JPH07333864A - 印刷版の乾燥装置 - Google Patents

印刷版の乾燥装置

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JPH07333864A
JPH07333864A JP6126478A JP12647894A JPH07333864A JP H07333864 A JPH07333864 A JP H07333864A JP 6126478 A JP6126478 A JP 6126478A JP 12647894 A JP12647894 A JP 12647894A JP H07333864 A JPH07333864 A JP H07333864A
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JP
Japan
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printing plate
drying
acid
air duct
liquid
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Pending
Application number
JP6126478A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Takekoshi
友昭 竹越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/483,274 priority patent/US5604990A/en
Priority to DE19520949A priority patent/DE19520949B4/de
Publication of JPH07333864A publication Critical patent/JPH07333864A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/40Treatment after imagewise removal, e.g. baking

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータのパワーを上げず印刷版の乾燥を早
め、且つ小型化した印刷版の乾燥装置を提供する。 【構成】 感光性平版印刷版1の搬送経路であって、前
記感光性平版印刷版1に非接触で表面乾燥を行う温風ダ
クト31の下流で、且つ前記感光性平版印刷版1の幅方
向における画像形成部が乾燥状態で非画像形成部が未乾
燥状態で搬送されてくる位置に、前記感光性平版印刷版
1の幅方向全域に接触して前記非画像形成部に付着して
いるガム液を吸液するモルトンローラ35a,35bを
配設した感光性平版印刷版1の乾燥装置D1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷版の版面に塗布さ
れた塗布液を乾燥する乾燥装置に関し、特にアルカリ性
処理液(現像液)により非画像部を溶解除去した後リン
ス液により版面をリンスしたシート状の印刷版につい
て、搬送しながら処理液、例えば保護ガム液を塗布し、
続いて保護ガム液を乾燥する工程に適用して好適な印刷
版の乾燥技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、文字や画像等の印刷に際し、
PS版と略称されている感光性平版印刷版が多用されて
いる。感光性平版印刷版への文字や画像等の形成には、
予め画像等が記録された銀塩写真フィルム原版を印刷版
感光面に密着させて露光する方法、更に電子写真技術を
利用して画像形成する方法が知られている。画像を形成
した感光性平版印刷版については、非画像部の感光層を
現像液により溶解除去して印刷版として使用するのであ
るが、その処理工程の一例を図5〜図10を参照して説
明する。
【0003】即ち、電子写真技術により画像形成された
シート状の感光性平版印刷版1は、矢印Xで示した方向
にローラにより搬送される。感光性平版印刷版1の搬送
方向に沿って、現像ゾーンA、リンスゾーンB、ガム液
塗布ゾーンCが設けられ、ガム液塗布ゾーンCの下流に
乾燥装置Dが設けられている。現像ゾーンAは、感光性
平版印刷版1に現像液を塗布して非画像部の感光層を溶
解除去するためのものであり、二対の搬送ローラ2a,
2bと、くし型ローラ9と、現像液を噴射する噴射ノズ
ル3と、現像液槽4と、現像液槽4内に貯留されている
現像液を吸い上げて噴射ノズル3に加圧給液するための
ポンプP1と、配管5と、感光性平版印刷版1の画像面
に摺接して順方向あるいは逆方向に回転するブラシロー
ラ40等により構成されている。なお、現像液槽4に
は、現像液の補充液を補充する手段も設けられている。
【0004】リンスゾーンBは、感光性平版印刷版1に
付着した現像液の洗浄を行うものであり、二対の搬送ロ
ーラ12a,12bと、洗浄液を噴射する噴射ノズル1
3と、洗浄液槽14と、洗浄槽14内に貯留されている
洗浄液を吸い上げて噴射ノズル13に加圧給液するため
のポンプP2と、配管15と、感光性平版印刷版1の画
像面に摺接して順方向あるいは逆方向に回転するブラシ
ローラ42等により構成されている。なお、洗浄液槽1
4には洗浄液を補充する手段が設けられている。ガム液
塗布ゾーンCは、感光性平版印刷版1の印刷面を保護す
るためのガム液を塗布するものであり、二対の搬送ロー
ラ22a,22bと、ガム液を噴射する噴射ノズル23
と、ガム液槽24と、ガム液槽24内に貯留されている
ガム液を吸い上げて噴射ノズル23に加圧給液するため
のポンプP3と、配管25等により構成されている。な
お、ガム液槽24にはガム液を補充する手段が設けられ
ている。各ゾーンの最下流部では、ローラ対がニップす
ることにより、次工程への液の持ち出しを防止してい
る。
【0005】乾燥装置Dは、感光性平版印刷版1に塗布
されたガム液を乾燥するためのものであり、基本的には
花形くしローラ6a,6bにより搬送中の感光性平版印
刷版1を温風により乾燥するようになっている。乾燥装
置Dは感光性平版印刷版1の上下側面に温風を吹きつけ
るように温風ダクト31が設けられ、温風ダクト31に
は図5及び図6に示すようにヒータ32から発生した熱
がファン33により循環するように構成されている。そ
して、乾燥装置Dの最下流側、即ち感光性平版印刷版1
の排出端にガム液を拭き取るためのモルトンローラ(吸
液ローラ)34a,34bが設けられている。なお、各
ローラ2a,2b,12a,12b,22a,22b
は、感光性平版印刷版1の幅方向の全面に接触するが、
花形くしローラ6a,6bは図7に示すように、平版印
刷版1へ接触する部分が極力小さくなる構造となってい
る。
【0006】電子写真技術により画像形成された感光性
平版印刷版1は、現像ゾーンAにおいて現像液が塗布さ
れ、非画像部が溶解除去される。そして、リンスゾーン
Bにより水洗され、次にガム液塗布ゾーンCにおいて表
面保護のためのガム液が塗布される。次に、乾燥装置D
において温風乾燥されて排出されるのであるが、ガム液
塗布に関して下記のような問題点が明らかになった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ガム液は、感光性平版
印刷版1を二対の搬送ローラ22a,22bでニップし
搬送しながら塗布するのであるから、本来は全面に均一
に塗布されるはずである。しかし、本願発明者の検討に
よると、図7に点線で示した範囲内の画像形成部はほぼ
均一に塗布されているが、点線から外側の周辺部に塗布
ムラが生じていることが明らかになった。塗布ムラの内
容を更に詳細に説明すると、図8に示すように感光性平
版印刷版1の搬送方向の先端部1aに対し後端部1bの
塗布量が多く、また図9に示すように幅方向の両端部1
c,1dも塗布量が多くなっている。ちなみに、両端部
1c,1dの塗布ムラ発生については、下記のように考
えられる。即ち、感光性平版印刷版1として、例えば厚
さ0.1mm以上のアルミニウム板が使用されることが
ある。一方、搬送ローラ22a,22bは、ゴム(EP
T、シリコンゴム等)によって構成され、感光性平版印
刷版1に対し軟性である。従って、搬送ローラ22a,
22bにより感光性平版印刷版1をニップした状態で
は、図10に示すように両側に間隙gが形成され、この
間隙gに滞留したガム液が感光性平版印刷版1の幅方向
の両端部1c,1dに付着して塗布ムラになるものと思
われる。
【0008】このように感光性平版印刷版1の塗布ムラ
状態と、その発生原因が解明されたのであるが、画像形
成部はほぼ均一に塗布されているので、従来は印刷版と
しての機能には支障ないものとして使用されていた。し
かし、ガム液塗布工程に続く乾燥工程を考慮した場合、
塗布ムラに起因して種々の問題が生じていることが明ら
かになった。即ち、塗布ムラはガム液が部分的に厚く塗
布された状態であるから、均一に塗布された画像形成部
に比較して乾燥に時間がかかる。一方、モルトンローラ
34a,34bは金属ローラに、例えばスポンジやフェ
ルト等の吸水性及び保水性に優れたものを巻回して構成
したものであるが、従来は感光性平版印刷版1の全面が
乾燥しないうちにモルトンローラを接触させないほうが
よいとの先入観があった。しかし、塗布ムラの部分は乾
燥が遅れるのであるから、全面が乾燥してからモルトン
ローラ34a,34bを接触させるとすれば、感光性平
版印刷版1が或る程度走行してから、即ち走行距離を長
くして接触させるか、ヒータのパワーを上げるしかな
い。このため、従来の乾燥装置Dは装置全体が大型にな
ってしまい、そのうえ消費電力が高くなったり、乾燥工
程に時間がかかる等の種々の問題があった。本発明は、
前記実情に鑑みて行われたものであり、その目的はヒー
タのパワーを上げず印刷版の乾燥を早め、且つ小型化し
た印刷版の乾燥装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記目的
は、下記構成により達成することができる。 (1) 画像形成部と非画像形成部とを有する印刷面に
保護液を塗布した印刷版の搬送経路に、温風を吹きつけ
て表面乾燥を行う温風ダクトと、前記印刷版の印刷面に
接触して吸液を行う吸液ローラを配設した印刷版の乾燥
装置において、前記温風ダクトの下流側であって、搬送
方向と直交する幅方向について、前記画像形成部が乾燥
状態で前記非画像形成部が未乾燥の状態で搬送されてく
る位置に、前記吸液ローラを設けたことを特徴とする印
刷版の乾燥装置。 (2) 画像形成部と非画像形成部とを有する印刷面に
保護液を塗布した印刷版の搬送経路に、温風を吹きつけ
て表面乾燥を行う温風ダクトと、前記印刷版の印刷面に
接触して吸液を行う吸液ローラを配設した印刷版の乾燥
装置において、前記温風ダクトの下流側であって、該乾
燥ゾーンの全長に対し上流端から60%の範囲内に、前
記吸液ローラを設けたことを特徴とする印刷版の乾燥装
置。 (3) 前記(1)において、印刷版の支持体幅より軸
方向長さが長く表面に弾力性があるローラにより印刷版
をニップして、印刷版に付着した塗布液を絞り取って塗
布液量を所定量にした後の印刷版を乾燥することを特徴
とする印刷版の乾燥装置。 (4) 前記吸液ローラを搬送方向に沿って複数配置し
たことを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記
載の印刷版の乾燥装置。上記(1)における乾燥状態と
は、吸液ローラが接しても、接触跡がつかない状態を言
う。本発明の乾燥装置において、吸液ローラは、印刷版
の画像面側だけに設けてもよい。
【0010】
【作用】本発明によれば、印刷に関わる画像形成部が未
乾燥の段階では温風ダクトにより非接触で乾燥が行わ
れ、画像形成部が乾燥状態で、非画像形成部が未乾燥の
段階で吸液ローラにより非画像形成部の塗布ムラが吸液
される。従って、ヒータのパワーを上げることなく印刷
版の全面乾燥が促進され、印刷版を乾燥させるための搬
送距離を短縮できるので、搬送方向の長さを縮小し、乾
燥装置の小型化を図ることができる。また、温風ダクト
の下流側で、乾燥装置の上流端から60%以内の位置
に、吸液ローラを配設することにより、塗布ムラ部分の
乾燥を促進することができる。本発明における印刷版と
しては、感光性平版印刷版(PS版)、水無しPS版、
電子写真式ダイレクト平版印刷版、電子写真式ペーパー
マスター(ELP)等がある。感光性平版印刷版の支持
体の材質としては、アルミニウム板、亜鉛板、鉄板、紙
板、プラスチック板等が適用され、厚さは0.1mm、
0.15mm、0.24mm、0.3mm等が好ましく
用いられる。画像形成は片面の場合もあれば両面の場合
もある。
【0011】本発明に用いる搬送ローラとしては、弾力
性のあるものが好ましく、材質としてはゴム(EPT、
シリコンゴム等)、スポンジ、合成繊維(例えばクラリ
ーノ(商品名))、フェルト等がある。本発明における
塗布液としては、フィニッシャ液、ガム液、水無しPS
版用の染色液、電子写真式ペーパーマスターのエッチン
グ液、等がある。本発明には、整面液としては特開昭5
1−34001号公報に記載のものを用いることがで
き、材料としては特開平4−43362号公報に記載の
ものを用いることができる。本発明における塗布液の塗
布量は、0.5ml/m2 〜10ml/m2 が好まし
く、特に1ml/m2 〜4ml/m2 が好ましい。塗布
液の粘度は1cp〜100cpが好ましく、特に5cp
〜50cpが好ましい。塗布量が1ml/m2〜4ml
/m2 のとき、吸液ローラを設ける位置は乾燥ゾーンの
開始部から5cm〜21cmの範囲が好ましい。乾燥室
内では温風を吹き込むことにより乾燥を行い、乾燥室内
の温度は40℃〜100℃が好ましい。吸液ローラの表
面材としては、モルトン(木綿、木綿と合成繊維との混
紡)、フェルト(羊毛、合成繊維)、紙布(天然繊維、
合成繊維)、合成皮革(クラリーノ(商品名))、等を
用いることができる。
【0012】本発明により処理できる電子写真式平版印
刷版は従来公知の方法により作成することができる。す
なわち、電子写真式平版印刷原版を暗所で枚葉し、帯電
部に装填した後、実質的に一様に帯電し、画像露光によ
り静電潜像を形成する。露光方法としては、半導体レー
ザ、He−Neレーザ等による走査露光あるいはキセノ
ンランプ、タングステンランプ、蛍光灯等を光源とした
反射画像露光、透明ポジフィルムを通した密着露光など
が挙げられる。次に前記静電潜像をトナーによって現像
する。現像法としては従来公知の方法、例えば、カスケ
ード現像、磁気ブラシ現像、パウダークラウド現像、液
体現像などの各種の方法を用いることができる。なかで
も液体現像は微細な画像を形成することが可能であり、
印刷版を作成するために好適である。また、非露光部に
トナーを付着させる正現像あるいは露光部にトナーを付
着させる反転現像の何れの方式も用いることが可能であ
る。形成されたトナー画像は公知の定着法、例えば、加
熱定着、圧力定着、溶剤定着等により定着することがで
きる。このように形成したトナー画像をレジストとして
作用させ、非画像部の電子写真感光層を溶出液により除
去することにより平版印刷版を作成することができる。
本製版工程として必要によりトナー定着部の後工程とし
て冷却部、溶出部の後工程としてリンス部、水洗部、ガ
ム引き部、乾燥部、CCDセンサ等を備えたパターン認
識のできる検版部、印刷版を所定の形状に加工するベン
ダーおよびパンチ部、版集積部あるいは印刷版端部に付
着したトナーを除去する工程等を設けることができる。
【0013】次に、本発明により処理できる電子写真式
平版印刷原版について述べる。電子写真式印刷原版の導
電性基板としては、各種の支持体を使用することができ
る。例えば、導電性表面を有するプラスチックシートま
たは特に溶剤不透過性および導電性にした紙、アルミニ
ウム板、亜鉛板、または銅−アルミニウム板、銅−ステ
ンレス板、クロム−銅板等のバイメタル板、またはクロ
ム−銅−アルミニウム板、クロム−鉛−鉄板、クロム−
銅−ステンレス板等のトライメタル板等の親水性表面を
有する導電性基板が用いられ、その厚さは、0.1〜3
mmが好ましく、特に0.1〜0.5mmが好ましい。
これらの基板の中でもアルミニウム板が好適に使用され
る。電子写真式印刷原版に用いられるアルミニウム板は
アルミニウムを主成分とする純アルミニウムや微量の異
原子を含むアルミニウム合金などの板状体であり、その
組成が特定されるものではなく従来公知、公用の素材を
適宜使用することができる。このアルミニウム版は従来
公知の方法で砂目立て、陽極酸化して用いることができ
る。砂目立て処理に先立ってアルミニウム板表面の圧延
脂を除去するために、所望により界面活性剤またはアル
カリ性水溶液による脱脂処理が施され、砂目立て処理が
行われる。砂目立て処理方法には、機械的に表面を粗面
化する方法、電気化学的に表面を溶解する方法及び化学
的に表面を選択溶解させる方法がある。機械的に表面を
粗面化する方法としては、ボール研磨法、ブラシ研磨
法、ブラスト研磨法、バフ研磨法等と称せられる公知の
方法を用いることができる。また電気化学的な粗面化法
としては塩酸または硝酸電解液中で交流または直流によ
り行う方法がある。また、特開昭54−63902号公
報に開示されているように両者を組み合わせた方法も利
用できる。
【0014】粗面化されたアルミニウム板は必要に応じ
てアルカリエッチング処理及び中和処理される。このよ
うに処理されたアルミニウム板は陽極酸化処理される。
陽極酸化処理に用いられる電解質としては硫酸、燐酸、
蓚酸、クロム酸、あるいはそれらの混酸が用いられ、そ
れらの電解質やその濃度は電解質の種類によって適宜決
められる。陽極酸化の処理条件は用いる電解質により種
々変わるので、一概に特定し得ないが、一般的には電解
質の濃度が1〜80重量%溶液、液温は5〜70℃、電
流密度5〜60A/dm2 、電圧1〜100V、電解時
間10秒〜50分の範囲に有れば好適である。陽極酸化
皮膜量は0.1〜10g/m2 が好適であるが、より好
ましくは1〜6g/m2 の範囲である。これらアルミニ
ウム板の厚さは、0.1〜3mmが好ましく、特に0.
1〜0.5mmが好ましい。更に、特公昭47−512
5号公報に記載されているようなアルミニウム板を陽極
酸化処理した後にアルカリ金属ケイ酸塩の水溶液に浸漬
処理したものも好適に使用される。また、米国特許第
3,658,662号明細書に記載されているようなシ
リケート電着も有効である。西独国特許第1,621,
478号明細書に記載のポリビニルスルホン酸による処
理も適当である。
【0015】光導電性材料としては従来から知られてい
る数多くの化合物を用いることができる。例えば、トリ
アゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾー
ル誘導体、ポリアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘
導体、ピラゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、
アリールアミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、
N,N−ビカルバジル誘導体、オキサゾール誘導体、ス
チリルアントラセン誘導体、フルオレノン誘導体、ヒド
ラゾン誘導体、ベンジジン誘導体、スチルベン誘導体等
がある。また、前記のような低分子光導電性化合物の他
に、次のような高分子化合物も使用することができる。
例えば、ポリビニルカルバゾール及びその誘導体、ポリ
ビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポリ−2−ビ
ニル−4−(4′−ジメチルアミノフェニル)−5−フ
ェニルオキサゾール、ポリ−3−ビニル−N−エチルカ
ルバゾール等のビニル重合体、ポリアセナフチレン、ポ
リインデン、アセナフチレンとスチレンの共重合体等の
重合体、ピレン−ホルムアルデヒド樹脂、ブロムピレン
−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホルム
アルデヒド樹脂等の縮合樹脂等がある。
【0016】また、光導電体の感度の向上、望みの感光
波長域を持たせるため等の目的のために、各種の顔料、
増感染料等を使用することができる。これらの例として
は、モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ顔料、αβετx
T型等の各種の結晶構造を有する金属フタロシアニンあ
るいは無金属フタロシアニン、ナフタロシアニン等のフ
タロシアニン顔料、ペリレン系顔料、インジゴ、チオイ
ンジゴ誘導体、キナクリドン系顔料、多環キノン系顔
料、ビスベンズイミダゾール系顔料、スクアリウム塩系
顔料、アズレニウム塩系顔料などである。また、増感染
料としては、「増感剤」125頁,講談社(198
7)、「電子写真」第12巻,9頁(1973)、「有
機合成化学」第24巻,No.11,1010頁(19
66)等に記載の公知の化合物を使用することができ
る。例えば、ピリリウム系染料、トリアリールメタン系
染料、シアニン系染料、スチリル系染料等がある。光導
電層には、感度向上などの目的として、例えば、トリニ
トロフルオレノン、クロラニル、テトラシアノエチレン
等の電子吸引性化合物を使用することができる。以上の
材料は単独もしくは2種以上を併用して用いることがで
きる。また、電荷発生剤は、電荷発生能のみならず、電
荷輸送能を持つ場合には、基本材料としてバインダー中
に該電荷発生剤を分散して塗布することにより感光体を
作成することができる。すなわち、電荷輸送剤として知
られる有機光導電性化合物の併用を必ずしも必要としな
くても良い。また、光導電層は必要に応じて単層または
複数層を積層することも可能である。
【0017】電子写真式平版印刷原板において使用する
結合樹脂はトナー現像後非画像部を前記溶出液で除去で
きればよく、特に限定されないが、以下を例示すること
ができる。すなわち、スチレン、(メタ)アクリル酸エ
ステル、酢酸ビニル等と、(メタ)アクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、無水
マレイン酸モノアルキルエステル、フマル酸等のカルボ
ン酸含有モノマーあるいは酸無水物基含有モノマーとの
共重合体が好ましく使用でき、具体的には、スチレン/
無水マレイン酸の共重合体、スチレン/無水マレイン酸
モノアルキルエステルの共重合体、(メタ)アクリル酸
/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン/
(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重
体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/ク
ロトン酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、酢酸
ビニル/炭素数2〜18のカルボン酸のビニルエステル
/クロトン酸共重合体等を挙げることができる。また、
(メタ)アクリル酸アミド、ビニルピロリドン、フェノ
ール性水酸基、スルフォン酸基、スルフォンアミド基、
スルフォンイミド基等を有するモノマーを含有する共重
合体も使用することができる。更には、フェノール、o
−クレゾール、m−クレゾールまたはp−クレゾールと
ホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドとを縮合させ
て得られるノボラック樹脂、部分ケン化酢酸ビニル樹
脂、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセタール樹
脂、カルボン酸を有するポリウレタン樹脂等も使用する
ことができる。
【0018】これらの中で、特に(メタ)アクリル酸エ
ステル、スチレン、酢酸ビニル等と(メタ)アクリル酸
等のカルボン酸含有モノマーとの共重合体が電子写真
性、溶出性、印刷適性等に優れており、好ましく使用す
ることができる。更に好ましくはメチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、
sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、ヘ
キシルアルコール、オクチルアルコール、ベンジルアル
コール、フェネチルアルコール等の脂肪族あるいは芳香
族アルコールの(メタ)アクリル酸エステルおよび(メ
タ)アクリル酸の共重合体を使用することができる。
【0019】電子写真式平版印刷原版は常法に従って光
導電層をアルミニウム基板上に塗布することによって得
られる。光導電層の作成に当たっては、光導電層を構成
する成分を同一層中に含有させる方法あるいは電荷担体
発生物質と電荷担体輸送物質を異なる層に分離して用い
る方法等が知られており、いずれの方法によっても作成
することができる。塗布液は光導電層を構成する各成分
を適当な溶媒に溶解し、作成する。顔料などの溶媒に不
溶な成分を用いるときは、ボールミル、ペイントシェー
カー、ダイノミル、アトライター等の分散機により粒径
5μm以下に分散して用いる。光導電層に使用する結合
樹脂、その他の添加剤は顔料などの分散時、あるいは分
散後に添加することができる。このようにして作成した
塗布液を回転塗布、ブレード塗布、ナイフ塗布、リバー
スロール塗布、ディップ塗布、ロッドバー塗布、スプレ
ー塗布の様な公知の方法で基体上に塗布乾燥して電子写
真式平版印刷原版を得ることができる。塗布液を作成す
る溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロフォルム等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、
エタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、2−メトキシエチルアセテ
ート等のグリコールエーテル類、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート等のプロピレングリコール類、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類等が挙げられる。
【0020】光導電層には光導電性化合物、結合樹脂の
他に光導電層の柔軟性、塗布面状の改良等のために、必
要により可塑剤、界面活性剤、マット剤その他の各種の
添加剤を加えることができる。これらの添加剤は光導電
層の静電特性、溶出性を劣化させない範囲で含有させる
ことができる。また、光導電層の膜厚は、薄すぎると現
像に必要な表面電位を帯電することができず、逆に、厚
すぎるとサイドエッチをおこし易く、良好な印刷版が得
られない。光導電層の膜厚としては、0.1〜30μ
m、好ましくは、0.5〜10μmである。光導電層の
結合樹脂と光導電性化合物の含有量は、光導電性化合物
の含有量が少ないと感度が低下するため、結合樹脂1重
量部当り光導電性化合物は、0.02重量部から1.2
重量部、より好ましくは0.05重量部から1.0重量
部の範囲で使用するのが好ましい。電子写真式平版印刷
原版においては、必要により前記アルミニウム基板と光
導電層の接着性、光導電層の電気特性、溶出性、印刷特
性等を改良する目的で中間層を設けることができる。前
記では、主として有機光導電性物資を用いた印刷原版に
関して記載したが、通常、軽印刷等で使用される酸化亜
鉛系印刷原版も同様に使用することができる。作成した
印刷原版を公知の方法によって所定の大きさに切断し、
積載することにより感光体を作成することができる。
【0021】本発明に用いるガム液は高分子化合物、親
油性物質、界面活性剤および水を含んでいる。天然高分
子には、かんしょデンプン、ばれいしょデンプン、タビ
オカデンプン、小麦デンプン及びコーンスターチ等のデ
ンプン類、カラジーナン、ラミナラン、海ソウマンナ
ン、ふのり、アイリッシュモス、寒天及びアルギン酸ナ
トリウム等の藻類から得られるもの、トロロアオイ、マ
ンナン、クインスシード、ペクチン、トラガカントガ
ム、カラヤガム、キサンチンガム、グアービンガム、ロ
ーカストビンガム、アラビアガム、キャロブガム及びベ
ンゾインガム等の植物性粘質物、デキストラン、グルカ
ン及びレバンなどのホモ多糖並びにサクシノグルカン及
びザンタンガムなどのヘテロ多糖等の微生物粘質物、に
かわ、ゼラチン、カゼイン及びコラーゲン等のタンパク
質などが挙げられる。
【0022】半天然物(半合成品)にはアルギン酸プロ
ピレングリコールエステルの他に、ビスコース、メチル
セルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルエチル
セルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフ
タレート等の繊維素誘導体並びに加工でんぷん等があげ
られる。加工でんぷんには白色デキストリン、黄色デキ
ストリン及びブリティッシュガムなどの焙焼でんぷん、
酵素デキストリン及びシャーディンガーデキストリンな
どの酵素変性デキストリン、可溶化でんぷんのような酸
分解でんぷん、ジアルデヒドスターチのような酸化でん
ぷん、変性アルファー化でんぷん及び無変性アルファー
化でんぷん等のアルファー化でんぷん、りん酸でんぷ
ん、脂肪でんぷん、硫酸でんぷん、硝酸でんぷん、キサ
ントゲン酸でんぷん及びカルバミン酸でんぷんなどのエ
ステル化でんぷん、カルボキシアルキルでんぷん、ヒド
ロキシアルキルでんぷん、スルフォアルキルでんぷん、
シアノエチルでんぷん、アリルでんぷん、ベンジルでん
ぷん、カルバミルエチルでんぷん及びジアルキルアミノ
でんぷんなどのエーテル化でんぷん、メチロール架橋で
んぷん、ヒドロキシアルキル架橋でんぷん、りん酸架橋
でんぷん及びジカルボン酸架橋でんぷんなどの架橋でん
ぷん、でんぷんポリアクリルアミド共重合体、でんぷん
ポリアクリル酸共重合体、でんぷんポリ酢酸ビニル共重
合体、でんぷんポリアクリルニトリル共重合体、カチオ
ン性でんぷんポリアクリル酸エステル共重合体、カチオ
ン性でんぷんビニルポリマー共重合体、でんぷんポリス
チレンマレイン酸共重合体及びでんぷんポリエチレンオ
キサイド共重合体などのでんぷんグラフト共重合体など
があげられる。
【0023】合成品にはポリビニルアルコールの他部分
アセタール化ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニ
ルエチルエーテル及びポリビニルイソブチルエーテルな
どの変性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリアクリル酸エステル部分けん化物、ポリアク
リル酸エステル共重合体部分けん化物、ポリメタアクリ
ル酸塩及びポリアクリルアマイドなどのポリアクリル酸
誘導体およびポリメタクリル酸誘導体、ポリエチレング
リコール、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリド
ン、ビニルピロリドンとビニルアセテートの共重合物、
カルボキシビニルポリマー、スチロールマレイン酸共重
合物、スチロールクロトン酸共重合物などがあげられ
る。これらの内、藻類から得られるもの、植物性粘着
物、繊維素誘導体、加工デンプン、アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル及び合成品は印刷版上の皮膜形成
性が良好なため好ましく用いられる。
【0024】親油性物質としては、可塑剤、脂肪酸、脂
肪油、一価アルコール、ワックスの他に平版印刷用イン
クのベヒクルとして使用される親油性樹脂がある。好ま
しい親油性樹脂としてはフェノールホルムアルデヒド樹
脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、t−ブチルフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂などのノボラック型フェノ
ール樹脂、フェノールとキシレンとをホルムアルデヒド
で縮合させたキシレン樹脂、フェノールとメシチレンと
をホルムアルデヒドで縮合させた樹脂、ポリヒドロキシ
スチレン、ブロム化ポリヒドロキシスチレン、カシュー
樹脂、スチレンと無水マレイン酸の共重合体の部分エス
テル化物、メラミン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、水添ロジン及びロジンエ
ステルなどの変性ロジン、ギルソナイトなどの石油樹脂
を挙げることができる。
【0025】好ましい可塑剤には例えばジブチルフタレ
ート、ジ−n−オクチルフタレート、ジ−(2−エチル
ヘキシル)フタレート、ジノニルフタレート、ジデシル
フタレート、ジラウリルフタレート、ブチルベンジルフ
タレートなどのフタル酸ジエステル類、例えばジオクチ
ルアゼレート、ジオクチルアジペート、ジブチルグリコ
ールアジペート、ジブチルセバケート、ジ−(2−エチ
ルヘキシル)セバケート、ジオクチルセバケートなどの
脂肪族二塩基酸エステル類、例えばエポキシ化大豆油な
どのエポキシ化トリグリセライド類、例えばトリクレジ
ルフォスフェート、トリオクチルフォスフェート、トリ
スクロルエチルフォスフェートなどの燐酸エステル類、
例えば安息香酸ベンジルなどの安息香酸エステル類が含
まれる。好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント
酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カブリン酸、ウンデシ
ル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペン
タデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリ
ン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メ
リシン酸、ラクセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とア
クリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ
酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、リノール酸、リノレン
酸、アラキドン酸、プロピオール酸、ステアロール酸、
イワシ酸、タリリン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸があ
る。一価アルコールは、脂肪族飽和一価アルコール、脂
肪族不飽和一価アルコール、芳香族アルコール、脂環式
アルコール、複素環式アルコール等に分類される。また
一価アルコールには置換基を有していてもよく、該置換
基としては、クロル、ブロムの如きハロゲン原子、メト
キシ、プロポキシの如きアルコキシ基、フェノキシの如
きアリールオキシ基等が挙げられる。本発明に用いるガ
ム液は、溶液型又は界面活性剤、親油性物質等、適宜選
択することによって得られるエマルジョン型ガム液、サ
スペンジョン型ガム液、非エマルジョン型非サスペンジ
ョン型ガム液等、いずれも好適に用いられる。
【0026】本発明に用いるPS版は例えば光照射によ
って溶解性が変化する感光層がアルミニウム板、亜鉛
板、鉄板、紙板、プラスチック板等の基板上に5〜0.
1g/m2 塗布されているものである。感光層としては
オルトキノンジアジド化合物、ジアゾニウム塩化合物、
アジド化合物、フォトポリマー化合物および光重合性化
合物等からなる感光層を挙げることが出来る。特に本発
明に最適のPS版はアルミニウム板上にオルトキノンジ
アジド化合物からなる感光層を有するポジ型PS版及び
ジアゾニウム塩化合物からなる感光層を有するネガ型P
S版である。
【0027】本発明に用いる現像液としてはPS版の感
光層を容易に溶出又は除去せしめるもので、たとえばオ
ルトキノンジアジド化合物からなる感光層の場合には、
珪酸ソーダあるいはカリの水溶液が用いられる。また、
必要に応じて長期に使用される場合は現像補充液が補充
される。この場合に補充する現像補充液は特開昭50−
144502号、特開昭54−62004号公報に示さ
れる様に元の現像液よりアルカリ度の高い強い現像液を
使用する。補充量は補充する現像補充液の強さによって
一定ではないが管理の容易さから1回の補充量は現像液
の仕込量20リットル当り5mlから5リットルの範囲
が適当である。もっとも管理のよい補充量は現像液の仕
込量20リットル当り20mlから2リットルの範囲で
ある。感光層の光の当たったところが硬化するネガ型ジ
アゾニウム化合物の場合には感光層に用いるバインダー
によって現像液の組成は大巾に変ってくる。たとえばバ
インダーがアルカリ可溶性樹脂の場合には現像液の主成
分はアルカリ剤になる。このアルカリ剤は、PS版を処
理するにつれ消費され、現像液の活性度は低下する。こ
の様な場合現像補充液としてアルカリ剤を添加すること
によって現像液の活性度を回復させることが出来る。こ
の他のアジド系感光層、光架橋型感光性樹脂系感光層お
よび光重合系感光層からなるPS版をそれぞれの現像液
で処理する場合、処理することによって消費される現像
液中の成分を補充によって補い現像液の活性度を回復さ
せる。
【0028】
【実施態様】以下、図1〜図3を参照して本発明を適用
した感光性平版印刷版の乾燥装置の実施態様を説明す
る。なお、図1〜図3は感光性平版印刷版の乾燥装置の
各構成例を示す概略構成図であり、図5を参照して説明
した従来例と同様の作用を行う部材には同一の符号を付
して説明を省略する。先ず、図1を参照して感光性平版
印刷版の乾燥装置D1(以下、単に乾燥装置と略称す
る)の第1実施態様を説明する。本実施態様に示す乾燥
装置D1の上流側の構成は、図5を参照して説明した構
成と同一であってよく、乾燥装置D1にはガム液が塗布
された感光性平版印刷版1がローラ搬送されてくるもの
とする。感光性平版印刷版1の搬送方向の上流側から下
流側に向けて、花形くしローラ6a,6bと温風ダクト
31が交互に配設され、その下流に新たにモルトンロー
ラ35a,35bが配設され、更に温風ダクト31とモ
ルトンローラ34a,34bが配設されている。なお、
ヒータ32及びファン33は従来例で説明したように、
各温風ダクト31に温風を供給するものであり、温風の
循環経路については図6を参照して説明した通りであ
る。
【0029】ここで、従来の乾燥装置Dとの構成上の相
違を説明すると、従来の乾燥装置Dは感光性平版印刷版
1の搬送経路の最下流、即ち乾燥装置D外に排出する直
前に1対のモルトンローラ34a,34bが配設されて
いただけであるが、本実施態様ではモルトンローラ34
a,34bの上流にモルトンローラ35a,35bが配
設されている。新たに配設されたモルトンローラ35
a,35bは、2番目の温風ダクト31と3番目の温風
ダクト31との間に介在しているので、感光性平版印刷
版1がローラ搬送される間に下記のような乾燥促進作用
が行われる。即ち、感光性平版印刷版1は、先ず1番目
と2番目の2組の温風ダクト31から吹き付けられる温
風により乾燥されるが、この段階では塗布ムラ部分は完
全に乾燥しておらず、画像形成部に対し言わば乾燥度に
差がある。しかし、乾燥が遅れている塗布ムラ部分は、
新たに配設されたモルトンローラ35a,35bによっ
て吸液されるので、乾燥度合いが均一化されるようにな
る。この状態で3番目、即ち最後の温風ダクト31によ
り乾燥され、更にモルトンローラ34a,34bにより
吸液を行ってから排出する。
【0030】前記のように、本実施態様における乾燥装
置D1は、モルトンローラ35a,35bを新たに配設
することにより、このモルトンローラ35a,35bを
通過した段階で感光性平版印刷版1の全面について吸液
を行うことができ、感光性平版印刷版1の乾燥が早めら
れる。従って、乾燥装置D1の大きさ、即ち感光性平版
印刷版1の搬送方向の長さを短縮することができる。し
かも、ヒータ32のパワーを上げることなく、低消費電
力のままで乾燥度を上げることができる。故に、乾燥装
置D1の長さ方向の寸法短縮化と、感光性平版印刷版1
の乾燥速度向上とを図ることができる。
【0031】次に、図2を参照して乾燥装置D1の第2
実施態様を説明する。なお、本実施態様と前記第1実施
態様との相違点は、新たに配設するモルトンローラ36
a,36bを更に上流側に位置決めしたことにある。即
ち、モルトンローラ36a,36bは、図2に示すよう
に最初の温風ダクト31と2番目の温風ダクト31との
間に配設されている。従って、感光性平版印刷版1は、
最初の温風ダクト31の温風により加熱されるが、この
段階で完全に乾燥することはなく、塗布ムラ部分には液
滴が残った状態になる。本実施態様では、最初の温風ダ
クト31の直ぐ下流にモルトンローラ36a,36bが
配設されているので、塗布ムラ部分に残った液滴は吸液
だけでなく、圧接によりならされるようになる。
【0032】残留した液滴がならされた感光性平版印刷
版1は、モルトンローラ36a,36bの直ぐ下流に設
けられている温風ダクト31により加熱されるので、乾
燥が促進される。次いで、3番目の温風ダクト31によ
り更に乾燥され、更に最下流に設けたモルトンローラ3
4a,34bによって吸液が行われる。従って、乾燥装
置D1の長さを増すことなく、またヒータ32のパワー
を上げることなく感光性平版印刷版1の乾燥を効率よく
行うことができる。
【0033】次に、図3を参照して乾燥装置D1の第3
実施態様を説明する。なお、本実施態様と前記各実施態
様との相違点は、3組の温風ダクト31と3組のモルト
ンローラ34a,34b〜36a,36bを交互に配設
したことにある。本実施態様の構成によれば、最初のモ
ルトンローラ36a,36bは、感光性平版印刷版1に
対し前記第2実施態様と同様の作用を行う。従って、感
光性平版印刷版1が最初の温風ダクト31の配設位置を
通過した後、塗布ムラ部分に液滴が残っていたとして
も、モルトンローラ36a,36bによって吸液、更に
液滴の均しが行われるので、2番目の温風ダクト31に
懸かる段階では湿り気が残っている程度になる。そし
て、2番目の温風ダクト31により乾燥された後、モル
トンローラ35a,35bにより感光性平版印刷版1の
吸液が行われる。次に、3番目の温風ダクト31の乾燥
作用と、3番目のモルトンローラ34a,34bの吸液
作用により完全に乾燥され、乾燥装置D1外に排出され
る。
【0034】前記構成の乾燥装置D1によれば、ローラ
搬送中の感光性平版印刷版1に対し、温風ダクト31に
よる乾燥とモルトンローラ36a,36b〜34a,3
4bによる吸水が交互に行われるので、乾燥が促進され
る。しかも、各温風ダクト31とモルトンローラ36
a,36b〜34a,34b間の間隔を延ばす必要がな
いので、乾燥装置D1の小型化を図ることができる。ま
た、ヒータ32のパワーを上げることなく、低消費電力
での乾燥効率向上を図ることができる。なお、感光性平
版印刷版1は図5に示した水平搬送方式の現像ゾーン
A、リンスゾーンB、ガム液塗布ゾーンCで処理される
が、図11に示す構成の各ゾーンA,B,Cで処理され
てもよい。図11において、図5と同じ機能の要素につ
いては同じ符号を付してある。図11に示す現像ゾーン
Aは、感光性平版印刷版1を現像液に浸漬して搬送しな
がら処理する構成である。また、リンスゾーンBは、少
量のリンス液で感光性平版印刷版1を処理できるよう
に、またガム液塗布ゾーンCは少量のガム液でも無駄な
く良好に塗布できるようになっている。
【0035】
【実施例】次に、図4を参照して乾燥装置D1の実施例
を説明する。なお、図4に記入した数字は乾燥装置D1
の最上流端、即ち感光性平版印刷版1が装置内に差しか
かる端部からの寸法を示すものであり単位はmmであ
る。従って、乾燥装置D1の長さ寸法は445mmであ
り、最上流端から45mmの位置に花形くしローラ6
a、6bが設けられ、105mmの位置に最初の温風ダ
クト31が設けられる。以下同様に、2番目の温風ダク
ト31は225mmの位置に、3番目の温風ダクト31
は345mmの位置に設けられる。各温風ダクト31
は、幅寸法が例えば50mmのものが適用されている。
【0036】位置P1は、前記第2及び第3実施態様に
示したモルトンローラ36a,36bの配設位置を示す
ものであり、上流端からの寸法は165mmに設定され
ている。位置P2は、前記第1及び第3実施態様で示し
たモルトンローラ35a,35bの配設位置を示すもの
であり、上流端からの寸法は285mmに設定されてい
る。また、モルトンローラ34a,34bは、上流端か
ら405mmの位置に配設されている。乾燥装置D1の
全長が445mmであり、位置P1は上流端から165
mmの位置に、位置P2は285mmの位置に設定され
ている。従って、モルトンローラ36a,36b及び3
5a,35bは、全長に対し上流側から60%以内の位
置に配設されることになる。
【0037】本実施例における乾燥装置D1について、
位置P1に花形くしローラを配設し、位置P2にモルト
ンローラを配設した場合、前記第1実施態様で説明した
作用が行われ、乾燥装置D1の全長を445mmに短縮
したままで感光性平版印刷版1の乾燥効率を向上させる
ことができる。更に、位置P1にモルトンローラを配設
し、位置P2に花形くしローラを配設した場合、前記第
2実施態様で説明した作用が行われ、前記同様の効果が
得られる。また、位置P1、P2のいずれにもモルトン
ローラを配設した場合は、前記第3実施態様で説明した
作用が行われ、前記同様の効果が得られる。
【0038】ここで、従来の乾燥装置Dと本発明を適用
した乾燥装置D1との乾燥状態の相違を表1に示す。な
お、乾燥装置D1は、前記第3の実施例に対応した構
成、即ちモルトンローラ34a,34bに加えて実施例
に示した位置P1,P2にモルトンローラを配設した構
成であり、全長は450mm以下、感光性平版印刷版1
の搬送速度は5m/分とする。
【0039】
【表1】
【0040】表1のデータから明らかなように、本実施
例の乾燥装置D1によれば乾燥温度が75℃であって
も、感光性平版印刷版1の搬送速度を5m/分で乾燥
し、全長を45cmに設定することができる。しかし、
従来の乾燥装置Dにあっては、比較例1、2に示すよう
に乾燥温度75℃に設定した場合は搬送速度を1.4m
/分に遅らせるか、全長を70cmに延長させなければ
ならない。また、全長を本実施例同様に設定するために
は、データ3に示すように乾燥温度を105℃もの高温
に設定しなければならず、この場合は高消費電力になっ
てしまう。なお、乾燥温度と乾燥時間との関係について
は、従来の乾燥装置Dにあっては乾燥温度を100℃に
設定した場合に乾燥時間が5秒であったが、本実施例の
乾燥装置D1にあっては乾燥温度を70℃に設定しても
乾燥速度を5秒にすることができる、等の実験データも
ある。これらのデータから明らかなように、本実施例の
構成によれば、乾燥温度を上げることなく乾燥速度を向
上させ、装置の全長を縮小させることができる。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る印
刷版の乾燥装置は、印刷版の搬送経路であって、前記印
刷版に非接触で表面乾燥する温風ダクトの下流側で、且
つ前記印刷版の画像形成部が乾燥状態で非画像形成部が
未乾燥の状態で搬送されてくる位置に、前記印刷版の幅
方向全域に接触して前記非画像形成部に付着した塗布液
を吸液するモルトンローラを配設した。従って、温風に
より乾燥後に塗布ムラを乾燥させるための搬送距離を短
縮することができ、この短縮距離に対応して乾燥装置の
長さを縮小し、乾燥装置の小型化と乾燥時間の短縮を図
ることができる。また、温風ダクトの下流側で、乾燥装
置の上流端から60%以内の位置に、吸液ローラを配設
したので、印刷版は搬送経路の前半でほぼ乾燥され、乾
燥装置の小型化、消費電力の低減、乾燥時間の短縮を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様である感光性平版印刷版
の乾燥装置の構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施態様である感光性平版印刷版
の乾燥装置の構成を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第3実施態様である感光性平版印刷版
の乾燥装置の構成を示す概略構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す感光性平版印刷版の乾燥
装置の構成図である。
【図5】従来の感光性平版印刷版の処理装置の構成図で
ある。
【図6】乾燥装置の温風ダクトの構成を示す説明図であ
る。
【図7】感光性平版印刷版の搬送を示す斜視図である。
【図8】塗布ムラ状態を示す感光性平版印刷版の搬送方
向に沿う断面図である。
【図9】塗布ムラ状態を示す感光性平版印刷版の横断面
図である。
【図10】塗布ムラの形成例を示す要部の側面図であ
る。
【図11】感光性平版印刷版の処理装置の他の態様の構
成図である。
【符号の説明】
A 現像ゾーン B リンスゾーン C ガム液塗布ゾーン D、D1 乾燥装置 1 感光性平版印刷版 2a、2b、12a、12b、22a、22b 搬送ロ
ーラ 3、13、23 噴射ノズル 4 処理液槽 6a、6b 花形くしローラ 14 洗浄液槽 24 ガム液槽 31 温風ダクト 32 ヒータ 33 ファン 34a、34b〜36a、36b モルトンローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部と非画像形成部とを有する印
    刷面に塗布液を塗布した印刷版の搬送経路に、温風を吹
    きつけて表面乾燥を行う温風ダクトと、前記印刷版の印
    刷面に接触して吸液を行う吸液ローラを配設した印刷版
    の乾燥装置において、 前記温風ダクトの下流側であって、搬送方向と直交する
    幅方向について、前記画像形成部が乾燥状態で前記非画
    像形成部が未乾燥の状態で搬送されてくる位置に、前記
    吸液ローラを設けたことを特徴とする印刷版の乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】 画像形成部と非画像形成部とを有する印
    刷面に塗布液を塗布した印刷版の搬送経路に、温風を吹
    きつけて表面乾燥を行う温風ダクトと、前記印刷版の印
    刷面に接触して吸液を行う吸液ローラを配設した印刷版
    の乾燥装置において、 前記温風ダクトの下流側であって、該乾燥ゾーンの全長
    に対し上流端から60%の範囲内に、前記吸液ローラを
    設けたことを特徴とする印刷版の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、印刷版の支持体幅よ
    り軸方向長さが長く表面に弾力性があるローラにより印
    刷版をニップして、印刷版に付着した塗布液を絞り取っ
    て塗布液量を所定量にした後の印刷版を乾燥することを
    特徴とする印刷版の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記吸液ローラを搬送方向に沿って複数
    配置したことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか
    に記載の印刷版の乾燥装置。
JP6126478A 1994-06-08 1994-06-08 印刷版の乾燥装置 Pending JPH07333864A (ja)

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