JPH07334811A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH07334811A JPH07334811A JP12271694A JP12271694A JPH07334811A JP H07334811 A JPH07334811 A JP H07334811A JP 12271694 A JP12271694 A JP 12271694A JP 12271694 A JP12271694 A JP 12271694A JP H07334811 A JPH07334811 A JP H07334811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- winding
- bifilar
- head core
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻線時間を短縮することを目的とする。
【構成】 ヘッドコア１にバイファイラ線６を巻回する
と共にこのバイファイラ線６の巻き始め６ａの一方の線
７ａと巻き終り６ｂの他方の線７ｂとを接続するように
したものである。
と共にこのバイファイラ線６の巻き始め６ａの一方の線
７ａと巻き終り６ｂの他方の線７ｂとを接続するように
したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ等
に使用して好適な磁気ヘッドに関する。
に使用して好適な磁気ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来ビデオテープレコーダ等に使用され
る磁気ヘッドは例えば図４に示す如くフェライト等の高
透磁率の磁性体より成るヘッドコア１にこのヘッドコア
１に形成された巻線孔２を通して銅線が被覆された被覆
導線３を所定回例えば２０回巻回したものである。この
図４において、４はヘッドギャップを示す。
る磁気ヘッドは例えば図４に示す如くフェライト等の高
透磁率の磁性体より成るヘッドコア１にこのヘッドコア
１に形成された巻線孔２を通して銅線が被覆された被覆
導線３を所定回例えば２０回巻回したものである。この
図４において、４はヘッドギャップを示す。
【０００３】このヘッドコア１に巻線した被覆導線３の
巻き始め部３ａ及び巻き終り部３ｂを図５に示す如く、
この磁気ヘッドが取付けられるヘッドベースに形成され
た接続用のランド５ａ及び５ｂに夫々半田付けする如く
していた。
巻き始め部３ａ及び巻き終り部３ｂを図５に示す如く、
この磁気ヘッドが取付けられるヘッドベースに形成され
た接続用のランド５ａ及び５ｂに夫々半田付けする如く
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】斯る磁気ヘッドにおい
ては所定の電気特性を得るためのヘッドコア１に被覆導
線３を所定回例えば２０回巻線するのであるが、この巻
線は単純に線を巻くだけの作業にもかかわらず、このビ
デオテープレコーダ等の磁気ヘッドはヘッドコア１が小
さくこの巻線にかなりの時間を要し、また巻く回数も比
較的多いのでこの被覆導線３の切断、巻き直し等も増
え、且つヘッドコア１に対する強度的負担も必然的に増
え、このヘッドコア１が破損する等の不都合が生ずる場
合があった。
ては所定の電気特性を得るためのヘッドコア１に被覆導
線３を所定回例えば２０回巻線するのであるが、この巻
線は単純に線を巻くだけの作業にもかかわらず、このビ
デオテープレコーダ等の磁気ヘッドはヘッドコア１が小
さくこの巻線にかなりの時間を要し、また巻く回数も比
較的多いのでこの被覆導線３の切断、巻き直し等も増
え、且つヘッドコア１に対する強度的負担も必然的に増
え、このヘッドコア１が破損する等の不都合が生ずる場
合があった。
【０００５】本発明は斯る点に鑑み上述不都合を解消す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明磁気ヘッドは例え
ば図１、図３に示す如く、ヘッドコア１にバイファイラ
線６を巻回すると共にこのバイファイラ線６の巻き始め
６ａの一方の線７ａと巻き終り６ｂの他方の線７ｂとを
接続するようにしたものである。
ば図１、図３に示す如く、ヘッドコア１にバイファイラ
線６を巻回すると共にこのバイファイラ線６の巻き始め
６ａの一方の線７ａと巻き終り６ｂの他方の線７ｂとを
接続するようにしたものである。
【０００７】
【作用】本発明によればヘッドコア１にバイファイラ線
６を巻回すると共にこのバイファイラ線６の巻き始め６
ａの一方の線７ａとこの巻き終り６ｂの他方の線７ｂと
を接続するようにしたので、この巻き始め６ａの他方の
線７ｂとこの巻き終り６ｂの一方の線７ａと間で信号を
出力又は入力するようにすれば、このバイファイラ線６
の一方及び他方の線７ａ及び７ｂが直列接続されこの巻
回数を従来の巻回数の１／２で同じ電気的特性を得るこ
とができる。
６を巻回すると共にこのバイファイラ線６の巻き始め６
ａの一方の線７ａとこの巻き終り６ｂの他方の線７ｂと
を接続するようにしたので、この巻き始め６ａの他方の
線７ｂとこの巻き終り６ｂの一方の線７ａと間で信号を
出力又は入力するようにすれば、このバイファイラ線６
の一方及び他方の線７ａ及び７ｂが直列接続されこの巻
回数を従来の巻回数の１／２で同じ電気的特性を得るこ
とができる。
【０００８】
【実施例】以下、図１，図２及び図３を参照して本発明
磁気ヘッドの一実施例につき説明しよう。図１におい
て、１はフェライト等の高透磁率の磁性体より成るヘッ
ドコアを示し、このヘッドコア１に、このヘッドコア１
に形成した巻線孔２を通してバイファイラ線６を所定回
例えば１０回巻回する。
磁気ヘッドの一実施例につき説明しよう。図１におい
て、１はフェライト等の高透磁率の磁性体より成るヘッ
ドコアを示し、このヘッドコア１に、このヘッドコア１
に形成した巻線孔２を通してバイファイラ線６を所定回
例えば１０回巻回する。
【０００９】このバイファイラ線６は図２に示す如く銅
線が被覆された２本の被覆導線７ａ，７ｂを一体化した
２重線である。
線が被覆された２本の被覆導線７ａ，７ｂを一体化した
２重線である。
【００１０】本例においては、このヘッドコア１に巻回
されたバイファイラ線６の巻き始め部６ａの他方の線７
ｂを図３に示す如く、この磁気ヘッドが取付けられるヘ
ッドベースに形成した３つの接続用のランド８ａ，８ｂ
及び８ｃの第１番目のランド８ａに半田付けし、この巻
き始め部６ａの一方の線７ａを第２番目のランド８ｂに
半田付けする。
されたバイファイラ線６の巻き始め部６ａの他方の線７
ｂを図３に示す如く、この磁気ヘッドが取付けられるヘ
ッドベースに形成した３つの接続用のランド８ａ，８ｂ
及び８ｃの第１番目のランド８ａに半田付けし、この巻
き始め部６ａの一方の線７ａを第２番目のランド８ｂに
半田付けする。
【００１１】またこのヘッドコア１に巻回されたバイフ
ァイラ線６の巻き終り部６ｂの他方の線７ｂを図３に示
す如くこの第２番目のランド８ｂに半田付けし、この巻
き終り部６ｂの一方の線７ａを第３番目のランド８ｃに
半田付けする。
ァイラ線６の巻き終り部６ｂの他方の線７ｂを図３に示
す如くこの第２番目のランド８ｂに半田付けし、この巻
き終り部６ｂの一方の線７ａを第３番目のランド８ｃに
半田付けする。
【００１２】この場合、このバイファイラ線６の巻き始
め部６ａの一方の線７ａとこの巻き終り部６ｂの他方の
線７ｂとが第２番目のランド８ｂで接続されているので
第１番目のランド８ａと第３番目のランド８ｃとの間で
はこのバイファイラ線６の２本の導線７ａ及び７ｂが直
列に接続されたことになり、この第１番目のランド８ａ
と第３番目のランド８ｃと間で信号を出力又は入力した
ときはヘッドコア１に被覆導線を２０回巻線したと同等
の電気特性となる。
め部６ａの一方の線７ａとこの巻き終り部６ｂの他方の
線７ｂとが第２番目のランド８ｂで接続されているので
第１番目のランド８ａと第３番目のランド８ｃとの間で
はこのバイファイラ線６の２本の導線７ａ及び７ｂが直
列に接続されたことになり、この第１番目のランド８ａ
と第３番目のランド８ｃと間で信号を出力又は入力した
ときはヘッドコア１に被覆導線を２０回巻線したと同等
の電気特性となる。
【００１３】以上述べた如く本例によればヘッドコア１
にバイファイラ線６を巻回すると共にこのバイファイラ
線６の巻き始め部６ａの一方の線７ａとこの巻き終り部
６ｂの他方の線７ｂとをランド８ｂで接続するようにし
たので、このバイファイラ線６の巻き始め部６ａの他方
の線７ｂが接続された第１番目のランド８ａとこの巻き
終り部６ｂの一方の線７ａが接続された第３番目のラン
ド８ｃと間で信号の出力又は入力するようにすれば、こ
のバイファイラ線６の一方及び他方の線７ａ及び７ｂが
直列接続され、このバイファイラ線６の巻回数が従来の
巻回数の１／２で同じ電気的特性を得ることができる。
にバイファイラ線６を巻回すると共にこのバイファイラ
線６の巻き始め部６ａの一方の線７ａとこの巻き終り部
６ｂの他方の線７ｂとをランド８ｂで接続するようにし
たので、このバイファイラ線６の巻き始め部６ａの他方
の線７ｂが接続された第１番目のランド８ａとこの巻き
終り部６ｂの一方の線７ａが接続された第３番目のラン
ド８ｃと間で信号の出力又は入力するようにすれば、こ
のバイファイラ線６の一方及び他方の線７ａ及び７ｂが
直列接続され、このバイファイラ線６の巻回数が従来の
巻回数の１／２で同じ電気的特性を得ることができる。
【００１４】従って本例によればヘッドコア１への巻回
数を従来の１／２とすることができ、この巻回に要する
時間を半分に短縮できる。また本例によれば巻回数が半
減することに伴い断線、巻き直し等も減り、且つヘッド
コア１に対する強度的負担も軽減し、この磁気ヘッドの
巻線工程における歩留りが向上する利益がある。
数を従来の１／２とすることができ、この巻回に要する
時間を半分に短縮できる。また本例によれば巻回数が半
減することに伴い断線、巻き直し等も減り、且つヘッド
コア１に対する強度的負担も軽減し、この磁気ヘッドの
巻線工程における歩留りが向上する利益がある。
【００１５】尚本発明は上述実施例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得
ることは勿論である。
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得
ることは勿論である。
【００１６】
【発明の効果】本発明によればヘッドコア１への巻回数
を従来の１／２とすることができ、この巻回に要する時
間を半分に短縮できる利益がある。
を従来の１／２とすることができ、この巻回に要する時
間を半分に短縮できる利益がある。
【００１７】また本発明によれば巻回数が半減すること
に伴い断線、巻き直し等も減り、且つこのヘッドコア１
に対する強度的負担も軽減し、この磁気ヘッドの巻線工
程における歩留りが向上する利益がある。
に伴い断線、巻き直し等も減り、且つこのヘッドコア１
に対する強度的負担も軽減し、この磁気ヘッドの巻線工
程における歩留りが向上する利益がある。
【図１】本発明磁気ヘッドの一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】バイファイラ線の例を示す斜視図である。
【図３】本発明の要部の例を示す平面図である。
【図４】従来の磁気ヘッドの例を示す平面図である。
【図５】従来例の要部を示す平面図である。
１ ヘッドコア ２ 巻線孔 ６ バイファイラ線 ６ａ 巻き始め部 ６ｂ 巻き終り部 ７ａ，７ｂ 被覆導線 ８ａ，８ｂ，８ｃ ランド
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘッドコアにバイファイラ線を巻回する
と共に前記バイファイラ線の巻き初めの一方の線と巻き
終りの他方の線とを接続するようにしたことを特徴とす
る磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12271694A JPH07334811A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12271694A JPH07334811A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07334811A true JPH07334811A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14842830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12271694A Pending JPH07334811A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07334811A (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12271694A patent/JPH07334811A/ja active Pending
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