0021】位相比較回路3の出力は、LPF4で平滑
化され、電圧制御発振回路5に入力され、電圧制御発振
回路5の発振周波数を制御する。この時、分周回路6の
分周比により、必要なドットクロックを得ることが出来
る。
【0022】例えば、外部HSYNCが15.75kH
zの場合、分周比を1/796とするとドットクロック
は 15.75kHz × 796 ≒ 12.5MHz となる。同じく分周比を1/1062とするとドットク
ロックは 15.75kHz × lO62 ≒ 16.7MHz となる。また、外部同期信号HSYNCが31.5kH
zの場合、分周比を1/796とするとドットクロック
は 31.5kHz × 796 ≒ 25MHz 同じく分周比を1/1062とするとドットクロックは 31.5kHz × lO62 ≒ 33MHz となる。
【0023】(内部同期モードの場合)内部同期モード
においては、任意の分周比を作成可能にする必要があ
る。そこで、従来技術として挙げた図2に示すPLL回
路を利用して、任意の分周比を作成可能なドットクロッ
ク発生回路を作ることにする。
【0024】すなわち、図1において、基準クロックは
分周回路1へ入力され、分周回路1の出力は切り換え回
路2を通って位相比較回路3の−方の入力となる。制御
回路7は、上記切り換え回路2の切り換え制御を行う。
他方において、電圧制御発振回路5の出力は分周回路6
に入力され、分周回路6の出力は、位相比較回路3のも
う一方の入力となる。
【0025】位相比較回路3出力は、LPF4で平滑化
され、電圧制御発振回路5に入力され、電圧制御発振回
路5の発振周波数を制御する。この時、分周回路1の分
周比と分周回路6の分周比によって、基準クロックに対
して任意の比のドットクロックを作ることが出来る。
【0026】例えば、基準クロックを50MHzとし
て、分周回路1,6の分周比をそれぞれ1/256、1
/64とすると、ドットクロックは、 50MH × (64/256) ≒ 12.5MHz となる。同じく分周回路1,6の分周比をそれぞれ1/
192、1/64とすると、ドットクロックは、 50MHz × (64/192) ≒ 16.7MH
z となる。同じく分周回路1,6の分周比をそれぞれ1/
256、1/128とすると、ドットクロックは、 50MHz × (128/256) ≒ 25MHz 同じく分周回路1,6の分周比をそれぞれ1/192、
1/128とすると,ドットクロックは 50MHz × (128/192) ≒ 33MHz となる。
【0027】通常、電圧制御発振回路5の出力はデュー
ティ50%の波形となるので、ドットクロックを用いた
ハードウェアの設計は、デューティ比が50%から大き
くずれている場合に比べて大変容易になる。
【0028】この様にして、外部同期モードと内部同期
モードでPLL回路を共用することにより、外部からの
同期信号の有無に関わらず、ノーマル表示/ワイド表示
の各々に対して、簡単な回路でデューティ50%のドッ
トクロックを提供することが可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上の様に、本発明に係るドットクロッ
ク発生回路によれば、外部からの同期信号の有無にかか
わらず、ノーマル/ワイドの各表示に対して、デューテ
ィ50%のドットクロックを提供することが可能にな
り、その結果メーュー等のグラフイカルな表示、各デー
タ放送の表示を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のドットクロック発生回路の一
実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図2は、従来技術によるPLL回路のブロック
図である。
【図3】図3は、従来技術による分周回路をPLL回路
の前段に設けたブロック図。
【符号の説明】
10…ドットクロック発生回路、1…分周回路、2…切
り換え回路、3…位相比較回路、4…ローパスフィルタ
(図中、LPFと表示する)、5…電圧制御発振回路、
6…分周回路、7…制御回路、21…位相比較回路、2
2…ローパスフィルタ(図中、LPFと表示する)、2
3…電圧制御発振回路、24…分周回路、31…分周回
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックを第1の分周比で分周する
    第1分周回路と、 前記第1分周回路の出力又は外部同期信号を受け、いず
    れか一方を出力する切り換え回路と、 前記切り換え回路の出力を受けて、所定周波数のドット
    クロックを出力するPLL回路であって、内部に第2の
    分周比で分周する第2分周回路を備えて構成されている
    PLL回路とから構成されることを特徴とするドットク
    ロック発生回路。
  2. 【請求項2】 上記切り換え回路が外部同期信号を出力
    している場合には、ドットクロックの周波数はPLL回
    路内の第2分周回路の第2の分周比の逆数で定まること
    を特徴とする請求項1記載のドットクロック発生回路。
  3. 【請求項3】 上記切り換え回路が第1分周回路出力を
    出力している場合には、ドットクロックの周波数は、前
    記第1分周回路の第1の分周比とPLL回路内の第2分
    周回路の第2の分周比の逆数との積で定まることを特徴
    とする請求項1記載のドットクロック発生回路。
JP9130718A 1997-05-21 1997-05-21 ドットクロック発生回路 Pending JPH10319933A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100452468C (zh) * 2003-01-10 2009-01-14 精工爱普生株式会社 用于基于相位敏感检测的压电器件的谐振控制装置
CN102930835A (zh) * 2012-11-16 2013-02-13 深圳市华星光电技术有限公司 背光调光电路及背光调光方法

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