JP3387628B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP3387628B2
JP3387628B2 JP12209694A JP12209694A JP3387628B2 JP 3387628 B2 JP3387628 B2 JP 3387628B2 JP 12209694 A JP12209694 A JP 12209694A JP 12209694 A JP12209694 A JP 12209694A JP 3387628 B2 JP3387628 B2 JP 3387628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
cartridge holder
holder
disk
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12209694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07334906A (ja
Inventor
眞紀 脇田
康太郎 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP12209694A priority Critical patent/JP3387628B2/ja
Publication of JPH07334906A publication Critical patent/JPH07334906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3387628B2 publication Critical patent/JP3387628B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置の構
造に関する。特には、3.5インチマイクロフロッピデ
ィスクドライブ(以下FDDと言う)の耐衝撃性の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば特開平第1
−194160号公報があげられる。以下図を用いて従
来の技術について説明する。
【0003】図9と図10はそれぞれ従来の技術を用い
たFDDの概略構造を示す平面図とその側面図である。
70はディスクカートリッジ、71はフレーム、72は
カートリッジホルダ、73はスライド板、74はヘッド
アーム、75は上磁気ヘッド、76は板バネ、77はキ
ャリッジを示す。
【0004】スライド板73は両側面部に斜面73aを
有し、矢印A−Bにより示すディスクカートリッジ70
の挿抜方向にスライド可能に設けられている。カートリ
ッジホルダ72の両側面部分には、ピン72aが設けら
れ斜面73aと係合する。また、更にその外側において
は、フレーム71の両側壁に、矢印C−Dにより示すデ
ィスクカートリッジ70の挿抜方向に垂直な方向に設け
られた溝71aと係合している。
【0005】従って、カートリッジホルダ72はスライ
ド板73の斜面73aとフレーム71の溝71aの作用
によりスライド板73のスライドに伴い、上方のディス
クカートリッジ70を挿入または排出するための挿入/
排出位置と下方のディスクカートリッジ70内に収納さ
れた不図示のメディアへ情報を記録または再生するため
の記録/再生位置との間で、矢印C−D方向に昇降動作
する。
【0006】ヘッドアーム74は一端に上磁気ヘッド7
5を担持し、他端は板バネ76によりキャリッジ77に
固定されている。キャリッジ77は矢印A−B方向に移
動可能で、上磁気ヘッド75を前記メディアの任意の記
録トラックへアクセス可能となっている。また、キャリ
ッジ77には、不図示の下磁気ヘッドが上磁気ヘッド7
5に対向して設けられていて、上下2つの磁気ヘッドに
より前記メディアの両面を挟持することで、その両面に
情報の記録または再生が行われる。
【0007】ヘッドアーム74は、その両側に設けられ
た突出部74aでカートリッジホルダ72と係合し、カ
ートリッジホルダ72が挿入/排出位置にあるときは、
上方のアンロード位置へ持ち上げられ、ディスクカート
リッジ70を挿入するするための経路を確保する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、FDDはノート
ブックまたはサブノートブック型のパソコンやワープロ
などに組み込まれ、その取扱い上から耐衝撃性の向上が
要求されている。しかしながら従来の技術では、上記説
明の通り、カートリジホルダ72が挿入/排出位置にあ
るとき、ヘッドアーム74はディスクカートリッジ70
の挿入経路を確保するためカートリッジホルダ72によ
り持ち上げられた状態となっている。このような状態の
とき、衝撃が加えられると、カートリジホルダ72が変
形しヘッドアーム74は大きく変位し、装置が損傷して
しまうと言う問題があった。
【0009】次に、カートリジホルダ72の変形により
装置が損傷する様子の詳細を図で説明する。図11と図
12は、図9のG−G断面の概略図を示し、80は下磁
気ヘッドであり、その他の部材は図9および図10と同
一機能であるので、同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0010】図11は、カートリジホルダ72が挿入/
排出位置にあり、衝撃が加えられる前の状態を示してい
て、上磁気ヘッド75と下磁気ヘッド80はディスクカ
ートリッジ70を挿入するために十分な間隔をもって配
置されていることがわかる。
【0011】次に、図12は、図11と同様にカートリ
ジホルダ72が挿入/排出位置にあるときに、フレーム
71の下方から矢印H方向の衝撃が加えられた場合の状
態を示している。ヘッドアーム74を支持しているカー
トリジホルダ72は、ヘッドアーム74と上磁気ヘッド
75の質量のために大きく撓み、上磁気ヘッド75と下
磁気ヘッド80は互いに激しく衝突し損傷する。
【0012】以上示した従来の問題点は、カートリジホ
ルダ72の肉厚を大きくしたり、ヘッドアーム74のア
ンロード位置をより高くすることでも解決できるが、こ
のような事は、装置の重量と外形寸法とを大きくし、携
帯用の機器への登載を前提としたFDDでは実質上不可
能なことである。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、装置の重量と外形寸法とを大きくすることなし
に、フレームに過大な衝撃が加えられた場合においても
カートリジホルダの変形により装置が損傷することがな
い改善された磁気ディスク装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨は、フレームと、シャッタ付きの窓部を
持つハードケース内にディスク状メディアを内蔵したデ
ィスクカートリッジを収納するディスクカートリッジ収
納部を有し、前記フレームに対し、挿入/排出位置と記
録/再生位置との間で昇降動作をするカートリッジホル
ダと、このカートリッジホルダと前記ディスクカートリ
ッジ収納部以外の領域で係合することで前記カートリッ
ジホルダを前記挿入/排出位置に支持し、前記フレーム
に対してスライドすることにより前記カートリッジホル
ダを前記挿入/排出位置と前記記録/再生位置との間で
昇降動作させるスライド板と、前記カートリッジホルダ
と係合し、前記昇降動作に連動してロード位置とアンロ
ード位置とを移動するヘッドアームとを有する磁気ディ
スク装置において、前記カートリッジホルダが前記挿入
/排出位置にあるときに、前記ディスクカートリッジ収
納部に位置し、前記カートリッジホルダを支持するスペ
ーサ部材を有することを特徴とする。
【0015】また、前記スペーサ部材は、前記ディスク
カートリッジを前記カートリッジホルダのディスクカー
トリッジ収納部に挿入し、前記ディスクカートリッジが
記録/再生位置にあるときには、前記ディスクカートリ
ッジの邪魔にならない位置に退避し、前記ディスクカー
トリッジが排出されて、前記カートリッジホルダが挿入
/排出位置にあるときには、前記フレームと前記カート
リッジホルダとの間でスペーサとして機能することを特
徴とする。 また、前記スペーサ部材は、シャッタ開閉レ
バーの一部であることを特徴とする。また、前記スペー
サ部材は、前記フレームの底面に前記ディスクカートリ
ッジの挿抜方向にスライド可能に配置され、コイルバネ
によりディスクカートリッジの排出方向に付勢されてい
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】すなわち、本発明における磁気ディスク装置で
は、カートリッジホルダは、スライド板により挿入/排
出位置に支持された状態で、更にスペーサ部材により支
持されるるので、カートリッジホルダの変形等によるヘ
ッドアームが所定のアンロード位置からロード位置側に
接近することが規制され、ディスクカートリッジが挿入
されていない状態で、ディスク装置に衝撃が加えられた
ときに、上ヘッドと下ヘッドとが衝突して破壊されるこ
とが防止される。
【0017】また、シャッタ開閉レバーの一部をスペー
サ部材としたので、部品を増やすことなしに、スペーサ
部材を設けることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の具体的実施例を
説明する。しかしながら、本発明の範囲は、以下に説明
される実施例の具体的構成に限定されるものではない。
【0019】図1と図2とは、本発明の一実施例に係る
FDDの平面図を示す。図3と図4とは、図1と図2に
おける主要構成要素の平面図と側面図である。そして、
図5と図6は、図1と図2の中で示されている断面E−
Eと断面F−Fの概略を示す。図7と図8は本発明の他
の実施例に係る主要構成要素を含む平面図を示す。
【0020】図において、1はディスクカートリッジで
あり、ハードケース2とその内部に収納したディスク状
のフレキシブルな情報記録メディア3とからなり、ハー
ドケース2にはスライド可能なシャッタ2a付きの窓部
2bが設けられている。4はフレーム、7はカートリッ
ジホルダ、18はスライド板、23はシャッタ開閉レバ
ー、29はヘッドアーム、36はアームリフタを示す。
【0021】フレーム4は、アルミダイカスト製であり
肉厚は平均1〜1.5mmと非常に薄くなっている。そ
して、その略中央にディスクカートリッジ1を装着し情
報記録メディア3を回転駆動するためのターンテーブル
40が回転可能に支持されている。ターンテーブル40
は、固定板41によりフレーム4へ固定されたDCブラ
シレスモータ42によりベルト43を介して所定の回転
数で回転駆動される。44はフロントベゼルでプラスチ
ック材料で形成されており、ディスクカートリッジ1の
挿入/排出口を有し、フレーム4の両側壁にフックで固
定されている。また、この両側壁の略中央内側に、壁の
高さ方向に縦溝が、後述するカートリッジホルダ7の昇
降動作を案内するために設けられている。
【0022】カートリッジホルダ7は、肉厚0.6mm
の板金製であり、その両側壁8には半抜き加工により形
成されたピン状突起9と、突出部10とが設けられてい
る。ピン状突起9は前述したフレーム4の縦溝と係合
し、突出部10は後述するスライド板18の斜めの溝1
9と係合する。抜き穴11、12、13は、装置の軽量
化のために設けられている。開口部14は、後述するヘ
ッドアーム29の先端に担持した不図示の上磁気ヘッド
を、情報記録メディア3へ当接させて情報の記録または
再生を行うためのものである。開口部14の周囲には補
強のリブ15が設けられている。また、その反対側にも
後壁16を補強のために設けられている。
【0023】スライド板18は、ディスクカートリッジ
1の挿抜方向(矢印A−B方向)にスライド可能にカー
トリッジホルダ7に対しフレーム4の反対側に配置され
ている。そして、その両側壁20には斜めの溝19が前
述の突出部10に対応して設けられている。21はイジ
ェクト操作部で、操作者がディスクカートリッジ1を排
出しようとするとき、指で押し込むことで、スライド板
18を矢印A方向へスライドさせて、後述する動作機構
によりディスクカートリッジ1を排出する。
【0024】23はシャッタ開閉レバーであり、カート
リッジホルダ7へ揺動軸24により揺動可能に固定され
ている。シャッタ開閉レバー23は、板金により形成さ
れ、一端にはスライド板18の矢印B方向へのスライド
を規制するためのストッパー25がアウトサートモール
ドにより形成されており、他端にはシャッタ1cと係合
するフック26と本発明の請求項1にかかる特徴的構成
である支持延伸部27とが同様にアウトサートモルドに
より形成されている。
【0025】28はキャリッジで、ターンテーブル40
側にヘッドアーム7と平面的に略同形状の延伸部を有
し、その先端には不図示の下磁気ヘッドが固定されてい
る。ヘッドアーム29の先端にはジンバルバネ30を介
して不図示の上磁気ヘッドが、前記下磁気ヘッドに対向
して固定されている。そして、その他端はキャリッジ2
8にインサートモールドによって固定された板バネ31
によって保持され、メディア3の記録面に垂直な方向に
揺動可能となっている。後述するアームリフタ36によ
りカートリッジホルダ7の昇降動作に伴いリフト部38
と係合するよう構成された被リフト部29aが持ち上げ
られることでロード位置とアンロード位置の間を揺動す
る。
【0026】ヘッドアーム29は、ねじりコイルバネ3
2により、常時下磁気ヘッド側へ付勢されていて、上下
の磁気ヘッドが所定の圧力でメディア3を挟持するよう
構成されている。また、キャリッジ28全体は、ガイド
ロッドにより、矢印A−B方向に摺動可能となってい
る。34は螺旋溝を有するスクリュー軸で、2つのギア
を介してステッピングモータ35により回転駆動され、
螺旋溝と係合しているキャリッジ28をメディア3の半
径方向に移動し、任意の記録トラックに上下磁気ヘッド
を位置決めする。
【0027】36はアームリフタであり、カートリッジ
ホルダ7の上面に設けられた軸受により、揺動可能に固
定されている。アームリフタ36は、リフト部38と揺
動規制部39とを有し、カートリッジホルダ7と共に昇
降動作をする過程で、揺動規制部39が固定板41の一
部により規制を受けて回転運動をすることにより、ヘッ
ドアーム29をアンロード位置へ持ち上げる。
【0028】次に、動作について説明する。図1に示す
状態はカートリッジホルダ7にディスクカートリッジ1
を挿入する前の状態を示している。すなわち、カートリ
ッジホルダ7とヘッドアーム29とシャッタ開閉レバー
23とは、それぞれ挿入/排出、アンロード位置、そし
てクローズ位置にある。この状態で、ディスクカートリ
ッジ1がフロントベゼル44の挿入/排出口からカート
リッジホルダ7内へ挿入されると、カートリッジホルダ
のシャッタ2aの一部が、シャッタ開閉レバー23のフ
ック27と係合し、シャッタ開閉レバー23を引張りコ
イルバネ45に抗して図の時計方向に回転させる。この
シャッタ開閉レバー23の回転に伴い、ディスクカート
リッジ1のシャッタ2aが開かれ窓部2bを通して情報
記録メディア3がハードケース2から露出する。
【0029】カートリッジホルダ7は、その両側壁8に
形成されたピン状突起9と突出部10とをそれぞれ、フ
レーム4の両側壁の高さ方向に設けられた縦溝およびス
ライド板18の両側壁19に設けられた斜めの溝20と
に係合する。従って、カートリッジホルダ7はフレーム
4に対して、矢印A−B方向で示すディスクカートリッ
ジ1の挿抜方向の移動を規制され、矢印C−D方向で示
すメディア3の記録面に垂直な方向にのみ移動可能であ
り、上方の挿入/排出位置と下方の記録/再生位置との
間をスライド板18の矢印A−B方向のスライドに伴い
移動する。スライド板18の斜めの溝20は、スライド
板18が矢印A方向側に位置するとき、カートリッジホ
ルダ7を記録/再生位置へ配置し、矢印B方向に位置す
るときには挿入/排出位置に配置されるように設けられ
ている。
【0030】スライド板18は、カートリッジホルダ7
との間に設けられた引張りコイルバネ46により、常時
矢印B方向に付勢されている。しかし、シャッタ開閉レ
バー23に設けられたストッパー25によりスライドを
規制されているため、ディスクカートリッジ1が未装着
のときは、常に矢印A方向に位置しカートリッジホルダ
7を挿入/排出位置に位置させ続ける。ディスクカート
リッジ1の挿入により、前述したようにシャッタ開閉レ
バー23が回転し、ストッパー25がはずれると、スラ
イド板18は図2で示す様に矢印B方向に移動しカート
リッジホルダ7は記録/再生位置へ移動する。
【0031】次に、カートリッジホルダ7の昇降動作に
伴うヘッドアーム29の動きについて説明する。アーム
リフタ36はカートリッジホルダ7の上面に設けられた
軸受17に、ピボット37が揺動可能に支持されカート
リッジホルダ7と共に昇降する。カートリッジホルダ7
が上方すなわち挿入/排出位置にあるとき、揺動規制部
39が固定板41の一部により、上方への変位を規制さ
れるため、前記軸受構造により回転し、リフト部38が
アームの被リフト部29aを持ち上げ、ヘッドアーム2
9をアンロード位置へ配置する。従って、ヘッドアーム
29はカートリッジホルダ8の上下方向の変位よりも、
アームリフタ36によって持ち上げられる分だけ、より
大きく変位することができる。
【0032】本発明は、カートリッジホルダ7が挿入/
排出位置にあるときに、フレーム4に過大な衝撃が加え
られても、衝撃により開口部14の周辺が下ヘッド側へ
変形することを防ぐ構造を提供することであるが、第一
の実施例はシャッタ開閉レバー23のフック26をフレ
ーム4とカートリッジホルダ7との間にスペーサとして
作用させることで変形を防止する構造となっている。
【0033】図5と図6を用いてより詳細に説明する。
図5と図6はそれぞれ図1と図2における断面E−Eと
断面F−Fの概略図を示したものである。従って、図5
はディスクカートリッジ1が未装着でカートリッジホル
ダ7とシャッタ開閉レバー23とが、それぞれ挿入/排
出位置とクローズ位置とににあるときであり、図6はデ
ィスクカートリッジ1が挿入されカートリッジホルダ7
が下方の記録/再生位置へ、そしてシャッタ開閉レバー
23がオープン位置にある場合を示している。
【0034】図5に示すように、シャッタ開閉レバー2
3の先端にはフック26の下方に支持延伸部27が形成
され、カートリッジホルダ7とフレーム4との間でスペ
ーサのように作用し、フレーム4に過大な衝撃が加えら
れても、カートリッジホルダ7の変形が防がれる。
【0035】また、図6に示すように、シャッタ開閉レ
バー23がオープン位置にあるときは、フレーム4の底
面に設けられた逃げ部5に、支持延伸部27が落ち込む
ことでカートリッジホルダ7が記録/再生位置に降下す
ることを可能としている。
【0036】次に、本発明の請求項2に係る第2の実施
例を図7と図8により説明する。図7はディスクカート
リッジ1が未装着の状態を示し、図8はディスクカート
リッジ1が装着された状態を示す。50は圧縮コイルバ
ネでありスペーサ51を矢印B方向に付勢している。ス
ペーサ51はカートリッジホルダ7が挿入/排出位置に
あるとき、カートリッジホルダ7とフレーム4との間に
位置し、第1の実施例で説明した支持延伸部27と同様
に作用して、衝撃によるカートリッジホルダ7の変形を
防止する。
【0037】そして、図8で示すように、ディスクカー
トリッジ1の挿入によりシャッタ開閉レバー23がオー
プン位置へ移動すると、その先端に設けられた押出延伸
部52がフレーム4とカートリッジホルダ8との隙間か
ら、圧縮コイルバネ50に抗してスペーサ51を排除し
て、カートリッジホルダ7を記録/再生位置へ降下可能
とする。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクカートリッジが未装着な状態でフレームに過大
な衝撃が加えられた場合に、カートリッジホルダの材料
の肉厚を増やすことなく、またヘッドアームのアンロー
ド位置を高くすることもしないでカートリッジホルダの
変形を防ぎ、例えば上下の磁気ヘッドの衝突による破壊
など、装置の損傷を防止しする。従って、小型携帯情報
機器への登載上極めて有利な小型で軽量で耐衝撃性の強
い磁気ディスク装置を可能とする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るFDDの平面図で、デ
ィスクカートリッジが未装着な状態を示す。
【図2】本発明の1実施例に係るFDDの平面図で、デ
ィスクカートリッジが装着された状態を示す。
【図3】図1および図2のカートリッジホルダとスライ
ド板を抜き出した平面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図1におけるE−E断面図。
【図6】図2におけるF−F断面図。
【図7】本発明の第2の実施例に係るFDDの平面図
で、ディスクカートリッジが未装着な状態を示す。
【図8】本発明の第2の実施例に係るFDDの平面図
で、ディスクカートリッジが装着された状態を示す。
【図9】従来の技術を用いたFDDの平面図。
【図10】図10の側面図。
【図11】図9における断面G−Gの概略図で、衝撃が
加わる前を示す。
【図12】図9における断面G−Gの概略図で、衝撃が
加わえられたときを示す。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 ハードケース 2a シャッタ 2b 窓部 3 情報記録メディア 4 フレーム 5 逃げ部 7 カートリッジホルダ 9 ピン状突起 10 突出部 18 スライド板 19 スライド板側壁 20 斜めの溝 23 シャッタ開閉レバー 25 ストッパー 26 フック 27 支持延伸部 28 キャリッジ 29 ヘッドアーム 29a 被リフト部 30 ジンバルバネ 31 板バネ 36 アームリフタ 37 ピボット 38 リフト部 39 揺動規制部 40 ターンテーブル 44 フロントベゼル 50 スペーサ 51 圧縮コイルバネ 52 押出延伸部 70 ディスクカートリッジ 71 フレーム 72 カートリッジホルダ 72a ピン 73 スライド板 73a 斜面 74 ヘッドアーム 75 上磁気ヘッド 77 キャリッジ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、シャッタ付きの窓部を持つ
    ハードケース内にディスク状メディアを内蔵したディス
    クカートリッジを収納するディスクカートリッジ収納部
    を有し、前記フレームに対し、挿入/排出位置と記録/
    再生位置との間で昇降動作をするカートリッジホルダ
    と、このカートリッジホルダと前記ディスクカートリッ
    ジ収納部以外の領域で係合することで前記カートリッジ
    ホルダを前記挿入/排出位置に支持し、前記フレームに
    対してスライドすることにより前記カートリッジホルダ
    を前記挿入/排出位置と前記記録/再生位置との間で昇
    降動作させるスライド板と、前記カートリッジホルダと
    係合し、前記昇降動作に連動してロード位置とアンロー
    ド位置とを移動するヘッドアームとを有する磁気ディス
    ク装置において、 前記カートリッジホルダが前記挿入/排出位置にあると
    きに、前記ディスクカートリッジ収納部に位置し、前記
    カートリッジホルダを支持するスペーサ部材を有する
    とを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記スペーサ部材は、前記ディスクカー
    トリッジを前記カートリッジホルダのディスクカートリ
    ッジ収納部に挿入し、前記ディスクカートリッジが記録
    /再生位置にあるときには、前記ディスクカートリッジ
    の邪魔にならない位置に退避し、前記ディスクカートリ
    ッジが排出されて、前記カートリッジホルダが挿入/排
    出位置にあるときには、前記フレームと前記カートリッ
    ジホルダとの間でスペーサとして機能することを特徴と
    する請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサ部材は、シャッタ開閉レバ
    ーの一部であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記スペーサ部材は、前記フレームの底
    面に前記ディスクカートリッジの挿抜方向にスライド可
    能に配置され、コイルバネによりディスクカートリッジ
    の排出方向に付勢されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の磁気ディスク装置。
JP12209694A 1994-06-03 1994-06-03 磁気ディスク装置 Expired - Fee Related JP3387628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12209694A JP3387628B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12209694A JP3387628B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07334906A JPH07334906A (ja) 1995-12-22
JP3387628B2 true JP3387628B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=14827558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12209694A Expired - Fee Related JP3387628B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3387628B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001020608A1 (fr) * 1999-09-16 2001-03-22 Citizen Watch Co., Ltd. Lecteur de disque

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07334906A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0149532B1 (en) Disc players
US6404720B1 (en) Disk drive
US5222005A (en) Loading unit for case which houses recording disk
JP3387628B2 (ja) 磁気ディスク装置
US6865060B2 (en) Disk drive device having a lifting plate configured to lift a magnetic head supporting member
JP2658648B2 (ja) ローディング装置
KR100277610B1 (ko) 기록매체의 기록 및 재생 장치
US5237474A (en) Head cartridge apparatus having head supporting arm partially inserted into disk case through window formed therein
JP3044889B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3485415B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3427703B2 (ja) 記録媒体記録再生装置
JP4348694B2 (ja) 開閉蓋を備えた電子機器
KR100323122B1 (ko) 기록매체기록재생장치
JP3074876B2 (ja) 記録装置
JP2552577Y2 (ja) デイスク駆動装置
JP3289315B2 (ja) 光磁気ディスク記録装置
JP3728970B2 (ja) ディスク装置
JP2812588B2 (ja) ディスク駆動装置
JP3727171B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JPH04313869A (ja) フロッピーディスク装置のキャリッジ機構
JP2001143357A (ja) ディスクドライブ装置の開閉扉機構
JP3320780B2 (ja) カートリッジ・ローディング装置及びカートリッジ・イジェクト装置
JP3427709B2 (ja) 記録媒体記録再生装置
JP2001143360A (ja) ディスクドライブ装置のカートリッジローディング機構
JPH05210927A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees