JPH07293610A - 四輪車両の油圧ブレーキ装置 - Google Patents

四輪車両の油圧ブレーキ装置

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JPH07293610A
JPH07293610A JP8821794A JP8821794A JPH07293610A JP H07293610 A JPH07293610 A JP H07293610A JP 8821794 A JP8821794 A JP 8821794A JP 8821794 A JP8821794 A JP 8821794A JP H07293610 A JPH07293610 A JP H07293610A
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JP
Japan
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foot pedal
brake
master cylinder
foot
lever
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JP8821794A
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Eiji Kato
栄司 加藤
Hidekazu Nakamura
秀和 中村
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルレバーを用いた手動操作によっても
作動し得る四輪車両の油圧ブレーキ装置を提供するこ
と。 【構成】 フートペダル34の操作によってマスタシリ
ンダ40を駆動し、該マスタシリンダ40からブレーキ
キャリパ(リヤブレーキ)47に圧油を供給してこれを
作動させる四輪車両の油圧ブレーキ装置において、前記
フートペダル34を延長し、その延長部とハンドルレバ
ー48とをブレーキワイヤー49によって連結する。本
発明によれば、足でフートペダル34を操作する代わり
に、ハンドルレバー48を手で操作すれば、ブレーキワ
イヤー49によってフートペダル34がこれを足で操作
したと同様に回動せしめられるため、マスタシリンダ4
0が駆動されて圧油がブレーキキャリパ47に供給さ
れ、足でフートペダル34を操作したと同様に四輪車両
に制動が加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不整地を走行するバギ
ー車等の四輪車両の油圧ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】不整地を走行するバギー車等の四輪車両
には、フートペダルの操作によってマスタシリンダを駆
動し、該マスタシリンダからリヤブレーキに圧油を供給
してこれを作動させる油圧ブレーキ装置を備えるものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特に起伏の
激しい不整地を走行するバギー車等にあっては、大きな
姿勢変化によってライダーが足でフートペダルを操作す
ることが必ずしも容易でない場合がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ハンドルレバーを用いた手動
操作によっても作動し得る四輪車両の油圧ブレーキ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1記載の発明は、フートペダルの操作によってマ
スタシリンダを駆動し、該マスタシリンダからリヤブレ
ーキに圧油を供給してこれを作動させる四輪車両の油圧
ブレーキ装置において、ハンドルレバーの操作によって
も前記マスタシリンダを駆動するよう構成したことを特
徴とする。
【0006】又、請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明において、前記フートペダルを一体に延長
し、その延長部と前記ハンドルレバーとをブレーキワイ
ヤーによって連結したことを特徴とする。
【0007】更に、請求項3記載の発明は、前記請求項
1記載の発明において、前記マスタシリンダに連動する
レバーを前記フートペダルとは独立に設け、該レバーと
前記ハンドルレバーとをブレーキワイヤーによって連結
したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、足でフートペダルを操作する
代りに、ハンドルレバーを手で操作すれば、フートペダ
ルを足で操作したと同様にマスタシリンダが駆動されて
圧油がリヤブレーキに供給され、これによってリヤブレ
ーキが作動せしめられるため、特に起伏の激しい荒地を
走行する四輪車両において大きな姿勢変化のためにライ
ダーが足でフートペダルを操作することが困難である場
合であっても、ライダーはハンドルレバーを手で操作す
ることによってリヤブレーキを作動させて四輪車両に制
動を加えることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
に係る油圧ブレーキ装置の基本構成を示す分解斜視図、
図2は四輪車両のフートペダル部周りの構成を示す側面
図、図3は四輪車両の後輪部分の断面図、図4は四輪車
両の全体側面図である。
【0011】先ず、本発明に係る油圧ブレーキ装置を備
える四輪車両1の全体構成を図4に基づいて概説する。
【0012】図4に示す四輪車両1は不整地を走行する
バギー車であって、その車体は前部が左右一対の前輪2
によって、後部が同じく左右一対の後輪3によってそれ
ぞれ走行自在に支持されている。
【0013】そして、当該四輪車両1の車体フレーム4
はパイプ枠構造に構成され、これは側面視略矩形を成す
左右一対のアッパーチューブ4aとダウンチューブ4b
を有し、両チューブ4aと4b間には補強フレーム4c
が架設されている。
【0014】又、車体前部であって、上記車体フレーム
4の車体中心線上にはステアリングパイプ5が後方に向
かって斜め上方に立設されており、該ステアリングパイ
プ5内には不図示のステアリング軸が回動自在に挿通し
ている。そして、このステアリング軸の上端にはハンド
ル6が結着されている。
【0015】而して、上記ハンドル6のステアリング操
作によって前記左右一対の前輪2が操向操作されるが、
前輪2はフロントホイール軸7によって回動自在に軸支
されるとともに、フロントクッション8によって車体フ
レーム4に上下動自在に懸架されている。尚、前輪2の
上方の車体前部は、樹脂にて一体成形されたフロントフ
ェンダ9によって被われている。
【0016】他方、車体の中央上部であって、前記ステ
アリングパイプ5の後方には燃料タンク10が配されて
おり、該燃料タンク10の後方にはシート11が配され
ている。尚、シート11は、前記アッパーチューブ4a
から車体後方へ延出するシートレールフレーム4dによ
って支持されている。
【0017】又、車体の中央部であって、前記燃料タン
ク10の下方にはエンジン12が配設されており、該エ
ンジン12は前記補強フレーム4cに結着された左右一
対のブラケット13と前記アッパーチューブ4aに結着
された左右一対のブラケット14を介して車体フレーム
4にマウント支持されている。
【0018】ところで、上記エンジン12の吸気系を構
成するエアクリーナ15は、前記シート11の下方に配
設されており、該エアクリーナ15に接続されたエアク
リーナダクト16はシート11内の前記燃料タンク10
の後方に開口している。そして、エアクリーナ15はキ
ャブレタ17を介してエンジン12の吸気側に接続され
ている。
【0019】又、エンジン12の排気側から前方に向か
って導出する排気管18は、車体右側に向かって折り返
された後、車体後方に延出しており、その後端にはマフ
ラー19が接続されている。
【0020】一方、エンジン12の後方であって、車体
フレーム4のアッパーチューブ4aとダウンチューブ4
bとの連結部に結着された左右一対のリヤアームブラケ
ット20にはリヤアーム21の前端がピボット軸22に
よって上下揺動自在に枢着されており、該リヤアーム2
1の後端部には前記左右一対の後輪3がリヤホイール軸
23によって回転自在に支承されている。そして、この
リヤアーム21は、リヤクッション24によって車体フ
レーム4に懸架されている。
【0021】而して、上記リヤアーム21は車体の左側
に配されるパイプ21aを有しており、該パイプ21a
の後端にはギヤボックス25が接続されている。
【0022】ところで、本実施例に係る四輪車両1は駆
動方式として所謂シャフトドライブ方式を採用するもの
であって、前記エンジン12の後部から車体後方に向か
って延出する出力軸26はリヤアーム21のパイプ21
a内に挿通された不図示のドライブシャフトの一端に連
結され、該ドライブシャフトの他端は前記ギヤボックス
25内に収納された不図示のベベルギヤ機構に連結され
ている。
【0023】而して、エンジン12が駆動されると、そ
の出力軸26の回転はリヤアーム21のパイプ21a内
のドライブシャフトに伝達され、該ドライブシャフトの
回転はギヤボックス25内のベベルギヤ機構によってそ
の方向を90°変換されてリヤホイール軸23に伝達さ
れ、該リヤホイール軸23の回転によって後輪3が回転
駆動され、これによって当該四輪車両1が走行せしめら
れる。
【0024】一方、前記リヤクッション24は、車体フ
レーム4に結着された一対のブラケット27に軸28に
よってその上端が支持されており、その下端はリヤアー
ム21に結着されたブラケット29に軸30によって支
持されている。
【0025】尚、後輪3の上方の車体後部は、樹脂にて
一体成形されたリヤフェンダ31によって覆われてい
る。
【0026】ここで、本発明に係る油圧ブレーキ装置の
構成を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0027】図1及び図2において、32は前記ダウン
チューブ4bにボルト33によって結着されたフートレ
ストであって、該フートレスト32にはこれの内側に位
置するフートペダル34が回動自在に枢着されている。
即ち、フートレスト32の車体内側には軸35が水平に
突設されており、該軸35には前記フートペダル34の
中間部に貫設されたパイプ状のボス36が通され、フー
トペダル34は軸35の端部にワッシャ37を介して係
止されたスナップリング38によって抜け止めが図られ
ている。
【0028】従って、上記フートペダル34は軸35を
中心として回動自在であって、その一端(前端)にはラ
イダーが足で踏むべきペダル部34aが結着されてお
り、軸35を隔てて反対側(後端側)は一体に延長され
ており、その延長部には円弧状の長孔34bが形成され
ている。又、フートペダル34のボス36と長孔34b
の間の中間位置には円孔34cが形成されている。
【0029】一方、図2に示すように、前記リヤアーム
ブラケット20に結着された別のブラケット39にはマ
スタシリンダ40が取り付けられており、該マスタシリ
ンダ40の下方へ延出するロッド41は前記フートペダ
ル34に連結されている。即ち、図1に示すように、ロ
ッド41の下端に結着された二股状のジョイント42に
は円孔42aが穿設されており、ロッド41はジョイン
ト42の円孔42aと前記フートペダル34に形成され
た前記円孔34cに挿通するピン43によってフートペ
ダル34に連結されている。尚、ピン43はワッシャ4
4を介してその端部に差し込まれた割ピン45によって
その抜け止めが図られている。
【0030】ところで、図1に示すように、前記マスタ
シリンダ40の上部からはブレーキホース46が導出し
ており、該ブレーキホース46はブレーキキャリパ47
に接続されている。尚、図3に示すように、ブレーキキ
ャリパ47は車体側に固設されており、後輪3と共に回
転するデイスクプレート70とこのブレーキキャリパ4
7によってリヤブレーキが構成されている。ここで、本
実施例では、図示のようにディスクプレート70が後輪
3のホイール3a内に収納されているため、デッドスペ
ースの有効利用が図られるとともに、該ディスクプレー
ト70が飛石等から有効に保護される。
【0031】又、図1において、48は前記ハンドル6
(図4参照)の一端に回動自在に設けられたハンドルレ
バーであって、該ハンドルレバー48と前記フートペダ
ル34の後端部(延長部)とはブレーキワイヤー49に
よって連結されている。即ち、一端がハンドルレバー4
8に連結されたブレーキワイヤー49の他端はジョイン
ト50を介してフートペダル34の前記長孔34bに係
合するピン51(図2参照)によってフートペダル34
の後端部(延長部)に連結されている。
【0032】尚、図2に示すように、フートペダル34
は、これと前記ブラケット39間に張架されたリターン
スプリング52によって非作動側(図2において軸35
を中心とする時計方向)に付勢されている。
【0033】而して、四輪車両1の走行において、ライ
ダーがフートペダル34のペダル部34aを足で図2の
矢印A方向に踏み込めば、該フートペダル34は軸35
を中心として図2の反時計方向に回動し、このフートペ
ダル34の回動によってマスタシリンダ40が駆動され
る。つまり、マスタシリンダ40のロッド41が図2の
矢印B方向に上動し、これによってマスタシリンダ40
が駆動されて該マスタシリンダ40から圧油が前記ブレ
ーキホース46を介してブレーキキャリパ47に供給さ
れ、ブレーキキャリパ47に設けられた不図示のパッド
が後輪3と共に回転する不図示のディスクプレートを挟
み込むことによって後輪3の回転に制動が加えられ、当
該四輪車両1が減速又は停止せしめられる。尚、このと
き、ブレーキワイヤー49はフートペダル34に長孔3
4bを介して連結されているため、フートペダル34が
踏み込まれてこれが軸35を中心として回動しても、こ
の動作とは無関係にハンドルレバー48及びブレーキワ
イヤー49は不動状態を維持する。
【0034】ところで、例えば四輪車両1が起伏の激し
い荒地を走行しているためにライダーの姿勢変化が大き
く、このためにライダーが足でフートペダル34を操作
することが困難である場合には、ライダーはハンドルレ
バー48を手で操作すれば、フートペダル34を足で操
作したと同様に該フートペダル34がブレーキワイヤー
49によって図2の矢印C方向に引かれるため、該フー
トペダル34が軸35を中心として回動せしめられる。
この結果、ロッド41が矢印B方向に上動し、これによ
ってマスタシリンダ40が駆動されて圧油がリヤブレー
キに供給されて該リヤブレーキが作動せしめられ、フー
トペダル34を足で操作したときと同様に四輪車両1に
制動を加えることができる。
【0035】<第2実施例>次に、本発明の第2実施例
を図5乃至図7に基づいて説明する。尚、図5は第2実
施例に係る油圧ブレーキ装置の基本構成を示す分解斜視
図、図6は四輪車両のフートペダル部周りの構成を示す
側面図、図7(a)〜(c)は非作動時、フートペダル
操作時、ハンドルレバー操作時のフートペダルとレバー
との作動状態を示す図6のX−X線断面図であり、これ
らの図においては図1及び図2に示したと同一要素には
同一符号を付している。
【0036】本実施例はマスタシリンダ40に連動する
レバー60をフートペダル34とは独立に設け、このレ
バー60とハンドルレバー48とをブレーキワイヤー4
9によって連結した点に特徴があり、他の構成は前記第
1実施例のそれと同様である。
【0037】即ち、レバー60はその前端部がボス61
に挿通する軸35によってフートペダル34と共に回動
自在に枢着されており、その後端部に形成された係止孔
60aにブレーキワイヤー49の端部に結着された係止
部材62が係合することによって、該レバー60とハン
ドルレバー48とがブレーキワイヤー49によって連結
されている。
【0038】そして、レバー60のボス61と係止孔6
0aとの間の中間位置には長孔60bが形成されてお
り、該レバー60はこの長孔60bに挿通するピン43
によってフートペダル34と共にジョイント42を介し
てマスタシリンダ40のロッド41に連結されている。
又、図6に示すように、レバー60はリターンスプリン
グ63によって非作動側(図6の時計方向)に付勢され
ている。
【0039】而して、ブレーキ操作がなされないときに
はフートペダル34とレバー60とは共に非作動状態に
あり、これらに形成された前記長孔34b,60bは図
7(a)に示すようにその下端がピン43に係合してい
る。
【0040】上記状態からライダーがフートペダル34
のペダル部34aを足で図6の矢印A方向に踏み込め
ば、該フートペダル34は軸35を中心として図6の反
時計方向に回動し、このフートペダル34の回動によっ
てマスタシリンダ40が駆動される。つまり、フートペ
ダル34が回動すると、該フートペダル34に形成され
た長孔34bの下端部に係合するピン43を介してロッ
ド41が図7(b)に示すように押し上げられるため、
これによってマスタシリンダ40が駆動されて該マスタ
シリンダ40から圧油が前記ブレーキホース46を介し
てブレーキキャリパ47に供給され、前述と同様にリヤ
ブレーキが作動せしめられて後輪3の回転に制動が加え
られる。尚、このとき、非作動時にレバー60の長孔6
0bに存在する遊びa(図7(a)参照)のため、図7
(b)に示すように、ピン43はレバー60の長孔60
bを摺動するのみであって、フートペダル34の回動操
作がレバー60側に及ばず、従って、レバー60はフー
トペダル34に連動しないで不動状態(非作動状態)を
維持する。
【0041】ところで、例えば四輪車両1が起伏の激し
い荒地を走行しているためにライダーの姿勢変化が大き
く、このためにライダーが足でフートペダル34を操作
することが困難である場合、ライダーがハンドルレバー
48を手で操作すれば、レバー60がブレーキワイヤー
49によって図6の矢印C方向に引かれて軸35を中心
として図6の反時計方向に回動せしめられるため、この
レバー60の回動によってマスタシリンダ40が駆動さ
れる。つまり、レバー60が回動すると、該レバー60
に形成された長孔60bの下端部に係合するピン43を
介してロッド41が図7(c)に示すように押し上げら
れるため、これによってマスタシリンダ40が駆動され
て該マスタシリンダ40から圧油が前記ブレーキホース
46を介してブレーキキャリパ47に供給され、前述と
同様にリヤブレーキが作動せしめられて後輪3の回転に
制動が加えられる。尚、このとき、非作動時にフートペ
ダル34の長孔34bに存在する遊びb(図7(a)参
照)のため、図7(c)に示すように、ピン43はフー
トペダル34の長孔34bを摺動するのみであって、レ
バー60の回動操作がフートペダル34に及ばず、従っ
て、フートペダル34はレバー60に連動しないで不動
状態(非作動状態)を維持する。
【0042】而して、本実施例においても、大きな姿勢
変化等のためにライダーがフートペダル34を操作する
ことが困難な場合等においても、ライダーはハンドルレ
バー48を手で操作することによって、フートペダル3
4を足で操作したと同様に、リヤブレーキを作動させて
四輪車両1に制動を加えることができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、足でフートペダルを操作する代りに、ハンドルレ
バーを手で操作すれば、フートペダルを足で操作したと
同様にマスタシリンダが駆動されて圧油がリヤブレーキ
に供給されて該リヤブレーキが作動せしめられるため、
特に起伏の激しい荒地を走行する四輪車両において大き
な姿勢変化のためにライダーが足でフートペダルを操作
することが困難である場合であっても、ライダーはハン
ドルレバーを手で操作することによってリヤブレーキを
作動させて四輪車両に制動を加えることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る油圧ブレーキ装置の
基本構成を示す分解斜視図である。
【図2】四輪車両のフートペダル部周りの構成を示す側
面図である。
【図3】四輪車両の後輪部分の断面図である。
【図4】四輪車両の全体側面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る油圧ブレーキ装置の
基本構成を示す分解斜視図である。
【図6】四輪車両のフートペダル部周りの構成を示す側
面図である。
【図7】(a)〜(c)は非作動時、フートペダル操作
時、ハンドルレバー操作時のフートペダルとレバーとの
作動状態を示す図6のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 四輪車両 34 フートペダル 40 マスタシリンダ 47 ブレーキキャリパ(リヤブレーキ) 48 ハンドルレバー 49 ブレーキワイヤー 60 レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フートペダルの操作によってマスタシリ
    ンダを駆動し、該マスタシリンダからリヤブレーキに圧
    油を供給してこれを作動させる四輪車両の油圧ブレーキ
    装置において、ハンドルレバーの操作によっても前記マ
    スタシリンダを駆動するよう構成したことを特徴とする
    四輪車両の油圧ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記フートペダルを一体に延長し、その
    延長部と前記ハンドルレバーとをブレーキワイヤーによ
    って連結したことを特徴とする請求項1記載の四輪車両
    の油圧ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタシリンダに連動するレバーを
    前記フートペダルとは独立に設け、該レバーと前記ハン
    ドルレバーとをブレーキワイヤーによって連結したこと
    を特徴とする請求項1記載の四輪車両の油圧ブレーキ装
    置。
JP8821794A 1994-04-26 1994-04-26 四輪車両の油圧ブレーキ装置 Pending JPH07293610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100326978B1 (ko) * 1999-06-07 2002-03-04 장재용 이중으로 구동되는 유압식 브레이크
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