JPH07328927A - 研削機械用研磨ホイール - Google Patents
研削機械用研磨ホイールInfo
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- JPH07328927A JPH07328927A JP12384194A JP12384194A JPH07328927A JP H07328927 A JPH07328927 A JP H07328927A JP 12384194 A JP12384194 A JP 12384194A JP 12384194 A JP12384194 A JP 12384194A JP H07328927 A JPH07328927 A JP H07328927A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 これまでになく、処分されるべき廃物量が著
しく減少した、内側支持体並びにこれと連結し補強層や
研磨粗粉の付着する合成樹脂結合部を有した研磨リング
からなる研磨ホイールを案出する。 【構成】 環状ディスク型研磨リング(1)が中央縦方
向軸線(4)と同心状に形成された凹部(3)を有し、
ここに環状ディスク型支持体(2,2’,2'')が配設
され研磨リングと連結されている。
しく減少した、内側支持体並びにこれと連結し補強層や
研磨粗粉の付着する合成樹脂結合部を有した研磨リング
からなる研磨ホイールを案出する。 【構成】 環状ディスク型研磨リング(1)が中央縦方
向軸線(4)と同心状に形成された凹部(3)を有し、
ここに環状ディスク型支持体(2,2’,2'')が配設
され研磨リングと連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部分に
従う研磨ホイール、即ち、内側支持体並びにこれに連結
し少なくとも1つの補強層及び研磨粗粉の付着する合成
樹脂結合部を有する研磨リングからなる研磨ホイールに
関するものである。
従う研磨ホイール、即ち、内側支持体並びにこれに連結
し少なくとも1つの補強層及び研磨粗粉の付着する合成
樹脂結合部を有する研磨リングからなる研磨ホイールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般タ
イプの研磨ホイールは、その最初の径の50〜70パー
セントの範囲でのみ磨滅する。当該研磨ホイールの相当
部分は活用されない。研磨ホイールのこの使用されなか
った部分は、研磨ホイールの最初の重量の30〜50パ
ーセントの間の範囲となる。この使われず残った部分
は、特別の廃棄物集積場において処分されなければなら
ず、ますます問題を引き起こしている。即ち、多数の特
別な廃棄物集積場が減少し、費用が猛烈に上昇してい
る。研磨ホイールの使用されずにそのまま残っている部
分が相対的に高い理由は、手動式研削機械の研削スピン
ドル又はシャフト上において、研磨ホイールが前面に係
止し当該ホイールの径のかなりの部分にわたって延在す
るフランジ付きプレートの間で締めつけられているから
である。研磨ホイールの締めつけは、補強組織がホイー
ルの内側凹部から十分な半径部分にわたって締めつけら
れる場合にのみ生じる接線力を受けうるので、必要であ
る。更に、これら補強層は、手動式研削機械用のそのよ
うな研磨ホイールがかなりの程度まで、しかも荒削りホ
イール並びに研磨切断ホイールとして用いられる場合に
側方力を受けなければならないので、必要である。更に
フランジ付きプレートは研削によって切断される被加工
物に入り込むことができない。加えて、これらフランジ
から半径方向に突出し被加工物の厚みに対応する研磨切
断ホイールの部分もまた使い果たすことができない。
イプの研磨ホイールは、その最初の径の50〜70パー
セントの範囲でのみ磨滅する。当該研磨ホイールの相当
部分は活用されない。研磨ホイールのこの使用されなか
った部分は、研磨ホイールの最初の重量の30〜50パ
ーセントの間の範囲となる。この使われず残った部分
は、特別の廃棄物集積場において処分されなければなら
ず、ますます問題を引き起こしている。即ち、多数の特
別な廃棄物集積場が減少し、費用が猛烈に上昇してい
る。研磨ホイールの使用されずにそのまま残っている部
分が相対的に高い理由は、手動式研削機械の研削スピン
ドル又はシャフト上において、研磨ホイールが前面に係
止し当該ホイールの径のかなりの部分にわたって延在す
るフランジ付きプレートの間で締めつけられているから
である。研磨ホイールの締めつけは、補強組織がホイー
ルの内側凹部から十分な半径部分にわたって締めつけら
れる場合にのみ生じる接線力を受けうるので、必要であ
る。更に、これら補強層は、手動式研削機械用のそのよ
うな研磨ホイールがかなりの程度まで、しかも荒削りホ
イール並びに研磨切断ホイールとして用いられる場合に
側方力を受けなければならないので、必要である。更に
フランジ付きプレートは研削によって切断される被加工
物に入り込むことができない。加えて、これらフランジ
から半径方向に突出し被加工物の厚みに対応する研磨切
断ホイールの部分もまた使い果たすことができない。
【0003】本発明の目的は、処分されるべき廃物量が
著しく減少した一般的種類の研磨ホイールを案出するこ
とにある。
著しく減少した一般的種類の研磨ホイールを案出するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従いこの目的
は、請求項1の特徴部分での構成によって解決される。
本発明に従う構成のために、支持体は、再使用される
か、少なくとも再利用され得、更に研磨リングは事実上
使い尽くされ、即ち、完全に使い果たされ得る。研磨鋸
としての適用に関する限り、請求項2に従う更なる展開
は、研磨リングを完全に使い果たすのに適している。支
持体は僅かにきれいにされなければならないだけで、再
び使用可能であるか、例えばスチール片として現存する
リサイクルプロセスに加えることが可能である。請求項
3〜6に従う更なる展開は、いかにして支持体と研磨リ
ングとの間の連結を、実施例において特に簡単で確実で
あるように、構築するかについて詳述している。
は、請求項1の特徴部分での構成によって解決される。
本発明に従う構成のために、支持体は、再使用される
か、少なくとも再利用され得、更に研磨リングは事実上
使い尽くされ、即ち、完全に使い果たされ得る。研磨鋸
としての適用に関する限り、請求項2に従う更なる展開
は、研磨リングを完全に使い果たすのに適している。支
持体は僅かにきれいにされなければならないだけで、再
び使用可能であるか、例えばスチール片として現存する
リサイクルプロセスに加えることが可能である。請求項
3〜6に従う更なる展開は、いかにして支持体と研磨リ
ングとの間の連結を、実施例において特に簡単で確実で
あるように、構築するかについて詳述している。
【0005】請求項7は、支持体の特に簡単な構成を与
えている。請求項8と9とは、当該支持体を作り、それ
を研磨リングに連結する更なる可能性を表している。
えている。請求項8と9とは、当該支持体を作り、それ
を研磨リングに連結する更なる可能性を表している。
【0006】請求項10から13では、外径に関して大
きな凹部を研磨リングに備えることが可能で、当該凹部
が順番に研磨リングの全体的な磨滅が達成される原因で
あるような、補強層の特に有利な構成を与えている。
きな凹部を研磨リングに備えることが可能で、当該凹部
が順番に研磨リングの全体的な磨滅が達成される原因で
あるような、補強層の特に有利な構成を与えている。
【0007】請求項14では、特に薄く形成された支持
体の更なる構成を与え、それによって手動式研削機械に
使用するにあたり研磨ホイールが、特に高い湾曲弾性を
備え、その結果、研磨リングが支持体のリムを損なうこ
となく、軸線に平行に生じる側方力が補正されうる。請
求項15に従う製造の特別な方法で、研磨リングと支持
体のとりわけ強い連動を達成することが可能となる。請
求項16に従う研磨リングの結合剤の選択によって、研
磨リングは十分に固く、汚れず自己鋭利(self-sharpeni
ng) になり、他方、研磨リングと支持体との間での連結
に必要な堅牢さと必要な湾曲弾性も存在する。請求項1
7では、研磨リングと支持体との間での接着力が改善さ
れるやり方を指摘している。
体の更なる構成を与え、それによって手動式研削機械に
使用するにあたり研磨ホイールが、特に高い湾曲弾性を
備え、その結果、研磨リングが支持体のリムを損なうこ
となく、軸線に平行に生じる側方力が補正されうる。請
求項15に従う製造の特別な方法で、研磨リングと支持
体のとりわけ強い連動を達成することが可能となる。請
求項16に従う研磨リングの結合剤の選択によって、研
磨リングは十分に固く、汚れず自己鋭利(self-sharpeni
ng) になり、他方、研磨リングと支持体との間での連結
に必要な堅牢さと必要な湾曲弾性も存在する。請求項1
7では、研磨リングと支持体との間での接着力が改善さ
れるやり方を指摘している。
【0008】本発明の更なる特徴、利点及び詳細は、図
面に関連した実施例の以下の記述に示されよう。
面に関連した実施例の以下の記述に示されよう。
【0009】
【実施例】図1に手動式研削機械用の研磨切断ホイール
である研磨ホイールが示される。環状のシリンダ研磨リ
ング1を有し、この中に同様に環状のシリンダ支持体2
が接着されている。研磨リング1は、中央長手方向軸線
4と同心状に形成された円形凹部3を有する。支持体2
はこの凹部3内に挿入される。凹部3の径、即ち、研磨
リング1の内径Di は、1mmの数十分の一だけ支持体
2の外径dより大きい。研磨リング1は外径Da を有
し、Da /Di の関係は1.4<Da /Di <2で、研
磨リング1は比較的広い凹部3を有する。100mm<
Da <300mmが手動式突切盤に適用され、100m
m<Da <230mmが荒削りホイールに適用される。
である研磨ホイールが示される。環状のシリンダ研磨リ
ング1を有し、この中に同様に環状のシリンダ支持体2
が接着されている。研磨リング1は、中央長手方向軸線
4と同心状に形成された円形凹部3を有する。支持体2
はこの凹部3内に挿入される。凹部3の径、即ち、研磨
リング1の内径Di は、1mmの数十分の一だけ支持体
2の外径dより大きい。研磨リング1は外径Da を有
し、Da /Di の関係は1.4<Da /Di <2で、研
磨リング1は比較的広い凹部3を有する。100mm<
Da <300mmが手動式突切盤に適用され、100m
m<Da <230mmが荒削りホイールに適用される。
【0010】軸線4の方向における研磨リング1の厚み
aは2.0mmから4.0mmの範囲にあり、軸線4の
方向における支持体2の厚みbよりも大きく、その結
果、研磨リング1は、支持体2の前面6,6’からその
両前面5,5’が突出する。基本的に、軸線4の方向に
おける支持体2の厚みは、研磨リング1の厚みに等し
く、研磨リング1と支持体2とは互いに平面平行に配置
されているが、突切盤では、研磨切断ホイールが切断さ
れるべき被加工物に入り込むか、当該入り込みが容易で
あるように、軸線4の方向における支持体2の厚みbが
研磨リング1の厚みaよりも僅かに薄ければ、有利であ
る。研磨リング1と支持体2とは適当な接着剤、好適に
はエポキシ樹脂によって互いに連結される。研磨リング
1と支持体2との間で最も緊密な接着のために、研磨リ
ング1のシリンダ状内側周面8と支持体2のシリンダ状
外側周面9との間の径D及びdの差異によるギャップ7
が、薄い環状のシリンダ接着剤層10で充填される。更
に支持体2から軸線方向に研磨リング1が突出すること
による繋板片11は、一方でシリンダ状内側周面8の自
由部分と係合し、他方で前面6,6’の隣接部分と係合
する接着剤継ぎ目12で充填される。
aは2.0mmから4.0mmの範囲にあり、軸線4の
方向における支持体2の厚みbよりも大きく、その結
果、研磨リング1は、支持体2の前面6,6’からその
両前面5,5’が突出する。基本的に、軸線4の方向に
おける支持体2の厚みは、研磨リング1の厚みに等し
く、研磨リング1と支持体2とは互いに平面平行に配置
されているが、突切盤では、研磨切断ホイールが切断さ
れるべき被加工物に入り込むか、当該入り込みが容易で
あるように、軸線4の方向における支持体2の厚みbが
研磨リング1の厚みaよりも僅かに薄ければ、有利であ
る。研磨リング1と支持体2とは適当な接着剤、好適に
はエポキシ樹脂によって互いに連結される。研磨リング
1と支持体2との間で最も緊密な接着のために、研磨リ
ング1のシリンダ状内側周面8と支持体2のシリンダ状
外側周面9との間の径D及びdの差異によるギャップ7
が、薄い環状のシリンダ接着剤層10で充填される。更
に支持体2から軸線方向に研磨リング1が突出すること
による繋板片11は、一方でシリンダ状内側周面8の自
由部分と係合し、他方で前面6,6’の隣接部分と係合
する接着剤継ぎ目12で充填される。
【0011】支持体2は、手動式研削機械のドライブシ
ャフト用に、軸線4と同心状に形成された収容開口13
を有する。支持体2は金属、ごく一般的にはスチールか
らなる。それはシートから打ち抜き又は旋削によって作
られる。図2に示されるように、研磨リング1は通常の
基本的構成を有し、即ち、前面5,5’の近傍で既に記
載された構成の補強層14,14’を有する。好適には
酸化アルミニウム、炭化珪素、ジルコンコランダム、ゾ
ルになったりゲルになったりする粒状物又はそれらの混
合物からなる研磨粗粉15及び純粋な又は改質された合
成樹脂である結合剤16及び黄鉄鉱や氷晶石のような充
填剤17は、補強層14,14’の間に位置している。
研磨粗粉15は、315〜1000μmの範囲の公称粒
状物寸法を有する。
ャフト用に、軸線4と同心状に形成された収容開口13
を有する。支持体2は金属、ごく一般的にはスチールか
らなる。それはシートから打ち抜き又は旋削によって作
られる。図2に示されるように、研磨リング1は通常の
基本的構成を有し、即ち、前面5,5’の近傍で既に記
載された構成の補強層14,14’を有する。好適には
酸化アルミニウム、炭化珪素、ジルコンコランダム、ゾ
ルになったりゲルになったりする粒状物又はそれらの混
合物からなる研磨粗粉15及び純粋な又は改質された合
成樹脂である結合剤16及び黄鉄鉱や氷晶石のような充
填剤17は、補強層14,14’の間に位置している。
研磨粗粉15は、315〜1000μmの範囲の公称粒
状物寸法を有する。
【0012】図3には、そのような研磨リング1におい
て組織(tissue)の代わりに、しかも特に手動式研磨切断
ホイールで好適に用いられ、ドイツ連邦共和国特許公報
第3819199号(DE 38 19 199 C2) に記載された補
強層14又は14’が示されている。そのような補強層
14又は14’は、研磨リング1上の接線方向及び半径
方向の歪みを最適に押し止める一又は複数の強化繊条1
8から形成されている。中央開口19の近傍において、
強化繊条18は正確に接線方向に延び、そして偏向して
接線方向に導かれ通り過ぎる開口19に対し直線的に戻
る所である外側周囲に関しては半径方向で接線方向に延
びる。それ故、回転する研磨リング1上の有効歪みにし
たがって実質的に延在している。回転する研磨リング上
の最大の主歪みは、接線方向に延在する。開口19の近
傍において、即ち、研磨リング1の内側周面8の範囲内
での半径方向に、接線方向応力、即ち、接線方向の力作
用は、外側に向かって連続的に減少する最大値を有す
る。この理由のために、開口19の近傍では正確に接線
方向に延びることのみが強化繊条18に想像され、と同
時にこの部分で同様に強い半径方向歪みを押し止めるよ
うに、開口19と外部リムとの間の半径方向成分が想定
される。強化繊条18は合成樹脂によってそれぞれの交
差部20で相互に連結する。強化繊条18は図3に示さ
れたパターンに配置される前に合成樹脂の溶液中で漬け
られる。一旦配置され、強化繊条18は加熱押圧され、
それによって、この合成樹脂は強化繊条18の連結が交
差部20で生じるように硬化し始める。補強層14及び
14’はそれ故、研磨リング1の製造に用いられるの
に、それ自身十分な安定性を有する。強化繊条18は外
側偏向部21と開口19の近傍の内側偏り部を除いて直
線である。補強層14及び14’の内径D'iは研磨リン
グ1の内径Di に実質的に対応する。研磨リング1の径
Da に対する補強層14及び14’の外径D'aにも類似
の関係がある。偏り部21の近傍での強化繊条18の頂
角cは、偏り部21の近傍での曲率半径を無視するなら
ば、専らD'iに対するD'aの関係に依存する。補強層1
8が二等辺三角形の脚辺として実質的に配置されている
ので、これは三角網とも呼ばれる。
て組織(tissue)の代わりに、しかも特に手動式研磨切断
ホイールで好適に用いられ、ドイツ連邦共和国特許公報
第3819199号(DE 38 19 199 C2) に記載された補
強層14又は14’が示されている。そのような補強層
14又は14’は、研磨リング1上の接線方向及び半径
方向の歪みを最適に押し止める一又は複数の強化繊条1
8から形成されている。中央開口19の近傍において、
強化繊条18は正確に接線方向に延び、そして偏向して
接線方向に導かれ通り過ぎる開口19に対し直線的に戻
る所である外側周囲に関しては半径方向で接線方向に延
びる。それ故、回転する研磨リング1上の有効歪みにし
たがって実質的に延在している。回転する研磨リング上
の最大の主歪みは、接線方向に延在する。開口19の近
傍において、即ち、研磨リング1の内側周面8の範囲内
での半径方向に、接線方向応力、即ち、接線方向の力作
用は、外側に向かって連続的に減少する最大値を有す
る。この理由のために、開口19の近傍では正確に接線
方向に延びることのみが強化繊条18に想像され、と同
時にこの部分で同様に強い半径方向歪みを押し止めるよ
うに、開口19と外部リムとの間の半径方向成分が想定
される。強化繊条18は合成樹脂によってそれぞれの交
差部20で相互に連結する。強化繊条18は図3に示さ
れたパターンに配置される前に合成樹脂の溶液中で漬け
られる。一旦配置され、強化繊条18は加熱押圧され、
それによって、この合成樹脂は強化繊条18の連結が交
差部20で生じるように硬化し始める。補強層14及び
14’はそれ故、研磨リング1の製造に用いられるの
に、それ自身十分な安定性を有する。強化繊条18は外
側偏向部21と開口19の近傍の内側偏り部を除いて直
線である。補強層14及び14’の内径D'iは研磨リン
グ1の内径Di に実質的に対応する。研磨リング1の径
Da に対する補強層14及び14’の外径D'aにも類似
の関係がある。偏り部21の近傍での強化繊条18の頂
角cは、偏り部21の近傍での曲率半径を無視するなら
ば、専らD'iに対するD'aの関係に依存する。補強層1
8が二等辺三角形の脚辺として実質的に配置されている
ので、これは三角網とも呼ばれる。
【0013】図4に、手動式研削機械用研磨鋸の詳述さ
れた研磨リング1において組織の代わりに用いられるべ
き特に優先される補強層14及び14’が示される。こ
の実施例において、強化繊条18は主応力の方向の合力
に応じて中央開口19から始まるように配置される。図
4において、そのような強化繊条の路が太線で示され
る。(鏡面対称の例において)開口19の近傍で接線方
向に開始し、外側偏向部21で再びほぼ接線方向である
ように当該偏向部へ半螺旋より僅かに大きく導かれる。
図4に示されるように、強化繊条はほぼ正確に中央開口
19に接触する。結果として、開口19の近傍で補強繊
条18の材料の過度な累積がない。この事実と強化繊条
の上記の状態とで、補強層14及び14’が図3に従う
補強層よりも一層有利になる。
れた研磨リング1において組織の代わりに用いられるべ
き特に優先される補強層14及び14’が示される。こ
の実施例において、強化繊条18は主応力の方向の合力
に応じて中央開口19から始まるように配置される。図
4において、そのような強化繊条の路が太線で示され
る。(鏡面対称の例において)開口19の近傍で接線方
向に開始し、外側偏向部21で再びほぼ接線方向である
ように当該偏向部へ半螺旋より僅かに大きく導かれる。
図4に示されるように、強化繊条はほぼ正確に中央開口
19に接触する。結果として、開口19の近傍で補強繊
条18の材料の過度な累積がない。この事実と強化繊条
の上記の状態とで、補強層14及び14’が図3に従う
補強層よりも一層有利になる。
【0014】図5及び6に従う研磨ホイールの実施例に
おいて、研磨リング1は図1及び2に従う実施例と同じ
ように構成される。支持体2’は同様に図1に示された
ような円盤形状であり、上記仕様が厚みa及びbに適用
される。それは亜鉛ダイカストからなり、研磨リング1
の凹部3に射出することによって製造される。図6の拡
大詳細に示されるように、当該亜鉛は凹部3の近傍で研
磨粗粉15又は結合剤16及び充填剤17の間の窪み2
2に入り込み、それによって支持体2’と研磨リング1
との間の高強度の積極的連結が生まれる。
おいて、研磨リング1は図1及び2に従う実施例と同じ
ように構成される。支持体2’は同様に図1に示された
ような円盤形状であり、上記仕様が厚みa及びbに適用
される。それは亜鉛ダイカストからなり、研磨リング1
の凹部3に射出することによって製造される。図6の拡
大詳細に示されるように、当該亜鉛は凹部3の近傍で研
磨粗粉15又は結合剤16及び充填剤17の間の窪み2
2に入り込み、それによって支持体2’と研磨リング1
との間の高強度の積極的連結が生まれる。
【0015】以下で研磨ホイールの製造を3つの例に従
い説明する。
い説明する。
【0016】例I:補強層14’が圧縮モールド内に置
かれる。そして研磨粗粉15、充填剤17及び結合剤1
6からなる研削顆粒物がモールドに加えられ、更に補強
層14がその上に置かれる。そして500〜4000N
/cm2 の圧がこのパッケージにかけられ、それによっ
て研磨リング1が圧縮される。この圧縮は圧粉体強さ(g
reenstrength)として指定された接着を伴う。この圧縮
の間、研削顆粒物、即ち、研磨粗粉15、結合剤16及
び充填剤17が補強層14及び14’を介して外側へ押
される。
かれる。そして研磨粗粉15、充填剤17及び結合剤1
6からなる研削顆粒物がモールドに加えられ、更に補強
層14がその上に置かれる。そして500〜4000N
/cm2 の圧がこのパッケージにかけられ、それによっ
て研磨リング1が圧縮される。この圧縮は圧粉体強さ(g
reenstrength)として指定された接着を伴う。この圧縮
の間、研削顆粒物、即ち、研磨粗粉15、結合剤16及
び充填剤17が補強層14及び14’を介して外側へ押
される。
【0017】これら圧縮され未だ硬化していない研磨リ
ングは、スチールプレート間に積み重ねられ、硬化用炉
に入れられ、そこで所望の硬度の程度に応じて120℃
〜200℃の温度にさらされる。
ングは、スチールプレート間に積み重ねられ、硬化用炉
に入れられ、そこで所望の硬度の程度に応じて120℃
〜200℃の温度にさらされる。
【0018】支持体2が、既述のようにして、仕上げら
れた硬化研磨リング1に接着される。接着剤層10と接
着剤継ぎ目12を形成する接着剤はその後、貫通型炉で
約120℃で硬化される。
れた硬化研磨リング1に接着される。接着剤層10と接
着剤継ぎ目12を形成する接着剤はその後、貫通型炉で
約120℃で硬化される。
【0019】例II:硬化プロセスに関する限り、研磨リ
ング1の製造は例Iと同じである。そして支持体2がリ
ング1の硬化の前に既述されたように接着される。研磨
リング1と支持体2を備えてなる研磨ホイールはその
後、スチールプレートの間に積み重ねられ、例Iでのよ
うに硬化用炉に入れられ、研磨リング1の結合剤16と
接着剤層10及び接着剤継ぎ目12の接着剤とが、所望
の硬度の程度に応じて120℃〜200℃の温度で同時
に硬化される。
ング1の製造は例Iと同じである。そして支持体2がリ
ング1の硬化の前に既述されたように接着される。研磨
リング1と支持体2を備えてなる研磨ホイールはその
後、スチールプレートの間に積み重ねられ、例Iでのよ
うに硬化用炉に入れられ、研磨リング1の結合剤16と
接着剤層10及び接着剤継ぎ目12の接着剤とが、所望
の硬度の程度に応じて120℃〜200℃の温度で同時
に硬化される。
【0020】例III:研磨リング1の製造は例Iと同じよ
うに行われる。その後この研磨リング1は亜鉛射出成形
機の射出成形モールド内に置かれ、支持体2’が射出に
よって作られる。亜鉛の高速冷却のために、研磨リング
1及び特に結合剤16に熱的条件のダメージはない。
うに行われる。その後この研磨リング1は亜鉛射出成形
機の射出成形モールド内に置かれ、支持体2’が射出に
よって作られる。亜鉛の高速冷却のために、研磨リング
1及び特に結合剤16に熱的条件のダメージはない。
【0021】また研磨リング1が、研削面5,5’の近
傍に位置する外側補強層14,14’の代わりに内側補
強層を有していてもよいことも知られている。
傍に位置する外側補強層14,14’の代わりに内側補
強層を有していてもよいことも知られている。
【0022】研磨ホイールは、特に研磨切断ホイールと
して使用される場合に研磨リング1が完全に磨滅するま
で使用することができる。それは、支持体2と処理され
る被加工物との間に衝突がなく、研磨切削によって被加
工物に生じるギャップ内に入り込むことができるからで
ある。
して使用される場合に研磨リング1が完全に磨滅するま
で使用することができる。それは、支持体2と処理され
る被加工物との間に衝突がなく、研磨切削によって被加
工物に生じるギャップ内に入り込むことができるからで
ある。
【0023】研磨リング1と接着剤層10と接着剤継ぎ
目12の残部は、残った支持体2を加熱し、スチールブ
ラシでブラッシングすることによって除去することがで
きる。支持体2はその後再び使用することができる。損
傷している場合には、容易に再利用することができる。
目12の残部は、残った支持体2を加熱し、スチールブ
ラシでブラッシングすることによって除去することがで
きる。支持体2はその後再び使用することができる。損
傷している場合には、容易に再利用することができる。
【0024】亜鉛ダイカストの射出成形された支持体
2’を有する研磨ホイールの場合には、研磨リング1と
支持体2’の残部は亜鉛を溶融温度まで加熱することに
よって除去する。
2’を有する研磨ホイールの場合には、研磨リング1と
支持体2’の残部は亜鉛を溶融温度まで加熱することに
よって除去する。
【0025】図7及び8に、一方で研磨リング1を有
し、他方で支持体2''を有した手動式切断ホイールを示
す。構造において、研磨リングは上記した構造に対応
し、図4に示され上記で詳述されたような補強層14,
14’を備える。
し、他方で支持体2''を有した手動式切断ホイールを示
す。構造において、研磨リングは上記した構造に対応
し、図4に示され上記で詳述されたような補強層14,
14’を備える。
【0026】支持体2''は比較的薄いスチールシートか
らなり、ステンレススチール、アルミニウム又は真鍮を
要する場合には、0.4mm≦e≦1.0mmが厚みe
に適用され、0.5mm≦e≦0.8mmが実用され
る。
らなり、ステンレススチール、アルミニウム又は真鍮を
要する場合には、0.4mm≦e≦1.0mmが厚みe
に適用され、0.5mm≦e≦0.8mmが実用され
る。
【0027】軸線方向4に対し半径方向に延びるリブ2
3は、支持体2''を手動式研削機械のスピンドルの通例
の収容部(customary accommodations)に確実に取り付け
る目的のためだけに収容開口13の周りに形成されてい
る。
3は、支持体2''を手動式研削機械のスピンドルの通例
の収容部(customary accommodations)に確実に取り付け
る目的のためだけに収容開口13の周りに形成されてい
る。
【0028】外側リムのところで、非常に薄い支持体
2''が環状のシリンダリム24を形成するように曲げ上
げられていて、当該リムの軸線4方向での長さbは、研
磨リング1の厚みaと等しいか、僅かに小さい。研磨リ
ングと連結した外側周面9''が環状のシリンダリム24
上に形成される。研磨リング1は環状のシリンダリム2
4の外側周面9''に直接配置されるが、これは製造に関
する後述部分で更に説明される。図7及び8に示される
ような研磨切断ホイールは、側方力、即ち、軸線4に平
行で支持体2''から半径方向に隔たって研磨リング1に
作用する力に関して柔軟であり、その結果、特にリム2
4の近傍で研磨ホイールが破壊することがない。支持体
2''自身も軸線4に平行に柔軟である。研磨ホイール全
体は複合物として柔軟で、即ち、側方力の結果としての
不整は、リム24の近傍で曲げ応力がかかっているうち
に生ぜず、その結果、軸線4に平行に作用する側方力を
介した横破断の危険がない。他方、研磨リング1もその
ような力に対して柔軟で、これは一方で研磨リング1の
合成樹脂結合によるもので、また他方で補強層14,1
4''の存在によるものである。上記した理由のために、
支持体2''の厚み2は小さくなければならず、他方、リ
ム24は、ねじり力が研磨リング1から支持体2''へ移
行し、また上記側方力も研磨リング1から支持体2''へ
移行するのに充分な軸線方向長さbを有する外側周面
9''にとって、必要である。研磨切断ホイールの研磨リ
ング1の厚みeは、2〜4mmの範囲にある。その結
果、支持体2''の厚み2は研磨リング1の厚みaよりか
なり薄く、0.1a≦e≦0.25aが適用される。リ
ム24の軸線方向長さbに関する限り、厚みaよりごく
僅かなだけ小さいというのは事実であり、この場合、
0.8a≦b≦1.0aが適用される。
2''が環状のシリンダリム24を形成するように曲げ上
げられていて、当該リムの軸線4方向での長さbは、研
磨リング1の厚みaと等しいか、僅かに小さい。研磨リ
ングと連結した外側周面9''が環状のシリンダリム24
上に形成される。研磨リング1は環状のシリンダリム2
4の外側周面9''に直接配置されるが、これは製造に関
する後述部分で更に説明される。図7及び8に示される
ような研磨切断ホイールは、側方力、即ち、軸線4に平
行で支持体2''から半径方向に隔たって研磨リング1に
作用する力に関して柔軟であり、その結果、特にリム2
4の近傍で研磨ホイールが破壊することがない。支持体
2''自身も軸線4に平行に柔軟である。研磨ホイール全
体は複合物として柔軟で、即ち、側方力の結果としての
不整は、リム24の近傍で曲げ応力がかかっているうち
に生ぜず、その結果、軸線4に平行に作用する側方力を
介した横破断の危険がない。他方、研磨リング1もその
ような力に対して柔軟で、これは一方で研磨リング1の
合成樹脂結合によるもので、また他方で補強層14,1
4''の存在によるものである。上記した理由のために、
支持体2''の厚み2は小さくなければならず、他方、リ
ム24は、ねじり力が研磨リング1から支持体2''へ移
行し、また上記側方力も研磨リング1から支持体2''へ
移行するのに充分な軸線方向長さbを有する外側周面
9''にとって、必要である。研磨切断ホイールの研磨リ
ング1の厚みeは、2〜4mmの範囲にある。その結
果、支持体2''の厚み2は研磨リング1の厚みaよりか
なり薄く、0.1a≦e≦0.25aが適用される。リ
ム24の軸線方向長さbに関する限り、厚みaよりごく
僅かなだけ小さいというのは事実であり、この場合、
0.8a≦b≦1.0aが適用される。
【0029】この研磨切断ホイールにもDa /Di ≦2
の関係が適用され、とりわけ1.4≦Da /Di ≦2が
適用される。図4に従う特有の螺旋配置によって、研磨
リング1の凹部3が外径Da に関して非常に大きくな
り、研磨リング1が研磨切断の間に完全に使い切られ、
しかもリム24に研磨リング1の残りかすが全く残らな
い程度にまで使い切られる。これは、研磨リング1への
研削挿入の終わりまで、強化繊条18がこの部分で純粋
に接線方向に延び、そのために特に有利なようにそこで
生じる高い接線方向力を補正するような補強がされてい
るという事実にもよっている。外側周面9''での支持体
2''と研磨リング1の間の緊密連結のネガティブな損傷
を回避するために、支持体2''は、表面酸化に対する、
とりわけ非ステンレススチールに形成するサビに対する
何らかの表面処理作業を受けているべきである。支持体
2''をニッケル又は銅メッキしてもよいが、支持体2''
のプラズマポリマー処理もまたとりわけ用いることがで
き、そのような処理は一方で最高のクリーニング効果を
有し他方で特に高い接着性を達成するのに供され、特に
外側周面9''にとっては有利である。
の関係が適用され、とりわけ1.4≦Da /Di ≦2が
適用される。図4に従う特有の螺旋配置によって、研磨
リング1の凹部3が外径Da に関して非常に大きくな
り、研磨リング1が研磨切断の間に完全に使い切られ、
しかもリム24に研磨リング1の残りかすが全く残らな
い程度にまで使い切られる。これは、研磨リング1への
研削挿入の終わりまで、強化繊条18がこの部分で純粋
に接線方向に延び、そのために特に有利なようにそこで
生じる高い接線方向力を補正するような補強がされてい
るという事実にもよっている。外側周面9''での支持体
2''と研磨リング1の間の緊密連結のネガティブな損傷
を回避するために、支持体2''は、表面酸化に対する、
とりわけ非ステンレススチールに形成するサビに対する
何らかの表面処理作業を受けているべきである。支持体
2''をニッケル又は銅メッキしてもよいが、支持体2''
のプラズマポリマー処理もまたとりわけ用いることがで
き、そのような処理は一方で最高のクリーニング効果を
有し他方で特に高い接着性を達成するのに供され、特に
外側周面9''にとっては有利である。
【0030】以下に図7及び8に従う研磨切断ホイール
の製造を例示して説明する。
の製造を例示して説明する。
【0031】例IV:外側周面9''に、接着剤の機能を有
し強いては必要でないフェノールホルムアルデヒド弾性
糊の薄い層25が備えられる。そして支持体2''は、圧
縮鋳型の基礎に位置したリム24から離れた側の面6''
を有した圧縮型内に配置される。即ち、リム24は起立
している。そして開口19が支持体''2で完全に満たさ
れた補強層14''が取り付けられる。そして研削顆粒物
が圧縮鋳型に入れられ、すき入れられる(combed in)
か、スキージをかけられる(squeegeed) 。当該研削顆粒
物は、600μmの範囲の公称粒径の上記した研磨粗粉
15、結合剤16及び充填剤17からなり、結合剤は同
じく、一般的に層25を構成すると同じフェノールホル
ムアルデヒドである。いずれにせよ、硬化性重縮合接着
剤でなければならない。第2補強層14は研削顆粒物の
すき入り乃至スキージ層上に配置される。そして研削顆
粒物は支持体2''とともに500〜4000N/cm2
の圧で押圧される。この押圧の間、研磨粗粉15は層2
5に押し込まれ、リム24の外側周面9''にも押され、
それによって特に緊密な連動型連結が研磨リング1と支
持体2''との間に達成される。これら圧縮されたけれど
も未だ硬化していない研磨ホイールは、スチールプレー
ト間に積み重ねられ、硬化用炉内へ入れられ、所望の硬
度の程度により120〜200℃の間の温度で硬化され
る。一方で研磨リング1と支持体2''の間の連結の創出
が、他方で研削顆粒物の硬化が、単一の操作で行われ
る。
し強いては必要でないフェノールホルムアルデヒド弾性
糊の薄い層25が備えられる。そして支持体2''は、圧
縮鋳型の基礎に位置したリム24から離れた側の面6''
を有した圧縮型内に配置される。即ち、リム24は起立
している。そして開口19が支持体''2で完全に満たさ
れた補強層14''が取り付けられる。そして研削顆粒物
が圧縮鋳型に入れられ、すき入れられる(combed in)
か、スキージをかけられる(squeegeed) 。当該研削顆粒
物は、600μmの範囲の公称粒径の上記した研磨粗粉
15、結合剤16及び充填剤17からなり、結合剤は同
じく、一般的に層25を構成すると同じフェノールホル
ムアルデヒドである。いずれにせよ、硬化性重縮合接着
剤でなければならない。第2補強層14は研削顆粒物の
すき入り乃至スキージ層上に配置される。そして研削顆
粒物は支持体2''とともに500〜4000N/cm2
の圧で押圧される。この押圧の間、研磨粗粉15は層2
5に押し込まれ、リム24の外側周面9''にも押され、
それによって特に緊密な連動型連結が研磨リング1と支
持体2''との間に達成される。これら圧縮されたけれど
も未だ硬化していない研磨ホイールは、スチールプレー
ト間に積み重ねられ、硬化用炉内へ入れられ、所望の硬
度の程度により120〜200℃の間の温度で硬化され
る。一方で研磨リング1と支持体2''の間の連結の創出
が、他方で研削顆粒物の硬化が、単一の操作で行われ
る。
【0032】結合剤16の選択に関しては、研磨リング
1自身は、一方で研削操作中に汚れを避けるように、及
び研磨粗粉15の早い砕け取れ(breaking-off)を確実に
し研磨ホイールが自己鋭利であるように、できるだけ固
い結合剤16を有しなければならない。他方、結合剤は
支持体2''を砕け取る研磨リング1の出現を許すように
固く或いは砕けやすくあってはならない。多くの改良の
可能性を備えた重縮合接着剤は、このような状況にあっ
ては特に有利であることが証明される。
1自身は、一方で研削操作中に汚れを避けるように、及
び研磨粗粉15の早い砕け取れ(breaking-off)を確実に
し研磨ホイールが自己鋭利であるように、できるだけ固
い結合剤16を有しなければならない。他方、結合剤は
支持体2''を砕け取る研磨リング1の出現を許すように
固く或いは砕けやすくあってはならない。多くの改良の
可能性を備えた重縮合接着剤は、このような状況にあっ
ては特に有利であることが証明される。
【0033】図8で認識され、上記で詳述された製造法
による結果から、研磨リング1の前面5’は前面6''と
位置合わせされるのに、研磨リング1の前面5は軸線4
の方向においてリム24から僅かに突き出る。
による結果から、研磨リング1の前面5’は前面6''と
位置合わせされるのに、研磨リング1の前面5は軸線4
の方向においてリム24から僅かに突き出る。
【0034】
【発明の効果】本発明によって、内側支持体並びにこれ
と連結し補強層や研磨粗粉の付着する合成樹脂結合部を
有した研磨リングからなる研磨ホイールで、これまでに
なく、処分されるべき廃物量を著しく減少することに成
功した。
と連結し補強層や研磨粗粉の付着する合成樹脂結合部を
有した研磨リングからなる研磨ホイールで、これまでに
なく、処分されるべき廃物量を著しく減少することに成
功した。
【図1】粘着された支持体を備える研磨切断ホイールの
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の拡大部分図である。
【図3】研磨切断ホイールでの三角形分割によって形成
された補強層の平面図である。
された補強層の平面図である。
【図4】研磨切断ホイールでの螺旋形補強層の平面図で
ある。
ある。
【図5】一体的支持体を備えた研磨切断ホイールの別の
構成の断面図である。
構成の断面図である。
【図6】図5の拡大部分図である。
【図7】研磨切断ホイールの別の実施例での部分断面図
である。
である。
【図8】図7の拡大部分図である。
1 研磨リング 2 支持体 4 共通軸線
Claims (17)
- 【請求項1】 内側支持体(2,2’,2'')及びこれ
と連結し少なくとも1つの補強層(14,14'')と研
磨粗粉(15)の合成樹脂結合部とを有する研磨リング
(1)からなる手動式研削機械用の研磨ホイールにおい
て、環状ディスク型研磨リング(1)が中央縦方向軸線
(4)と同心状に形成された凹部(3)を有し、ここに
環状ディスク型支持体(2,2’,2'')が配設され研
磨リング(1)と連結されていることを特徴とする研磨
ホイール。 - 【請求項2】 研磨リング(1)が少なくとも1つの前
面(5)とともに、支持体(2,2’,2'')の前面
(6)から突き出ていることを特徴とする請求項1に記
載の研磨ホイール。 - 【請求項3】 研磨リング(1)と支持体(2,2'')
とが一緒に接着されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の研磨ホイール。 - 【請求項4】 接着剤層(10)で充填されたギャップ
(7)が、支持体(2)の外側周面(9)と凹部(3)
を規定する研磨リング(1)の内側周面(8)の間に形
成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項
に記載の研磨ホイール。 - 【請求項5】 凹部(3)を規定する研磨リング(1)
の内側周面(8)及び/又は支持体(2,2'')の外側
周面(9,9'')がシリンダ状であることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一項に記載の研磨ホイール。 - 【請求項6】 研磨リング(1)及び支持体(2)がエ
ポキシ樹脂によって一緒に接着されていることを特徴と
する請求項3に記載の研磨ホイール。 - 【請求項7】 支持体(2,2'')が金属シートからな
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載
の研磨ホイール。 - 【請求項8】 支持体(2’)が研磨リング(1)の凹
部(3)内で射出成形されることを特徴とする請求項1
又は2に記載の研磨ホイール。 - 【請求項9】 支持体(2’)が亜鉛ダイカストからな
ることを特徴とする請求項8に記載の研磨ホイール。 - 【請求項10】 補強層(14,14’)が、中央開口
(19)の近傍で接線方向に延び外側周囲に向かって半
径方向へ接線方向に延び当該外側周囲で偏向する強化繊
条(18)を備えてなることを特徴とする請求項1〜9
のいずれか一項に記載の研磨ホイール。 - 【請求項11】 強化繊条(18)が接線方向に並びに
半径方向へ接線方向に直線で延びることを特徴とする請
求項10に記載の研磨ホイール。 - 【請求項12】 強化繊条(18)が中央開口(19)
から外側周囲に向かって部分的に螺旋状であることを特
徴とする請求項10に記載の研磨ホイール。 - 【請求項13】 強化繊条(18)がそれらの交差点
(20)で一緒に接着されていることを特徴とする請求
項10〜12のいずれか一項に記載の研磨ホイール。 - 【請求項14】 支持体(2'')の厚み(e)が研磨リ
ング(1)の厚み(a)より明らかに少なく、その外側
周囲で支持体(2'')が実質的に環状のシリンダリム
(24)を備え、その中央縦方向軸線(4)の方向での
長さ(b)が支持体(2'')の厚み(e)より大きく、
その外側周面(9'')に研磨リング(1)が固定されて
いることを特徴とする請求項7に記載の研磨ホイール。 - 【請求項15】 研磨粗粉(15)がリム(24)の外
側周面(9'')内に部分的に押し込まれていることを特
徴とする請求項14に記載の研磨ホイール。 - 【請求項16】 研磨リング(1)が結合剤(16)と
して重縮合接着剤を有することを特徴とする請求項1〜
15のいずれか一項に記載の研磨ホイール。 - 【請求項17】 リム(24)の外側周面(9'')が研
磨リング(1)の結合剤(16)と同じ種類の接着剤の
層(25)を備えていることを特徴とする請求項14〜
16のいずれか一項に記載の研磨ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12384194A JPH07328927A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 研削機械用研磨ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12384194A JPH07328927A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 研削機械用研磨ホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328927A true JPH07328927A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14870718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12384194A Pending JPH07328927A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 研削機械用研磨ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328927A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002502713A (ja) * | 1998-02-04 | 2002-01-29 | ユニコーン アブレイジブズ リミテッド | 研削ホイール |
CN110587473A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-12-20 | 合肥嘉东光学股份有限公司 | 一种可变结构式环抛机 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12384194A patent/JPH07328927A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002502713A (ja) * | 1998-02-04 | 2002-01-29 | ユニコーン アブレイジブズ リミテッド | 研削ホイール |
CN110587473A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-12-20 | 合肥嘉东光学股份有限公司 | 一种可变结构式环抛机 |
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