JPH07332817A - ヒートポンプ式冷凍装置 - Google Patents

ヒートポンプ式冷凍装置

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JPH07332817A
JPH07332817A JP12665594A JP12665594A JPH07332817A JP H07332817 A JPH07332817 A JP H07332817A JP 12665594 A JP12665594 A JP 12665594A JP 12665594 A JP12665594 A JP 12665594A JP H07332817 A JPH07332817 A JP H07332817A
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JP
Japan
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outdoor
outdoor unit
indoor
defrost operation
heat exchanger
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JP12665594A
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English (en)
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Atsushi Umeda
淳 梅田
Osamu Tanaka
修 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房時室外機の室外熱交換器をデフロストす
るとき、このデフロスト運転による室内機での能力低下
を少なくし、暖房運転継続しながらコールドドラフト少
なくデフロスト運転を可能にする。 【構成】 室外機1の室外熱交換器3がフロストすると
き、デフロスト運転許可台数を、能力低下のない範囲で
制限し、この室外機1のデフロスト運転の終了後に、他
の室外機1のデフロスト運転を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートポンプ式冷凍装
置、詳しくは圧縮機と室外熱交換器とを備えた多数の室
外機と、室内熱交換器と室内ファンとを備えた一つの室
内機とから成るヒートポンプ式冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機と室外熱交換器とを備えた
多数の室外機を、室内熱交換器を備えた一つの室内機に
接続し、前記室外機の運転台数制御で室内機の能力を調
節するようにした冷凍装置は、例えば特開昭61−17
8584号公報に示されているように知られている。
【0003】また一方、暖房運転時、室外熱交換器がフ
ロストしたとき、この室外熱交換器に吐出ガス冷媒を流
してデフロストすることも例えば特開平5−26531
号公報に示されているように知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、暖房運転時、吐
出ガス冷媒を室外熱交換器に流してデフロストする場
合、室内熱交換器には液冷媒が流れて蒸発作用をするこ
とから、暖房運転が中断されることになり、デフロスト
時室内ファンを停止しても室内温度が低下することにな
る。
【0005】また、一つの室内機に多数の室外機を接続
した冷凍装置において、前記室外機の室外熱交換器がフ
ロストして吐出ガス冷媒によりデフロストする場合、多
数の室外機におけるデフロスト条件は、各室外機におい
て多少差異があるとしても、1台の室外機においてデフ
ロスト条件に入ってデフロスト運転が行われる場合に
は、他の室外機も続いてデフロスト条件に入ってデフロ
スト運転が行われることになり、暖房運転に対するデフ
ロスト運転の運転割合が高くなって暖房能力が不足し、
室内温度が低下することになる。
【0006】本発明の目的は、暖房時、室外機の室外熱
交換器をデフロストするとき、デフロスト運転による室
内機での能力低下を少なくし、暖房運転を継続しなが
ら、室内温度低下少なく、デフロスト運転ができるよう
にする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、圧縮機2及び室外熱交換器
3を備えた多数の室外機1と、多数の室内熱交換器7と
室内ファン8及び吹出側室9とを備えた一つの室内機1
0とから成り、前記室外機1と室内熱交換器7との間
に、それぞれ独立した冷媒循環系統を形成して、これら
各冷媒循環系統ごとに、前記室外熱交換器3のデフロス
ト運転を可能とする一方、前記室外熱交換器3のデフロ
スト運転許可台数を制限し、デフロスト運転を許可され
た室外機1以外の室外機1におけるデフロスト運転を禁
止して、デフロスト運転している室外機1でのデフロス
ト運転終了後、デフロスト条件にある他の室外機1のデ
フロスト運転を許可するデフロスト運転制御手段30を
設けたのである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、デフロスト
運転を許可する室外機1の台数を設定する台数設定器3
1を設けたのであり、また、請求項3記載の発明は、前
記室外機1のデフロスト運転時、室内ファン8を継続運
転させるようにしたのである。
【0009】また、請求項4記載の発明は、前記室内フ
ァン8を、多数の室内熱交換器7に対応して複数設け、
室外機1のデフロスト運転時、デフロスト運転している
室外機1の冷媒循環系における室内熱交換器7に対応す
る室内ファン8を停止するようにしたのである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、前記室外熱交換器3
のデフロスト運転許可台数を制限し、許可された室外機
1以外のデフロスト運転を禁止できるから、デフロスト
運転許可台数を所定台数に設定することにより、室内機
10の能力低下を抑え、コールドドラフト少なくデフロ
スト運転ができるのである。
【0011】即ち、制限した所定台数の室外機1をデフ
ロスト運転する場合、他の室外機1はデフロスト条件に
入ってもデフロスト運転が禁止されているから、暖房運
転を継続しているデフロスト禁止の室外機1に対応する
室内熱交換器7から吹出される温風と、デフロスト運転
中の室外機1に対応する室内熱交換器7から吹出される
冷風とが吹出側室9でミキシングされて吹出されること
になり、従って、コールドドラフトを少なくでき居住者
に不快感を与えるのを解消できながら、暖房運転を継続
させ得るのである。
【0012】また、請求項2記載の発明では、前記設定
器31を設けたから、ユーザの要求や、室外機設置状況
などの条件に応じて、冷凍装置を据え付ける現場におい
てデフロスト運転許可台数を設定でき、従って、許可台
数を多くして装置全体のデフロスト運転時間を短かくし
たり、室内機10での温度低下を少なく、コールドドラ
フトが生じないようにしたりする選択が可能となる。
【0013】また、請求項3記載の発明では、デフロス
ト運転時室内ファン8を停止させることなく運転継続さ
せるようにしたから、暖房運転を継続しながら行うデフ
ロスト時間を短縮できるのである。
【0014】また、請求項4記載の発明では、室内ファ
ン8を、複数の室内ファン8に対応して設けてデフロス
ト運転している室外機1に対応する室内ファン8を停止
するようにしたから温度低下をより少なくできて、コー
ルドドラフトを有効に防止できるのである。
【0015】
【実施例】図1に示したヒートポンプ式冷凍装置は、圧
縮機2と、室外熱交換器3と膨張機構4及び四路切換弁
5とを備えた6台の室外機1と、これら室外機1に対応
した6基の室内熱交換器7と室内ファン8とをケーシン
グ6に内装し、このケーシング6内に吹出側室9を設け
た一台の室内機10とから成り、前記各室外機1と室内
熱交換器7との間に、ガス側連絡管11及び液側連絡管
12を介してそれぞれ独立した冷媒循環系統を形成し、
前記室外機1の運転台数制御により前記室内機10の能
力調節を可能にすると共に、前記各室外機1の四路切換
弁5を切換えることにより、その室外機1と室内熱交換
器7との冷媒循環系統を逆サイクルとし、暖房時室外熱
交換器3のデフロスト運転が、前記各冷媒循環系統ごと
に行えるようにしたものである。
【0016】更に詳記すると、前記各室外機1には、室
外熱交換器3の蒸発温度と外気温度との温度差を基にデ
フロスト条件を判定し、デフロスト指令を指示するディ
アイサー23を設ける共に、前記室外機1における室外
熱交換器3のデフロスト運転許可台数を制限し、デフロ
スト運転を許可された室外機以外の室外機の室外熱交換
器3がデフロスト条件に入ってもデフロスト運転を禁止
して、デフロスト運転している室外機1でのデフロスト
運転終了後、デフロスト条件にある他の室外機1のデフ
ロスト運転を許可するデフロスト運転制御手段30を設
けたのである。
【0017】また、図1の実施例では、前記デフロスト
運転許可台数を設定する設定器31を設けており、ま
た、前記室内ファン8を1基として、デフロスト運転中
でもその運転を継続するようにしている。
【0018】また、前記台数設定器31による許可台数
の設定は、前記室外機1及び室内機10の設置状況及び
ユーザー要求などの条件に応じ、据付現場でのコールド
ドラフト発生状況をみて装置ごとに設定するもので、通
常は室外機の全使用台数の30%程度にあたる台数とす
るのであるが、装置のデフロスト運転時間を短縮するこ
とを主眼とする場合には、許可台数を多目に設定するの
であり、コールドドラフトを少なくすることを主眼とす
る場合には許可台数を少なめに設定するのである。
【0019】また、許可台数のデフロスト運転は、フロ
スト検知順位に従ってもよいが、後記する順次始動制御
の順位に従って、デフロスト条件に入った室外機1から
順次デフロストを行うのである。
【0020】尚、図1に示した実施例では、前記室内機
10には吸込温度を検出する吸込サーモ13を設けると
共に、図2に示したように、次の制御機能をもつ各制御
手段を備えたコンピュータから成るコントロ−ラ14を
設けている。
【0021】(1) 吸込サーモ13による検出値THと温
度設定器15で設定する設定温度TSとの温度差をもと
に室外機1の運転要求台数を設定し、図7に示したよう
に所定のディファレンシャルを置いて、6段階のステッ
プ制御をする能力制御手段16、 (2) 運転スイッチSWのオンにより室内ファン8をオン
し、この室内ファン8がオンして5秒後に、前記室外機
1のうち、番地0のNo. 1室外機1を運転し、その後同
様に要求台数に応じて番地5のNo. 6室外機1まで順次
運転する順次始動制御手段17 (3) 前記吸込サーモ13による検出値THと設定値TS
との温度差、つまり負荷に応じて要求される室外機1の
運転台数に基づいて増減する室外機1を、要求台数の変
更ごとに一定のローテーションで設定するローテーショ
ン制御手段18 (4) 前記室外機1ごとに、これら室外機1の非定常運転
を検出する非定常運転検出手段19 (5) 台数制御による低能力運転時において、前記検出手
段19が出力するとき、停止中の室外機1を運転させ
て、非定常運転の室外機1をバックアップするバックア
ップ手段20 (6) バックアップさせる室外機1を、停止中の室外機1
の中から停止時間の長い室外機1を選択して運転指令を
出力するバックアップ選択手段21 尚、このバックアップ選択手段21は、前記ローテーシ
ョン制御手段18を備える場合、このローテーション制
御手段18で設定するローテーションに基づいてバック
アップする室外機1が選択されることになることから、
殊更に装備させる必要はない。
【0022】何故なら、非定常運転が検出されたとき、
その室外機1を運転停止していると見做すことにより、
要求台数に対し運転台数をその分増加させる共に、増加
させる室外機1を、前記ローテーション制御手段18に
よるローテーションを基に選択できることになるからで
ある。
【0023】また、以上各手段16〜21及び30は、
前記コントロ−ラ14に内蔵する機能を基に構成するの
であり、また、前記非定常運転検出手段19により検出
する非定常運転は、 (1) 室外機1の圧縮機2又は室外熱交換器3に付設する
室外ファン22が故障により停止する異常運転 (2) 室外機1の室外熱交換器3がフロストしてディアイ
サー23からの指示でデフロスト運転を行うデフロスト
運転 (3) 冷房時、前記各室内熱交換器7が凍結するのを防止
するため、この室内熱交換器7に対応する室外機1の運
転を停止し、オフサイクルで凍結防止する凍結防止運転 であって、前記異常運転は、室外機1の停止をもとに検
出し、デフロスト運転はディアイサー23からの指示を
もとに検出し、更に、凍結防止運転は、前記各室内熱交
換器7に接続される熱交サーモ24からの凍結条件感知
をもとに検出するのである。
【0024】また、前記コントロ−ラ14と室内機10
に設ける室内制御盤及び各室外機1に設ける制御盤と
は、伝送線でそれぞれ接続されており、この伝送異常に
よる室外機1の運転異常は伝送異常運転として非定常運
転に含ませることもできる。
【0025】次に以上のように構成する冷凍装置の作用
を説明する。運転スイッチSWをオンすると、室内ファ
ン8が駆動されると共に、前記温度設定器15で設定す
る設定温度TSと、前記吸込サーモ13により検出する
検出温度THとのもとに運転要求台数が決定され、前記
室内ファン8の駆動後、5秒経過した後、前記要求台数
に基づいて番地0のNo. 1室外機1から番地5のNo.6
室外機1にわたり、5秒置きに順次始動される。
【0026】そして、この運転中、負荷が変動し、前記
検出温度THと設定値TSとの温度差が変化すると、図
5のように室外機1の運転台数が増減され、室内機10
の能力が調節されるのである。
【0027】この能力調節のための室外機1の増加時
は、順次始動制御に従って、順次運転され、また、減少
時は、図5のように、先に運転された室外機1、つまり
運転時間の長い室外機1から停止されるのであり、ま
た、全停の場合、次回の始動は、全停になるとき最後に
運転された番地の室外機1に対し次位の番地の室外機1
から行われる。従って、このローテーション運転により
室外機1の運転時間は均一化され、その耐久性を向上で
きるのである。
【0028】また、以上の運転で暖房しているとき、前
記室外機1の室外熱交換器3がデフロスト条件に入る
と、そのフロスト検知順位に従って、予め設定するデフ
ロスト運転許可台数の室外機1がデフロスト運転に移
り、それ以外の室外機1は、デフロスト条件に入ってい
ても、そのデフロスト運転を禁止するのである。
【0029】そして、デフロスト運転をしている室外機
1でのデフロスト運転が終了すると、次のデフロスト条
件に入った室外機1のうち、その許可台数の室外機1
を、順位に従ってデフロスト運転を行うのである。
【0030】このデフロスト運転の制御を図3に示した
フローチャートに従って説明すると、予め許可台数Xを
例えば2台に設定すると共に、デフロスト運転台数をM
とし、室外機1の判別カウントNをOとしてスタートし
(ステップ1)、番地0のNo.1室外機から順次判断す
るのである。
【0031】そして、ステップ2でN番地の室外機1が
デフロスト運転をしていないかどうかが判断され(ステ
ップ2)、YESの場合、つまりデフロスト運転をして
いないときには、次に、デフロスト条件に入ったかどう
か、つまりデフロスト運転の要求がないかどうかが判断
される(ステップ3)。
【0032】この判断でYESの場合、つまりデフロス
ト条件に入っている場合には、次にデフロスト運転台数
Mが許可台数Xより少ないかどうかが判断され(ステッ
プ4)、YESの場合このN番地の室外機1がデフロス
ト運転される(ステップ5)。そして、判断する室外機
1の番地をインクリメントし(ステップ6)、判別回数
が使用する室外機1の台数以上となったかどうかが判断
され(ステップ7)、NOの場合ステップ2に戻され
る。
【0033】また、ステップ2の判断でNOの場合、つ
まりデフロスト運転している場合及びステップ3におい
てNOの場合、つまりデフロスト要求がない場合、並び
にステップ4においてNOの場合、つまりデフロスト運
転台数Mが許可台数X以上の場合には、何れもステップ
5をパスしてステップ6に入り、判別する室外機1の番
地がインクリメントされる。
【0034】また、デフロス運転が許可された室外機1
のデフロスト運転が終了すると、デフロスト条件に入っ
てデフロスト運転が禁止されている室外機1が順位始動
制御の順位に従って、そのデフロスト運転を許可されて
デフロスト運転が行われるのであって、以上の判断の繰
り返しにより許可台数Xのみの室外機1がデフロスト運
転され、禁止された室外機1及びデフロスト条件にない
室外機1により暖房運転が継続される。
【0035】このように、デフロスト条件に入っても許
可台数Xの室外機1のみがデフロスト運転するのである
から、暖房運転を継続できるし、また、デフロスト運転
中の室外機1に対応する室内熱交換器7には液冷媒が流
れ蒸発作用することになるが、この室内熱交換器7の蒸
発作用で冷却される空気は、前記吹出側室9で暖房運転
をしている室内熱交換器7からの温風とミキシングされ
て吹出されることになるから、温度低下は抑制でき、コ
ールドドラフトを少なくできるのである。
【0036】尚、以上説明した実施例は前記室内ファン
8を1基としてデフロスト運転時その運転を継続させて
いるが、前記室内熱交換器7ごとに設け、デフロスト運
転している室外機1と冷媒循環路を形成する室内熱交換
器7の室内ファン8を停止するようにしてもよい。
【0037】斯くすることで、デフロスト時間は長くな
るけれども前記室内熱交換器7からの冷風吹出しを少な
くでき、コールドドラフトをより少なくできる。
【0038】また、図1の実施例では前記室内熱交換器
7の吹出側で室内ファン8の吸込側に吹出側室9を設け
たが、図1に点線で示したように前記室内ファン8の吹
出側にプレナム室90を設けてもよい。また、以上のよ
うに室内ファン8の吹出側を直接室内に開口させてもよ
いが、ダクトを接続して、このダクトを介して室内に開
口するようにしてもよい。
【0039】このように前記プレナム室90、特にダク
トを用いる場合、デフロスト運転時の冷温風ミキシング
をより万遍なく行える点で有利となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、前記室外熱交
換器3のデフロスト運転許可台数を制限し、許可された
室外機1以外のデフロスト運転を禁止できるから、デフ
ロスト運転許可台数を所定台数に設定することにより、
室内機10の能力低下を抑え、コールドドラフト少なく
デフロスト運転ができるのである。
【0041】即ち、制限した所定台数の室外機1をデフ
ロスト運転する場合、他の室外機1はデフロスト条件に
入ってもデフロスト運転が禁止されているから、暖房運
転を継続し、この室外機1に対応する室内熱交換器7か
ら吹出される温風と、デフロスト運転中の室外機1に対
応する室内熱交換器7から吹出される冷風とが吹出側室
9でミキシングされて吹出されることになり、従って、
コールドドラフトを少なくでき居住者に不快感を与える
のを解消できながら、暖房運転を継続させ得るのであ
る。
【0042】また、請求項2記載の発明では、前記設定
器31を設けたから、ユーザの要求や、室外機設置状況
などの条件に応じて、冷凍装置を据え付ける現場におい
てデフロスト運転許可台数を設定でき、従って、許可台
数を多くして装置全体のデフロスト運転時間を短かくし
たり、室内機10での温度低下を少なく、コールドドラ
フトが生じないようにしたりする選択が可能となる。
【0043】また、請求項3記載の発明では、デフロス
ト運転時室内ファン8を停止させることなく運転継続さ
せるようにしたから、暖房運転を継続しながらデフロス
ト時間を短縮できるのである。
【0044】また、請求項4記載の発明では、室内ファ
ン8を、複数の室内ファン8に対応して設けてデフロス
ト運転している室外機1に対応する室内ファン8を停止
するようにしたから温度低下をより少なくできて、コー
ルドドラフトを有効に防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一実施例を示す配管系統図。
【図2】 運転制御のブロック図。
【図3】 デフロスト運転制御のフローチャート図。
【図4】 室内機の能力調節を示す説明図。
【図5】 ローテーション運転の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 室外機 2 圧縮機 3 室外熱交換器 7 室内熱
交換器 8 室内ファン 10 室内機 30 デフロスト運転制御手段 31 台数設定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(2)及び室外熱交換器(3)を
    備えた多数の室外機(1)と、多数の室内熱交換器
    (7)と室内ファン(8)及び吹出側室(9)とを備え
    た一つの室内機(10)とから成り、前記室外機(1)
    と室内熱交換器(7)との間に、それぞれ独立した冷媒
    循環系統を形成して、これら各冷媒循環系統ごとに、前
    記室外熱交換器(3)のデフロスト運転を可能とする一
    方、 前記室外熱交換器(3)のデフロスト運転許可台数を制
    限し、デフロスト運転を許可された室外機(1)以外の
    室外機(1)におけるデフロスト運転を禁止して、デフ
    ロスト運転している室外機(1)でのデフロスト運転終
    了後、デフロスト条件にある他の室外機(1)のデフロ
    スト運転を許可するデフロスト運転制御手段(30)を
    備えていることを特徴とするヒートポンプ式冷凍装置。
  2. 【請求項2】 デフロスト運転制御手段(30)は、デ
    フロスト運転を許可する室外機(1)の台数を設定する
    台数設定器(31)を備えている請求項1記載のヒート
    ポンプ式冷凍装置。
  3. 【請求項3】 室外機(1)のデフロスト運転時、室内
    ファン(8)を継続運転させている請求項1又は2記載
    のヒートポンプ式冷凍装置。
  4. 【請求項4】 室内ファン(8)を、多数の室内熱交換
    器(7)に対応して複数設け、室外機(1)のデフロス
    ト運転時、デフロスト運転している室外機(1)の冷媒
    循環系における室内熱交換器(7)に対応する室内ファ
    ン(8)を停止するようにしている請求項1又は2記載
    のヒートポンプ式冷凍装置。
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