JPH0732967A - エアバッグシステム - Google Patents

エアバッグシステム

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Publication number
JPH0732967A
JPH0732967A JP5181361A JP18136193A JPH0732967A JP H0732967 A JPH0732967 A JP H0732967A JP 5181361 A JP5181361 A JP 5181361A JP 18136193 A JP18136193 A JP 18136193A JP H0732967 A JPH0732967 A JP H0732967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squib
safing sensor
squibs
microcomputer
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5181361A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Mafune
庄司 真船
Michiaki Hashimoto
道明 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5181361A priority Critical patent/JPH0732967A/ja
Publication of JPH0732967A publication Critical patent/JPH0732967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュータ8を備えたエアバッグシ
ステムにおいて、スクイブ51〜54の異常診断を簡単な
回路構成で実現する。 【構成】衝撃によってオンする機械的接点を有するセー
フィングセンサ2をスクイブ51〜54よりも電源上流側
に設けるとともに、このセーフィングセンサ2に並列に
抵抗3を接続し、さらに、セーフィングセンサ2と各ス
クイブ51〜54との間には、電流制限回路61〜64を接
続するとともに、スクイブ51〜54よりも下流側にスイ
ッチ回路71〜74を接続している。 【効果】スクイブ51〜54の両端の診断電圧を直接マイ
クロコンピュータ8によって読み込むことができ、ま
た、複数のスクイブ51〜54のいずれかが故障したとし
ても、他のスクイブに影響を与えることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の衝突時に、エ
アバッグ(空気袋)を、搭乗者とダッシュボードあるい
はステアリングホイールとの間で急激に膨張させ、搭乗
者の衝撃を緩和するエアバッグシステムに関し、さらに
詳しくは、マイクロコンピュータを備えたエアバッグシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータを備えたエ
アバッグシステムが開発されており、かかるシステムで
は、自動車の衝突時に衝撃センサからのアナログ入力に
基づいて、マイクロコンピュータがスイッチ回路に点火
出力を与えてスイッチ回路をオンすることにより、バッ
テリー電源からスクイブに通電し、このスクイブの発熱
によってジルコニウム過塩素酸カリウム等の火薬に着火
して熱および圧力を発生させるとともに、窒化ナトリム
等に着火して窒素ガスなどを発生させてエアバッグを急
激に膨張させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマイクロコ
ンピュータを備えたエアバッグシステムでは、スクイブ
の断線や地絡あるいは抵抗値異常などの診断をする必要
があり、特に、エアバッグやプリテンショナーの搭載数
が多くなった場合に、かかる診断回路を簡単な構成で実
現することが望まれている。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、比較的簡単な構成でスクイブの異常の診断を
行えるエアバッグシステムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0006】すなわち、請求項第1項記載の本発明で
は、衝撃センサからのアナログ入力に基づいて、スクイ
ブに直列なスイッチ回路に点火出力を与えることによ
り、機械的接点を有するセーフィングセンサを介して前
記スクイブに通電してエアバッグを起動するマイクロコ
ンピュータを備えたエアバッグシステムにおいて、前記
セーフィングセンサをスクイブよりも電源上流側に設け
るとともに、前記セーフィングセンサに並列に、抵抗を
接続している。
【0007】また、請求項第2項記載の本発明によれ
ば、前記スクイブおよび前記スイッチ回路を複数備え、
各スイッチ回路を、各スクイブよりも電源下流側にそれ
ぞれ設けるとともに、前記セーフィングセンサと前記各
スクイブとの間には、電流を制限する複数の電流制限回
路をそれぞれ設けている。
【0008】
【作用】請求項第1項記載の本発明によれば、スクイブ
よりも電源上流側のセーフィングセンサに並列に抵抗を
接続しているので、スクイブの抵抗値異常などの診断の
際には、セーフィングセンサを介してスクイブに流れる
診断用の電流を制限することができ、これによって、ス
クイブの両端の診断電圧を直接マイクロコンピュータに
よって読み込むことが可能となる。
【0009】また、請求項第2項記載の本発明によれ
ば、各スクイブに対応して電源下流側にスイッチ回路を
それぞれ設けるとともに、電源上流側に電流制限回路を
それぞれ設けているので、複数のスクイブのいずれかが
故障したとしても、他のスクイブに影響を与えることが
ない。
【0010】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の要部の回路図
である。
【0012】同図において、1は衝撃に応じたアナログ
信号を出力する衝撃センサ、2は電磁障害をはじめとす
る外乱ノイズによる誤動作を防止するセーフィングセン
サであり、このセーフィングセンサ2は、衝撃時にオン
する機械的接点を有する。3はこのセーフィングセンサ
2に並列に接続された数百オーム程度の抵抗値を有する
抵抗、4は断線によってバッテリー電源からの電源の供
給が断たれたときに、電源を供給するための大容量のバ
ックアップコンデンサ、51〜54は通電されることによ
って発熱して図示しない火薬等に着火して図示しないエ
アバッグの膨張動作あるいはプリテンショナーを起動さ
せる数オーム程度の抵抗値を有するスクイブであり、こ
の実施例では、運転席および助手席のエアバッグおよび
プリテンショナーに対応して4つのスクイブ51〜54
設けられている。
【0013】61〜64は各スクイブ51〜54よりもバッ
テリー電源に近い電源上流側に設けられた電流制限回路
であり、この電流制限回路61〜64は、スクイブ51
4が短絡故障・地絡故障のときに、短絡電流が流れる
のを制限するためのものである。71〜74は各スクイブ
1〜54よりも電源下流側に設けられ、マイクロコンピ
ュータ8によって制御されるスイッチ回路、8は各部を
制御するとともに、後述のようにスクイブ51〜54の診
断等を行うマイクロコンピュータである。
【0014】このエアバッグシステムにおいては、衝突
時には、衝撃センサ1からのアナログ入力に基づいて、
マイクロコンピュータ8は、各スイッチ回路71〜74
点火出力を与えて各スイッチ回路71〜74をオンし、衝
撃によってオンするセーフィングセンサ2および各電流
制限回路61〜64を介してバッテリー電源から各スクイ
ブ51〜54にそれぞれ通電してエアバッグおよびプリテ
ンショナーを起動させるものである。
【0015】このエアバッグシステムは、スクイブ51
〜54の断線や地絡あるいは抵抗値異常などのスクイブ
の異常を診断する診断機能を備えている。この診断の
内、スクイブの断線や地絡の診断のために各スクイブ5
1〜54の両端に抵抗91a,91b〜94a,94bをそれ
ぞれ接続して微小な診断電流(数十ミリアンペア)を流
しており、このときの各スクイブ51〜54の両端の電圧
をインターフェイス回路10を介してマイクロコンピュ
ータ8に取り込んでスクイブ51〜54の断線や地絡を診
断している。
【0016】診断の結果、正常な場合には、さらに、ス
クイブ51〜54の抵抗値および点火回路系異常を診断す
るために、マイクロコンピュータ8は、各スイッチ回路
1〜74に点火出力を与えてセーフィングセンサ2に並
列な抵抗3を介して各スクイブ51〜54に通常の診断よ
りも大きな診断電流を流し、このときの各スクイブ51
〜54の両端の電圧をインターフェイス回路10を介し
て取り込んでスクイブ51〜54の抵抗値異常を診断して
いる。かかる診断は、基本的にはイグニッションスイッ
チをオンしたときに行われる。
【0017】この実施例では、セーフィングセンサ2に
並列な数百オーム程度の抵抗3を介して各スクイブ51
〜54に診断電流を流しているので、各スクイブ51〜5
4の両端の電圧をマイクロコンピュータ8で直接読み込
むことが可能となり、構成が簡単になる。
【0018】さらに、セーフィングセンサ2と各スクイ
ブ51〜54との間には、電流を制限するための電流制限
回路61〜64をそれぞれ設けているので、スクイブ51
〜54のいずれかが地絡などの故障していても他のスク
イブはその影響を受けることなく、正常に動作できるこ
とになる。
【0019】なお、この実施例では、セーフィングセン
サ2の両端の電圧をインターフェイス回路11を介して
取り込んでセーフィングセンサ2の短絡故障も検出でき
るようになっており、セーフィングセンサ2が短絡して
いるときには、上述のスクイブ51〜54の抵抗値異常の
診断は行わない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セーフィ
ングセンサに並列に抵抗を接続しているので、スクイブ
の診断の際に、スクイブの両端の診断電圧を直接マイク
ロコンピュータによって読み込むことが可能となり、構
成が簡単になる。
【0021】しかも、各スクイブに対応して電源下流側
にスイッチ回路をそれぞれ設けるとともに、電源上流側
に電流制限回路をそれぞれ設けているので、複数のスク
イブのいずれかが故障したとしても、他のスクイブは正
常に動作することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の回路図である。
【符号の説明】
1 衝撃センサ 2 セーフィングセンサ 3 抵抗 51〜54 スクイブ 61〜64 電流制限回路 71〜74 スイッチ回路 8 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝撃センサからのアナログ入力に基づい
    て、スクイブに直列なスイッチ回路に点火出力を与える
    ことにより、機械的接点を有するセーフィングセンサを
    介して前記スクイブに通電してエアバッグを起動するマ
    イクロコンピュータを備えたエアバッグシステムにおい
    て、 前記セーフィングセンサをスクイブよりも電源上流側に
    設けるとともに、前記セーフィングセンサに並列に、抵
    抗を接続したことを特徴とするエアバッグシステム。
  2. 【請求項2】前記スクイブおよび前記スイッチ回路を複
    数備え、各スイッチ回路を、各スクイブよりも電源下流
    側にそれぞれ設けるとともに、前記セーフィングセンサ
    と前記各スクイブとの間には、電流を制限する複数の電
    流制限回路をそれぞれ設けた前記請求項第1項に記載の
    エアバッグシステム。
JP5181361A 1993-07-22 1993-07-22 エアバッグシステム Pending JPH0732967A (ja)

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JP5181361A JPH0732967A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 エアバッグシステム

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JP5181361A JPH0732967A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 エアバッグシステム

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JPH0732967A true JPH0732967A (ja) 1995-02-03

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JP5181361A Pending JPH0732967A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 エアバッグシステム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100591831B1 (ko) * 2005-05-03 2006-06-20 주식회사 현대오토넷 에어백 다중 점화장치
JP2008510650A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト 動力車両の拘束システム
JP2008534344A (ja) * 2005-03-23 2008-08-28 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 保護システム
CN103043022A (zh) * 2012-12-25 2013-04-17 陕西宝成航空仪表有限责任公司 汽车安全气囊控制器

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