JPH07332816A - ヒートポンプ式冷凍装置 - Google Patents
ヒートポンプ式冷凍装置Info
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- JPH07332816A JPH07332816A JP6125591A JP12559194A JPH07332816A JP H07332816 A JPH07332816 A JP H07332816A JP 6125591 A JP6125591 A JP 6125591A JP 12559194 A JP12559194 A JP 12559194A JP H07332816 A JPH07332816 A JP H07332816A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/06—Damage
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
止時などの非定常運転時でも、温調変動なく室外機の運
転時間を均一化して耐久性を向上できる。 【構成】 多数の室外機1ごとに非定常運転を検出し、
室外機1の運転台数を制御して能力調節しているとき、
停止時間の長い停止中の室外機1を運転してバックアッ
プさせるようにした。
Description
置、詳しくは圧縮機と室外熱交換器とを備えた多数の室
外機と一つの室内機とから成り、前記室外機の運転台数
制御により冷暖房能力を調節するようにしたヒートポン
プ式冷凍装置に関する。
機の運転台数を制御することにより室内機での能力調節
を行うようにした冷凍装置は、例えば特開平2−248
674号公報に示されているように知られている。
2台の圧縮機A,Bを用いて、これら圧縮機A,Bの吐
出側に一つの水冷凝縮器Cを接続すると共に、この凝縮
器Cの出口側に接続する高圧液管Dに分岐管E,Fを設
け、これら分岐管E,Fに膨張弁G,Hを介装して空冷
蒸発器Kに接続し、その出口側の低圧ガス管L,Mを2
系統として、前記各圧縮機A,Bの吸入側に接続したも
ので、冷凍負荷に応じて前記圧縮機A,Bの運転台数を
制御し、負荷に応じた能力で冷凍運転を行えるようにし
たものである。
の一方を運転停止して低能力運転をしているとき、運転
中の圧縮機A又はBに異常があって運転中止する場合、
装置全体の運転が停止してしまうのを回避するため、停
止中の圧縮機B又はAを運転して、運転中止する圧縮機
A又はBのバックアップが行えるようにし、冷凍負荷に
対する温度変化を少なくし、温調制御が継続して行える
ようにしている。
冷凍装置では、停止中の圧縮機B又はAを運転すること
により異常により運転中止する圧縮機A又はBのバック
アップが行え、温調制御を継続して行えるのであるが、
停止中の圧縮機を運転してバックアップすることが考慮
されているだけであるから、多数の圧縮機を用いる場
合、バックアップする室外機を特定できず、このため室
外機の運転時間が、各室外機相互において異なることに
なり、特定の室外機の運転時間が長くなってしまい、他
の圧縮機に対し寿命が短かくなり、装置全体の耐久性を
悪くする不具合が生ずる。
圧縮機A,Bごとに独立した冷媒循環系統を形成するも
のでないから、この冷凍装置をヒートポンプ式冷凍装置
に適用し、室外機となる前記凝縮器Cを蒸発器として作
用させて行う暖房運転時、この蒸発器がフロストして逆
サイクルでデフロストする場合、前記暖房運転は中断さ
れることになるし、また、冷房運転時、前記蒸発器Kが
凍結するのを防ぐため、圧縮機を停止して行う凍結防止
時にも、前記冷房運転が中断されることになり、温調制
御が不正確になるのである。
台数制御で能力調節をしている場合で、運転中の室外機
が異常停止する場合は勿論、室外熱交換機のデフロスト
時及び室内熱交換器の凍結を防止する操作を行う場合な
ど、定常運転していない場合、停止中の室外機を利用し
てそのバックアップができ、従って、温調を継続して正
確に行えながら、室外機の運転時間が不均一になるのを
防止でき、装置全体の耐久性を向上できるようにする点
にある。
め、請求項1記載の発明は、圧縮機2及び室外熱交換器
3を備えた多数の室外機1と、室内熱交換器7及び室外
ファン8を備えた一つの室内機10とから成り、前記室
外機1と室内熱交換器7との間に、それぞれ冷媒循環系
統を設け、前記室外機1の運転台数制御により前記室内
機10の能力調節をしているヒートポンプ式冷凍装置に
おいて、前記室外機1ごとに、これら室外機1の非定常
運転を検出する非定常運転検出手段19を設けると共
に、台数制御による低能力運転時において、前記検出手
段19が出力するとき、停止中の室外機1を運転させ、
非定常運転の室外機1をバックアップするバックアップ
手段20と、バックアップさせる室外機1を、停止中の
室外機1の中から停止時間の長い室外機1を選択して運
転指令を出力するバックアップ選択手段21とを設けた
のである。
て要求される室外機1の運転台数に基づいて、増減する
室外機1を、要求台数の要求変更ごとに一定のローテー
ションで設定するローテーション制御手段18を備え、
バックアップ選択手段21が、前記ローテーション制御
手段18で設定するローテーションに基づいてバックア
ップする室外機1を選択するようにしたのである。
機1に対応した多数の室内熱交換器7を備え、これら各
室内熱交換器7と前記各室外機1との間に、それぞれ独
立した冷媒循環系統を設けて、これら各冷媒循環系統ご
とに室外熱交換器3のデブロスト運転を可能とし、この
デフロスト運転を非定常運転として非定常運転検出手段
19で検出するようにしたのであり、また、請求項4記
載の発明は請求項3と同様、多数の独立した冷媒循環系
統を設けた上、これら各冷媒循環系統ごとに、前記室外
機1の運転を停止し、室内熱交換器7の凍結を防止可能
とし、この凍結防止運転を非定常運転として、非定常運
転検出手段19で検出するようにしたのである。
に、その非定常運転を検出すると共に、前記バックアッ
プ手段20とバックアップ選択手段21とを設けたか
ら、前記室外機1の運転台数制御により室内機1の能力
調節ができながら、低能力運転時、運転中の室外機1が
故障により運転停止したり、室外熱交換機器3のデフロ
スト運転に入ったりするなど定常運転でない非定常運転
を行う場合、停止中の室外機1を運転させて、そのバッ
クアップを行うことができ、従って、装置全体の運転を
中断することなく、運転継続させられ、従って、運転中
断による温調変動を防止できるのである。
は、前記バックアップ選択手段21により停止時間の長
い順序で行うから、前記各室外機1の運転時間が不均一
になるのを防止でき、装置全体の耐久性も向上できるの
である。
運転台数制御により能力調節を行う場合、前記ローテー
ション制御手段18により負荷に応じて要求される室外
機1の運転要求台数の変更ごとに、増減する室外機1を
一定のローテーションで設定すると共に、前記バックア
ップ選択手段21で選択する室外機1を前記ローテーシ
ョン制御手段18で設定するローテーションに基づいて
選択するようにしたから、負荷の変動に応じて発停させ
る場合における室外機1の運転時間の平均化も行えるの
であって、バックアップする室外機1の選択による運転
時間の平均化と相俟って、装置全体の耐久性をより一層
向上できるのである。
機1に対応した多数の室内熱交換器7と、前記各室外機
1との間に、それぞれ独立した冷媒循環系統を設けて、
これら各冷媒循環系統ごとに室外熱交換器3のデフロス
ト運転を可能とした上で、このデフロスト運転を非定常
運転として検出したから、前記各冷媒循環系統ごとにデ
フロスト運転を行えながらこのデフロスト運転を行って
いる場合においても、停止中の室外機1によるバックア
ップ運転が可能となり、デフロスト運転時における温調
変動を防止でき、暖房時の暖房能力が不足するのを解消
できるのである。
記載の発明と同様、独立した冷媒循環系統を設けた上、
これら各冷媒循環系統ごとに、前記室外機1の運転を停
止し、オフサイクルにより前記各室内熱交換器7の凍結
を防止可能とし、この凍結防止運転で非定常運転とした
から、各冷媒循環系統において凍結防止運転を行えなが
ら、この凍結防止運転を行う場合でも停止中の室外機1
によるバックアップ運転が可能となり、この凍結防止運
転時における温調変動を防止でき、冷房時の冷房能力が
不足するのを解消できるのである。
縮機2と室外熱交換器3と膨張機構4及び四路切換弁5
とを備えた6台の室外機1と、これら室外機1に対応し
た6基の室内熱交換器7と室内ファン8とをケーシング
6に内装し、このケーシング6内に吹出チャンバー9を
設けた一台の室内機10とから成り、前記各室外機1と
室内熱交換器7との間に、ガス側連絡管11及び液側連
絡管12を介してそれぞれ独立した冷媒循環系統を形成
し、前記室外機1の運転台数制御により前記室内機10
の能力調節を可能にしたものである。
2に示したように、吸込温度を検出する吸込サーモ13
を設けると共に、次に説明する(1) 〜(6) の制御機能を
もつ各手段を備えたコンピュータから成るコントロ−ラ
14を設けるのである。 (1) 吸込サーモ13による検出値THと温度設定器1
5で設定する設定温度TSとの温度差をもとに室外機1
の運転要求台数を設定し、図7に示したように所定のデ
ィファレンシャルを置いて、6段階にステップ制御する
能力制御手段16、 (2) 運転スイッチSWのオンにより、室内ファン8を
オンし、この室内ファン8がオンして5秒後に、前記室
外機1のうち、番地0のNo. 1室外機1を運転し、更に
その5秒後運転要求台数に応じて番地1のNo. 2室外機
1を運転し、この後同様に要求台数に応じて番地5のN
o. 6室外機1まで順次運転する順次始動制御手段17 (3) 前記吸込サーモ13による検出値THと設定値T
Sとの温度差、つまり負荷に応じて要求される室外機1
の運転台数に基づいて、増減する室外機1を、要求台数
の変更ごとに一定のローテーションで設定するローテー
ション制御手段18 (4) 前記室外機1ごとに、これら室外機1の非定常運
転を検出する非定常運転検出手段19 (5) 台数制御による低能力運転時において、前記検出
手段19が出力するとき、停止中の室外機1を運転させ
て、非定常運転の室外機1をバックアップするバックア
ップ手段20 (6) バックアップさせる室外機1を、停止中の室外機
1の中から停止時間の長い室外機1を選択して運転指令
を出力するバックアップ選択手段21 尚、このバックアップ選択手段21は、前記ローテーシ
ョン制御手段18を備える場合、このローテーション制
御手段18で設定するローテーションに基づいてバック
アップする室外機1が選択されることになるから、殊更
に装備させる必要はない。何故なら、非定常運転が検出
されたとき、その室外機1を運転停止していると見做す
ことにより、要求台数に対し運転台数をその分増加させ
ると共に、増加させる室外機1を、前記ローテーション
制御手段18によるローテーションを基に選択できるこ
とになるからである。
トロ−ラ14に内蔵する機能を基に構成するのであり、
また、前記非定常運転検出手段19により非定常運転
は、 (1) 室外機1の圧縮機2又は室外熱交換器3に付設す
る室外ファン22が故障により停止する異常運転 (2) 室外機1の室外熱交換器3がフロストしてディア
イサー23からの指示でデフロスト運転を行うデフロス
ト運転 (3) この冷房時、前記各室内熱交換器7に凍結するの
を防止するため、この室内熱交換器7に対応する室外機
1の運転を停止し、オフサイクルで凍結防止する凍結防
止運転 であって、前記異常運転は、室外機1の停止をもとに検
出し、デフロスト運転はディアイサー23からの指示を
もとに検出し、更に、凍結防止運転は、前記各室内熱交
換器7に接続される熱交サーモ24からの凍結条件感知
をもとに検出するのである。
に設ける室内制御盤及び各室外機1に設ける制御盤と
は、伝送線でそれぞれ接続されており、この伝送異常に
よる室外機1の運転異常は伝送異常運転として非定常運
転に含ませることもできる。又、以上の構成において、
前記室外機1の運転制御は、前記熱交サーモ24からの
指示で行うもので、前記コントロ−ラ14からこれら熱
交サーモ24の動作指令をONすることにより、この熱
交サーモ24の指示に従って、この熱交サーモ22を付
設する室内熱交換器7に対応する室外機1を運転するの
であり、前記熱交サーモ24の動作指令をOFFするこ
とにより前記室外機1の運転を停止することになる。
を図3〜図6に示したフローチャートに従って説明す
る。運転スイッチSWをオンすると、前記室内ファン8
が駆動されると共に、前記設定器15で設定する設定温
度TSと、前記吸込サーモ13により検出する検出温度
THとの温度差をもとに運転要求台数が設定され、前記
室内ファン8の駆動後5秒経過した後、前記要求台数に
基づいて番地0のNo. 1室外機1から番地5のNo. 6室
外機1にわたり5秒置きに順次始動される。
ている室外機1及びデフロスト運転中の室外機1は、図
3に示したパッケージ1のフローチャートに従って判別
される。即ち、判別する室外機1の判別カウントNを0
とし、また、運転台数Aを0としてスタートし(ステッ
プ1)、番地0のNo. 1室外機から順次運転しているか
否かを判断(ステップ2)するのであって、この判断で
YES の場合、つまり運転している場合には、次にこの室
外機1がデフロスト運転していないかを判断し(ステッ
プ3)、この判断でYES の場合、つまりデフロスト運転
をしていない場合には運転台数をインクリメントし(ス
テップ4)、判別カウントNをインクリメントするので
ある(ステップ5)。
合、つまり運転停止している場合には、ステップ3,4
をパスしてステップ5で判別カウントNをインクリメン
トするのであり、また、ステップ3での判断でNOの場
合、つまりデフロスト運転している場合、この室外機1
の運転を停止と見做して、前記ステツプ4をパスしステ
ップ5で判別カウントNをインクリメントするのであ
る。
用する室外機1の台数(前記した実施例では6台)以上
になったどうかが判断され、NOの場合にはステップ2
に戻り、YESの場合にはスタートにリターンされる。
外機1と停止中の室外機1との番地と運転台数及び停止
台数とが判別できるし、また、デフロスト運転中の室外
機1を判別できるのである。
TSと検出温度THとの温度差が変化して、室外機1の
運転台数を増減する場合の制御を図4に示したパッケー
ジ2のフローチャート及び図5,6に示した増加ルーチ
ンと減少ルーチンとのフローチャートに従って説明す
る。
ップ1)後、先ず現在の室外機の運転台数Aが負荷に応
じて要求される要求台数Bより少ないか否かが判断され
(ステップ2)、YESの場合つまり、運転台数Aが要
求台数Bより少ない場合には、増加ルーチンに、また、
NOの場合、つまり運転台数が要求台数より多い場合に
は減少ルーチンが移行するのである。
と、スタートに際し判別する室外機1の判別カウントN
を0とし、次に運転させるべき室外機1の番地をMとし
て(ステップ1)起動時には、番地0のNo. 1室外機1
から番地5の室外機1まで順次判断するのである。
による異常運転故障による異常運転及び凍結防止運転の
有無が判断され、何れもYES の場合、つまり前記した非
定常運転がされていない場合には、次にこの室外機1が
運転されているか否かが判断され(ステップ5)、YE
Sの場合、つまり運転している場合には、次に運転する
番地の室外機1の順次始動タイマーを5秒セットし(ス
テップ6)、前記次運転室外機1の番地がインクリメン
トされ(ステップ7)、判別カウントNもインクリメン
トされ(ステップ8)、インクリメントされた室外機1
の番地が最終番地(この実施例では番地5)になったか
どうかが判断され(ステップ9)、YESの場合には番
地が0に戻され(ステップ10)、また、前記判断回数
が使用する室外機1の台数以上になつたかどうかが判断
され(ステップ11)、NOの場合ステップ2に戻さ
れ、YESの場合にはパッケージ2のステップ1にリタ
ーンされる。
合、つまり運転停止している場合、順次始動のタイマー
がタイムアップしているかどうかが判断され(ステツプ
12)、YESの場合、この室外機1に対応する熱交サ
ーモ24の動作指令をONさせてこの番地の室外機1を
運転させるのである(ステップ13)。従って、番地0
のNo. 1室外機1が停止している場合には、次に運転さ
せるべき室外機1を、このNo. 1室外機1に指定(番地
0指定)し、熱交サーモ24に動作指令を指示して運転
させるのであり、No. 1室外機1が運転されていて、次
に判断するNo. 2室外機1が停止している場合には、こ
のNo. 2室外機1を次に運転せるべき室外機として指定
(番地1指定)し、この室外機1を運転するのである。
れた後は、前記次運転室外機1の番地をインクリメント
し(ステップ14)、インクリメントされた室外機1の
番地が最終番地(この実施例では番地5)になったかど
うかが判断され(ステップ15)、YESの場合番地が
0に戻され(ステップ16)、次運転室外機1の番地が
Mとして記憶され(ステップ17)、パッケージ2のス
テップ1にリターンされ、次回の判断に備える。
た場合、先に記憶した室外機1の番地から順次その判断
を開始し、図8に示したように順次運転する増加ローテ
ーションでの制御が行われるのである。
ロスト運転が行われている場合、運転停止と見做して運
転台数にカウントしないから、要求台数に対し運転台数
が少ないと判断し、前記した増加ルーチンに従い、前記
増加ローテーションの基に、停止中の室外機1が運転さ
せられて、そのバックアップが可能となるのであり、ま
た、停止時間の長い室外機1がバックアップする室外機
1として選択されるのである。
及び凍結防止運転は、何れも室外機1は停止しているの
であるから、増加ルーチンでの判断では何れもその停止
室外機はパスされ、要求台数より運転台数が少ない判断
に基づき、停止中の室外機1が運転されてバックアップ
運転が行われるのであって、この場合も、前記増加ロー
テーションの基に、停止時間の長い室外機1がバックア
ップする室外機1として選択されるのである。
る。スタート(ステップ1)に際し、その時の運転台数
をAとし、増加ルーチンで記憶した番地Mの室外機1か
ら順次判断するのである(ステップ2)。
た番地Mが運転されているかどうかが判断されるが、こ
の番地Mは次運転室外機1の番地であるから、このステ
ップ2での判断はNOとなり、ステップ8に進み前記番
地Mがインクリメントされ、インクリメントされた番地
が記憶される。
ンクリメントされた室外機1の番地が最終番地(この実
施例では番地5)になったかどうかが判断され(ステッ
プ9)、YESの場合には番地が0に戻される(ステッ
プ10)。又、ステップ11でステップ8で記憶した番
地と、増加ルーチンで記憶した次運転室外機1の番地と
が比較され、NOの場合、つまり一致しない場合にはス
テップ2に戻る。従って、以上の判断の繰り返しにより
停止中の室外機1がパスされて最初に運転した室外機1
が判断の対象となり、ステップ2での判断がYESとな
る。ステップ2での判断がYESの場合、つまり運転し
ている場合、デフロスト運転のバックアップ運転がある
か否かが判断され(ステップ3)、YESの場合、前記
ステップ2で判断するM番地の室外機1がデフロスト運
転していないかどうかが判断され(ステップ4)、YE
Sの場合、つまりデフロスト運転していない場合には、
次に前記運転台数Aが要求台数B以上かどうかが再度判
断され(ステップ5)、YESの場合、運転台数Aをデ
イクリメントし(ステップ6)、前記番地の室外機1に
対応する熱交サーモ24の動作指令をオフして、その運
転を停止するのである(ステップ7)。
リメントされ、インクリメントされた番地が記憶される
(ステップ8)。また、ステップ11でスタートに際し
判断を開始した最初の番地かどうかが判断され、YES
の場合、即ち、ステートした番地から判断が使用する室
外機1の全台数となり、判断が一巡したと判断してリタ
ーンされ、NOの場合、ステップ2に戻され、前記した
判断が継続して行われるのである。従って、起動後の運
転中に減少要求があると、順次始動制御に従って運転が
開始された室外機1、つまり運転時間の長い室外機1か
ら順次停止されるのである。
るとき最後に運転が行われた番地の室外機1に対し、次
位の番地の室外機1から行われる。尚、運転スイッチを
オフした後、再起動する場合には、順次始動制御に基づ
いて番地0のNo. 1室外機1からスタートすることにな
るが、運転後の能力調節により運転時間はほゞ均一なも
のとなる。
と、運転スイッチSWがオンされて始動される場合、室
内ファン8の駆動後、負荷により決定される要求台数に
応じて番地0のNo. 1室外機1から順次始動されるので
あり、また、負荷の変動により要求台数が変化する場
合、図8のように増加時には順次運転され、減少時には
運転が開始された順に停止され、また、全停後の始動
は、全停時に最後に運転された次の順位の室外機1から
行われるローテーション運転が実行されるのであって、
運転台数制御により室内機10の能力はステップ制御さ
れるのである。
御しているとき、運転中の室外機1が故障で停止した
り、伝送異常で停止したり、或は冷房時において室内熱
交換器7の凍結を防止するため停止したり、また、暖房
時において室外熱交換器3のデフロスト運転を行う場合
など非定常運転をして室内機10での能力が低下する場
合には、停止中の室外機1を運転してバックアップでき
るのであり、しかもこのバックアップ運転は、前記した
ローテーション運転に則り、停止時間の長い室外機1に
より行えるのである。従って、前記室内機10での温調
を変動なく行えながら、前記各室外機1の運転時間の平
均化が可能となり、装置全体の耐久性を向上できるので
ある。
したが、この室外機1の使用台数はそれ以上でもよい。
また、室内熱交換器7は室外機1に対応して同数設けて
独立した冷媒循環系統を形成したが、室外機1の使用台
数より少なくてもよいし、一基としてもよい。
熱交換器3をデフロストする場合、そのデフロスト運転
台数を制限する必要がないし、このデフロスト運転台数
を特定台数に制限し、そのデフロスト終了後に他の室外
機1のデフロスト運転を順次行うようにするのが好まし
い。また、前記順次始動制御は1台ごとに行うのが好ま
しいが、使用台数が多い場合、2台ごとに行ってもよ
い。
ごとに、その非定常運転を検出すると共に、前記バック
アップ手段20とバックアップ選択手段21とを設けた
から、前記室外機1の運転台数制御により室内機1の能
力調節ができながら、低能力運転時、運転中の室外機1
が故障により運転停止したり、室外熱交換機器3のデフ
ロスト運転に入ったりするなど定常運転でない非定常運
転を行う場合、停止中の室外機1を運転させて、そのバ
ックアップを行うことができ、従って、装置全体の運転
を中断することなく、運転継続させられ、従って、運転
中断による温調変動を防止できるのである。
は、前記バックアップ選択手段21により停止時間の長
い順序で行うから、前記各室外機1の運転時間の平均化
が可能となり、装置全体の耐久性も向上できるのであ
る。
運転台数制御による能力調節を行う場合、前記ローテー
ション制御手段18により負荷に応じて要求される室外
機1の運転要求台数の変更ごとに、増減する室外機1を
一定のローテーションで設定すると共に、前記バックア
ップ選択手段21で選択する室外機1を前記ローテーシ
ョン制御手段18で設定するローテーションに基づいて
選択するようにしたから、負荷の変動に応じて発停させ
る場合における室外機1の運転時間の平均化も行えるの
であって、バックアップする室外機1の選択による運転
時間の平均化と相俟って、装置全体の耐久性をより一層
向上できるのである。
機1に対応した多数の室内熱交換器7と、前記各室外機
1との間に、それぞれ独立した冷媒循環系統を設けて、
これら各冷媒循環系統ごとに室外熱交換器3のデフロス
ト運転を可能とした上で、このデフロスト運転を非定常
運転として検出したから、前記各冷媒循環系統ごとにデ
フロスト運転を行えながらこのデフロスト運転を行って
いる場合においても、停止中の室外機1によるバックア
ップ運転が可能となり、デフロスト運転時における温調
変動を防止でき、暖房時の暖房能力が不足するのを解消
できるのである。
記載の発明と同様、独立した冷媒循環系統を設けた上、
これら各冷媒循環系統ごとに、前記室外機1の運転を停
止し、オフサイクルにより前記各室内熱交換器7の凍結
を防止可能とし、この凍結防止運転で非定常運転とした
から、各冷媒循環系統において凍結防止運転を行えなが
ら、この凍結防止運転を行う場合でも停止中の室外機1
によるバックアップ運転が可能となり、この凍結防止運
転時における温調変動を防止でき、冷房時の冷房能力が
不足するのを解消できるのである。
圧縮機 3 室外熱交換器 7
室内熱交換器 8 室内ファン 10
室内機 18 ローテーション制御手段 19
非定常運転検出手段 20 バックアップ手段 21
バックアップ選択手段
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮機(2)及び室外熱交換器(3)を
備えた多数の室外機(1)と、室内熱交換器(7)及び
室内ファン(8)を備えた一つの室内機(10)とから
成り、前記室外機(1)と室内熱交換器(7)との間
に、それぞれ冷媒循環系統を設け、前記室外機(1)の
運転台数制御により前記室内機(10)の能力調節をし
ているヒートポンプ式冷凍装置において、 前記室外機(1)ごとに、これら室外機(1)の非定常
運転を検出する非定常運転検出手段(19)を設けると
共に、台数制御による低能力運転時において、前記検出
手段(19)が出力するとき、停止中の室外機(1)を
運転させ、非定常運転の室外機(1)をバックアップす
るバックアップ手段(20)と、バックアップさせる室
外機(1)を、停止中の室外機(1)の中から停止時間
の長い室外機(1)を選択して運転指令を出力するバッ
クアップ選択手段(21)とを設けていることを特徴と
するヒートポンプ式冷凍装置。 - 【請求項2】 負荷に応じて要求される室外機(1)の
運転台数に基づいて、増減する室外機(1)を、要求台
数の要求変更ごとに一定のローテーションで設定するロ
ーテーション制御手段(18)を備え、バックアップ選
択手段(21)が、前記ローテーション制御手段(1
8)で設定するローテーションに基づいてバックアップ
する室外機(1)を選択している請求項1記載のヒート
ポンプ式冷凍装置。 - 【請求項3】 多数の室外機(1)に対応した多数の室
内熱交換器(7)を備え、これら各室内熱交換器(7)
と前記各室外機(1)との間に、それぞれ独立した冷媒
循環系統を設けて、これら各冷媒循環系統ごとに室外熱
交換器(3)のデフロスト運転を可能とし、このデフロ
スト運転を非定常運転として非定常運転検出手段(1
9)で検出している請求項1記載のヒートポンプ式冷凍
装置。 - 【請求項4】 多数の室外機(1)に対応した複数の室
内熱交換器(7)を備え、これら各室内熱交換器(7)
と前記各室外機(1)との間に、それぞれ独立した冷媒
循環系統を設けて、これら各冷媒循環系統ごとに、前記
室外機(1)の運転を停止し、前記室内熱交換器(7)
の凍結を防止可能とし、この凍結防止運転を非定常運転
として、非定常運転検出手段(19)で検出している請
求項1記載のヒートポンプ式冷凍装置。
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