JPH07334906A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH07334906A
JPH07334906A JP6122096A JP12209694A JPH07334906A JP H07334906 A JPH07334906 A JP H07334906A JP 6122096 A JP6122096 A JP 6122096A JP 12209694 A JP12209694 A JP 12209694A JP H07334906 A JPH07334906 A JP H07334906A
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cartridge holder
cartridge
frame
closing lever
shutter opening
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Masanori Wakita
眞紀 脇田
Kotaro Ishiyama
康太郎 石山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の重量と外形寸法を大きくすることなし
に、フレームに過大な衝撃が加えられた場合において
も、カートリッジホルダの変形により装置が損傷するこ
とがない改善された磁気ディスク装置を提供することを
目的とする。 【構成】 カートリッジホルダ7が挿入/排出位置にあ
るとき、シャッタ開閉レバー23に設けられた支持延伸
部27が、フレーム4とカートリッジホルダ7の間にス
ペーサとして作用し、カートリッジホルダ7の変形を防
止し、記録/再生位置ではフレーム4の底面に支持延伸
部27の逃げ部5が形成されている。また、フレームに
取付られた圧縮コイルバネ51により付勢されたスペー
サ50が、同様に間に配置され、記録/再生位置ではシ
ャッタ開閉レバー23により排除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置の構
造に関する。特には、3.5インチマイクロフロッピデ
ィスクドライブ(以下FDDと言う)の耐衝撃性の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば特開平第1
−194160号公報があげられる。以下図を用いて従
来の技術について説明する。
【0003】図9と図10はそれぞれ従来の技術を用い
たFDDの概略構造を示す平面図とその側面図である。
70はディスクカートリッジ、71はフレーム、72は
カートリッジホルダ、73はスライド板、74はヘッド
アーム、75は上磁気ヘッド、76は板バネ、77はキ
ャリッジを示す。
【0004】スライド板73は両側面部に斜面73aを
有し、矢印A−Bにより示すディスクカートリッジ70
の挿抜方向にスライド可能に設けられている。カートリ
ッジホルダ72の両側面部分には、ピン72aが設けら
れ斜面73aと係合する。また、更にその外側において
は、フレーム71の両側壁に、矢印C−Dにより示すデ
ィスクカートリッジ70の挿抜方向に垂直な方向に設け
られた溝71aと係合している。
【0005】従って、カートリッジホルダ72はスライ
ド板73の斜面73aとフレーム71の溝71aの作用
によりスライド板73のスライドに伴い、上方のディス
クカートリッジ70を挿入または排出するための挿入/
排出位置と下方のディスクカートリッジ70内に収納さ
れた不図示のメディアへ情報を記録または再生するため
の記録/再生位置との間で、矢印C−D方向に昇降動作
する。
【0006】ヘッドアーム74は一端に上磁気ヘッド7
5を担持し、他端は板バネ76によりキャリッジ77に
固定されている。キャリッジ77は矢印A−B方向に移
動可能で、上磁気ヘッド75を前記メディアの任意の記
録トラックへアクセス可能となっている。また、キャリ
ッジ77には、不図示の下磁気ヘッドが上磁気ヘッド7
5に対向して設けられていて、上下2つの磁気ヘッドに
より前記メディアの両面を挟持することで、その両面に
情報の記録または再生が行われる。
【0007】ヘッドアーム74は、その両側に設けられ
た突出部74aでカートリッジホルダ72と係合し、カ
ートリッジホルダ72が挿入/排出位置にあるときは、
上方のアンロード位置へ持ち上げられ、ディスクカート
リッジ70を挿入するするための経路を確保する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、FDDはノート
ブックまたはサブノートブック型のパソコンやワープロ
などに組み込まれ、その取扱い上から耐衝撃性の向上が
要求されている。しかしながら従来の技術では、上記説
明の通り、カートリジホルダ72が挿入/排出位置にあ
るとき、ヘッドアーム74はディスクカートリッジ70
の挿入経路を確保するためカートリッジホルダ72によ
り持ち上げられた状態となっている。このような状態の
とき、衝撃が加えられると、カートリジホルダ72が変
形しヘッドアーム74は大きく変位し、装置が損傷して
しまうと言う問題があった。
【0009】次に、カートリジホルダ72の変形により
装置が損傷する様子の詳細を図で説明する。図11と図
12は、図9のG−G断面の概略図を示し、80は下磁
気ヘッドであり、その他の部材は図9および図10と同
一機能であるので、同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0010】図11は、カートリジホルダ72が挿入/
排出位置にあり、衝撃が加えられる前の状態を示してい
て、上磁気ヘッド75と下磁気ヘッド80はディスクカ
ートリッジ70を挿入するために十分な間隔をもって配
置されていることがわかる。
【0011】次に、図12は、図11と同様にカートリ
ジホルダ72が挿入/排出位置にあるときに、フレーム
71の下方から矢印H方向の衝撃が加えられた場合の状
態を示している。ヘッドアーム74を支持しているカー
トリジホルダ72は、ヘッドアーム74と上磁気ヘッド
75の質量のために大きく撓み、上磁気ヘッド75と下
磁気ヘッド80は互いに激しく衝突し損傷する。
【0012】以上示した従来の問題点は、カートリジホ
ルダ72の肉厚を大きくしたり、ヘッドアーム74のア
ンロード位置をより高くすることでも解決できるが、こ
のような事は、装置の重量と外形寸法とを大きくし、携
帯用の機器への登載を前提としたFDDでは実質上不可
能なことである。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、装置の重量と外形寸法とを大きくすることなし
に、フレームに過大な衝撃が加えられた場合においても
カートリジホルダの変形により装置が損傷することがな
い改善された磁気ディスク装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨は、フレームと、ディスクカートリッジ
を保持し挿入/排出位置と記録/再生位置との間で昇降
動作をするカートリジホルダと、このカートリジホルダ
に回動自在に固定され、ディスクカートリッジの挿入に
伴い、クローズ位置とオープン位置との間を回動し、前
記シャッタを開閉するシャッター開閉レバーと、一端に
磁気ヘッドを担持したアームと、を有する磁気ディスク
装置において、シャッタ開閉レバーは、クローズ位置に
おいてフレームとカートリッジホルダとの間でスペーサ
として作用し、カートリッジホルダの変形を防止する支
持延伸部を有し、シャッタ開閉レバーがオープン位置の
ときには、フレームに支持延伸部との接触を防止するた
めの逃げ部が形成されていることを特徴とする。
【0015】また、ディスクカートリッジの挿抜方向に
スライド可能に設けられたスペーサと、このスペーサを
ディスクカートリッジの排出方向に付勢する弾性手段と
を有し、カートリジホルダが挿入/排出位置にあると
き、スペーサはフレームとカートリジホルダとの間に位
置してカートリジホルダの変形を防止し、カートリジホ
ルダが記録/再生位置にあるときには、スペーサがシャ
ッタ開閉レバーによりフレームとカートリジホルダとの
間の位置から排除されるように構成したことを特徴とす
る。
【0016】
【作用】すなわち、本発明における磁気ディスク装置で
は、カートリジホルダが挿入/排出位置にあり、シャッ
タ開閉レバーがクローズ位置にある状態のとき、つまり
ディスクカートリッジが未装着の状態において、フレー
ムに衝撃が加えられても、シャッタ開閉レバーに設けら
れた支持延伸部がフレームとカートリッジホルダとの間
でスペーサとして作用するため、カートリジホルダは変
形することなく、所定の間隔で対向配置された上下磁気
ヘッドの衝突による損傷が防止される。そして、ディス
クカートリッジが挿入され、シャッタ開閉レバーが回動
し、オープン位置へ移動すると、支持延伸部はフレーム
に設けられた逃げ部へ落ち込み、カートリジホルダは記
録/再生位置へ移動し、ディスクカートリッジが正確に
正しい位置へ装着される。
【0017】また、カートリジホルダとフレームの間に
スペーサが配置されるために、衝撃によるカートリジホ
ルダの変形が防がれ、装置の耐衝撃性が改善される。そ
して、ディスクカートリッジが挿入されるとシャッタ開
閉レバーの回転運動によりスペーサはカートリジホルダ
とフレームとの位置から排除され、カートリジホルダは
記録/再生位置へ移動する。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の具体的実施例を
説明する。しかしながら、本発明の範囲は、以下に説明
される実施例の具体的構成に限定されるものではない。
【0019】図1と図2とは、本発明の一実施例に係る
FDDの平面図を示す。図3と図4とは、図1と図2に
おける主要構成要素の平面図と側面図である。そして、
図5と図6は、図1と図2の中で示されている断面E−
Eと断面F−Fの概略を示す。図7と図8は本発明の他
の実施例に係る主要構成要素を含む平面図を示す。
【0020】図において、1はディスクカートリッジで
あり、ハードケース2とその内部に収納したディスク状
のフレキシブルな情報記録メディア3とからなり、ハー
ドケース2にはスライド可能なシャッタ2a付きの窓部
2bが設けられている。4はフレーム、7はカートリッ
ジホルダ、18はスライド板、23はシャッタ開閉レバ
ー、29はヘッドアーム、36はアームリフタを示す。
【0021】フレーム4は、アルミダイカスト製であり
肉厚は平均1〜1.5mmと非常に薄くなっている。そ
して、その略中央にディスクカートリッジ1を装着し情
報記録メディア3を回転駆動するためのターンテーブル
40が回転可能に支持されている。ターンテーブル40
は、固定板41によりフレーム4へ固定されたDCブラ
シレスモータ42によりベルト43を介して所定の回転
数で回転駆動される。44はフロントベゼルでプラスチ
ック材料で形成されており、ディスクカートリッジ1の
挿入/排出口を有し、フレーム4の両側壁にフックで固
定されている。また、この両側壁の略中央内側に、壁の
高さ方向に縦溝が、後述するカートリッジホルダ7の昇
降動作を案内するために設けられている。
【0022】カートリッジホルダ7は、肉厚0.6mm
の板金製であり、その両側壁8には半抜き加工により形
成されたピン状突起9と、突出部10とが設けられてい
る。ピン状突起9は前述したフレーム4の縦溝と係合
し、突出部10は後述するスライド板18の斜めの溝1
9と係合する。抜き穴11、12、13は、装置の軽量
化のために設けられている。開口部14は、後述するヘ
ッドアーム29の先端に担持した不図示の上磁気ヘッド
を、情報記録メディア3へ当接させて情報の記録または
再生を行うためのものである。開口部14の周囲には補
強のリブ15が設けられている。また、その反対側にも
後壁16を補強のために設けられている。
【0023】スライド板18は、ディスクカートリッジ
1の挿抜方向(矢印A−B方向)にスライド可能にカー
トリッジホルダ7に対しフレーム4の反対側に配置され
ている。そして、その両側壁20には斜めの溝19が前
述の突出部10に対応して設けられている。21はイジ
ェクト操作部で、操作者がディスクカートリッジ1を排
出しようとするとき、指で押し込むことで、スライド板
18を矢印A方向へスライドさせて、後述する動作機構
によりディスクカートリッジ1を排出する。
【0024】23はシャッタ開閉レバーであり、カート
リッジホルダ7へ揺動軸24により揺動可能に固定され
ている。シャッタ開閉レバー23は、板金により形成さ
れ、一端にはスライド板18の矢印B方向へのスライド
を規制するためのストッパー25がアウトサートモール
ドにより形成されており、他端にはシャッタ1cと係合
するフック26と本発明の請求項1にかかる特徴的構成
である支持延伸部27とが同様にアウトサートモルドに
より形成されている。
【0025】28はキャリッジで、ターンテーブル40
側にヘッドアーム7と平面的に略同形状の延伸部を有
し、その先端には不図示の下磁気ヘッドが固定されてい
る。ヘッドアーム29の先端にはジンバルバネ30を介
して不図示の上磁気ヘッドが、前記下磁気ヘッドに対向
して固定されている。そして、その他端はキャリッジ2
8にインサートモールドによって固定された板バネ31
によって保持され、メディア3の記録面に垂直な方向に
揺動可能となっている。後述するアームリフタ36によ
りカートリッジホルダ7の昇降動作に伴いリフト部38
と係合するよう構成された被リフト部29aが持ち上げ
られることでロード位置とアンロード位置の間を揺動す
る。
【0026】ヘッドアーム29は、ねじりコイルバネ3
2により、常時下磁気ヘッド側へ付勢されていて、上下
の磁気ヘッドが所定の圧力でメディア3を挟持するよう
構成されている。また、キャリッジ28全体は、ガイド
ロッドにより、矢印A−B方向に摺動可能となってい
る。34は螺旋溝を有するスクリュー軸で、2つのギア
を介してステッピングモータ35により回転駆動され、
螺旋溝と係合しているキャリッジ28をメディア3の半
径方向に移動し、任意の記録トラックに上下磁気ヘッド
を位置決めする。
【0027】36はアームリフタであり、カートリッジ
ホルダ7の上面に設けられた軸受により、揺動可能に固
定されている。アームリフタ36は、リフト部38と揺
動規制部39とを有し、カートリッジホルダ7と共に昇
降動作をする過程で、揺動規制部39が固定板41の一
部により規制を受けて回転運動をすることにより、ヘッ
ドアーム29をアンロード位置へ持ち上げる。
【0028】次に、動作について説明する。図1に示す
状態はカートリッジホルダ7にディスクカートリッジ1
を挿入する前の状態を示している。すなわち、カートリ
ッジホルダ7とヘッドアーム29とシャッタ開閉レバー
23とは、それぞれ挿入/排出、アンロード位置、そし
てクローズ位置にある。この状態で、ディスクカートリ
ッジ1がフロントベゼル44の挿入/排出口からカート
リッジホルダ7内へ挿入されると、カートリッジホルダ
のシャッタ2aの一部が、シャッタ開閉レバー23のフ
ック27と係合し、シャッタ開閉レバー23を引張りコ
イルバネ45に抗して図の時計方向に回転させる。この
シャッタ開閉レバー23の回転に伴い、ディスクカート
リッジ1のシャッタ2aが開かれ窓部2bを通して情報
記録メディア3がハードケース2から露出する。
【0029】カートリッジホルダ7は、その両側壁8に
形成されたピン状突起9と突出部10とをそれぞれ、フ
レーム4の両側壁の高さ方向に設けられた縦溝およびス
ライド板18の両側壁19に設けられた斜めの溝20と
に係合する。従って、カートリッジホルダ7はフレーム
4に対して、矢印A−B方向で示すディスクカートリッ
ジ1の挿抜方向の移動を規制され、矢印C−D方向で示
すメディア3の記録面に垂直な方向にのみ移動可能であ
り、上方の挿入/排出位置と下方の記録/再生位置との
間をスライド板18の矢印A−B方向のスライドに伴い
移動する。スライド板18の斜めの溝20は、スライド
板18が矢印A方向側に位置するとき、カートリッジホ
ルダ7を記録/再生位置へ配置し、矢印B方向に位置す
るときには挿入/排出位置に配置されるように設けられ
ている。
【0030】スライド板18は、カートリッジホルダ7
との間に設けられた引張りコイルバネ46により、常時
矢印B方向に付勢されている。しかし、シャッタ開閉レ
バー23に設けられたストッパー25によりスライドを
規制されているため、ディスクカートリッジ1が未装着
のときは、常に矢印A方向に位置しカートリッジホルダ
7を挿入/排出位置に位置させ続ける。ディスクカート
リッジ1の挿入により、前述したようにシャッタ開閉レ
バー23が回転し、ストッパー25がはずれると、スラ
イド板18は図2で示す様に矢印B方向に移動しカート
リッジホルダ7は記録/再生位置へ移動する。
【0031】次に、カートリッジホルダ7の昇降動作に
伴うヘッドアーム29の動きについて説明する。アーム
リフタ36はカートリッジホルダ7の上面に設けられた
軸受17に、ピボット37が揺動可能に支持されカート
リッジホルダ7と共に昇降する。カートリッジホルダ7
が上方すなわち挿入/排出位置にあるとき、揺動規制部
39が固定板41の一部により、上方への変位を規制さ
れるため、前記軸受構造により回転し、リフト部38が
アームの被リフト部29aを持ち上げ、ヘッドアーム2
9をアンロード位置へ配置する。従って、ヘッドアーム
29はカートリッジホルダ8の上下方向の変位よりも、
アームリフタ36によって持ち上げられる分だけ、より
大きく変位することができる。
【0032】本発明は、カートリッジホルダ7が挿入/
排出位置にあるときに、フレーム4に過大な衝撃が加え
られても、衝撃により開口部14の周辺が下ヘッド側へ
変形することを防ぐ構造を提供することであるが、第一
の実施例はシャッタ開閉レバー23のフック26をフレ
ーム4とカートリッジホルダ7との間にスペーサとして
作用させることで変形を防止する構造となっている。
【0033】図5と図6を用いてより詳細に説明する。
図5と図6はそれぞれ図1と図2における断面E−Eと
断面F−Fの概略図を示したものである。従って、図5
はディスクカートリッジ1が未装着でカートリッジホル
ダ7とシャッタ開閉レバー23とが、それぞれ挿入/排
出位置とクローズ位置とににあるときであり、図6はデ
ィスクカートリッジ1が挿入されカートリッジホルダ7
が下方の記録/再生位置へ、そしてシャッタ開閉レバー
23がオープン位置にある場合を示している。
【0034】図5に示すように、シャッタ開閉レバー2
3の先端にはフック26の下方に支持延伸部27が形成
され、カートリッジホルダ7とフレーム4との間でスペ
ーサのように作用し、フレーム4に過大な衝撃が加えら
れても、カートリッジホルダ7の変形が防がれる。
【0035】また、図6に示すように、シャッタ開閉レ
バー23がオープン位置にあるときは、フレーム4の底
面に設けられた逃げ部5に、支持延伸部27が落ち込む
ことでカートリッジホルダ7が記録/再生位置に降下す
ることを可能としている。
【0036】次に、本発明の請求項2に係る第2の実施
例を図7と図8により説明する。図7はディスクカート
リッジ1が未装着の状態を示し、図8はディスクカート
リッジ1が装着された状態を示す。50は圧縮コイルバ
ネでありスペーサ51を矢印B方向に付勢している。ス
ペーサ51はカートリッジホルダ7が挿入/排出位置に
あるとき、カートリッジホルダ7とフレーム4との間に
位置し、第1の実施例で説明した支持延伸部27と同様
に作用して、衝撃によるカートリッジホルダ7の変形を
防止する。
【0037】そして、図8で示すように、ディスクカー
トリッジ1の挿入によりシャッタ開閉レバー23がオー
プン位置へ移動すると、その先端に設けられた押出延伸
部52がフレーム4とカートリッジホルダ8との隙間か
ら、圧縮コイルバネ50に抗してスペーサ51を排除し
て、カートリッジホルダ7を記録/再生位置へ降下可能
とする。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクカートリッジが未装着な状態でフレームに過大
な衝撃が加えられた場合に、カートリッジホルダの材料
の肉厚を増やすことなく、またヘッドアームのアンロー
ド位置を高くすることもしないでカートリッジホルダの
変形を防ぎ、例えば上下の磁気ヘッドの衝突による破壊
など、装置の損傷を防止しする。従って、小型携帯情報
機器への登載上極めて有利な小型で軽量で耐衝撃性の強
い磁気ディスク装置を可能とする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るFDDの平面図で、デ
ィスクカートリッジが未装着な状態を示す。
【図2】本発明の1実施例に係るFDDの平面図で、デ
ィスクカートリッジが装着された状態を示す。
【図3】図1および図2のカートリッジホルダとスライ
ド板を抜き出した平面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図1におけるE−E断面図。
【図6】図2におけるF−F断面図。
【図7】本発明の第2の実施例に係るFDDの平面図
で、ディスクカートリッジが未装着な状態を示す。
【図8】本発明の第2の実施例に係るFDDの平面図
で、ディスクカートリッジが装着された状態を示す。
【図9】従来の技術を用いたFDDの平面図。
【図10】図10の側面図。
【図11】図9における断面G−Gの概略図で、衝撃が
加わる前を示す。
【図12】図9における断面G−Gの概略図で、衝撃が
加わえられたときを示す。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 ハードケース 2a シャッタ 2b 窓部 3 情報記録メディア 4 フレーム 5 逃げ部 7 カートリッジホルダ 9 ピン状突起 10 突出部 18 スライド板 19 スライド板側壁 20 斜めの溝 23 シャッタ開閉レバー 25 ストッパー 26 フック 27 支持延伸部 28 キャリッジ 29 ヘッドアーム 29a 被リフト部 30 ジンバルバネ 31 板バネ 36 アームリフタ 37 ピボット 38 リフト部 39 揺動規制部 40 ターンテーブル 44 フロントベゼル 50 スペーサ 51 圧縮コイルバネ 52 押出延伸部 70 ディスクカートリッジ 71 フレーム 72 カートリッジホルダ 72a ピン 73 スライド板 73a 斜面 74 ヘッドアーム 75 上磁気ヘッド 77 キャリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム4と、 シャッタ2a付きの窓部2bを持つハードケース2内に
    ディスク状メディア3を収納したディスクカートリッジ
    1を保持し、挿入/排出位置と記録/再生位置との間で
    昇降動作をするカートリジホルダ7と、 このカートリジホルダ7に回動自在に固定され、ディス
    クカートリッジ1の挿入に伴いクローズ位置とオープン
    位置との間を回動し、前記シャッタ2aを開閉するシャ
    ッタ開閉レバー23と、 カートリジホルダ7と係合し、このカートリジホルダ7
    の昇降動作に伴い、ロード位置とアンロード位置とを移
    動するように構成したヘッドアーム29と、 を有する磁気ディスク装置において、 シャッタ開閉レバー23は、クローズ位置においてフレ
    ーム4とカートリッジホルダ7との間でスペーサとして
    作用し、カートリジホルダ7の変形を防止する支持延伸
    部27を有し、 シャッタ開閉レバー23がオープン位置のときには、フ
    レーム4に支持延伸部27との接触を防止するための逃
    げ部5が形成されている、 ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 シャッタ2a付きの窓部2bを持つハー
    ドケース2内にディスク状メディア3を収納したディス
    クカートリッジ1を保持し、挿入/排出位置と記録/再
    生位置との間で昇降動作をするカートリジホルダ7と、 このカートリジホルダ7に回動自在に固定され、前記デ
    ィスクカートリッジ1の挿入に伴い回動し、前記シャッ
    タ2aを開閉するシャッタ開閉レバー23と、 カートリジホルダ7と係合し、このカートリジホルダ7
    の昇降動作に伴い、ロード位置とアンロード位置とを移
    動するよう構成されたヘッドアーム29と、 を有する磁気ディスク装置において、 ディスクカートリッジ1の挿抜方向にスライド可能に配
    設されたスペーサ50と、このスペーサ50をディスク
    カートリッジ1の排出方向に付勢する弾性手段51とを
    有し、 カートリジホルダ7が挿入/排出位置にあるとき、スペ
    ーサ50はフレーム4とカートリジホルダ7との間に位
    置してカートリジホルダ7の変形を防止し、 カートリジホルダ7が記録/再生位置にあるときには、
    シャッタ開閉レバー23によりスペーサ50が弾性手段
    51に抗してフレーム4とカートリジホルダ7との間の
    位置から排除されるように構成した、 ことを特徴とする磁気ディスク装置。
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