JPH0733385A - 天井クレーン - Google Patents

天井クレーン

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Publication number
JPH0733385A
JPH0733385A JP17922193A JP17922193A JPH0733385A JP H0733385 A JPH0733385 A JP H0733385A JP 17922193 A JP17922193 A JP 17922193A JP 17922193 A JP17922193 A JP 17922193A JP H0733385 A JPH0733385 A JP H0733385A
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JP
Japan
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traveling
hoisting
rail
linear
overhead crane
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17922193A
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English (en)
Inventor
Hiroki Muramoto
廣毅 村本
Motoyoshi Ishii
元悦 石井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軌条を正確に整合させる機構を不要にでき
る。また搬送効率を向上できる。 【構成】 天井クレーン11の水平搬送用走行機体12
とシャトルビーム13と垂直搬送用巻上トロリー14と
を直線状走行軌条10に沿ってその最端部位置まで走行
させ、次いで垂直搬送用巻上トロリー14から荷吊用巻
上フック35を下降させて、同荷吊用巻上フック35に
より荷9を支持し、次いで荷吊用巻上フック35と荷9
とを建造中のビル構造体1の建造階16まで上昇させ、
次いで水平搬送用走行機体12とシャトルビーム13と
垂直搬送用巻上トロリー14とを直線状走行軌条10に
沿って走行させ、このとき、必要に応じてシャトルビー
ム13を必要距離だけ張り出し、次いで荷吊用巻上フッ
ク35と荷9とを下降させて、荷9を目的の位置に下ろ
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルの架設等に使用さ
れる天井クレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のビル架設用天井クレーンを図1
4、図15により説明すると、図14の1が建造中のビ
ル構造体、2が同ビル構造体1の上部を支点してジャッ
キアップされる4本の昇降支柱、3が同各昇降支柱2の
上端部に取付けたビル最上階を主構とするハット梁、5
が同ハット梁3の下面に設けた走行軌条、4が巻上ホイ
ストである。
【0003】また6が地上に立設した垂直搬送用タワー
で、同垂直搬送用タワー6の上部がハット梁3の張出端
部に位置している。7が同垂直搬送用タワー6内を昇降
する昇降ホイスト軌条、8が建造中のビル構造体1のう
ち地上階の天井部に設けた荷取用ホイスイ軌条である。
上記ハット梁3の下面に設けた走行軌条5は、図15に
示すように垂直搬送用タワー6から建造階の奥(図の左
方向)に向かって配設した多数の固定走行軌条5aと、
矢印方向に横行して固定走行軌条5aに選択的に接続す
る可動走行軌条5bとにより構成されている。
【0004】上記図14、図15に示すビル架設用天井
クレーンでは、荷取用ホイスイ軌条8に支持されたホイ
スト4により地上階の荷9を吊り上げ、次いでホイスト
4を荷取用ホイスイ軌条8→垂直搬送用タワー6内下部
に位置する昇降ホイスト軌条7へ走行させ、次いで昇降
ホイスト軌条7を垂直搬送用タワー6内上部まで上昇さ
せる一方、図15右側の可動走行軌条5bを矢印方向に
横行させて、昇降ホイスト軌条7に接続させ、次いでホ
イスト4を昇降ホイスト軌条7→上記可動走行軌条5b
へ走行させる。
【0005】そして上記可動走行軌条5b及び他の可動
走行軌条5bを適宜横行させることにより、可動走行軌
条5b同士を接続させるか、可動走行軌条5bを固定走
行軌条5aに接続させて、ホイスト4を目的の位置まで
走行させ、目的の位置に達したら、荷9を建造中のビル
構造体1へ下ろすようにしている。次に従来のビル架設
用天井クレーンの他の例を図16により説明すると、1
が建造中のビル構造体、3がハット梁、3a〜3dがハ
ット梁3の各辺部、10がハット梁3の下面に一定方向
に平行に設けた複数条の直線状走行軌条、11が天井ク
レーン、12が直線状走行軌条10に沿って走行する天
井クレーン11の水平搬送用走行機体で、ハット梁3の
2つの辺部3a、3bには、垂直搬送用巻上トロリー1
4を有する水平搬送用走行機体12を配置し、ハット梁
3の他の辺部3c、3dには、水平搬送用走行機体12
だけを設けている。
【0006】上記図16に示すビル架設用天井クレーン
では、ハット梁辺部3c、3d側の水平搬送用走行機体
12と、ハット梁辺部3a、3b側の水平搬送用走行機
体12とを図示の所定位置に停止させ、垂直搬送用巻上
トロリー14をハット梁辺部3a、3bの水平搬送用走
行機体12からハット梁辺部3c、3d側の水平搬送用
走行機体12へ乗り移らせ、次いでハット梁辺部3c、
3d側の水平搬送用走行機体12を直線状走行軌条10
に沿って走行させるとともに、垂直搬送用巻上トロリー
14を同水平搬送用走行機体12に沿い横行させて、同
垂直搬送用巻上トロリー14により吊り下げ支持した吊
り荷を建造中のビル構造体1の目的の位置へ搬送するよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記図14、図15に
示す従来のビル架設用天井クレーンでは、荷9を目的の
位置まで運ぶのに、荷取用ホイスイ軌条8を下降させ
て、昇降ホイスト軌条7に接続させたり、荷取用ホイ
スイ軌条8を上昇させて可動走行軌条5bに接続させた
り、可動走行軌条5b同士または可動走行軌条5bと
固定走行軌条5aとを接続させたり、する必要があっ
て、軌条を正確に整合させる機構が複雑化する。
【0008】またホイスト4が多数の軌条を乗り継ぐの
で、ホイスト4を円滑に移動させにくい。さらに多数の
ホイスト4を並行的に運転する場合、走行経路が重複し
て、垂直、水平搬送時に待ち時間が生じたり、タイミン
グの良い運転制御を行いにくいという問題があった。前
記図16に示す従来のビル架設用天井クレーンでは、ハ
ット梁辺部3a、3b側の水平搬送用走行機体12と、
ハット梁辺部3c、3d側の水平搬送用走行機体12と
が走行するので、互いの位置合わせに多くの時間を必要
とする。また垂直搬送用巻上トロリー14が去って搬送
能力の無くなった空の水平搬送用走行機体12をその位
置に単に待機させることになるので、搬送効率が低下す
るという問題があった。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、軌条を正確に整合させる
機構を不要にできる。また搬送効率を向上できる天井ク
レーンを提供しようとする点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、建造中のビル構造体の上部を支点とす
る複数の昇降支柱の上部に取付けたハット梁の下面をク
レーン設置面とする天井クレーンにおいて、前記各昇降
支柱を避けて前記ハット梁の下面に設けた走行軌条と、
同走行軌条に沿って走行する水平搬送用走行機体と、同
水平搬送用走行機体に横行可能に設けた垂直搬送用巻上
トロリーとを具えている。
【0011】前記走行軌条を直線状とし、この直線状走
行軌条を前記各昇降支柱を避けて前記ハット梁の下面に
平行に配設してもよい。前記走行軌条を正円状とし、こ
の正円状走行軌条を前記各昇降支柱を避けて前記ハット
梁の下面に配設してもよい。前記水平搬送用走行機体に
シャトルビームを横行可能に設け、同シャトルビームに
前記垂直搬送用巻上トロリーを横行可能に設け、同垂直
搬送用巻上トロリーを前記シャトルビームに沿い横行さ
せるトロリー横行ロープ機構と前記垂直搬送用巻上トロ
リー下方の荷吊用巻上フックを昇降させる巻上ロープ機
構とを前記シャトルビームに設けてもよい。
【0012】前記ハット梁の各辺部の下面に前記直線状
走行軌条を配設し、同直線状走行軌条に接続可能な直線
状走行軌条を有するターンテーブルを前記ハット梁の各
隅角部の下面に配設し、これらの直線状走行軌条に沿い
走行する前記水平搬送用走行機体に垂直搬送用巻上トロ
リーを横行可能に設けてもよい。前記ハット梁の各辺部
の下面に前記直線状走行軌条を配設し、同直線状走行軌
条に接続可能な直線状走行軌条を有するターンテーブル
を前記ハット梁の各隅角部の下面に配設し、これらの直
線状走行軌条に沿い走行する前記水平搬送用走行機体に
シャトルビームを横行可能に設け、同シャトルビームに
前記垂直搬送用巻上トロリーを横行可能に設けてもよ
い。
【0013】
【作用】本発明の天井クレーンは前記のように構成され
ており、水平搬送用走行機体及び垂直搬送用巻上トロリ
ーを直線状走行軌条に沿ってその最端部位置まで走行さ
せ、次いで垂直搬送用巻上トロリーから荷吊用巻上フッ
クを下降させて、同荷吊用巻上フックにより荷を支持
し、次いで荷吊用巻上フックと荷とを建造中のビル構造
体の建造階まで上昇させ、次いで水平搬送用走行機体及
び垂直搬送用巻上トロリーを直線状走行軌条に沿って走
行させ、このとき、必要に応じてシャトルビームを必要
距離だけ張り出し、次いで荷吊用巻上フックと荷とを下
降させて、荷を目的の位置に下ろす。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)次に本発明の天井クレーンを図1〜図3
に示す第1実施例により説明すると、図1の1が建造中
のビル構造体、2が同ビル構造体1の上部を支点してジ
ャッキアップされる4本の昇降支柱、3が同各昇降支柱
2の上端部に取付けたビル最上階を主構とするハット梁
で、上記ハット梁3は、長手方向の端部がビル構造体1
の外側へ大きく張出している。
【0015】図1、図2の10が各昇降支柱2を避けて
ハット梁3の下面に設けた2条の直線状走行軌条、1
1、11が天井クレーン、12が各直線状走行軌条10
に沿って走行する天井クレーン11の水平搬送用走行機
体、13が水平搬送用走行機体12に矢印方向への横行
を可能に設けたシャトルビーム、14がシャトルビーム
13に矢印方向への横行を可能に設けた垂直搬送用巻上
トロリーである。
【0016】図3は、図2の矢視A−A線に沿う縦断正
面図である。17がブレーキ付モータ、18がブレーキ
付モータ17により駆動される車輪ボギーで、この車輪
ボギー18が4つあり、これらの車輪ボギー18が水平
搬送用走行機体12に取付けられるとともに、各直線状
走行軌条10に走行可能に係合して、水平搬送用走行機
体12が各直線状走行軌条10に沿った走行を可能に支
持されている。
【0017】19が水平搬送用走行機体12の下面に設
けたシャトル横行用軌条、20がシャトルビーム13の
長手方向の3箇所に設けた移動用ローラで、これらの移
動用ローラ20がシャトル横行用軌条19に係合して、
シャトルビーム13がシャトル横行用軌条19に沿った
横行を可能に支持されている。21が水平搬送用走行機
体12内のシャトル横行ドラム、23が横行用ロープ
で、同横行用ロープ23は、水平搬送用走行機体12内
のシャトル横行ドラム21から水平搬送用走行機体12
の両端部に取付けたシーブ22を経てシャトルビーム1
3の中央部に固定されており、シャトル横行ドラム21
を正逆方向に駆動して、シャトルビーム13を左方また
は右方へ一点鎖線位置を限度として張り出すようになっ
ている。
【0018】24がシャトルビーム13の下部に横行方
向に設けたトロリー横行用軌条、14が垂直搬送用巻上
トロリー、25が内蔵するモータにより駆動される横行
車輪で、同横行車輪25が垂直搬送用巻上トロリー14
に取付けられるとともに、トロリー横行用軌条24に係
合して、垂直搬送用巻上トロリー14がトロリー横行用
軌条24に沿った横行を可能に支持されている。
【0019】26が水平搬送用走行機体12内の巻上ド
ラム、27が巻上用ロープで、同巻上用ロープ27は、
水平搬送用走行機体12内の巻上ドラム26から水平搬
送用走行機体12の右端部側のシーブ28と、シャトル
ビーム13の左端部側のシーブ29と、垂直搬送用巻上
トロリー14上の固定シーブ30と、垂直搬送用巻上ト
ロリー14下方の移動シーブ31と、上記固定シーブ3
0と、シャトルビーム13の右端部側のシーブ32とを
経て水平搬送用走行機体12の左端部33に固定されて
おり、巻上ドラム26を駆動して、垂直搬送用巻上トロ
リー14下方の移動シーブ31と同移動シーブ31に取
付けた荷吊用巻上フック35と同フック35により支持
された荷9とを昇降させるようになっている。
【0020】次に前記図1〜図3に示す天井クレーン1
1の作用を具体的に説明する。水平搬送用走行機体12
のブレーキ付モータ17を駆動して、水平搬送用走行機
体12及び垂直搬送用巻上トロリー14を直線状走行軌
条10、10に沿ってその最端部位置まで走行させ、次
いで垂直搬送用巻上トロリー14の巻上ドラム26を駆
動し、移動シーブ31と荷吊用巻上フック35とを下降
させて、同荷吊用巻上フック35により荷9を支持し、
次いで巻上ドラム26を反対方向に駆動し、移動シーブ
31と荷吊用巻上フック35と荷9とを建造中のビル構
造体1の建造階16まで上昇させ、次いで水平搬送用走
行機体12のブレーキ付モータ17を駆動して、水平搬
送用走行機体12及び垂直搬送用巻上トロリー14を直
線状走行軌条10、10に沿って走行させる。
【0021】このとき、必要に応じてシャトル横行ドラ
ム21を駆動し、シャトルビーム13を必要距離だけ張
り出し、次いで巻上ドラム26を駆動し、移動シーブ3
1と荷吊用巻上フック35と荷9とを下降させて、荷9
を目的の位置に下ろす。なお上記第1実施例の場合、2
組の天井クレーン11には、距離センサーが取付けられ
ており、この距離センサーにより、衝突防止制御が行わ
れる。
【0022】この第1実施例には、次の利点がある。即
ち、 (1)図14、図15に示す固定走行軌条5a、可動走
行軌条5b、昇降ホイスト軌条7、荷取用ホイスイ軌条
8等が不必要で、軌条を正確に整合させる機構が不要に
なる。 (2)上記各軌条5a、5b、7、8等が不必要で(乗
り継ぎが不必要で)、走行移動が円滑になり、垂直、水
平搬送サイクル時間が必要最小限に短縮されて、搬送効
率が向上する。 (3)2組の天井クレーン11が独立して運転制御さ
れ、相互干渉による搬送運転の停滞が減少して、この点
からも搬送効率が向上する。
【0023】(第2実施例)図4は、本発明の天井クレ
ーンの第2実施例を示している。この第2実施例は、一
辺1aの幅が他辺1bの幅よりも広いビル1の建造に適
用する天井クレーンの例で、ハット梁3の下面に3組の
直線状走行軌条10が次のように設けられている。即
ち、左側2本の昇降支柱2の外側に1組の直線状走行軌
条10が位置し、左側2本の昇降支柱2と右側2本の昇
降支柱2との間に1組の直線状走行軌条10が位置し、
右側2本の昇降支柱2の外側に1組の直線状走行軌条1
0が位置するようにハット梁3の下面に3組の直線状走
行軌条10が設けられている。これらの直線状走行軌条
10は、ビル1の他辺1bに平行である。
【0024】天井クレーン11及び直線状走行軌条10
は、第1実施例のものと長さが異なるだけで同様に構成
されている。この第2実施例には、第1実施例の利点の
外に次の利点がある。即ち、 (1)左側2本の昇降支柱2の外側と、左側2本の昇降
支柱2と右側2本の昇降支柱2との間と、右側2本の昇
降支柱2の外側とに、天井クレーン11をそれぞれ配置
したので、各天井クレーン11の垂直搬送用巻上トロリ
ー14がビル全域をあますところなくカバーする。 (2)また天井クレーン11の台数が増加して、搬送能
力が向上する。
【0025】(第3実施例)図5は、本発明の天井クレ
ーンの第3実施例を示している。この第3実施例では、
床面積規模が小さいビルの建造に適用する天井クレーン
の例で、各昇降支柱2の内方のハット梁3の下面中央部
に正円形の走行軌条10を設け、この走行軌条10によ
り走行軌条10を直径方向に跨いだ天井クレーン11を
旋回可能に支持している。
【0026】天井クレーン10は、ビルの幅方向に旋回
して、シャトルビーム13が最小繰り出し位置にあると
きに、図1の地上階15から建造階16への垂直搬送を
行い、建造階16で水平搬送を行う。この第3実施例に
は、第1実施例の利点の外に次の利点がある。即ち、昇
降支柱2の近くに垂直搬送用巻上トロリー14の到達し
ない箇所を生じるが、天井クレーン11が1台だけにな
って、設備費が低減する。
【0027】(第4実施例)図6〜図8は、本発明の天
井クレーンの第4実施例を示している。図6の3が各昇
降支柱2(図1、図2参照)の上端部に取付けたビル最
上階を主構とするハット梁で、上記ハット梁3は、長手
方向の端部がビル構造体1の外側へ大きく張出してい
る。
【0028】10が各昇降支柱2を避けてハット梁3の
下面に設けた2条の直線状走行軌条、11が天井クレー
ン、12が各直線状走行軌条10に沿って走行する天井
クレーン11の水平搬送用走行機体、13が水平搬送用
走行機体12に矢印方向への横行を可能に設けたシャト
ルビーム、14がシャトルビーム13に矢印方向への横
行を可能に設けた垂直搬送用巻上トロリーである。
【0029】17がブレーキ付モータ、18がブレーキ
付モータ17により駆動される車輪ボギーで、この車輪
ボギー18が4つあり、これらの車輪ボギー18が水平
搬送用走行機体12に取付けられるとともに、各直線状
走行軌条10に走行可能に係合して、水平搬送用走行機
体12が各直線状走行軌条10に沿った走行を可能に支
持されている。
【0030】42がシャトルビーム13の下面に設けた
トロリー横行用軌条、25が垂直搬送用巻上トロリー1
4に設けた車輪で、同車輪25がトロリー横行用軌条4
2に係合して、垂直搬送用巻上トロリー14がトロリー
横行用軌条41に沿った横行を可能に支持されている。
19が水平搬送用走行機体12の下面に設けたシャトル
横行用軌条、20がシャトルビーム13の長手方向の2
箇所に設けた移動用ローラ(車輪ボギー)、21’が同
移動用ローラ20を駆動するブレーキ付モータで、これ
らの移動用ローラ20がシャトル横行用軌条19に係合
して、シャトルビーム13がシャトル横行用軌条19に
沿った横行を可能に支持されている。
【0031】図6、図7の32がシャトルビーム13上
に設置した巻上トロリー横行ドラム、34が横行用ロー
プで、同横行用ロープ23は、シャトルビーム13上の
巻上トロリー横行ドラム32からシャトルビーム13の
両端部に取付けたシーブ35、36を経て垂直搬送用巻
上トロリー14の繋着点40に固定されており、巻上ト
ロリー横行ドラム32を正逆方向に駆動して、垂直搬送
用巻上トロリー14をシャトルビーム13に沿って矢印
方向に横行させるようになっている。
【0032】図6、図8の26、26がシャトルビーム
13上に設置した巻上ドラム、27、27が巻上用ロー
プ、38、38及び39、39がシャトルビーム13の
一端部(図6では左端部)に取付けたシーブ、30が垂
直搬送用巻上トロリー14上の3つの固定シーブ、31
が同各シーブ30下方の2つの移動シーブ、35が同各
移動シーブ31間に取付けた荷吊用巻上フックである。
【0033】上記一方の巻上用ロープ27は、一方の巻
上ドラム26からシーブ38→シーブ39→固定シーブ
30→移動シーブ31→固定シーブ30→シャトルビー
ム13の繋着点41に固定されている。また上記他方の
巻上用ロープ27は、他方の巻上ドラム26からシーブ
38→シーブ39→固定シーブ30→移動シーブ31→
固定シーブ30→シャトルビーム13の繋着点41に固
定されており、巻上ドラム26、26を駆動して、垂直
搬送用巻上トロリー14下方の移動シーブ31と同移動
シーブ31に取付けた荷吊用巻上フック35と同フック
35により支持された荷9とを昇降させるようになって
いる。
【0034】次に前記図6〜図8に示す天井クレーン1
1の作用を具体的に説明する。水平搬送用走行機体12
のブレーキ付モータ17を駆動して、水平搬送用走行機
体12及び垂直搬送用巻上トロリー14を直線状走行軌
条10、10に沿ってその最端部位置まで走行させ、次
いで巻上ドラム26を駆動し、移動シーブ31と荷吊用
巻上フック35とを下降させて、同荷吊用巻上フック3
5により荷9を支持し、次いで巻上ドラム26を反対方
向に駆動し、移動シーブ31と荷吊用巻上フック35と
荷9とを建造中のビル構造体1の建造階16まで上昇さ
せ、次いで水平搬送用走行機体12のブレーキ付モータ
17を駆動して、水平搬送用走行機体12及び垂直搬送
用巻上トロリー14を直線状走行軌条10、10に沿っ
て走行させるとともに、巻上トロリー横行ドラム32を
駆動して、垂直搬送用巻上トロリー14をシャトルビー
ム13に沿って横行させる。
【0035】このとき、必要に応じてブレーキ付モータ
20’を駆動し、シャトルビーム13を必要距離だけ張
り出し、次いで巻上ドラム26を駆動し、移動シーブ3
1と荷吊用巻上フック35と荷9とを下降させて、荷9
を目的の位置に下ろす。この第4実施例には、第1実施
例の利点の外に次の利点がある。即ち、 (1)図6、図8に示す大リフト用大型巻上ドラム26
及び巻上ロープ機構37と、図6、図7に示すトロリー
横行用ドラム32及びトロリー横行ロープ機構33と
が、水平搬送用走行機体12内の空間部に設置されるの
で、機体高さHが増加せず、これにより、垂直搬送用巻
上トロリー14が固定シーブ30と移動シーブ(フック
シーブ)31とを具えた簡易、小型なものになる。 (2)機体高さHが増加しないので、荷9を短尺の単位
で搬送したり、横吊りの状態で搬送したりする必要がな
くなる。即ち、Hsが建造階の床1fからハット梁3の
下面(軌条取付面)までの建造階高さ、Hbが建造階の
床1fから水平搬送下端限界線Bまでの高さ、Lが荷吊
用巻上フック35により支持した荷9の吊下げ許容長さ
で、機体高さHが増加すると、L=Hs−(H+Hb)
が小さくなって、荷9を短尺の単位で搬送したり、横吊
りの状態で搬送したりする必要があるが、機体高さHが
増加しないので、荷9を短尺の単位で搬送したり、横吊
りの状態で搬送したりする必要がなくなる。 (3)垂直搬送用巻上トロリー14が簡易、小型なもの
になるので、シャトルビーム13に掛かる移動荷重が減
少して、シャトルビーム13自身も簡易、軽量化され
る。
【0036】(第5実施例)図9〜図11は、本発明の
天井クレーンの第5実施例を示している。この第5実施
例は、建造中のビル構造体1の幅が前後・左右方向とも
同じ場合、即ち、ハット梁辺部3a、3bと3c、3d
とが同じ場合の適用例である。図9の50がハット梁3
の4隅の下面に配設したターンテーブル、51が各ター
ンテーブル50の下面に設けた天井クレンー用直線状走
行軌条、10がハット梁辺部3a〜3dに設けた天井ク
レンー用直線状走行軌条である。
【0037】図9、図10の52がハット梁3の4隅の
下面に設けたターンテーブル用正円軌条、53が6組の
車輪ボギー、54がこれら車輪ボギー53のうち3組の
車輪ボギー53に設けたブレーキ付モータで、これら6
組の車輪ボギー53によりターンテーブル50がターン
テーブル用正円軌条52に沿った正逆方向への旋回を可
能に支持されている。
【0038】上記天井クレンー用直線状走行軌条51
は、旋回中心から等距離のターンテーブル50下面対称
位置に設けられ、ターンテーブル50が90°正逆方向
に旋回し、ストッパ等に当接して、停止したときに、天
井クレンー用直線状走行軌条51がハット梁辺部3a〜
3dに設けた天井クレンー用直線状走行軌条10に選択
的に接続するようになっている。
【0039】12が天井クレーン11の水平搬送用走行
機体、18が水平搬送用走行機体12に取付けた車輪ボ
ギー、17が車輪ボギー18を駆動するブレーキ付モー
タ、19、19が水平搬送用走行機体12の下面に設け
た横行用軌条、25が各横行用軌条19上を横行する4
組の横行車輪(車輪ボギー)、25’が各横行車輪(車
輪ボギー)25に設けたブレーキ付モータ、14が各横
行車輪(車輪ボギー)25により横行可能に支持された
垂直搬送用巻上トロリーで、ブレーキ付モータ25’を
駆動して、垂直搬送用巻上トロリー14を水平搬送用走
行機体12の横行用軌条19に沿って横行させるように
なっている。
【0040】26が垂直搬送用巻上トロリー14上に設
置した巻上ドラム、35が荷吊用巻上フックで、巻上用
ロープが巻上ドラム26から垂直搬送用巻上トロリー1
4上のシーブとその下方の移動シーブ(荷吊用巻上フッ
ク35側のシーブ)とを経て垂直搬送用巻上トロリー1
4に固定されており、巻上ドラム26を正逆方向に駆動
して、荷吊用巻上フック35を昇降させるようになって
いる。
【0041】次に前記図9〜図11に示す天井クレーン
の作用を具体的に説明する。例えば図9右下のターンテ
ーブル50の天井クレンー用直線状走行軌条51がハッ
ト梁3の一辺3dに設けた天井クレンー用直線状走行軌
条10に接続していれば、天井クレーン11の水平搬送
用走行機体12が直線状走行軌条10→直線状走行軌条
51へ乗り移る。
【0042】次いでターンテーブル50が90°だけ旋
回して、ターンテーブル50の天井クレンー用直線状走
行軌条51がハット梁3の一辺3bに設けた天井クレン
ー用直線状走行軌条10に接続し、次いで天井クレーン
11の水平搬送用走行機体12が直線状走行軌条51→
直線状走行軌条10へ乗り移って、天井クレーン11の
水平搬送用走行機体12がハット梁3の一辺3bに設け
た天井クレンー用直線状走行軌条10を直進する。
【0043】また他の箇所でも天井クレーン11の水平
搬送用走行機体12が同様に旋回、走行して、建造中の
ビル構造体1の外側上方を移動する。この第5実施例に
は、第1実施例の利点の外に次の利点がある。即ち、前
記図16に示す従来のビル架設用天井クレーンでは、既
に述べたようにハット梁辺部3a、3b側の水平搬送用
走行機体12と、ハット梁辺部3c、3d側の水平搬送
用走行機体12とが走行するので、互いの位置合わせに
時間が掛かる上に、垂直搬送用巻上トロリー14の乗り
移り時に衝撃が発生して、吊り荷が振動する危険があっ
た。また垂直搬送用巻上トロリー14が去った空の水平
搬送用走行機体12は、搬送能力が無くなって、その位
置に単に待機するだけになるので、搬送効率が低下する
という問題があったが、第5実施例では、天井クレーン
(水平搬送用走行機体12と垂直搬送用巻上トロリー1
4とを有する天井クレーン)11が建造中のビル構造体
1の周りをターンテーブル50を介して前後・左右方向
に移動して、荷を目的の位置へ搬送、供給するので、上
記の問題点が解消される。
【0044】(第6実施例)図12、図13は、本発明
の天井クレーンの第6実施例を示している。この第6実
施例は、建造中のビル構造体1の幅が前後・左右方向で
異なる場合、即ち、ハット梁辺部3a、3bの幅がハッ
ト梁辺部3c、3dの幅よりも大きい場合の適用例であ
る。
【0045】図12の50がハット梁3の4隅の下面に
配設したターンテーブル、51が各ターンテーブル50
の下面に設けた天井クレンー用直線状走行軌条、10が
ハット梁辺部3a〜3dに設けた天井クレンー用直線状
走行軌条である。図13の52がハット梁3の4隅の下
面に設けたターンテーブル用正円軌条、53が6組の車
輪ボギー(図11参照)、54がこれら車輪ボギー53
のうち3組の車輪ボギー53に設けたブレーキ付モータ
で、これら6組の車輪ボギー53によりターンテーブル
50がターンテーブル用正円軌条52に沿った正逆方向
への旋回を可能に支持されている。
【0046】上記天井クレンー用直線状走行軌条51
は、旋回中心から等距離のターンテーブル50下面対称
位置に設けられ、ターンテーブル50が90°正逆方向
に旋回し、ストッパ等に当接して、停止したときに、天
井クレンー用直線状走行軌条51がハット梁辺部3a〜
3dに設けた天井クレンー用直線状走行軌条10に選択
的に接続するようになっている。
【0047】12が天井クレーン11の水平搬送用走行
機体、18が水平搬送用走行機体12に取付けた車輪ボ
ギー、17が車輪ボギー18を駆動するブレーキ付モー
タ、19、19が水平搬送用走行機体12の下面に設け
た横行用軌条、20が各横行用軌条19上を横行する6
組の横行車輪(車輪ボギー)、13がシャトルビーム
で、シャトルビーム13が各横行車輪(車輪ボギー)2
0により横行可能に支持されている。なお横行車輪(車
輪ボギー)20は、横行ロープ機構(図示せず)等によ
り駆動される。
【0048】42がシャトルビーム13の下面に設けた
横行用軌条、25が横行用軌条42上を横行する4組の
横行車輪(車輪ボギー)、14が垂直搬送用巻上トロリ
ーで、垂直搬送用巻上トロリー14が各横行車輪(車輪
ボギー)25により横行可能に支持されている。26が
垂直搬送用巻上トロリー14上に設置した巻上ドラム、
35が荷吊用巻上フックで、巻上用ロープが巻上ドラム
26から垂直搬送用巻上トロリー14上のシーブとその
下方の移動シーブ(荷吊用巻上フック35側のシーブ)
とを経て垂直搬送用巻上トロリー14に固定されてお
り、巻上ドラム26を正逆方向に駆動して、荷吊用巻上
フック35を昇降させるようになっている。
【0049】次に前記図12、図13に示す天井クレー
ンの作用を具体的に説明する。シャトルビーム13を水
平搬送用走行機体12の横行用軌条19に沿い横行させ
て、一点鎖線位置まで張り出す一方、垂直搬送用巻上ト
ロリー14を張り出したシャトルビーム13の横行用軌
条42に沿い横行させる。いま、図12のハット梁辺部
3a側の天井クレーン11が左上隅のターンテーブル5
0を経て幅の広い左側のハット梁辺部3c側へ走行した
とき、シャトルビーム13を水平搬送用走行機体12の
横行用軌条19に沿い横行させて、一点鎖線位置まで張
り出す一方、垂直搬送用巻上トロリー14を張り出した
シャトルビーム13の横行用軌条42に沿い横行させ
て、垂直搬送用巻上トロリー14により吊り下げ支持し
た荷を左側のハット梁辺部3cの全幅中、目的の位置へ
搬送、供給する。
【0050】この第6実施例でも、天井クレーン(水平
搬送用走行機体12とシャトルビーム13と垂直搬送用
巻上トロリー14とを有する天井クレーン)11が建造
中のビル構造体1の周りをターンテーブル50を介して
前後・左右方向に移動する一方、シャトルビーム13が
張り出して、荷を目的の位置へ搬送、供給するので、前
記図16に示す従来のビル架設用天井クレーンに生じて
いた問題点が解消される。
【0051】
【発明の効果】本発明の天井クレーンは前記のように水
平搬送用走行機体及び垂直搬送用巻上トロリーを直線状
走行軌条に沿ってその最端部位置まで走行させ、次いで
垂直搬送用巻上トロリーから荷吊用巻上フックを下降さ
せて、同荷吊用巻上フックにより荷を支持し、次いで荷
吊用巻上フックと荷とを建造中のビル構造体の建造階ま
で上昇させ、次いで水平搬送用走行機体及び垂直搬送用
巻上トロリーを直線状走行軌条に沿って走行させ、この
とき、必要に応じてシャトルビームを必要距離だけ張り
出し、次いで荷吊用巻上フックと荷とを下降させて、荷
を目的の位置に下ろすので、軌条を正確に整合させる機
構を不要にできる。
【0052】また前記従来の天井クレーン(図14、図
15参照)では、ホイスト4が多数の軌条を乗り継ぐ
ので、ホイスト4を円滑に移動させにくい。多数のホ
イスト4を並行的に運転する場合、走行経路が重複し
て、垂直、水平搬送時に待ち時間が生じたり、タイミン
グの良い運転制御を行いにくいという問題点があり、前
記従来の天井クレーン(図16参照)では、ハット梁
辺部3a、3b側の水平搬送用走行機体12と、ハット
梁辺部3c、3d側の水平搬送用走行機体12との位置
合わせに多くの時間を必要とする。垂直搬送用巻上ト
ロリー14が去って搬送能力の無くなった空の水平搬送
用走行機体12を単に待機させるという問題点があった
が、本発明の天井クレーンは前記のように構成されてお
り、上記の問題点を解消できて、搬送効率を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の天井クレーンの第1実施例を示す側面
図である。
【図2】同天井クレーンの平面図である。
【図3】図2の矢視A−A線に沿う縦断側面図である。
【図4】本発明の天井クレーンの第2実施例を示す平面
図である。
【図5】本発明の天井クレーンの第3実施例を示す平面
図である。
【図6】本発明の天井クレーンの第4実施例を示す側面
図である。
【図7】同天井クレーンのトロリー横行ロープ機構を示
す斜視図である。
【図8】同天井クレーンの巻上ロープ機構を示す斜視図
である。
【図9】本発明の天井クレーンの第5実施例を示す平面
図である。
【図10】図9の矢視B−B線に沿う縦断側面図であ
る。
【図11】同天井クレーンの詳細を示す平面図である。
【図12】本発明の天井クレーンの第6実施例を示す平
面図である。
【図13】同天井クレーンの詳細を示す側面図である。
【図14】従来の天井クレーンの一例を示す側面図であ
る。
【図15】同天井クレーンの平面図である。
【図16】従来の天井クレーンの他の例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 建造中のビル構造体 2 昇降支柱 3 ハット梁 10 走行軌条 11 天井クレーン 12 水平搬送用走行機体 13 シャトルビーム 14 垂直搬送用巻上トロリー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/16 9234−2E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造中のビル構造体の上部を支点とする
    複数の昇降支柱の上部に取付けたハット梁の下面をクレ
    ーン設置面とする天井クレーンにおいて、前記各昇降支
    柱を避けて前記ハット梁の下面に設けた走行軌条と、同
    走行軌条に沿って走行する水平搬送用走行機体と、同水
    平搬送用走行機体に横行可能に設けた垂直搬送用巻上ト
    ロリーとを具えていることを特徴とした天井クレーン。
  2. 【請求項2】 前記走行軌条を直線状とし、この直線状
    走行軌条を前記各昇降支柱を避けて前記ハット梁の下面
    に平行に配設したことを特徴とする請求項1記載の天井
    クレーン。
  3. 【請求項3】 前記走行軌条を正円状とし、この正円状
    走行軌条を前記各昇降支柱を避けて前記ハット梁の下面
    に配設したことを特徴とする請求項1記載の天井クレー
    ン。
  4. 【請求項4】 前記水平搬送用走行機体にシャトルビー
    ムを横行可能に設け、同シャトルビームに前記垂直搬送
    用巻上トロリーを横行可能に設け、同垂直搬送用巻上ト
    ロリーを前記シャトルビームに沿い横行させるトロリー
    横行ロープ機構と前記垂直搬送用巻上トロリー下方の荷
    吊用巻上フックを昇降させる巻上ロープ機構とを前記シ
    ャトルビームに設けたことを特徴とする請求項1、2記
    載の天井クレーン。
  5. 【請求項5】 前記ハット梁の各辺部の下面に前記直線
    状走行軌条を配設し、同直線状走行軌条に接続可能な直
    線状走行軌条を有するターンテーブルを前記ハット梁の
    各隅角部の下面に配設し、これらの直線状走行軌条に沿
    い走行する前記水平搬送用走行機体に垂直搬送用巻上ト
    ロリーを横行可能に設けたことを特徴とする請求項1、
    2記載の天井クレーン。
  6. 【請求項6】 前記ハット梁の各辺部の下面に前記直線
    状走行軌条を配設し、同直線状走行軌条に接続可能な直
    線状走行軌条を有するターンテーブルを前記ハット梁の
    各隅角部の下面に配設し、これらの直線状走行軌条に沿
    い走行する前記水平搬送用走行機体にシャトルビームを
    横行可能に設け、同シャトルビームに前記垂直搬送用巻
    上トロリーを横行可能に設けたことを特徴とする請求項
    5記載の天井クレーン。
JP17922193A 1993-07-20 1993-07-20 天井クレーン Withdrawn JPH0733385A (ja)

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JP17922193A JPH0733385A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 天井クレーン

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ID=16062058

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009242053A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd シャトル式門型クレーン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009242053A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd シャトル式門型クレーン

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