JPH0733195B2 - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JPH0733195B2
JPH0733195B2 JP63335586A JP33558688A JPH0733195B2 JP H0733195 B2 JPH0733195 B2 JP H0733195B2 JP 63335586 A JP63335586 A JP 63335586A JP 33558688 A JP33558688 A JP 33558688A JP H0733195 B2 JPH0733195 B2 JP H0733195B2
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JP
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paper tube
winding
paper
feeding device
take
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JP63335586A
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JPH02182670A (ja
Inventor
紀夫 岩波
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製紙工場の仕上部門で使用する巻取装置に関す
るもので、特に、紙管を巻取部に供給するための紙管供
給装置を備えた巻取装置に関するものである。
[従来の技術] 製紙工場の仕上部門で用いられる巻取装置としては、原
紙を製品幅に分割して左右の巻取ドラムにより巻き取る
形式のものがあり、その一例を示すと、特開昭59−9794
6号公報に記載の如きものがある。この公知例は、前後
方向に位置をずらして左右交互に配置された巻取ドラム
上に巻取部を形成し、上記巻取部の上側方部の紙管送込
み装置から害巻取部に供給された紙管を巻取ロール支持
装置により支持させて、上記紙管に分解し送られてきた
原紙を巻き付けて行くことにより巻取ロールを形成する
ようにしてある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の巻取装置の場合、紙管を巻取部へ
供給するときに紙管を紙管送込み装置から巻取部へ落下
させる方式を採用しているので、巻取部へ供給された紙
管の軸方向(前後方向)の位置は常に一定とはならず、
そのため、巻取ロール支持装置に紙管を支持させるとき
の掴み位置が適正位置とならない場合があって、その修
正等で多くの手数を有し、又、紙管は左右で千鳥状にず
らした状態で送り込まれて来るようにしてあるため、そ
の送り込みにも手間がかかり生産性を阻害する一因とな
っていた。
そこで、本発明は、紙管の巻取部への供給が常に一定位
置となるようにして紙管の連続した送り込みを可能にし
送り込み時の位置決め作業を行わなくても済むようにし
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、前後に位置をず
らして配置した左右の巻取ドラム上の巻取部で巻取ロー
ル支持装置に支持された紙管に、上方より導いた原紙を
製品幅に分割し左右に振り分けて巻き付けることにより
巻取ロールとする巻取装置において、上記巻取ロール支
持装置に、ローラ式紙管送込み装置により送り込まれて
来た紙管を着脱自在に把持できる把持具を下端に有する
紙管供給装置を回動自在に取り付け、且つ上記紙管の把
持具を上記ローラ式紙管送込み装置と巻取部との間で往
復動させるため紙管供給装置を回動させる装置を装備し
てなる構成とする。
[作用] 紙管送込み装置により送り込まれて来る紙管を、紙管供
給装置下端の把持具で把持して該紙管供給装置を回動
(スイング)させるだけで巻取部に供給することができ
るため、常に紙管の同じ位置を把持することができ紙管
の軸方向の位置をずらすことなく供給することができる
ようになる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、左
右の支柱2と、該各支柱2の上端間を連結する横ビーム
3と、前後の横ビーム3を連結する左右の縦ビーム4と
からなる機械フレーム1を備えると共に、該機械フレー
ム1にて形成されるスペース内の基礎5上に、前後方向
に位置をずらして左右交互に巻取ドラム6a,6bを配列
し、且つ該各巻取ドラム6a,6bには、ガイドローラ7に
より案内されスリッタ25で幅方向に分割された後転向ロ
ーラ8a,8bにより向きを変えられた原紙9がそれぞれ巻
取ドラム6a,6bの下側を通り上側まで巻き沿わされるよ
うにしてある。又、各巻取ドラム6a,6bに巻き沿わされ
た原紙9を紙管(コア)10に巻き取らせて巻取ロール11
を形成するために、各巻取ドラム6a,6bの外側寄りの上
部に巻取部12を定め、各巻取ドラム6a,6bの内側寄りの
上方部位置に、多数のローラを配列してなるローラ式の
紙管送込み装置13を紙幅方向に沿うよう設けて、該ロー
ラ式の紙管送込み装置13から上記巻取部12に供給された
紙管10を巻取ロール支持装置14によって支持させられる
ようにしてある。上記巻取ロール支持装置14は、縦ビー
ム4に、前後方向移動自在に吊り下げ支持させた架台フ
レーム15を、上記巻取部12と巻取ドラム6a,6bを軸心を
結ぶ線上に沿って紙管固定具(コアチャック)16を移動
させられるように上記架台フレーム15に設置した昇降装
置としてのシリンダ17とからなり、巻取部12上に供給さ
れた紙管10を紙管固定具16により支持した状態で紙管10
に原紙9を巻き取らせることにより巻取ロール11が形成
されるようにしてある。なお、18は紙管固定具16の移動
をガイドするためのガイドレールを示す。
上記構成とした各巻取ロール支持装置14の架台フレーム
15に、本発明の特徴をなす紙管供給装置19を取り付け
る。すなわち、紙管供給装置19は、紙管送込み装置13に
より水平方向に送り込まれて来る紙管10を把持した後、
回動(スイング)して巻取部12に供給するためのもの
で、上端を軸24により架台フレーム15の所要位置に回動
自在に枢着した前後の一対のアーム20と、該一対のアー
ム20を回動するために上記軸24に固設したレバー26と架
台フレーム15との間に介装させたアーム回動装置として
のシリンダ21と、紙管10を把持したり離脱させたりして
紙管送込み装置13から紙管固定具16へ紙管10の移し渡し
を行わせるように上記アーム20の下端(先端)部に備え
た開閉爪方式の紙管把持具22と、該紙管把持具22を支持
して紙管把持具22の上下方向の位置を調整するためにア
ーム20に設置した位置調整装置としてのシリンダ23とか
らなる構成としてある。なお、紙管把持具22は、第2図
に示す如く、爪22aをシリンダ22bの操作により開閉させ
るようにしてある。
今、たとえば、巻取ドラム6a側での巻取ロール11の形成
作業が終了し、次の紙管10を紙管送込み装置13上から巻
取ドラム6a上の巻取部12に供給する場合には、下端を紙
管送込み装置13の上方位置である待機位置に位置させて
いる紙管供給装置19によって行うようにする。すなわ
ち、前の巻取ロール11が満巻きされて所定位置に取り卸
され、次いで、巻取ロール支持装置14に備えられた紙管
固定具16がシリンダ17の伸長動作で再び巻取ドラム6a上
の巻取部12に位置させられた状態において、二点鎖線で
示す如く、待機位置にあるアーム20の下端部の把持具22
を、位置調整装置としてのシリンダ23の伸長操作により
該把持具22の爪22aを開いた状態で下降させ、紙管送込
み装置13上の所定位置に既に位置決めセットされている
状態の紙管10を把持させた後、シリンだ21を短縮操作し
てアーム20をそのまま二点鎖線で示す待機位置からシリ
ンダ23を短縮操作し、上昇させた後実線で示す位置へス
イングさせて、紙管把持具22にて把持している紙管10を
巻取部12へ供給して紙管固定具16に受け渡す。この場
合、紙管10は紙管把持具22にて両端が把持されている状
態からそのままの状態で紙管固定具16に移し渡されるた
め、紙管固定具16に支持されるときも常に一定の位置で
チャックされる。紙管10が紙管固定具16に支持される
と、紙管供給装置19を構成する紙管把持具22の爪22aを
開いた後、シリンダ21の伸長操作で把持具22が紙管送込
み装置13の上方に位置する待機位置(二点鎖線で示す位
置)へ移動させておくようにする。
本発明においては、回動式の紙管供給装置19の採用によ
り、紙管10の巻取部12への供給を常に一定位置とするこ
とができ、又、上方から導いた原紙9を左右の巻取ドラ
ム6a,6bに振り分けて巻き取らせるようにしてあるの
で、基礎5の下側に穴(空間)を作らなくても済み、更
に、紙管送込み装置13にローラ式を採用したことから、
次に使用する紙管10を連続的に供給できる利点がある。
なお、上記実施例では、片側の場合についてのみ説明し
たが、反対側のものでも同様であること、又、本発明は
上記実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論
である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の巻取装置によれば、上方から
導いた原紙を左右に振り分けて左右の巻取ドラム上の巻
取部で紙管に巻き取らせるようにしてあることから、基
礎の下側に穴(空間)を作らなくても済み、又、巻取ロ
ール支持装置に回動自在に取り付けた紙管供給装置の下
端に有する紙管把持具が、紙管送込み装置により送り込
まれて来た紙管を把持すると、紙管供給装置のスイング
(回動)により紙管を巻取部に供給することができるよ
うにしたので、紙管を把持する位置が常に一定で位置合
わせをする必要がなくなることから、生産性の向上が図
れ、更に、紙管送込み装置にローラ式を採用したので、
次に使用する紙管を続けて供給することができ、能率的
に作業を進めることができる、という優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻取装置の一実施例を示す概要図、第
2図は第1図の要部拡大側面図である。 1……機械フレーム、6a,6b……巻取ドラム、8a,8b……
転向ローラ、9……原紙、10……紙管、11……巻取ロー
ル、12……巻取部、13……紙管送込み装置、14……巻取
ロール支持装置、15……架台フレーム、16……紙管固定
具、17……シリンダ、19……紙管供給装置、20……アー
ム、21……シリンダ(紙管供給装置の回動装置)、22…
…紙管把持具、23……シリンダ(位置調整装置)、24…
…軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後に位置をずらして配置した左右の巻取
    ドラム上の巻取部で巻取ロール支持装置に支持された紙
    管に、上方より導いた原紙を製品幅に分割し左右に振り
    分けて巻き付けることにより巻取ロールとする巻取装置
    において、上記巻取ロール支持装置に、ローラ式紙管送
    込み装置により送り込まれて来た紙管を着脱自在に把持
    できる把持具を下端に有する紙管供給装置を回動自在に
    取り付け、且つ上記紙管の把持具を上記ローラ式紙管送
    込み装置と巻取部との間で往復動させるため紙管供給装
    置を回動させる装置を装備してなることを特徴とする巻
    取装置。
JP63335586A 1988-12-29 1988-12-29 巻取装置 Expired - Lifetime JPH0733195B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63335586A JPH0733195B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 巻取装置

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JP63335586A JPH0733195B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 巻取装置

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Publication Number Publication Date
JPH02182670A JPH02182670A (ja) 1990-07-17
JPH0733195B2 true JPH0733195B2 (ja) 1995-04-12

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ID=18290242

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JP63335586A Expired - Lifetime JPH0733195B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 巻取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604104B2 (ja) * 1977-07-14 1985-02-01 敏雄 常念 広巾合成樹脂フイルム用巻芯の自動供給装置
DE3629024C3 (de) * 1986-08-27 1994-09-01 Jagenberg Ag Vorrichtung zum Einbringen einer Wickelhülse in eine Wickelmaschine

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JPH02182670A (ja) 1990-07-17

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