JP2002265013A - スタッカークレーン - Google Patents

スタッカークレーン

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JP2002265013A
JP2002265013A JP2001068594A JP2001068594A JP2002265013A JP 2002265013 A JP2002265013 A JP 2002265013A JP 2001068594 A JP2001068594 A JP 2001068594A JP 2001068594 A JP2001068594 A JP 2001068594A JP 2002265013 A JP2002265013 A JP 2002265013A
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JP
Japan
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mast
wiring
stacker crane
hollow
trucks
Prior art date
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Application number
JP2001068594A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kamiide
聡 神出
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上下の台車を接続するマスト4を、前部柱
6,7と後部柱8とラチス材16,板材18で構成し、
マスト4の中空部にダクト22,23を設けて、上下の
台車間の配線24,25を収納する。 【効果】 軽量大断面のマスト内に配線を収納でき、し
かもマスト側面の開口部から配線を容易に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は自動倉庫などに用いるス
タッカークレーンに関する。
【0002】
【従来技術】高層の自動倉庫などに用いる場合、スタッ
カークレーンの高さを増し、これに伴って、スタッカー
クレーンの上下の台車の各々に走行駆動部を設ける必要
がある。上下の台車の各々に走行駆動部を設けると、台
車間の配線が必要になるが、これをマストの外部に配設
すると、感電等の恐れがあり、また他の機器の取り付け
等のスペースが限られる。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、上下の台車間
の配線をマスト内に収容できるようにすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、自動倉庫などでの給
電線の設置をシンプルにできるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、マスト内への配線を
容易にすることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、上下の台車の各々に走行駆
動部を設けて、前記上下の台車間をマストで接続したス
タッカークレーンにおいて、前記マストを中空のマスト
で構成して、その内部に上下の台車間の配線を収納した
ことを特徴とする(請求項1)。
【0005】好ましくは、上下の台車の一方に受電手段
を設けて、他方の台車への給電線を前記の配線として設
ける(請求項2)。
【0006】また好ましくは、前記マストを複数の柱を
結合した中空のマストとして、該マストの側面の少なく
とも一部をトラス構造とする(請求項3)。
【0007】
【発明の作用と効果】この発明では、上下の台車間を中
空のマストで接続し、マストの内部に上下の台車間の配
線を収容する。このため、軽量大断面の柱が得られ、か
つ配線がマストの外部に露出しないので取り扱いが便利
になる(請求項1)。
【0008】請求項2の発明では、スタッカークレーン
を設置する自動倉庫などの側では、上部台車側か下部台
車側かの一方に給電線を敷設すればよく、給電線の敷設
が容易になる。
【0009】請求項3の発明では、マストを複数の柱を
結合した中空のマストとして、その側面の少なくとも一
部をトラス構造とするので、トラス構造の部分でマスト
の側面に開口が生じ、配線作業や配線のメンテナンスが
容易になる。
【0010】
【実施例】図1、図2に、実施例のスタッカークレーン
2を示す。スタッカークレーン2は、高層の自動倉庫用
のスタッカークレーンで、マスト4の高さは例えば50
m程度で、高層の自動倉庫で高速走行して、昇降台10
上の物品を搬送するために用いる。高いマスト4を高速
走行させるので、マスト4を軽量大断面の中空マストと
する。なお例えば30m以下の高さの低層用のスタッカ
ークレーンに、この発明を適用しても良い。
【0011】マスト4には2本の前部柱6,7と1本の
後部柱8とがあり、前部柱6,7を昇降ガイドに兼用し
て、昇降台10が昇降する。また後部柱8の後側には、
点検用のケージ12があり、14はそのガイドレール
で、ケージ12はガイドレール14に沿って昇降する。
16は前部柱6,7と後部柱8とを結合するラチス材
で、板材でもパイプ材でも良く、18は前部柱6,7間
を結合する板材で、20は肉抜き用の開口である。板材
18の役割は、前部柱6,7を結ぶ方向に、前部柱6,
7がガイドローラ34から局所的に押圧された場合に、
この押圧力を分散させることである。なお板材18に代
えて山形鋼やL字鋼等の補強部材を相対向するように前
部柱6,7の対向面に取り付け、この間をラチス材で結
合しても良い。このように前部柱6,7は、前部柱6,
7を結ぶ方向の剛性を、他の方向の剛性よりも高めるこ
とが好ましい。
【0012】21はダクト取り付け板で、例えばラチス
材16に取り付け、22,23はダクト取り付け板21
に取り付けたダクトで、ダクト22には例えば電力配線
24を、ダクト23には例えば信号配線25を収容す
る。そして例えばスタッカークレーン2の上部台車41
側に設けた給電線52から受電部54で受電し、電力配
線24を介して下部台車40へ給電し、上部台車41と
下部台車40間の信号を信号配線25で伝えるようにす
る。なお給電線52は下部台車40側に設けて、下部台
車40側から上部台車41側へ給電しても良い。また上
下の台車40,41間の信号送信を光通信などで行う場
合、信号配線25は設けなくても良い。さらに上下の台
車40,41には、各々走行車輪42と走行駆動部43
とを設けて、上下の台車が同期するように走行させる。
【0013】26,27はロープ等の吊持材で、ロープ
26は昇降台10を昇降させるための吊持材、ロープ2
7はカウンターウェイト28を昇降させるための吊持材
で、カウンターウェイト28とダクト22,23をマス
ト4の内側の中空スペースに収納する。マスト4では前
面に昇降台10があり、後面にケージ12があり、後部
側面に空きスペースが生じるので、この部分に梯子30
を取り付ける。
【0014】32〜34はガイドローラで、これらは昇
降台10に取り付けられて、前部柱6,7により昇降台
10をガイドする。36は揺動支持部、38,39はリ
ミッタで、マスト4を下部台車40と上部台車41とに
揺動自在に取り付ける。この揺動範囲はリミッタ38,
39で制限され、ここでは上下の台車40,41に対し
て、それぞれ揺動自在に取り付けたが、少なくとも一方
の台車に対してマスト4を揺動自在に取り付ければよ
い。このようにするのは、上下の台車40,41の位置
が鉛直方向に重ならなくなった場合、マスト4を揺動さ
せることにより、無理な力が加わるのを防止するためで
ある。マスト4を揺動させる代わりに、上下少なくとも
一方の台車に対して、水平方向に沿ってマスト4が変位
可能にしても良い。
【0015】44は昇降モータで、昇降台10とカウン
ターウェイト28とを昇降させ、46はロープ26,2
7のドラムで、48はシーブで、ロープ26等をガイド
してケージ12と干渉するのを防止する。また50は制
御板で、スタッカークレーン2を制御し、通信部51で
赤外線通信などにより図示しない地上制御盤との間の通
信を行う。
【0016】実施例では2本の前部柱6,7間を板材1
8で結合し、後部柱8との間をラチス材16で結合す
る。このようにして大断面の中空柱を構成し、軽量かつ
高強度のマスト4として、スタッカークレーン2の軽量
化や高速化を容易にする。そしてマスト4の内側のスペ
ースを利用して、配線用のダクト22,23やカウンタ
ーウェイト28を収納し、マスト4の外部に配線が露出
するのを防止する。ダクト22,23の設置や配線2
4,25の取り付け、及びこれらのメンテナンスなどで
は、マスト4内の箇所に作業する必要があるが、ラチス
材16を設けたマスト4の後部側面から、容易にこれら
の配線やメンテナンスを行える。また給電線52は、自
動倉庫の床面付近か天井付近かの一方に行えば良く、自
動倉庫での配線が簡単になる。さらに物品の移載時に前
部柱6,7に加わる力への耐久性を増すため、前部柱
6,7間を板材18で結合する。そしてマスト4の後部
側面を利用して梯子等の部材を設ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のスタッカークレーンのマストの水平
方向断面図
【図2】 実施例のスタッカークレーンの側面図
【符号の説明】
2 スタッカークレーン 4 マスト 6,7 前部柱 8 後部柱 10 昇降台 12 ケージ 14 ガイドレール 16 ラチス材 18 板材 20 開口 21 ダクト取り付け板 22,23 ダクト 24 電力配線 25 信号配線 26,27 ロープ 28 カウンターウェイト 30 梯子 32〜34 ガイドローラ 36 揺動支持部 38,39 リミッタ 40 下部台車 41 上部台車 44 昇降モータ 46 ドラム 48 シーブ 50 制御板 51 通信部 52 給電線 54 受電部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の台車の各々に走行駆動部を設け
    て、前記上下の台車間をマストで接続したスタッカーク
    レーンにおいて、前記マストを中空のマストで構成し
    て、その内部に上下の台車間の配線を収納したことを特
    徴とするスタッカークレーン。
  2. 【請求項2】 上下の台車の一方に受電手段を設けて、
    他方の台車への給電線を前記の配線として設けたことを
    特徴とする請求項1のスタッカークレーン。
  3. 【請求項3】 前記マストを複数の柱を結合した中空の
    マストとして、該マストの側面の少なくとも一部をトラ
    ス構造としたことを特徴とする、請求項1または2のス
    タッカークレーン。
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