JPH0733618Y2 - 自走式草刈機 - Google Patents
自走式草刈機Info
- Publication number
- JPH0733618Y2 JPH0733618Y2 JP3021591U JP3021591U JPH0733618Y2 JP H0733618 Y2 JPH0733618 Y2 JP H0733618Y2 JP 3021591 U JP3021591 U JP 3021591U JP 3021591 U JP3021591 U JP 3021591U JP H0733618 Y2 JPH0733618 Y2 JP H0733618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- brake pedal
- propelled mower
- mower
- propelled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自走式草刈機に係るもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】自走式
草刈機には機台後部にエンジンを搭載し、機台中央部下
側に前記エンジンによって駆動されるロータリーカッタ
ーを設けたものが多い。
草刈機には機台後部にエンジンを搭載し、機台中央部下
側に前記エンジンによって駆動されるロータリーカッタ
ーを設けたものが多い。
【０００３】このような自走式草刈機は後輪駆動車が殆
どであり、搭乗者が操縦席に座って操作レバーを操作し
て機体を操縦せしめているが、果樹園や雑草の多い圃場
への移動は、道路交通法の規制や時間的制約などからト
ラック輸送されることが多い。
どであり、搭乗者が操縦席に座って操作レバーを操作し
て機体を操縦せしめているが、果樹園や雑草の多い圃場
への移動は、道路交通法の規制や時間的制約などからト
ラック輸送されることが多い。
【０００４】その場合トラック荷台と地上間に自走車の
走行用踏板を斜めに掛け渡し、その板上を搭乗者が機体
を操縦しながら自走させて荷台に積み・降ろししている
が、この操縦は人・車とも墜落の恐れがあり、非常に危
険を伴う作業であった。
走行用踏板を斜めに掛け渡し、その板上を搭乗者が機体
を操縦しながら自走させて荷台に積み・降ろししている
が、この操縦は人・車とも墜落の恐れがあり、非常に危
険を伴う作業であった。
【０００５】本考案は、この問題を解決し安全に自走式
草刈機をトラックの荷台へ積載・積降ろしできる自走式
草刈機を提供するものである。
草刈機をトラックの荷台へ積載・積降ろしできる自走式
草刈機を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【０００７】草刈機ａを付設した自走式草刈機であっ
て、足乗せ部１を設け、この足乗せ部１に搭乗者が足踏
みにより制動するブレーキペダル２を設け、このブレー
キペダル２に手動ハンドル３を地上に降りた搭乗者が手
動によりブレーキペダル２を踏動したと同じ状態に押動
できる状態に突設したことを特徴とする自走式草刈機に
係るものである。
て、足乗せ部１を設け、この足乗せ部１に搭乗者が足踏
みにより制動するブレーキペダル２を設け、このブレー
キペダル２に手動ハンドル３を地上に降りた搭乗者が手
動によりブレーキペダル２を踏動したと同じ状態に押動
できる状態に突設したことを特徴とする自走式草刈機に
係るものである。
【０００８】
【作用】ブレーキペダル２に突設して設けた手動ハンド
ル３を、地上に降りた搭乗者が押動すると、自走式草刈
機は搭乗者がブレーキペダル２の踏面を足踏みで制動し
たと同じように機体が制動され停止する。
ル３を、地上に降りた搭乗者が押動すると、自走式草刈
機は搭乗者がブレーキペダル２の踏面を足踏みで制動し
たと同じように機体が制動され停止する。
【０００９】搭乗者が手動ハンドル３から手を離すと、
上記と同じように搭乗者がブレーキペダル２の踏面から
足を離したと同じように制動が解除され機体が走行す
る。
上記と同じように搭乗者がブレーキペダル２の踏面から
足を離したと同じように制動が解除され機体が走行す
る。
【００１０】従って、斜設されている走行用踏板上の走
行を地上に降り立った人が手動ハンドル３を操作し乍ら
安全にゆっくりと走行させることができる。
行を地上に降り立った人が手動ハンドル３を操作し乍ら
安全にゆっくりと走行させることができる。
【００１１】
【実施例】図面はＶベルト・テンション・クラッチ方式
の動力伝達装置を付設した自走式草刈機の場合を図示し
ている。
の動力伝達装置を付設した自走式草刈機の場合を図示し
ている。
【００１２】エンジン４の出力軸４'に駆動プーリー５
を嵌入係止し、機台６上の中央部に変速機構７を付設
し、この変速機構７の動力の入力軸８に入力プーリー９
を嵌入係止し、この駆動プーリー５・入力プーリー９間
にＶベルト10を掛け渡し、前記変速機構７の入力軸８よ
りやや後方の機台６上に支軸11を設け、この支軸11にテ
ンションアーム12の基端を軸着し、他端にテンションプ
ーリー13を回動自在に軸着して該テンションプーリー13
の外径を上記Ｖベルト10の張り側10'のベルト背面を押
圧するよう配設し、テンションアーム12のやや基端より
に上方に突出せる腕杆14を止着する。手動ハンドル３を
突設して付設したブレーキペダル２の支軸15に連動レバ
ー16を止着し、該連動レバー16の頭部16'と前記腕杆14
の頭部14'とをワイヤーケーブル17で軸着連結する。
を嵌入係止し、機台６上の中央部に変速機構７を付設
し、この変速機構７の動力の入力軸８に入力プーリー９
を嵌入係止し、この駆動プーリー５・入力プーリー９間
にＶベルト10を掛け渡し、前記変速機構７の入力軸８よ
りやや後方の機台６上に支軸11を設け、この支軸11にテ
ンションアーム12の基端を軸着し、他端にテンションプ
ーリー13を回動自在に軸着して該テンションプーリー13
の外径を上記Ｖベルト10の張り側10'のベルト背面を押
圧するよう配設し、テンションアーム12のやや基端より
に上方に突出せる腕杆14を止着する。手動ハンドル３を
突設して付設したブレーキペダル２の支軸15に連動レバ
ー16を止着し、該連動レバー16の頭部16'と前記腕杆14
の頭部14'とをワイヤーケーブル17で軸着連結する。
【００１３】運搬車の荷台に自走式草刈機を積み込むと
きは、トラックの荷台と地上間に斜めに掛け渡した走行
用踏板上を、機体ｂがそのままの姿勢で走行して渡り切
れる位置に機体ｂを設置せしめ、変速機構７の走行用レ
バー19を中立の位置にして搭乗者が地上に降り、地上よ
り走行用レバー19を低速にいれると、機体ｂはゆっくり
と走行用踏板上をトラックの荷台の方へ走行する。
きは、トラックの荷台と地上間に斜めに掛け渡した走行
用踏板上を、機体ｂがそのままの姿勢で走行して渡り切
れる位置に機体ｂを設置せしめ、変速機構７の走行用レ
バー19を中立の位置にして搭乗者が地上に降り、地上よ
り走行用レバー19を低速にいれると、機体ｂはゆっくり
と走行用踏板上をトラックの荷台の方へ走行する。
【００１４】若し前進中に機体ｂの前後の車輪が踏板上
より逸脱する虞れを発見したときは直ちに手動ハンドル
３を前方に押動すると、手動ハンドル３はブレーキペダ
ル２の支軸15を支点として前方に回転し、この支軸15に
止着されている連動レバー16の頭部16'も前方に回転す
るので、これに連結されているワイヤーケーブル17によ
り腕杆14の頭部14'は図２の仮想線のようにテンション
アーム12の支軸11を支点として右方向に回転し、これに
係止されているテンションアーム12の他端のエンジン４
の動力を伝達しているＶベルト10の張り側10'を押圧し
ているテンションプーリー13が下方に回転してベルト10
が弛むので、エンジン４の動力が変速機構７に伝わら
ず、機体ｂはその場で停止する。
より逸脱する虞れを発見したときは直ちに手動ハンドル
３を前方に押動すると、手動ハンドル３はブレーキペダ
ル２の支軸15を支点として前方に回転し、この支軸15に
止着されている連動レバー16の頭部16'も前方に回転す
るので、これに連結されているワイヤーケーブル17によ
り腕杆14の頭部14'は図２の仮想線のようにテンション
アーム12の支軸11を支点として右方向に回転し、これに
係止されているテンションアーム12の他端のエンジン４
の動力を伝達しているＶベルト10の張り側10'を押圧し
ているテンションプーリー13が下方に回転してベルト10
が弛むので、エンジン４の動力が変速機構７に伝わら
ず、機体ｂはその場で停止する。
【００１５】さらにこのブレーキペダル２の動きに連動
して作用するブレーキ機構、例えば内部拡張機械式ブレ
ーキ機構やマスターシリンダー×ホイールシリンダーの
ような油圧式ブレーキ機構などが同時に働いて後車輪18
に制動がかかり、機体ｂの自重による暴走を制動して機
体ｂをその場でロックするので、機体ｂの踏板上からの
逸脱が防止される。
して作用するブレーキ機構、例えば内部拡張機械式ブレ
ーキ機構やマスターシリンダー×ホイールシリンダーの
ような油圧式ブレーキ機構などが同時に働いて後車輪18
に制動がかかり、機体ｂの自重による暴走を制動して機
体ｂをその場でロックするので、機体ｂの踏板上からの
逸脱が防止される。
【００１６】この状態でサイドブレーキをかけ機体ｂの
走行を係止する処置を構じて踏板の位置をなおし、再び
機体ｂを走行せしめて、荷台に積み込む。
走行を係止する処置を構じて踏板の位置をなおし、再び
機体ｂを走行せしめて、荷台に積み込む。
【００１７】逆にトラックの荷台から機体ｂを降ろすと
きも、同様に地上から機体ｂと踏板の位置関係を確認し
ながらゆっくりと機体ｂを走行させ、場合によっては手
動ハンドル３を押動したりして安全に地上に降ろす。
きも、同様に地上から機体ｂと踏板の位置関係を確認し
ながらゆっくりと機体ｂを走行させ、場合によっては手
動ハンドル３を押動したりして安全に地上に降ろす。
【００１８】尚、符号20は操縦部，符号21は前車輪であ
る。
る。
【００１９】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、自
走式草刈機のトラックの荷台への積載・積降ろしの作業
が地上で操作できるので、機体と踏板との関係が容易に
しかも正しく確認され、極めて安全で秀れた自走式草刈
機となる。
走式草刈機のトラックの荷台への積載・積降ろしの作業
が地上で操作できるので、機体と踏板との関係が容易に
しかも正しく確認され、極めて安全で秀れた自走式草刈
機となる。
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図２】本考案の実施例の機構を示す要部の説明側面図
である。
である。
１ 足乗せ部 ２ ブレーキペダル ３ 手動ハンドル ａ 草刈機
Claims (1)
- 【請求項１】 草刈機を付設した自走式草刈機であっ
て、足乗せ部を設け、この足乗せ部に搭乗者が足踏みに
より制動するブレーキペダルを設け、このブレーキペダ
ルに手動ハンドルを地上に降りた搭乗者が手動によりブ
レーキペダルを踏動したと同じ状態に押動できる状態に
突設したことを特徴とする自走式草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021591U JPH0733618Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自走式草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021591U JPH0733618Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自走式草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588220U JPH0588220U (ja) | 1993-12-03 |
| JPH0733618Y2 true JPH0733618Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12297505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3021591U Expired - Lifetime JPH0733618Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自走式草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733618Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3021591U patent/JPH0733618Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588220U (ja) | 1993-12-03 |
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